ゆゆしき法界 パート20アーカイブ最終更新 2023/11/19 19:331.◆JBLfMwCXhYhkNyt【ゆゆしき法界とは】Talk 掲示板における一つの独立した空間で、争い事は決して好まず、他者に対する誹謗・中傷はナンセンス。しかし愛嬌はドンと来い。ユーモアはぶちかませ。エロい話はお好み次第。「人生楽しまなきゃ損だろう!」をモットーに互いの人間性を尊重しながらもじゃれ合い程度にはツツキ合い、もみもみしながら互いのゆゆしさを温かく且つ、深く理解し合いながら相互に人間性を高め合っていく。そんな素敵な関係のゆゆしき法界です。下記の者は迷惑行為をやめないため、立ち入り禁止とします↓栖雲居士◆dqam8SqGUPdm法介の『ゆゆしき世界』パート1https://talk.jp/boards/psy/1689114927ゆゆしき法界 パート19https://talk.jp/boards/psy/16999102942023/11/17 06:21:341000すべて|最新の50件953.神も仏も名無しさんYRHPmそこで彼は、「この戒というものは実に数が多い。自分はそんなに多くの戒を課せられても到底実行は出来ないだろう。戒も満足に守れない者が出家しても何にもならないのだから、それよりも一家の家長として布施などの善行をなしたり、妻子を養ったりすることのほうが良いことだろう」 と考えました。2023/11/19 19:00:56954.神も仏も名無しさんYRHPmそこで指導者に、 「師匠よ、私にはそんなに多くの戒律は守り切れません。守れないのに出家してもなんの益もないと思いますから、私は俗人に還って生活をしますので、僧衣と鉢をお返しいたします」 と申し出ました。2023/11/19 19:01:16955.神も仏も名無しさんYRHPm指導者たちは、 「もしそういうことならば、お釈迦さまにきちんとお話してから行きなさい」 と言って、彼を引き連れて講堂に居られたお釈迦さまのもとに行きました。お釈迦さまは、 「比丘たちよ、あなたたちは何故この比丘を無理に連れて来たのか」 と尋ねられたので、指導者たちは事情をお話しました。お釈迦さまは、2023/11/19 19:01:44956.神も仏も名無しさんYRHPm「比丘たちよ、あなたたちは何故この比丘に多くの戒律を説明したのですか?、この比丘は持っている能力の範囲でしか戒を守ることは出来ません。あなたたちは今後は決してそのような指導方法はとらず、この比丘のことは私に任せておきなさい」と言われて、その比丘に向かって、2023/11/19 19:02:25957.神も仏も名無しさんYRHPm「あなたは多くの戒を守る必要はありません。しかし、ただ三つだけの戒ならば守ることが出来るでしょう」「世尊よそれならば出来ます」2023/11/19 19:02:46958.神も仏も名無しさんYRHPm「よろしい、それではあなたは今後、身・口・意(身体の行為・言葉・考えること)の三つを守りなさい、つまり身・口・意による悪業を慎みなさい。俗人には還らずに修行に戻りなさい。この三つの戒だけを守りなさい」2023/11/19 19:03:08959.神も仏も名無しさんYRHPmと命じられました。そこで比丘は安心して、「承知いたしました。世尊よ、私はこの三つの戒を守ります」 と申し上げ、お釈迦さまを礼拝してから指導者たちと一緒に去って行きました。2023/11/19 19:03:25960.神も仏も名無しさんYRHPmその後この比丘は三つの戒を守りながら、心の中で、 「指導者たちは私に色々な戒律を説明してくれたが、彼等自身はブッダでないために、私に理解させることが出来なかった。お釈迦さまは、まことに正しく覚られたブッダであらせられるから、あれほど膨大な戒を三つのことに含ませて、私に授けて下さったのだ。お釈迦さまはまことに私の擁護者である」 と思って智慧を増していき、数日を経たある日に遂に阿羅漢の悟りを得ました。2023/11/19 19:04:03961.神も仏も名無しさんYRHPm講堂に集まった比丘たちはその知らせを聞いて、「友よ、『私は膨大な数の戒は守れません』と言って還俗しようとした比丘に対し、お釈迦さまは一切の戒を三つの戒に含めてお授けになり、その比丘は阿羅漢の悟りを得ることが出来た。お釈迦さまは何と非凡な師であらせられることか」と話しながら、ブッダの諸々の徳を賛嘆しながら坐っていました。