夢のレアメタルフリー、ナトリウム電池への投資が本格化-業界再編も Eddie Spence、Annie Lee 2023年11月27日 12:02 JST https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-27/S4R4N8T0G1KW01 ノースボルトは同社初のナトリウムイオン電池製品を開発したと発表 CATLはナトリウム電池を量産し自動車への搭載を年内に開始する 原題:Shift to Sodium Batteries May Herald Another Industry Shakeup(抜粋)
消費者物価指数(CPI)が家計への調査(Household Surveys)に対して、PCEはGDPと企業への調査(GDP report and from Suppliers)ということで、同じインフレ指標でもカバレッジが異なる。より広範囲だが、価格変動カテゴリーを平滑化することで、PCEはCPIよりも変動幅が限られるとされている。10月のPCEコアデフレーターの予想は前年比+3.5%となっており、7月+4.3%、8月+3.8%、9月+3.7%から順調に低下する予想となっている。 CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、来年5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げ予想が77%強となり、1カ月前の38%弱から急速に利下げ派が増加している。順調にインフレ低下が確認された場合には、米金利低下によりドルの頭が抑えられることになりそうだ。
アルゴリズムCTAが不安定要因になるのは、典型的なトレンドフォロワーであり、トレンドを増幅させ る存在だからだ。価格が下がればCTAが売り、価格はさらに下がる。消費者にとって迷惑なのは、 同じことが上昇局面でも起こることだ。 原題:Oil’s Wild Ride Is Driven by a Disruptive Band of Bot Traders(抜粋)
中国の信託会社の支払い遅延が市場を揺るがした理由-QuickTake 関連記事 中国、巨大な「影の銀行」中植の系列に刑事捜査-複数の容疑者に シャドーバンク中融の財務検証、中国が中信などに要請-関係者 中国信託業界の損失、5.5兆円に拡大も-世界2位の経済大国に脅威 中国の隠れた金融リスク、影の銀行巡る急展開で露呈-安定試す試練に 原題:Analyst Who Called Chinese Bank Turmoil Says Trusts Are Next(抜粋)
キッシンジャー氏が開いた中国への扉 有料記事から 米中国交正常化の立役者は半世紀にわたり影響力と比類なき人脈を駆使 By James T. Areddy and Charles Hutzler 2023 年 12 月 1 日 21:28 JST https://jp.wsj.com/articles/in-china-henry-kissinger-was-the-ultimate-door-opener-5e8b1dce 調査会社ストラテジー・リスクスの創業者で最高経営責任者(CEO)のアイザック・ストーン・フィッシュ氏は2022 年の著作「America Second: How America’s Elites Are Making China Stronger(米国第二:米国のエリー ト層が中国を強くする仕組み)」で、中国における外国企業のさまざまな課題の解決に向けたキッシンジャー 氏の取り組みを追跡し、米中関係全般に関する同氏の助言に経済的利益が影響を及ぼしたのではないか と疑問を呈している。 ストーン・フィッシュ氏が記録資料を用いて明らかにしたところによると、キッシンジャー氏は1989年5月、中国 政府系企業と7500万ドル(現在のレートで約111億円)のチャイナ・ベンチャーズ・ファンドを設立した。翌月、 民主化を求めるデモ隊に人民解放軍が発砲する天安門事件が起こったが、同氏は米政府が中国政府に 対して報復制裁を科すことに反対した。
バブル期以来、日本勢1兆円の海外不動産投資-NYやロンドンで Lisa Du 2023年12月6日 10:40 JST 更新日時 2023年12月6日 12:39 JST https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S57SXRT0G1KW00 「競争力を高める絶好の機会と捉えているようだ」とフォシェイ氏 大規模な資金投入は、80年代後半のバブル期以降ほとんど例がない 原題:Global Property Gets Lift From Japanese Buyers on Spending Spree(抜粋)
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山師さん@トレード中
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ECBが世界に先駆け利下げへ、24年1-3月緩和開始観測が急拡大 Aline Oyamada 2023年12月6日 10:47 JST https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S57WATDWLU6800 ECBタカ派のシュナーベル理事、追加利上げの可能性低いと発言 ブラックロックとゴールドマン、世界的に行き過ぎた賭けだと警告 関連記事: ECB追加利上げ可能性低いとシュナーベル氏-利下げ観測強まる (1) 米債券相場、11月は1980年代以来の大幅高-あらゆる資産のラリー誘発 ECBは来年4月に利下げ開始、市場が初めて完全に織り込む (1) 米利下げ期待に裏切りのリスク、来年は変動性上昇へ-ブラックロック 米利下げ期待は「行き過ぎ」、対抗するオプション選好-ゴールドマン FRBは利上げ「やり遂げた」、金利は高止まりへ-PNCのCEO 米当局の金利メッセージが力失う、市場は完全に無視-エラリアン氏 原題:Markets Turbocharge Bets That ECB to Lead World on Rate Cuts (1)(抜粋)
ECB追加利上げ可能性低いとシュナーベル氏-利下げ観測強まる FRB当局者、利下げ観測が高まる事態は警戒も発言のトーンに変化 原題:Global Bond Rally Powers on as Rate Cut Bets Appear Everywhere(抜粋)
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2024年の利下げに身構える為替トレーダー、ヘッジコスト急上昇 Naomi Tajitsu、Vassilis Karamanis 2023年12月6日 12:27 JST https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S57D1ADWX2PS00 注目の米経済指標発表や金融政策決定会合を控えてヘッジ需要が再燃 ユーロ・ドルの1週間物IVは7月以来の高水準 関連記事 ECBが世界に先駆け利下げへ、24年1-3月緩和開始観測が急拡大 ECB追加利上げ可能性低いとシュナーベル氏-利下げ観測強まる 原題:Currency Hedges Get Costly as Traders Prepare for 2024 Rate Cuts(抜粋
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中国株売り加速か、企業業績一段と悪化-株価回復の希望かき消す Bloomberg News 2023年12月6日 12:41 JST 7-9月利益はMSCI中国指数構成銘柄の30%が市場予想に届かず 業績下方修正の動きは1-3月期にかけて続くだろうとモルガンS 原題:Worsening China Earnings Give Bears More Reasons to Sell (1)(抜粋)
ティーパーティーと呼ばれる新生代が共和党を席巻した2010年、マッカーシー氏は「ヤングガン」と呼ば れる若手の一員として頭角を現した。しかし下院議長就任の野望を実現する頃には、ドナルド・トラン プ氏と考えを共にするポピュリスト右派が台頭し、マッカーシー氏はその勢力から支持を得られなかった。 原題:Kevin McCarthy Leaving House Months After Ouster as Speaker(抜粋)
ベーシストレードとは何か、なぜ規制当局を悩ませるのか-QuickTake 原題:BOE Sees More Risk From Hedge Funds’ Treasuries Basis Trade (1)、 BOE Sees More Risk in Hedge Fund Short Position in US Treasuries(抜粋)
コインベース・グローバルやマイクロストラテジー、マラソン・デジタル・ホールディングスといった仮想通貨 関連企業の株価下落を見込んだ取引の含み損は年初来で計60億ドル(約8800億円)に膨らんだ。 原題:Bitcoin Rally Burns $6 Billion for Short Sellers in Stock Market(抜粋)
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ロシアのプーチン大統領がサウジ到着、異例の外遊で協力強化狙う Bloomberg News 2023年12月6日 20:08 JST 更新日時 2023年12月7日 2:44 JST https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S58Q6YDWLU6900 サウジの前にUAEにも訪問、ムハンマド大統領と会談 サウジのムハンマド皇太子と石油協力を議論する見通し 関連記事: プーチン氏、6日にUAEとサウジ訪問へ-石油・中東情勢を協議 (1) 原題:Putin Arrives in UAE to Start Gulf Visit With Oil in Focus (1)(抜粋)
日本の30年債入札で応札倍率は2015年以来の低水準となり、債券相場は急落。10年物国債 利回りは11bp上昇し0.75%を記録。22年12月20日に当時の黒田東彦総裁が10年債の利回り許容 レンジを拡大して市場を驚かせた時以来の急騰だった。 植田日銀総裁が金融政策について「年末から来年にかけてい一段とチャレンジングな状況になる」 と発言したことでトレーダーは12月の日銀政策決定会合が「ライブ」イベントになると考えている。 原題:Global Bond Rally Stalls as BOJ Hike Bets Meets US Jobs Caution、 Global Bond Rally Stalls as Japan Slump Meets US Jobs Caution(抜粋)
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円が対ドルで上げ拡大、1ドル=145円の水準超え9月以来の円高 Anchalee Worrachate 2023年12月7日 19:40 JST https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-07/S5AKNIDWRGG001 日銀の植田和男総裁が7日の参院財政金融委員会で、金融政策運営について「年末から来年 にかけて一段とチャレンジングな状況になる」と発言したことを受け、日本国債は下落した。 関連記事: 日銀12月会合ライブ、正副総裁発言でマイナス金利解除観測が再燃 原題:Yen Extends Gains Past 145/USD, Strongest Since September
USスチール買収計画、バイデン氏はジレンマに直面-激戦州の反発で Josh Wingrove、Joe Deaux 2023年12月20日 9:22 JST https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-20/S5XJMLT0G1KX00 大統領は取引を遅らせたり修正に動いたり阻止することさえあり得る 全米鉄鋼労組や激戦州選出議員が相次いで買収反対を表明 関連記事 日本製鉄、USスチールを1株55ドルで買収-買収総額約2兆円 トランプ氏、激戦州ミシガンで優位-労組と女性はバイデン氏に幻滅 日鉄のUSスチール買収に反対、全米鉄鋼労組と上院議員らが表明 原題:US Steel Deal Irks Biden Allies in Areas With Factory Losses (1)
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トランプ氏、激戦州ミシガンで優位-労組と女性はバイデン氏に幻滅 Jeff Green 2023年12月15日 2:49 JST https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-14/S5NR8AT0AFB400 24年米大統領選世論調査、支持率はトランプ氏46%:バイデン氏42% バイデン氏、労組世帯の支持得られず-インフレが女性支持率に影響 関連記事 「誰も望まない」米大統領選、熱狂なきバイデン・トランプ再対決 ウォール街重鎮、バイデン・トランプ以外の対決を渇望-24年大統領選 米激戦州の有権者、中東・ウクライナより国境問題を重視-世論調査 原題:Trump Pulls Ahead in Michigan as Union, Women Voters Sour on Biden(抜粋)
Former Trump lawyer Rudy Giuliani files for bankruptcy protection, lists more than $100 million in debts PUBLISHED THU, DEC 21 202312:30 PM ESTUPDATED MOMENTS AGO CNBC
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良い歳して声優の東山奈央ちゃんの太もも画像声優の大西亜玖璃ちゃんの太もも画像で抜きまくってる毎日大量糞レスしか出来ない哀れな屑ニート
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https://talk.jp/boards/poverty/1700359484
「7勝3敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□10月食品スーパー売上高(13:00)
□20年国債入札
【海外】
□米国10月中古住宅販売件数(22日0:00)
□FOMC(10月31日~11月1日開催分)議事要旨(22日4:00)
□ハンガリー中銀が政策金利を発表
【海外決算】
[米]★エヌビディア<NVDA>、ロウズ<LOW>、メドトロニック<MDT>、アナログデバイセズ<ADI>、オートデスク<ADSK>、HP<HPQ>、ベストバイ<BBY>、アーバンアウトフィッターズ<URBN>/[中]百度(バイドゥ)<BIDU>
株探ニュース
日経225先物オプション実況スレ50141
https://talk.jp/boards/livemarket1/1698545885
NVDA:NASDAQ
Last | 3:02 PM EST
504.41
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メキシコメキシコ証券取引所革命日
ラトビアナスダック OMXリガ共和国建国記念日
2023年11月22日 レバノンベイルート証券取引所独立記念日
2023年11月23日 アメリカニューヨーク証券取引所感謝祭
日本東京証券取引所労働者の日
(20日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.39円(前営業日比▲1.24円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.32円(▲0.95円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0940ドル(△0.0025ドル)
ダウ工業株30種平均:35151.04ドル(△203.76ドル)
ナスダック総合株価指数:14284.54(△159.06)
10年物米国債利回り:4.42%(▲0.01%)
WTI原油先物12月限:1バレル=77.60ドル(△1.71ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=1980.3ドル(▲4.4ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月米景気先行指標総合指数(前月比) ▲0.8% ▲0.7%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日続落。米利上げ打ち止め観測などを背景に円買い・ドル売りが先行。20時30分過ぎに一時148.10円と10月3日以来の安値を付けた。市場では「今週は米感謝祭を控えていることから、ポジション調整目的の円買い・ドル売りが中心となっている」との声が聞かれた。
米商品先物取引委員会(CFTC)が17日発表した14日時点の建玉報告によると、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の通貨先物市場で非商業部門(投機筋)の円の対ドル持ち高は売りと買いの差し引きで13万249枚の売り越し(ドル円のロング)と2017年11月以来の大きさとなったことが伝わっている。
なお、米10年債利回りが上昇に転じた場面では148.69円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。好調な米20年債入札をきっかけに米10年債利回りが再び低下したことなどが相場の重しとなり、148.15円付近まで押し戻された。
・ユーロドルは3日続伸。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ局面が終了したとの見方からユーロ買い・ドル売りが優勢となった。米国株相場の上昇を背景にリスク・オンのドル売りも出て一時1.0952ドルと8月15日以来の高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時103.38と9月1日以来の低水準を付けた。
・ユーロ円は3日続落。ドル円の下落につれた売りが優勢となり、20時30分過ぎに一時161.78円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。ユーロドルの上昇につれた買いが入り、162円台半ばまで下げ渋った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。FRBの利上げ局面が終了したとの見方から、この日も買いが続いた。ChatGPTを運営する「オープンAI」を退職したサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)がマイクロソフトの新しいAI研究チームに加入すると伝わり、マイクロソフト株が急伸。ダウ平均の上昇をけん引した。アナリストが投資判断を引き上げたボーイングも買われ、相場の押し上げ要因となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、好調な20年債入札をきっかけに債券買いが強まると上げに転じた。
・原油先物相場は続伸。先週末に流れた石油輸出国機構(OPEC)プラスによる減産幅拡大のニュースが支えとなり、原油先物価格は本日も値幅を伴って続伸した。9月後半から原油先物価格は約20%下がったこともあり、利食いも含め買われやすい状況だったとの声も一部では聞こえた。
・金先物相場は続落。先週は大幅低下した米長期金利が週明けはやや上昇すると、この動きに連れて、金利のつかない金先物は続落してはじまった。もっとも、米20年債の入札が好結果だったと伝わると、一転米国債が買われ(長期金利は低下し)たことで、金先物も下げ幅を縮小して引けた。
20日16:58 ウンシュ・ベルギー中銀総裁
「利下げリスクへの賭けが、逆に利上げを促している」
「12月と1月は政策金利を据え置くべき」
20日22:11 イエレン米財務長官
「米中両国は協力する機会があると認識」
「バイデン米大統領は習近平・中国国家主席に対し、台湾政策は変わっていないことを明言した」
「中国の米国への投資に関する問題について議論した」
「米国では食品を含む一部の重要な価格が依然として上昇している」
「インフレは低下していると思う」
20日23:55 デコス・スペイン中銀総裁
「金利引き下げについて話し始めるのは完全に時期尚早だ」
21日02:28 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「フォワードガイダンスを提供する時期ではない」
「全体的なコアインフレ率は順調に下がっているが、その多くは商品によるもの」
「現場の取引先は、依然としてパンデミック前よりも速いペースで値上げを行っていると報告している」
「インフレは長期にわたって物価上昇を促す頑固なものとして引き続き注視」
21日03:50 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「利下げを考えるには時期尚早だ」
「インフレ率を2%の目標に戻すことが、引き続きBOEの絶対的な優先事項」
「インフレ率が高いときは、リスクを冒さない」
「中東での悲劇的な出来事がエネルギー価格の上昇リスクを高めている」
「労働市場は最近軟化しているにもかかわらず、依然として逼迫している」
※時間は日本時間
<国内>
特になし
<海外>
○06:45 ◎ 10月ニュージーランド(NZ)貿易収支
○08:00 ◎ ブロック豪準備銀行(RBA)総裁、パネルディスカッションに参加
○09:30 ◎ 11月RBA理事会議事要旨
○17:30 ◎ 10月香港消費者物価指数(CPI、予想:前年同月比2.1%)
○19:00 ◇ 10-12月期南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数(予想:37)
○22:30 ◎ 10月カナダCPI(予想:前月比0.1%/前年比3.2%)
○24:00 ◎ 10月米中古住宅販売件数(予想:前月比▲1.5%/年率換算390万件)
○22日01:00 ◎ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、講演
○22日02:00 ◎ シュナーベルECB専務理事、講演
○22日02:35 ◎ センテノ・ポルトガル中銀総裁、講演
○22日04:00 ☆ 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(10月31日-11月1日分)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33380 +60 (+0.18%)
TOPIX先物 2367.5 -1.5 (-0.06%)
シカゴ日経平均先物 33380 +60
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
20日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。マイクロソフト<MSFT>が、出資先であるオープンAIの最高経営責任者(CEO)を解任されたサム・アルトマン氏を採用すると発表した。アルトマン氏がAIの先進的研究を行う新設のチームを率いると明らかにしたことが材料視され、マイクロソフトの株価は2%超上昇したほか、アナリストによる投資判断の引き上げが好感されてボーイング<BA>が4%を超える上昇となるなど、個別材料を手掛かりに指数を押し上げた。
一方で、米リッチモンド連銀のバーキン総裁が、インフレは落ち着きつつあるが、金融当局が勝利宣言するには十分ではないとの見解を示したことが重荷となった。S&P500業種別指数は半導体・同製造装置、ソフトウエア・サービス、電気通信サービス、メディア、商業サービス・用品が上昇した半面、家庭用品・パーソナル用品、公益事業の2セクターが下落。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比60円高の3万3380円だった。日経225先物(12月限)は日中比30円高の3万3350円で始まり、その後は軟化し、一時3万3190円まで売られる場面が見られた。米国市場の取引開始後は緩やかなリバウンドを見せており、中盤にかけてプラスに転じると、ロング優勢の流れとなり3万3440円まで買われ、3万3380円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢で始まることになりそうだ。日経225先物は一時3万3190円まで売られており、3万3000円辺りで推移しているボリンジャーバンドの+1σ水準に接近するなど、過熱感は和らいだとみられる。一方で、マイクロソフトや決算発表を控えているエヌビディア<NVDA>が最高値を更新しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になりそうだ。
エヌビディアの決算を見極めたいほか、日米ともに23日に祝日を控えて積極的な売買は手控えられやすいが、日経平均型優位の展開が見込まれるなか、断続的なショートカバーは入りやすいだろう。買い一巡後はロングの持ち高調整の動きから+1σ水準までの調整があってもおかしくないものの、一方で+2σは3万3930円まで上昇してきており、弱含む局面では押し目狙いのロング対応に向かわせよう。オプション権利行使価格の3万3125円から3万3875円のレンジを想定する。
VIX指数は13.41(前日は13.80)に低下した。方向性としては9月15日に付けた12.68をターゲットとしたトレンドであり、ショートカバーを誘い込みやすいだろう。短期的にはショートカバー狙いのロングを仕掛けてくる動きも意識しておきたいところだ。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.06倍に上昇した。14.05倍に位置する200日移動平均線を若干上回ってきており、日経平均型優位の展開が見込まれるなか、200日線を上回っての推移が続くようだと、NTロングでのスプレッド狙いが強まる展開を意識しておきたい。
昨日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続落。節目の150円を割り込むとストップロスを巻き込んで下落した。ポジション調整の売りが継続し、一時148.10円まで下押し、戻りの鈍い動きとなった。全般ドルの重い動きが続くなか、ユーロドルは3日続伸し、一時1.0952ドルと8月15日以来の高値をつけた。ドル円の下げにつられ、ユーロ円は161.78円まで3日続落した。
昨日のドル円は150円大台前に戻りが抑えられると148円前半まで一段と調整売りが進んだ。商品先物取引委員会(CFTC)が先週末に発表した投機筋の通貨先物ポジションで、円ショートポジション(11月14日まで)は前週に比べて2万6209枚拡大の13万249枚と2017年11月以来6年ぶりの高水準となっており、円の買い戻しが出やすい。米利上げサイクル終了の思惑が強まりドル高の動きが後退しているなか、今週後半に米感謝祭を控えドル円の戻りが鈍くなりそうで、どこまで調整の売りが進むかが注目される。
ただ、足もとで円買いに傾くのはポジション調整と円買い介入だけとの声も大きく、ドル円が大きく売り込まれる可能性は低い。主要国の利上げが終焉に向かい、いよいよ市場の視線は利下げサイクルのスタートに向けられているが、高金利が長引く可能性が警戒される一方で、日銀の金融政策正常化への不透明感は払しょくされておらず、金融政策格差を背景とした円独歩安の流れが変わったとはいえない。また、各国の中銀が積極的に金融引き締めを進めたが、市場が懸念したほど景気の後退は見られず、今後引き締め姿勢を緩めることに伴い景気への期待が強まれば、リスクオンの円売りが加速する可能性もある。
本日も東京タイムでは主な経済指標や注目のイベントは予定されておらず、ドル円は時間外の米長期金利や日経平均の動きを眺めながらの動きが予想される。海外市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表が予定されているが、大きな手がかりになる可能性は低い。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では12月と来年1月のFOMCでの金利据え置き予想が100%に達するなど、市場の目線は利下げ時期がいつになるかに向けられている。
ブルームバーグオープンAIの投資家、アルトマン氏の復職を引き続き目指す?関係者08:03
ブルームバーグ日本株は反発へ、米金利落ち着き半導体関連に買い?AI企業期待07:52
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★決済の日時とPRICEは非公表です
NVDA 8-10月期決算は総収入2.7倍の予想
金融情報会社リフィニティブのデータ
エヌビディアの8-10月期決算に関する市場予想は総収入が前年同期の2.7倍にあたる161.23億ドル、
投資家が注目する調整ベースの1株当たり利益(EPS)は約5.8倍の3.39ドルと見込まれる
第4四半期の予測
200%の成長という、さらに大きな数字が示される可能性
ウォール街のアナリスト38名の評価
37名が買い、1名がホールド(保有)
日経225先物は11時30分時点、前日比30円高の3万3350円(+0.09%)前後で推移。寄り付きは3万3420円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3380円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。現物の寄り付き時には3万3470円まで上げ幅を広げる場面も見られたが、買い一巡後に軟化し、3万3320円~3万3390円辺りでの保ち合いを継続。中盤にかけてレンジを下放れ、一時3万3260円と下落に転じた。ただし、下へのバイアスは強まらず、終盤にかけて買い戻され、3万3350円を挟んで狭いレンジの推移となった。
日経225先物は、米国市場が上昇した流れを受けて買い先行で始まったが、買い一巡後はこう着感が強まった。ただし、上値の重さを嫌気したショートの動きは強まらず、イベント前の想定内の一服といったところであろう。後場も積極的な売買は手控えられそうだが、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.11倍に上昇し、一時14.13倍まで上げている。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が堅調であり、日経平均型優位のなかで200日移動平均線を上回って始まり、その後も同線が支持線として意識されている。アドバンテスト <6857.T> [東証P]、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が買われており、エヌビディア<NVDA>の決算を控えるなか、ショートポジションを圧縮する動きもありそうだ。
5Ch、こんなのが出て書き込めないんだが
などの荒らし行為。
NGワード(NGパターン)を含む投稿 による自動発動
のばあいもあります。
巻き添えもありえます。
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1500円上げるだろうな・・・
これ?
ロンドンタイムは、主要通貨の動意につながりそうな特段の経済指標発表は予定されていない。欧州通貨は時間外取引の米金利動向や、欧州株・ダウ先物の動きを受けたリスクセンチメントをにらんだ限定的な上下にとどまりやすいだろう。24日に米感謝祭を控えていることから新規の売買も手控えられやすいとみる。ユーロドルは足もとで底堅い動きだが、取引が薄くなりがちななかポジション調整のフローがまとまって入った場合の振れには引き続き注意したい。
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁やシュナーベルECB専務理事、センテノ・ポルトガル中銀総裁と、複数のECB高官が講演を行う。ただ、最初に行われるラガルド総裁の講演が午前1時からなので、その前の米株寄り付きや午前0時発表の10月米中古住宅販売件数を待つ様相がNYの動き出しまでは支配的だろう。ECB高官らの目新しい発言への期待感も高くはなく、動きが多少あっても、その後に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(10月31日-11月1日分)を受けた米金利・ドル相場の動向が、欧州通貨を含めた為替市場全般の関心をより集めそうだ。
想定レンジ上限
・ユーロドル:8月10日高値1.1065ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:17日安値1.0825ドル。
(21日15時時点)
ドル円:1ドル=147.78円(前営業日NY終値比▲0.61円)
ユーロ円:1ユーロ=161.90円(▲0.42円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0956ドル(△0.0016ドル)
日経平均株価:33354.14円(前営業日比▲33.89円)
東証株価指数(TOPIX):2367.79(▲4.81)
債券先物12月物:146.30円(△0.47円)
新発10年物国債利回り:0.695%(▲0.045%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01200%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は軟調。前週末から活発化しているドル売りの流れが継続した。対円や対人民元などを中心にドル売りが進むなか、ドル円は昨日安値の148.10円や節目の148.00円などを下抜けて目先のストップロス注文を巻き込みながら下げ幅を拡大。一時147.25円まで下落し、9月14日以来の安値を更新した。ただ、その後は急ピッチで値を下げてきた反動から147.80円台まで買い戻しが入った。
・ユーロドルは強含み。時間外の米10年債利回りが4.38%台まで低下するなか、ドル売りの流れに沿って1.0965ドルまで上昇。8月11日以来の高値を更新した。
・ユーロ円はさえない。ドル円の下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、一時161.46円まで下押し。もっとも、その後はドル円と同様に調整目的の買い戻しも観測された。
・日経平均株価は続落。高値警戒感から利益確定目的の売りが先行した。外国為替市場で円高・ドル安が進んでいることも指数を押し下げ、一時130円超安まで下押し。ただ、中国・香港株などが堅調に推移した影響もあり、下値では押し目買いも観測された。株価指数先物主導で徐々に下げ幅を縮小し、後場に入るとプラス圏を回復する場面も見られた。
・債券先物相場は6日続伸。昨日の米国債券相場が上昇し、この日の国内債にも買いが波及した。弱めの結果が予想されていた20年物国債入札が「堅調だった」と伝わると、需給の引き締まりを意識した買いも入り、一時146円39銭まで上昇。一方、新発10年物国債利回りは0.690%まで低下した。0.70%割れは9月14日以来となる。
日経225先物 33350 +30 (+0.09%)
TOPIX先物 2365.5 -3.5 (-0.14%)
日経225先物(12月限)は前日比30円高の3万3350円で取引を終了。寄り付きは3万3420円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3380円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。現物の寄り付き時には3万3470円まで上げ幅を広げる場面も見られたが、買い一巡後に軟化し、前場中盤にかけて一時3万3260円と下落に転じた。ただし、下へのバイアスは強まらず、前場終盤に買い戻され、前日の終値を挟んで狭いレンジでの推移となった。後場に入っても3万3330円~3万3430円辺りで膠着感の強い相場展開が続き、短期的なトレードが中心だった。
日経225先物は、米国市場がマイクロソフト<MSFT>やエヌビディア<NVDA>などハイテク主導の上昇となった流れを受けて上昇して始まったが、買い一巡後は膠着感が強まった。ただし、アドバンテスト <6857.T> [東証P]、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が買われるなど、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型を支えた。一方で、円相場が一時1ドル=147円20銭台まで円高に振れるなか、自動車や商社株の弱さが目立っており、これがTOPIX型の重荷となった格好である。
この流れもあって、NT倍率は先物中心限月で14.09倍に上昇した。直近の戻り高値水準で上値は抑えられたものの、終日200日移動平均線を上回っての推移だった。25日、75日線とのゴールデンクロスを示現。週足では52週線が支持線として意識される一方で、26週線に上値を抑えられている。14.09倍辺りで推移している26週線を明確に上放れてくるようだと、NTショートを巻き戻す動きが強まろう。
グローベックスの主要な米株先物は、横ばいでの推移をみせており、エヌビディアの決算待ちのなか、ナイトセッションではロングの持ち高調整、ショートの買い戻しといったリバランス中心になりそうである。また、エヌビディアの決算については楽観的な見方に傾いている感があり、短期的に下に振らされるリスクは想定しておきたい。
ただし、上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジを継続しており、+1σが位置する3万3070円辺りまで下げてくる局面では、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。一方、+2σは3万4030円まで上昇しており、23日のサンクスギビングデー(感謝祭)から本格化する米年末商戦の好調が確認されるようだと、その後は+2σを意識したロングが強まりそうだ。
手口面では、日経225先物(立会内)はABNクリアリン証券が2万3781枚、ソシエテジェネラル証券が1万2190枚、サスケハナ・ホンコンが4710枚、SBI証券が1824枚、日産証券が1680枚、バークレイズ証券が1663枚、ゴールドマン証券が1546枚、モルガンMUFG証券が1016枚、auカブコム証券が961枚、野村証券が789枚だった。
TOPIX先物は(立会内)、ABNクリアリン証券が2万9830枚、ソシエテジェネラル証券が1万9489枚、ゴールドマン証券が5995枚、JPモルガン証券が5875枚、サスケハナ・ホンコンが4590枚、バークレイズ証券が3949枚、モルガンMUFG証券が3784枚、日産証券が3422枚、みずほ証券が2126枚、ビーオブエー証券が1909枚だった。
本日のニューヨーク為替市場でもドル円は、米中長期債利回りの動向に注視しながら、投機筋の持ち高調整の進み具合を探りながらの取引となりそうだ。
先週末に商品先物取引委員会(CFTC)が発表した投機筋の先物ポジションは、ネット円ショートが約6年ぶりの水準まで拡大していた。このところの下落で持ち高調整は進んでいるとは思われるが、「山高ければ谷深し」という格言もあるように、米金利次第ではズルズルと下値を試す展開もあり得るか。
北米相場の材料として、カナダから10月消費者物価指数(CPI)が発表予定。カナダ中銀(BOC)12月会合の前としては最後の主要インフレ指標となる。市場予想は前年比+3.2%と9月+3.8%からの伸び率鈍化が見込まれている。カナダ経済が頼るところが大きい「米国」のインフレ指標が予想より下振れたこともあり、弱めの結果に対する準備もしておきたい。
カナダ中銀は2会合連続で据え置きを決定した10月会合でも、追加利上げには含みを持たせていた。しかしながら、このところ市場は金利先安観を強めており、結果次第でカナダ金利の低下圧力が増すようならば、カナダドルの重さにも繋がりそうだ。
ニューヨーク午後、日本時間では22日4時になるが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(10月31日-11月1日分)が公表される。流動性が薄くなる時間帯でもあり、内容次第でドルが荒い値動きとなるかもしれない。
10月31日-11日1日のFOMCでは、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が2会合連続での据え置きが決定された。決定は全会一致。声明文では、金融政策が経済活動やインフレ、経済・金融の動向に影響を与えるまでのラグを踏まえ、追加措置を検討する上で過去の利上げの影響の進展を注視している、と言及された。
「経済活動は第3・四半期に力強い(strong)ペースで拡大した」として、9月会合時点に示した「堅調な(solid)ペース」から判断が引き上げられた。議事要旨では、12月会合での利上げの可能性、長期金利の上昇が利上げに代替との説に関する見解に要注目となる。
・想定レンジ上限
ドル円は昨日安値148.10円付近。その上が日足一目均衡表・雲の上限148.66円。
加ドル円は本日高値108.15円。
・想定レンジ下限
ドル円は日足一目均衡表・雲の下限の145.84円。
加ドル円は9月1日安値106.68円。
金融政策の見通しを巡りFOMC議事要旨に注目 引け後にエヌビディアが決算発表
今晩はFOMC議事要旨に注目。昨日は米国債利回りの低下が支援となる中、エヌビディアやマイクロソフトなどが上昇し、主要3指数がそろって上昇。ダウ平均が203.76ドル高(+0.58%)と2日続伸し、3カ月ぶりに35000ドル台を回復。S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.74%高、1.13%高となり、ともに5日続伸となった。11月月初来では、ダウ平均が6.35%高、S&P500が8.43%高となり、ナスダック総合は11.15%高と2桁高となった。S&P500は年初来高値まで2.02%に迫り、個別銘柄ではマイクロソフトやエヌビディアなどが上場来高値を更新した。
今晩の取引では金融政策の見通しを巡り、取引時間午後に公表される10月31日-11月1日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目が集まる。11月FOMCでは政策金利が据え置かれたが、議事要旨はタカ派的な内容も予想され、議事要旨を受けた米10年債利回りの動向が注目される。決算発表では引け後にエヌビディアの発表が予定されており、発表を控えた株価動向にも要注目か。
今晩の米経済指標・イベントはFOMC議事要旨のほか、10月中古住宅販売件数など。企業決算は寄り前にアナログ・デバイセズ、ロウズ、ベストバイ、メドトロニック、引け後にエヌビディア、HP、オートデスクなどが発表予定。
https://talk.jp/boards/newsplus/1700535053
「9勝1敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□10月白物家電出荷額(10:00)
□10月全国スーパー売上高(14:00)
□東芝 <6502> :臨時株主総会
【国内企業】
★バリュークリエーション <9238> :東証G上場
【海外】
□米国MBA住宅ローン申請指数(21:00)
□米国新規失業保険申請件数(22:30)
□米国10月耐久財受注(22:30)
□米国11月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報値](23日0:00)
□ユーロ圏11月消費者信頼感(23日0:00)
□米国週間石油在庫統計(23日0:30)
株探ニュース
NVDA:NASDAQ
Last | 3:39 PM EST
499.70
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NVDA:NASDAQ
after hours iconAfter Hours: Last | 4:27 PM EST
496.64
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エヌビディア、売上高は予想を上回り、利益は予想を上回る結果
エヌビディアが第3四半期決算を発表した。売上高は市場予想を上回り
、一株あたり利益(EPS)は市場予想を上回る結果となった。
● 売上高:$18.12B (市場予想:$16.18B、)
● EPS:$4.02 (市場予想:$3.36、)
(21日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.39円(前営業日比横ばい)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.91円(▲0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0911ドル(▲0.0029ドル)
ダウ工業株30種平均:35088.29ドル(▲62.75ドル)
ナスダック総合株価指数:14199.98(▲84.55)
10年物米国債利回り:4.39%(▲0.03%)
WTI原油先物1月限:1バレル=77.77ドル(▲0.06ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2001.6ドル(△21.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月米中古住宅販売件数
前月比 ▲4.1% ▲2.2%・改
年率換算件数 379万件 395万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は横ばい。日本時間夕刻に一時147.15円と9月14日以来の安値を付けたものの、NY市場では買い戻しが優勢となった。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円売り・ドル買いのフローが観測されたほか、低調な米10年物インフレ連動債(TIPS)入札や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨をきっかけに米長期金利が上昇すると全般ドル買いが優勢となった。4時過ぎには一時148.60円と日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が低下に転じると上値が重くなった。
なお、米連邦準備理事会(FRB)がこの日公表した10月31日-11月1日分のFOMC議事要旨では「当局者全員が金利について慎重に進めることに同意」としながらも、「インフレの進展が不十分な場合、FRBはさらなる引き締めを検討」「大半の当局者はインフレの上振れリスクを認識」との見解が示された。
・ユーロドルは4日ぶりに反落。アジア市場では一時1.0965ドルと8月11日以来の高値を付けたものの、NY市場に入るとさえない展開となった。米感謝祭を控えて、ポジション調整目的の売りが出たほか、ロンドン・フィキシングに絡んだユーロ売り・ドル買いのフローが観測された。低調な米10年TIPS入札やFOMC議事要旨をきっかけにドル買いが強まると、一時1.0900ドルと日通し安値を付けた。
・ユーロ円は4日続落。欧州市場序盤に161.25円まで売られた影響が残ったものの、NY市場に限れば、ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、大きな方向感は出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。米感謝祭を前に持ち高調整目的の売りが優勢となった。足もとで相場上昇が続いたあとだけに利益確定目的の売りも出た。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落。市場では「エヌビディアの決算発表を控えて、積極的な買いは手控えられた」との声が聞かれた。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。低調な米10年TIPS入札やFOMC議事要旨をきっかけに売りが強まる場面もあったが、引けにかけて持ち直した。米利上げ打ち止め観測の高まりを背景に買いが入りやすい地合いだ。
・原油先物相場は3日ぶりに反落。26日に行われる石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合で減産幅拡大との思惑が支えとなり、続伸していた原油先物価格だが、本日は利食いの売りが上値を抑えた。一時前日比でプラス圏を回復する場面もあったが、引けにかけてはドルが買い戻されていたことで、ドルで取引される原油先物には割高感も生じたことも重しになり3日ぶりに反落して引けた。
・金先物相場は3日ぶりに反発。FOMC議事要旨の発表を控え、米長期金利が低下したことで、金利のつかない金先物には買いが集まり3日ぶりに反発した。もっとも、10年TIPSの入札が低調だったことがわかると、米金利の上昇に伴い金先物も上げ幅を縮めて引けている。
21日05:49 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「景気後退は回避すべきであり、回避できる」
「ソフトランディングの可能性が高い」
「私たちはフォワードガイダンスに過度は依存しており、今後のガイダンスについてはもっと控えめになるべき」
「おそらく2024年末よりも早い時期にPEPP再投資を中止する必要がある」
「少なくとも今後数回の会合と、今後数四半期は金利が頭打ちになると予想される」
21日19:47 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「市場はインフレ持続のリスクを過小評価している」
「市場は直近のデータを重要視し過ぎている」
21日19:48 マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「今は金融政策を更に引き締めることが重要」
「2%インフレ目標へのコミットメントを強化する必要」
21日19:49 ラムズデン英中銀(BOE)副総裁
「英国経済の制限速度は低い」
「制限速度が低いと、目標インフレ率を上回る可能性が高まる」
「我々は市場金利期待から距離を置くことを明確にしている」
「家計と企業を対象とした調査は、インフレ期待の固定化と整合的」
21日19:53 ハスケル英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「ヘッドライン・インフレの低下は、インフレのトレンドを判断する良い指標ではない」
22日01:22 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「今後の決定は今後のデータ次第、インフレ目標を達成できないリスクが高まっていると判断した場合には行動する」
「昨年のインフレ急騰に大きな役割を果たしたエネルギーとサプライチェーンの混乱は現在解消されつつある」
「今後数カ月間に総合インフレ率が再び若干上昇すると予想している」
「インフレが持続的に目標に戻るための条件が整っているという確固たる証拠が得られるまで、引き続き注意を払う必要がある」
「今は勝利宣言を始める時期ではない」
「賃金の堅調な伸びは主に過去のインフレに関連したキャッチアップ効果を反映している」
22日04:03 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(10月31日-11月1日分)
「当局者全員が金利について慎重に進めることに同意」
「インフレの進展が不十分な場合、FRBはさらなる引き締めを検討」
「複数の当局者は、個人消費の勢いが維持される可能性を指摘」
「当局者らは需要と供給のバランスは引き続き改善していると指摘」
「当局者は今後数カ月間のデータがインフレ継続の程度を明らかにするのに役立つと予想」
「当局者らはインフレ圧力が緩和するさらなる証拠が必要だと指摘」
「当局者らは消費支出に関するデータが再び予想外に上向きになったと指摘」
「インフレ率を2%に戻すために金融政策スタンスを十分に制限的に維持することが重要」
「多くの当局者は成長への下振れリスクを認識」
「大半の当局者はインフレの上振れリスクを認識」
※時間は日本時間
<国内>
○未定 ◇ 11月月例経済報告
<海外>
○09:00 ◎ 7-9月期シンガポール国内総生産(GDP)確定値(予想:前期比年率1.1%)
○17:00 ◎ 10月南アフリカ消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.5%/前年比5.5%)
○17:35 ◎ ブロック豪準備銀行(RBA)総裁、講演
○20:00 ◎ センテノ・ポルトガル中銀総裁、講演
○21:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○22:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:22.6万件/187.5万人)
○22:30 ◎ 10月米耐久財受注額(予想:前月比▲3.1%/輸送用機器を除く前月比0.1%)
○24:00 ◎ 11月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値、予想:▲17.6)
○24:00 ◎ 11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値、予想:60.6)
○23日00:30 ◇ EIA週間在庫統計
○23日01:00 ◎ ナーゲル独連銀総裁、講演
○23日01:30 ◎ マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁、講演
○オランダ総選挙
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
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昨日のニューヨーク外国為替市場でドル円は横ばい。日本時間夕刻に一時147.15円と9月14日以来の安値を付けた後は買い戻しが優勢となり、低調な米10年物インフレ連動債(TIPS)入札や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨をきっかけに米長期金利が上昇すると一時148.60円まで反発した。ロンドン・フィキシングに絡んだユーロ売り・ドル買いのフローが観測され、ユーロドルは一時1.0900ドルと4日ぶりに反落した。ユーロ円は欧州市場序盤に161.25円まで売られた後、ドル円同様に買い戻しが入り、161円後半での動きと大きな方向感は出なかった。
昨日のドル円は一時147.15円まで続落し、大幅下落した反動もあり、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表後には148.60円まで反発した。ドル円は13日に151.91円まで上昇するも、昨年10月21日に記録した1990年7月以来の高値151.95円を上抜けできず失速した。米利上げサイクル終了の見方が強まったことを背景にドル高圧力が後退し、ドル円は上値警戒感が緩んだものの、クロス円の堅調な動きが続くなど円安地合いの継続でしばらくは150円大台を維持し底堅い動きとなった。ただ、先週末に150円大台を割り込み、商品先物取引委員会(CFTC)での投機筋の通貨先物ポジションで円ショートポジションが約6年ぶりの高水準となっていることがクローズアップされるなか、米感謝祭を控え急速に円ショートポジションの調整が進んだ。
今週に入って注目の材料が乏しいなか、ドル円は下落基調を強め、どこまで調整売りが進むかが注目されたが、いったんは売りが一巡したとみていいだろう。9月13・14日の安値147.02円を下抜けし、147円大台を割り込めば145円台まで一段と売りが進んだ可能性もあっただけに、明日に日本が勤労感謝の日、米国で感謝祭を迎え流動性の低下が見込まれ油断は許されない。本日も日米市場で注目材料は乏しく、先週末から大きく下落したドル円に一段の買い戻しが入るかどうかは米長期金利の動き次第だろう。
昨日のFOMC議事要旨では、今後の利上げについて慎重なアプローチを取るとしながらも、インフレ低下の進展が不十分であることが示唆されれば金利を引き上げる必要があるとの見解で一致したことが明らかになった。米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクル終了しても、高金利水準が長期間続く可能性が高い一方で、日銀の金融政策正常化期待が強まっていないことを鑑みると、ドル高・円安地合いが変わったと判断するのはまだ早い。
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33200 -150 (-0.44%)
TOPIX先物 2359.5 -6.0 (-0.25%)
シカゴ日経平均先物 33200 -150
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
21日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)が議事要旨を公表し、政策判断はインフレ目標に向けた進展に基づいて判断することで全参加者の意見が一致。足もとで利上げ局面が終了したとの見方が強まっていたこともあり、相場の重荷となった。また、取引終了後にエヌビディア<NVDA>の決算発表を控えていたこともあり、ハイテク株には利益確定の動きが広がった。23日はサンクスギビングデー(感謝祭)の祝日で休場となり、24日は短縮取引となるため、持ち高調整の動きが入りやすい影響もあった。S&P500業種別指数は自動車・同部品、ヘルスケア機器・サービス、電気通信サービスが上昇した一方で、半導体・同製造装置、小売、銀行が下落した。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比150円安の3万3200円だった。日経225先物(12月限)は日中比30円安の3万3320円で始まり、寄り付きを高値に軟化し、3万3200円~3万3300円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを切り下げ、3万3140円まで下げる場面も見られた。ただし、同水準での底堅さが意識され、終盤にかけては3万3140円~3万3210円処で保ち合い、3万3200円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢の展開が見込まれる。注目されていたエヌビディアの決算は、AI向け半導体の需要が急拡大し予想を上回ったが、第4四半期に対中国の売り上げが著しく減少するとの見通しを示した。時間外取引では一時1%を超える上昇を見せていたが、その後は下落に転じている。ただ、大きく売り込む流れにはなっておらず、波乱要因にはつながらないだろう。
米国市場が祝日を控えた持ち高調整の動きだったこともあり、東京市場でも海外投資家のフローが限られてくるため、膠着感の強い展開が見込まれる。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時3万3140円まで売られ、ボリンジャーバンドの+1σ水準に接近しており、+1σが位置する3万3060円を支持線とした押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。+1σまでの調整により過熱感は和らぐため、来週には3万4020円まで上昇してきた+2σ水準をターゲットとしたセンチメントに向かわせそうだ。
本日のところは、オプション権利行使価格の3万3250円を中心とした上下の権利行使価格である3万3000円から3万3500円辺りのレンジを想定する。指数インパクトの大きい値がさハイテク株は利食い対象になりやすいものの、期待先行のロングは限られているとみられ、短期的なショートについては祝日前にカバーが入るとみておきたい。ショートが強まる局面では、その後のリバウンド狙いとなる。
VIX指数は13.35(前日は13.41)に低下した。一時14.31まで上昇する場面もみられたが、方向性としては9月15日に付けた12.68をターゲットしたトレンドであり、ショートカバーを誘い込みやすいだろう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.09倍に上昇した。小動きであったが、14.05倍に位置する200日移動平均線を上回っての推移を継続していた。本日はハイテク株の利食いからTOPIX型優位の流れになりうそうだが、200日線辺りでの底堅さがみられてくるようだと、押し目ではNTロングを組成する展開を意識しておきたい。
12月限
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★決済の日時とPRICEは非公表です
断言する!
日経は2度と33000を割らない!
