【大乗仏教の要頌書】『大乗起信論』についてのあれこれ【一心二門三大四信五行】最終更新 2024/10/28 09:491.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmh8sM9ここでは『大乗起信論』について考えてみようと思います。 1.コテを付けて下さい。 2.見解には根拠や理由の提示をお願いします。 3.誹謗・中傷は即退場・通報とします。 4.その他、スレ主の指示に従って下さい。<本スレ> 【全宗教歓迎】悟りをひらいた人のスレ865【talk掲示板】 https://talk.jp/boards/psy/1714478271<各論スレ> 摂受と折伏について https://talk.jp/boards/psy/1718418652 【教外別伝・不立文字】禅 宗 の 思 想 史【直指人心・見性成仏】 https://talk.jp/boards/psy/1711069123 我の形成について(唯識学派の思想を中心にして) https://talk.jp/boards/psy/1696503547 般若心経の「照見五蘊皆空」の意味について https://talk.jp/boards/psy/1691499457 四禅の属界について考察するスレ https://talk.jp/boards/psy/1694416637 【仏教の煩瑣哲学】阿毘達磨倶舎論に付いて【世親著】 https://talk.jp/boards/psy/1694756671 【唯識論】阿頼耶識と末那識の基本的考察【法相宗】 https://talk.jp/boards/psy/1694758403 【建撕記】「本来本法性、天然自性身」という疑問について【道元】 https://talk.jp/boards/psy/1694849007 【仏教要語】色(r?pa)について【語義とその変遷】 https://talk.jp/boards/psy/16954497922024/06/29 05:44:2922コメント欄へ移動すべて|最新の50件2.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmh8sM9先ず、『大乗起信論』顕示正義/解釈分より。(『大乗起信論』宇井伯寿・高崎直道 訳注)以一切心識之相皆是無明。(一切の心識の相は皆是れ無明にして)無明之相不離覺性。(無明の相は覚性を離れざるを以て)非可壞非不可壞。(壊すべきに非ず壊すべからざるに非ず)如大海水因風波動。(大海の水の風に困りて波動するとき)水相風相不相捨離。(水相と風相とは相捨離せざるも)而水非動性。(而も水は動性に非ざれば)若風止滅動相則滅。(若し風にして止滅するときは動相は則ち滅して)濕性不壞故。(湿性は壊せざるが如く)如是衆生自性清淨心。因無明風動。(是の如く、衆生の自性清浄心も無明の風に困りて動ずるとき)心與無明倶無形相不相捨離。(心と無明とは倶に形相無くして、相捨離せざるも)而心非動性。(而も心は動性に非ざれば)若無明滅相續則滅。(若し無明にして滅するときは、相続は則ち滅して)智性不壞故。(智性は壊せざるが故なり。)2024/06/29 05:57:233.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmh8sM9一切の心の認識作用(心識)の相は((心生滅をおこす因由にほかならないので、したがってこれは]根元的な無知(無明)に根ざしている。ところでこの(根元的無知)の相は〔<本来のあり方としてのさとり>についての無知にほかならないから](さとりの本質)(覚性)と別の体あるものではない。したがって、これを壊滅できるとも、できないとも言えない。それはたとえば、大海の水が風によって波立つようなものである。この場合、水の相と風の相とは不可分な関係にあるが、さりとて水は(風のように)動くのが本性なのではない。そこで、風が止めば(水の)動きもなくなるが、そうなっても、水の本性たる湿性はかわらない。それと同様に、衆生の(自性清浄心)は<無明>の風が吹くと動き出す。しかし、心も無明もともに(固有の)形相があるわけではなく、ただ相互に不可分の関係にあって機能しているのである。しかも、心は動くのが本性ではないので、無明の動きがとまれば、心の動き、すなわち刹那ごとの生滅のくりかえしによる連続(心相続)は消滅する。さりとて、その本性としての智「すなわちさとり」のはたらきは破壊されない。(『大乗起信論』宇井伯寿・高崎直道訳・注)2024/06/29 05:57:524.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmh8sM9参照(『大乗起信論』を読む 竹村牧男 より)以一切心識之相皆是無明。 