2023/11/19 19:04:26962.神も仏も名無しさんYRHPmちょうどその時お釈迦さまが講堂に来られて 「比丘たちよ、非常に重い荷物でも、幾つかに分ければ軽くなる」 と、金塊の話を説かれました。2023/11/19 19:04:49963.神も仏も名無しさんYRHPmその昔バーラーナシーにおいてブラフマダッタ王が国を統治していたときに、菩薩はある村の農夫でありました。彼はある日、以前は村であって、今は廃墟になっている野原で耕作をしていました。その場所には昔お金持ちが住んでいて、地中に大きな金塊を埋めておいたまま、この世を去っていました。菩薩である農夫が耕作をしていると、鋤がこの金塊に堀当たって動かなくなりました。2023/11/19 19:05:21964.神も仏も名無しさんYRHPmって土を取り除けてみると金塊が見つかったので、そっとまた土を被せておいて、その日は一日中他の場所を耕していました。2023/11/19 19:05:41965.神も仏も名無しさんYRHPm日が沈んだあと、軛や鋤などを片付けて 「金塊を持って帰ろう」 と思ってそれを持ち上げてみましたが、容易には持ち上げることが出来ませんでした。2023/11/19 19:05:57966.神も仏も名無しさんYRHPmそこでその場に坐りこんで、心の中で、「これだけは生活費として使おう。これだけは使わずに貯蓄しておこう。これだけは商売の資金にしよう。これだけを布施などの善行為に使おう」 と考えて、金塊を四つの部分に分けました。2023/11/19 19:06:35967.神も仏も名無しさんYRHPmこのように分割することによって金塊は軽くなったので、持ち上げて家に運び、四通りに分けて置きました。その後、彼は布施などの善行為をおこないながら、正しく、また大変悦ばしく生涯を全うしました。2023/11/19 19:06:56968.神も仏も名無しさんYRHPmこの物語をなさって、お釈迦さまは次の偈で説法なさいました。心の喜びをもって幸せを感じる人が解脱を得るために善行為を行う彼が徐々に全ての煩悩を断って涅槃に到達すると、阿羅漢の悟りに達することを理想とするべきと法話をされて 「その時金塊を得た農夫は私であった」 と話を結ばれました。2023/11/19 19:07:31969.神も仏も名無しさんYRHPm終わり2023/11/19 19:09:32970.神も仏も名無しさんYRHPm一階が立たないと二階は建たない二階がないと三階は建たない二階が建ってないのに十階を建てようと我々は望みがち2023/11/19 19:11:53971.神も仏も名無しさんYRHPm望むから、実は三階の体験でも十階の体験なのでは?みたいな感じで迷う2023/11/19 19:12:25972.神も仏も名無しさんYRHPm心の喜びがかく不幸だから、起死回生の逆転劇、ウルトラマンのスペシウム光線みたいな必殺技を求めてしまう2023/11/19 19:13:17973.神も仏も名無しさんYRHPm俗世の生活、人生に目を向けると幼少期の自分では想像できないような事でも出来たりするでも、形而下の事柄は一歩一歩、着実にやってきたから自然の理の中で出来るようになっただけで特別でも何でもない、と思ってしまう2023/11/19 19:14:52974.神も仏も名無しさんYRHPm特別なものを求める、ということはまだ得られる権利がない、ということを暗に示している2023/11/19 19:15:25975.神も仏も名無しさんYRHPm得られるようになれば自然に得られるそういう風にこの世は出来ているだから、既にあるものに感謝し、それを糧に次の研鑽を無理のない範囲で自然に行う2023/11/19 19:16:27976.神も仏も名無しさんYRHPmそういう自然な成長の営みが健全な求道の道を歩ませてくれる2023/11/19 19:16:56977.神も仏も名無しさんYRHPm無理のない一歩一歩は心の喜びが伴うそこに渇望はない2023/11/19 19:17:43978.神も仏も名無しさんYRHPmそういう歩み方をもし知らないなら2023/11/19 19:18:12979.神も仏も名無しさんYRHPmそれこそ学んだほうがええ2023/11/19 19:18:26980.神も仏も名無しさんYRHPm9802023/11/19 19:18:55981.