■■■Buy everything ■■■
■■■Buy everything ■■■
■■■ 全部買え! ■■■
■■■ 全部買え! ■■■
■■■ 全部買え! ■■■
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シカゴ
日経225先物は11時30分時点、前日比220円高の3万3570円(+0.65%)前後で推移。寄り付きは3万3120円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3200円)を下回り、売り優勢で始まった。ただし、寄り付き直後に付けた3万3110円を安値に急速に切り返しており、現物の寄り付き直後にはプラスに転じた。買い一巡後は3万3400円~3万3450円辺りで売り買いが交錯する場面も見られたが、中盤にレンジを上放れると、終盤にかけて一時3万3600円まで上げ幅を広げた。
日経225先物は、半導体株が売られた影響から売りが先行する格好となったが、ボリンジャーバンドの+1σまでの調整を経て、押し目待ち狙いの動きが強まった格好である。祝日を前に市場参加者は限られているとみられるが、そのため小さいエネルギーでもトレンドが出やすい需給状況のようだ。また、エヌビディア<NVDA>の決算反応については、グローベックスのナスダック100先物が小幅な下げにとどまっており、ショートを仕掛けづらくさせている。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.06倍に低下し、一時14.03倍まで下げた。200日移動平均線を下回る場面も見られたが、同線を挟んでの底堅さが見られている。アドバンテスト <6857.T> [東証P]、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]の下げが日経平均型の重荷となるものの、東エレクは下げ幅を縮めてきており、NTロングでのスプレッドを狙ったスタンスに向かわせやすいだろう。
俺の持ち株2009年より安いぞ
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12月限
33460円33460円33460円33460円33460円
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★決済の日時とPRICEは非公表です
えらべ
ロンドンタイムは、引き続き米感謝祭前の調整フローに注意しつつも、動意につながりそうな欧州経済指標の発表が乏しく、動きにくさもある状態か。20時から講演を行うセンテノ・ポルトガル中銀総裁の発言内容には一応留意したい。
同総裁はここ最近の発言でユーロ圏経済のソフトランディンに対する不安に言及。政策金利については、やがて下方向へ向かうとの見解を示していた。政策金利が0%へ戻ることには否定的な見解を示していたものの、総じて弱めな内容。改めて動意を荒っぽくするような発言はないとみるが、ユーロの戻りを鈍くする方向な見方を示しそうであることには注意しておきたい。
想定レンジ上限
・ユーロドル:8月11日高値1.1005ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:17日安値1.0825ドル。
(22日15時時点)
ドル円:1ドル=148.75円(前営業日NY終値比△0.36円)
ユーロ円:1ユーロ=162.26円(△0.35円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0907ドル(▲0.0004ドル)
日経平均株価:33451.83円(前営業日比△97.69円)
東証株価指数(TOPIX):2378.19(△10.4)
債券先物9月物:146.06円(▲0.24円)
新発10年物国債利回り:0.725%(△0.030%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01200%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は反発。前日に上昇した反動で148.02円まで売られる場面もあったが、同水準では底堅く推移。「イスラエル政府がイスラム組織ハマスの拘束する人質の一部解放に関する合意案支持」とのニュースを背景に時間外の米10年債利回りが4.41%台に上昇する中で反発。昨日高値の148.60円を上抜けると、148.99円まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは小安い。主だった材料がない中、時間外の米10年債利回りが上昇したこともあり、1.09000ドルまでやや値を下げた。
・ユーロ円は反発。ドル円の下げにつれて161.60円まで下押すも一時的となり、その後はドル円が反発すると162.44円まで切り返した。日経平均が堅調に推移したことも追い風になった模様。
・日経平均株価は3営業日ぶりに反発。イスラエル関連報道がリスク選好ムードを高めたほか、ドル円の下げが一服したこともあり、上昇幅が一時200円超となった。その後はやや上げ幅を縮小するも、プラス圏を維持して取引を終えた。
・債券先物相場は7営業日ぶり反落。日銀が22日に通知した国債買い入れオペ(公開市場操作)で「5年超10年以下」の購入予定額を2回連続で減らしたことから、債券相場は軟調に推移。米長期金利が上昇したことも重しとなった。一方、新発10年物国債利回りは一時0.730%まで上昇する場面があった。
日経225先物 33440 +90 (+0.26%)
TOPIX先物 2376.0 +10.5 (+0.44%)
日経225先物(12月限)は前日比90円高の3万3440円で取引を終了。寄り付きは3万3120円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3200円)を下回り、売り優勢で始まった。ただし、寄り付き直後に付けた3万3110円を安値に切り返し、現物の寄り付き直後にはプラスに転じた。買い一巡後は3万3400円処で売り買いが交錯する場面も見られたが、前場中盤にレンジを上放れると3万3600円まで上げ幅を広げた。その後、3万3600円が心理的な抵抗となり、後場は3万3440円~3万3530円辺りでの保ち合いを継続した。
日経225先物は、エヌビディア<NVDA>の決算を受けた時間外取引での弱い値動きが影響した、アドバンテスト <6857.T> [東証P]や東京エレクトロン <8035.T> [東証P]など半導体株の下げが重荷となり、売りが先行する格好となった。ただし、ボリンジャーバンドの+1σまでの調整を見せた後は、押し目待ち狙いの動きが強まった格好である。祝日を前に市場参加者は限られており、後場は持ち高調整により上げ幅を縮めたものの、底堅い値動きだった。
グローベックスのナスダック100先物は0.2%ほどの下落で推移しており、エヌビディアの下落影響は限られそうである。もともと米国政府による同社のAI半導体の対中輸出規制の影響が警戒視されていたこともあり、過剰にネガティブ視されることはなさそうである。売りが先行したとしても、その後の底堅さがみられるようだと、値がさハイテク株の買い戻しに向かわせる可能性はありそうだ。
また、配当再投資に伴う資金流入が意識されており、バリュー株物色も見られている。米国でサンクスギビングデー(感謝祭)から年末商戦が本格化するなか、ブラックフライデーやサイバーマンデーで好調な売れ行きが示されるようだと、年末高を意識したセンチメントが強まりやすい。
日経225先物のボリンジャーバンドは+1σが3万3180円、+2σは3万4190円まで上昇してきた。+1σまでの調整で過熱感は後退しており、+2σをターゲットとしたトレンド形成が期待される。+2σ接近となれば再び過熱感が警戒されてくるものの、節目の3万4000円を回復したとしても過熱感は強まらないため、ショートカバーによってオーバーシュート気味の上昇も想定しておいた方が良さそうだ。そのため、短期的としてもショートからのエントリーは、避けておきたいところである。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.07倍に低下した。朝方に一時14.03倍まで下げ、支持線として意識される200日移動平均線を下回る場面も見られたが、その後は同線を上回って推移していた。週足では52週線が支持線として機能する一方で、14.09倍辺りで推移する26週線に上値を抑えられている。26週線を明確に上放れてくると、NTロングによるスプレッドを狙った動きが入りやすくなりそうだ。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万2210枚、ソシエテジェネラル証券が1万4615枚、サスケハナ・ホンコンが4978枚、SBI証券が2311枚、バークレイズ証券が1980枚、モルガンMUFG証券が1427枚、JPモルガン証券が1352枚、日産証券が1334枚、楽天証券が951枚、野村証券が948枚だった。
TOPIX先物]は、ABNクリアリン証券が2万5544枚、ソシエテジェネラル証券が1万5564枚、JPモルガン証券が4486枚、バークレイズ証券が3791枚、サスケハナ・ホンコンが3613枚、ゴールドマン証券が2802枚、日産証券が2615枚、モルガンMUFG証券が2357枚、ビーオブエー証券が1546枚、野村証券が786枚だった。
本日のNY市場では、明日の日米祝日(日:勤労感謝の日、米:感謝祭)を控える中、前日のドル円・日足チャートで作った十字線の効果を確認する展開となりそうだ。
経済イベントは米国でMBA住宅ローン申請指数や新規失業保険申請件数、10月耐久財受注などが予定されている。ドル円は昨日、チャート上に底打ちを示唆するとされる「下ひげの長い十字線」が出現した。先週後半からの下げに一服ムードが漂っており、足もとでは149円台にしっかりと乗せてきた。前述した経済指標の市場予想は強弱まちまちとなっており、予想より強い結果が相次ぐようならば上値模索の機運が高まる可能性がある。日足一目均衡表の基準線と転換線が位置する149.53円を超えると、20日の上伸を阻んだ150円の大台が視野に入りそうだ。
とはいえ金利市場では、米連邦準備理事会(FRB)が来年5月にも利下げに踏み切るとの観測が根強い。経済データが予想より弱い結果が相次ぐ場合は、昨日の上昇分を打ち消す下げも想定される。その場合は、昨日高値148.60円を下抜けると、オプションバリアが観測されている148円ちょうどに向けた続落もありえるか。
また、EIA週間在庫統計も発表予定。先月下旬よりWTI原油先物価格が軟調に推移する中、結果を受けて原油相場に動きがあるようならば、カナダ円やメキシコペソ円に影響を及ぼすことも考えられる。
要人発言は、ナーゲル独連銀総裁やマックレム・カナダ銀行(BOC)総裁の講演が予定されている。インフレ見通しなど金融政策に関する言及があるか注目したい。
最後に繰り返しになるが、明日の日米の祝日を前にしたポジション整理的な動きには念のため注意が必要だろう。
・想定レンジ上限
ドル円は日足一目・基準線&転換線の149.53円。超えると150円の大台。
・想定レンジ下限
ドル円は昨日高値148.60円。割ると148.00円。
今晩はもみ合いか。昨日は一部の小売株の下落や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で引き締め的な政策の継続が示唆されたことで主要3指数がそろって下落。ダウ平均は62.75ドル安(-0.18%)と3日ぶりに小幅反落し、S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.20%安、0.59%安となり、ともに6日ぶりに反落した。
引け後に決算を発表したエヌビディアは売上高と利益が市場予想を上回り、強い売上高見通しも発表されたが、株価は利益確定売りに押され時間外で約1.7%下落した。
今晩は翌木曜日が感謝祭の休場、金曜日が短縮取引となることで積極的な取引は控えられそうだ。時間外で下落したエヌビディアの通常取引での動向が注目されるほか、発表される経済指標や、それを受けた米10年債利回りをにらんだ神経質な展開も考えられる。
今晩の米経済指標・イベントは10月耐久財受注、新規失業保険申請件数、11月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先・5年先期待インフレ率確報値など。企業決算は寄り前にディアが発表予定。
なんで?
禁労感謝の日だろ?
【国内】
★国内市場休場、デリバティブは祝日取引を実施(勤労感謝の日)
【海外】
★米国市場休場(感謝祭)
□ドイツ11月製造業PMI(17:30)
□ドイツ11月サービス業PMI(17:30)
□ユーロ圏11月サービス業PMI(18:00)
□ユーロ圏11月製造業PMI(18:00)
□スウェーデン中銀が政策金利を発表
□南アフリカ中銀が政策金利を発表
□インドネシア中銀が政策金利を発表
□トルコ中銀が政策金利を発表
株探ニュース
世界的に景気が良くないのに なぜ株価あがる?
決算が良かっても株は下がる時もあるやろ。
(22日終値)
ドル・円相場:1ドル=149.54円(前営業日比△1.15円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.84円(△0.93円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0888ドル(▲0.0023ドル)
ダウ工業株30種平均:35273.03ドル(△184.74ドル)
ナスダック総合株価指数:14265.86(△65.88)
10年物米国債利回り:4.40%(△0.01%)
WTI原油先物1月限:1バレル=77.10ドル(▲0.67ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=1992.8ドル(▲8.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数(前週比) 3.0% 2.8%
前週分の米新規失業保険申請件数 20.9万件 23.3万件・改
10月米耐久財受注額
前月比 ▲5.4% 4.0%・改
輸送用機器を除く前月比 0.0% 0.2%・改
11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
61.3 60.4
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は上昇。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.3615%前後と約2カ月ぶりの低水準を付けると円買い・ドル売りが先行。22時前に一時148.60円付近まで値を下げた。
ただ、前週分の米新規失業保険申請件数が20.9万件と予想の22.6万件より強い内容だったことが分かると買い戻しが優勢に。米ミシガン大学が発表した11月消費者態度指数(確報値)や消費者の期待インフレが予想を上回ったことが伝わると米10年債利回りが上昇に転じたため、さらにドル買いが進んだ。0時30分過ぎには一時149.75円まで上値を伸ばした。
もっとも、20日の高値149.99円が目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服。明日の米感謝祭を控えて商いが細ると、149円台半ばでのもみ合いに転じた。
・ユーロドルは続落。米経済指標の上振れを受けて米長期金利が上昇に転じると、全般ドル買いが優勢となった。0時過ぎには一時1.0852ドルと日通し安値を更新した。ただ、ユーロ円やユーロポンドなどの一部ユーロクロスの上昇につれた買いが入ると1.0889ドル付近まで下げ渋った。
なお、ナーゲル独連銀総裁は「政策金利は当面、現行水準に維持されると予想」「ECBはターミナルレートの水準に近いと確信」「ECBが再び利上げを実施するかどうかは断言できない」などと述べた。
・ユーロ円は5日ぶりに反発。22時前に一時162.10円まで下押ししたものの、ドル円の上昇につれた買いが入ると持ち直した。米国株相場の上昇を背景にリスク・オンの円売りが強まると、一時162.94円と日通し高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合延期が伝わると、WTI原油先物相場が急落。インフレへの懸念が和らぎ、株買いが広がった。ChatGPTを運営する「オープンAI」の最高経営責任者(CEO)にサム・アルトマン氏が復帰することが決まり、人工知能(AI)戦略を巡る先行き不透明感が和らいだことも投資家心理の改善につながった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったほか、米ミシガン大学が発表した消費者の期待インフレが予想を上回ったことが伝わると売りが優勢となった。
・原油先物相場は続落。26日に行われる予定だったOPECプラスの会合が延期されると伝わると、原油先物は一時73ドル後半まで急落した。サウジアラビアが他の加盟国の石油生産水準に不満を表明していることなどで、OPECプラスの足並みがそろわないことが嫌気された。もっとも、引けにかけては感謝祭を控えた原油需要の高まりで、下げ幅を急速に縮めて引けた。なお、OPECプラスの会合は30日に延期されたと報じられている。
・金先物相場は反落。約2カ月ぶりの水準まで低下していた米10年債利回りが、米週間の雇用指標やミシガン大学が発表した期待インフレの上方修正で一転上昇に転じた。米金利の上昇で金利のつかない金先物は売りが優勢となり、ドルがほぼ全面高となったことによる割高感も重しになり反落して引けた。
22日11:07 岸田首相
「物価目標の持続・安定実現に向けた政府・日銀の対応は矛盾していない」
「具体的な金融政策は日銀に任せなければならない」
22日17:41 ブロック豪準備銀行(RBA)総裁
「インフレはすでにピークを過ぎた」
「RBAは依然として政策面で狭い道を歩もうとしている」
「雇用を拡大させながら需要を冷え込ませようとしている」
「より大幅な引き締めが正しい政策対応」
「需要主導のインフレを目標の2-3%に戻すには時間がかかる」
22日21:45 ハント英財務相
「事業税を引き下げる」
「債務削減や減税がインフレを抑え、GDPを上昇させる」
「インフレ率は2025年に2%目標まで低下する」
「2024年のインフレ率は2.8%と予想(3月時は0.9%)」
「インフレ率を目標に戻すためならどんなことでもする英中銀を支持」
23日01:34 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「経済は今後数四半期も引き続き弱いだろう」
「安心するにはCPIがさらに低下するのを確認する必要」
「短期インフレ期待の緩和は遅れている」
「CPIが2%に到達するため、現時点では金利は十分制限的になる可能性」
「インフレはまだ高すぎる、さらなる利上げの準備は必要」
23日02:17 ナーゲル独連銀総裁
「政策金利は当面、現行水準に維持されると予想」
「ECBはターミナルレートの水準に近いと確信」
「ECBが再び利上げを実施するかどうかは断言できない」
※時間は日本時間
<国内>
○勤労感謝の日の祝日で休場
<海外>
○14:00 ◎ 10月シンガポール消費者物価指数(CPI、予想:前年比4.5%)
○16:00 ◎ 7-9月期ノルウェー国内総生産(GDP、予想:前期比0.3%)
○16:45 ◇ 11月仏企業景況感指数(予想:98)
○17:15 ◎ 11月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値(予想:43.1)
○17:15 ◎ 11月仏サービス部門PMI速報値(予想:45.6)
○17:30 ◎ スウェーデン中銀、政策金利発表(予想:4.25%に引き上げ)
○17:30 ◎ 11月独製造業PMI速報値(予想:41.2)
○17:30 ◎ 11月独サービス部門PMI速報値(予想:48.5)
○18:00 ◎ 11月ユーロ圏製造業PMI速報値(予想:43.4)
○18:00 ◎ 11月ユーロ圏サービス部門PMI速報値(予想:48.1)
○18:30 ◎ 11月英製造業PMI速報値(予想:45.0)
○18:30 ◎ 11月英サービス部門PMI速報値(予想:49.5)
○20:00 ◎ トルコ中銀、政策金利発表(予想:37.50%に引き上げ)
○21:30 ☆ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(10月26日分)
○21:30 ◎ マクルーフ・アイルランド中銀総裁、講演
○21:35 ◎ パネッタECB専務理事、講演
○未定 ☆ 南アフリカ準備銀行(SARB)、政策金利発表(予想:8.25%で据え置き)
○米国(感謝祭)、休場
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
昨日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米長期金利が約2カ月ぶりの低水準を付けたことで148.60円付近まで円買い・ドル売りが先行した。しかし強い経済指標を受けて米金利は上昇へ反転。ドル円は149.75円まで上昇した。ユーロドルは米長期金利上昇を受けて1.0852ドルまで下落。一方、ユーロ円はドル円への連れ高や米株上昇を背景としたリスク・オンの円売りで162.94円まで上昇した。
本日、東京市場は勤労感謝の日で休場となる。為替の動意につながりそうな経済指標などのスケジュールも予定されていない。動きにくい状態のまま欧州市場の動きを待つことになりそう。加えてニューヨーク市場も米感謝祭で休場であるため、米系デスクはじめ海外勢のアジアや欧州での動きも鈍そうだ。
ただ、取引が薄いなかで売買フローがある程度まとまって出てきた際の振れには注意が必要となる。流動性が低いため、普段なら下げ渋ったり、頭打ちになったりする水準で動きがおさまらない場合がある。高値を掴んでしまったり、安値を売り込んでしまったりしがち。材料を伴わない突発的な上下に追随することは避けたい。
労働厨のおかげで食えてるんやし
俺達の為の日やろ
同一賃金や減税を意固地に拒み続ける国だから、今後も拗れるの確実なんよね
ロンドンタイムは、日米休場で取引が薄くなりがちななか、通常でも為替の動意を誘いやすいユーロ圏ほか欧州各国の11月購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表となる。
主要国の事前予想は総じて前月より小幅に改善するとの見方。しかし生産関連指数や雇用・売上などハードデータと異なり、PMIなど聞き取り調査が元になるソフトデータは市場関係者の見込みで方向性がある程度は予想できても、水準を推測するのが難しい。
予想と乖離した結果や、見込みに反する内容になった場合に為替も振れやすい。日・米休場の狭間の欧州市場でもあり、荒れた動きになるリスクに注意したい。
想定レンジ上限
・ユーロドル:8月11日高値1.1005ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:17日安値1.0825ドル。
本日のNY為替市場のドル円は、感謝祭で休場、明日は感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場は短縮取引となるため閑散取引となり、動意に乏しい展開が予想される。
ドル円のテクニカル分析では、ダブル・トップ(151.72円・151.91円)を完成させて、ネック・ラインを下抜けたものの、日足一目均衡表・雲が支持帯となり、三川明けの明星的なパターンで下げ渋る展開となっている。
本日は、攻防の分岐点である日足一目均衡表・転換線149.53円を念頭に置きながらの相場展開が予想される。
また、本日は、NYカットオプションが149.50円、149.20円、149.00円に控えており、ガンマ取引が値動きを抑制する可能性が高いことで、極東や中東発の地政学リスク関連のサプライズに警戒しながらの相場展開が予想される。
21時30分に発表される欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(10月26日分)やマクルーフ・アイルランド中銀総裁とパネッタECB専務理事の講演には注目しておきたい、
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、11月17日の高値の150.78円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、11月22日の安値の148.02円。
「5勝5敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
★10月全国消費者物価指数(08:30)
□週間対外及び対内証券売買契約等の状況(08:50)
□9月景気動向指数[確報値](14:00)
□10月全国百貨店売上高(14:30)
【海外】
□米国市場は短縮取引(サンクスギビングデー)
★ブラックフライデー
□ドイツ7-9月期GDP[確報値](16:00)
□ドイツ11月Ifo景況感指数(18:00)
□米国11月製造業PMI(23:45)
□米国11月サービス業PMI(23:45)
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ブルームバーグ米ホリデー支出は個人貯蓄が下支えも、年明け後は不透明?リポート22日 14:31
ブルームバーグNTTが大型グリーンボンド、2023年の発行総額は世界3位に22日 14:14
ブルームバーグ米地銀、資金調達コストが「永続的に」高止まり?アポロのスロック氏22日 14:07
ブルームバーグアデビンタLBO向けに7300億円ローン、直接融資案件で過去最大22日 14:01
ブルームバーグジェフリーズ、クレディS出身バンカー2人をアジアで採用?関係者22日 13:18
23日16:25 ナーゲル独連銀総裁
「利下げについて語るのは早すぎる」
「インフレ率を目標に近づけるためには、金利は高止まりせざるを得ない」
「地政学はエネルギー価格のリスク」
「インフレ率は今後数カ月で上昇するかもしれない」
「金利がピークに達したかどうかはまだ分からない」
23日22:12
「欧州中央銀行(ECB)はまだ最も難しいインフレとの闘いに直面したまま」
「早めの緩和は間違いになる」
23日21:34 マクルーフ・アイルランド中央銀行総裁
「利上げ局面の終点に近づいているものの、更なる利上げの可能性は残されている」
「利下げの検討は時期尚早」
23日22:15 クガニャゴ南アフリカ準備銀行(SARB)総裁
「インフレ見通しは深刻な上昇リスクがある」
「据え置きは全会一致」
23日23:06 ウンシュ・ベルギー中銀総裁
「これ以上の利上げは必要ないということだが、春まで待ってもいいだろう」
「さらなる引き締めが必要になる可能性もある」
「インフレ目標の許容範囲について議論するのは正当」
23日23:10 石油輸出国機構(OPEC)
「OPECプラスの会合は30日にオンライン開催する」
※時間は日本時間
<国内>
○08:30 ☆ 10月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く総合、予想:前年比3.0%)
○08:30 ☆ 10月全国CPI(生鮮食料品・エネルギー除く、予想:前年比4.1%)
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○14:00 ◇ 9月景気動向指数改定値
<海外>
○06:45 ◎ 7-9月期ニュージーランド(NZ)小売売上高(予想:前期比▲0.7%)
○09:01 ◇ 11月英消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:▲28)
○16:00 ☆ 7-9月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整済、予想:前期比▲0.1%/前年同期比▲0.3%)
○16:00 ☆ 7-9月期独GDP改定値(季節調整前、予想:前年同期比▲0.8%)
○18:00 ◎ 11月独Ifo企業景況感指数(予想:87.5)
○19:00 ◎ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、講演
○21:00 ◎ 7-9月期メキシコGDP確定値(予想:前期比0.9%/前年比3.3%)
○22:00 ◎ デギンドスECB副総裁、講演
○22:30 ◎ 9月カナダ小売売上高(予想:前月比横ばい/自動車を除く前月比▲0.2%)
○23:45 ◎ 11月米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値(予想:49.8)
○23:45 ◎ 11月米サービス部門PMI速報値(予想:50.4)
○23:45 ◎ 11月米総?⑰MI速報値(予想:50.4)
○24:00 ◎ デコス・スペイン中銀総裁、講演
○感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場は短縮取引
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33710 +270 (+0.80%)
TOPIX先物 2391.0 +15.0 (+0.63%)
シカゴ日経平均先物 33770 +330
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
22日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退するなか、米長期金利の低下基調が継続しているほか、NY原油先物相場が下落したことで買い優勢の展開となった。また、23日のサンクスギビングデーから本格化する年末商戦への期待なども買いに向かわせたようだ。米経済指標は、11月のミシガン大消費者調査(確定値)では、1年先のインフレ期待が予想を上回った一方で、10月の米耐久財受注は予想以上に減少するなど強弱が入り混じる内容だった。S&P500業種別指数は小売、家庭用品・パーソナル用品、メディアが上昇した半面、自動車・同部品、半導体・同製造装置、エネルギーが下落した。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比330円高の3万3770円だった。日経225先物(12月限)は日中比20円高の3万3460円で始まり、寄り付き直後に付けた3万3440円を安値にリバウンド基調が強まり、米国市場の取引開始後には一時3万3760円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は3万3660円~3万3760円辺りでの保ち合いを継続。また、祝日取引では開始直後に3万3620円まで利食いに押された後は、3万3700円~3万3750円辺りでの推移が続き、3万3710円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の相場展開が見込まれる。米国市場では利上げ観測の後退のほか、年末商戦への期待が強い。決算発表後の動きが注目されていたエヌビディア<NVDA>は2.4%の下落となったが、利食いの範囲内であろう。一方で、オープンAIは、最高経営責任者(CEO)を解任されたサム・アルトマン氏の復帰で基本合意に達したと発表したことを受けてマイクロソフト<MSFT>が買われ、NYダウをけん引した。
日経225先物は、上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σに沿ったトレンドを継続しているが、+1σは3万3200円、+2σは3万4220円辺りまで上昇している。20日に付けた年初来高値3万3870円突破から節目の3万4000円が意識されやすく、ショートカバーが強まる可能性がありそうだ。週末要因のほか、24日の米国市場は短縮取引となることで海外勢のフローが限られ、次第にこう着感が強まるものの、断続的なショートカバーによりロング対応に向かわせよう。
そのため、オプション権利行使価格の3万3750円を中心とした上下の権利行使価格である3万3500円から3万4000円のレンジを想定する。エヌビディアの下落影響は織り込み済みとなるなか、ナスダック指数は7月17日に付けた年初来高値に接近しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型をけん引する展開が見込まれる。
VIX指数は12.80と9月15日以来となる13.00を下回っており、同日に付けた12.68に接近している。年初来安値の更新が意識されてくるなか、ショートカバーが強まる可能性がある。
なお、22日のNT倍率は先物中心限月で14.07倍に低下した。一時14.03倍まで下げ、支持線として意識される200日移動平均線を下回る場面も見られたが、その後は同線を上回っての推移が続いた。週足では52週線が支持線として機能する一方で、14.09倍辺りで推移する26週線に上値を抑えられている。日経平均型優位で26週線を明確に上放れてくる展開から、NTロングによるスプレッドを狙った動きが入りやすくなりそうだ。
昨日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅に続伸した。米国市場が感謝祭の祝日で休場とあって値動きは鈍かったが、円安の流れを引き継ぎ149.69円まで高値を更新した。ユーロドルは1.0887ドルを安値に下げ渋り、1.09ドル前半での小動きとなり、ユーロ円は163.19円まで上値を伸ばした。
商品先物取引委員会(CFTC)が先週末に発表した投機筋の通貨先物ポジションで、円ショートポジションは6年ぶりの高水準となり、先週末から今週前半は米感謝祭を控えポジション調整が進み、ドル円は一時9月中旬以来の安値となる147.15円まで下押した。売りが一巡すると22日には149.75円まで切り返し、149円台で底堅い動きとなっており、1週間ぶりに150円大台を回復できるかが注目される。
米10年債利回りが約2カ月ぶりの低水準から戻りが鈍い。米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクル終了観測の高まりで全般ドルの重い動きが続いており、ドル円が再び上値レンジを切り上げる動きになれるかどうかは定かではない。ただ、ポジション調整が一巡し、円の先安感は根強いなか、クロス円の動き次第ではドル円が150円大台を回復し、再び昨年10月21日に記録した1990年7月以来の高値151.95円を意識した動きとなることも念頭に置きたい。
東京市場で発表予定の10月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く総合)の予想は前年比+3.0%で、9月の同+2.8%から伸び率の上昇が見込まれている。ただ、市場予想と大きく乖離しない限り、反応は鈍いだろう。10月末の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、日銀は2023年度の消費者物価指数(CPI、除く生鮮食品)見通しを+2.8%(7月は+2.5%)、24年度を+2.8%(7月は+1.9%)、25年度を+1.7%(7月は+1.6%)とした。東京タイムでは中国人民銀行(中央銀行)が発表する人民元の基準値に留意したい。最近、同基準値の結果を受けて対人民元でのドルの動きが敏感になっており、他の通貨の動きにも影響を与えている。
味気ないので白ワインもついでにと始めたが実に合う
金曜日にふさわしい新たな食生活の広がりである
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塩原るみ
2023年11月24日 5:56 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-23/S4KV2XDWX2PS01
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サム・アルトマン氏の復帰で幕を閉じたオープンAIの内紛劇。めまぐるしい展開の中で人工知能(AI)の
舞台中央に急浮上した人物がいます。新取締役に就いたサマーズ元財務長官です。ウォール街と政
界に通じた大物であり、昨年12月には公開されたばかりの「ChatGPT」について「車輪や火の発明以来、
最も重要な汎用(はんよう)技術になるかもしれない」と述べています。新取締役会の選任は目下の優先
課題になっており、サマーズ氏は残る人選とガバナンス問題への対処を任される公算が大きいとみられています
23:45
●11月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
●11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
●11月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
12月限
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★決済の日時とPRICEは非公表です
日経225先物は11時30分時点、前日比230円高の3万3670円(+0.68%)前後で推移。寄り付きは3万3720円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3770円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。その後、3万3660円まで上げ幅を縮めたものの、中盤にかけてショートカバーを交えたリバウンド基調が強まり、一時3万3820円まで上げ幅を広げる場面も見られた。ただし、20日に付けた3万3870円を捉えることができず、終盤にかけてはロングの利益確定により、やや上げ幅を縮めている。
日経225先物は、中盤にかけて3万3820円まで買われた後は、こう着感が強まっている。もっとも、週末要因や24日の米国市場が短縮取引で海外勢のフローは限られるなか、想定されていた値動きだろう。上値の重さを嫌気したポジション圧縮の動きはみられず、反対に底堅さが意識されている。オプション権利行使価格の3万3750円を中心とした上下の権利行使価格3万3625円から3万3875円での推移であり、レンジ下限接近での押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.08倍に上昇した。一時14.11倍を付ける場面も見られたが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株では東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が買われる一方で、アドバンテスト <6857.T> [東証P]は小安く推移しており、方向感が出にくい状況である。ただし、200日移動平均線を上回って推移しており、スタンスとしてはNTロングでのスプレッド狙いになりそうだ。
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12月限
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★決済の日時とPRICEは非公表です
ロンドンタイムは、昨日のユーロ圏や欧州主要国の11月購買担当者景気指数(PMI)の強弱へ欧州通貨が相応に反応した後を受け、11月独Ifo企業景況感指数(市場予想:87.5、前回10月:86.9)への市場の反応を注視する。7-9月期独国内総生産(GDP)の改定値も発表となる。
米感謝祭と土・日の狭間で休暇を取っている海外の市場関係者も多いため動意が限られ、取引が薄いなかの調整フローに飲み込まれてしまうような動きにとどまるかもしれないが、経済指標とあわせ、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の講演内容にも一応留意。21日の同総裁の講演ではこれまで通り「今後のデータ次第」としつつ「今後数カ月間に総合インフレ率が再び若干上昇すると予想」「勝利宣言を始める時期ではない」などとも述べたものの、ユーロはロンドン・フィキシングに絡んだ売りフローで上値が重かった。22時講演のデギンドスECB副総裁の発言なども横目に、NY勢の動き出しを待つことになる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:8月11日高値1.1005ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:200日移動平均線1.0811ドル。
(24日15時時点)
ドル円:1ドル=149.25円(前営業日NY終値比▲0.31円)
ユーロ円:1ユーロ=162.86円(▲0.25円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0911ドル(△0.0006ドル)
日経平均株価:33625.53円(前営業日比△173.70円)
東証株価指数(TOPIX):2390.94(△12.75)
債券先物12月物:145.66円(▲0.40円)
新発10年物国債利回り:0.770%(△0.045%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01200%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月全国CPI(生鮮食品を除く総合、前年比) 2.9% 2.8%
10月全国CPI(生鮮食料品・エネルギー除く、前年比) 4.0% 4.2%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債 25億円の取得超 658億円の処分超・改
対内株式 2859億円の取得超 3842億円の取得超・改
9月景気先行指数・改定値 108.9 108.7
9月景気一致指数・改定値 114.7 114.7
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。祝日明けの実質5・10日(ゴトー日)とあって本邦実需勢の買いが先行し、昨日高値の149.69円を上抜けて149.71円まで値を上げた。ただ、22日高値の149.75円が目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩み。本邦輸出企業の売りに押される形で午後には一時149.20円まで下押しした。
・ユーロ円も頭が重い。朝方に163.24円まで上昇したものの、その後はじりじりと上値を切り下げる展開に。東京終盤には一時162.73円まで下げるなど、総じてドル円と同様の動きとなった。
・ユーロドルは小動き。東京市場での動意は乏しく、1.09ドル台前半を中心とした小動きに終始した。
・日経平均株価は続伸。外国為替市場での円安・ドル高を背景に自動車株に買いが入るなど、祝日明けの株式市場は買いが先行。前場には一時360円超上昇し、年初来高値を更新する場面があった。もっとも、一巡後は利食い売りなどが目立つなど伸び悩んだ。
・債券先物相場は続落。祝日前の米債券相場が下落した影響が残る形で日本国債は売りが優勢となった。財務省が実施した流動性供給入札はやや強めの結果となったが、反応は乏しかった。
日経225先物 33600 +160 (+0.47%)
TOPIX先物 2388.5 +12.5 (+0.52%)
日経225先物(12月限)は前日比160円高の3万3600円で取引を終了。寄り付きは3万3720円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3770円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。その後、前場中盤にかけてショートカバーを交えたリバウンド基調が強まり、一時3万3820円まで上げ幅を広げた。ただし、20日に付けた3万3870円を捉えることはできず、前場終盤にはロングの利益確定により、3万3660円まで上げ幅を縮めた。ランチタイムで3万3770円まで買われたものの、後場は持ち高調整により終盤にかけて軟化し、現物の大引け直後には3万3590円まで上げ幅を縮めた。
日経225先物は、前場中盤にかけて3万3820円まで買われた後は、膠着感の強い展開となった。週末要因や24日の米国市場が短縮取引で海外勢のフローが限られるなか、後場は持ち高調整の流れとなり、オプション権利行使価格の3万3500円から3万3750円処での推移となった。ただし、想定されていた値動きであり、上値の重さを嫌気したポジション圧縮の動きはみられず、反対に底堅さが意識されていた。
日経225先物は上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジ内での推移を継続しており、+1σは3万3000円、+2σが3万4340円辺りに上昇している。引き続きバンドが上向きで推移することにより、過熱感は強まらずにターゲットが拡大する格好となる。権利行使価格の3万3500円処で底堅さがみられているが、同水準を下回って+1σに接近する局面では押し目狙いのロングでの対応となろう。
一方で上値については、まずは20日の高値3万3870円を目先のターゲットとしつつ、これを明確に上放れてくるようだと、ショートカバーによって節目の3万4000円が通過点となる可能性が高まりそうだ。そのため、高値更新からはややロングを強める戦略になりそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.06倍に低下した。朝方には一時14.11倍を付ける場面も見られたが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株がまちまちの動きだった一方で、1ドル=149円台半ばまで円安に振れたことからトヨタ自動車 <7203.T> [東証P]など輸出関連が買われており、ややTOPIX型優位となった。ただし、支持線として意識される200日移動平均線水準での底堅さもみられており、スタンスとしては押し目狙いながら、NTロングでのスプレッド狙いを想定しておきたい。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万7110枚、ソシエテジェネラル証券が1万2613枚、サスケハナ・ホンコンが3884枚、SBI証券が1572枚、バークレイズ証券が1280枚、日産証券が1214枚、ゴールドマン証券が1178枚、野村証券が1129枚、JPモルガン証券が1128枚、モルガンMUFG証券が827枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万5045枚、ソシエテジェネラル証券が1万3681枚、ビーオブエー証券が4319枚、JPモルガン証券が4053枚、ゴールドマン証券が3458枚、バークレイズ証券が3174枚、サスケハナ・ホンコンが3136枚、モルガンMUFG証券が1965枚、日産証券が1481枚、野村証券が963枚だった。
本日は感謝祭翌日のブラックフライデーで「債券・株式・商品市場が短縮取引」となる。NY為替市場も閑散取引が予想されるものの、序盤に発表されるカナダ小売売上高や米購買担当者景気指数(PMI)などには注目しておきたい。
9月カナダ小売売上高(前月比)の予想は、前回マイナスだった「総合」が横ばいまで持ち直すが、「自動車を除く」が前回プラスから-0.2%まで低下見込み。来週後半にはカナダGDPや雇用統計を控えており、市場の目は既にそちらに移っているかもしれない。しかしながら金利先安感が強まりつつあるなか、さえない結果となればカナダドル相場の動意に繋がるかもしれない。
11月米製造業PMI速報値の予想は49.8で、10月に記録した景況感の境目50を下回る見込み。サービス部門は50.4と、こちらも前月分からやや悪化予想だ。注意すべきは製造業PMIが下振れた場合だろう。
株式や債券市場が閉じてしまえば、為替も持ち高調整で小幅に上下する程度だろう。ただし、極東や中東発の地政学リスクに関するサプライズ的なニュースには警戒しておきたい。あくまでも予想外の出来事が伝わったときだけであるが、油断している分だけ反応も大きそうだ。
ドル円のテクニカル分析では、ダブル・トップ(151.72円・151.91円)を形成しつつあるものの、日足一目均衡表・雲が支持帯となっている状態。「三川明けの明星」的なパターンでネック・ライン149.21円(11/3安値)付近での攻防が続いている。本日は、攻防の分岐点である日足一目均衡表・転換線149.47円を念頭に置きながらの相場展開が予想される。
・想定レンジ上限
ドル円は21日移動平均線150.21円。
カナダドル円は節目110円
・想定レンジ下限
ドル円は日足一目均衡表・雲の上限148.91円。
カナダドル円は90日移動平均線108.60円。
今晩はもみ合いか。昨日は感謝祭の祝日で休場となったが、前日の22日は主要3指数がそろって上昇した。好決算や強い見通しを発表したエヌビディアが利益確定売りに押され2.5%下落したものの、米10年債利回りが一時4.36%台に低下したことや、原油安が株式市場の支援となった。ダウ平均は直近9日間で7日上昇し、2022年1月4日に付けた終値での史上最高値まで4.15%に迫った。S&P500も2022年1月3日に付けた終値の最高値まで5.00%に迫った。
週末の取引となる今晩は底堅い展開か。感謝祭の翌日で午後1時までの短縮取引となり、市場参加者の減少や薄商いが予想されるが、年末ラリーへの期待や米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクルの終了期待が下値の支援となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは11月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値など。主要な企業の決算発表はなし。
(24日終値)
ドル・円相場:1ドル=149.44円(前営業日比▲0.12円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=163.47円(△0.36円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0939ドル(△0.0034ドル)
ダウ工業株30種平均:35390.15ドル(△117.12ドル)
ナスダック総合株価指数:14250.86(▲15.00)
10年物米国債利回り:4.47%(△0.07%)
WTI原油先物1月限:1バレル=75.54ドル(▲1.56ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2003.0ドル(△10.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米製造業PMI速報値 49.4 50.0
11月米サービス部門PMI速報値 50.8 50.6
11月米総?⑰MI速報値 50.7 50.7
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは続伸。米感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場が短縮取引となる中、ユーロ買い・ドル売りが優勢となった。ポンドやカナダドルに対してドル売りが進んだ影響も受けて、前日の高値1.0930ドルを上抜けると一時1.0949ドルまで上値を伸ばした。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時103.36まで低下した。
なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「インフレ率は鈍化しているが、勝利宣言はできない」「これまでの利上げの効果を見極める段階にきている」と述べたほか、デギンドスECB副総裁は「現在の金利水準は十分に長く維持されており、今後インフレは抑制される可能性が高い」などと語った。また、ミュラー・エストニア中銀総裁は「おそらくこれ以上利上げする必要はない」との見解を示した。
・ドル円は3日ぶりに小反落。クロス円の上昇につれた買いが入った半面、対欧州・オセアニア通貨でドル売りが進んだ影響を受けたため、ドル円自体は大きな方向感が出なかった。米国市場が実質休場となる中、149円台半ばでの狭いレンジ取引に終始した。
・ユーロ円は3日続伸。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると、4時前に一時163.65円と日通し高値を付けた。欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンの円売りも出た。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時188.66円、豪ドル円は98.54円、NZドル円は91.04円、カナダドル円は109.99円、スイスフラン円は169.68円、メキシコペソ円は8.75円まで値を上げた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ打ち止め観測の高まりが引き続き相場を下支えした。半面、主力株の一部には利食い売りなども出たため上値は限られた。なお、この日は感謝祭翌日で短縮取引だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小反落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。欧州債相場の下落を受けて米国債にも売りが波及した。足もとで相場上昇が続いていたあとだけにポジション調整目的の売りも出た。
なお、この日は感謝祭翌日で短縮取引だった。
・原油先物相場は3日続落。30日に延期された石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合で、減産幅拡大の足並みが揃わないのではないかとの声が引き続きあることで、原油価格の上値は重く3日続落して引けた。
・金先物相場は反発。感謝祭明けの金先物市場は、ドルが多くの通貨で弱含んだことで、ドルで取引される金先物は割安感から買いが優勢となった。引け値ベースでは10月30日以来となる2003ドル台を回復した。
24日16:38 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「英中銀は、断固としてインフレとの戦い継続する必要がある」
「金融政策を緩和する余裕はない」
「経済活動が低迷しているが、主に供給サイドが原因でインフレ圧力の緩和とは無関係」
「経済活動はわれわれの予想より低迷しているが、インフレの根底にある国内要因の主要指標(サービス価格インフレと賃金の伸び)を見ると、夏まで頑強に高止まりしている」
「国内インフレと賃金の伸びは直近のデータでも、わずかな歓迎すべき低下の兆しは見られたが、依然として非常に高い水準にある」
「高止まりしているインフレの構成要素を引き下げることが中銀の課題」
24日19:09 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「インフレ率は鈍化しているが、勝利宣言はできない」
「これまでの利上げの効果を見極める段階にきている」
24日22:35 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「ユーロ圏経済は2023年下半期に停滞する」
「第4四半期のGDPは第3四半期と同様になる可能性が高い」
「リスクは下方に傾いている」
「現在の金利水準は十分に長く維持されており、今後インフレは抑制される可能性が高い」
25日02:44 ミュラー・エストニア中銀総裁
「おそらくこれ以上利上げする必要はない」
「インフレは明らかに減速傾向を示している」
※時間は日本時間
27日
○08:50 ◇ 10月企業向けサービス価格指数
29日
○10:30 ◇ 安達誠司日銀審議委員、あいさつ
30日
○08:50 ◎ 10月鉱工業生産速報
○08:50 ◇ 10月商業販売統計速報(小売業販売額)
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○10:30 ◇ 中村豊明日銀審議委員、あいさつ
○14:00 ◇ 11月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯)
○14:00 ◇ 10月新設住宅着工戸数
○19:00 ◇ 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
12月1日
○08:30 ◎ 10月完全失業率
○08:30 ◎ 10月有効求人倍率
○08:50 ◇ 7-9月期の法人企業統計調査(法人季報、ソフトウェアを含む設備投資額)
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
27日
○21:00 ◇ 10月メキシコ貿易収支
○23:00 ◎ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、議会証言
○24:00 ☆ 10月米新築住宅販売件数
○28日01:30 ◎ 米財務省、2年債入札
○28日03:00 ◎ 米財務省、5年債入札
○インド(シーク教ナナック生誕日)、休場
28日
○09:30 ◎ 10月豪小売売上高
○10:18 ◎ ラムスデン英中銀(BOE)副総裁、講演
○10:18 ◎ デコス・スペイン中銀総裁、講演
○16:00 ◇ 12月独消費者信頼感指数(Gfk調査)
○16:45 ◇ 11月仏消費者信頼感指数
○23:00 ◇ 9月米住宅価格指数
◇ 7-9月期米住宅価格指数
○23:00 ◎ 9月米ケース・シラー住宅価格指数
○24:00 ◎ 11月米消費者信頼感指数
○24:00 ◎ 11月米リッチモンド連銀製造業景気指数
○24:00 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、あいさつ
○24:00 ◎ ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
○29日02:00 ◎ ハスケル英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○29日03:00 ◎ 米財務省、7年債入札
29日
○09:30 ◎ 10月豪消費者物価指数(CPI)
○10:00 ☆ ニュージーランド準備銀行(RBNZ)、政策金利発表
○16:00 ◇ 10月トルコ貿易収支
○16:00 ◎ 7-9月期スウェーデン国内総生産(GDP)
○18:30 ◇ 10月英消費者信用残高
○18:30 ◇ 10月英マネーサプライM4
○19:00 ◎ 11月ユーロ圏経済信頼感指数
○19:00 ◎ 11月ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値)
○21:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○22:00 ◎ 11月独CPI速報値
○22:30 ◇ 7-9月期カナダ経常収支
○22:30 ◇ 10月米卸売在庫
○22:30 ☆ 7-9月期米GDP改定値
◎ 米個人消費/コアPCE改定値
○30日00:05 ◎ ベイリー英中銀(BOE)総裁、講演
○30日00:30 ◇ EIA週間在庫統計
○30日01:00 ◎ 10月ロシア失業率
○30日03:45 ◎ メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
○30日04:00 ◎ 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
今週の日経225先物は、節目の3万4000円と年末高を意識するセンチメントが強まりそうだ。24日の米国市場はサンクスギビングデー(感謝祭)の翌日で短縮取引となるなか、NYダウとS&P500が上昇した一方で、米長期金利が上昇したことが重荷となり、ナスダックは下落した。積極的な売買は手控えられたが、今週はブラックフライデーや週明けのサイバーマンデーの売り上げ動向次第では、年末高への展開が一段と意識されることになりそうだ。
24日に発表された11月の米製造業・サービス業を合わせた総合購買担当者指数(PMI)では、雇用指数が49.7と1.6ポイント低下し、3年半ぶりに活動の拡大と縮小の境目を示す50を割った。米国の利上げ局面が終了したとの見方が引き続き相場を支えた。
先週の日経225先物は、20日に3万3870円まで買われ、6月19日に付けたバブル崩壊後の戻り高値を更新した。その後は3万3110円まで調整を見せた後、祝日明けの24日には3万3820円まで買われた。上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジ内での推移を継続しているが、+1σまでの調整を経て理想的なリバウンドとなった。
+1σは3万3310円処に位置し、+2σは3万4360円辺りまで上昇しており、節目の3万4000円を捉えたとしても過熱感は警戒されにくいだろう。いったんは達成感が意識される可能性はあるものの、調整をみせてくる局面では押し目狙いのロング対応を想定しておきたい。まずは、ナイトセッションの終値水準であるオプション権利行使価格の3万3750円を中心とした3万3625円から3万3875円のレンジを想定するが、3万3750円辺りでの底堅さが意識されてくる局面では、3万3750円から3万4000円へのレンジ切り上げも意識におきたい。
なお、先週の米国市場ではマイクロソフト<MSFT>とエヌビディア<NVDA>が上場来高値を更新し、これが指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料となり、日経平均株価を押し上げる格好となった。その後、エヌビディアは慎重な先行き見通しが嫌気されて利益を確定する動きをみせた。関係筋の話として、エヌビディアは中国向け人工知能(AI)用の新型半導体の発売を延期することを中国の顧客に伝えたと報じられている。米国の輸出規制を順守するために開発している中国向け半導体の一つであり、株価動向を注視する必要がありそうだ。
先週末のVIX指数は12.46に低下し、9月15日に付けた12.68を下回り、年初来安値を更新した。2020年1月以来の水準に低下しており、ショートカバーを強めてくる可能性はあろう。そのため、米年末商戦が予想を下回ったとしても、自律反発のなかではショートは避けておきたいところである。
また、NT倍率は先物中心限月で14.16倍だった。一時14.11倍まで上昇した場面も見られたが、半導体株の一角が軟化したほか、週末には1ドル=149円台半ばまで円安に振れたことでトヨタ自動車 <7203.T> [東証P]など輸出関連が買われており、ややTOPIX型優位となった影響である。ただし、200日移動平均線を挟んだ推移を継続するなか、同線での底堅さが見られていた。エヌビディアの動向次第の面はあるが、年末高が意識されるセンチメントのなか、調整場面ではNTロングでのスプレッド狙いのスタンスとみておきたい。
11月第3週(11月13日-17日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週連続で買い越しており、買い越し額は1兆296億円(11月第1週は1266億円の買い越し)と2週連続で1兆円を超える買い越しだった。なお、現物は3629億円の買い越し(同783億円の買い越し)と4週連続の買い越しであり、先物は6667億円の買い越し(同1兆482億円の買い越し)と3週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で5911億円の売り越しで、3週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1346億円の売り越しとなり、2週連続の売り越しだった。
経済スケジュールでは、27日に10月企業向けサービス価格指数、1-10月中国工業企業利益、米国10月新築住宅販売件数、サイバーマンデー、28日に米国9月S&Pケースシラー住宅価格、米国11月コンファレンスボード消費者信頼感指数、29日に米国7-9月期GDP確報値、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、30日に10月商業動態統計、10月鉱工業生産、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議COP28(~12月12日)、中国11月製造業PMI、中国11月サービス業PMI、米国10月個人所得、米国10月個人支出(PCE)、米国11月シカゴ購買部協会景気指数、OPECプラス会合、12月1日に10月完全失業率・有効求人倍率、7-9月期法人企業統計調査、中国11月財新製造業PMI、米国11月ISM製造業景気指数、米国10月建設支出などが予定されている。
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「5勝5敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□10月企業向けサービス価格指数(8:50)
□10月外食売上高(14:00)
【国内企業】
○HCSHD <4200> [東証S]:上場廃止
【海外】
□インド、フィリピン市場休場
★1-10月中国工業企業利益(10:30)
□米国10月新築住宅販売件数(28日0:00)
□米国2年国債入札
□米国5年国債入札
□米サイバーマンデー
株探ニュース
「5勝5敗」
FRBの金利姿勢転換、さらなる「証拠」が必要
高官らは前回FOMCで、インフレ率が予想を上回るリスクと成長率が予想を下回るリスクを強調
By Nick Timiraos
2023 年 11 月 22 日 11:19 JST
https://jp.wsj.com/articles/the-fed-wants-more-evidence-before-changing-rate-stance-1b0f95d8
>この有料記事では、米国経済はゴルディロックス経済と読める
942山師さん@トレード中sage11/27(月) 06:30:39.91ID:qibamJmVH 5/5
11
436 山師さん@トレード中[] 2023/03/26(日) 06:36:02.69 ID:tbIniJ60M
ここが最後の逃げ場だったな
損切の大切さがわかる
818天然水(;^ω^) ◆arxcgoAi/s 2023/03/16(木) 02:16:15.56ID:XBWbvyC5d
クレディ・スイス死んだらワイもオワリや‥‥スイスはん、頼むで‥‥
832山師さん@トレード中2023/03/16(木) 02:18:00.09ID:UTXxJeGkr
>>.818
今すぐ債券解約すれば死なんのとちゃうの
854天然水(;^ω^) ◆arxcgoAi/s 2023/03/16(木) 02:21:21.49ID:XBWbvyC5d
>>.832
債券価格額面の106%で買ってるんや。
償還日まで4ヶ月ちょっとなんだがなぁ。
この債券市場価格、現在額面の92%
886山師さん@トレード中2023/03/16(木) 02:27:35.52ID:1KjGCDDPM>> 908
>>.854
4か月先は債券価格半値なってるかもしれん。
この異常事態が続くと
908天然水(;^ω^) ◆arxcgoAi/s 2023/03/16(木) 02:31:45.42ID:XBWbvyC5d
>>.886
4ヶ月後の償還日迎えたら、額面で返済される。
916山師さん@トレード中2023/03/16(木) 02:33:27.47ID:1KjGCDDPM
>>.908
クレスイ倒産したらどいたなるん?