一切の心識の相は皆な見れ無明なるを以てなり。無明之相不離覺性。非可壞非不可壞。 無明の相は覚性を離れず、壊すべきに非ず壊すべからざるに非ず。如大海水因風波動。水相風相不相捨離。而水非動性。若風止滅動相則滅。濕性不壞故。 大海の水の風に困りて波動し水相と風相と相い捨離せず、而して水は動性に非ず、若し風止滅すれば動相は則ち滅し湿性は壊せざるが如くなるが故に。如是衆生自性清淨心。因無明風動。 是の如く衆生の自性清浄心も無明の風に困りて動ず。心與無明倶無形相不相捨離。而心非動性。 心と無明と倶に形相無くして相い捨離せざれども而も心は動性に非ず。若無明滅相續則滅。智性不壞故。 若し無明滅すれば相続則ち滅し智性は壊せざるが故に。2024/06/29 06:02:315.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmh8sM9参照(意識の形而上学『大乗起信論』の哲学 井筒俊彦 より ※出典確認中)>一心の動き始めによく注意するならば、心にはもとより妄念の始めなどは無いのだ。>それは、微細な妄念の動きを遠離しているのであり、そうした心の内面を見とどけることができてこそ、心はつねに安住するのであり、これを絶対の目ざめと名づける。2024/06/29 06:06:356.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmh8sM9>>3のChatGPT による要約この文章は、「大乗起信論」からの引用で、心の認識作用(心識)は根本的な無知(無明)によって生じるものであり、さとりの本質(覚性)とは異なるものではない。無明が存在する限り、心識は生まれ動き続けるが、無明がなくなれば心識の連続も終わる。しかし、さとりの本質である智(覚性)は常に存在し、無明の影響を受けずに働き続けると述べている。2024/06/29 06:15:287.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmh8sM9一心二門三大四信五行とは?衆生心の一心に、真如門と生滅門とがあり、生滅門においては、心に体大・相大・用大の三大が説かれる。真如および三宝への四信の確立により不退の位ないし正定聚に入るが、そのための修行に、布施・持戒・忍辱・精進・止観(禅定と智慧)の五行があることを説く。(『新編浄土宗大辞典』より http://jodoshuzensho.jp/daijiten/index.php/%E5%A4%A7%E4%B9%97%E8%B5%B7%E4%BF%A1%E8%AB%96) 一心 ~ 衆生心 二門 ~ 真如門と生滅門 三大 ~ 体大・相大・用大 四信 ~ 真如および三宝(佛・法・僧) 五行 ~ 布施・持戒・忍辱・精進・止観(禅定と智慧)2024/06/29 07:03:048.神も仏も名無しさん3ISJ5ナルシズムジャイアン育成頑張ってるなー〜〜🧟2024/06/29 08:38:559.神も仏も名無しさん3ISJ5ナルシズムジャイアンパワーが吹き上がってきたのだな?躁転か?🧟2024/06/29 08:40:3610.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmh8sM9一心=衆生心というのですが、その内容について学んでいこうと思います。2024/06/29 11:34:3211.神も仏も名無しさんQNrq9おれは〜〜ジャイアン〜〜こころ〜〜🧟2024/06/29 11:44:4312.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmh8sM9次説立義分。摩訶衍者。總説有二種。 次に立義分を説かん。摩訶衍というは総じて説くに二種有り。云何爲二。 云何が二と為す。一者法。二者義。 一には法、二には義なり。所言法者。謂衆生心。 言う所の法というは謂く衆生心ぞ。是心則攝一切世間法出世間法。 是の心に則ち一切の世間と出世間との法を摂す。依於此心顯示摩訶衍義。 此の心に依りて摩訶衍の義を顕示す。何以故。 何を以ての故に。是心眞如相。即示摩訶衍體故。 是の心真如の相は即ち摩訶衍の体を示すが故に。是心生滅因縁相。能示摩訶衍自體相用故。 是の心生滅因縁の相は能く摩訶衍の自体と相と用とを示すが故に。2024/06/29 13:47:5114.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmrUkfw******チェック(07/18)*******見るべき内容無し。2024/07/18 03:20:1016.パHp7BO一切の心の認識作用の相は、根元的な無知(無明)に根ざしている。ところでこの(根元的無知)の相は、(さとりの本質)(覚性)と別の体あるものではない。