神も仏も名無しさんYRHPm我々は過去の偉大な存在が残した智慧が与えられているその量は膨大すぎて1/10000ですら持ち帰る事が出来ない2023/11/19 19:21:53982.神も仏も名無しさんYRHPmITと端末が発達して、その智慧に誰でも容易にリーチできるようになった今だからこそ2023/11/19 19:22:26983.神も仏も名無しさんYRHPm必要なのは偉大な智慧ではなく、「これだけは生活費として使おう」といった現実のイマココの自分の糧になる、本当に必要なものを自ら知っている、といったような自分に対する智慧だろう2023/11/19 19:23:41984.神も仏も名無しさんYRHPmそのためには、自分の状態を知ってないといけないどこからきて、何者で、どこへゆくのか、を求め続けないといけない2023/11/19 19:24:43985.神も仏も名無しさんYRHPm自分を知ってるから、自分に必要なものが何なのか分かってるそして、必要なものは、既に満たされすぎるほど目の前にある2023/11/19 19:25:32986.神も仏も名無しさんYRHPmその目の前にある宝である智慧の中で何が今自分に必要なものなのか何が今後、学ぶことの糧になりそうか何が自分と隣人に必要な智慧で、遠い将来、どれが隣人に与えるものになりそうか2023/11/19 19:27:28987.神も仏も名無しさんYRHPm例えば、そういう智慧の受け取り方、分別の仕方もあるのだろう2023/11/19 19:27:55988.神も仏も名無しさんYRHPm何れにせよ、法の要請で我々は、目下取り組まないといけないものが全ての人間の目の前に置かれている2023/11/19 19:28:33989.神も仏も名無しさんYRHPm取り組まないといけないものは千差万別で人によって異なる2023/11/19 19:28:55990.神も仏も名無しさんYRHPm本当に自分の存在が必要とする智慧を食し、消化のプロセスを経て糧になり2023/11/19 19:29:33991.神も仏も名無しさんYRHPmその糧を動力に働くそして、労働の対価を受け取る2023/11/19 19:29:53992.神も仏も名無しさんYRHPmそうして得られたものや、そのプロセス全体から我々は幸福を得るだろう2023/11/19 19:30:22993.神も仏も名無しさんYRHPm本当に必要なものに取り組む時、我々は幸福を得る2023/11/19 19:30:47994.神も仏も名無しさんYRHPmそれを永遠に段階的に続けることが道なのだろう2023/11/19 19:31:24995.神も仏も名無しさんYRHPmそんなことをジャータカの金塊の話しから受け取った2023/11/19 19:31:45996.神も仏も名無しさんYRHPmありがたや2023/11/19 19:31:55997.神も仏も名無しさんYRHPm南2023/11/19 19:32:34998.法介◆T3azX0Hk1UQWGmzありがたや~2023/11/19 19:33:02999.神も仏も名無しさんYRHPm阿弥2023/11/19 19:33:191000.法介◆T3azX0Hk1UQWGmz良いお話でした2023/11/19 19:33:211001.Talk ★???このスレッドはコメントが1000件を超えました。新しいスレッドを立ててください。2023/11/19 19:33:211002.Talk ★???【プレミアムサービス無料期間延長!】プレミアムの無料期間を2025/3/31まで延長することになりました。広告除去や規制緩和など、ヘビーユーザーにとって欠かせない機能を無料でお楽しみいただけます。是非この機会にプレミアムサービスをお試しください!▼プレミアムサービスはこちらからhttps://talk.jp/premium2023/11/19 19:33:21
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Talk 掲示板における一つの独立した空間で、争い事は決して好まず、他者に対する誹謗・中傷はナンセンス。しかし愛嬌はドンと来い。ユーモアはぶちかませ。エロい話はお好み次第。「人生楽しまなきゃ損だろう!」をモットーに互いの人間性を尊重しながらもじゃれ合い程度にはツツキ合い、もみもみしながら互いのゆゆしさを温かく且つ、深く理解し合いながら相互に人間性を高め合っていく。そんな素敵な関係のゆゆしき法界です。