921天然水(;^ω^) ◆arxcgoAi/s 2023/03/16(木) 02:35:25.88ID:XBWbvyC5d
>>.916
返金ほぼゼロで死亡
運が良ければ半額返金
最終書き込み日
この直後にAT1債の無価値化が決定した。
593天然水(;^ω^) ◆arxcgoAi/s 2023/03/19(日) 10:05:36.83ID:J7N2cs+Td
>>.584
波平乙w
Jacob Gu
2023年11月26日 2:42 JST 更新日時 2023年11月26日 11:05 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-25/S4OVS5T0AFB401
中植の創業者は2021年に死去、数人の親戚が同社の幹部に
同社は数日前、「深刻な支払い不能状態」にあると投資家に説明
北京市公安局は25日、同集団系列の複数の容疑者に対して「刑事上の強制措置」を講じたと、
微信(ウィーチャット)で明らかにした。そのうちの1人の姓は「Xie(シエ)」とされる。公安局は投資家に
対し情報提供などを要請した。中植の創業者、解直?氏は2021年に死去したが、親戚の数人が
現在、同社幹部となっている。
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中国恒大、許会長に犯罪の疑い-「強制的な措置」の対象と発表
原題:China Opens Probes Into Embattled Shadow Banking Giant Zhongzhi(抜粋)
中植企業グループの解直?(シェ・ジークン)氏が急逝ja
2021-12-21 10:36:20
https://gnews.org/m/312317
12月18日、中植企業グループの創業者解直?氏は心臓発作のため、救急できず、9時40分に北京で亡くなった。彼はわずか61歳だった。
松井玲
2023年11月27日 6:04 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-26/S4QWOST0AFB401
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大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33740 +140 (+0.41%)
TOPIX先物 2397.0 +8.5 (+0.35%)
シカゴ日経平均先物 33740 +140
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
24日の米国市場は、NYダウ、 S&P500が上昇した一方で、ナスダックは下落。サンクスギビングデー(感謝祭)の翌日で短縮取引だったことから、積極的な売買は手控えられたが、ブラックフライデーやサイバーマンデーなど年末商戦への期待から買われた。ただし、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了観測が下支えとなったものの、この日は米長期金利が上昇しており、ハイテク株の重荷となった。S&P500業種別指数は食品・生活必需品小売、自動車・同部品、医薬品・バイオテクノロジーが上昇した半面、メディア、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器が下落した。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比140円高の3万3740円だった。日経225先物(12月限)は日中比30円高の3万3630円で始まり、寄り付き直後に付けた3万3610円を安値にリバウンドを見せており、米国市場の取引開始後には3万3760円まで上げ幅を広げた。その後は短縮取引による影響から商いは細り、3万3710円から3万3750円辺りの狭いレンジで推移し、3万3740円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開が見込まれる。米国ではブラックフライデーにおける消費者のオンライン支出額が過去最高の98億ドル(約1兆4600億円)を記録したと、アドビ・アナリティクスが発表した。年末商戦の好調が報じられるなか、年末高を意識したセンチメントに向かわせやすいだろう。また、イスラム組織ハマスとイスラエルとの戦闘休止合意に基づいて人質解放が進められており、休戦長期化への期待により地政学リスクが和らいできたことも安心感につながりそうだ。
先週の日経225先物は、20日に3万3870円まで買われた後は、ボリンジャーバンドの+2σ突破で過熱感が警戒され、22日には一時3万3110円まで売られた。だが、+1σ水準までの調整を経て、祝日明け24日には3万3820円までリバウンドを見せている。+1σはナイトセッションで3万3310円、+2σは3万4360円辺りまで上昇してきており、バンドに沿ったリバウンドが意識されやすい。
年末高への期待から押し目待ち狙いのロングはエントリータイミングを引き上げつつ、ショートカバーを交えた上昇が期待される。+2σの切り上がりにより、節目の3万4000円を捉えたとしても、過熱感は強まらないだろう。そのため、オプション権利行使価格の3万3750円を中心とした3万3625円から3万3875円のレンジを想定しつつ、3万3750円辺りでの底堅さが意識されてくる局面では、3万3750円から3万4000円のレンジが意識されそうだ。
先週末のVIX指数は12.46に低下し、9月15日に付けた12.68を下回り、年初来安値を更新した。2020年1月以来の水準まで下げてきており、ショートカバーを強めてくる可能性があるだろう。そのため、ショートからのエントリーは避けておきたいところである。
また、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.06倍だった。一時14.11倍まで上昇した場面も見られたが、半導体株の一角が軟化した影響もあり、ややTOPIX型優位となった。ただし、200日移動平均線を挟んだ推移を継続するなか、同線での底堅さが見られている。米国市場の流れから本日はNT倍率の低下が見込まれるが、年末高を意識したセンチメントに傾くなか、200日線を下回る場面ではNTロングのポジションを組成するタイミングとみておきたい。
24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米感謝祭翌日で債券・株式・商品市場が短縮取引となる中、149円台半ばでの狭いレンジ取引に終始した。ユーロドルは1.0949ドルまで上値を伸ばした。ユーロ円は欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンの円売りが出て、163.65円まで上昇した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、重要な経済指標や要人発言の予定もなく、米10年債利回りが4.50%手前で伸び悩んでいることで、上値が重い展開が予想される。
先週末24日に米S&Pグローバルが発表した米11月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.7と10月から横ばいだった。しかし、雇用指数が10月の51.3から49.7へ低下して3年半ぶりに50割れとなり、第4・四半期の景気減速予想と一致。その影響もあり、米中長期債の利回りが低下してドルインデックスの弱含みに繋がった。
今後も12月12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、米国の雇用情勢や物価情勢を見極めていくことになる。次回FOMCについて、WSJ紙のFed番であるニック・ティミラオス記者は「10月の米雇用統計とCPI、7月がFedの最後の利上げとなる見方を強く示唆。12月FOMCでは声明文をどのように修正し、FRBが利上げを見送ったことを反映させるかが大きな議論になりそうだ」と述べている。
CMEがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」は、12月FOMCでは、約95%程度の確率で金利据え置きを織り込み、利下げ開始時期は来年6月からだと見込んでいる。
パウエルFRB議長の発言はタカ派とハト派がまちまちとなっており、データを見極めていくことになる。タカ派発言は「必要と判断すれば一段の政策引き締めをちゅうちょしない。インフレ率を2%に下げる上で十分な引き締めを行ったと完全には確信を持てていない」。ハト派発言は「数カ月の良好なデータで見誤るリスクと、引き締め過ぎるリスクの両方に対処できるよう、引き続き慎重に行動していく」。
ドル円のテクニカル分析では、長期的には、エリオット波動の最終第5波を示唆する「斜行三角形」を形成しつつあり、中期的には高値反転を示唆する「弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)」、そして短期的には「ダブル・トップ(151.72円・151.91円)」を形成しつつある。
本日は、攻防の分岐点である日足一目均衡表・転換線の149.29円、ネック・ラインである11月3日の安値の143.21円付近を念頭に入れて取引に臨むことになる。
11月27日(月)
10月新築住宅販売件数
サイバーマンデー
11月28日(火)
9月住宅価格指数
9月ケース・シラー米住宅価格指数
11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
11月リッチモンド連銀製造業指数
11月29日(水)
MBA住宅ローン申請指数
7-9月期四半期実質国内総生産GDP)改定値
7-9月期四半期コアPCE・改定値(前期比年率)
地区連銀経済報告(ベージュブック)
11月30日(木)
10月個人所得
10月個人消費支出(PCE)
10月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)
11月シカゴ購買部協会景気指数
12月1日(金)
11月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
11月ISM製造業景況指数
10月建設支出
●パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言
12月限
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バフェット氏の日本株投資次なる一手 まもなく
地味だが、ファンダメンタルズが強い割安株を好む
●保険や銀行株が有望との予想
●商社株がバフェット氏の主要なポートフォリオの主要な一部であり続ける可能性が高い
●信越化学工業やブリヂストン、富士フイルムホールディングスなど安定した成長を見せる企業も保有検討の対象になる
日経225先物は11時30分時点、前日比140円安3万3460円(-0.41%)前後で推移。寄り付きは3万3730円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3740円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。その後、3万3810円まで上げ幅を広げたものの、24日に付けた高値3万3820円を捉えることができず、戻りの鈍さが意識された。ロングの持ち高調整から軟化し、終盤にかけて下落幅を広げた。
日経225先物は買いが先行したものの、海外勢のフローは限られているとみられ、買い一巡後は持ち高調整の流れが優勢となった。また、グローベックスの主要な米株先物がマイナス圏で推移していることも、積極的な売買を手控えさせているようだ。ただし、日経225先物はボリンジャーバンドの+1σと+2σに沿ったトレンドを継続しており、+1σ接近で積極的なショートを仕掛けてくる流れには向かいづらく、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.07倍に上昇した。一時14.04倍を付ける場面も見られたが、200日移動平均線を挟んでの底堅さが意識される。200日線を下回る場面では、NTロングでのスプレッド狙いのポジションを組成する動きになりそうだ。
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Eddie Spence、Annie Lee
2023年11月27日 12:02 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-27/S4R4N8T0G1KW01
ノースボルトは同社初のナトリウムイオン電池製品を開発したと発表
CATLはナトリウム電池を量産し自動車への搭載を年内に開始する
原題:Shift to Sodium Batteries May Herald Another Industry Shakeup(抜粋)
本日のロンドン為替市場では、今週発表される欧州インフレ指標に対する思惑で上下する展開か。なおニューヨーク勢の参入後となる欧州午後には、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の講演も予定されている。
今週は29日に、欧州最大の経済国ドイツから11月消費者物価指数(CPI)が発表予定。こちら前年比で前回3.8%の上昇率だったところから、3.5%まで減速すると見られている。欧州中央銀行(ECB)理事会内ではタカ派として知られるナーゲル独連銀総裁は、「インフレとの闘いに直面したまま」と先週も述べた。この口調に今後変化が出てくるか、引き続き注視していきたい。
独CPIより注目されるのが、翌30日発表の同月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値。こちらもインフレ鈍化が期待され、予想では前年比総合が前回2.9%から2.7%へ、同コアが4.2%から3.9%まで低下見込みだ。HICP総合については、予想通りであれば21年夏以来の低い伸び率となる。
先週末の講演でラガルドECB総裁は「インフレ率は鈍化しているが、勝利宣言はできない」と、来年利下げを織り込み始めた短期金融市場を諭す言い方だった。本日の講演でも、前のめりな市場をけん制するような内容とはなりそうだ。
なお先週末はジョーダン・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)が「来月会合で利上げする可能性を排除できない」との考えを明らかにした。同国CPIは今年半ば以降、中銀目標の2%を下回っている。それにもかかわらずの発言は、インフレ抑制への意気込みを示しているものの、市場からの信頼を高めることには繋がらないのではないか。
想定レンジ上限
・ユーロドルは8月11日高値1.1005ドル
・ユーロスイスフランは200日移動平均線0.9707フラン
想定レンジ下限
・ユーロドルは24日安値(日足一目均衡表・転換線)1.0895ドル
・ユーロスイスフランは90日移動平均線0.9588フラン
(27日15時時点)
ドル円:1ドル=149.13円(前営業日NY終値比▲0.31円)
ユーロ円:1ユーロ=163.29円(▲0.18円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0949ドル(△0.0010ドル)
日経平均株価:33447.67円(前営業日比▲177.86円)
東証株価指数(TOPIX):2381.76(▲9.18)
債券先物12月物:145.70円(△0.04円)
新発10年物国債利回り:0.775%(△0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01200%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月企業向けサービス価格指数(前年比) 2.3% 2.0%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。朝方はやや買いが強まり、一時149.67円まで値を上げたが、先週末高値の149.71円が目先のレジスタンスとして意識されると一転下落。月末を控えて本邦輸出企業から断続的に売りが持ち込まれたほか、上昇してスタートした日経平均株価が失速した影響も受けて一時148.89円まで売り込まれた。
・ユーロ円も頭が重い。早朝取引で一時163.72円と先週末高値の163.65円を上抜けたが、一巡後は上値を切り下げる展開に。ドル円や日経平均株価の下落につれる形で162.94円まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは小高い。ドル円の一転下落に伴って1.0951ドルまで値を上げ、先週末高値の1.0949ドルをわずかに上回った。
・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。先週末の米国株高を支えに買いが先行し、一時年初来高値を更新したが、一巡後は利益確定売りが優勢に。午後に入っても戻りは鈍く220円超安まで下げる場面があった。
・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。先週末終値を挟んで上下したが、大きな方向感は生まれなかった。明日に40年債入札を控えているとあって動きづらい面があったようだ。
日経225先物 33440 -160 (-0.47%)
TOPIX先物 2382.5 -6.0 (-0.25%)
日経225先物(12月限)は前日比160円安の3万3440円で取引を終了。寄り付きは3万3730円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3740円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。寄り付き後ほどなくして3万3810円まで上げ幅を広げたものの、24日に付けた高値3万3820円を捉えることはできなかった。戻りの鈍さが意識されるなか、ロングの持ち高調整により軟化し、前場中盤には下落に転じた。その後もジリ安基調が続き、後場の取引開始直後には3万3390円まで売られた。売り一巡後は膠着感が強まり、終盤にかけては3万3400円~3万3490円辺りでの保ち合いが続いた。
日経225先物は買いが先行したものの、海外勢のフローは限られ、買い一巡後はロングの利益を確定する流れが優勢となったようだ。また、グローベックスの主要な米株先物がマイナス圏で推移していたため、週明けの米国市場の動向を見極めたいとのムードが強まったと考えられる。
ただし、日経225先物は上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σに沿ったトレンドを継続しており、午後の取引開始直後に3万3390円まで下げた後は、3万3400円処での底堅さが意識されていた。ナイトセッションでは+1σは3万3380円、+2σは3万4410円まで上昇してきたため、+1σが支持線として機能するかが注目される。終値で+1σをキープできれば、リバウンドを意識したセンチメントに向かわせやすいだろう。そのため、短期的に+1σを下回る場面があったとしても、まずは押し目狙いのロングを想定しておきたい。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.03倍に低下した。一時14.09倍を付ける場面も見られたが、200日移動平均線をキープできなかった。エヌビディア<NVDA>のほか、台湾市場で台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が弱い値動きだったこともあり、半導体株の動向を見極めたいところである。いったんは節目の14.00倍を下回る場面を意識しつつも、押し目ではNTロングでのスプレッド狙いのポジションを組成する動きを狙いたいところだろう。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万7207枚、ソシエテジェネラル証券が1万6353枚、サスケハナ・ホンコンが4385枚、日産証券が4211枚、バークレイズ証券が2402枚、JPモルガン証券が2030枚、ゴールドマン証券が1935枚、SBI証券が1388枚、モルガンMUFG証券が1092枚、野村証券が1070枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万5990枚、ソシエテジェネラル証券が2万0801枚、JPモルガン証券が6970枚、日産証券が6630枚、サスケハナ・ホンコンが4464枚、バークレイズ証券が3756枚、モルガンMUFG証券が2935枚、ゴールドマン証券が2548枚、ビーオブエー証券が2119枚、BNPパリバ証券が1395枚だった。
本日これまでのドル円は株安を背景としたリスクオフの円買いや、米長期金利の伸び悩みがドルの重しとなり、ドル円は148.78円まで弱含むなど上値の重い動きとなっている。
ドル円は22日に149.75円、23日に149.69円、24日に149.71円を頭に上値が抑えられ、本日これまでの高値は149.67円と、心理的節目の150円の大台を試す動きには持ち込めず、149円後半で上値の重さが示されやや売りに押されている。しかし、大きく膨らんだ円ショートポジションの調整は先週の前半で一段落したと見ていいだろう。新規の手がかりが乏しく、ドル円は149円を挟んで148-149円台でのレンジ相場が予想される。
本日のNYタイムでは10月米新築住宅販売件数の発表が予定されているが、米株の動きや2・5年債入札を受けた米長期金利の動向が注目される。米国では今週末から米連邦公開市場委員会(FOMC) 前のブラックアウト期間入りするため、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言が注目される。特に今週は28日のウォラーFRB理事、12月1日のパウエルFRB議長の討論会での発言が注目される。また、今週は29日に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、30日に10月PCEデフレーターなど金融政策判断を左右する材料が続くことで、本日は感謝祭休暇から市場関係者が戻ってくるが、ドル円に大きな方向感は出にくいか。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは22日の高値149.75円や心理的節目の150.00円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは本日これまでの安値148.78円。割り込むと22日の安値148.02円。
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Bloomberg News
2023年11月27日 19:22 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-27/S4RSXFT0G1KW01
不良資産、一般的に70%の割引率で売却-中閲資本の孫建波氏
中植の資産2000億元の売却価格、1000億元程度-弁護士の応越氏
中国、巨大な「影の銀行」中植の系列に刑事捜査-複数の容疑者に
中国シャドーバンキング大手、5.4兆円不足-「深刻な支払い不能状態」
原題:China Investors Face Tens of Billions in Losses Over Zhongzhi(抜粋)
伊藤純夫
2023年11月27日 15:25 JST 更新日時 2023年11月27日 16:45 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-27/S4RM3WT1UM0W01
賃金・物価の好循環には良い芽も、順調に強まるか不確実性が高い
ETFの処分などについて具体的に議論する段階には至っていない
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今週のNY市場はインフレ指標に注目。先週はダウ平均が1.27%高、S&P500が1.00%高、ナスダック総合が0.89%高とそろって4週続伸。S&P500とナスダック総合が6月以来、ダウ平均は4月以来の長期続伸となった。感謝祭ウイークで23日が休場、24日が午後1時までの短縮取引となり、薄商いとなったが、米10年債利回りがおおむね安定的に推移したことや、米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクルの終了期待、年末ラリーへの期待などが支援となった。注目されたエヌビディアの決算は売上高と利益が予想を上回り、強いガイダンスも示されたものの、利益確定売りが優勢で、株価は週間で3.09%安と4週ぶりに反落した。ただ、センチメントは引き続き良好で、投資家の不安心理を示すVIX指数は24日まで6営業日連続で低下し、週間では-1.35ポイントの12.46ポイントと2020年1月以来の低水準となった。
今週は金融政策の見通しを巡り物価指標が焦点となりそうだ。FRBがインフレ指標として注目する30日発表の10月個人消費支出(PCE)価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数の市場予想が前年比+3.5%と、前月分の+3.7%から伸びの鈍化が見込まれており、予想通りの鈍化となれば、利上げ終了期待や来年の利下げ転換期待が一段と高まりそうだ。このほかの経済指標は10月新築住宅販売件数(27日)、11月消費者信頼感指数(28日)、7-9月期GDP改定値(29日)、新規失業保険申請件数(30日)、11月ISM製造業PMI(12月1日)など。決算発表はダラー・ツリー、クローガーなどの小売株決算やガイダンスが注目されるほか、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、セールスフォースなどが発表される。
今晩の米経済指標・イベントは10月建設許可件数改定値、10月新築住宅販売件数など。主要な企業の決算発表はなし。
「5勝5敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□40年国債入札
【海外】
□ドイツ12月Gfk消費者信頼感(16:00)
□ユーロ圏10月マネーサプライM3(18:00)
□米国9月FHFA住宅価格指数(23:00)
□米国9月S&Pケースシラー住宅価格(23:00)
★米国11月コンファレンスボード消費者信頼感指数(29日0:00)
□米国11月リッチモンド連銀製造業指数(29日0:00)
□米国7年国債入札
【海外決算】
[米]インテュイット<INTU>、ワークデイ<WDAY>、クラウドストライク<CRWD>、ダラーツリー<DLTR>[中]PDD<PDD>、美団
株探ニュース
(27日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.69円(前営業日比▲0.75円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.87円(▲0.60円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0954ドル(△0.0015ドル)
ダウ工業株30種平均:35333.47ドル(▲56.68ドル)
ナスダック総合株価指数:14241.02(▲9.83)
10年物米国債利回り:4.39%(▲0.08%)
WTI原油先物1月限:1バレル=74.86ドル(▲0.68ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2012.4ドル(△9.4ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月米新築住宅販売件数
前月比 ▲5.6% 8.6%・改
件数 67.9万件 71.9万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。欧州時間に一時149.33円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値149.67円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。米長期金利の低下などが相場の重しとなり、5時前に一時148.55円と日通し安値を付けた。市場では「米利上げ打ち止め観測が広がる中、マーケットの関心は利下げへの転換時期に向いている」との指摘があった。
なお、米5年債入札で底堅い需要が確認されると、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.3788%前後まで低下した。
・ユーロドルは小幅ながら3日続伸。ユーロ円やユーロポンドなどユーロクロスの下落につれた売りが先行し、0時過ぎに一時1.0925ドルと日通し安値を付けた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると、1.0957ドル付近まで持ち直した。もっとも、日本時間夕刻に付けた日通し高値1.0959ドルには届かなかった。
・ユーロ円は4日ぶりに反落。欧米株価の下落を背景にリスク・オフの円買い・ユーロ売りが先行すると、23時30分過ぎに一時162.54円と日通し安値を更新した。
ただ、売り一巡後は162円台後半でのもみ合いに転じた。ドル絡みの取引が中心となったため、相場は方向感が出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに小反落。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ打ち止め観測の高まりが引き続き相場を下支えした半面、主力株の一部には利食い売りなどが出たため指数は小幅ながら下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。FRBの利上げ打ち止め観測の高まる中、買いが優勢となった。米5年債入札で底堅い需要が確認されたことも相場の支援材料。
・原油先物相場は小幅に4日続落。アフリカ諸国の生産目標を巡る協議難航により26日から30日に延期となった石油輸出国機構(OPEC)と主要産出国によるOPECプラスの会合を前に調整の売りが続いた。会合では追加減産が検討されるとの見方があるものの、国際エネルギー機関(IEA)が先週、来年の石油供給がわずかながら過剰になるとの見通しを発表したことを嫌気したムードも続いている。
・金先物相場は続伸。米金利低下・ドル売りが先行。ドル安によりドル建て金価格へ割安感が生じて相場の押し上げ要因に。金利低下も、金利がつかない資産である金の相対的な投資妙味を増す材料に受け止められ底堅さにつながった。
27日15:15 植田日銀総裁
「2%物価目標の実現、十分な確度では見通せない」
「賃金・物価の好循環へ良い芽出ているが、不確実性高い」
「保有ETFの処分方法を具体的に議論する段階になっていない」
27日16:55 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「利下げについて議論するのは時期尚早」
「インフレ率を2%に下げるのは大変な作業」
「最近のインフレ低下の多くは、エネルギーコスト高騰の緩和によるもの」
※時間は日本時間
<国内>
特になし
<海外>
○09:30 ◎ 10月豪小売売上高(予想:前月比0.1%)
○10:15 ◎ デコス・スペイン中銀総裁、講演
○10:18 ◎ ラムスデン英中銀(BOE)副総裁、講演
○10:18 ◎ ブロック豪準備銀行(RBA)総裁、講演
○16:00 ◇ 12月独消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:▲27.9)
○16:45 ◇ 11月仏消費者信頼感指数(予想:84)
○17:00 ◎ ナーゲル独連銀総裁、講演
○23:00 ◇ 9月米住宅価格指数(予想:前月比0.4%)
◇ 7-9月期米住宅価格指数
○23:00 ◎ 9月米ケース・シラー住宅価格指数(予想:前年比4.0%)
○24:00 ◎ 11月米消費者信頼感指数(予想:101.0)
○24:00 ◎ 11月米リッチモンド連銀製造業景気指数(予想:1)
○24:00 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、あいさつ
○24:00 ◎ ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
○29日00:45 ◎ ボウマンFRB理事、講演
○29日01:00 ◎ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、講演(事前収録)
○29日02:00 ◎ ハスケル英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○29日03:00 ◎ 米財務省、7年債入札
○29日03:30 ◎ レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33520 +80 (+0.23%)
TOPIX先物 2386.0 +3.5 (+0.14%)
シカゴ日経平均先物
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
27日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。NYダウは8月に付けた年初来高値に接近するなか、主力株を中心に利益確定が優勢となった。ただし、利上げ局面が終了したとの観測から米長期金利が低下したほか、サイバーマンデーのオンライン売上高が過去最高になる見通しが伝わるなか、米経済の先行きに対する不安は後退しており、底堅さが意識されていた。S&P500業種別指数は不動産、小売、食品・生活必需品小売が上昇した一方で、運輸、医薬品・バイオテクノロジー、食品・飲料・タバコが下落。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比85円高の3万3525円だった。日経225先物(12月限)は日中比20円高の3万3460円で始まり、その後は緩やかなリバウンドを継続し、3万3500円~3万3560円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後には3万3430円まで軟化する場面も見られたが、中盤にかけて3万3610円まで買われた。終盤は持ち高調整の売りが優勢となったものの、3万3500円処では底堅さが見られ、3万3520円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好で、やや買い優勢の展開が見込まれる。米国市場は利食い優勢となったが、小幅な下げにとどまっており、底堅さが意識されていた。アドビ・デジタル・インサイツによると、サイバーマンデーのオンライン売上高は前年比5.4%増の124億ドルに達し、過去最高となる見通しと報じられている。これを受けて、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やウォルマート<WMT>が買われている。
また、慎重な見通しが嫌気されていたエヌビディア<NVDA>が、米長期金利の低下を受けて4営業日ぶりに上昇したことも支援材料になりそうだ。日経225先物はナイトセッションで3万3430円と下落に転じる場面も見られたが、ボリンジャーバンドの+1σ(3万3390円水準)を割り込まず、支持線として機能している。+2σは3万4420円辺りまで上昇してきており、+1σと+2σによるレンジで推移するなか、レンジ下限でのロング対応に向かわせよう。
本日も膠着感の強い展開が見込まれるものの、オプション権利行使価格の3万3500円を中心とした上下の権利行使価格である3万3375円から3万3625円のレンジを想定する。3万3500円辺りで底堅さが意識される局面では、3万3500円から3万3750円での推移となろう。また、3万3800円を超えてきたとしても、直近の戻り高値を捉えることができないと戻り待ちの売りが意識されやすく、短期的にはショートが入りやすい。
VIX指数は12.69(前日は12.46)に上昇した。先週末に9月半ば以来の年初来安値を更新したこともあり、いったんはリバウンドも入りやすいだろう。ただし、2020年1月以来の水準まで下げてきたことで、方向性としては下向きのトレンドが強まりやすく、ショートカバーが意識されやすい需給状況だろう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.03倍に低下した。一時14.09倍まで上昇する場面も見られたが、その後の下げで200日移動平均線を下回ってきた。いったんは節目の14.00倍を下回る場面を意識しつつも、エヌビディアが反発したこともあり、押し目ではNTロングでのスプレッド狙いのポジションを組成する動きを狙いたい。
27日のニューヨーク外国為替市場では米金利の低下を受けてドル売りが優勢となった。ドル円は148.55円まで下落し、ユーロドルは1.0925ドルから1.0957ドル付近まで上昇した。ユーロ円は欧米株価の下落を背景にリスク・オフの円買い・ユーロ売りで162.54円まで下落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、米長期金利が低下していることで続落の可能性に警戒する展開が予想される。
米10年債利回りは4.3%台まで低下しており、ドル売り要因となっている。先週末発表された11月の米総合購買担当者「雇用」指数(PMI)の低下や昨日発表された低調な10月米新築住宅販売件数などが影響しているもよう。
今週のドル円の注目経済指標は、12月12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視している30日に発表される米10月PCE価格指数だろう。CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」は、12月FOMCでの金利据え置き、利下げ開始時期は来年5月、または6月からだと示唆している。もし、10月PCE価格指数の伸び率が鈍化していた場合、来年の利下げ開始時期の予想が前倒しされる可能性が高まることになる。
商品先物取引委員会(CFTC)が発表した11月21日時点の円のネット売り持ちポジションは、10万5454枚となっていた。ドル円が続落し続けた場合は、円買い圧力が増大する可能性を示唆している。
ドル円のテクニカル分析では、長期的には、エリオット波動の最終第5波を示唆する「斜行三角形」を形成しつつあり、中期的には高値反転を示唆する「弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)」を形成しつつあることで、下値リスクが高まりつつある。
そして短期的には「ダブル・トップ(151.72円・151.91円)」がネック・ラインである149.21円(11/3安値)を下抜けたことで完成し、目標値146.70円{=149.21円-(151.72円-149.21円)}が点灯している。
豪ドルは、9時30分に発表される10月豪小売売上高(予想:前月比+0.1%)やその後に予定されているブロック豪準備銀行(RBA)総裁の講演に注目しておきたい。今週のオーストラリアの注目経済指標は、明日発表される同月消費者物価指数(CPI)なので、小売売上高では、予想から大幅に外れない限りは豪ドル相場への影響は限定的だと思われる。ブロックRBA総裁は先週、「価格上昇がCPI項目の広範囲にわたり、インフレがますます国内主導、需要主導になっている」として、金利がしばらく高止まる可能性が高いことを改めて示唆していた。
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宮井伸明
2023年11月28日 6:03 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-27/S4SF16T1UM0X01
サイバーマンデー、戦闘休止2日間延長で合意、米インフレ率見通し
アマゾンのアイロボット買収にEUが警告、サウジが減産協力を要請
感謝祭翌日のブラックフライデーのオンライン支出額は過去最高を記録したようですが、
節約のため大幅値引きを待っていた消費者が多いことの裏返しのような気もします。
冷蔵庫に動物性たんぱく質がなにもない
行かなくちゃ肉を買いに行かなくちゃ
そこは卵で「黄身に会いに」だろうがJK
日経225先物は11時30分時点、前日比70円安3万3370円(-0.20%)前後で推移。寄り付きは3万3570円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3525円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。ただし、寄り付きを高値に軟化し、現物の寄り付き後ほどなくして下落に転じると、中盤にかけて3万3300円まで下落幅を広げた。売り一巡後は3万3300円~3万3400円辺りでの保ち合いを継続している。
日経225先物は買いが先行したものの、寄り付き後は利益を確定する流れが優勢となった。3万3370円辺りに位置するボリンジャーバンドの+1σを下回ってきたことから、短期的なショートも入ったと考えられる。ただし、手掛かり材料に欠けるなか、いったん利益を確定させる流れが中心とみられ、売り一巡後は+1σ水準でのこう着を見せている。指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983.T> [東証P]やアドバンテスト <6857.T> [東証P]、レーザーテック <6920.T> [東証P]が日経平均型を下支えしており、積極的なショートは仕掛けづらそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.07倍に上昇した。一時14.03倍を付ける場面も見られたが、その後の上昇で200日移動平均線を上回っての推移を見せている。方向感はつかみづらい局面ではあるものの、200日線を下回る場面では、NTロングでのスプレッド狙いのポジションを組成する動きが意識されやすい。
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本日のロンドン為替市場では、独連銀総裁の講演内容を受けた欧州金利動向を序盤に確認しながらも、ユーロドルの方向性は結局、米・中長期金利の上下に影響されることになりそうだ。なお、独仏の景況感を探る指標・消費者信頼感指数は発表されるもののあるものの、通常であれば市場へのインパクトは薄いだろう。
ナーゲル独連銀総裁は先週、インフレとの闘いは続いているとし「早めの緩和は間違いになる」と言及した。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁も同じような意見であり、ECBのスタンスは今のところ高め金利維持なのだろう。しかしながら、短期金融市場は来年5月、または6月理事会での利下げを織り込んでいる。市場は前のめりになりがちではなるが、足もとのインフレが実際に鈍化基調なことは確かだ。そうなると、かなりタカ派的な発言をナーゲル総裁が述べない限り、金利先安観を後退させるのは難しいかもしれない。
ただし、欧州金利は低下基調ではあるもののユーロドルは底堅いまま、8月以来の1.10ドル台を狙う雰囲気が高まっている。要は米国サイドの金利先安観の強まりを市場は重要視しているということだ。CMEグループの「フェドウオッチ」でも、米連邦公開市場委員会(FOMC)が来年5月にも利下げという見方が増えてきた。欧州午後には米金融当局者の講演が複数予定されており、こちらも注目だろう。もっとも、ニューヨーク午後の米7年債入札で相場の雰囲気が変わるかもしれない。
経済指標は、欧州前半に12月独消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:▲27.9)、11月仏消費者信頼感指数(予想:84)が予定されている。
想定レンジ上限
・ユーロドル、8月11日高値1.1005ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、日足一目均衡表・転換線1.0995ドル
(28日15時時点)
ドル円:1ドル=148.28円(前営業日NY終値比▲0.41円)
ユーロ円:1ユーロ=162.38円(▲0.49円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0951ドル(▲0.0003ドル)
日経平均株価:33408.39円(前営業日比▲39.28円)
東証株価指数(TOPIX):2376.71(▲5.05)
債券先物12月物:145.85円(△0.15円)
新発10年物国債利回り:0.755%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01200%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は軟調。昨日の弱い地合いを受けて朝方から仕掛け的な売りが先行し、昨日安値の148.55円を下抜けると目先のストップロスを誘発。節目の148円を前にいったん下げ渋る場面があったが、月末を控えて本邦輸出企業の売りも上値を抑えると11時30分過ぎには一時147.98円と21日以来の安値を付けた。一方、148円割れでは押し目買いが入り一巡後は148.30円台まで持ち直した。
・ユーロ円は弱含み。ドル円の下落につれたほか、上昇して始まった日経平均株価がマイナス圏に沈んだことも売りを促し、一時162.21円まで下落した。一巡すると162円台半ばまで下げ渋ったが戻りは限られている。
・ユーロドルは小動き。ドル円の下落に伴って1.0963ドルまで小幅に上げたが買いは続かず、欧州勢の本格参入を前に動きは全般鈍かった。
・日経平均株価は小幅続落。序盤は先物主導で買いが強まる場面があったが、上値では引き続き利益確定売りが優勢となり、140円前後安まで一転下落した。一方、後場には押し目買いが入り下げ幅を縮めた。
・債券先物相場は続伸。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行。一時145.99円まで値を上げたが、40年債入札が弱めの結果だったため145.73円まで失速する場面もあった。
日経225先物 33380 -60 (-0.17%)
TOPIX先物 2376.0 -6.5 (-0.27%)
日経225先物(12月限)は前日比60円安の3万3380円で取引を終了。寄り付きは3万3570円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3525円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。ただし、寄り付きを高値に軟化し、現物の寄り付き後ほどなくして下落に転じると、前場中盤にかけて3万3300円まで下落幅を広げた。売り一巡後は3万3300円~3万3420円辺りでの保ち合いを継続しており、後場終盤に一時3万3460円とプラスに転じる場面も見られたが勢いはなく、3万3380円で取引を終えた。
日経225先物は買いが先行したものの、寄り付き後は利益を確定する流れが優勢となった。前場中盤にかけて3万3370円辺りに位置するボリンジャーバンドの+1σを下回ってきたことから、短期的なショートも入ったと考えられる。ただし、積極的にショートを仕掛けてくる流れともならず、前場中盤以降は+1σを挟んでの保ち合いが続いた。終値では若干ながら+1σを上回っており、同水準が支持線として意識されていたことがうかがえる。
本日も狭いレンジ内での推移となったが、指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983.T> [東証P]やレーザーテック <6920.T> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]が日経平均型を下支えしたほか、東証プライムの約6割の銘柄が上昇しており、地合いは悪くないだろう。一方で、円相場がやや円高に振れて推移するなか、トヨタ自動車 <7203.T>[東証P]など輸出関連の一角が利食いに押されたため、若干ながらTOPIX型の弱さが見られた。
なお、+1σは3万3450円辺りまで上昇しており、ナイトセッションでは+1σを下回って推移している。ただし、週足の+1σは3万3230円辺りで推移しているため、オプション権利行使価格の3万3250円辺りまでの調整においては、押し目狙いのロングでの対応に向かわせよう。11月以降の強い上昇に対する利益確定の流れであり、積極的なショートは避けておきたい。
NT倍率は先物中心限月で14.04倍に上昇した。一時14.08倍を付けており、14.05倍辺りで推移する200日移動平均線を上回る場面も見られた。11月半ば以降は200日線を挟んでの推移を継続しており、煮詰まり感が意識されてきている。今晩の米国では米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事やボウマン理事の講演が予定されており、市場の楽観論を冷ます発言となれば米長期金利の上昇に向かう可能性もあるため、短期的には14.00倍を下回る局面を想定しておく必要がありそうだ。
反対にFRBの利上げ打ち止め観測が強まる局面においては、日経平均型主導による上昇が意識されやすく、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせやすいだろう。
手口面(立会)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万0071枚、ソシエテジェネラル証券が1万2680枚、サスケハナ・ホンコンが4067枚、SBI証券が2302枚、バークレイズ証券が2076枚、JPモルガン証券が1470枚、日産証券が1347枚、松井証券が904枚、三菱UFJ証券が800枚、野村証券が727枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万2356枚、ソシエテジェネラル証券が1万6673枚、JPモルガン証券が5120枚、バークレイズ証券が4488枚、ビーオブエー証券が4027枚、サスケハナ・ホンコンが3934枚、ゴールドマン証券が3609枚、モルガンMUFG証券が2996枚、日産証券が2587枚、野村証券が2148枚だった。
ドル円は前日の流れを引き継ぎ147.98円まで下押し後、欧州タイムでは148.83円まで買い戻しが入った。下押し局面では引き続き買い意欲が強いものの、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げサイクル終了観測が強っていることを背景に全般ドルの重い地合いが続いており、足もとでは積極的に上値を試す動きにもなりにくい。当面は148-149円台を中心レジとした動きが続くと想定され、21日の安値147.15円と心理的節目の150.00円をどちらにブレイクするかが注目される。9月13・14日安値147.02円を下抜けると145円台まで売りに押される可能性がある一方で、150円の大台を回復すれば日本当局の円買い介入を警戒しつつも再び昨年10月に記録した1990年7月以来の高値151.95円が意識されそうだ。
本日は複数のFRB高官の発言が予定されており、特にタカ派と目されるウォラーFRB 理事の発言が注目されている。FRB の最高幹部の一角である同氏の発言がトーンを弱めると、ドル売りが加速しそうだ。また、7年債入札を受けた米長期金利の動きにも注目。昨日の2・5年債入札はまちまちの結果となった。足もとで米10年債利回りは約3カ月ぶりの低水準で戻りが鈍く、ドル円の上値を圧迫する要因となっている。経済指標では住宅関連や消費者信頼感指数などの発表が予定されており、さえない結果となれば来年の利下げの見方が強まる可能性がある。
また、米株の動向にも注目。最近ドルの重い動きが続いているなか、株高を背景としたリスクオンでクロス円の堅調な動きがドル円の下支えともなっており、米株に連動したクロス円の動きも注目したい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは日足一目均衡表・雲の上限149.11円や同基準線149.53円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは本日これまでの安値147.98円や日足一目均衡表・雲の下限147.31円。
今晩はもみ合いか。昨日は米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げサイクルの終了期待や米10年債利回りの低下が支援となったものの、月初からの大幅上昇で高値警戒感も強く、主要3指数がそろって小幅に下落した。ただ、月初来ではダウ平均が6.90%高、S&P500が8.50%高、ナスダック総合が10.81%高とそろって4カ月ぶりの大幅反発ペースとなった。
今晩はもみ合いか。利上げサイクルの終了期待や年末ラリーへの期待が引き続き下値支援となることが期待されるものの、月初からの大幅高で高値警戒感の強まりが引き続き上値圧迫要因となりそうだ。昨日発表された10月新築住宅販売件数が予想以上の悪化となったことで景気後退懸念も意識された。今晩発表される経済指標や要人発言、それらを受けた米10年債利回りの動向をにらんだ神経質な展開が予想される。
今晩の米経済指標は9月月次住宅価格指数、9月ケースシラー20住宅価格指数、11月消費者信頼感指数、11月リッチモンド連銀製造業総合指数など。要人発言はウォラーFRB理事、ボウマンFRB理事、グールズビー米シカゴ連銀総裁など。企業決算は寄り前にジョンソン・コントロールズ、引け後にヒューレット・パッカード・エンターなどが発表予定。
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「5勝5敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□国際ロボット展(東京ビッグサイト、~12月2日)
【国内企業】
○ケアネット <2150> :東証G→東証P
【海外】
□ユーロ圏11月消費者信頼感[確報値](19:00)
□ユーロ圏11月景況感指数(19:00)
□米国MBA住宅ローン申請指数(21:00)
□ドイツ11月消費者物価指数(22:00)
□米国7-9月期GDP[確報値](22:30)
□米国10月卸売在庫(22:30)
□米国週間石油在庫統計(30日0:30)
□米地区連銀経済報告(ベージュブック)(30日4:00)
□タイ中銀が政策金利を発表
□ニュージーランド中銀が政策金利を発表
【海外決算】
[米]セールスフォース<CRM>、スノーフレイク<SNOW>
株探ニュース
(28日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.48円(前営業日比▲1.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.12円(▲0.75円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0993ドル(△0.0039ドル)
ダウ工業株30種平均:35416.98ドル(△83.51ドル)
ナスダック総合株価指数:14281.76(△40.74)
10年物米国債利回り:4.32%(▲0.07%)
WTI原油先物1月限:1バレル=76.41ドル(△1.55ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2040.0ドル(△27.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
9月米住宅価格指数(前月比) 0.6% 0.7%・改