したがって、これを壊滅できるとも、できないとも言えない。それはたとえば、大海の水が風によって波立つようなものである。この場合、水の相と風の相とは不可分な関係にあるが、さりとて水は(風のように)動くのが本性なのではない。そこで、風が止めば(水の)動きもなくなるが、そうなっても、水の本性たる湿性はかわらない。それと同様に、衆生の(自性清浄心)は<無明>の風が吹くと動き出す。しかし、心も無明も、ともに(固有の)形相があるわけではなくただ相互に不可分の関係にあって機能しているのである。しかも、心は動くのが本性ではないので、無明の動きがとまれば、心の動き、すなわち刹那ごとの生滅のくりかえしによる連続(心相続)は消滅する。さりとて、その本性としての智「すなわちさとり」のはたらきは破壊されない。(『大乗起信論』宇井伯寿・高崎直道訳・注)2024/07/21 10:19:2617.パHp7BO全くこの通り!2024/07/21 10:20:5618.パHp7BO人間の身体とは自動機械のロボットのようなものであって内外(六識六境)からの情報によって、反応し、作動し運転されるこの自動的に動き思考して作用して行くことを釈尊は【生活作用】とされ無明→生活作用とされました無明とは、機械性のことであり、そこに覚醒された覚性、悟性は皆無であるということです2024/07/21 10:27:3719.神も仏も名無しさんAwrk7デンパパの占領下〜👽2024/07/21 11:55:4020.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmoK1qG****チェック(08/02)**** 見るべき内容無し。*****************2024/08/02 09:12:1221.神も仏も名無しさんnlsl2『大乗起信論』宇井伯寿・高崎直道訳●一切の心の認識作用の相は、根元的な無知(無明)に根ざしている。ところでこの(根元的無知)の相は、(さとりの本質)(覚性)と別の体あるものではない。したがって、これを壊滅できるとも、できないとも言えない。それはたとえば、大海の水が風によって波立つようなものである。この場合、水の相と風の相とは不可分な関係にあるが、さりとて水は(風のように)動くのが本性なのではない。そこで、風が止めば(水の)動きもなくなるが、そうなっても、水の本性たる湿性はかわらない。それと同様に、衆生の≪自性清浄心≫は≪無明≫の風が吹くと動き出す(心が)。しかし、心も無明も、ともに≪固有≫の≪形相≫があるわけではなくただ【相互に不可分】の関係にあって機能しているのである。しかも、心は動くのが本性ではないので、無明の動きがとまれば、心の動き、すなわち≪ 刹那ごとの、生滅のくりかえしによる連続(心相続)は、消滅する ≫さりとて、その本性としての智【即ち≪さとり≫】の≪はたらき≫は破壊されない。ーーーーー本性としての智(知覚?)とは【さとり(覚)】の【はたらき】であるとなろうか2024/09/07 14:39:3622.栖雲居士◆dqam8SqGUPdmd0EFY****チェック(10/28)**** 見るべき内容無し。 レベルを下げるレスは 自粛願います。*****************2024/10/28 09:49:37
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1.コテを付けて下さい。
2.見解には根拠や理由の提示をお願いします。
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4.その他、スレ主の指示に従って下さい。
<本スレ>
【全宗教歓迎】悟りをひらいた人のスレ865【talk掲示板】
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<各論スレ>
摂受と折伏について
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【教外別伝・不立文字】禅 宗 の 思 想 史【直指人心・見性成仏】
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我の形成について(唯識学派の思想を中心にして)
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般若心経の「照見五蘊皆空」の意味について
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四禅の属界について考察するスレ
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【仏教の煩瑣哲学】阿毘達磨倶舎論に付いて【世親著】