下記の者は迷惑行為をやめないため、立ち入り禁止とします
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栖雲居士◆dqam8SqGUPdm
法介の『ゆゆしき世界』パート1
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ゆゆしき法界 パート19
https://talk.jp/boards/psy/1699910294
「この戒というものは実に数が多い。
自分はそんなに多くの戒を課せられても到底実行は出来ないだろう。
戒も満足に守れない者が出家しても何にもならないのだから、それよりも一家の家長として布施などの善行をなしたり、妻子を養ったりすることのほうが良いことだろう」 と考えました。
お釈迦さまは、 「比丘たちよ、あなたたちは何故この比丘を無理に連れて来たのか」 と尋ねられたので、指導者たちは事情をお話しました。お釈迦さまは、
と言われて、その比丘に向かって、
「世尊よそれならば出来ます」
「承知いたしました。世尊よ、私はこの三つの戒を守ります」 と申し上げ、お釈迦さまを礼拝してから指導者たちと一緒に去って行きました。
「指導者たちは私に色々な戒律を説明してくれたが、彼等自身はブッダでないために、私に理解させることが出来なかった。
お釈迦さまは、まことに正しく覚られたブッダであらせられるから、あれほど膨大な戒を三つのことに含ませて、私に授けて下さったのだ。
お釈迦さまはまことに私の擁護者である」 と思って智慧を増していき、数日を経たある日に遂に阿羅漢の悟りを得ました。
「友よ、『私は膨大な数の戒は守れません』と言って還俗しようとした比丘に対し、お釈迦さまは一切の戒を三つの戒に含めてお授けになり、その比丘は阿羅漢の悟りを得ることが出来た。お釈迦さまは何と非凡な師であらせられることか」と話しながら、ブッダの諸々の徳を賛嘆しながら坐っていました。
「比丘たちよ、非常に重い荷物でも、幾つかに分ければ軽くなる」 と、金塊の話を説かれました。
彼はある日、以前は村であって、今は廃墟になっている野原で耕作をしていました。
その場所には昔お金持ちが住んでいて、地中に大きな金塊を埋めておいたまま、この世を去っていました。
菩薩である農夫が耕作をしていると、鋤がこの金塊に堀当たって動かなくなりました。
「これだけは生活費として使おう。
これだけは使わずに貯蓄しておこう。
これだけは商売の資金にしよう。
これだけを布施などの善行為に使おう」 と考えて、
金塊を四つの部分に分けました。
心の喜びをもって幸せを感じる人が
解脱を得るために善行為を行う
彼が徐々に全ての煩悩を断って
涅槃に到達する
と、阿羅漢の悟りに達することを理想とするべきと法話をされて 「その時金塊を得た農夫は私であった」 と話を結ばれました。
二階がないと三階は建たない
二階が建ってないのに
十階を建てようと我々は望みがち
みたいな感じで迷う
幼少期の自分では想像できないような事でも出来たりする
でも、形而下の事柄は一歩一歩、着実にやってきたから自然の理の中で出来るようになっただけで
特別でも何でもない、と思ってしまう
まだ得られる権利がない、ということを暗に示している
そういう風にこの世は出来ている
だから、既にあるものに感謝し、
それを糧に次の研鑽を無理のない範囲で自然に行う
そこに渇望はない
その量は膨大すぎて1/10000ですら持ち帰る事が出来ない
「これだけは生活費として使おう」といった
現実のイマココの自分の糧になる、本当に必要なもの
を自ら知っている、といったような自分に対する智慧だろう
自分の状態を知ってないといけない
どこからきて、何者で、どこへゆくのか、
を求め続けないといけない
そして、必要なものは、既に満たされすぎるほど目の前にある
何が今自分に必要なものなのか
何が今後、学ぶことの糧になりそうか
何が自分と隣人に必要な智慧で、
遠い将来、どれが隣人に与えるものになりそうか
分別の仕方もあるのだろう
我々は、目下取り組まないといけないものが
全ての人間の目の前に置かれている
千差万別で人によって異なる
食し、消化のプロセスを経て糧になり
そして、労働の対価を受け取る
我々は幸福を得るだろう
我々は幸福を得る
道なのだろう
弥
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