7-9月期米住宅価格指数(前期比) 2.1% 1.9%・改
9月米ケース・シラー住宅価格指数
前年比 3.9% 2.1%・改
11月米消費者信頼感指数 102.0 99.1・改
11月米リッチモンド連銀製造業景気指数 ▲5 3
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日続落。米国で利上げ局面が終了したとの見方が広がる中、全般ドル売りが先行。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「政策が好位置にあるとの確信を強めている」「インフレ率がさらに数カ月間低下し続ければ、政策金利を引き下げる根拠は十分にある」などと発言すると、米長期金利の低下とともに円買い・ドル売りが活発化。2時30分前に一時147.33円まで下落した。
21日の安値147.15円がサポートとして働くと147.71円付近まで下げ渋る場面があった。米7年債入札が低調となったことを受けて、米長期金利が低下幅を縮めたこともドル買い戻しを促した。ただ、戻りを売りたい向きは多く、買い戻しの勢いは長続きしなかった。
なお、ボウマンFRB理事は「インフレ率の低下が停滞した場合には利上げを支持する」などと述べた。
・ユーロドルは4日続伸。タカ派として知られるウォラーFRB理事が数カ月後の利下げの可能性を示唆すると、全般ドル売りが先行。節目の1.1000ドルを突破し、2時過ぎに1.1009ドルと8月10日以来の高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時102.61と8月11日以来の低水準を付けた。
なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.3187%前後と9月20日以来の低水準を付けた。
・ユーロ円は続落。ドル円の下落につれた円買い・ユーロ売りが優勢になると、5時30分前に161.93円と日通し安値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。ウォラーFRB理事が「現在の金融政策は適切な状態にあるとの確信を深めつつある」「インフレ率が一段と低下すれば、利下げを始められる」と発言すると、米国の利上げ局面が終了するとの観測が一段と強まり株買いを誘った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。ウォラーFRB理事が数カ月後の利下げの可能性を示唆すると、債券買いが広がった。利回りは一時4.3187%前後と9月20日以来の低水準を付けた。
米7年債入札が不調だったことを受けて売りが強まる場面もあったが、反応は一時的だった。
・原油先物相場は5日ぶりに反発。石油輸出国機構(OPEC)ほか主要産油国で構成される枠組みOPECプラスの会合を30日に予定するなか、ここまで4営業日続落してきたことに対する反動の買い戻しが入った。ドル安が進み、ドル建て原油相場の換算値を押し上げたことも支援となった。
ちなみに予定されているOPECプラス会合は当初の26日開催予定から30日開催に延期されたもので、難航が予想されるアフリカ諸国など一部加盟国の協議内容次第で再び延期される可能性があるという。
・金先物相場は3日続伸。米金利低下・ドル売り地合いのなか、5月17日以来の高値2063.6ドルまで上伸。ドル安はドルの代替資産とされることもある金の相対的な価値を高める材料にもなった。
28日11:14 ラムスデン英中銀(BOE)副総裁
「インフレ率を目標の2%に戻すには、金融政策を長期にわたって制限的にする必要がありそうだ」
「英国のインフレは国内に起因する傾向が強い」
28日11:16 ブロック豪準備銀行(RBA)総裁
「失業率を上げずにインフレ率を下げるために金利を使うことに対して多少注意する必要」
「高い雇用は、より高額な住宅ローンを支払うのに役立つ」
「豪州のインフレは海外と似ている」
28日13:28 潘功勝・中国人民銀行(PBOC)総裁
「中国経済は勢いを増している」
「中国のCPIは徐々に底を打ちつつある」
「中国は2024年に持続可能な成長を享受できると確信」
「緩和的な金融政策を継続する」
28日22:25 ハスケル英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「雇用市場の逼迫は金利上昇の長期化を意味する」
「労働市場の逼迫がインフレ圧力を与え続けている」
「現在の見通しでは、近い将来に金利が緩和される余地は示唆されていない」
「金利は多くの人が予想しているよりも長く、高く維持される必要があるだろう」
29日00:12 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「政策が好位置にあるとの確信を強めている」
「全体のインフレ率が2%に達するには、住宅を除くサービスインフレ率のある程度の改善が必要」
「FRBが十分な措置を講じたかどうかは断言できない」
「今後数カ月間のデータによって、FRBが十分な措置を講じたかどうかが分かると期待」
「経済成長鈍化の兆しが後押し」
「インフレ率は依然として高すぎ、減速が持続するかどうかを判断するには時期尚早」
「個人消費は低迷しており、製造業や非製造業の活動は減速している」
「労働市場は冷え込んでいるものの、依然としてかなり逼迫しており、今後も注意深く監視」
「インフレ率がさらに数カ月間低下し続ければ、政策金利を引き下げる根拠は十分にある」
29日00:13 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「全体としてインフレに関しては良好な進展が見られた」
29日00:49 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事
「インフレ率の低下が停滞した場合には利上げを支持する」
29日04:48 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「インフレ圧力の低下は励みになる」
「FRBはインフレ率を2%に戻すという強いコミットメントを示している」
「長期的なインフレ期待は非常に安定している」
※時間は日本時間
<国内>
○10:30 ◇ 安達誠司日銀審議委員、あいさつ
<海外>
○07:00 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
○09:30 ◎ 10月豪消費者物価指数(CPI、予想:前年同月比5.2%)
○10:00 ☆ ニュージーランド準備銀行(RBNZ)、政策金利発表(予想:5.50%で据え置き)
○16:00 ◇ 10月独輸入物価指数(予想:前月比▲0.1%/前年比▲13.4%)
○16:00 ◇ 10月トルコ貿易収支(予想:67.0億ドルの赤字)
○16:00 ◎ 7-9月期スウェーデン国内総生産(GDP、予想:前期比横ばい)
○18:30 ◇ 10月英消費者信用残高(予想:15億ポンド)
○18:30 ◇ 10月英マネーサプライM4
○19:00 ◎ 11月ユーロ圏経済信頼感指数(予想:93.7)
○19:00 ◎ 11月ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値、予想:▲16.9)
○21:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○22:00 ◎ 11月独CPI速報値(予想:前月比▲0.1%/前年比3.5%)
○22:30 ◇ 7-9月期カナダ経常収支(予想:10.0億カナダドルの黒字)
○22:30 ◇ 10月米卸売在庫(予想:前月比0.2%)
○22:30 ☆ 7-9月期米GDP改定値(予想:前期比年率5.0%)
◎ 個人消費(改定値、予想:前期比年率4.0%)
◎ コアPCE(改定値、予想:前期比年率2.4%)
○30日00:05 ◎ ベイリー英中銀(BOE)総裁、講演
○30日00:30 ◇ EIA週間在庫統計
○30日01:00 ◎ 10月ロシア失業率(予想:3.0%)
○30日03:45 ◎ メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
○30日04:00 ◎ 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は147.33円まで下落した。タカ派として知られるウォラーFRB理事が数カ月後の利下げの可能性を示唆し、米長期金利の低下とともにドル売りが活発化した。ユーロドルも1.1009ドルまでユーロ高ドル安が進んだ。ユーロ円は、ドル円の下落につれて161.93円まで下落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、米10年債利回りが4.3%台まで低下していることで下値リスクが高い展開が予想される。
昨日は、米連邦準備理事会(FRB)のタカ派であるウォラー理事やボウマン理事が、ややハト派的な見解を示した。それらを受けて市場が織り込む来年の利下げ確率が上昇。米国債利回りの低下とともに、ドルは全面安の展開となった。
ウォラーFRB理事は、インフレ率が低下し続ければ、数カ月先に政策金利を引き下げる可能性を示唆した。ボウマンFRB理事は、「インフレ率の低下が停滞した場合には利上げを支持する」とタカ派見解を述べつつも、追加利上げは経済データ次第とし、追加利上げを明確に求めるには至らなかった。
今週のドル円の注目経済指標は、FRBがインフレ指標として注視している30日に発表される米10月PCE価格指数。もし、10月PCE価格指数の伸び率が鈍化していた場合、来年の利下げ開始時期が、これまで市場が見込んでいた「6月や5月」から3月あたりまで前倒しされる可能性が高まることになる。CMEのフェドウオッチによると、米金利先物市場では来年3月の利下げ確率を約34%、5月は約49%と想定している。
ドル円のテクニカル分析では、長期的には、エリオット波動の最終第5波を示唆する「斜行三角形」を形成しつつあり、中期的には高値反転を示唆する「弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)」を形成しつつあることで、下値リスクが高まりつつある。
そして短期的には「ダブル・トップ(151.72円・151.91円)」がネック・ラインの149.21円(11/3安値)を下抜けたことで完成し、目標値146.70円{=149.21円-(151.72円-149.21円)}が点灯している。
9時30分発表の10月豪消費者物価指数(CPI)は前年同月比+5.2%と予想されており、9月+5.6%から低下見込み。ブロックRBA総裁は先日、「価格上昇がCPI項目の広範囲にわたり、インフレがますます国内主導、需要主導になっている」と述べ、金利がしばらく高止まる可能性が高いことを示唆していた。10月CPIでRBA総裁の発言を裏付けるような広範な物価上昇が確認されれば、追加利上げ期待の高まりとともに豪ドル相場を下支えすることになる。
10時に発表されるニュージーランド準備銀行(RBNZ)の政策金利は、5.50%での据え置き予想。声明文では、足もとのインフレ率がRBNZの目標レンジである1-3%からまだ距離があることを考慮すると、「政策金利を当面抑制的な水準に維持する必要がある」との基本方針に変化はないことが予想されている。しかし、今後の四半期CPIが予想を下回る可能性が高まりつつあることで、RBNZのインフレに対する見方に注目しておきたい。
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33300 -80 (-0.23%)
TOPIX先物 2370.5 -5.5 (-0.23%)
シカゴ日経平均先物 33290 -90
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
28日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。サイバーマンデーのオンライン売上高が過去最高となった(アドビ・デジタル・インサイツ)ことが好感された。さらに、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が、金融政策は十分引き締まった状態にあるとの認識を示したことを受けて、利上げ局面が終了するとの観測が一段と強まり、米長期金利が低下したことが材料視された。S&P500業種別指数は自動車・同部品、ソフトウエア・サービス、家庭用品・パーソナル用品が上昇した一方で、保険、半導体・同製造装置、ヘルスケア機器・サービスが下落した。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比90円安の3万3290円だった。日経225先物(12月限)は日中比30円安の3万3350円で始まり、その後は3万3290円~3万3380円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後に3万3230円まで売られた後、一時3万3380円まで買い戻される場面も見られたが、終盤にかけて軟化し、3万3300円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の展開が見込まれる。米国市場は主要な株価指数が上昇し、NYダウは8月上旬以来の高値水準を回復したものの、日経225先物はナイトセッションでプラスに転じる場面はなく、利食い優勢の展開になりやすいだろう。また、マイクロン・テクノロジー<MU>が売上高見通しを上方修正したものの利食い売りに押されており、ハイテク株の重荷となりそうだ。円相場が1ドル=147円半ばと円高に振れて推移するなか、輸出関連なども手掛けづらくさせそうである。
日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σ(3万3440円)を下回ってきたことも、短期的にはショートを誘いやすい。週足の+1σが3万3220円に位置しており、ナイトセッションで同水準まで下げる場面が見られていた。週足の+1σを支持線とした押し目狙いのロング対応となるものの、日足の+1σ水準での上値の重さが意識されてくるようだと、狭いレンジでの推移となろう。そのため、スキャルピング中心の短期的なトレードが意識されやすく、オプション権利行使価格の3万3375円を中心とした上下の権利行使価格3万3250円から3万3500円辺りのレンジを想定する。
VIX指数は12.69と前日比変わらずだった。一時14.30まで上昇する場面も見られており、短期的にリバウンドを狙ったショートが入りやすい状況のようだ。ただし、2020年1月以来の水準まで下げてきているなか、方向性としては下向きのトレンドが継続しており、ショートカバー狙いのスタンスだろう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.04倍に上昇した。一時14.08倍まで上昇する場面も見られたが、その後は軟化し200日移動平均線を上回って終えることはできなかった。引き続き200日線が位置する14.05倍を挟んだ推移で方向感はつかみづらく、押し目でのNTロングによるスプレッド狙いである。
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日経225先物は11時30分時点、前日比80円高の3万3460円(+0.23%)前後で推移。寄り付きは3万3250円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3290円)にサヤ寄せする格好から、売り優勢で始まった。その後3万3380円と前日比変わらずの水準まで戻す場面も見られたが戻りは鈍く、中盤にかけて軟化し、一時3万3180円まで売られた。ただし、終盤にかけて急速に切り返しプラスに転じると、3万3490円まで上げ幅を広げた。
日経225先物は中盤にかけての下落で週足のボリンジャーバンドの+1σを下回ったものの、その後は急速にショートカバーを交えてのリバウンドとなった。これにより、日足の+1σを上回ってきており、押し目待ち狙いの買い意欲の強さがうかがえた。日足の+1σは3万3460円辺りで推移しており、同水準での底堅さが意識されてくるようだと、ショートカバーを誘い込みやすいだろう。また、日経平均株価が足もとでこう着感を強めるなか、グロース250指数が1%を超える上昇で推移するなど中小型株への資金流入の動きが強まっており、センチメントを明るくさせている。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.10倍に上昇した。一時14.02倍まで低下した後に切り返す格好となり、200日移動平均線を上回っての推移を見せている。15日に付けた直近戻り高値の14.13倍を捉えてくるようだと、NTロングでのスプレッド狙いの動きが強まる可能性がありそうだ。
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本日のロンドン為替市場では、昨日の欧州終盤から強まったドル安の流れが継続するか見極める展開か。なお、本日の欧州午後にはドイツの11月消費者物価指数(CPI)が発表される。
東京午前にユーロドルは昨日高値1.1009ドルを超え、ポンドドルも前日高値1.2715ドルを上回って、それぞれ8月以来の高値を更新した。クロス円の売り圧力で上昇力はそれほど強まらなかったものの、ドル安のトレンドは維持。昨日伝わったウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の発言を「数カ月後の利下げの可能性を示唆」と市場が受け取り、米金利の低下とともにドル売りが進んでいる。米2・10年債利回りも時間外で前日より低下した。
米金融政策について市場が先走り過ぎるようだと、今後出てくると思われる金融当局者からの「強めのけん制発言」には警戒が必要だろう。ただ米国勢の参入前、本日の欧州前半は、昨日からのドル安の流れがどの程度まで盛り上がりを見せるか見定めたい。
堅調なポンドの動向にも要注目か。このところ英中銀金融政策委員会(MPC)メンバーからのタカ派寄りの発言が目立っている。昨日はハスケル委員が金利の高止まりを強調し、「現在の金利見通しでは、近い将来の緩和余地は示唆されず」などと発言し、ポンド買いに繋がった。本日もロンドンフィキシング前にベイリー総裁の講演が予定されている。
日本時間22時には、11月独CPI速報値(予想:前月比▲0.1%/前年比3.5%)が発表予定。前月・前年比ともに前回からの鈍化が見込まれている。前年比の水準も重要だが、低下予想の前月比にも目を向けておきたい。更にマイナス幅を広げるようなら、せっかく1.10ドル台まで上げてきたユーロドルの腰折れに繋がる可能性もありそうだ。
想定レンジ上限
・ユーロドル、ピボットターニングポイント1.1097ドル
・ポンドドル、8月22日高値1.2800ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、28日安値1.0935ドル
・ポンドドル、28日安値1.2607ドル
(29日15時時点)
ドル円:1ドル=147.14円(前営業日NY終値比▲0.34円)
ユーロ円:1ユーロ=161.88円(▲0.24円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1002ドル(△0.0009ドル)
日経平均株価:33321.22円(前営業日比▲87.17円)
東証株価指数(TOPIX):2364.50(▲12.21)
債券先物12月物:146.62円(△0.77円)
新発10年物国債利回り:0.675%(▲0.075%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.02400%(△0.03600%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。米金利先安観を背景にしたドル売りの流れが先行し、一時146.67円まで値を下げた。もっとも、一巡後は安く始まった日経平均株価が下げ幅を縮小したことなどを手掛かりに下げ渋り、147.30円台まで下値を切り上げた。
・オセアニア通貨はまちまち。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)はこの日、政策金利を予想通り5.50%で据え置いたが、声明文で今後の利上げの可能性について言及。金融政策公表後にはNZドル買いが強まり、対ドルで0.6208ドル、対円で91.22円まで値を上げた。
一方、豪ドルは10月豪消費者物価指数(CPI)が予想を下回る結果となったことを受け、対ドルで0.6634ドル、対円で97.64円まで売りに押された。
・ユーロドルは小高い。対円などでドル売りが進んだ影響から1.1017ドルまで上昇したが、一段の買いを誘う材料を欠いたこともあり、一方的に上値を試す展開にはなっていない。
・ユーロ円はドル円の下落につれて一時161.55円まで下落し、その後も戻りは限られた。
・日経平均株価は3日続落。外国為替市場で円高・ドル安が進んだことを受け、幅広い銘柄が売りに押された。一巡後は押し目買いなどでプラス圏に浮上する場面もあったが、利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を抑えれるなど、総じて戻りは鈍かった。
・債券先物相場は3日続伸。米国の早期利下げ観測が高まる中で米債券相場が上昇した流れを引き継ぎ、序盤から買いが優勢となった。日銀の国債買い入れオペのオファー額が据え置かれたことも相場を支えた面がある。
日経225先物 33270 -110 (-0.32%)
TOPIX先物 2363.0 -13.0 (-0.54%)
日経225先物(12月限)は前日比110円安の3万3270円で取引を終了。寄り付きは3万3250円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3290円)にサヤ寄せする格好から、売り優勢で始まった。売り一巡後は前日比変わらずの水準まで戻す場面も見られたが戻りは鈍く、前場中盤にかけて軟化し一時3万3180円まで売られた。その後、「米資産家のビル・アックマン氏が、米金融当局が市場予測よりも早く利下げを始めるとの予想を示した」と伝わり、これを手掛かりに前場終盤にかけて急速に切り返し、ランチタイムで3万3520円まで上げ幅を広げた。ただし、3万3440円辺りで推移していたボリンジャーバンドの+1σをキープできず、後場は再び軟化し終盤にかけて3万3300円を割り込んだ。
日経225先物は前場中盤にかけての下落で週足のボリンジャーバンドの+1σを下回ったが、その後は急速にショートカバーを交えてのリバウンドとなった。これにより日足の+1σを上回ってきたもののキープすることはできず、後場はロングを外す動きにつながったようだ。年末ラリーに対する期待感は強いものの、足もとで続いていたボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジを下回ってきたことで、ロングを手控えさせている。
+1σはナイトセッションで3万3500円辺りまで上昇しており、目先的にはこの水準が抵抗線として意識されやすい。週足の+1σは3万3230円に位置しており、同水準を下回ってくるようだと、オプション権利行使価格の3万3000円から3万3500円処での推移になりそうだ。そのため、3万3250円から3万3500円辺りの狭いレンジを想定しつつ、週足の+1σを再び下回ってくる局面では、ショートが強まる展開を警戒しておきたい。
そのほかのテクニカルではパラボリックのSAR値が上向きで推移しており、SAR値にタッチすることで陰転シグナル発生が近づいていることもショートを仕掛けやすくさせそうだ。ただし、トレンドは崩れていないため、引き続き押し目待ち狙いのロング対応は継続しておきたいところである。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.07倍に上昇した。14.05倍辺りで推移する200日移動平均線を挟んでの推移ではあるが、同線を回復して終えている。煮詰まり感が意識されてきているなか、15日に付けた直近戻り高値の14.13倍を捉えてくるようだと、NTロングでのスプレッド狙いの動きが強まる可能性があるだろう。
手口面では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万6878枚、ソシエテジェネラル証券が1万5405枚、サスケハナ・ホンコンが5404枚、SBI証券が2494枚、バークレイズ証券が2365枚、日産証券が2018枚、ゴールドマン証券が1688枚、JPモルガン証券が1490枚、楽天証券が1234枚、auカブコム証券が1070枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万1954枚、ソシエテジェネラル証券が1万8820枚、JPモルガン証券が5802枚、みずほ証券が5356枚、サスケハナ・ホンコンが4934枚、UBS証券が4657枚、日産証券が4284枚、バークレイズ証券が4227枚、BNPパリバ証券が3123枚、モルガンMUFG証券が3030枚だった。
本日これまでのドル円は前日の流れを引き継ぎ、9月12日以来の安値となる146.67円まで下押した後、欧州タイムではドルの買い戻しが優勢となり147.65円まで切り返した。下げが一服し、NYタイムでは調整の買い戻しが続く可能性はあるが、米長期金利の低下に伴うドルの重い動きが続いており、ドル円の戻りは鈍いと想定され下方向への警戒感は根強い。
昨日はタカ派とされる米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が講演で今後の利下げの可能性に言及したことでドル売りが加速した。市場では米利上げサイクルの終了はほぼ織り込み済みで、来年に予想される利下げ時期の早まりへの警戒感が強まっており、ドルの上値は重い。先週の米感謝祭前のドル円の下落は大きく膨らんだ円ショートポジションの調整と位置付けられたが、ここに来て米長期金利の低下が継続し、対人民元でのドル売りが強まっていることや、大手金融機関が公表し始めた来年の市場見通しで、米景気のピークアウトと利下げ、ドル安を予想するものが相次いでいることを鑑みると、長く続いたドル高・円安トレンドの変化も警戒される。
本日のNYタイムでは7-9月期米GDP改定値や米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表などが予定されている。ドル円は基本的に米長期金利の動向を睨んだ動きが続きそうだ。時間外の米10年債利回りは一時9月14日以来の低水準となる4.25%割れまで低下幅を拡大した。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは90日移動平均線の147.78円や5日移動平均線の148.48円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは本日これまでの安値146.67円や9月11日安値145.91円。
今晩は底堅い展開か。昨日はウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事の発言を受けて利上げサイクルの終了見通しが強まったことや、来年の利下げ転換期待が高まったことで主要3指数がそろって上昇。ダウ平均が83.51ドル高(+0.24%)、S&P500が0.10%高とともに反発し、ナスダック総合も0.29%高と3日ぶりに反発した。11月月初来では、ダウ平均が7.15%高、S&P500が8.61%高、ナスダック総合が11.13%高となり、ダウ平均は8月7日以来の水準を回復。終値の最高値まで3.76%に迫った。引け後の動きでは予想を上回る決算や強いガイダンスを発表したネットアップが時間外取引で12%高と急伸した。
今晩の取引では利上げサイクルの終了観測や来根の利下げ転換期待を背景に引き続き底堅い展開か。昨日発表された11月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことや、ブラックフライデーやサイバーマンデーの消費が好調だったことで景気後退懸念が和らいでいるほか、センチメントやテクニカル指標の改善も年末ラリーへの期待を高めそうだ。
今晩の米経済指標は7-9月期GDP改定値、同コア個人消費支出(PCE)価格改定値、10月卸売在庫速報値、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。このほか、メスター米クリーブランド連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にダラー・ツリー、ホーメル・フーズ、引け後にセールスフォースなどが発表予定。
生2杯、レバー一皿、滞在時間15分 1080円
業務スーパー、神戸物産か
なんとなくIR見てたらFCなれど1000件超え
認識不足からパチもんと思っていたが小売りダークホース筆頭だったんだな
ほんとおしゃれから遠い街になったわ
部屋着のままで買い物の人ばかり、俺がその筆頭だけど
「4勝6敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□10月商業動態統計(8:50)
★10月鉱工業生産(8:50)
□週間対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50)
□10月自動車輸出実績(13:00)
□10月建機出荷額(13:00)
□11月消費動向調査(14:00)
□10月住宅着工件数(14:00)
□2年国債入札
【海外】
★国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)(~12月12日、ドバイ)
★中国11月製造業PMI(10:30)
★中国11月サービス業PMI(10:30)
□ドイツ11月失業率(17:55)
□ユーロ圏11月消費者物価指数(19:00)
□ユーロ圏10月失業率(19:00)
★米国10月個人所得(22:30)
★米国10月個人支出(22:30)
□米国新規失業保険申請件数(22:30)
□米国11月シカゴ購買部協会景気指数(23:45)
□米国10月仮契約住宅販売指数(12月1日0:00)
□OPECプラス会合(11月26日からの延期分、オンライン)
□韓国中銀が政策金利を発表
【海外決算】
[米]デル<DELL>、マーベルテクノロジー<MRVL>
株探ニュース
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(29日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.24円(前営業日比▲0.24円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.52円(▲0.60円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0969ドル(▲0.0024ドル)
ダウ工業株30種平均:35430.42ドル(△13.44ドル)
ナスダック総合株価指数:14258.49(▲23.27)
10年物米国債利回り:4.25%(▲0.07%)
WTI原油先物1月限:1バレル=77.86ドル(△1.45ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2067.1ドル(△6.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は4日続落。アジア時間に一時146.67円と9月12日以来の安値まで売り込まれた反動で買い戻しが先行した。米商務省が発表した7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が年率換算で前期比5.2%増と速報値の4.9%増から上方修正され、予想の5.0%増を上回ったことが伝わるとドル買いが加速。23時過ぎに一時147.90円と日通し高値を付けた。
ただ、節目の148.00円には届かなかった。米経済活動の3分の2超を占める個人消費が3.6%増と予想の4.0%増を下回ったほか、米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注目する食料とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)指数が2.3%上昇と予想の2.4%上昇を下回ったことが相場の重しとなった。米国で利上げ局面が終了したとの見方が広がる中、戻りを売りたい向きも多く、4時過ぎには147.08円付近まで下押しした。
なお、FRBがこの日公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)では「米経済活動は前回の報告書以降減速した」との認識が示されたほか、物価上昇については「地区全体でほぼ緩やかになったが、依然として高止まりしている」、労働需要については「引き続き緩和した」と伝わった。
・ユーロドルは5日ぶりに反落。アジア時間に一時1.1017ドルと8月10日以来の高値を更新したあとだけに、欧米市場では利食い売りなどが出た。11月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想を下回ったことで、欧州のインフレ鈍化を意識したユーロ売りも出た。米GDP改定値の上振れを受けてドル買いが強まると、一時1.0960ドルと日通し安値を更新した。
もっとも、米国での早期利下げを見込むユーロ買い・ドル売りが入ると、1.0995ドル付近まで下げ渋った。
なお、バーキン米リッチモンド連銀総裁は「追加利上げの可能性を排除するつもりはない」「利下げについて議論するのは時期尚早」などと述べたほか、メスター米クリーブランド連銀総裁は「今後のデータ評価する上で政策は良い位置にある」「さらなる利上げが必要かどうかは経済状況次第」などと語った。
・ユーロ円は3日続落。21時30分過ぎに一時本日高値となる162.25円まで値を上げたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。取引終了間際には161.49円と本日安値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続伸。米国の利上げ局面が終了するとの観測が一段と強まる中、米長期金利が低下すると、株式の相対的な割高感が和らいだ。市場では「米利上げ局面の終了や来年以降の利下げの可能性が意識された」との声も聞かれ、一時160ドル超上昇した。ただ、バーキン米リッチモンド連銀総裁が「追加利上げの可能性を排除するつもりはない」「利下げについて議論するのは時期尚早」などと述べたと伝わると、伸び悩んだ。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落。高く始まったものの、7月に付けた年初来高値に接近すると利食い売りなどが優勢となり下げに転じた。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日続伸。FRBの利上げ局面の終了や来年以降の利下げの可能性が意識される中、この日も買いが続いた。
・原油先物相場は続伸。米エネルギー省(EIA)週間石油在庫の発表を前に売りが強まった。しかし原油在庫の積み増し継続確認後は次第に戻した。30日開催予定の石油輸出国機構(OPEC)ほか主要産油国で構成される枠組みOPECプラスの会合を控えるなか思惑を背景とした買いが入りやすかった。
・金先物相場は4日続伸。昨日のウォラーFRB理事による「インフレ率がさらに数カ月間低下し続ければ、政策金利を引き下げる根拠は十分にある」などの発言を受けた米金利低下が引き続き支援材料。金利がつかない資産である金の相対的な投資妙味の高まりが底堅さにつながった。
29日10:04 ニュージーランド準備銀行(RBNZ)声明
「インフレ率は依然として高すぎるため、当委員会はインフレ圧力の継続を警戒」
「経済成長は年初の予想を上回っているが、依然としてトレンドを下回っており、さらに減速する可能性が高い」
「インフレ圧力が予想以上に強まれば、政策金利はさらに引き上げられる必要があるだろう」
「内需がさらに強まれば、追加的な金融引き締めが必要になる可能性が高い」
「インフレ率は2024年後半までに目標範囲内に低下すると予想」
「金利見通しでは来年の利上げがあるリスクが高まっていることを示している」
「金利見通しでは2025年半ばまで利下げがないと予想」
29日10:40 安達日銀審議委員
「賃金と物価の好循環という状況の芽が出始めているが、十分ではない」
「10月のYCC運用のさらなる柔軟化が、金融政策の正常化を意識した政策変更ではない」
「必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる方針」
「長期金利の持つ情報的価値を有効に活用すべき余地が徐々に高まってきた」
29日14:31
「賃金・物価の好循環が実現する状況になるまではマイナス金利の解除は難しい」
「中小企業では今年度並みの賃上げ厳しいとの声、マイナス金利いつ解除するかできるような状況ではない」
「賃上げの見極め、新年度明け以降になる」
「マイナス金利解除の条件、想定しない内外経済の動きあり、実質賃金が先にプラスになる可能性もある」
「マイナス金利解除、10年金利の柔軟化とは性格異なる」
29日11:21 オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「今回の会合では利上げについて議論した」
「新首相との会談は非常に建設的だった」
「我々は来年まで金利を維持することに固執してきた」
「予想では金利に上昇バイアスがかかっているが、まだ決定事項ではない」
「インフレに対するリスクはまだ上向き」
「金利についてしっかり議論した」
29日16:46 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「BOEは現在利下げについて議論する立場にない」
「インフレ率が2%に達するという十分な証拠はまだ得られておらず、確信も持っていない」
「2%のインフレへの道は不安定になるだろう」
「今後数カ月は経済活動が鈍化すると予想」
「インフレの下降軌道は継続すると予想」
30日00:11 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレが2%に向け軌道に乗っているかどうかは懐疑的」
「追加利上げの可能性を排除するつもりはない」
「市場はインフレに関して私とは異なる予測を立てている」
「利下げについて議論するのは時期尚早」
「我々が発信するメッセージが市場に反映されることを願う」
30日03:37 メキシコ中銀
「政策会合からのインフレ見通しを維持」
「2023年のGDP成長率予測を3%から3.3%に引き上げ」
「2024年のGDP成長率予測を2.1%から3%に引き上げ」
「2025年のGDP成長率は1.5%になると予想」
30日04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「全体として、米経済活動は前回の報告書以降減速した」
「4地区が緩やかな成長を報告し、2地区が横ばい、もしくは僅かな減速を示唆。6地区が若干の減速を示した」
「自動車を含む小売売上高は依然としてまちまち。消費者が価格に敏感になったため、家具や電化製品などの裁量品や耐久財の売上高は平均して減少した」
「製造業はまちまちで、製造業者の見通しは弱含んだ」
「ビジネスローン、特に不動産ローンの需要が若干減少した」
「商業用不動産の活動は引き続き鈍化した」
「今後6カ月から12カ月の経済見通しは悪化した」
「ほとんどの地区で全体の雇用が横ばいから小幅な増加を報告。労働需要は引き続き緩和した」
「しかし、いくつかの地区では労働市場が逼迫しており、熟練労働者が不足していると報告」
「多くの地区で賃金圧力の緩和が報告された」
「価格上昇は地区全体でほぼ緩やかになったが、価格は依然として高止まりした」
「ほとんどの地区は、緩やかな価格上昇が来年も続くと予想」
※時間は日本時間
<国内>
○08:50 ◎ 10月鉱工業生産速報(予想:前月比0.8%/前年比0.4%)
○08:50 ◇ 10月商業販売統計速報(小売業販売額、予想:前年比5.9%)
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○10:30 ◎ 中村豊明日銀審議委員、あいさつ
○14:00 ◇ 11月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯、予想:35.6)
○14:00 ◇ 10月新設住宅着工戸数(予想:前年比▲6.8%)
○19:00 ◇ 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
○06:45 ◎ 10月ニュージーランド(NZ)住宅建設許可件数
○09:00 ◇ 11月ANZ企業信頼感
○09:30 ◇ 7-9月期豪民間設備投資(予想:前期比1.0%)
○09:30 ◎ 10月豪住宅建設許可件数(予想:前月比2.0%)
○未定 ◎ 韓国中銀、政策金利発表(予想:3.50%で据え置き)
○10:30 ◎ 11月中国製造業購買担当者景気指数(PMI、予想:49.7)
○16:00 ◎ 10月独小売売上高(予想:前月比0.4%/前年比▲2.0%)
○16:00 ◎ 7-9月期トルコ国内総生産(GDP、予想:前年比5.6%)
○16:30 ◇ 10月スイス小売売上高
○16:45 ◎ 7-9月期仏国内総生産(GDP)改定値(予想:前期比0.1%)
○16:45 ◇ 11月仏消費者物価指数(CPI)速報値(予想:前月比横ばい/前年比3.7%)
○16:45 ◇ 10月仏卸売物価指数(PPI)
○16:45 ◇ 10月仏消費支出(予想:前月比▲0.2%)
○17:00 ◇ 11月スイスKOF景気先行指数(予想:96.6)
○17:55 ◎ 11月独雇用統計(予想:失業率5.8%/失業者数変化2.20万人)
○18:30 ◇ 10月南アフリカ卸売物価指数(PPI、予想:前月比1.1%/前年比5.8%)
○18:30 ◎ パネッタ伊中銀総裁、講演
○19:00 ☆ 11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値(予想:前年比2.7%)
○19:00 ☆ 11月ユーロ圏HICPコア速報値(予想:前年比3.9%)
○19:00 ◎ 10月ユーロ圏失業率(予想:6.5%)
○21:00 ◎ 10月南アフリカ貿易収支(予想:91億ランドの黒字)
○21:00 ☆ 7-9月期インドGDP(予想:前年同期比6.8%)
○21:00 ◇ 10月メキシコ失業率(季節調整前、予想:2.80%)
○22:30 ☆ 9月カナダGDP(予想:前月比横ばい/前年比0.8%)
☆ 7-9月期カナダGDP(予想:前期比0.2%)
○22:30 ◎ 10月米個人消費支出(PCE、予想:前月比0.2%)
◎ 10月米個人所得(予想:前月比0.2%)
☆ 10月米PCEデフレーター(予想:前年比3.0%)
☆ 10月米PCEコアデフレーター(予想:前月比0.2%/前年比3.5%)
○22:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:22.0万件/187.2万人)
○22:30 ◎ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、講演
○23:15 ◎ ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演
○23:45 ◎ 11月米シカゴ購買部協会景気指数(予想:45.4)
○24:00 ◎ 10月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数、予想:前月比▲2.0%/前年比▲8.8%)
○1日01:00 ◎ グリーン英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○1日02:00 ◎ ナーゲル独連銀総裁、講演
○石油輸出国機構(OPEC)プラス閣僚級会合
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
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大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33280 +10 (+0.03%)
TOPIX先物 2364.5 +1.5 (+0.06%)
シカゴ日経平均先物 33275 +5
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
29日の米国市場はNYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。米利上げ局面が終了したとの観測が強まるなか、米長期金利の低下が材料視された。また、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が米経済活動はここ数週間に減速したと指摘したことで、利上げ終了観測を後押しする格好となった。ただし、リッチモンド連銀のバーキン総裁は「利上げの選択肢を残しておくべき」との見解を示すなど、先行きの金融政策について市場は確信を持てず、利益確定の売りが出やすい需給状況だった。S&P500業種別指数は、銀行、耐久消費財・アパレル、電気通信サービスが上昇した半面、メディア、食品・飲料・タバコ、エネルギーが下落。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比5円高の3万3275円だった。日経225先物(12月限)は日中比20円高の3万3290円で始まり、その後はリバウンド基調が続くなか3万3450円まで買われた。ただし、米国市場の取引開始後に軟化すると、3万3260円~3万3380円辺りで保ち合い、3万3280円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日も膠着感の強い相場展開が見込まれる。日経225先物は日中終値水準での底堅さは見られたが、若干ながら上値を切り下げてきており、ロングの持ち高調整や戻り待ちのショートが入りやすいだろう。ナイトセッションで一時3万3450円まで買われる場面も見られたものの、3万3500円辺りで推移するボリンジャーバンドの+1σが抵抗線として意識されやすい。
下値は週足の+1σが位置する3万3220円辺りが支持線として機能すると考えられ、オプション権利行使価格の3万3250円から3万3500円辺りのレンジを想定しておきたい。まずは週足の+1σ水準での底堅さを見極める必要があり、同水準を下回ってくる局面では、短期的ながらショートに勢いがつく格好で節目の3万3000円辺りまでの調整を意識させそうだ。
ただし、足もとの調整でロングの持ち高調整は進んでいるとみられ、3万3000円に接近する局面では押し目狙いのロング対応が強まろう。あくまでも11月以降の上昇に対する需給調整と考えられるため、ショートについては短期的なトレードとして割り切りたい。
VIX指数は12.98(前日は12.69)に上昇した。直近の安値水準での推移は継続しており、リスク回避姿勢にはつながらないだろう。短期的にリバウンドを狙ったショートが入りやすい状況ではあるが、方向性としては引き続き下向きのトレンドを継続しているため、ショートカバー狙いのスタンスとなる。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.07倍に上昇した。14.05倍に位置する200日移動平均線を挟んだ狭いレンジでの推移を継続しており、やや煮詰まり感が意識されてきている。ナスダック指数の下落影響により指数インパクトの大きい値がさハイテク株へは利益確定の売りが入りやすいが、SOX指数が上昇しているなか、200日線を下回る場面では、その後の反発を想定したNTロングでのスプレッド狙いに向かわせよう。
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、7-9月期米国内総生産(GDP)改定値の上方修正で147.90円まで上昇後、147.08円付近まで反落した。ユーロドルは11月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想を下回ったことや米GDP改定値の上振れを受けて1.0960ドルまで下落した。ユーロ円は162.25円を上値に161円半ばまで反落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、今夜発表される10月の米PCEデフレーターへの警戒感から上値が重い展開が予想される。
12月12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視している米10月PCEデフレーターは前年比+3.0%と予想されており、9月+3.4%からの伸び率鈍化が見込まれている。
CMEのフェドウオッチによると、米金利先物市場では来年5月のFOMCでの利下げ開始確率が高まっている。さらに米国債券市場でも、FRBが来年5月までに利下げに転じるとの観測が高まっている。もし、今夜発表される10月PCEデフレーターが予想を下回り、2%台まで伸び率が減速していた場合、来年の利下げ開始時期が第1四半期あたりまで前倒しされる可能性が高まることになるか。
12月FOMCでの景況感の判断材料となる地区連銀経済報告(ベージュブック)は、消費者が裁量的な支出を控えたために、米経済活動は減速したと指摘していた。また、米感謝祭の翌日、ブラックフライデーの売上高が低調だった模様で、ベージュブックが指摘していた消費者支出への警戒感を裏付けている。
昨日はタカ派のメスター米クリーブランド連銀総裁が「データに機敏に対応」と述べている。次回FOMCまでの重要なデータは、本日の10月PCEデフレーター、12月8日の11月雇用統計、12日の同月消費者物価指数(CPI)となる。
ドル円のテクニカル分析では、長期的には、エリオット波動の最終5波を示唆する「斜行三角形」を形成中、中期的には高値反転を示唆する「弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)」を形成中、短期的には「ダブル・トップ(151.72円・151.91円)」が完成したことで、下値リスクが高まりつつある。
10時30分に発表される11月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.7と予想されており、10月の49.5からの改善が見込まれている。リスクシナリオは、予想を下回った場合のリスク回避となるため要注目か。
一部の高校野球でもそうだけど、一部の不祥事で全体が大きな損失を被るってあまりいい慣習に思えないんだけど
日大アメフト部「フェニックス」廃部へ 薬物問題で「存続困難」と判断 林理事長は廃部報道に無言
https://news.yahoo.co.jp/articles/480813ee1bba3581ab25494ff5671df4926c9590
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日経225先物は11時30分時点、前日比10円安の3万3260円(-0.03%)前後で推移。寄り付きは3万3250円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3275円)にサヤ寄せする格好から、小動きで始まった。寄り付き後ほどなくして3万3170円まで売られたが、売り一巡後は中盤にかけて3万3340円まで買い戻された。ただし、積極的なロングの動きは限られており、終盤にかけて再び軟化すると、一時3万3160円まで売られる場面も見られた。その後は前日の終値水準まで買い戻されており、オプション権利行使価格の3万3250円を挟んだ上下100円程度のレンジ推移となった。
日経225先物は寄り付き直後に週足のボリンジャーバンドの+1σ水準を下回ったことから、短期的なショートを誘う格好となった。ただし、下へのバイアスは強まらず、その後はカバーの動きによってプラス圏を一時回復したもののロングの動きが限られており、結局は狭いレンジでの推移となった。週足のボリンジャーバンドの+1σが3万3220円辺りで推移しているため、同水準を支持線としたスタンスとなろう。一方で上値は徐々に切り下がっていることから、スキャルピング中心の短期的な売買が続きそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.08倍に上昇した。小動きではあるものの、14.05倍辺りに位置している200日移動平均線を上回っての推移を見せている。方向性としては15日に付けた直近戻り高値14.13倍が次第に意識されてくるなか、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせよう。
まあ良い来週また安く仕込む
すげーー
寿司奢れ
本日のロンドン為替市場では、多数ある欧州各国・地域の指標の中でもやはり11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値に注目が集まりそうだ。昨日は欧州最大の経済大国ドイツの同月インフレ率が想定より鈍化していたことを受けて、ユーロドルは上値の重い展開となった。本日19時に発表されるユーロ圏HICPも、前年比予想が2.7%と2021年夏以来の低い伸び率が見込まれている。
昨日発表された独CPIが前月比で低下幅を広げていたところをみると、本日HICPも予想比で下振れに対する警戒感は維持しておいたほうが良いか。ただ、最近ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁を始めとする欧州金融当局者が、「インフレとの戦い継続」を言い続けている。この先の物価動向は油断するなということであれば、前のめりな金利先安観には注意しておきたい。
またニューヨーク勢の参入後、欧州午後には10月米PCEデフレーター、同コアデフレーターが発表される。金利据え置きが確実視されている来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)への影響は薄いだろうが、世界が注目する来年の米金融政策について何かしらのヒントが得られるかもしれない。こちらも減速が確実視されており、そうなるとユーロ圏HICPでユーロドルを売り込むこともなかなか出来ないかもしれない。
なお本日は月末ということもあり、経済指標の結果や金利動向に関係なく、ロンドンフィキシングに向けたフローで右往左往させられることもあるか。その辺りも考慮に入れながらの取引となるだろう。
想定レンジ上限
・ユーロドル、8月10日高値1.1065ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、24日安値1.0895ドル
(30日15時時点)
ドル円:1ドル=147.03円(前営業日NY終値比▲0.21円)
ユーロ円:1ユーロ=161.32円(▲0.20円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0972ドル(△0.0003ドル)
日経平均株価:33486.89円(前営業日比△165.67円)
東証株価指数(TOPIX):2374.93(△10.43)
債券先物12月物:146.46円(▲0.16円)
新発10年物国債利回り:0.670%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.02400%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月鉱工業生産速報(前月比) 1.0% 0.5%