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【唯識論】阿頼耶識と末那識の基本的考察【法相宗】
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【建撕記】「本来本法性、天然自性身」という疑問について【道元】
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【仏教要語】色(r?pa)について【語義とその変遷】
https://talk.jp/boards/psy/1695449792
(『大乗起信論』宇井伯寿・高崎直道 訳注)
以一切心識之相皆是無明。
(一切の心識の相は皆是れ無明にして)
無明之相不離覺性。
(無明の相は覚性を離れざるを以て)
非可壞非不可壞。
(壊すべきに非ず壊すべからざるに非ず)
如大海水因風波動。
(大海の水の風に困りて波動するとき)
水相風相不相捨離。
(水相と風相とは相捨離せざるも)
而水非動性。
(而も水は動性に非ざれば)
若風止滅動相則滅。
(若し風にして止滅するときは動相は則ち滅して)
濕性不壞故。
(湿性は壊せざるが如く)
如是衆生自性清淨心。因無明風動。
(是の如く、衆生の自性清浄心も無明の風に困りて動ずるとき)
心與無明倶無形相不相捨離。
(心と無明とは倶に形相無くして、相捨離せざるも)
而心非動性。
(而も心は動性に非ざれば)
若無明滅相續則滅。
(若し無明にして滅するときは、相続は則ち滅して)
智性不壞故。
(智性は壊せざるが故なり。)
ところでこの(根元的無知)の相は〔<本来のあり方としてのさとり>についての無知にほかならないから](さとりの本質)(覚性)と別の体あるものではない。
したがって、これを壊滅できるとも、できないとも言えない。
それはたとえば、大海の水が風によって波立つようなものである。
この場合、水の相と風の相とは不可分な関係にあるが、さりとて水は(風のように)動くのが本性なのではない。
そこで、風が止めば(水の)動きもなくなるが、そうなっても、水の本性たる湿性はかわらない。
それと同様に、衆生の(自性清浄心)は<無明>の風が吹くと動き出す。
しかし、心も無明もともに(固有の)形相があるわけではなく、ただ相互に不可分の関係にあって機能しているのである。
しかも、心は動くのが本性ではないので、無明の動きがとまれば、心の動き、すなわち刹那ごとの生滅のくりかえしによる連続(心相続)は消滅する。
さりとて、その本性としての智「すなわちさとり」のはたらきは破壊されない。
(『大乗起信論』宇井伯寿・高崎直道訳・注)
以一切心識之相皆是無明。
一切の心識の相は皆な見れ無明なるを以てなり。
無明之相不離覺性。非可壞非不可壞。
無明の相は覚性を離れず、壊すべきに非ず壊すべからざるに非ず。
如大海水因風波動。水相風相不相捨離。而水非動性。若風止滅動相則滅。濕性不壞故。
大海の水の風に困りて波動し水相と風相と相い捨離せず、而して水は動性に非ず、若し風止滅すれば動相は則ち滅し湿性は壊せざるが如くなるが故に。
如是衆生自性清淨心。因無明風動。
是の如く衆生の自性清浄心も無明の風に困りて動ず。
心與無明倶無形相不相捨離。而心非動性。
心と無明と倶に形相無くして相い捨離せざれども而も心は動性に非ず。
若無明滅相續則滅。智性不壞故。
若し無明滅すれば相続則ち滅し智性は壊せざるが故に。
>一心の動き始めによく注意するならば、心にはもとより妄念の始めなどは無いのだ。
>それは、微細な妄念の動きを遠離しているのであり、そうした心の内面を見とどけることができてこそ、心はつねに安住するのであり、これを絶対の目ざめと名づける。
この文章は、「大乗起信論」からの引用で、心の認識作用(心識)は根本的な無知(無明)によって生じるものであり、さとりの本質(覚性)とは異なるものではない。無明が存在する限り、心識は生まれ動き続けるが、無明がなくなれば心識の連続も終わる。しかし、さとりの本質である智(覚性)は常に存在し、無明の影響を受けずに働き続けると述べている。
衆生心の一心に、真如門と生滅門とがあり、生滅門においては、心に体大・相大・用大の三大が説かれる。真如および三宝への四信の確立により不退の位ないし正定聚に入るが、そのための修行に、布施・持戒・忍辱・精進・止観(禅定と智慧)の五行があることを説く。
(『新編浄土宗大辞典』より http://jodoshuzensho.jp/daijiten/index.php/%E5%A4%A7%E4%B9%97%E8%B5%B7%E4%BF%A1%E8%AB%96)
一心 ~ 衆生心
二門 ~ 真如門と生滅門
三大 ~ 体大・相大・用大
四信 ~ 真如および三宝(佛・法・僧)
五行 ~ 布施・持戒・忍辱・精進・止観(禅定と智慧)
頑張ってるなー〜〜
🧟
吹き上がってきたのだな?