10月鉱工業生産速報(前年比) 0.9% ▲4.4%
10月商業販売統計速報(小売業販売額、前年比)4.2% 6.3%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債 845億円の処分超 40億円の取得超・改
対内株式 42億円の取得超 2860億円の取得超・改
11月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯) 36.1 35.7
10月新設住宅着工戸数(前年比) ▲6.3% ▲6.8%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。朝方に146.85円まで下げた後、月末の5・10日(ゴトー日)仲値に向けた買いも入ったが、戻りは147.10円台までにとどまった。その後も147.00円を挟んで方向感を欠いた動きが続き、昨日終値よりもやや安い水準で神経質に上下した。
・ユーロ円ももみ合い。ドル円と同様に前日終値よりやや安い水準での神経質な展開に終始した。朝方に161.14円の安値をつけた後は161円台前半でのもみ合いが中心となった。
・ユーロドルは小動き。1.0970ドル台を中心とした狭いレンジ内推移が続いた。
・日経平均株価は4営業日ぶりに反発。外国為替市場で円高・ドル安が進んでいることを受け、輸出関連株を中心に売りが先行した。ただ、米株先物などの上昇が投資家心理の改善につながり、次第に下げ幅を縮小。この日の高値で引けるなど底堅く推移した。
・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行した。もっとも、2年物国債入札が「やや低調だった」と伝わると需給の緩みを意識した売りが広がり、後場には下げに転じた。
日経225先物 33500 +230 (+0.69%)
TOPIX先物 2376.0 +13.0 (+0.55%)
日経225先物(12月限)は前日比230円高の3万3500円で取引を終了。寄り付きは3万3250円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3275円)にサヤ寄せする格好から、小動きで始まった。前場中盤にかけて3万3340円まで買い戻された後に軟化し、3万3160円まで売られる場面も見られた。前場終盤に再び買い戻されるなど、オプション権利行使価格の3万3250円を挟んだ上下100円程度のレンジ推移となった。ただし、後場に入ると主力ハイテク株への買いが目立つなか、前場に付けた高値水準を上放れ、終盤にかけて上げ幅を広げる展開から本日の高値で取引を終えた。
日経225先物は寄り付き直後に週足のボリンジャーバンドの+1σ水準を下回ったことで、短期的なショートを誘う格好となった。しかし、下へのバイアスは強まらず、その後はカバーの動きによってプラス圏を回復。後場はショートカバーのほか、月末のドレッシング買いへの思惑もあったと考えられる。これにより、週足の+1σが支持線として機能する格好となった。
もっとも、日足の+1σは3万3590円辺りまで上昇してきており、リバウンド機運は強まりにくいチャート形状である。また、パラボリックはSAR値にタッチし、約1カ月ぶりに陰転シグナルが発生した。高値圏での膠着が続いていたこともあり、SAR値は3万3840円辺りと超えられない水準ではないものの、シグナル悪化によって投資家心理を神経質にさせそうである。まずは日足の+1σをクリアし、3万3500円水準での底固めをみせてくることができるかが注目されよう。
30日の米国市場では、米金融当局がインフレ指標として重視する10月の個人消費支出(PCE)の発表が予定されている。9月実績から大きく鈍化することが見込まれており、長期金利の低下につながるようだと、日経平均型優位の展開が意識されやすいだろう。ただし、12月1日にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言機会がある。翌週からは12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にしたブラックアウト期間に入るため、議長発言に対する市場反応を見極めたいところでもあり、リバランスが中心となりそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.09倍に上昇した。14.05倍で推移する200日移動平均線を上回っての推移が続いており、一時14.12倍と15日に付けた直近高値の14.13倍に接近する場面も見られた。200日線を挟んだ狭いレンジからの上放れが意識されやすく、NTロングでのスプレッド狙いのスタンスとしておきたい。
手口面では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万4309枚、ソシエテジェネラル証券が1万3347枚、サスケハナ・ホンコンが5366枚、モルガンMUFG証券が2794枚、バークレイズ証券が1837枚、JPモルガン証券が1821枚、野村証券が1445枚、ゴールドマン証券が1269枚、楽天証券が1259枚、日産証券が1195枚、SBI証券が1168枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万7155枚、ソシエテジェネラル証券が1万9475枚、JPモルガン証券が9894枚、バークレイズ証券が8565枚、サスケハナ・ホンコンが4552枚、モルガンMUFG証券が3930枚、ゴールドマン証券が3588枚、ビーオブエー証券が3174枚、日産証券が2453枚、HSBC証券が1947枚だった。
本日のNY時間での注目点は主に2点になる。1点目は日本時間22時半に発表される10月米個人消費支出(PCE)。中でも食品とエネルギーを除いた「PCEコアデフレーター」は、米連邦準備理事会(FRB)が最重要視しているインフレ指標ということで注目度が高い。
消費者物価指数(CPI)が家計への調査(Household Surveys)に対して、PCEはGDPと企業への調査(GDP report and from Suppliers)ということで、同じインフレ指標でもカバレッジが異なる。より広範囲だが、価格変動カテゴリーを平滑化することで、PCEはCPIよりも変動幅が限られるとされている。10月のPCEコアデフレーターの予想は前年比+3.5%となっており、7月+4.3%、8月+3.8%、9月+3.7%から順調に低下する予想となっている。
CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、来年5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げ予想が77%強となり、1カ月前の38%弱から急速に利下げ派が増加している。順調にインフレ低下が確認された場合には、米金利低下によりドルの頭が抑えられることになりそうだ。
2点目は月末ということでロンドンフィキシングの値動きは警戒したい。先月末もロンドン16時(日本時間1時)に向けてドルが対円、対ユーロなどで買いが優勢となった。フィキシングに関しては過去に複数の銀行がカルテルを組むようなこともあり問題になったことで、直前までかん口令が敷かれ、出たとこと勝負という状況になるだろうが、すでにユーロに対してはドル買いが進んでいる。フィキシング時は金利などに連れずに大きく動く可能性があることで要注意となる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目途は、日足一目均衡表・雲の下限147.62円。その上は昨日高値147.90円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目途は、昨日安値146.67円。その下は9月11日安値145.91円。
https://talk.jp/boards/poverty/1701339543
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今晩は堅調か。昨日は米国債利回りの低下や7-9月期GDPの上方修正が支援となったものの、足もとの大幅高で高値警戒感が意識され主要3指数はほぼ横ばいとなった。ダウ平均は13.44ドル高(+0.04%)とわずかながら2日続伸した一方、&P500は0.09%安とわずかに反落し、ナスダック総合は0.16%安と小幅に反落した。ただ、月初来では、ダウ平均が7.19%高、S&P500が8.51%高、ナスダック総合が10.95%高となり、3指数がそろって今年最大の月間上昇率ペースとなった。年初来高値までは終値ベースでダウ平均が0.56%に迫り、S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.85%、0.69%に迫り、年初来高値更新が視野入りした。引け後の動きでは、好決算を発表したセールスフォースが時間外で約9%上昇し、スノーフレークも約8%高となった。
月末の取引となる今晩はセールスフォースなどのハイテク株の堅調が期待されるほか、利上げサイクルの終了観測や年末ラリーへの期待なども背景に堅調な展開か。金融政策の見通しを巡っては、12月米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置きが確実視されているほか、来年3月FOMCでは45%の確率で利下げが予想されており、年初来高値更新が視野入りした主要3指数の史上最高値更新期待も高まっている。経済指標では寄り前に、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する10月個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数は9月の前年比+3.7%から10月は+3.5%に鈍化が予想されており、予想通りの鈍化となれば、来年の利下げ転換期待が一段と高まりそうだ。
今晩の米経済指標は10月個人所得・個人消費支出・個人消費支出(PCE)価格指数、新規失業保険申請件数、11月シカゴ地区購買部協会景気指数、10月中古住宅販売仮契約指数など。このほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にクローガー、引け後にアルタ・ビューティーなどが発表予定。
①人脈
②金脈
③水脈
「10勝0敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
★10月完全失業率(8:30)
★10月有効求人倍率(8:30)
□7-9月期法人企業統計調査(8:50)
□11月新車販売(14:00)
□11月軽自動車販売(14:00)
【国内企業】
○伊藤忠テクノソリューションズ <4739> [東証P] :上場廃止
【海外】
□中国11月財新製造業PMI(10:45)
□ドイツ11月製造業PMI[確報値](17:55)
□ユーロ圏11月製造業PMI[確報値](18:00)
□米国11月製造業PMI[確報値](23:45)
★米国11月ISM製造業景気指数(2日0:00)
□米国10月建設支出(2日0:00)
□パウエルFRB議長が米大学の討議に参加(2日1:00)
株探ニュース
(30日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.20円(前営業日比△0.96円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.37円(▲0.15円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0888ドル(▲0.0081ドル)
ダウ工業株30種平均:35950.89ドル(△520.47ドル)
ナスダック総合株価指数:14226.22(▲32.27)
10年物米国債利回り:4.32%(△0.07%)
WTI原油先物1月限:1バレル=75.96ドル(▲1.90ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2057.2ドル(▲9.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月米個人所得(前月比) 0.2% 0.4%・改
10月米個人消費支出(PCE、前月比) 0.2% 0.7%
PCEデフレーター(前年比) 3.0% 3.4%
PCEコアデフレーター(前月比) 0.2% 0.3%
PCEコアデフレーター(前年比) 3.5% 3.7%
前週分の米新規失業保険申請件数 21.8万件 21.1万件・改
11月米シカゴ購買部協会景気指数 55.8 44.0
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は5日ぶりに反発。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「現時点では利下げについて全く考えていない」「米連邦準備理事会(FRB)が利上げを完了したかどうかを考えるのは時期尚早」と述べたほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「景気抑制的な金融政策はかなりの期間続くと想定」「インフレ圧力が続けば再び利上げの可能性もある」などと発言すると全般ドル買いが先行。11月米シカゴ購買部協会景気指数が55.8と予想の45.4を上回ったこともドル買いを促し、一時148.51円と日通し高値を更新した。
月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円買い・ドル売りが入ると147.72円付近まで伸び悩む場面もあったが、フィキシング通過後は再び強含み、148円台に乗せた。
・ユーロドルは続落。欧州時間発表の11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想を下回ったことを受けて、全般ユーロ売りが先行。FRB高官の発言や予想を上回る米経済指標を受けて、FRBが早期に利下げに動くとの観測が後退すると全般ドル買いが活発化した。5時30分前に一時1.0879ドルと日通し安値を更新した。
なお、FRBが金融政策を判断するうえで重視している10月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比3.5%上昇と市場予想通りの結果となった。
・ユーロ円は小幅ながら4日続落。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出ると一時161.94円と本日高値を付けたものの、ロンドン・フィキシングに絡んだ円買いが入ると161.20円付近まで失速した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、昨年1月以来約1年11カ月ぶりの高値となった。四半期決算の内容が好感されたセールスフォースが上昇し、相場を押し上げた。10月米PCE物価指数がインフレ減速を示す内容となったことも相場の追い風。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。米長期金利が大幅に上昇したことで、高PER(株価収益率)のハイテク株には売りが出た。
・米国債券相場で長期ゾーンは4日ぶりに反落。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「現時点では利下げについて全く考えていない」と述べたほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「インフレ圧力が続けば再び利上げの可能性もある」などと発言すると債券売りが優勢となった。
・原油先物相場は3日ぶりに反落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非OPEC主要産油国による枠組みOPECプラスが本日開催した会合では、来年初に日量200万バレルに迫る自主減産を実施することで合意。しかし加盟国協調による追加減産ではなく、各国が自主的に減産枠を決めて原油価格を下支えする格好にとどまった。会合の結果発表後は売り優位となり、一時75ドル近辺まで下落が進んだ。
・金先物相場は米感謝祭前の22日以来、5営業日ぶりの反落。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が、現時点での利下げに否定的な考えや、状況により追加利上げの可能性もあることに言及。米長期金利が上昇した。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味が後退。米金利上昇を受けたドル高により、ドル建て金相場に割高感も生じて売りを誘った。
30日10:36 中村日銀審議委員
「今は慎重な対応が必要、金融緩和政策修正にはもう少し時間かかる」
「賃金と物価の好循環実現させる千載一遇のチャンス到来しており、正念場迎えている」
「現在の物価上昇コストプッシュの色彩強く、持続的な2%目標実現確信持てる状況でない」
30日14:47
「政策修正、慎重に見ていかないと取り返しのつかないことになる」
「修正のタイミング、いつという決め打ちはできない」
30日19:21 パネッタ伊中銀総裁
「ECBは必要に応じて制限的な方針を維持するだろう」
「ユーロ圏のコアインフレ率は2024年も減速を続ける」
「インフレ率の低下が加速すれば、金融政策が緩和される可能性がある」
30日23:06 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「最新のデータは心強い」
「現時点では利下げについて全く考えていない」
「FRBが利上げを完了したかどうかを考えるのは時期尚早」
「さらなる利上げは我々の基本シナリオではない」
30日23:21 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「景気抑制的な金融政策はかなりの期間続くと想定」
「インフレ圧力が続けば再び利上げの可能性もある」
1日01:04 グリーン英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「政策は長期間、制限的でなければならない可能性」
「労働市場はインフレ持続の兆候を示唆」
1日02:50 ナーゲル独連銀総裁
「インフレリスクは上向きに傾いている」
1日03:15 イエレン米財務長官
「ソフトランディング達成への非常に良好な兆候」
「失業率は現在の水準付近で安定する可能性が高い」
「インフレを抑えるために景気後退を引き起こす必要はない」
※時間は日本時間
<国内>
○08:30 ◎ 10月完全失業率(予想:2.6%)
○08:30 ◎ 10月有効求人倍率(予想:1.29倍)
○08:50 ◇ 7-9月期の法人企業統計調査(法人季報、ソフトウェアを含む設備投資額、予想:前年比3.4%)
<海外>
○10:45 ◎ 11月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI、予想:49.8)
○16:00 ◇ 11月英ネーションワイド住宅価格指数(予想:前月比▲0.4%)
○16:00 ◇ 11月トルコ製造業PMI
○17:00 ◎ 7-9月期スイス国内総生産(GDP、予想:前期比0.1%/前年比0.5%)
○17:00 ◎ バー米連邦準備理事会(FRB)副議長、講演
○17:30 ◇ 11月スイス製造業PMI(予想:42.0)
○17:50 ◎ 11月仏製造業PMI改定値(予想:42.6)
○17:55 ◎ 11月独製造業PMI改定値(予想:42.3)
○18:00 ◎ 11月ユーロ圏製造業PMI改定値(予想:43.8)
○18:30 ◎ 11月英製造業PMI改定値(予想:46.7)
○19:00 ◎ エルダーソン欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○19:15 ◎ デコス・スペイン中銀総裁、講演
○20:30 ◎ ラガルドECB総裁、講演
○22:30 ☆ 11月カナダ雇用統計(予想:新規雇用者数変化1.50万人/失業率5.8%)
○23:45 ◎ 11月米製造業PMI改定値(予想:49.5)
○24:00 ☆ 11月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数(予想:47.6)
○24:00 ◇ 10月米建設支出(予想:前月比0.4%)
○24:00 ◇ 11月メキシコ製造業PMI
○24:00 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
○2日01:00 ☆ パウエルFRB議長、講演
○2日03:00 ◎ 11月ブラジル貿易収支(予想:90.00億ドルの黒字)
○2日04:00 ☆ クックFRB理事、パウエルFRB議長とディスカッションに参加
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33540 +40 (+0.11%)
TOPIX先物 2383.5 +7.5 (+0.31%)
シカゴ日経平均先物 33540 +40
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
30日の米国市場は、NYダウ、 S&P500が上昇した一方で、ナスダックは下落。NYダウは520ドル高で8月1日以来の年初来高値を更新し、2022年1月以来の高値となった。米金融当局がインフレ指標として重視する10月の個人消費支出(PCE)は、前月比0.2%増と前月(0.7%増)から伸びが縮小した。インフレの鈍化を示すとして、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ局面が終了したとの見方を後押しする格好となった。
また、29日夕に予想を上回る四半期決算を発表したセールスフォース<CRM>が9%超の上昇となり、NYダウを押し上げた。一方で、11月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を上回ったほか、米長期金利が上昇したことからハイテク株の一角が売られ、ナスダックは下落した。S&P500業種別指数はヘルスケア機器・サービス、保険、家庭用品・パーソナル用品が上昇した半面、自動車・同部品、半導体・同製造装置、メディアが下落。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比40円高の3万3540円だった。日経225先物(12月限)は日中比変わらずの3万3500円で始まり、3万3370円まで軟化した後はリバウンド基調が強まり、米国市場の取引開始後には一時3万3590円まで買われた。買い一巡後は3万3410円まで軟化する場面も見られたが、終盤にかけて買い戻されており、3万3540円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の相場展開が見込まれる。ただし、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>など半導体株が売られたことから、日経平均型の重荷となる可能性がありそうだ。12月1日にはパウエルFRB議長の発言機会があるため、発言内容を受けた米国市場の反応を見極めたいとした手控えムードが強まりそうだ。
また、日経225先物はナイトセッションで一時3万3590円まで買われたが、同水準に位置するボリンジャーバンドの+1σに上値を抑えられる格好だった。3万3500円水準での底固めを意識しつつも、+1σでの攻防が続くようだと、積極的なロングは限られそうである。ただし、来週には12月の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることから、+1σ水準をクリアしてくるようだと、ヘッジ対応のロングに向かわせる展開が考えられる。
そのため、オプション権利行使価格の3万3500円を中心とした上下の権利行使価格3万3375円から3万3625円での狭いレンジを想定しつつ、+1σを上回っての推移をみせてくる局面においては、11月20日に付けた3万3870円を意識したスタンスに向かわせよう。
VIX指数は12.92(前日は12.98)に低下した。ボトム圏での推移ながら、NYダウの大幅高の割にはそれほど低下しておらず、手掛けづらいところではある。ただし、方向性としては下向きのトレンドを継続していることから、ショートは仕掛けづらいだろう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.09倍に上昇した。14.05倍で推移する200日移動平均線を上回っての推移となり、一時14.12倍と15日に付けた直近高値の14.13倍に接近する場面も見られた。本日は指数インパクトの大きい値がさハイテク株が重荷となる可能性があるため、ややTOPIX型優位となりそうだ。ただし、200日線を挟んだ狭いレンジからの上放れが意識されるなか、200日線を下回る局面においては、NTロングでのスプレッド狙いのスタンスとしておきたい。
30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は148.51円まで上昇。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁のタカ派発言が材料視された。ユーロ圏インフレ鈍化を受けて上値重く推移していたユーロドルも、NY終盤に1.0879ドルまで下落した。ユーロ円は161.94円まで上昇後に伸び悩んだ。
本日の東京外国為替市場のドル円は、今夜予定されているパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて、攻防の分岐点である日足一目均衡表・転換線148.21円を意識した値動きが予想される。
12月12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、明日からFRB当局者が金融政策に関する発言を控える「ブラックアウト期間」に入る。そのため、日本時間2日1時に予定されているパウエル議長がどのようなことを話すのかが注目されている。
パウエルFRB議長は先日、タカ派な見解として「必要と判断すれば一段の政策引き締めを躊躇しない。インフレ率を2%に下げるため十分な引き締めを行ったと完全には確信を持てていない」と述べた。しかし、ハト派的な見解として「数カ月の良好なデータで見誤るリスクと、引き締め過ぎるリスクの両方に対処できるよう、引き続き慎重に行動していく」とも言及。PCEデフレーターの伸び率鈍化を受けた後の今夜の発言に要注目となる。
FRBがインフレ指標として注視している米10月PCEデフレーターは前年比+3.0%と9月+3.4%から減速。またコアPCEデフレーターは前年比+3.5%と、こちらも前回+3.7%から低下となった。
PCEデフレーターの伸び率鈍化を受けて、ウィリアムズNY連銀総裁やデイリーサンフランシスコ連銀総裁は、FRBの利上げサイクルが終了した可能性があると示唆。しかしながら、物価を巡る進展が停滞すれば追加利上げの可能性を否定せず、市場で出ている早期利下げ着手の観測を退けた。これを受けて米長期金利が上昇し、ドルの買い戻しに繋がった。
WSJ紙のFed番であるニック・ティミラオス記者は先日、「10月の米雇用統計と米CPI、7月がFedの最後の利上げとなる見方を強く示唆。12月FOMCでは、声明文をどのように修正し、FRBが利上げを見送ったことを反映させるかが大きな議論になりそうだ」と述べている。
今月FOMCでの判断材料となる10月データは以下の通り。こちらに今後、11月雇用統計(12/8発表)とCPI(12/12発表)も加わることになる。
・雇用統計:失業率=3.9%、非農業部門雇用者数=前月比+15.0万人
・消費者物価指数(CPI):前年比+3.2%
・PCEデフレーター:前年比+3.0%
CMEのフェドウオッチによると、米金利先物市場では来年5月のFOMCでの利下げ開始確率が高まっている。
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ブルームバーグ円は対ドルで148円ちょうど付近、パウエル議長発言控えて下落一服07:35
日経225先物は11時30分時点、前日比変わらずの3万3500円前後で推移。寄り付きは3万3540円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3540円)にサヤ寄せする格好から、小幅に上昇して始まった。その後3万3580円まで上昇したものの、引き続きボリンジャーバンドの+1σに上値を抑えられる格好から軟化し、中盤にかけて一時3万3390円まで売られる場面も見られた。ただし、下へのバイアスは強まらず、売り一巡後は3万3400円~3万3500円水準での保ち合いを継続している。
日経225先物は+1σ水準で上値を抑えられているが、米国市場の流れから東京エレクトロン <8035.T> [東証P]やアドバンテスト <6857.T> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の一角が弱いなかでも底堅さがみられている。本日はTOPIX型優位の展開ではあるが、3万3500円処での底固めから、再び+1σ水準を捉えてくる可能性がありそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.04倍に低下した。小動きではあるものの、14.05倍辺りに位置している200日移動平均線を下回っての推移を見せている。日経225先物が+1σ水準を捉えてくる局面を見極めつつ、200日線を下回っている状況ではNTロングの組成を意識しておきたい。
2年以内にまた壮大にやらかしそうだなアメリカ
FRBも日銀レベルでアホだからな、今や
真の売り豚はこんな場面でうっとらんだろw
本日のロンドン為替市場でユーロドルは、ユーロ圏インフレが想定より鈍化したことに対する欧州金融当局者の見解を確認しながらの取引きとなりそうだ。昨日発表された11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)は前年比2.4%と2年4カ月ぶりの低水準を記録。市場予想は前回から0.2ポイント低い2.7%だった。
欧州のインフレ減速が顕著となったことを受けて、短期金融市場は欧州中央銀行(ECB)が来年春にも利下げを開始することを織り込んだ。また更に、0.25ポイントの政策金利引き下げが最大で5回との見方も広がりつつあるようだ。
ここにきて緩和観測が急速に高まっており、それについて本日講演が予定されているエルダーソECB専務理事、デコス・スペイン中銀総裁、ラガルドECB総裁がどのような考えを示すかが注目される。まだ1カ月だけではあるが、インフレ目標に0.4ポイントと迫ったのは事実。それにもかかわらず、具体的な理由を示さずに「利下げ議論は時期尚早」とだけ繰り返すようだと、当局への信頼が低下する恐れもある。
ユーロドルの上値が重いままであれば、市場のポジションの偏りも意識されるかもしれない。先月21日時点のデータではあるが、米国の通貨先物市場で投機筋のポジションはユーロのネットロングが12.9万コントラクトだった。過去2週間で4万ほどネットロングが積み上がっている。7月の17.8万にはまだ届かないが、明らかな買い持ちに傾いているのは確かだ。
なお、本日は欧州各国・地域の11月製造業PMIが発表予定。改定値のため、速報値から大きく振れない限り結果はスルーされそう。ただし、独PMI(予想42.3)が40に近づく雰囲気を見せるようだとユーロ重しになってしまうのではないか。
想定レンジ上限
・ユーロドル、日足一目均衡表・転換線1.0935ドルを目先のめどとし、その上が30日高値1.0984ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル、200日移動平均線1.0819ドル。
(1日15時時点)
ドル円:1ドル=148.05円(前営業日NY終値比▲0.15円)
ユーロ円:1ユーロ=161.54円(△0.17円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0911ドル(△0.0023ドル)
日経平均株価:33431.51円(前営業日▲55.38円)
東証株価指数(TOPIX):2382.52(△7.59)
債券先物12月物:146.29円(▲0.17円)
新発10年物国債利回り:0.705%(△0.035%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.02400%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月完全失業率 2.5% 2.6%
10月有効求人倍率 1.30倍 1.29倍
7-9月期法人企業統計調査(法人季報)
ソフトウェアを含む設備投資額(前年比) 3.4% 4.5%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下げ渋り。本邦勢の参入後に147.61円まで下落する場面があったが、その後は日経平均株価の下げ一服や米長期金利の低下幅縮小などを手掛かりに買い戻しが入り、148円台を回復した。
・ユーロ円も下げ渋り。ドル円と同様に朝方は売りに押されたものの、160.99円の安値をつけた後は下値を切り上げる展開となり、161.58円まで反発した。
・ユーロドルは小高い。昨日の引けにかけて売りが進んだ反動から1.0913ドルまでやや買いが入った。
・日経平均株価は反落。昨日の米国株式相場ではダウ平均が年初来高値を更新した一方、ハイテク株などは売りに押された。この日の国内株も流れを引き継ぐ格好となり、半導体関連株などに売りが出たものの、米国株高や外国為替市場での円高一服などを好感した買いが入った。
・債券先物相場は続落。前日の米国債券相場が下落し、国内債にも売りが波及した。来週の国内債入札を控えた警戒感も相場の重しとなり、一時146円14銭まで下押しした。
おまいらもこの体操すべき
https://jp.spankbang.com/8hxk3/video/part+1
日経225先物 33420 -80 (-0.23%)
TOPIX先物 2379.0 +3.0 (+0.12%)
日経225先物(12月限)は前日比80円安の3万3420円で取引を終了。寄り付きは3万3540円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3540円)にサヤ寄せする格好で、小幅に上昇して始まった。その後、3万3580円まで買われたものの、ボリンジャーバンドの+1σに上値を抑えられて軟化し、前場中盤にかけて3万3390円まで売られる場面も見られた。ただし、下へのバイアスは強まらず、前場終盤には3万3540円まで買い戻された。後場は一段と膠着感が強まり、3万3420円~3万3520円辺りでの保ち合いが継続した。
日経225先物は、米国市場の流れを受けて東京エレクトロン <8035.T> [東証P]やアドバンテスト <6857.T> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の一角が弱く、日経平均型の重荷となった。一方で、配当再投資への需給を睨んだバリュー株への物色が目立っており、TOPIX型優位の展開であった。
今晩の米国ではパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言機会がある。翌週からは12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたブラックアウト期間に入り、FOMC前の最後の発言となるため、積極的な売買は手控えられたようだ。11月以降のリバウンド局面では日経平均型優位だったこともあり、リバランスの動きもあったと考えられる。
日経225先物は+1σに上値を抑えられたものの、狭いレンジでの推移だったこともあり、週足の+1σ(3万3370円)が支持線として機能している。同水準を下回ってくるようだと市場心理を神経質にさせる可能性があるものの、明確に下回ってくるまではショートは避けておいた方が良さそうだ。
来週は、週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることから、SQに絡んだ限月交代の商いが中心となる。支持線水準での底堅さから3万3500円を固めてくるようだと、ヘッジ対応のロングが意識されやすく、日足の+1σが位置する3万3620円を上回ってくると、よりヘッジ対応の動きが強まる展開を想定しておきたい。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.04倍に低下した。14.05倍で推移する200日移動平均線を下回っての推移となり、保ち合いレンジの下限を捉えてきた。ただし、配当再投資に絡んだ需給が通過した後はリバランスが入る展開も考えられるため、NTロングでのスプレッド狙いのスタンスは継続しておきたい。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万4968枚、ソシエテジェネラル証券が1万4716枚、サスケハナ・ホンコンが3120枚、バークレイズ証券が1801枚、ゴールドマン証券が1788枚、日産証券が1668枚、SBI証券が1595枚、JPモルガン証券が1438枚、三菱UFJ証券が1333枚、野村証券が1249枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万2721枚、ソシエテジェネラル証券が2万9533枚、モルガンMUFG証券が6343枚、バークレイズ証券が6178枚、JPモルガン証券が5371枚、ゴールドマン証券が4668枚、SMBC日興証券が4038枚、ビーオブエー証券が3687枚、サスケハナ・ホンコンが3364枚、みずほ証券が2921枚だった。
本日のNY時間では注目経済指標の発表と、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えていることで、引き続き予断を許さない展開となりそうだ。
経済指標では、11月の米製造業PMIの改定値、11月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数、10月米建設支出などが発表される。PMIは改定値なことで、よほど速報値と乖離がない限り反応は限られるだろう。よって、最大の注目はISM製造業景気指数になるか。前回はヘッドラインや構成要素の雇用指数が予想を下回る一方、支払価格や新規注文は予想を上回る結果となった。ヘッドラインの数字だけではなく、構成内容を注意深く見て反応する必要がありそうだ。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演は、ジョージア州のスペルマン大学で炉辺談話という形式で行われる。これまで前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)以後は、米金利は低下傾向にあったが、昨日来年FOMCの投票権を持つデイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「現時点では利下げについて全く考えていない」と発言するなど、過度の引き下げ期待を打ち消しそうとしている。もっとも、CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、来年5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げ予想が80%弱となり、1カ月前の41%弱と比較すると依然として来年中旬の利下げ期待が高い。この流れをパウエルFRB議長がデイリー氏同様に止めに行くのか否かが注目される。
なお、今週末からFRBはブラックアウト期間に入る。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目途は、昨日高値148.51円。その上は日足一目均衡表・基準線149.29円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目途は、日足一目均衡表・雲下限147.62円。その下は昨日安値146.85円。
今晩は底堅い展開か。昨日は利上げサイクルの終了や好決算を発表したセールスフォースの大幅高を受けてダウ平均が520.47ドル高(+1.47%)と3日続伸し、年初来高値を更新した。S&P500も0.38%高と反発した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.23%安と2日続落した。11月月間ではダウ平均が8.46%高、S&P500が8.92%高、ナスダック総合が10.70%高とそろって4カ月ぶりの大幅反発となった。月間上昇率はS&P500とナスダック総合は2022年7月以来の大きさとなり、ダウ平均も2022年10月以来の大幅高を記録した。
12月入りとなる今晩は利上げサイクルの終了期待、来春の利下げ転換期待に加え、年末ラリーへの期待を背景に引き続き底堅い展開か。ダウ平均は昨日年初来高値を更新したが、S&P500とナスダック総合も年初来高値までそれぞれ0.46%、0.92%に迫っており、ダウ平均に続いての高値更新が期待される。一方、11月に大きく上昇したことや、週末の取引となることで利益確定売りが上値の重しとなることも想定される。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長など複数のFRB高官の発言や、11月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表も予定されており、要人発言や経済指標を受けた米10年債利回りの動向にも要注目となりそうだ。
今晩の米経済指標は11月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)のほか、10月建設支出、11月S&Pグローバル製造業PMI確定値など。要人発言はパウエルFRB議長のほか、クックFRB理事、グールズビー米シカゴ連銀総裁など。主要な企業の決算発表はなし。
(1日終値)
ドル・円相場:1ドル=146.82円(前営業日比▲1.38円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=159.75円(▲1.62円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0884ドル(▲0.0004ドル)
ダウ工業株30種平均:36245.50ドル(△294.61ドル)
ナスダック総合株価指数:14305.03(△78.81)
10年物米国債利回り:4.20%(▲0.12%)
WTI原油先物1月限:1バレル=74.07ドル(▲1.89ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2089.7ドル(△32.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反落。11月米ISM製造業景況指数が46.7と予想の47.6を下回ったことが伝わると、円買い・ドル売りが先行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.1956%前後と9月8日以来約3カ月ぶりの低水準を付けたことも相場の重しとなり、3時30分過ぎに一時146.66円と9月12日以来の安値を更新した。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は講演で「金融緩和の時期を推測するのは時期尚早」と述べ、早期の利下げ転換を織り込む市場をけん制。「適切だと判断すればさらに金融政策を引き締める用意がある」と従来通りの発言を繰り返した。当初はドル買いで反応し、147.84円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
市場では「警戒していたほどタカ派ではなかった」との見方があったほか、「来年、米消費や生産が減速する」と述べたことが材料視されたようだ。「米国で利上げ局面が終了したとの見方は根強く、ドルの戻りを売りたい向きは多い」との指摘もあった。
・ユーロドルは小幅ながら3日続落。今週発表されたユーロ圏インフレ指標が予想を下回ったことを受けて、この日も欧州のインフレ鈍化を意識したユーロ売りが先行した。ビルロワドガロー仏中銀総裁が「現時点では利下げを検討する用意はないが、2024年に利下げの問題を検討する可能性がある」「何らかの衝撃がない限り、利上げはもはや完了した」などと発言すると、欧州中央銀行(ECB)の利下げ転換が意識されて、ユーロ売りが加速した。1時過ぎには一時1.0829ドルと日通し安値を更新した。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、4時前には1.0893ドル付近まで下げ渋った。パウエルFRB議長が市場の早期利下げ観測をけん制しながらも、現行の金融政策を「十分に引き締め的」と表現し、「米消費や生産が減速する」との見通しを示したことでドル売りが進んだ。
・ユーロ円は5日続落。欧州のインフレ鈍化を意識したユーロ売りが出たほか、仏中銀総裁の発言をきっかけにECBの利下げ転換が意識されるとユーロ売りが優勢となった。5時前には一時159.65円と11月3日以来の安値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、昨年1月以来約1年11カ月ぶりの高値となった。パウエルFRB議長の発言が「市場が警戒していたほどタカ派ではなかった」との見方から、株買いが優勢となった。11月米ISM製造業景況指数が予想を下回り、米長期金利が低下したことも相場の追い風。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も年初来高値を更新した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、7月以来の高値で取引を終えた。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。11月米ISM製造業景況指数が予想を下回ったことで買いが広がった。パウエルFRB議長が市場の早期利下げ観測をけん制しながらも、現行の金融政策を「十分に引き締め的」と表現し、「米消費や生産が減速する」との見通しを示したことも相場の押し上げ要因。利回りは一時4.1956%前後と9月8日以来約3カ月ぶりの低水準を付けた。
・原油先物相場は続落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非OPEC主要参加国による枠組みOPECプラスは昨日開催の会合で、各国が自主減産により価格を下支えする方針を確認。しかし協調減産の合意に至らず、価格下支えの措置に関する不透明感が残り原油相場を圧迫している。本日発表の米ISM製造業景況指数が弱い結果となったことも製造セクターにおけるエネルギー需要の先行きに対する不安を高め嫌気された。
・金先物相場は大幅に反発。予想を下回った11月米ISM製造業景況指数を受けた米金利低下が支援材料。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味が増すとして買いを集めた。米金利低下を受けたドル安でドル建て金相場に割安感が生じたことも支えとなった。米指標悪化が、リスク回避資産である金を買う動きを促した面もある。
1日09:39 ホークスビーNZ中銀副総裁
「コアインフレの高止まりが不確実性をもたらしており、政策を誤る余地はほとんどない」
「インフレ期待は高まり始めており、中銀は真剣に受け止める必要がある」
2日00:09 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「インフレは我々の望み通りに低下している」
「インフレ率は2%に向け順調に進んでいる」
2日00:37 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「現時点では利下げを検討する用意はないが、2024年に利下げの問題を検討する可能性がある」
「何らかの衝撃がない限り、利上げはもはや完了した」
「ディスインフレのプロセスが予想以上に速い」
2日01:02 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「金融緩和の時期を推測するのは時期尚早」
「FOMCは慎重姿勢、リスクはより均衡している」
「政策金利は景気抑制的な領域に深く入った」
「適切であれば追加引き締めの用意がある」
「インフレ率は依然として目標を大きく上回っているが、正しい方向に進んでいる」
「今年の成長率の上昇には驚いた」
「今すべき正しいことは慎重に行動すること」
※時間は日本時間
4日
○08:50 ◇ 11月マネタリーベース
5日
○08:30 ◎ 11月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
7日
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○14:00 ◇ 10月景気動向指数速報値
8日
○08:30 ◇ 10月家計調査(消費支出)
○08:30 ◇ 10月毎月勤労統計(現金給与総額)
○08:50 ☆ 7-9月期実質国内総生産(GDP)改定値
○08:50 ◎ 10月国際収支速報
○14:00 ◇ 11月景気ウオッチャー調査
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
4日
○16:00 ◎ 11月トルコ消費者物価指数(CPI)
○16:00 ◇ 10月独貿易収支
○16:30 ◎ 11月スイスCPI
○17:45 ◎ デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
○23:00 ◎ ラガルドECB総裁、講演
○24:00 ◎ 10月米製造業新規受注
5日
○09:01 ◇ 11月英小売連合(BRC)小売売上高調査
○09:30 ◇ 7-9月期豪経常収支
○10:45 ◎ 11月Caixin中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
○12:30 ☆ 豪準備銀行(RBA)政策金利発表
○16:45 ◇ 10月仏鉱工業生産
○17:50 ◎ 11月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
○17:55 ◎ 11月独サービス部門PMI改定値
○18:00 ◎ 11月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
○18:30 ◎ 11月英サービス部門PMI改定値
○18:30 ◎ 7-9月期南アフリカ国内総生産(GDP)
○19:00 ◎ 10月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
○21:00 ☆ 7-9月期ブラジルGDP
○23:45 ◎ 11月米サービス部門PMI改定値
○23:45 ◎ 11月米総?⑰MI改定値
○24:00 ◎ 10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
○24:00 ☆ 11月米ISM非製造業指数
○09:30 ☆ 7-9月期豪GDP
○16:00 ◎ 10月独製造業新規受注
○18:30 ◎ 11月英建設業PMI
○19:00 ◎ 10月ユーロ圏小売売上高
○19:30 ◎ 英中銀(BOE)、金融安定報告書を公表
○未定 ◎ ポーランド中銀、政策金利発表
○21:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○22:15 ☆ 11月ADP全米雇用報告
○22:30 ◇ 7-9月期カナダ労働生産性指数
○22:30 ◇ 10月カナダ貿易収支
○22:30 ◎ 10月米貿易収支
○22:30 ◇ 7-9月期米非農業部門労働生産性・改定値
○24:00 ☆ カナダ銀行(BOC、中央銀行)、政策金利発表
○24:00 ◇ 11月カナダIvey購買部協会景気指数
○7日00:30 ◇ EIA週間在庫統計
7日
○09:30 ◇ 10月豪貿易収支
○未定 ◎ 11月中国貿易収支
○15:45 ◇ 11月スイス失業率(季節調整前)
○16:00 ◎ 10月独鉱工業生産
○16:45 ◎ ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
○16:45 ◇ 10月仏貿易収支
○16:45 ◇ 10月仏経常収支
○17:00 ◇ 10-12月期南アフリカ経済研究所(BER)消費者信頼感指数
○18:00 ◎ 7-9月期南アフリカ経常収支
○19:00 ☆ 7-9月期ユーロ圏GDP確定値
○21:00 ◎ 11月メキシコCPI
○21:30 ◇ 11月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
○22:30 ◇ 10月カナダ住宅建設許可件数
○22:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○24:00 ◇ 10月米卸売売上高
○8日05:00 ◇ 10月米消費者信用残高
○欧州連合(EU)中国首脳会談(北京、8日まで)
8日
○06:45 ◇ 7-9月期ニュージーランド(NZ)製造業売上高
○13:30 ☆ インド中銀、金融政策決定会合
○16:00 ◎ 11月独CPI改定値
○22:30 ◇ 7-9月期カナダ設備稼働率
○22:30 ☆ 11月米雇用統計
○24:00 ◎ 12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
○9日01:00 ◎ 11月ロシアCPI
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
MMT粉砕
MMT殲滅
MMT打倒
(0%)
「2勝8敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□11月マネタリーベース(8:50)
★日銀が「金融政策の多角的レビュー」に関するワークショップを開催
【国内企業】
★アスマーク <4197> :東証S上場
【海外】
□ドイツ10月貿易収支(16:00)
□米国10月製造業新規受注(5日0:00)
□米国10月耐久財受注(5日0:00)
株探ニュース
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オワタ
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Devika Krishna Kumar、Julia Fanzeres
2023年12月4日 8:27 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-03/S4YT2YT1UM0W01
CTAはコンピューターを駆使し、ルールに基づき短い時間で売買
CTAを否定し続ければ「遠からず恐竜になる」との声も
アルゴリズムCTAが不安定要因になるのは、典型的なトレンドフォロワーであり、トレンドを増幅させ
る存在だからだ。価格が下がればCTAが売り、価格はさらに下がる。消費者にとって迷惑なのは、
同じことが上昇局面でも起こることだ。
原題:Oil’s Wild Ride Is Driven by a Disruptive Band of Bot Traders(抜粋)
米国債も日本株も同じだろ。為替もそうかな
ww
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原田 泰 (著, 編集), 飯田 泰之 (著, 編集)
日本を代表するエコノミストが日本経済の可能性を論じる!
◆高圧経済論とは、金融と財政の両面から経済を需要超過にすることによって、あるいは、経済が超過需要状態にあっても金融財政両面からの緊縮を遅らすことによって、超過需要状態を継続し、短期的、長期的に経済を拡大させる考え方である。
◆経済を高圧状態にすることは、短期的に人や設備の稼働率を上昇させ、利益を増大させるだけではなく、さまざまな経路を通じて生産性を上昇させることが、長期的な経済の拡大につながる。
【主要目次】
第1章 高圧経済論の源流と拡張可能性(明治大学政治経済学部教授 飯田泰之)
・オークン法則と高圧経済論/古典派的成長と成長力の源泉/履歴効果と資本蓄積/結語
第2章 フィリップスカーブとオークン法則から導かれる雇用と生産の拡大(名古屋商科大学ビジネススクール教授 原田泰)
・フィリップスカーブ/オークン法則/結語
第3章 日本経済には持続的円安の高圧経済が望ましい(慶應義塾大学産業研究所教授 野村浩二/東京大学名誉教授、イェール大学名誉教授 浜田宏一)
・日本の価格競争力/低圧経済への移行/デフレ圧力の源泉/低圧経済が招く生産性停滞/高圧経済をどう実現するか/結語
第4章 高圧経済政策が労働市場にもたらした好影響―アベノミクス期の経験から(第一生命経済研究所主任エコノミスト 星野卓也)
・時間当り賃金の上昇と雇用増/転職者賃金の上昇が労働移動を促す/Upward Mobilityを失業の減少としてとらえる/低所得者の賃金改善で格差は縮小/非賃金面における待遇改善効果/結語―高圧経済政策×労働市場流動化の合わせ技が必要
第5章 高圧経済が労働生産性に与える影響―OECD加盟国を中心としたパネルデータ分析(青山学院大学法学部教授 佐藤綾野)
・労働の生産性と流動性指標の国際比較/パネルデータ分析/結語
第6章 設備投資と高圧経済(一般社団法人日本経済団体連合会主事 鈴木章弘)
・基本的な整理と議論の前提/高圧経済と設備投資/資本蓄積と生産性/結語
第7章 高圧経済によってR&D投資増加・生産性向上創造的合併も(大和証券株式会社常務理事 木野内栄治)
・先行研究/R&D投資は好況時に増加/R&D投資はTFPに影響/高圧・低圧経済が電機産業を左右/高圧経済でゾンビ企業は減少、清算ではなく被買収/結語
第8章 高圧経済の実践とその結果―日本の高圧経済局面は高度経済成長期とアベノミクス期のみ(第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト 永濱利廣)
・高圧経済の歴史的経験/日本における「履歴効果」の検証/日本が可能な高圧経済の余地/結語
第9章 パンデミック下の積極的なマクロ経済政策の成功(MCPアセット・マネジメント株式会社チーフストラテジスト 嶋津洋樹)
・グローバル景気後退と実体経済/パンデミック下の経済パフォーマンス/高圧経済政策と米国の労働市場/結語
5つ星のうち5.0 構造改革派の誤りを糺し、長期経済停滞論争に決着をつけた「高圧経済論」
2023年11月22日に日本でレビュー済み
1990年代以降のディスインフレとデフレを伴った日本の長期経済停滞の原因とそこから抜け出すための経済政策に関しては、構造改革派(供給重視派)とリフレ派の間で長期にわたる論争が続いた。この論争を最初にまとめた本は、岩田規久男+宮川努[編]『失われた10年の真因は何か』(東洋経済新報社、2003年6月12日)であるが、現在、振り返ってみると、この本の構造改革派の論客は今や日本経済論に関する論壇ではほとんど影響力を失っていると思われる。
日本の90年代初めの貨幣量増加率の急降下は、アメリカの1930年代初めの貨幣量急減とそっくりであり、普通のエコノミストであれば、「今すぐ、日銀が貨幣量増加率を大きく引き上げる金融超緩和政策に転換しなければ、30年代大不況同様に、やがて、デフレになり、経済は長期停滞に陥る」ことを予想できたはずである。ところが、日本には、このように考えるエコノミストはごく少数しかおらず、大多数のエコノミスト(特に、マクロ経済専門のエコノミスト)は、「構造改革こそが、デフレと長期経済停滞から脱出するために不可欠だ」と主張する日銀理論や小泉純一郎政権を支持したり、2000年代前半から半ばにかけて、日銀がゼロ金利政策や量的緩和政策を実施すると、「そのような低金利政策は、ゾンビ企業を温存し、労働などの生産要素や資金が低生産性部門から高生産性部門に移動することを妨げる。その結果、資源配分が非効率になったため、日本は長期経済停滞に陥ったのだ」と主張してやまなかった。
それに対して、本書は次のことを理論的・実証的に明らかにしている。「需要不足が継続することこそが、実質成長率の低下を招いて」、以下の悪の連鎖を引き起こす。すなわち、実質成長率の低下→長期の期待成長率の低下→資本蓄積、研究開発投資、及び人的資本投資の低迷、労働などの生産要素や資金の低生産性部門から高生産性部門への配分を阻害→生産性上昇率、TFP及び潜在成長率の低下→長期経済停滞。
この悪の連鎖を止めて、長期経済停滞から脱出するためには、連鎖の出発点である需要不足経済を需要超過経済へと転換して、実際の成長率を高める必要がある。本書の「高圧経済」とは需要超過経済を維持することである。
ところが、最近、内閣府の需給ギャップ推定値が多少プラスに転じたことを根拠に、財政金融政策は引き締め方向に運営されるべきであり、とくに、日銀はYCCから出口に向かうべきであるという主張がみられる。しかし、本書から、そんなことをすれば、アベノミクス以前のデフレ・長期経済停滞に戻ってしまうことが理解できる。
本書は「構造改革派の議論は因果関係を逆にとらえた、逆立ちした議論である」ことを明らかにして、90年代以降長く続いた「日本の長期経済停滞論争」に決着をつけた研究書であり、その業績を高く評価したい。
ただ一つ、注文を付けるとすれば、図表に多くの国のデータを詰め込み過ぎたり(例:図表5-1、図表6-4など)、線と〇表示だけで、複数の線(わずかに太さは異なるが、識別できない)を一つの図表に描いたり(例:図表8-11など。図表8-12の消費者物価とインフレ目標の表示は逆であろう)しているため、図表から得られるはずの情報が識別できなくなっている点である。もし重版の機会があれば、改善を期待する。しかし、内容がこの欠点を補って余りあるため、星5つとする。
Ayai Tomisawa
2023年12月4日 11:43 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-04/S548F1T0G1KW01
投資家の要求は高まりつつある-SMBC日興の原田氏
金利が不安定度増す中、借り手は新しい発行手法を模索
高圧経済とは何か 単行本 ? 2023/11/17
原田 泰 (著, 編集), 飯田 泰之 (著, 編集)
Amazonは一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です
楽天は売ってるのかな。
楽天ランキング:ビジネス・経済・就職
※1時間ごとに更新
紙版電子版とも
【入荷予約】87歳、現役トレーダー シゲ…藤本 茂1,760円(税込)が2位
Bloomberg News
2023年12月4日 10:00 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-04/S548F2T1UM0W01
4年前に中国中小銀行業界の混乱予測したベッドフォード氏が指摘
信託会社による支払い遅延で抗議デモ発生、今年は業界初の破産も
中国の信託会社の支払い遅延が市場を揺るがした理由-QuickTake
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中国の隠れた金融リスク、影の銀行巡る急展開で露呈-安定試す試練に
原題:Analyst Who Called Chinese Bank Turmoil Says Trusts Are Next(抜粋)
Sunil Jagtiani
2023年12月4日 7:49 JST 更新日時 2023年12月4日 21:20 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-03/S54471DWLU6801
ビットコイン現物投資型ETF承認後の需要拡大への期待など背景
投資家は利上げ終了の確信を強め、来年想定の利下げ幅に焦点移る
原題:Bitcoin Surges Past $42,000 as Crypto Rally Gathers Steam(抜粋)
これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です
佐野七緒、中道敬
2023年12月4日 16:58 JST 更新日時 2023年12月4日 17:42 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-04/S4XYCRDWLU6801
楽天証とマネックス証含めて合計で約1億5000万円の損害賠償請求
資産運用立国方針掲げる中、販売担った証券会社への責任追及広まる
訴状によると、SBI証は投資家に金融商品仲介業者(IFA)を介してAT1債の勧誘や説明を実施。同債に
はクレディSに「存続の危機イベント」が起きた場合に価値はゼロになるとの規定があったが、同証からは、事実
に反したり、重要な事項を欠いたりした内容の書類が提供されたと主張。SBI証には原状回復義務があるな
どとしている。
楽天証に対する訴状によると、契約書類には「存続の危機イベント」が起きた場合に無価値となる可能性
について言及せず、「普通株式等資本比率が 7.00%を下回った場合、元本削減」などとの記載しかなかった
という。事実に反する情報や重要事項の説明を欠いているなどとした。
SBI証に対しては投資家2人が計約4270万円、楽天証にも2人の投資家が計約5260万円、マネックス
証には1人の投資家が約5340万円の損害賠償をそれぞれ求めた。原告らはいずれも、2022年9月から23年
2月までの間に購入していた。
関連記事:
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マネックス証を個人投資家が提訴、クレディSのAT1債損失で
クレディSのAT1債保有者らが怒り、UBSの政府損失補てん終了で
Benjamin Stupples
2023年12月5日 0:20 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-04/S55CUWDWLU6801
約272億円相当のメタ株、同氏の団体が11月に手放す
メタ株のパフォーマンス、エヌビディア以外の大手ハイテク上回る
メタ時価総額が約29兆円減少、1日として米史上最大の急減
原題:Zuckerberg Sells First Meta Shares in Two Years After 172% Surge(抜粋)
「5勝5敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□11月東京都区部消費者物価指数(8:30)
□10年国債入札
【海外】
□タイ市場休場
★中国11月財新サービス業PMI(10:45)
□ドイツ11月サービス業PMI[確報値](17:55)
□ユーロ圏11月サービス業PMI[確報値](18:00)
□ユーロ圏10月生産者物価指数(19:00)
□米国11月サービス業PMI[確報値](23:45)
★米国11月ISM非製造業景気指数(6日0:00)
□米国10月JOLTS求人件数(6日0:00)
□オーストラリア中銀が政策金利を発表
株探ニュース
Pearl Liu、Dorothy Ma
2023年12月4日 11:10 JST 更新日時 2023年12月4日 13:49 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-04/S54DW1T0G1KW01
清算申し立て審理を来年1月29日に先送り-陳静芬判事
申立人が立場を変更、驚いている-債権者グループ法務アドバイザー
中国恒大の債権者、新たな債務再編案で支配株主持ち分を要求-関係者
原題:Evergrande Liquidation Hearing Postponed in Surprise to Lenders(抜粋)
Spotify Technology SA
SPOT:NYSE
Last | 12:33 PM EST
197.01
quote price arrow up+16.32 (+9.03%)
Uber Technologies Inc
UBER:NYSE
Last | 12:34 PM EST
60.50
quote price arrow up+3.15 (+5.49%)
Jeran Wittenstein
2023年12月2日 9:22 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-02/S50F0TT0G1KW01
原題:Uber, Jabil, Builders Firstsource to Join S&P 500 Index (1)(抜粋)
これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。
深夜に起きている我々のやり方は間違ってはいないなw
しかし自分は、8時のラジオ日経を聞いていると、睡魔で寝てしまう・・
(4日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.21円(前営業日比△0.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=159.52円(▲0.23円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0836ドル(▲0.0048ドル)
ダウ工業株30種平均:36204.44ドル(▲41.06ドル)
ナスダック総合株価指数:14185.50(▲119.53)
10年物米国債利回り:4.25%(△0.06%)
WTI原油先物1月限:1バレル=73.04ドル(▲1.03ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2042.2ドル(▲47.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月米製造業新規受注(前月比) ▲3.6% 2.3%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。全般に手掛かり材料を欠いたこともあり、米金利動向に振らされる展開となった。米10年債利回りが24時過ぎに4.23%台まで低下した場面では146.40円台まで弱含んだものの、一巡後は4.29%台まで上昇したことに伴って147.45円まで反発。ダウ平均の下げ幅縮小なども相場を下支えした格好となったが、引けにかけては米10年債利回りが4.25%台まで再び上昇幅を縮めたことから147.10円台まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは4日続落。米長期金利の上昇を背景にしたユーロ売り・ドル買いの動きが活発化し、前週末安値の1.0829ドルを下抜けて、11月14日以来の安値となる1.0804ドルまで下押しした。もっとも、その後は米金利上昇が一服したことから1.0830ドル台まで下げ渋った。
・ユーロ円は6日続落。ユーロドルの下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、一時158.71円まで下押し。その後はユーロドルの下げ渋りや米株の下げ幅縮小などを支えに159.60円付近まで下値を切り上げた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。前週末に年初来の高値を更新した後とあって、利益確定目的の売りが先行した。一時は210ドル超安まで下押す場面も見られたが、根強い米利下げ期待を背景にした押し目買いも入ったことから徐々に下げ幅を縮小。引けにかけて前週末の終値手前まで買い戻しが入った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。利回りが前週末に約3カ月ぶりの水準まで低下していたこともあり、持ち高調整目的の債券売りが優勢となった。
・原油先物相場は3日続落。需要減退懸念を背景として軟調に推移した。なお、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は「石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非OPEC主要参加国による枠組みであるOPECプラスの減産について、必要な場合は2024年3月以降も継続できる」と発言している。
・金先物相場は大幅反落。米国の利下げ期待を背景に時間外取引では急伸するも、その後は米10年債利回りの上昇が重しとなり、利益確定売りに押されて反落した。
4日17:50 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「最近のインフレデータは朗報でポジティブサプライズ」
「勝利宣言をするには時期尚早」
「金融政策スタンスはデータに左右され、会合ごとに変化する」
※時間は日本時間
<国内>
○08:30 ◎ 11月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合予想:前年比2.4%)
<海外>
○09:01 ◇ 11月英小売連合(BRC)小売売上高調査
○09:30 ◇ 7-9月期豪経常収支(予想:31億豪ドルの黒字)
○10:45 ◎ 11月Caixin中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI、予想:50.5)
○12:30 ☆ 豪準備銀行(RBA)政策金利発表(予想:4.35%で据え置き)
○16:45 ◇ 10月仏鉱工業生産(予想:前月比0.2%)
○17:50 ◎ 11月仏サービス部門PMI改定値(予想:45.3)
○17:55 ◎ 11月独サービス部門PMI改定値(予想:48.7)
○18:00 ◎ 11月ユーロ圏サービス部門PMI改定値(予想:48.2)
○18:30 ◎ 11月英サービス部門PMI改定値(予想:50.5)
○18:30 ◎ 7-9月期南アフリカ国内総生産(GDP、予想:前期比▲0.1%/前年同期比▲0.2%)
○19:00 ◎ 10月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.2%/前年比▲9.5%)
○21:00 ☆ 7-9月期ブラジルGDP(予想:前期比▲0.2%/前年同期比1.9%)
○23:45 ◎ 11月米サービス部門PMI改定値(予想:50.8)
○23:45 ◎ 11月米総?⑰MI改定値
○24:00 ◎ 10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想:930.0万件)
○24:00 ☆ 11月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(予想:52.0)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
海外市場ではドル円は、全般に手掛かり材料を欠いたこともあり、米金利動向に振らされる展開となった。米10年債利回りが4.23%台まで低下した場面では146.40円台まで弱含んだものの、一巡後は4.29%台まで上昇したことに伴って147.45円まで反発した。ユーロドルは、米長期金利の上昇を背景にしたユーロ売り・ドル買いの動きが活発化し、前週末安値の1.0829ドルを下抜けて、11月14日以来の安値となる1.0804ドルまで下押しした。
連日、米金利の上下に連れて方向感のない動きを繰り返しているドル相場だが、本日のアジア時間も米金利に連れる展開には変わらないだろう。イベントとして注目されるのは、まずは11月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)の結果になる。全国CPIの先行指標となる同指標だが、昨年6月から日銀の目標水準を上回る伸びを記録しているが、11月も東京都区部CPIは生鮮食料品を除いた市場予想は+2.4%となっている。
依然として日米金利差は埋めがたい乖離があり、円を積極的に買い上げるような地合いではない。しかしながら、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、来年3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ予想は、1カ月前に25%程度だったものが60%以上まで予想が高まっている。一方で、日銀が金融引き締めに転じる思惑が高まり、他国の主要中央銀行が利下げをはじめる思惑があるのに反し、日銀が超緩和政策を終了することになれば若干の円安修正に反応するか。
円以外の通貨では、豪ドルに注目。日本時間12時半に豪準備銀行(RBA)から政策金利および声明文が公表される。市場予想は政策金利の4.35%据え置きとなっているが、注目は声明文。前回のRBA議事要旨では「インフレを巡るスタッフ予想からみると利上げはあと1-2回となる見通し」との言及があり、他国のような利上げ打ち止め感がまだ出ていない。声明文でも引き続きインフレに警戒姿勢を示すのか、またはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長同様に「十分に引き締め的」との見解を変えるのかが注目される。
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33060 -100 (-0.30%)
TOPIX先物 2357.0 -2.0 (-0.08%)
シカゴ日経平均先物 33050 -110
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
4日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。先週のNYダウは連日の年初来高値更新で大きく上昇していたこともあり、主力株を中心に利益確定の売りが優勢となった。ただし、利上げ局面が終了したとの観測が強まっており、売り一巡後に下げ渋りを見せるなど、下値の堅さは意識されていた。米長期金利の上昇を受けてハイテク株の下げが目立った。エヌビディア<NVDA>は、同社幹部が11月に持ち株の一部を売却していたと伝えられ、ピーク感を連想させたことも重荷となった。S&P500業種別指数は運輸、不動産、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、半導体・同製造装置、メディア、ソフトウエア・サービスが下落。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比110円安の3万3050円だった。日経225先物(12月限)は日中比50円安の3万3110円で始まり、一時3万3170円とプラスに転じる場面も見られたが戻りは鈍く、ジリ安の流れが続くなか、米国市場の取引開始後ほどなくして3万2900円まで売られた。終盤にかけて下げ渋りを見せ、3万2980円~3万3040円処での保ち合いを経て、3万3060円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の展開が見込まれる。エヌビディアが2.6%超の下落となるなどハイテク株が弱く、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となり、日経平均型の上値を抑えそうだ。日経225先物は節目の3万3000円割れで押し目待ち狙いのロングが意識されるものの、短期的には25日移動平均線が位置する3万2800円を狙ったショートが入りやすいだろう。
週末に12月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、前日の取引でも限月交代に伴うロールオーバーとみられる商いが入っていた。ロールオーバー中心のなかで仕掛け的なトレードは入りづらいものの、節目の3万3000円を割り込んでくるようだと、ヘッジ対応の動きが勢いを増し、下へのバイアスが強まる可能性がありそうだ。そのため、オプション権利行使価格の3万3000円を中心とした上下の権利行使価格3万2750円から3万3250円のレンジを想定する。
日経225先物はボリンジャーバンドの+1σを下回っての推移が続くなか、25日線まで下げてくる場面があれば、リバウンド狙いのロングに向かわせよう。米国市場では来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)が近づくにつれて、持ち高調整に伴うリバランスが入りやすく、足もとでの調整は意識しておきたい。ただし、FOMC通過後の年末高への期待は強いとみられ、短期的なショートにとどめておきたいところだ。
VIX指数は13.08(前日は12.63)に上昇した。25日線が14.09辺りに位置しているため、同線を捉えてくる局面では、ショートを仕掛けてくる動きに向かわせそうだ。もっとも、ボトム圏からの反発は想定内であり、リスク回避姿勢が強まる水準ではないだろう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.05倍に上昇した。14.06倍処で推移する200日移動平均線を挟んだ狭いレンジでの推移が続いている。大きなトレンドは出にくいと考えられるが、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]などハイテク株の動向を見極めながらの対応となりそうだ。米長期金利が上昇し、円相場は1ドル=147円台と前日からは円安に振れており、ややTOPIX型優位となる可能性がある。
エヌビディア<NVDA>は、同社幹部が11月に持ち株の一部を売却していたと伝えられ、ピーク感を連想させたことも重荷となった。
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この答えが出るまでに数10年の時間と経費を費やした
日経225先物は11時30分時点、前日比380円安の3万2780円(-1.14%)前後で推移。寄り付きは3万3000円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3050円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。直後に3万3080円まで下げ渋る場面も見られたが、現物の取引開始直前に節目の3万3000円を割り込むと、中盤にかけて下落幅を広げており、一時3万2720円まで売られた。売り一巡後はやや下落幅を縮めているものの、25日移動平均線を挟んでのこう着が続いている。
日経225先物は寄り付き後ほどなくして節目の3万3000円を下回った。さらに25日線水準まで下げたことから、ヘッジ対応の動きが入りやすく、下へのバイアスが強まった格好である。米国市場ではハイテク株の弱い値動きが目立ったことから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷となることは想定されていた。押し目狙いのロングを慎重にさせる一方で、ショートが入りやすい需給状況だった。オプション権利行使価格の3万2875円、3万2750円と早いペースで切り下がったが、25日線までの調整により、いったんは達成感が意識されやすい。押し目狙いのロング対応になりそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.98倍に低下した。ファーストリテイリング <9983.T> [東証P]のほか、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の下げが日経平均型の重荷となり、TOPIX型優位の展開だった。一気に25日線水準まで下げてきたことから、NTショートを巻き戻す動きが入りやすいだろう。
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ブルームバーグ円は対ドルで146円後半に反発、米金利高によるドル買い一巡07:25
ブルームバーグ債券は上昇、10年入札の結果弱めも通過で買い?米長期金利低下も支え07:25
そこを狙われるらいし・・
Steven Scheer
2023年12月5日午前 2:31 GMT+915時間前更新
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/UD2FUZRLF5KLVF3RW7BSIPYRYU-2023-12-04/
コラム:イエレン氏「高圧経済」論、16年講演が示唆する政策展開=木野内栄治氏
大和証券 チーフテクニカルアナリスト
https://jp.reuters.com/article/column-kinouchi-idJPKBN28B3K9
By 竹内猛
2016年11月14日 08:40 JST
<今週のキーワード>High Pressure Economy (高圧経済)
https://jp.wsj.com/articles/SB10192246251775523818204582427263296626088
有料記事
耐久財価格は5カ月連続で下落
By David Harrison
2023 年 12 月 4 日 12:28 JST
https://jp.wsj.com/articles/goods-deflation-is-back-it-could-speed-inflations-return-to-2-2ce872e2
下げ相場では入れんw
米中国交正常化の立役者は半世紀にわたり影響力と比類なき人脈を駆使
By James T. Areddy and Charles Hutzler
2023 年 12 月 1 日 21:28 JST
https://jp.wsj.com/articles/in-china-henry-kissinger-was-the-ultimate-door-opener-5e8b1dce
調査会社ストラテジー・リスクスの創業者で最高経営責任者(CEO)のアイザック・ストーン・フィッシュ氏は2022
年の著作「America Second: How America’s Elites Are Making China Stronger(米国第二:米国のエリー
ト層が中国を強くする仕組み)」で、中国における外国企業のさまざまな課題の解決に向けたキッシンジャー
氏の取り組みを追跡し、米中関係全般に関する同氏の助言に経済的利益が影響を及ぼしたのではないか
と疑問を呈している。
ストーン・フィッシュ氏が記録資料を用いて明らかにしたところによると、キッシンジャー氏は1989年5月、中国
政府系企業と7500万ドル(現在のレートで約111億円)のチャイナ・ベンチャーズ・ファンドを設立した。翌月、
民主化を求めるデモ隊に人民解放軍が発砲する天安門事件が起こったが、同氏は米政府が中国政府に
対して報復制裁を科すことに反対した。
America Second: How America's Elites Are Making China Stronger ハードカバー ? ラフカット, 2022/2/15
英語版 Isaac Stone Fish (著)
https://www.amazon.co.jp/-/en/Isaac-Stone-Fish/dp/0525657703
日経225先物 32780 -380 (-1.14%)
TOPIX先物 2343.0 -16.0 (-0.67%)
日経225先物(12月限)は前日比380円安の3万2780円で取引を終了。寄り付きは3万3000円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3050円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。直後に3万3080円まで下げ渋ったものの、現物の取引開始直前に節目の3万3000円を割り込むと、前場中盤にかけて一時3万2720円まで売られた。売り一巡後はやや下げ幅を縮めたが、25日移動平均線を挟んで保ち合いを継続。後場半ばに3万2910円と25日線を突破する場面も見られたがリバウンド基調は強まらず、その後は同線を挟んだ保ち合いが続いた。
日経225先物は寄り付き後ほどなくして節目の3万3000円を下回り、さらに25日線水準まで下げたことにより、ヘッジが入りやすく、下へのバイアスが強まった格好である。米国市場ではハイテク株の弱い値動きが目立っていたため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となることは想定されていた。25日線までの調整によりいったんは一巡感が意識されやすく、前場半ば以降は25日線を挟んでの膠着だった。
12月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えて、ロールオーバー中心の展開だった。朝方こそヘッジに絡んだ商いがみられたが、その後はロング、ショートともに積極的に仕掛けてくる動きは限られていた。まずは調整一巡が意識されるものの、25日線を明確に下放れてくるようだと、一段とヘッジ対応の動きが強まりやすく、75日線やボリンジャーバンドの-1σが位置する3万2200円処が次のターゲットになりそうである。
なお、グローベックスの米株先物はマイナス圏で推移しており、若干ながらナスダック100指数の弱さが目立っている。エヌビディア<NVDA>の調整が続くと、値がさハイテク株の重荷になる可能性があるため、ヘッジを誘う形で短期的なショートを仕掛けてくる動きには注意が必要であろう。
NT倍率は先物中心限月で13.99倍に低下した。一時13.96倍まで下げ、同水準に位置する25日線にタッチした。同線が支持線として機能した形だが、指数の重荷となったファーストリテイリング <9983.T> [東証P]のほか、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]などが引き続き弱含むようであれば、75日線の13.88倍辺りを想定しておく必要がありそうだ。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が3万4086枚、ソシエテジェネラル証券が3万0211枚、野村証券が1万5608枚、みずほ証券が1万5131枚、モルガンMUFG証券が1万1659枚、SMBC日興証券が7550枚、JPモルガン証券が7041枚、バークレイズ証券が6848枚、BNPパリバ証券が6435枚、サスケハナ・ホンコンが5156枚だった。
TOPIX先物は、みずほ証券が7万9246枚、ソシエテジェネラル証券が7万5430枚、ABNクリアリン証券が4万0976枚、ゴールドマン証券が3万8908枚、モルガンMUFG証券が2万3848枚、野村証券が2万0787枚、JPモルガン証券が1万8237枚、バークレイズ証券が1万2605枚、ビーオブエー証券が9547枚、SMBC日興証券が9171枚だった。
本日のNY為替市場のドル円は、8日に発表される米11月雇用統計に向けて、米国の景況感、雇用、物価関連の経済指標、そして債券市場の動向に注目する展開が予想される。
アトランタ連銀の経済予測モデル『GDPナウ』では10-12月期のGDP予想は+1.2%だったことで、米国の景況感の悪化が警戒され始めている。
11月米サービス部門PMI改定値は50.8と予想されているが、下方修正に警戒しておきたい。
11月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数は52.0と予想されており、10月の51.8からの改善が見込まれている。雇用指数では、8日発表の米11月の雇用統計、物価指数では、12日発表の米11月の消費者物価指数(CPI)を見極める意味で注目しておきたい。
10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数は930.0万件と予想されており、9月の955.3万件からの減少が見込まれている。10月の米雇用統計も労働市場の低迷を示唆する内容だったことで、予想通りならば整合的となる。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では据え置きが見込まれており、2024年3月のFOMCでの5.00-25%への利下げ開始確率が高まっている。
本日の米国の経済指標を受けて、利下げ時期が前倒しになるのか否かに注目しておきたい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、日足一目均衡表・転換線の147.97円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、12月4日の安値の146.23円。
これ、詳しいな
アトランタ連銀の経済予測モデル『GDPナウ』では10-12月期のGDP予想は+1.2%だったことで、米国の景況感の悪化が警戒され始めている。
ちょっとナイトじゃ無理かも…
今晩はもみ合いか。昨日は主要3指数がそろって下落。前週まで5週続伸したことで目先の過熱感が意識され、年初から大きく上昇した主力ハイテク株を中心に利益確定売りに押された。ハイテク株はインテル、セールスフォースが3%超下落したほか、エヌビディア、ネットフリックスが2%超下落し、マイクロソフト、アルファベット、メタ・プラットフォームズも1%超下落した。そうした中で、小型株指数のラッセル2000は前日比1.04%高と4日続伸。来年の利下げ転換期待を背景に物色対象の拡大見通しが支援となった。引け後の動きではアプリケーション開発支援のギットラボが予想を上回る決算やガイダンスを発表し、株価は時間外で16%高と急伸した。
今晩の取引では年初から大きく上昇した主力ハイテク株を中心に引き続き上値の重い展開が予想される一方、年末ラリーへの期待や来年の利下げ転換期待を背景に下値も堅い展開か。来週12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、今週は週末金曜日に発表される米11月雇用統計が最大の注目点となるが、今晩は寄り後に発表される米11月ISM非製造業PMIや米10月JOLTS求人件数が注目される。
今晩の米経済指標は11月ISM非製造業PMI、10月JOLTS求人件数のほか、11月S&Pグローバル総合・サービス業PMI確定値など。企業決算は寄り前にオートゾーン、JMスマッカーなどが発表予定。
「5勝5敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□11月輸入車販売(10:30)
□11月車名別新車販売(11:00)
【国内企業】
★QPS研究所 <5595> :東証G上場
〇フルヤ金属 <7826> :東証S→東証P
【海外】
□ドイツ10月製造業新規受注(16:00)
□ユーロ圏10月小売売上高(19:00)
□米国MBA住宅ローン申請指数(21:00)
★米国11月ADP雇用統計(22:15)
□米国10月貿易収支(22:30)
□米国7-9月期非農業部門労働生産性指数[確報値](22:30)
□米国週間石油在庫統計(7日0:30)
□カナダ中銀が政策金利を発表
□ポーランド中銀が政策金利を発表
株探ニュース
昔、貨幣論という古本を買ってみたら、冒頭から共産党宣言、マルクスは商品貨幣論らしいが、
商品貨幣論から抜け出せないで悶々としている本。超がっかり本。
日経インタビューでは、日本の30年間の停滞は理由はデフレ。資本主義においてデフレは長期
衰退に導く最も確実な道。資本主義は利潤で動く。その源泉はシュンペーターが指摘したように
イノベーションだ。新しい商品や技術、市場開拓など差異が価値を生む。
インフレの役割を強調したのがケインズ。イノベーションを現実化するにはお金が必要だが、アイディアが
ある人の多くはお金がない。そういう人に対し、アイディアはないがお金がある人を結びつける。それが金融。
インフレの場合、借金は目減りしていくので、アイディアはあるがお金がない人は借金して投資しやすくなる。
その結果、イノベーションが促される。逆にデフレではお金の価値が上がるので、無駄なタンス預金になってしまう。
歴史的実例、資本主義はまさにインフレによって始まった。英国は16世紀後半から17世紀にかけ、緩やかな
インフレが続いた。貿易や毛織物の製造など、投資に必要なお金が借りやすくなり、資本主義的な発展を
始めることができた。シェイクスピアが活躍したのもこの頃。劇団経営、作品上演もインフレのお陰。英国は
物的資本だけでなく、最大の文化資本も手に入れた。
日本がデフレになったのは、経済政策に問題。出発点は1985年のプラザ合意。米国からの圧力に負け、
円高誘導するために実施した拡張的な財政金融政策はバブルを生んだ。(注、ここはおかしい、急速は
円高による円高デフレ不況に対応するため、財政金融策。また当時は貿易黒字が問題で、(FTのマーティンウルフも
今でも好き、植田も国際収支不均衡下の金融政策の主題だが)貯蓄と投資の差額が経常収支を決めると
という所謂ISバランス論という間違った理論で財政拡大でバブルに)
次に、バブル退治の急速な財政金融の引き締めは巨額の不良債権を生み出し、処理に手間取る中で
デフレが進んでしまった。
デフレ下で金融政策は後でに回った。インフレ目標の導入も遅かった。アベノミクスでデフレ脱却が進むかに
見えたが消費税率の引き上げが早すぎた。失われた20年で人々の間にデフレマインドが定着したいた。
(注、村山が決め?橋本が実施した消費税の増税等の大緊縮策、橋本失政。速水の逆噴射、福井後期の
引き締め、東日本地震時の増税等も)
一方、菅野幹雄、日本経済新聞の上級論説委員・編集委員、は同じく本日の日経新聞で
日本はデフレが問題ではない、企業の問題だという、トンデモ吉川洋を引用し、もうデフレと言うなかれ、と。
トンデモを。
現在日本も米国も、2-4%のベストなインフレに近い、ゴルディロックス経済。ゴルディロックス金融政策。
しかしインフレは終わり、日本はまた低インフレ懸念になるはず。
(5日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.15円(前営業日比▲0.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.87円(▲0.65円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0797ドル(▲0.0039ドル)
ダウ工業株30種平均:36124.56ドル(▲79.88ドル)
ナスダック総合株価指数:14229.91(△44.42)
10年物米国債利回り:4.16%(▲0.09%)
WTI原油先物1月限:1バレル=72.32ドル(▲0.72ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2036.3ドル(▲5.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米サービス部門PMI改定値 50.8 50.8
11月米総?⑰MI改定値 50.7 50.7
10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数 873.3万件 935.0万件・改
11月米ISM非製造業指数 52.7 51.8
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小幅反落。NY勢の本格参入後は147.00円を挟んで神経質に上下した。10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が873.3万件と市場予想の930.0万件を下回る結果となったことを受け、米長期金利の低下とともに一時146.57円まで下押ししたが、一巡後は下値を切り上げる展開に。米金利はその後も低下基調を維持したが、対欧州通貨などでドルの買い戻しが進んだ影響から、3時30分過ぎには147.39円まで本日高値を更新した。もっとも、昨日高値の147.45円が目先のレジスタンスとして意識されたこともあり、その後はやや伸び悩んだ。
・ユーロドルは5日続落。欧州中央銀行(ECB)当局者から追加利上げに対して否定的な発言が相次ぎ、ECBの利下げ転換への思惑が意識された。米雇用指標の発表直後こそ1.0830ドル台まで買い戻しが入る場面があったものの、戻りの鈍さを確認すると欧州金利先安観を手掛かりに1.0778ドルまで売りに押された。
・ユーロ円は7日続落。ユーロドルの下げにつれて上値を切り下げる展開となり、158.70円台まで弱含む場面も見られた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。連日で利益確定目的の売りに押される展開となった。週末に米雇用統計の発表が控えていることも手控えムードにつながり、指数は一時190ドル超安まで下押し。もっとも、この日発表された10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下回ったことから、米利下げ期待を手掛かりにした押し目買いも入り、引けにかけてはやや下げ幅を縮めた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想より弱い結果となり、米利上げ局面が終了したとの思惑を受けた買いが入った。利回りは約3カ月ぶりの低水準で取引を終えた。
・原油先物相場は4日続落。世界景気の減速懸念を背景として、需給が緩むとの観測から軟調に推移した。
・金先物相場は続落。対ユーロでのドル高進行を背景として商品の割高感が意識され、売りが優勢となった。また、前日にザラ場ベースで史上最高値を更新した直後ということもあり、利益確定売りに押されたことも相場の重しとなった。
5日12:32 オーストラリア準備銀行(RBA)声明
「インフレ率を目標に戻すという断固とした決意に変わりはなく、そのために必要なことを行っていく」
「インフレ率を妥当な期間内に目標に戻すため追加引き締めが必要かは、引き続き経済データとリスク評価の進展次第」
「全体として、インフレ期待は引き続きインフレ目標と一致」
「基礎インフレは8月の予測時よりも高く、サービス分野が広範囲にわたって高い」
「労働市場の状況は緩和されているが、依然としてタイト」
「住宅価格は全国的に上昇を続けている」
「見通しには依然として大きな不確実性が残っている」
「海外でのサービス価格インフレは持続的であり、豪州でも同じことが起こり得る」
「中国経済の見通しや海外の紛争の影響に関しては、依然として高いレベルの不確実性が存在している」
5日15:11 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「インフレ動向は朗報で、コア価格の低下は顕著」
「追加利上げの可能性は小さい」
「時期尚早な勝利宣言は避けるべき」
「インフレは正しい道筋だが、更なる進展が必要」
「長期的な不況は予想していない」
6日00:17 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁
「基礎的なシナリオでは追加利上げはない」
「短期的な金利引き下げは想定していない」
「決定はデータに依存する」
※時間は日本時間
<国内>
特になし
<海外>
○09:30 ☆ 7-9月期豪国内総生産(GDP、予想:前期比0.4%/前年比1.8%)
○16:00 ◎ 10月独製造業新規受注(予想:前月比0.2%/前年同月比▲3.9%)
○18:30 ◎ 11月英建設業購買担当者景気指数(PMI、予想:46.3)
○19:00 ◎ 10月ユーロ圏小売売上高(予想:前月比0.2%/前年比▲1.1%)
○19:30 ◎ 英中銀(BOE)、金融安定報告書を公表
○未定 ◎ ポーランド中銀、政策金利発表(予想:5.75%で据え置き)
○21:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○22:15 ☆ 11月ADP全米雇用報告(予想:13.0万人)
○22:30 ◇ 7-9月期カナダ労働生産性指数(予想:前期比▲0.6%)
○22:30 ◇ 10月カナダ貿易収支(予想:16.0億カナダドルの黒字)
○22:30 ◎ 10月米貿易収支(予想:642億ドルの赤字)
○22:30 ◇ 7-9月期米非農業部門労働生産性・改定値(予想:前期比4.9%)
○24:00 ☆ カナダ銀行(BOC、中央銀行)、政策金利発表(予想:5.00%で据え置き)
○24:00 ◇ 11月カナダIvey購買部協会景気指数
○7日00:30 ◇ EIA週間在庫統計
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
海外市場ではドル円は、10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が市場予想を下回る結果となったことを受け、米長期金利の低下とともに一時146.57円まで下押ししたが、一巡後は下値を切り上げる展開に。米金利はその後も低下基調を維持したが、対欧州通貨などでドルの買い戻しが進んだ影響から、147.39円まで本日高値を更新した。ユーロドルは、全般にドル買いが進んだ流れに沿って、1.0778ドルまで弱含んだ。
本日のドル円相場も方向感を示せず気迷い相場が続きそうだ。昨日のアジア・欧州時間は動意づけるようなニュースなどがないにもかかわらず、上下を繰り返す米金利の動向に追随する相場となった。しかし、NY勢参入後は米金利が低下基調を維持したのにもかかわらず、ドル買いが進むなど方向の一貫性がなくなってきている。
この要因としては、12月に入り年末相場になり、市場関係者がリスクを持つことを嫌気し、顧客の来た球を右から左に捌くことでファンダメンタルズを無視した流れになっていること。また、来週に主要中央銀行(日・米・欧州・英・スイス)の政策決定会合が開かれることで、結果公表まではトレンドがつかめないこともあげられる。このような環境下で、昨日とほぼ同水準に戻ってきているドル円相場は、よほどのサプライズとなるニュースが出ない限りは、昨日のレンジの中を行ったり来たりの相場展開にしかならないだろう。
ドル円が明確なトレンドを作りにくい中で、昨日市場をけん引したのが豪ドルだが、本日も同様に豪ドル相場の動きには要警戒となる。昨日は豪準備銀行(RBA)が市場予想通りに政策金利を据え置き、声明文もこれまでの流れを踏襲した。しかし、詳細を読むと「サービスのインフレが低下している」「生産性の伸びが回復すれば、賃金の伸びはこれ以上大きくは伸びない」と記し、タカ派路線を抑えた論調になった。豪金利は低下し、欧米同様に金融引き締め打ち止め感が出た動きになり、豪ドル安が進んでいる。この中で、本日は7-9月期の豪国内総生産(GDP)が発表されることで、市場予想(前期比0.4%/前年比1.8%)より悪化したネガティブサプライズに反応が敏感になりそうだ。昨日のトレンドを引き継ぎ更に豪ドル安・ドル高となった場合は、他通貨にも影響を及ぼすことになる。
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 32910 +130 (+0.39%)
TOPIX先物 2348.0 +5.0 (+0.21%)
シカゴ日経平均先物 32905 +125
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
5日の米国市場は、NYダウ、 S&P500が下落した一方で、ナスダックは上昇。前日に続き利益確定の売りが優勢となった。ただし、11月の米ISM非製造業景況観指数は52.7に上昇し市場予想を上回ったが、10月の米雇用動態調査(JOLT)の求人件数が2021年3月以来の低水準となり、利上げ局面は終了との観測が下支えした。米長期金利が3カ月ぶりの低水準を付けるなか、ハイテク株の一角が買われ、ナスダックは反発。S&P500業種別指数は電気通信サービス、テクノロジー・ハード・機器、自動車・同部品が上昇した半面、家庭用品・パーソナル用品、エネルギー、素材が下落した。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比125円高の3万2905円だった。日経225先物(12月限)は日中比80円安の3万2700円で始まり、寄り付きを安値に買い戻され、3万2740円~3万2830円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にリバウンド基調を強め、一時3万2980円まで買われる場面も見られた。買い一巡後は3万2850円~3万2940円辺りでの膠着が続き、3万2910円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買い優勢の展開が見込まれる。前日に2.6%超下落したエヌビディア<NVDA>は2.3%超の上昇となり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への下支えになりそうだ。ただし、日経225先物は25日移動平均線が位置する3万2880円処や、節目の3万3000円では強弱感が対立しやすいだろう。3万3000円を超えられずに、25日線水準での攻防が続くようだと、短期筋のショートを誘い込む可能性がある。
また、ボリンジャーバンドの+1σ、+2σなどは下向きで推移し、バンドが収斂してきている。-1σが位置する3万2190円処までの調整が意識されやすく、リバウンド狙いのロングは入りづらい。12月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えて、限月交代に伴うロールオーバーが中心となるなかでは機械的なヘッジ対応の動きが強まりやすく、戻りの鈍さがみられる局面ではショート優位となるだろう。
レンジとしては、オプション権利行使価格の3万2875円を中心とした上下の権利行使価格3万2625円から3万3125円を想定する。なお、米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、中国の信用格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたため、買い一巡後はショートが積み上がりやすい需給になりそうだ。
VIX指数は12.85(前日は13.08)に低下した。下向きで推移する25日線に上値を抑えられる形状を見せており、前日の下げに対する自律反発狙いの動きも意識されやすい。下へのバイアスが強まる局面では、売り一巡後のショートカバーを狙ったスタンスに向かわせよう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で13.99倍に低下した。一時13.96倍まで下げており、同水準に位置する25日線にタッチした。同線が支持線として機能した形であり、いったんはNTショートを巻き戻す動きがありそうだ。ただ、中国市場の動向次第ではファーストリテイリング <9983.T> [東証P]辺りが日経平均型の重荷となる可能性がある点には注意が必要である。
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森 茂生
2023年12月6日 6:00 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-05/S57F7WDWX2PS00
米求人件数が大幅減、4年前の混乱想起、FRBに「実弾銃」の装備
米国株の上昇はガス欠、追加利上げの可能性低いとECB理事
米国ではインフレ率が金融当局の目標をなお大きく上回っていますが、一方で労働者の最低賃金
も各地で上昇しています。給与計算代行サービスのADPによれば、計22の州で来年1月1日から
最低賃金が引き上げられます。ニューヨーク市では時給16ドルと、連邦法が定める同7.25ドルの
2倍余りに。こうした賃金上昇の背景にはインフレだけでなく、ここ最近特に増えた労働者による
ストライキを回避するという雇用主側の狙いもあるようです。
日経225先物は11時30分時点、前日比560円高の3万3340円(+1.70%)前後で推移。寄り付きは3万2910円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2905円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。直後に付けた3万2880円を安値にリバウンドが強まり、現物の寄り付き時には節目の3万3000円を回復した。その後も強い基調が続くなか、終盤にかけて3万3350円まで上げ幅を広げた。
日経225先物は、前日までの軟調地合いで25日移動平均線まで下げたことにより、調整一巡からのリバウンドが意識されやすかった。節目の3万3000円を回復すると、その後もオプション権利行使価格の3万3125円、3万3250円をクリアするなか、ヘッジ対応のロングの動きにより、上へのバイアスが強まる格好となった。終盤にかけては権利行使価格の3万3375円に迫っており、これを上回ってくるようだと、さらにヘッジ買いが強まりそうである。権利行使価格の3万3500円およびボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3590円辺りが射程に入ってくる可能性がありそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.01倍に上昇した。前日に一時13.96倍まで低下し、25日線水準まで下げていた。テクニカル的にリバウンドが意識されやすい水準からの上昇であり、NTショートを巻き戻す動きが入りやすいだろう。
権利行使価格の3万3500円およびボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3590円辺りが射程
Lisa Du
2023年12月6日 10:40 JST 更新日時 2023年12月6日 12:39 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S57SXRT0G1KW00
「競争力を高める絶好の機会と捉えているようだ」とフォシェイ氏
大規模な資金投入は、80年代後半のバブル期以降ほとんど例がない
原題:Global Property Gets Lift From Japanese Buyers on Spending Spree(抜粋)
Aline Oyamada
2023年12月6日 10:47 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S57WATDWLU6800
ECBタカ派のシュナーベル理事、追加利上げの可能性低いと発言
ブラックロックとゴールドマン、世界的に行き過ぎた賭けだと警告
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ECB追加利上げ可能性低いとシュナーベル氏-利下げ観測強まる (1)
米債券相場、11月は1980年代以来の大幅高-あらゆる資産のラリー誘発
ECBは来年4月に利下げ開始、市場が初めて完全に織り込む (1)
米利下げ期待に裏切りのリスク、来年は変動性上昇へ-ブラックロック
米利下げ期待は「行き過ぎ」、対抗するオプション選好-ゴールドマン
FRBは利上げ「やり遂げた」、金利は高止まりへ-PNCのCEO
米当局の金利メッセージが力失う、市場は完全に無視-エラリアン氏
原題:Markets Turbocharge Bets That ECB to Lead World on Rate Cuts (1)(抜粋)
Garfield Reynolds
2023年12月6日 13:10 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S58718T1UM0W00
米国を除くソブリン債の指数が2022年以来の高水準に
ECB、FRB当局者のハト派発言が債券上昇を後押し
ECB追加利上げ可能性低いとシュナーベル氏-利下げ観測強まる
FRB当局者、利下げ観測が高まる事態は警戒も発言のトーンに変化
原題:Global Bond Rally Powers on as Rate Cut Bets Appear Everywhere(抜粋)
Naomi Tajitsu、Vassilis Karamanis
2023年12月6日 12:27 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S57D1ADWX2PS00
注目の米経済指標発表や金融政策決定会合を控えてヘッジ需要が再燃
ユーロ・ドルの1週間物IVは7月以来の高水準
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ECBが世界に先駆け利下げへ、24年1-3月緩和開始観測が急拡大
ECB追加利上げ可能性低いとシュナーベル氏-利下げ観測強まる
原題:Currency Hedges Get Costly as Traders Prepare for 2024 Rate Cuts(抜粋
Bloomberg News
2023年12月6日 12:41 JST
7-9月利益はMSCI中国指数構成銘柄の30%が市場予想に届かず
業績下方修正の動きは1-3月期にかけて続くだろうとモルガンS
原題:Worsening China Earnings Give Bears More Reasons to Sell (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S583C2T0G1KW00
ブルームバーグきょうの国内市況(12月6日):株式、債券、為替市場16:10
ブルームバーグ楽天Gが楽天銀株を海外市場で売出しへ、約698億円16:07
ブルームバーグ超富裕層を魅了、ドバイのビリオネアーズ・アイランドに豪邸続々16:04
ブルームバーグ中国EV最大手のBYD、41億円相当の自社株買い実施へ?提出書類15:42
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ブルームバーグミレニアム、JPモルガンから新たなポートフォリオマネジャー採用15:22
ブルームバーグ東電HD株が1年3カ月ぶり上昇率、規制委の運転禁止措置解除方針で15:17
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ブルームバーグHSBC、香港で少なくとも4人のバンカーを削減?関係者12:08
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ブルームバーグシタデル・セキュリティーズのクレジット取引事業、銀行の領域脅かす08:11
ブルームバーグ円は対ドルで147円台前半で小動き、株高がドルと円双方に重し07:51
ブルームバーグ日本株1カ月ぶり上昇率、米金利低下で安心感?ハイテク中心全面高に07:32
ブルームバーグ債券は上昇、利下げ期待で米長期金利が低下?好需給意識した買いも07:23
Kelsey Butler
2023年12月6日 13:08 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S57WEKT1UM0W00
来年1月1日に引き上げ実施-ネブラスカ州やカリフォルニア州含む
インフレや労働者によるストライキで賃金上昇
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原題:NYC Workers to Get $16 an Hour as 22 States Boost Minimum Wage(抜粋)
伊藤純夫
2023年12月6日 11:10 JST 更新日時 2023年12月6日 16:34 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S56WGCT0G1KW00