躁転か?
🧟
ジャイアン〜〜
こころ〜〜
🧟
次に立義分を説かん。摩訶衍というは総じて説くに二種有り。
云何爲二。
云何が二と為す。
一者法。二者義。
一には法、二には義なり。
所言法者。謂衆生心。
言う所の法というは謂く衆生心ぞ。
是心則攝一切世間法出世間法。
是の心に則ち一切の世間と出世間との法を摂す。
依於此心顯示摩訶衍義。
此の心に依りて摩訶衍の義を顕示す。
何以故。
何を以ての故に。
是心眞如相。即示摩訶衍體故。
是の心真如の相は即ち摩訶衍の体を示すが故に。
是心生滅因縁相。能示摩訶衍自體相用故。
是の心生滅因縁の相は能く摩訶衍の自体と相と用とを示すが故に。
見るべき内容無し。
ところでこの(根元的無知)の相は、(さとりの本質)(覚性)と別の体あるものではない。
したがって、これを壊滅できるとも、できないとも言えない。
それはたとえば、大海の水が風によって波立つようなものである。
この場合、水の相と風の相とは不可分な関係にあるが、さりとて水は(風のように)動くのが本性なのではない。
そこで、風が止めば(水の)動きもなくなるが、そうなっても、水の本性たる湿性はかわらない。
それと同様に、衆生の(自性清浄心)は<無明>の風が吹くと動き出す。
しかし、心も無明も、ともに(固有の)形相があるわけではなく
ただ相互に不可分の関係にあって機能しているのである。
しかも、心は動くのが本性ではないので、
無明の動きがとまれば、心の動き、すなわち刹那ごとの生滅のくりかえしによる連続(心相続)は消滅する。
さりとて、その本性としての智「すなわちさとり」のはたらきは破壊されない。
(『大乗起信論』宇井伯寿・高崎直道訳・注)
内外(六識六境)からの情報によって、反応し、作動し運転される
この自動的に動き思考して作用して行くことを
釈尊は【生活作用】とされ
無明→生活作用とされました
無明とは、機械性のことであり、そこに覚醒された覚性、悟性は皆無であるということです
占領下〜
👽
見るべき内容無し。
*****************
●一切の心の認識作用の相は、根元的な無知(無明)に根ざしている。
ところでこの(根元的無知)の相は、(さとりの本質)(覚性)と別の体あるものではない。
したがって、これを壊滅できるとも、できないとも言えない。
それはたとえば、大海の水が風によって波立つようなものである。
この場合、水の相と風の相とは不可分な関係にあるが、さりとて水は(風のように)動くのが本性なのではない。
そこで、風が止めば(水の)動きもなくなるが、そうなっても、水の本性たる湿性はかわらない。
それと同様に、衆生の≪自性清浄心≫は
≪無明≫の風が吹くと動き出す(心が)。
しかし、心も無明も、ともに≪固有≫の≪形相≫があるわけではなく
ただ【相互に不可分】の関係にあって機能しているのである。
しかも、心は動くのが本性ではないので、
無明の動きがとまれば、心の動き、すなわち
≪ 刹那ごとの、生滅のくりかえしによる連続(心相続)は、消滅する ≫
さりとて、
その本性としての智【即ち≪さとり≫】の≪はたらき≫は破壊されない。
ーーーーー
本性としての智(知覚?)とは【さとり(覚)】の【はたらき】である
となろうか
見るべき内容無し。
レベルを下げるレスは
自粛願います。
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