賃金・物価の好循環を見極め、出口のタイミングや進め方を適切判断
出口のスケジュールや順番は決め打ちできない、虚心坦懐にみていく
東京消費者物価2カ月ぶり鈍化、予想下回る-日銀正常化観測後退も
政策対応は「拙速よりも慎重に」、緩和修正に時間-中村日銀委員
マイナス金利解除議論は尚早、賃上げ見極め来年度-安達日銀委員
Bloomberg News
2023年12月6日 12:41 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S583C2T0G1KW00
7-9月利益はMSCI中国指数構成銘柄の30%が市場予想に届かず
業績下方修正の動きは1-3月期にかけて続くだろうとモルガンS
原題:Worsening China Earnings Give Bears More Reasons to Sell (1)(抜粋
伊藤純夫
2023年12月6日 14:21 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S56SI6T1UM0W00
利ざや縮小が収益圧迫、時機見極めつつ金融政策の正常化へ歩みを
90年以降の金融緩和、相次ぐショックでも潤沢資金が地域経済下支え
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政策正常化対応の人材が不足、長期緩和で市場機能低下-日銀調査
日本の金融機関、金利上昇に耐え得る損失吸収力を維持-日銀
日経225先物 33450 +670 (+2.04%)
TOPIX先物 2389.0 +46.0 (+1.96%)
日経225先物(12月限)は前日比670円高の3万3450円で取引を終了。寄り付きは3万2910円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2905円)にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まった。直後に付けた3万2880円を安値にリバウンドを強め、現物の寄り付き時には節目の3万3000円を回復。その後も強い基調が続け、前場終盤にかけて3万3350円まで上げ幅を広げた。後場は3万3350~3万3390円処の高値圏で保ち合い、終盤にレンジを上放れると3万3450円まで上げ幅を広げ、本日の高値で取引を終えた。
日経225先物は、前日までの軟調地合いで25日移動平均線まで下げたことにより、調整一巡感からリバウンドが意識されやすかった。節目の3万3000円を回復すると、前場にオプション権利行使価格の3万3125円、3万3250円をクリアし、後場には3万3375円を突破するなか、ヘッジ対応のロングが入り、上へのバイアスが強まった。これにより今週に入っての下落分をほぼ吸収し、週末に12月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えて、ポジションはニュートラルになったといえるだろう。
ボリンジャーバンドが収斂するなか、+1σはナイトセッションで3万3570円辺りに下がってくる。週足の+1σは3万3370円処で推移しているため、まずはオプション権利行使価格の3万3375円辺りでの底固めが意識されやすいだろう。同水準で底堅さがみられるようだと、権利行使価格の3万3375円から3万3500円のレンジが意識され、米国市場がハイテク主導での上昇ともなれば、SQでレンジを切り上げてくる可能性がありそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.00倍に上昇した。やや日経平均型優位の流れではあったが、東証プライムの値上がり数が9割超を占める全面高商状のなか、トレンドは出にくい状況だった。前日の調整で25日移動平均線まで下げており、本日は25日線の切り上がりに沿った形状を見せている。
手口面では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万4045枚、ソシエテジェネラル証券が2万2908枚、バークレイズ証券が6359枚、みずほ証券が6067枚、ゴールドマン証券が5315枚、JPモルガン証券が5242枚、野村証券が4941枚、サスケハナ・ホンコンが4256枚、モルガンMUFG証券が4140枚、HSBC証券が1948枚だった。
TOPIX先物は、ソシエテジェネラル証券が4万0537枚、ABNクリアリン証券が1万7555枚、野村証券が1万4483枚、ゴールドマン証券が1万1660枚、JPモルガン証券が1万1354枚、ビーオブエー証券が1万1091枚、バークレイズ証券が9488枚、みずほ証券が8947枚、BNPパリバ証券が6526枚、SMBC日興証券が6508枚だった。
本日のNY為替市場のドル円は、8日に発表される米11月雇用統計に向けて、11月のADP全米雇用報告で米国の雇用情勢を見極めることになる。
11月ADP全米雇用報告は、前月比+13.0万人と予想されており、10月の同比+11.3万人からの改善が見込まれている。しかし、ADP全米雇用報告と非農業部門雇用者数との整合性はあまりないことで、ネガティブサプライズの場合だけ警戒しておきたい。
カナダ中銀(BOC)の金融政策決定会合では、政策金利が3会合連続で5.00%で据え置かれることが見込まれている。注目ポイントは、足もとでインフレ鈍化が確認された後の声明内容となる。前回会合で示された「物価安定に向けた進展が遅れており、インフレリスクの高まりへの懸念」や、今後の政策金利について「必要に応じてさらに引き上げる用意がある」との意向に変化があるか注目したい。
マックレムBOC総裁は先日、「インフレはまだ高過ぎる」としながらも「金利はピークに達した可能性がある」との見解を表明していた。また、「今後数四半期の経済は弱い」との見通しも示しており、BOCがハト派寄りに傾く可能性には注意しておきたい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、日足一目均衡表・転換線の147.97円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、12月4日の安値の146.23円。
今晩は底堅い展開か。昨日はダウ平均とS&P500が小幅に続落したものの、米10年債利回りが9月上旬以来となる4.167%まで低下したことでハイテク・ジャイアントが軒並み上昇し、ナスダック総合が反発した。ダウ平均とS&P500は2日続落したものの、第4四半期ではダウ平均が7.81%高、S&P500が6.51%高、ナスダック総合も7.64%高と3週がそろって大幅高ペースとなった。年初来ではダウ平均が8.98%高、S&P500が18.95%高となり、ナスダック総合は35.96%高となった。
今晩の取引では年末ラリーや来年の利下げ転換期待に加え、米10年債利回りの低下を追い風に底堅い展開か。来週12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、今週は週末金曜日に発表される米11月雇用統計が最大の注目点となるが、今晩は雇用統計の前哨戦となる11月ADP民間部門雇用者数や、その結果を受けた米10年債利回りの動向に注目する展開となりそうだ。
今晩の米経済指標は11月ADP民間部門雇用者数のほか、MBA住宅ローン申請指数、10月貿易収支 、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にブラウン・フォーマン、キャンベル・スープなどが発表予定。
「6勝4敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□週間対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50)
□11月都心オフィス空室率(11:00)
★10月景気動向指数(14:00)
□消費活動指数(14:00頃)
□30年国債入札
【海外】
★中国11月貿易収支
□ドイツ10月鉱工業生産(16:00)
□ユーロ圏7-9月期GDP[確報値](19:00)
□米国新規失業保険申請件数(22:30)
□米国10月卸売在庫(8日0:00)
□米国10月卸売売上高(8日0:00)
□米国10月消費者信用残高(8日5:00)
□ユーロ圏財務相会合
□EU・中国首脳会議(北京、~8日)
【海外決算】
[米]ダラージェネラル<DG>、ブロードコム<AVGO>、ドキュサイン<DOCU>、ルルレモン<LULU>
株探ニュース
Alphabet Class C
GOOG:NASDAQ
Last | 1:01 PM EST
131.96
quote price arrow down-0.43 (-0.32%)
https://jp.investing.com/rates-bonds/usa-government-bonds
名前利回り前日終値高値安値前日比前日比%時間
アメリカ 1月5.3835.3875.4335.376-0.004-0.07%02:55:34
U.S. 2M5.3835.4025.4365.381-0.019-0.35%05/12
アメリカ 3月5.4095.4075.4125.404+0.002+0.04%02:55:29
U.S. 4M5.4075.4265.4525.407-0.019-0.35%05/12
アメリカ 6月5.3845.3875.4215.381-0.003-0.06%02:59:11
アメリカ 1年5.0815.0715.1255.068+0.010+0.20%02:55:26
アメリカ 2年4.5974.5774.6244.574+0.020+0.44%03:07:52
アメリカ 3年4.3354.3304.3814.318+0.005+0.12%03:10:00
アメリカ 5年4.1174.1384.1844.110-0.021-0.50%03:07:52
アメリカ 7年4.1514.1934.2344.143-0.042-1.00%03:09:03
アメリカ 10年4.1144.1714.2084.105-0.057-1.38%03:11:00
アメリカ 20年4.3924.4804.5014.386-0.088-1.96%03:09:32
アメリカ 30年4.2194.3064.3294.211-0.087-2.03%03:09:5
https://jp.investing.com/rates-bonds/japan-government-bonds
名前利回り前日終値高値安値前日比前日比%時間
日本 1月-0.209-0.200-0.159-0.205-0.009-4.50%06/12
日本 3月-0.160-0.150-0.146-0.160-0.009-6.33%06/12
日本 6月-0.159-0.150-0.140-0.155-0.009-6.00%06/12
日本 9月-0.085-0.075-0.072-0.081-0.010-13.33%06/12
日本 1年-0.060-0.049-0.045-0.057-0.011-22.45%00:20:25
日本 2年0.0340.0410.0450.027-0.007-17.07%06/12
日本 3年0.0510.0580.0600.045-0.007-12.07%00:59:00
日本 4年0.1450.1500.1550.132-0.005-3.67%00:29:41
日本 5年0.2410.2450.2510.226-0.004-1.63%06/12
日本 6年0.2760.2970.3040.274-0.021-7.07%00:59:34
日本 7年0.3710.4010.4040.370-0.030-7.61%00:56:58
日本 8年0.4840.5170.5210.486-0.034-6.48%00:59:35
日本 9年0.5670.5950.5970.565-0.029-4.79%00:59:35
日本 10年0.6280.6500.6520.621-0.021-3.31%00:59:35
日本 15年1.0661.1371.1551.112-0.070-6.20%00:59:34
日本 20年1.3681.3771.4001.357-0.009-0.62%00:58:17
日本 30年1.6101.6001.6381.580+0.010+0.62%00:59:35
日本 40年1.7201.8461.8991.817-0.126-6.83%00:59:35
YCCで債券市場機能の低下、日本の10年金利は1%を超える、銀行株は買いと
言っていた人は説明しろ
87歳で現役のデイトレーダーである藤本茂氏は、70年近くにわたる投資歴で資産を18億円にまで増や
しています。テレビやネットでは「日本のウォーレン・バフェット」とも話題になっています
>しげるさんは、2時に起きて、米株観察、4時に届く増税日経新聞を読むそうだが、昨日は岩井克人が
かなりまともなことを書いていたのに、>>410、今日はまた、白井さゆり?が物価目標を下げろ、1-3%に
とか書いている。昔、日銀委員時代、慶応経済なのに、本当にマクロ金融経済がわかってるのかと、
経歴を検索してみたら、文学部卒。ちっとも進歩していない。昨日のラジオで元日銀愛宕が、また
悪い円安、反インフレを言い出したんで消した。
増税日経は社説で日本の減税反対、中国は財政拡大をと。一方中面で中国の格下げ懸念と。
いったいどこの国の新聞や?プラザ合意後の失われた40年が100年に。未来の日本人は恨めよ。
(今日のマーケット短歌)マグ・セブン ここまでダンシング オールナイト どこまで進む? ドメドメ怒らせ
重見 吉徳 2023/10/25
https://www.fidelity.co.jp/page/strategist/vol130-globalism-being-challenged
*筆者はいま、「米国債はドメスティックな存在」と書きました。たしかに、米国債は、その少なくない部分が海外
の投資家によってファンディングされています。しかし、【次の図】に示すとおり、海外部門の保有シェアは低下
傾向で、逆に米連邦準備制度理事会(FRB)を含む国内部門の保有シェアは上昇しています。
これは、米国がかつてのように、外国からの借り入れ(≒準備通貨・ドルの供給)に依存して消費を拡大させ
ることが難しくなっている可能性を示唆します。
「インフレがマーケットの主役」だった1970-1980年代
>図を見ると、1970年頃、FRBが大量に国債を買っている
Billy House、Erik Wasson
2023年12月7日 5:10 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S59G5ZDWRGG001
かつての「ヤングガン」、ポピュリスト右派の台頭から取り残される
サントス議員の除名に続き、下院の共和党優位はさらに弱まる見通し
ティーパーティーと呼ばれる新生代が共和党を席巻した2010年、マッカーシー氏は「ヤングガン」と呼ば
れる若手の一員として頭角を現した。しかし下院議長就任の野望を実現する頃には、ドナルド・トラン
プ氏と考えを共にするポピュリスト右派が台頭し、マッカーシー氏はその勢力から支持を得られなかった。
原題:Kevin McCarthy Leaving House Months After Ouster as Speaker(抜粋)
西前明子
2023年12月7日 6:00 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S592OGDWX2PS01
米民間雇用者の伸び減速、来年のECB利下げ6回を市場織り込む
シティ株上昇、マッカーシー氏議員辞職、ビットコイン関連株空売り
「罪の都市」という異名をとるラスベガスが、コロナ禍前に迫る回復を見せています。今年はテイラー・スウィフト
やビヨンセ、U2といった大物ミュージシャンの公演に加え、自動車レースのF1グランプリなどが、10月末までに
3400万人以上を引き寄せました。来年2月にはNFLのスーパーボウルが開催。MLBのオーナー会議は先月、
オークランド・アスレチックスのラスベガス移転を正式決定しています。かつて砂漠だった町はギャンブルと性産業
の都に変身した後、コロナ禍を経て、音楽とスポーツの都市に変わろうとしているのかもしれません。
Greg Ritchie、William Shaw
2023年12月6日 22:13 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S58QQQDWX2PS00
ネットショートポジションは8000億ドルと7月の6500億ドルから拡大
プライベートクレジット資産の「不透明性」についても警鐘
ベーシストレードとは何か、なぜ規制当局を悩ませるのか-QuickTake
原題:BOE Sees More Risk From Hedge Funds’ Treasuries Basis Trade (1)、
BOE Sees More Risk in Hedge Fund Short Position in US Treasuries(抜粋)
05:00
Carmen Reinicke
2023年12月7日 4:00 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S599PXDWX2PS01
ビットコインは年初来165%上昇、楽観的な見方が踏み上げ促す
最も痛手を受けた銘柄はコインベース、含み損は全体の半分以上
コインベース・グローバルやマイクロストラテジー、マラソン・デジタル・ホールディングスといった仮想通貨
関連企業の株価下落を見込んだ取引の含み損は年初来で計60億ドル(約8800億円)に膨らんだ。
原題:Bitcoin Rally Burns $6 Billion for Short Sellers in Stock Market(抜粋)
Bloomberg News
2023年12月6日 20:08 JST 更新日時 2023年12月7日 2:44 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S58Q6YDWLU6900
サウジの前にUAEにも訪問、ムハンマド大統領と会談
サウジのムハンマド皇太子と石油協力を議論する見通し
関連記事:
プーチン氏、6日にUAEとサウジ訪問へ-石油・中東情勢を協議 (1)
原題:Putin Arrives in UAE to Start Gulf Visit With Oil in Focus (1)(抜粋)
では明日までバイデン
ロイター編集
2023年12月6日午後 7:10 GMT+912時間前更新
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/6A4H4VVT3ZN4ROKKL3BVAPBCDQ-2023-12-06/
同社は5日、中国のソブリン格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した
(6日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.31円(前営業日比△0.16円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.57円(▲0.30円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0764ドル(▲0.0033ドル)
ダウ工業株30種平均:36054.43ドル(▲70.13ドル)
ナスダック総合株価指数:14146.71(▲83.20)
10年物米国債利回り:4.10%(▲0.06%)
WTI原油先物1月限:1バレル=69.38ドル(▲2.94ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2047.9ドル(△11.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数(前週比) 2.8% 0.3%
11月ADP全米雇用報告 10.3万人 10.6万人・改
10月米貿易収支 643億ドルの赤字 612億ドルの赤字・改
7-9月期米非農業部門労働生産性改定値
前期比 5.2% 4.7%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは6日続落。11月ADP全米雇用報告が予想より弱い結果となったほか、7-9月期米単位労働コスト・改定値が速報値から下方修正されたことを受けて、米10年債利回りの急低下とともにドル売りが先行。一時1.0804ドルまで上昇する場面も見られたが、1.08ドル台の滞空時間は短く、次第に上値が重くなった。欧州の金利先安観が依然として上値を抑制しており、5時30分過ぎに1.0759ドルまで本日安値を更新した。
・ドル円は反発。ADP全米雇用報告の発表後に147.02円付近まで弱含んだものの、節目の147.00円手前で下値の堅さを確認すると、147円台前半の狭いレンジ内ながら底堅く推移した。米10年債利回りは9月1日以来の低水準となる4.10%台まで低下する場面もあったが、相場への影響は限られた。
・ユーロ円は8日続落。ユーロドルが高値をつけたタイミングで159円台を回復する場面も見られたが、その後はユーロドルの反落や米国株の失速などを受けて158.50円台まで売りに押された。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。寄り付き前に発表された米雇用指標がさえない結果となり、米利下げ期待を手掛かりにした買いが先行。一時は年初来の高値を更新する場面も見られたが、週末に米雇用統計を控えて買い手控えムードも根強く、次第に持ち高調整売りが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。この日発表の米雇用指標が予想を下回る結果となったことを受け、米利上げ局面が終了するとの観測から買いが入った。利回りは約3カ月ぶりの低水準をつけた。
・原油先物相場は5日続落。中国などの景気減速懸念を背景として、需給が緩むとの観測から売りが先行すると、69.11ドルまで下落して6月以来の安値を付けた。米エネルギー情報局(EIA)がこの日発表した週間石油在庫統計で、ガソリン在庫が市場予想を大幅に上回って増加した。米国内のガソリン需要が弱含んでいるとの見方が強まったことも、売りを誘ったようだ。
・金先物相場は3営業日ぶりに反発。11月ADP全米雇用報告などが予想より弱い結果となったことからドルが売られると、金の投資妙味が増して買いが優勢となった。
6日10:07 イエレン米財務長官
「景気後退の懸念をもたらす労働市場の弱体化の兆候は見られない
「米国の成長は鈍化するが、経済の支出面での弱さは見られない」
6日10:33 氷見野日銀副総裁
「賃上げを伴う形で物価目標が見通せるようになるまで、粘り強く緩和を継続」
「一番気を付けなければならないのは、賃金と物価の好循環の状況をよく見極めて出口のタイミングや進め方を適切に判断していくこと」
「出口見通せるようになれば、大規模緩和を徐々に修正」
6日14:44
「賃金と物価の好循環が、ゼロではないが何合目まで来ているか自信はない」
「(出口戦略について)対応の順番の決め打ちは適切ではない」
6日17:37 カザークス・ラトビア中銀総裁
「2024年上期に利下げする必要はない」
「状況が変われば決定を変更する可能性」
6日19:30 英中銀(BOE)金融安定報告書
「地政学的な緊張と経済見通しにリスク」
「全般的なリスク環境は依然厳しい」
「英銀行はストレスに対して十分な資本と流動性を有する」
「英銀の純利ざやがピークに達した兆候」
6日20:08 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「金利は現在の水準程度にとどまる必要がある」
「金融安定リスクに引き続き警戒を怠らない」
「インフレ見通しは不透明」
7日00:00 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「経済の減速により、インフレ圧力が低下している」
「ここ数カ月のコアインフレ率は約3.5-4%となっており、10月のデータはこの範囲の下限に近い水準となっている」
「理事会は依然としてインフレ見通しに対するリスクを懸念しており、必要に応じて政策金利をさらに引き上げる用意がある」
「理事会はコアインフレのさらなる持続的な緩和を望んでおり、引き続き経済の需要と供給のバランス、インフレ期待、賃金上昇率、企業の価格設定行動に焦点を当てている」
※時間は日本時間
<国内>
○08:50 ◇ 11月外貨準備高
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○14:00 ◇ 10月景気動向指数速報値(予想:先行108.2/一致114.9)
<海外>
○09:30 ◇ 10月豪貿易収支(予想:75.00億豪ドルの黒字)
○未定 ◎ 11月中国貿易収支(予想:580.0億ドルの黒字)
○15:45 ◇ 11月スイス失業率(季節調整前、予想:2.1%)
○16:00 ◎ 10月独鉱工業生産(予想:前月比0.2%/前年同月比▲3.0%)
○16:45 ◇ 10月仏貿易収支
○16:45 ◇ 10月仏経常収支
○16:45 ◎ ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
○17:00 ◇ 10-12月期南アフリカ経済研究所(BER)消費者信頼感指数
○18:00 ◎ 7-9月期南アフリカ経常収支(予想:1112億ランドの赤字)
○19:00 ☆ 7-9月期ユーロ圏域内総生産(GDP)確定値(予想:前期比▲0.1%/前年比0.1%)
○21:00 ◎ 11月メキシコ消費者物価指数(CPI、予想:前年比4.40%)
○21:30 ◇ 11月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
○22:30 ◇ 10月カナダ住宅建設許可件数(予想:前月比2.9%)
○22:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:22.2万件/191.0万人)
○24:00 ◇ 10月米卸売売上高(予想:前月比1.0%)
○24:00 ◎ エルダーソン欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○8日05:00 ◇ 10月米消費者信用残高(予想:90.0億ドル)
○欧州連合(EU)中国首脳会談(北京、8日まで)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
SQとはスペシャル・クォーテーションの略語で、
英語のSPECIALのSとQUOTATIONのQの頭文字を
とったもので、日本語訳は、特別清算指数よ。
これは、毎月の第2金曜日(第2週目の金曜日では
ないわ)における業種別指数の各構成銘柄(日経平均株価
でいえば、225銘柄)の各始値の合計に基づいて算出した
_ 精算指数をいうのよ。 SQの基本的利用法としてはね、
.'´ ヘ 先物・オプションを買いヘッジ売りヘッジ等に用いていた
! ノリノ)))》 機関投資家を始めとする投資家が、SQ時に現物の
i从! ´‐`ノリ 売買を行うことによって精算することがあげられるわ。
(( ( つ ヽ、 また、この精算指数は先物・オプションを所有している
. 〉 とノ i )) 投資家が、満期日前に反対売買による決済を行わない
(__ノ^(_) 時の、精算価格として使用されるので、先物・オプションの
ポジションを保有する投資家は、この指数値の高安に
多大な関心を払っているのよ。
オプションは毎月SQがありますけれど、先物は
3、6、9、12月の4回だけよ。
この先物がからむSQ当日の寄り付きには上記利用法で
述べた理由から大量の現物売買が発生することが多いのよ。
これらは良くまとまっているなw。サンクス
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 33160 -290 (-0.86%)
TOPIX先物 2374.5 -14.5 (-0.60%)
シカゴ日経平均先物 33160 -290
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
6日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。11月の米ADP雇用統計は民間雇用者数が前月比10万3000人増と、市場予想を下回った。また、7-9月の米労働生産性改定値は労働コストが前期比1.2%低下し、速報値(0.8%低下)から下振れた。これを受けて朝方は買いが先行し、NYダウは一時年初来高値を更新した。ただし、11月の米雇用統計発表を週末に控えて、同統計を見極めたいとのムードが高まり、買い一巡後は利益確定の売りが優勢となった。
マイクロソフト<MSFT>やアップル<AAPL>など大型テック株の一角やエヌビディア<NVDA>、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>といった半導体株が下落。S&P500業種別指数は公益事業、耐久消費財・アパレル、消費者サービスが上昇した一方で、エネルギー、半導体・同製造装置、ソフトウエア・サービスが軟調。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比290円安の3万3160円だった。日経225先物(12月限)は日中比50円安の3万3400円で始まり、一時3万3470円とプラスに転じたものの、その後は軟化し3万3330円~3万3430円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にリバウンドを見せたもののプラス圏を回復することができず、終盤にかけてレンジを切り下げるなか、3万3160円とナイトセッションの安値で取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売り優勢の展開が見込まれる。日経225先物は前日に2.0%を超える上昇を演じたこともあり、その反動安といったところだろう。前日に突破した25日移動平均線は3万2990円辺りで推移しており、節目の3万3000円処での底堅さを見極めたいところである。週末に12月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、限月交代に伴うロールオーバーが中心となるなか、ヘッジ対応による荒い値動きが目立つが、3万3000円水準で底堅さがみられれば、押し目狙いのロングが入りやすくなりそうだ。
また、昨日のリバウンドでボリンジャーバンドの+1σ(3万3550円)に迫ったが、ナイトセッションでの弱い値動きにより、週足の+1σ(3万3330円)を下回っている。まずはオプション権利行使価格の3万3000円から3万3375円辺りのレンジを想定しておきたい。権利行使価格の3万3375円を捉えてくる局面では、その上の権利行使価格である3万3500円意識され、日足の+1σを捉えてくる可能性があるだろう。
VIX指数は12.97(前日は12.85)に上昇した。引き続きボトム圏で推移しており、VIX指数の反発を狙ったショートは入りづらいと考えられる。米国では大型テック株や半導体株の弱さが目立っていたが、それでもVIX指数はボトム圏での推移だったため、市場のセンチメントは悪くない。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.00倍に上昇した。小幅な上昇ではあったが、25日線の切り上がりに沿った形状を見せていた。米国市場の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株には利益確定の売りが先行し、NTショートに振れやすいとみられる。ただし、25日線水準で下げ渋る動きとなれば、メジャーSQおよび来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後の反転を想定したNTロングの動きが入りそうである。
海外市場ではドル円は、ADP全米雇用報告の発表後に147.02円付近まで弱含んだものの、節目の147.00円手前で下値の堅さを確認すると、147円台前半の狭いレンジ内ながら底堅く推移した。ユーロドルは、一時1.0804ドルまで上昇する場面も見られたが、1.08ドル台の滞空時間は短く、次第に上値が重くなった。欧州の金利先安観が依然として上値を抑制しており、1.0759ドルまで弱含んだ。
本日のドル円相場も147円前半を中心に小幅な値動きに終始しそうだ。今週に入りドル円のレンジは狭くなってきているが、東京時間に限れば更に動意が薄い。東京時間(9時から17時の間で、日本銀行金融市場局による)レンジは、4日こそは146.24円から147.00円だったが、5日は146.75円から147.35円、6日は146.94円から147.39円となっている。昨日は欧州通貨に対してドル買いが進んだこともあり、多少ドル円も上値を広げる可能性はあるが、よほどのサプライズとなるニュースが出ない限りはレンジ相場になるだろう。
しかも、相場を読み解くのが難しいのは、連日米金利の動向にドルが連れて動かないことだ。昨日は米10年債利回りが9月1日以来となる4.10%台まで低下したのにもかかわらず、ドルは堅調な動きを見せた。年末相場に入っていること、来週に主要中央銀行(日・米・欧州・英・スイス)の政策決定会合が開かれることなどが、米金利とドルの相関性をなくしている。今週に入り通常は反応が敏感になる米雇用指標(10月JOLTS求人件数、ADP全米雇用報告)への反応も一時的に収まっていることも、12月相場の難しさを表している。
本日のアジア時間では本邦から複数の経済指標(対外対内証券売買契約等の状況、10月景気動向指数速報値ほか)が発表されるが、どの指標も市場を動意づけるのは難しいか。海外からは豪州と中国から貿易収支が発表される。中国の貿易収支は、輸出は前年比で-1%程度の予想と、予想外に減少幅を拡大した10月から持ち直すも7カ月連続のマイナスが見込まれている。一方で、同輸入は8カ月ぶりに増加に転じた10月と同水準の+3%程度の予想。5日に格付け会社ムーディーズが中国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したこともあり、貿易収支がさえない結果となった場合のネガティブサプライズには要警戒となりそうだ。
しかも、相場を読み解くのが難しいのは、連日米金利の動向にドルが連れて動かないことだ。昨日は米10年
債利回りが9月1日以来となる4.10%台まで低下したのにもかかわらず、ドルは堅調な動きを見せた。年末相
場に入っていること、来週に主要中央銀行(日・米・欧州・英・スイス)の政策決定会合が開かれることなどが、
米金利とドルの相関性をなくしている。今週に入り通常は反応が敏感になる米雇用指標(10月JOLTS求人件数、
ADP全米雇用報告)への反応も一時的に収まっていることも、12月相場の難しさを表している。
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約定音
焼ける口座の残高
流れる歩み値
闇夜に揺れる追証アラート
みないつまでも変わらんことを
今夜は買い豚の野辺送り
いったい誰が幸せになれるんや、AIさん
日経225先物は11時30分時点、前日比560円安の3万2890円(-1.67%)前後で推移。寄り付きは3万3170円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3160円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。直後に付けた3万3180円を高値に下へのバイアスが強まり、中盤にかけての下げで節目の3万3000円を割り込むと、終盤には一時3万2860円まで下落幅を広げた。
日経225先物は、節目の3万3000円および25日移動平均線を再び割り込んできたことから、ヘッジ対応のショートの動きが強まった。また米長期金利が低下傾向を継続する一方で、国内においては日銀のマイナス金利解除への思惑も高まっており、日米金利差を狙ったポジションのリバランスが強まったとの見方がされている。12月限の先物オプション特別清算指数(メジャーSQ)を控えるなかでのヘッジ対応の動きが中心ながら、早期に25日線辺りを回復できないと、前日の安値水準が意識されやすいだろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.96倍に低下した。朝方は14.03倍まで上昇する場面も見られたが、その後の低下によって25日線を下回ってきた。
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(7日15時時点)
ドル円:1ドル=146.54円(前営業日NY終値比▲0.77円)
ユーロ円:1ユーロ=157.70円(▲0.87円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0761ドル(▲0.0003ドル)
日経平均株価:32858.31円(前営業日比▲587.59円)
東証株価指数(TOPIX):2359.91(▲27.29)
債券先物12月物:145.92円(▲0.98円)
新発10年物国債利回り:0.750%(△0.105%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.02500%(△0.00100%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債 645億円の取得超 843億円の処分超・改
対内株式 3583億円の処分超 45億円の所得超・改
11月外貨準備高 1兆2697億ドル 1兆2380億ドル
10月景気先行指数(CI)・速報値 108.7 108.9
10月景気一致指数(CI)・速報値 115.9 114.7
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は軟調。日経平均株価の下落を背景にリスク回避の売りが先行し、昨日安値の146.90円を下抜けて146.70円まで値を下げた。一巡後は下げ渋る場面があったが、30年債入札が低調だったことで本邦長期金利が大幅に上昇すると売りが再開。一時146.26円まで下げ足を速めた。植田日銀総裁が参議院財政金融委員会で「年末から来年にかけ一段とチャレンジングになるというようにも思っている」と発言したことで、市場では「12月会合でのマイナス金利解除への思惑が浮上し、円が独歩高の展開となった」との指摘があった。
・ユーロ円も軟調。日本株安や本邦長期金利の急騰に伴って円が全面高の展開となった。ユーロ円は157.41円まで下げたほか、ポンド円は183.64円、豪ドル円は95.73円までそれぞれ下げ足を速めた。
・ユーロドルは小安い。ユーロ円の下落につれる形で小幅ながらユーロ売り・ドル買いが入り、一時1.0757ドルまで下げ、昨日安値の1.0759ドルをわずかに下抜けた。
・日経平均株価は反落。昨日の米国株安やその他アジア株安が投資家心理の悪化につながり、売りが優勢となった。本邦長期金利の急騰も嫌気された。
・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。日銀総裁の発言を受けて近い将来でのマイナス金利解除が意識されたほか、30年債入札が低調だったことで債券売りが活発化した。
https://talk.jp/boards/livemarket2/1701719337
702 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2023/12/07(木) 15:38:20.73 ID:xhrap
日銀の植田和男総裁は7日の参院財政金融委員会で、金融政策運営について「年末から来年にかけて一段と
チャレンジング(挑戦的)な状況になると思っている」と述べた。
長短金利操作やマイナス金利といった大規模な金融緩和策の「出口」に向かうタイミングを意識した発言とみられる。
出口戦略きてんね(`・ω・´)
今夜も前回と同じ所で指値入れて爆睡
月曜が本番かも知れんから半力にする
https://talk.jp/boards/livemarket2/1701719337
847 名前:Trader@Live![] 投稿日:2023/12/07(木) 16:53:53.59 ID:edxbD
>> 837
146.5割ると結構行くんだけど、どうだろう。植田こんなところで仕掛けるとは思わなかった。
去年
https://i.imgur.com/M0NRAMs.jpg
今年
https://i.imgur.com/Qd6rsaI.jpg
引用し、経済学者、エコノミストは経済予測は困難だと書いたら、ドラえもんが激怒。どんな根拠を引用したか
忘れたが。まあドラえもんの本職はマクロの経済予測だったらしいから、怒るのは当然だが・・・。
主流派経済学は明らかに間違い。MMTを含むポストケインジアンが概ね正しい。しかしポストケインジアンの
本は古本も高い。安い古本をみつけた。素晴らしい本。
ケインズ経済学の再生―21世紀の経済学を求めて 単行本 ? 1994/6/1
P. デビッドソン (著), Paul Davidson (原名), 永井 進 (翻訳)
あと、古本を買って読んでいなかった
「陰」と「陽」の経済学―我々はどのような不況と戦ってきたのか 単行本 ? 2006/12/1
リチャード クー (著), Richard C. Koo (原名)は、緻密な主流派経済学批判。
同氏の良い円高 悪い円高―日本経済を変える投資家の反乱 単行本 ? 1994/7/1
リチャード クー (著)は、FTのマーティンウルフや植田の大好きな、所謂ISバランス論批判
3月限32300L@ミニ100枚
これヤバイ奴かも知れんね…
昨日売り切った奴本当に養分
大阪12月限
日経225先物 33010 -440 (-1.31%)
TOPIX先物 2365.0 -24.0 (-1.00%)
大阪3月限
日経225先物 32860 -520 (-1.56%)
TOPIX先物 2360.0 -25.5 (-1.07%)
日経225先物(3月限)は前日比520円安の3万2860円で取引を終了。寄り付きは3万3090円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3085円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。直後に節目の3万3000円を下回ると、その後は3万2990円~3万3110円辺りで保ち合いを継続。前場中盤辺りからレンジを下放れると、ランチタイムでは3万2710円まで下げ幅を広げた。売り一巡後は膠着感が強まり、後場は概ね3万2730円~3万2860円辺りの狭いレンジ推移が続いた。
日経225先物は、節目の3万3000円および25日移動平均線を再び割り込んできたことで、ヘッジ対応のショートが強まった。また、米長期金利が低下傾向を継続する一方で、国内では日銀のマイナス金利解除への思惑も高まっており、日米金利差を狙ったポジションを解消する動きが強まったとの見方がされている。
明日の12月限の先物・オプション特別清算指数(メジャーSQ)を通過してくれば、需給は軽くなる可能性はあろう。ただし、日経225先物は下げ渋る動きとなったものの、25日線辺りで上値を抑えられていた。3月限はナイトセッションで弱い値動きを見せており、25日線とのマイナスカイ離が広がってきている。
ボリンジャーバンドが収斂するなか、-1σ(3万2470円)と25日線(3万2950円)辺りでのレンジ推移が見込まれそうである。週末に米雇用統計の発表を控えてリバウンド狙いのロングは入りづらく、反対に-1σ辺りに接近する局面では、75日線が位置する3万2230円辺りまでの調整は想定しておきたい。為替市場ではドル円が1ドル=145円台半ばと円高に振れて推移しており、リバランスの流れが強まるようだと、目先的には投資家心理を神経質にさせそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.98倍に低下した。米国市場の流れを引き継ぐ形で指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが日経平均型の重荷となった。ただし、東証プライムの8割超の銘柄が下落したこともあり、一時13.91倍まで下げた後は下げ幅を縮めていた。目先的には75日線が位置する13.88倍辺りが意識されやすく、同線を下回ってくるようだと、下向きのトレンドが強まることから、NTショートに振れやすくなりそうだ。
手口面(立会内)では、日経225先物(3月限)はABNクリアリン証券が3万2504枚、ソシエテジェネラル証券が2万6037枚、サスケハナ・ホンコンが5296枚、JPモルガン証券が4877枚、野村証券が4115枚、日産証券が3717枚、BNPパリバ証券が3139枚、バークレイズ証券が3057枚、ゴールドマン証券が2580枚、みずほ証券が2536枚だった。
TOPIX先物(3月限)は、ABNクリアリン証券が4万1609枚、ソシエテジェネラル証券が2万7051枚、JPモルガン証券が1万0001枚、みずほ証券が9206枚、SMBC日興証券が6526枚、バークレイズ証券が5961枚、BNPパリバ証券が5896枚、ゴールドマン証券が5777枚、日産証券が5230枚、野村証券が4612枚だった。
本日のNY為替市場のドル円は、8日に発表される米11月雇用統計に向けて、11月の米企業の人員削減数や米新規失業保険申請件数などを見極めることになる。
ドル円は、米連邦準備理事会(FRB)の2024年5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始観測や、植田日銀総裁の発言「チャレンジングな状況が続いているが、年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」を受けて12月18-19日の日銀金融政策決定会合でのマイナス金利解除観測が高まっていることで、売り圧力が強まりつつある。
本日は、円売り持ちポジションを保有している一部の米系筋の植田日銀総裁発言への対応を見極めることになる。
商品先物取引委員会(CFTC)が発表した11/28現在の円売り持ちのネットポジションは、 10万9237枚だった。
米国の雇用関連指標が労働市場の悪化を示唆する内容だった場合、明日発表の11月雇用統計への警戒感が高まることで、米10年債利回りの低下要因、そしてドル売り要因となることで警戒しておきたい。
10月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)は、 +8.8%の3万6836人だった。11月の人員削減数が増加していた場合は、雇用情勢悪化への警戒感が高まることになる。
前週分(12/2週)の米新規失業保険申請件数は22.2万件、11/25週の失業保険継続受給者数は191.0万人と予想されている。11月の雇用統計の調査対象週である11/12週の数字は、雇用統計の悪化の可能性が示唆されていた。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、12月6日の高値の147.50円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、9月1日の安値の144.45円。
植田日銀総裁の発言「チャレンジングな状況が続いているが、年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」を受けて
アホらしいわもう
日経6000まで下がってくれ
アホらしい日本
何が起こってるの?
緊急利上げらしい
もしかしたらBRICs潰す為かも
https://talk.jp/boards/livemarket2/1701887214
219 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2023/12/07(木) 19:19:18.26 ID:x5zLc
スタンバイ神田
↓
チャレンジ植田
↓
次は何かな(´・ω・`)
岸田ムーンのおかげです
ありがとう
https://talk.jp/boards/livemarket2/1701887214
310 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2023/12/07(木) 19:42:38.15 ID:lyi9w
週足22.7-23.12
https://i.imgur.com/LuFmj8W.png
年末ラリーは始まってるきっかけ欲しかったところに植田発言といったところか
https://talk.jp/boards/livemarket2/1701887214
249 名前:Trader@Live![] 投稿日:2023/12/07(木) 19:25:18.41 ID:Qqbr0
チャレンジ1年生だろ
日銀が利上げする前は
絶対タイミングわからぬよう嘘つきまくる
アジアや中国いわゆるBRICsに 深刻な影響及ぶから
https://talk.jp/boards/livemarket2/1701719337
874 名前:Trader@Live![] 投稿日:2023/12/07(木) 17:14:40.90 ID:edxbD
>> 870
参政党が余計なこと質問して、植田が思わせぶりな回答して市場ぶっ壊れた。
それで昨日の日銀副総裁の発言思い出されてマイナス金利解除だ!とか騒がれた。
https://i.imgur.com/gG72bob.jpg
2023年12月7日 18時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231207/k10014281251000.html
でも年末は150なんだろうな…
https://www.youtube.com/watch?v=AQBZDdwU_T8
JFX株式会社 チャンネル登録者数 3.58万人
時間前 に配信済み
#大橋ひろこ #fx #fxライブ
本日18時からのJFXライブは大橋ひろこ氏と
こっちに誰も来ないし
どうすんの
売れてないのかな
もっと効率的な何かがあるはず
電熱ベルトとか
https://www.youtube.com/watch?v=SKG5G3D_7Tc
外為どっとコム 公式FX初心者chチャンネル登録者数 1.14万人
時間前 に配信済み
https://www.youtube.com/watch?v=H89bWW3RQL0
外為どっとコム 公式FX初心者ch
チャンネル登録者数 1.14万人
時間前にライブ配信
外為どっとコム 公式FX動画ch
チャンネル登録者数 8.02万人
https://www.youtube.com/watch?v=h5QORbmX3ds
9時から?
今晩はもみ合いか。昨日は米11月ADP民間部門雇用者数などの経済指標が予想を下回ったことで米10年債利回りが約3カ月ぶりの低水準となる4.10%台に低下したものの、主要3指数はそろって下落。ダウ平均が70.13ドル安(-0.19%)、S&P500が0.39%安とともに3日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合も0.58%安と反落した。引け後の動きでは弱い売上高見通しを発表したベットフードのオンライン販売のチューウィーが時間外で11%近く下落し、予想以上の減収決算を発表したゲーム小売りチェーン大手のゲームストップも時間外で6%安となった。
今晩の取引では翌日の米11月雇用統計の発表を控え、引き続き神経質な展開か。今週発表された10月JOLTS求人件数、11月ADP民間部門雇用者数などの経済指標が予想を下回る弱い結果となったことで米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクルの終了観測や来年の利下げ転換期待が一段と高まっており、11月雇用統計で非農業部門雇用者数や失業率、平均賃金が弱い結果となれば利下げ転換期待が一段と高まることになる。一方で、これまでの金融引き締めによる景気悪化懸念も高まっており、引き続き経済指標などをにらんだ神経質な展開となりそうだ。
今晩の米経済指標は新規失業保険申請件数 10月卸売在庫、11月チャレンジャー企業人員削減数など。企業決算は寄り前にペプシコ、ダラー・ゼネラル、引け後にルルレモン・アスレティカ、ブロードコムなどが発表予定。
ありがとう
Garfield Reynolds、Ruth Carson
2023年12月7日 19:40 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-07/S5ADQFDWX2PU01
米国債市場に12月恒例の低流動性の兆し-JPモルガン
日銀当局者発言で2022年12月ショックの再来が懸念される
日本国債の7日の下落が既に利回り下げ過ぎを懸念していた米国債トレーダーの神経を逆なでし、
世界の債券相場上昇にブレーキがかかった。
米10年債利回りは一時8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.18%となり、今週の低下
幅はわずか2bpとなった。日本銀行の植田和男総裁の発言や30年物日本国債入札不調で、日本
の10年債利回りが昨年12月以来の大幅上昇となった。
米国債は連邦準備制度が近く利下げを開始するとの期待から上昇してきたが、一部ストラテジスト
は値上がりの行き過ぎを警告している。
ブルーエッジ・アドバイザーズでマーライオン・ファンドの運用に携わるカルビン・ヤオ氏は「サンタクロース
が債券のクリスマスツリーにプレゼントを積んでいる最中に、日銀が2年連続で悪いニュースを持って煙突
から飛び込んできた。今回の入札は、日銀が予想より早く緩和政策を終了させるリスクの一部を浮き彫
りにしたようだ」と話した。
日本の30年債入札で応札倍率は2015年以来の低水準となり、債券相場は急落。10年物国債
利回りは11bp上昇し0.75%を記録。22年12月20日に当時の黒田東彦総裁が10年債の利回り許容
レンジを拡大して市場を驚かせた時以来の急騰だった。
植田日銀総裁が金融政策について「年末から来年にかけてい一段とチャレンジングな状況になる」
と発言したことでトレーダーは12月の日銀政策決定会合が「ライブ」イベントになると考えている。
原題:Global Bond Rally Stalls as BOJ Hike Bets Meets US Jobs Caution、
Global Bond Rally Stalls as Japan Slump Meets US Jobs Caution(抜粋)
Anchalee Worrachate
2023年12月7日 19:40 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-07/S5AKNIDWRGG001
日銀の植田和男総裁が7日の参院財政金融委員会で、金融政策運営について「年末から来年
にかけて一段とチャレンジングな状況になる」と発言したことを受け、日本国債は下落した。
関連記事:
日銀12月会合ライブ、正副総裁発言でマイナス金利解除観測が再燃
原題:Yen Extends Gains Past 145/USD, Strongest Since September
日高正裕
2023年12月7日 13:25 JST 更新日時 2023年12月7日 19:02 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-07/S59SGHT0G1KW01
OISが織り込む12月のマイナス金利解除の確率は一時40%強に上昇
氷見野副総裁の講演は「出口に向けた地ならし」と岡三証・長谷川氏
氷見野日銀副総裁が出口の影響に言及、金利上昇のメリットも
30年債入札が不調、テールは過去最大-金利先高観測で生保慎重
金融政策運営、年末から来年かけ一段とチャレンジングに-日銀総裁
利下げ観測が米欧で台頭、世界の債券相場上昇加速-FRBもECBも
萩原ゆき、伊藤純夫
2023年12月7日 15:39 JST 更新日時 2023年12月7日 16:25 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-07/S5A8XADWLU6801
来年の賃上げとサービス価格への波及、総需要の強さも確認したい
経済・金融情勢に関する意見交換、首相から特に要請などはなかった
植田総裁は7日午前の参院財政金融委員会で、金融政策運営に関して「チャレンジングな状況
が続いているが、年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」と発言し、金融市場で
は日銀による早期の政策正常化観測が強まっている。実際に正常化に踏み切るかは政府の意向
も重要とみられており、金融政策に関する政府からの情報発信にも注目が集まる。
関連記事
金融政策運営、年末から来年かけ一段とチャレンジングに-日銀総裁
氷見野日銀副総裁が出口の影響に言及、金利上昇のメリットも
伊藤純夫
2023年12月7日 10:12 JST 更新日時 2023年12月7日 13:17 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-07/S59QO5DWX2PS01
マイナス金利解除後の政策金利、当預付利とコール翌日物が選択肢
利上げ後の金利水準は決め打ちできない、出口少し前から情報発信
他の発言
国民からの批判的な意見増えている、インフレ・円安を反映
物価上昇が個人消費の足を引っ張っていることは重々承知
当座預金付利使う場合の利上げ、マイナス0.1%を例えばゼロや0.1%に引き上げる
関連記事
氷見野日銀副総裁が出口の影響に言及、金利上昇のメリットも
地銀がマイナス金利解除を要望、日銀がレビューで意見聴取-関係者
東京消費者物価2カ月ぶり鈍化、予想下回る-日銀正常化観測後退も
政策対応は「拙速よりも慎重に」、緩和修正に時間-中村日銀委員
マイナス金利解除議論は尚早、賃上げ見極め来年度-安達日銀委員
山中英典
2023年12月7日 7:55 JST 更新日時 2023年12月7日 15:43 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-06/S58RUCDWRGG001
日銀の植田和男総裁は7日の国会答弁で、年末から来年にかけて一段と慎重な金融政策運営が
求められるとの認識を示した。6日には氷見野良三副総裁が大規模緩和からの正常化局面での家計
や企業、金融機関への影響に言及した。植田総裁は7日午後、首相官邸に入ったと時事通信が報じた。
関連記事
日本債券: 30年利付国債の過去の入札結果 (表)
金融政策運営、年末から来年かけ一段とチャレンジングに-日銀総裁
米民間企業の雇用ペースが減速、製造業で減少-11月のADP統計
財務省:国債発行計画、20年債優先して減額すべきの声-PD会合
目標28500
ここ割れば本命の23400
ここ割れば夏に20000も見えてくる
「5勝5敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
★メジャーSQ
□10月全世帯家計調査(8:30)
□10月毎月勤労統計(8:30)
□7-9月期GDP[確報値](8:50)
□月間対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50)
□10月国際収支(8:50)
□10月特定サービス産業動態統計(13:30)
□11月景気ウォッチャー調査(14:00)
□G7内務・安全担当相会合(~10日、水戸市)
【海外】
□フィリピン市場休場
□ドイツ11月消費者物価指数[確報値](16:00)
★米国11月雇用統計(22:30)
□米国12月ミシガン大学消費者信頼感指数(9日0:00)
□EU経済・財務相理事会(ECOFIN)
□インド中銀が政策金利を発表
株探ニュース
ドル円大破
我が方損害甚大也
総員退艦せよ!!
本当に何かするんかね
何も無かったら混乱するんだけなんだが
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ドル円145.50円割れ。
??これで円高加速って前のめりすぎない?!??とは思いますが、昨日ショート作り直したので??
https://twitter.com/hirokoFR/status/1732680480322130176
日銀12月会合でマイナス金利解除?
思惑広がりドル円144円台へ急落
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2023/12/12144.html
※追記
ブログ更新した後、ドル円更に下落し200SMAを割り込みました。
142.252円でドル円ショート一旦買い戻しました。
戻り売りだと思いますが、ここからは慎重に。
9月の読売新聞インタビューでも年内にデータが揃う可能性もある、などと話していた植田総裁。
「チャレンジングな状況」=マイナス金利解除と捉えた海外勢。さてさて。
?ドル円日足 上げ100日下げ3日
Alphabet Class A
GOOGL:NASDAQ
Last | 3:23 PM EST
137.19
quote price arrow up+7.17 (+5.51%)
井口 喜雄@yoshi_igu
【為替ディーラー・認定テクニカルアナリスト】トレイダーズ証券株式会社でディーリング業務を担当しています。
発言は個人的見解であり所属組織とは無関係です
マイナス金利解除をネタに個人のロングめちゃくちゃ切らされてる。。。投機勢はそろそろ満足するか
7:28 PM ・ Dec 7, 2023・
2023年12月08日05時38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023120800146&g=eco
2024年の日本の消費者物価指数(CPI)上昇率は2.9%と見込んだ。
これも円高推移に効いたような
https://twitter.com/nomurafx/status/1732655542517338492
野村雅道 FX湘南(山下公園、稲取港)@nomurafx・16h
翌日物インデックススワップ、
日銀が今月マイナス金利政策を終了する確率は一時45%近くへ
2日前にはその可能性はわずか3.5%だった
3:57 PM ・ Dec 7, 2023
7月下旬、11月中旬、12月初旬、12月下旬がドル円が下げやすいですね。
https://twitter.com/nomurafx/status/1732701056726192280
年初は上げやすい。12月全体では下げやすい、実需の慣習もあるのでしょう
6:58 PM ・ Dec 7, 2023
日本国は全体で3兆ドルのロングですから。1円の動きで3兆円の損益がブレます。
https://twitter.com/nomurafx/status/1732704367009300693
損をしている人はデイトレで、機関投資家はヘッジ売りで対応
7:11 PM ・ Dec 7, 2023
12/7 どこかで戦争が起きている
https://twitter.com/nomurafx/status/1732745927205777638
3日で-5000万円損切り??
https://twitter.com/cocofxlife/status/1732690703401320759
ユーロ円・ポンド円の暴落と共に
私の資産も大暴落。。。
ここまで負けると、ホントにどうでも良くなる。
「5000万円あれば好きな物買えたのに~」
って後悔しちゃうな。。。
ココちゃんFX(海外在住???)@cocofxlife
-3553万円損切り??
こんなに負けたら、もうど~でもよくなる。。。
メンタル的にしんどいよ。
こういう時はヤケ酒して
明日二日酔いになって、自暴自棄するしかない。
皆さん励ましのコメントお願いします???♀?
(7日終値)
ドル・円相場:1ドル=144.13円(前営業日比▲3.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=155.58円(▲2.99円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0794ドル(△0.0030ドル)
ダウ工業株30種平均:36117.38ドル(△62.95ドル)
ナスダック総合株価指数:14340.00(△193.29)
10年物米国債利回り:4.15%(△0.05%)
WTI原油先物1月限:1バレル=69.34ドル(▲0.04ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2046.4ドル(▲1.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ、前年比)
▲40.8% 8.8%
前週分の米新規失業保険申請件数 22.0万件 21.9万件・改
10月米卸売売上高(前月比) ▲1.3% 2.0%・改
10月米消費者信用残高 51.3億ドル 122.3億ドル・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は大幅反落。NY勢の参入後も日銀の政策修正期待を背景にした円買いの流れが継続した。3時前に売り圧力が強まると、市場では「エアポケット(買いの空白)のような状態に陥ってしまったようだ」との声も聞かれるなか、一時141.71円まで急落した。ただ、その後は急ピッチで値を下げてきた反動から短時間で143円台まで反発。引けにかけても144円台前半まで下値を切り上げた。
・ユーロ円は大幅に9日続落。円が独歩高となった流れに沿って一時153.23円まで下押す場面があった。他のクロス円も全面安となり、ポンド円は178.67円、豪ドル円は93.73円、NZドル円は87.71円、カナダドル円は104.25円まで下げ幅を拡大。ただ、クロス円もドル円と同じく3時前に急落した後は反動から買い戻しが入り、ユーロ円は155円台半ばまで反発した。
・ユーロドルは7営業日ぶりに反発。対円を中心にドル売りが進んだ影響を受けた。昨日高値の1.0804ドルを上抜けて3時前には1.0818ドルまで上昇。もっとも、その後は1.0790ドル台まで押し戻された。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発。今週発表された米雇用関連指標が総じて予想を下回る内容となり、明日の米雇用統計も労働市場の過熱緩和を示すとの見方が広がった。昨日まで3日続落した反動もあり、ハイテク株を中心に見直し買いが入った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落。前日に利回りが約3カ月ぶりの水準まで低下した後とあって、持ち高調整目的の債券売りが出た。
・原油先物相場は6日続落。中国での需要減退懸念を背景に売りが優勢となり、一時6月以来となる68.80ドルまで下落した。ただ、その後は値ごろ感の買いも入った模様であり、下げ渋る動きとなった。
・金先物相場は小反落。1日に清算値ベースで史上最高値を付けた直後ということもあり、明日の米11月雇用統計を前に利益確定の売りが出やすかった面があるようだ。一方で対ユーロを中心としたドル安が商品の割安感につながり、金相場を支えたため、下値も限られた模様である。
7日10:03 植田日銀総裁
「日本経済の先行き、緩やかな回復を続けるとみている」
「基調的な物価上昇率は、25年度にかけ2%目標へ徐々に高まる」
「為替市場の動向や経済、物価への影響を注視」
7日15:20
「(岸田首相との会談で)為替については話していない」
「金融政策の基本的な考えを説明した」
「年に数回の意見交換」
8日02:39 グラベル・カナダ銀行(中央銀行、BOC)副総裁
「住宅価格の不均衡は住宅価格のインフレに深刻な影響を及ぼす」
「10月の家賃インフレは40年ぶりの高水準に加速、住宅供給は近年の移民増加に追いついていない」
「人口動態に伴う需要の急増と既存の構造的供給問題が相まって、 家賃インフレが上昇を続けている可能性がある」
「景気は現在ほぼ均衡しているが、インフレ期待、賃金の伸び、企業の価格設定行動を注視」
「これらの指標は、インフレ率が2%への持続的な道筋をたどるのかどうかを評価するのに役立っている」
「主要なインフレ指標では歓迎すべき改善が見られたが、さらなる進展が必要」
※時間は日本時間
<国内>
○08:30 ◇ 10月家計調査(消費支出、予想:前年比▲3.0%)
○08:30 ◇ 10月毎月勤労統計(現金給与総額、予想:前年比1.0%)
○08:50 ☆ 7-9月期実質国内総生産(GDP)改定値(予想:前期比▲0.5%/前期比年率▲2.0%)
○08:50 ◎ 10月国際収支速報
◇ 経常収支(予想:季節調整前1兆9012億円の黒字/季節調整済1兆8582億円の黒字)
◎ 貿易収支(予想:3722億円の赤字)
○14:00 ◇ 11月景気ウオッチャー調査(予想:現状判断指数49.1/先行き判断指数48.1)
<海外>
○06:45 ◇ 7-9月期ニュージーランド(NZ)製造業売上高
○13:30 ☆ インド中銀、金融政策決定会合(予想:6.50%で据え置き)
○16:00 ◎ 11月独消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比▲0.4%/前年比3.2%)
○16:35 ◎ ミュラー・エストニア中銀総裁、講演
○22:30 ◇ 7-9月期カナダ設備稼働率(予想:81.0%)
○22:30 ☆ 11月米雇用統計(予想:非農業部門雇用者数変化18.0万人/失業率3.9%/平均時給、前月比0.3%/前年比4.0%)
○24:00 ◎ 12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:62.0)
○9日01:00 ◎ 11月ロシアCPI(予想:前月比1.2%)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
海外市場ではドル円は、NY勢の参入後も日銀の政策修正期待を背景にした円買いの流れが継続した。3時前に売り圧力が強まると、市場では「エアポケット(買いの空白)のような状態に陥ってしまったようだ」との声も聞かれるなか、一時141.71円まで急落した。ただ、その後は急ピッチで値を下げてきた反動から短時間で144円台まで反発。ユーロドルは、対円を中心にドル売りが進んだ影響を受けた。前日高値の1.0804ドルを上抜けて3時前には1.0818ドルまで上昇。もっとも、その後は1.0790ドル台まで押し戻された。
本日のドル円相場も不安定な値動きになりそうだ。レンジ相場に慣れていたこともあり、昨日は5円を超える値幅を伴ったドル円相場だが、本日も1日を通して乱高下を繰り返しそうだ。また、昨年も12月の日銀政策決定会合を前後に大幅な円高となったことで、同様の動きを先取りした感じもある。
昨年を振り返ってみると、12月17日の日経新聞に「政府、日銀との共同声明見直し論」との報道が流れ、2%の物価上昇目標の達成時期や範囲をより柔軟にし、表現の一部を修正との内容を報じた。市場は瞬間的な円買いとなったが、影響は限られた。しかし、20日の日銀政策決定会合で長短金利操作の運用に関し、長期金利の許容変動幅を従来の「±0.25%程度」から「±0.5%程度」に拡大すると発表すると、一転円が急伸した。ドル円は当日の高値から7円弱の円買い・ドル安が進行した。
この経験があったことで、昨日は同じ轍を踏まないようにとの動きも進み、円の買い戻しが強烈に入った次第だ。ただし、市場が警戒しなくてはならないのは、今年最後の日銀政策決定会合は18-19日ということで、結果発表までまだ10日以上先になっている。日銀のブラックアウト期間は他国の中央銀行と違いわずか2営業日前(詳細は、各金融政策決定会合の2営業日前、会合が2営業日以上にわたる場合には会合開始日の2営業日前)からで、今後も植田日銀総裁をはじめとした日銀関係者から様々な発言が出てくることが予測され、その都度発言内容で乱高下することが予想される。
また、今後の本邦の経済指標もこれまで以上に神経質に市場が反応することが考えられる。本日も10月家計調査、10月毎月勤労統計、7-9月期実質国内総生産(GDP)改定値、10月国際収支速報、11月景気ウオッチャー調査などが発表される。9月の毎月勤労統計では実質賃金が2.4%減少し18カ月連続でマイナスとなった。日銀はこれまで「賃金上昇に伴う2%物価安定目標」としていることで、更に連続してマイナスになるのか。19カ月ぶりにプラスに転じるのかにより市場が敏感に反応する可能性も出てきている。
大阪3月限ナイトセッション
日経225 32360 -500 (-1.52%)
TOPIX 2334.0 -26.0 (-1.10%)
CME先物 32360 -500
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
7日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。今週発表された雇用関連指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了観測が根強く、買い優勢の相場展開となった。傘下のグーグルが新たな生成AI基盤「Gemini(ジェミニ)」を発表したことを手掛かりにアルファベット<GOOG>が5%を超える上昇を見せたほか、AI向け新製品を発表したアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が10%近く上昇するなか、ハイテク株を中心に買われた。また、米長期金利の低下傾向が続いていることも、ハイテク株への買いに向かわせた。S&P500業種別指数はメディア、半導体・同製造装置、自動車・同部品が上昇した一方で、エネルギー、商業サービス・用品、公益事業が下落。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比500円安の3万2360円だった。日経225先物(3月限)は日中比80円安の3万2780円で始まり、直後に付けた3万2800円を高値に軟化し、3万2300円を挟んだ狭いレンジでの推移を継続。米国市場の取引開始後には一時3万2090円まで売られる場面も見られた。終盤にかけて下げ渋る動きとなり、3万2360円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の相場展開が見込まれる。日経225先物は前日に500円を超える下落となったが、ナイトセッションにおいても大幅な下げとなった。米国では来年の早い段階での利下げ観測が高まるなかで米長期金利が低下傾向を見せている。一方、国内では日銀のマイナス金利の解除観測が再燃するなか、為替市場では1ドル=144円台前半と円高基調が強まった。これまでの日米金利差を狙ったポジションを解消する動きが強まっており、12月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に絡んだ商いも加わることで波乱含みの展開が警戒される。
日経225先物は、一時3万2230円辺りに位置する75日移動平均線を割り込み、節目の3万2000円に迫る下落となった。ボリンジャーバンドではバンドが収れんするなか、-1σの3万2440円を下回り、-2σの3万1950円に接近してきた。朝方はメジャーSQに絡んだ売買の影響から波乱含みとなる可能性があるものの、調整一巡感が意識されやすい水準まで一気に下げてくることで、値ごろ感からのロングが入りやすいだろう。また、ギャップスタートとなるなかでSQ値が支持線として機能する可能性もありそうだ。
もっとも、寄り付き後の一段安でSQ値が抵抗線として機能するようだと、需給状況は一気に悪化するため、ヘッジ対応のショートが断続的に入る展開には注意したい。ただし、米国では生成AIを手掛かりとしたハイテク株が買われており、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下支えとなることが期待されるため、売り一巡後の底堅さにつながる可能性があるだろう。また、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、ショートに傾けづらい面もある。そのため、オプション権利行使価格の3万2000円から3万2750円と広めのレンジを想定する。
VIX指数は13.06(前日は12.97)に上昇した。引き続きボトム圏での推移であり、25日移動平均線が上値抵抗線として機能している。ただし、煮詰まり感が台頭してきており、来週にもトレンドが出やすい日柄になりそうだ。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.00倍を下回った。25日線を下回り、75日線が位置する13.88倍に接近する局面も見られた。NTショートに振れやすいとみられるものの、日米金利差を狙ったポジションを解消するトレードが強まるようだと、相対的にTOPIX型の売りが優勢になると考えられるため、75日線に接近する局面があれば、その後はリバウンド狙いのNTロングの動きが入りそうである。
7日10:03 植田日銀総裁
「日本経済の先行き、緩やかな回復を続けるとみている」
「基調的な物価上昇率は、25年度にかけ2%目標へ徐々に高まる」
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●一部報道機関が事前に内容を具体的に報じたことに対しては「情報管理を徹底する」
日経の下げは政権政党の裏金など政治不安からだろ?
岸田じゃせっかくのバブル潰しかねないよな...
避難先いっぱいあって捗るお
日経225先物は11時30分時点、前日比720円安の3万2140円(-2.19%)前後で推移。寄り付きは3万2470円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2360円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。その後3万2510円まで下げ幅を縮めたものの再び売り優勢となり、中盤にかけては3万2250円から3万2350円辺りでもみ合う動きとなった。しかし、終盤にかけてレンジを下放れると3万2140円まで下落幅を広げた。
SQ値は概算で3万2639.57円だった。推定金額は日経平均型が173億円、TOPIX型が163億円超の売り越しと推察されている。日経平均株価は一時3万2604.35円を付けた後に軟化しており、SQ値にタッチできなかったことから、上に残す形での幻の225となり、センチメントを悪化させている。日経225先物は弱い値動きのなか、ナイトセッションで付けた安値に接近するトレンドを形成しており、ヘッジ対応のショートの動きが警戒されやすい。そのため、75日移動平均線が位置する3万2230円辺りを上回ってくるかを見極めたいところだろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.87倍に低下した。一時13.83倍まで下げた後は下げ渋る動きを見せているが、75日線が位置する13.88倍を上回れないと、NTショート優位の流れになりそうだ。
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どこやねん
みんなくればいいのに
こないな
これがここの駄目さ加減を表してるだろ
で、生き残った勝者は当然に金銭に走る
その時にここはどのレベルになるかわからないが5ちゃんだとえげつないだろうことはこれまでの実績からまず間違いない
それでもみんな5ちゃん応援してるから馬鹿と言われる
とにかくまず岸田政権を終わらせないことには利上げなんか到底できない
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大阪3月限
日経225先物 32200 -660 (-2.00%)
TOPIX先物 2318.0 -42.0 (-1.77%)
日経225先物(3月限)は前日比660円安の3万2200円で取引を終了。寄り付きは3万2470円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2360円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。その後3万2510円まで下げ幅を縮めたものの再び売り優勢となり、前引け直後には3万2140円まで売られた。後場の取引開始直後に3万2280円辺りまで戻したものの、終盤にかけて再び軟化するなか、一時3万2130円まで売られる場面が見られた。
SQ値は3万2639.57円だった。SQに絡んだ商いは売り越しと推察されている。日経平均株価は寄り付き直後に3万2604.35円を付けた後に軟化し、SQ値にタッチできず、上に残す形での幻の225となり、センチメントを悪化させた。日経225先物は弱い値動きのなか、後場は3万2230円辺りで推移する75日移動平均線を挟んだ保ち合いが続いたが、同線までの下落によって値幅としては調整一巡感が意識されるだろう。
ただし、急ピッチの下落によって需給が大きく変化した可能性があることから、しばらくは不安定な相場展開を余儀なくされそうである。今回は日銀の植田和男総裁の発言からマイナス金利政策変更への思惑が再燃し、日米金利差を狙ってこれまで積み上がっていたポジションを圧縮する動きが加速した。過剰な反応ともみられ、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後にリバランスをみせてくる可能性があるものの、新たなポジションを積み上げてくる流れは強まりづらそうだ。
イベント通過後の年末高への期待はあるものの、75日線が支持線として機能してきたとしても、上値は3万3000円辺りで推移する25日線が抵抗線として意識される可能性がある。戻りの鈍さがみられてくると、需給変化によって戻り待ち狙いのショートが入りやすくなりそうだ。目先的には75日線と12月のSQ値となる3万2600円辺りでのレンジ推移を想定しておきたい。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.89倍に低下した。75日線を割り込み、一時13.83倍まで低下する場面が見られたものの、その後はNTショートを巻き戻す流れから、75日線水準で終えた。日米金利差を狙ったボジション圧縮の動きが強まる局面においては、相対的にバリュー株への売り圧力が強まると考えられ、トレンドは下向きで推移してきたものの、NTショートは入りづらいだろう。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が4万2998枚、ソシエテジェネラル証券が2万6538枚、サスケハナ・ホンコンが9956枚、野村証券が4488枚、バークレイズ証券が4080枚、SBI証券が2951枚、楽天証券が2920枚、松井証券が2675枚、JPモルガン証券が2644枚、ゴールドマン証券が2613枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が4万5291枚、ソシエテジェネラル証券が2万7110枚、JPモルガン証券が8143枚、サスケハナ・ホンコンが7492枚、バークレイズ証券が7129枚、野村証券が5332枚、ビーオブエー証券が3714枚、ゴールドマン証券が3543枚、モルガンMUFG証券が2869枚、BNPパリバ証券が2819枚だった。
本日のNY為替市場のドル円は、米11月雇用統計や米12月消費者態度指数(ミシガン大調べ)での期待インフレ率を見極めることになる。
ドル円は、2024年5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始観測や、12月18-19日の日銀金融政策決定会合でのマイナス金利解除観測などから、売り圧力が強まりつつある。
本日は、11月の雇用統計が労働市場の悪化を示唆する内容だった場合、そして、12月米消費者態度指数での期待インフレ率がインフレ伸び率の鈍化を示唆する内容だった場合に警戒しておきたい。
11月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比+18.0万人(10月同比+15.0万人)、失業率が3.9%(10月3.9%)、平均時給が前月比+0.3%(10月+0.2%)、前年比+4.0%(10月+4.1%)と予想されている。10月の雇用統計は、全米自動車労働組合(UAW)が9月15日からストライキに入った影響が反映されていたことで、11月は反動の影響に警戒しておきたい。
11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)の1年先の期待インフレ率は4.5%で、10月の4.2%、9月の3.2%から伸び率が上昇していた。12月の期待インフレ率が上昇基調を続けるのか、それとも伸び率鈍化となるのか要注目となる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、日足一目均衡表・転換線の145.27円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、12月7日の安値の141.71円。
今晩は米11月雇用統計に注目。昨日はアルファベットやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ、エヌビディアなどの上昇を追い風に主要3指数がそろって上昇した。ダウ平均とS&P500がともに4日ぶりに反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は1%超の大幅反発となった。週初来ではダウ平均が0.35%安、S&P500が0.20%安とマイナス圏にとどまった一方、ナスダック総合は0.24%高となり、6週続伸ペースとなった。
今晩の取引では金融政策の見通しを巡り、寄り前に発表される11月雇用統計に注目が集まる。今週発表された労働関係指標は昨日の新規失業保険申請件数ややや強い結果となったものの、10月JOLTS求人件数や11月ADP民間部門雇用者数は予想を下回る弱い結果となった。11月雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数が18.0万人増(前月:15万人増)、失業率が3.9%(同:3.9%)、平均賃金が前年比+4.0%、前月比+0.3%(同+4.1%、+0.2%)となっている。雇用統計でも強すぎず、弱すぎない結果となれば、適温相場の持続期待が株式相場の支援となりそうだ。
今晩の米経済指標は11月雇用統計のほか、12月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値など。主要な企業の決算発表はなし。
11月雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数が18.0万人増(前月:15万人増)、失業率が3.9%(同:3.9%)、
平均賃金が前年比+4.0%、前月比+0.3%(同+4.1%、+0.2%)
(8日終値)
ドル・円相場:1ドル=144.95円(前営業日比△0.82円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=156.05円(△0.47円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0763ドル(▲0.0031ドル)
ダウ工業株30種平均:36247.87ドル(△130.49ドル)
ナスダック総合株価指数:14403.97(△63.98)
10年物米国債利回り:4.22%(△0.07%)
WTI原油先物1月限:1バレル=71.23ドル(△1.89ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2014.5ドル(▲31.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米雇用統計
失業率 3.7% 3.9%
非農業部門雇用者数変化 19万9000人 15万人
平均時給(前月比) 0.4% 0.2%
平均時給(前年比) 4.0% 4.0%・改
12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
69.4 61.3
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。11月米雇用統計は労働需給の引き締まりを示す良好な内容となった。米国の早期利下げ観測の後退とともに、米10年債利回りが4.2700%前後まで上昇したことをながめ、一時145.21円まで本日高値を更新。その後は143.70円台まで失速する場面も見られるなど神経質に上下したものの、不安定な値動きが落ち着くと145.00円前後まで再び買い戻された。
・ユーロドルは反落。米雇用統計の発表直後はドル買いの流れに沿って1.0724ドルまで下押しした。もっとも、その後は一時1.0780ドル台まで切り返すなど、1.07ドル台で上下する神経質な動きとなり、一方的に売りが進む展開にはならなかった。
・ユーロ円は10営業日ぶりに反発。米雇用統計後に154.80円台まで弱含んだものの、売りが一巡するとドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進んだ。米国株の上昇も相場の下支えとなり、取引時間の終盤に156.09円まで本日高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、昨年1月以来の高値となった。米雇用統計が総じて強い内容となり、米長期金利が上昇すると株式の相対的な割高感を意識した売りに押される場面もあったが、次第に買いが優勢となった。米国の景気悪化懸念が後退したほか、雇用統計の結果が米金融引き締めを促すほどではないと受け止められたことも相場を支えたようだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、昨年4月以来の高値で取引を終えた。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。11月米雇用統計が良好な結果となったことを受け、米国の早期利下げ観測が後退し、債券が売られた。
・原油先物相場は7営業日ぶりに反発。サウジアラビアとロシアが7日にOPECプラスに対して協調減産を呼びかけたことなどを背景として、主要産油国による協調減産順守への期待から買いが優勢となった。
・金先物相場は続落。予想より強い結果となった11月米雇用統計を受け、米国の3月利下げ期待が後退して米長期金利が上昇したことが重しとなり、売りが優勢となった。
11日
○08:50 ◇ 10-12月期法人企業景気予測調査
○08:50 ◇ 11月マネーストックM2
12日
○08:50 ◇ 11月企業物価指数
13日
○08:50 ☆ 日銀・企業短期経済観測調査(短観、12月調査)
14日
○08:50 ◎ 10月機械受注
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○13:30 ◇ 10月鉱工業生産確報
○13:30 ◇ 10月設備稼働率
15日
○13:30 ◇ 10月第三次産業活動指数
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
ホリコさん
株探ニュース
コストコホールセールではインフレやマクロ経済の見通し悪化で消費者の支出が抑制されている可能性があり、見通しに警戒だ。さらに来週は、チャットGPT開発したオープンAIのアルトマンCEOがアトランタで開かれる会合で講演を予定しているほか、自動車メーカーのゼネラル・モーターズのバーラCEOは、ワシントンのエコノミッククラブで講演を予定しており注目だ。
12月11日(月):工作機械受注(11月)、米・3年債、10年債入札、など
12月12日(火):国内企業物価指数(11月)、独・ZEW期待指数(12月)、米・消費者物価コア指数(11月)、など
12月13日(水):日銀短観(大企業製造業DI)(12月調査)、米・生産者物価コア指数(11月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表、米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見、など
12月14日(木):コア機械受注(10月)、鉱工業生産(10月)、欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見、米・小売売上高(11月)、米・新規失業保険申請件数(先週)、など
12月15日(金):中・鉱工業生産指数(11月)、中・小売売上高(11月)、独・総合PMI(12月)、欧・ユーロ圏総合PMI(12月)、米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(12月)、米・鉱工業生産指数(11月)、米・設備稼働率(11月)、など
《CN》
提供:フィスコ
Talk大丈夫か?
「4勝6敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□11月マネーストックM2(8:50)
★10-12月期法人企業景気予測調査(8:50)
□11月工作機械受注(15:00)
【海外】
□タイ市場休場
□米国3年国債入札
□米国10年国債入札
【海外決算】
[米]オラクル<ORCL>
株探ニュース
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大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 32520 +320 (+0.99%)
TOPIX先物 2336.5 +18.5 (+0.79%)
シカゴ日経平均先物 32520 +320
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
8日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダック の主要な株価指数が上昇。11月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比19万9000人増となり、市場予想の18万5000人増程度を上回った。失業率は前月から低下し、平均時給が予想を上回るなど総じて強い内容だった。これを受けて米長期金利は上昇し売りが先行したものの、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを長期化させるほどではないとの見方により、売り一巡後は買い優勢の流れとなった。S&P500業種別指数は耐久消費財・アパレル、半導体・同製造装置、銀行が上昇した一方で、家庭用品・パーソナル用品、電気通信サービス、運輸が下落。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比320円高の3万2520円だった。日経225先物(3月限)は日中比50円高の3万2250円で始まり、直後に軟化し3万2140円まで下げたが、売り一巡後に切り返し、3万2300円を挟んだ狭いレンジで推移。米国市場の取引開始後には3万2180円まで軟化する場面も見られたが、上昇に転じると、終盤にかけて一時3万2550円まで買われ、3万2520円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の展開が見込まれる。日経225先物は先週末の大幅な下落によってボリンジャーバンドの-1σを割り込み、75日移動平均線までの調整を見せた。いったんは急ピッチの下落に対する自律反発が意識されやすい水準であり、予想の範囲内のリバウンドといった見方に向かわせよう。ナイトセッションで-1σまで戻してきたため、まずは同水準を突破できるかが注目されそうだ。
同水準をクリアしてくるようだと、SQ値の3万2639.57円を目先的なターゲットとしたトレンド形成が期待されやすく、ロング優勢の流れになろう。一方で、SQ値接近で戻りの鈍さがみられるようだと、戻り待ち狙いのショートが入りやすい需給状況に向かう可能性がある。今週は12~13日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるが、FOMC通過後の米国市場の動向を見極めたいとする姿勢が強まりやすく、ポジションを傾けてくる動きは限られよう。
先週は植田和男日銀総裁が金融政策の運営について「一段とチャレンジングになる」と述べたことがきっかけとなり、日米金利差を狙ったポジションを解消する流れが強まったとみられる。やや過剰な反応とみられ、リバランスの動きが強まる可能性はあろうが、来週には日銀の金融政策決定会合を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられそうだ。
そのため、オプション権利行使価格の3万2500円を中心とした上下の権利行使価格3万2250円から3万2750円辺りの狭いレンジを想定しておきたい。SQ値を捉えてくるリバウンドをみせてくるようであれば、3万2500円から3万3000円辺にレンジを切り上げてきそうである。
先週末のVIX指数は12.35に低下した。ボトム圏での保ち合いを下放れてきており、ショートカバーを誘い込みやすい。2020年1月につけた12.10倍が射程に入ってきており、米国市場に資金がシフトしやすい需給状況であろう。
なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で13.89倍に低下した。日米金利差を狙ったポジションを解消する流れが強まるなか、-2σに接近する格好だった。米ハイテク株が買われた流れから本日のところはNTロングでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。
先週末のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落した。11月米雇用統計は労働需給の引き締まりを示す良好な内容となり、米長期金利の上昇に伴い一時145.21円まで上昇した。その後は143.70円台まで失速するなど神経質な動きも145円近辺まで持ち直した。ユーロドルは米雇用統計の発表直後に1.0724ドルまで弱含んだが、売りは続かず1.07ドル後半に持ち直すなど下押しは限られた。また、ユーロ円は米株高やドル円の上昇を支えに一時156.09円と10営業日ぶりの反発となった。
ドル円は7日に植田日銀総裁の発言をきっかけに日銀がマイナス金利解除に動くとの観測が強まり、一日で高値から一時5.50円超の暴落と大相場となり、先週末の米雇用統計後も値が飛ぶなど神経質な動きが続いた。ただ、本日は日米で主な経済指標や注目のイベントは予定されておらず、米雇用統計がドル円の下支えとなり、日銀の金融政策関連で新たなニュースが出てこなければ、動きはいったん落ち着く可能性がある。
市場は日銀の金融政策修正に警戒しつつ、目線は12日の米11月消費者物価指数(CPI)は12-13日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けられ、積極的な取引はいったん手控えられ、日米長期金利の動向を眺めながら145円を挟んでの小動きが見込まれるも、足もとでは下方向への警戒感が根強い。予想を上回った米11月雇用統計を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが来年3月に始まるとの観測は幾分後退したが、それでも5月利下げの見方は依然として根強い。最近、ヘッジファンドが円の下落を見込んで大きなポジションを取っていることも明らかになっている。一方で、ドル円の2週間物リスクリバーサルは、市場が目先のさらなる円高を予想していることを示している。
日経225先物は11時30分時点、前日比530円高の3万2730円(+1.64%)前後で推移。寄り付きは3万2600円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2520円)を上回り、買いが先行して始まった。ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万2520円を明確に上放れると、現物の寄り付き後ほどなくして一気に3万2860円まで上げ幅を広げ、25日移動平均線までのリバウンドを見せた。25日線が心理的な抵抗として意識されるなか、買い一巡後は3万2700円~3万2800円辺りでの保ち合いを継続している。
日経平均株価は寄り付きの時点で12月のSQ値である3万2639.57円を上回り、センチメント改善につながった。週末の米国市場の上昇のほか、為替市場では円高が一服したことで先週の急ピッチの調整に対する自律反発となった。ただし、25日線までの戻りを見せたことから、いったんは達成感が意識されやすいところだろう。そのため、後場は狭いレンジでのこう着になりそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.91倍に上昇し、75日線が位置する13.88倍を上回っての推移となった。もっとも、先週末の低下部分のリバウンドであり、こちらも自律反発に伴うリバランスは一巡しているだろう。
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大阪3月限
日経225先物 32720 +520 (+1.61%)
TOPIX先物 2353.0 +35.0 (+1.50%)
日経225先物(3月限)は前日比520円高の3万2720円で取引を終了。寄り付きは3万2600円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2520円)を上回り、買いが先行して始まった。ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万2520円を明確に上放れると、現物の寄り付き後ほどなくして一気に3万2860円まで上げ幅を広げ、25日移動平均線までのリバウンドを見せた。25日線が心理的な抵抗として意識されるなか、買い一巡後は上げ幅を縮め、後場は3万2650円から3万2750円辺りでの保ち合いを継続した。
日経平均株価は寄り付きの時点で12月のSQ値である3万2639.57円を上回り、センチメント改善につながった。寄り付き直後に付けた3万2933.08円を高値に保ち合いから上げ幅を縮めたものの、3万2750円辺りでの底堅さが見られていた。日経225先物は一時3万2860円まで買われ、25日線が位置する3万2980円辺りが射程に入ってきそうである。
収れんしていたボリンジャーバンドのバンドは、再び拡大を見せつつある。25日線を突破してくるようだと、バンドの拡大に沿った+1σとのレンジに移行してくることが考えられる。本日の上昇では自律反発として達成感が意識されやすく、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、ポジションもニュートラルに近づけてくるとみられる。25日線突破ならショートカバーが入りやすいだろうが、-1σと25日線とのレンジが意識されそうであり、オプション権利行使価格の3万2500円から3万3000円辺りがコンセンサスになりそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.90倍に上昇した。一時13.95倍まで上昇した後は上げ幅を縮める格好となったが、先週末に下回った75日線を上回っての推移が続いた。リバランスが中心だったとみられ、スプレッドは狙いづらいところであるが、米国市場では大型テック株の一角などを買い直す動きがみられてきており、ややNTロングを想定したスタンスに向かわせそうである。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が3万0568枚、ソシエテジェネラル証券が1万9204枚、サスケハナ・ホンコンが8806枚、日産証券が6639枚、ゴールドマン証券が3018枚、auカブコム証券が3008枚、JPモルガン証券が2587枚、バークレイズ証券が2405枚、野村証券が2330枚、SBI証券が1805枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万5951枚、ソシエテジェネラル証券が2万1028枚、日産証券が8245枚、バークレイズ証券が5762枚、サスケハナ・ホンコンが5244枚、JPモルガン証券が4460枚、ゴールドマン証券が4012枚、モルガンMUFG証券が3513枚、ビーオブエー証券が2947枚、BNPパリバ証券が2151枚だった。
本日のNY為替市場のドル円は、明日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動きづらい展開の中、日銀のマイナス金利解除に関する報道への反応に要注目か。
先週のドル円は、12月18-19日の日銀金融政策決定会合でのマイナス金利解除観測などから、141.71円まで下落した後、米11月雇用統計を受けて145円台に反発した。
さらに、本日は一部関係者の話として、「マイナス金利の解除、日銀は今月急ぐ必要がほとんどないとの認識」と報じられたことで146円台まで続伸している。
ドル円は、7日の植田日銀総裁のマイナス金利解除示唆発言を受けて、147円台から141円台まで下落しており、本日の報道を受けて、どこまで戻るかに注目しておきたい。
13日のFOMC声明では、FF金利誘導目標5.25-50%の据え置きが確実視されており、注目ポイントは、来年の利下げ開始時期となっている。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、先週8日の11月米雇用統計の発表前までは、利下げ開始時期は来年3月のFOMCだったが、雇用統計の後は、5月FOMCに先延ばしされている。
明日からのFOMCでは、利下げ開始時期を見極めることになる。9月のドット・プロット(金利予測分布図)では、来年末のFF金利誘導目標は5.00-25%だったが、フェドウオッチでは4.00-25%となっており、この点も要注目となる。
また、米財務省の3年債入札や10年債入札にも注目しておきたい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、日足一目均衡表・基準線の146.81円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、本日の安値の144.78円。
伊藤純夫、藤岡徹
2023年12月11日 16:40 JST 更新日時 2023年12月11日 17:28 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-11/S5HJJ3T0AFB400
日銀は賃金と物価の好循環実現に向けた確証得られていない-関係者
経済・物価情勢や市場動向などを直前まで見極めた上で決定-関係者
円が対ドルで1%下落、日銀早期マイナス金利解除観測が後退
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今週のNY市場はFOMCや物価指標に注目。先週はナスダック総合が0.69%高、S&P500が0.21%高となり、ダウ平均も0.01%高とわずかながらプラス圏で終了し、3指数がそろって6週続伸した。S&P500は金曜日に取引時間中の年初来高値を更新し、2022年3月以来の高値を付けた。年初来ではダウ平均が9.35%高、S&P500が19.92%高、ナスダック総合が37.62%高となった。前週まで5週続伸したことで高値警戒感が強まったものの、最新の人工知能(AI)モデルを発表したアルファベットが上昇し、ハイテク株の上昇をけん引したほか、11月雇用統計や12月ミシガン大期待インフレ率速報値の結果を受けて適温相場の持続期待が高まったことも株価を支えた。
今週は金融政策の見通しを巡り水曜日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まるほか、火曜日の11月消費者物価指数(CPI)、水曜日の11月生産者物価指数(PPI)などの物価指標が焦点となりそうだ。FOMCでは3会合連続で政策金利の据え置きが確実視されているが、市場では来年の早期利下げ転換期待が高まっており、金融政策の見通しを巡り公表されるFF金利見通し(ドットプロット)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が注目される。CMEのフェド・ウォッチが示す来年3月FOMCでの利下げ確率は45%に上昇しており、FOMCや物価指標が利下げ見通しを支持する結果となれば年末ラリーの追い風となりそうだ。このほかの経済指標は新規失業保険申請件数、11月小売売上高(以上木曜日)、12月NY連銀製造業業況指数 (金曜日)など。企業決算はオラクル、アドビ、コストコ、レナー、ダーデン・レストランツなどが発表予定。
今晩の米経済指標・イベントは11月雇用傾向指数など。企業決算は引け後にオラクルなどが発表予定。
「6勝4敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□11月国内企業物価(8:50)
□5年国債入札
【国内企業】
★ブルーイノベーション <5597> :東証G上場
★アウトルックコンサルティング <5596> :東証G上場
【海外】
□メキシコ市場休場
★FOMC(米連邦公開市場委員会)1日目
□英国11月失業率(16:00)
□ドイツ12月ZEW景況感指数(19:00)
□ユーロ圏12月ZEW景況感指数(19:00)
★米国11月消費者物価指数(22:30)
□米国11月月次財政収支(13日4:00)
□米国30年国債入札
株探ニュース
SNAP:NYSE
Last | 12:31 PM EST
15.78
quote price arrow up+0.69 (+4.54%)
Broadcom Inc
AVGO:NASDAQ
Last | 3:19 PM EST
1,038.34
quote price arrow up+94.04 (+9.96%)
(11日終値)
ドル・円相場:1ドル=146.16円(前営業日比△1.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.34円(△1.29円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0765ドル(△0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:36404.93ドル(△157.06ドル)
ナスダック総合株価指数:14432.49(△28.52)
10年物米国債利回り:4.23%(△0.01%)
WTI原油先物1月限:1バレル=71.32ドル(△0.09ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=1993.7ドル(▲20.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。欧州市場序盤に「日銀は賃金と物価の好循環の実現に向けた十分な確証が得られていないため、マイナス金利やイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の撤廃などを今月急ぐ必要はほとんどないとの認識」との観測報道が伝わり、全般円売りが進んだ影響が残った。低調な米3年債入札を手掛かりに米長期金利が上昇するとドル買いも優勢となり、一時146.59円と日通し高値を更新した。
ただ、引けにかけては伸び悩んだ。米長期金利が上昇幅を縮めたことでドル円にも売りが出て、一時146.07円付近まで下押しした。
・ユーロドルは小反発。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.28%台まで上昇するとユーロ売り・ドル買いが先行。1時30分過ぎに一時1.0742ドルと日通し安値を更新した。ただ、米10年債利回りが4.22%台まで上昇幅を縮めると1.0770ドル付近まで持ち直した。
もっとも、今日一日の値幅は0.0037ドル程度と小さかった。今週は11月米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントが予定されているとあって、持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。
・ユーロ円は続伸。日銀が金融政策の修正に早期に動くとの観測が後退する中、全般円売りが優勢になると一時157.68円と本日高値を付けた。ただ、そのあとは157円台前半でのもみ合いに終始した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、昨年1月以来の高値となった。前週末発表の11月米雇用統計を受けて景気懸念が後退する中、この日も買いが続いた。米連邦準備理事会(FRB)が来年前半にも利下げに転じるとの観測も相場を下支えした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸し、昨年4月以来の高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も年初来高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。3年債や10年債入札が低調な結果となったことを受けて売りが出たものの、引けにかけては下げ渋った。11月米CPIやFOMCを前に持ち高調整目的の買いが入った。
・原油先物相場は小幅に続伸。欧州時間は売りが先行したが、米政府が戦略石油備蓄を積み増すために原油購入に動いていることが支えとなった。
・金先物相場は3日続落。米長期金利の上昇を背景に金利を生まない金に売りが集まり、一時1991.2ドルと11月20日以来の安値を付けた。
11日21:15 ブンゲ・リクスバンク(スウェーデン中銀)副総裁
「金融引き締めによりインフレは低下しつつあるが、インフレとの戦いが終わったと断言するには時期尚早」
「インフレが減速傾向にあるものの、クローナ安が不確実性を高めている」
「スウェーデン・クローナは過小評価されており、経済状況を考えると今後強含むことが示唆されている」
※時間は日本時間
<国内>
○08:50 ◇ 11月企業物価指数(予想:前月比0.2%/前年比0.1%)
<海外>
○07:20 ◎ ブロック豪準備銀行(RBA)総裁、講演
○08:30 ◇ 12月豪ウエストパック消費者信頼感指数
○09:30 ◇ 11月豪NAB企業景況感指数
○16:00 ◇ 11月独卸売物価指数(WPI)
○16:00 ◎ 11月英雇用統計(予想:失業保険申請件数推移1.50万件/失業率なし)
○16:00 ◎ 8-10月英失業率(ILO方式、予想:4.2%)
○19:00 ◎ 12月独ZEW景況感指数(予想:8.8)
○19:00 ◎ 12月ユーロ圏ZEW景況感指数
○21:00 ◎ 10月インド鉱工業生産(予想:前年同月比10.0%)
○21:00 ◎ 11月インド消費者物価指数(CPI、予想:前年比5.70%)
○21:00 ◎ 11月ブラジルIBGE消費者物価指数(IPCA、予想:前年同月比4.70%)
○21:00 ◇ 10月メキシコ鉱工業生産(季調済、予想:前月比▲0.1%)
○22:30 ☆ 11月米CPI(予想:前月比横ばい/前年比3.1%)
☆ エネルギーと食品を除くコア指数(予想:前月比0.3%/前年比4.0%)
○13日02:00 ◎ ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
○13日03:00 ◎ 米財務省、30年債入札
○13日04:00 ◎ 11月米月次財政収支(予想:3010億ドルの赤字)
○米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
○メキシコ(聖母グアダルーペの日)、休場
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
海外市場でドル円は、欧州市場序盤に「日銀は賃金と物価の好循環の実現に向けた十分な確証が得られていないため、マイナス金利やイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の撤廃などを今月急ぐ必要はほとんどないとの認識」との観測報道が伝わり、全般円売りが進んだ影響が残った。低調な米3年債入札を手掛かりに米長期金利が上昇するとドル買いも優勢となり、一時146.59円と日通し高値を更新した。ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントが予定されているとあって、持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。
本日のドル円相場も、日銀の政策変更に関する観測報道に右往左往する展開が続きそうだ。12月7日に行われた参院の財政金融委員会では、植田日銀総裁の「年末から来年にかけ一段とチャレンジングになる」との発言に市場の注目が最も集まったが、2時間超にわたる委員会では日銀に対して、様々な質疑応答が行われた。
その質疑応答の中で勝部議員(立憲民主党)が、ブルームバーグが記載した11月のコラムを引用し「日経(新聞)などがYCCの再修正を議論することを事前に報じた」ことに対することが、情報漏洩につながっているのではないかとの質問を行った。これに対し内田日銀副総裁は情報管理を徹底するとし、「日銀が報道機関の関係者と接触する場合は複数の人数で会うようにしている」という旨の回答をし、事前報道についての説明を行った。そのような状況下で流れた、昨日のブルームバーグの報道(マイナス金利やYCCの撤廃などを今月急ぐ必要はほとんどないとの認識)は、「複数の関係者への取材で分かった」と報じていることで、観測報道ではなく日銀関係者が非公式ながらも言及したと市場が受け止めるのは至極当然だろう。市場が12月への撤廃と先走っていたこともあり、円買いの調整に動いたのもうなずける。
しかしながら、本日の日経新聞の朝刊では「日銀、不慣れな対話路線」との見出しで、これまで事前報道を行っていた同紙が日銀の混乱について報じている。そして、この記事で注目されるのが「12月に解除を事前予告し、フォワードガイダンスを同時に修正する見方もある」との内容。141円台から146円台まで円買いの修正が入った相場だが、もし18-19日に行われる日銀政策決定会合で上述の事前予告が行われた場合は、再び円買いに動きやすい相場になりそうだ。
いずれにしても、日銀のブラックアウト期間は他国の中央銀行と違いわずか2営業日前(詳細は、各金融政策決定会合の2営業日前、会合が2営業日以上にわたる場合には会合開始日の2営業日前)からで、本日を含め日銀関係者からの発言や観測記事で市場は神経質な動きを繰り返すことには変わらないだろう。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 33050 +330 (+1.00%)
TOPIX先物 2371.0 +18.0 (+0.76%)
シカゴ日経平均先物 33045 +325
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
11日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。ニューヨーク連銀が発表した11月の米消費者調査は、1年先のインフレ期待が2カ月連続で低下した。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げを見送り、来年の早い段階で利下げを開始するとの見方が強まった。12日に11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、積極的な売買は手控えられたものの、NYダウは年初来高値を更新した。S&P500業種別指数は半導体・同製造装置、消費者サービス、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、自動車・同部品、メディア、電気通信サービスが下落。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比325円高の3万3045円だった。日経225先物(3月限)は日中比10円安の3万2710円で始まり、直後に付けた3万2690円を安値に切り返しており、3万2790円~3万2920円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを切り上げると、終盤にかけて上げ幅を広げ、3万3050円とナイトセッションの高値で取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い優勢の展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションでの強い値動きにより、心理的な抵抗線として意識されていた25日移動平均線(3万2980円)を上回ってきた。ショートカバーが強まりやすく、センチメント改善によって3万3000円辺りでの押し目狙いのロングも入りそうだ。まずは買い一巡後の3万3000円処の底堅さを見極める動きとなろうが、3万3000円とボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3430円辺りのレンジに移行することが意識されよう。
日経225先物は25日線突破により、いったんは達成感が強まるほか、米国でCPI発表を控えていることから積極的な売買は手控えられる。ただし、米国市場で半導体株が買われていることで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になるだろう。3万3000円処で底堅さがみられるようだと、断続的なショートカバーが指数を押し上げてくる展開がありそうだ。そのため、オプション権利行使価格の3万2875円から3万3375円辺りのレンジ推移を想定する。
VIX指数は12.63(前日は12.35)に上昇した。ただし、先週末にボトム圏での保ち合いを下放れてきており、自律反発の範囲内だろう。下向きで推移する25日線に上値を抑えられるトレンドを形成するなか、リスク選好に傾きやすいと考えられる。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で13.90倍に上昇した。日米金利差を狙ったポジションを解消する流れが警戒されているが、昨日は指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均型を牽引する格好となり、若干ではあるが日経平均型優位の流れであった。先週末に下回った75日線を上回っての推移だったほか、米国市場の流れを受けて本日もややNTロングでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。
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日経225先物は11時30分時点、前日比190円高の3万2910円(+0.58%)前後で推移。寄り付きは3万3050円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3045円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。米株高の流れを受けて指数インパクトの大きい値がさ株の上昇が見込まれるなか、現物の寄り付き直前には3万3130円まで上げ幅を広げた。ただし、買い一巡後は目先的な達成感が意識されたほか、米国では11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、利益を確定させる動きとなった。中盤にかけて3万2850円まで上げ幅を縮めた後は、3万2850円~3万2950円辺りでの保ち合いを継続している。
日経225先物は、25日移動平均線が位置する3万2980円辺りでの底堅さをキープできなかったこともあり、持ち高調整に向かわせたようだ。ただし、いったんは達成感が意識されやすく、想定内のこう着といったところである。後場も狭いレンジでの推移が見込まれるものの、25日線近辺での底堅さをみせてくるようだと、ショートカバーを誘う可能性がありそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.93倍に上昇した。一時13.98倍まで上昇する場面も見られたが、値がさハイテク株などは買い一巡後に上げ幅を縮めており、積極的にNTロングでスプレッドを取りに行く動きは限られている。
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大阪3月限
日経225先物 32710 -10 (-0.03%)
TOPIX先物 2348.5 -4.5 (-0.19%)
日経225先物(3月限)は前日比10円安の3万2710円で取引を終了。寄り付きは3万3050円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3045円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。米株高の流れを受けて指数インパクトの大きい値がさ株の上昇が見込まれるなか、現物の寄り付き直前には3万3130円まで上げ幅を広げた。
ただし、節目の3万3000円回復で目先的な達成感が意識されたほか、米国では11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあって、利益を確定させるロング解消の動きが優勢となり、3万3000円はキープできなかった。前場中盤にかけて3万2850円まで上げ幅を縮めた後は、3万2850円~3万2950円辺りでの保ち合いを継続していたが、後場に入りレンジを下放れると、終盤にかけて軟化し小幅ながら下落に転じた。
日経225先物は、25日移動平均線が位置する3万2980円辺りでの底堅さをキープできなかったこともあり、ロングを解消する形での持ち高調整に向かわせたようだ。ただし、いったんは達成感が意識されやすく、米CPIの発表の翌日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明するなか、ポジションを大きく傾ける動きは限られていたと考えられる。そのため、朝方の上昇後は持ち高調整のなかでニュートラルに戻した格好であり、センチメントは悪化していないだろう。
ボリンジャーバンドの-1σが3万3410円辺りで推移しており、25日線が位置する3万3000円辺りとのレンジ推移が意識されそうである。再び25日線水準のほか、週足ベースの+1σが3万3090円辺りで推移していることから、同水準を捉えてくるようだと、週足の+2σが位置する3万3940円とのレンジに切り上がる可能性もありそうだ。
NT倍率は先物中心限月で13.92倍に上昇した。一時13.98倍まで上昇する場面も見られたが、値がさハイテク株などは買い一巡後に上げ幅を縮めており、積極的にNTロングでスプレッドを取りに行く動きは限られていた。ただし、先週末に割り込んだ75日線を上回っての推移を見せており、年末に向けてややNTロングを意識させてきそうである。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万5203枚、ソシエテジェネラル証券が1万5368枚、サスケハナ・ホンコンが5774枚、SBI証券が2869枚、日産証券が2174枚、auカブコム証券が1948枚、バークレイズ証券が1920枚、JPモルガン証券が1646枚、野村証券が1143枚、松井証券が1081枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万5056枚、ソシエテジェネラル証券が1万5804枚、バークレイズ証券が3886枚、JPモルガン証券が3684枚、サスケハナ・ホンコンが3532枚、日産証券が3529枚、ゴールドマン証券が3321枚、モルガンMUFG証券が2112枚、ビーオブエー証券が1879枚、野村証券が1459枚だった。
本日のNY為替市場のドル円は、米11月の消費者物価指数(CPI)を見極めた後は、本日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動きづらい展開が予想される。
ドル円は、7日に12月18-19日の日銀金融政策決定会合でのマイナス金利解除観測などから141.71円まで下落した後、昨日は早期のマイナス金利解除に否定的な報道を受けて146円台に反発し、本日は、さらなるマイナス金利解除に関する新聞報道で145円台に反落している。
本日発表される米11月CPIは前年比+3.1%と予想されており、10月+3.2%からの伸び率鈍化が見込まれている。本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での議論の大枠は、通常であればデータがほぼ出そろった先週末までに決定されている。例えCPIがポジティブサプライズでも、FF金利誘導目標5.25-50%の据え置きはほぼ確実視されている。
FOMC声明での注目ポイントは、来年の利下げ開始時期となっている。9月のドット・プロット(金利予測分布図)では、来年末のFF金利誘導目標は5.00-25%だったが、フェドウオッチでは4.00-25%となっており、この点も要注目となる。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、先週8日の11月米雇用統計の発表前までは、利下げ開始時期は来年3月のFOMCだったが、雇用統計の後は、5月FOMC以降に後ずれしている。
WSJ紙のFed番、ニック・ティミラオス記者は、先月、「10月の米雇用統計と米CPI、7月がFedの最後の利上げとなる見方を強く示唆。12月FOMCでは、声明文をどのように修正し、FRBが利上げを見送ったことを反映させるかが大きな議論になりそうだ」との記事を配信していた。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、12月11日の高値の146.59円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、12月11日の安値の144.78円。
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日経等のリークを問題した質問の最後
に出てきたんだな。
そりゃ日経マスコミが誤魔化すわけだw
【#国会中継】参議院 財政金融委員会 日銀・植田総裁が出席
~令和5年12月7日~
ニコニコニュースチャンネル登録者数 6.41万人
7,780 回視聴
2023/12/07 にライブ配信
https://www.youtube.com/watch?v=2NseIA3suyA
勝部委員はいあの22:39詳しくご説明いただきましてありがとう ございますあのそれではですねえ上田日次
22:45銀総裁にお伺いをしてまいりたいと思うん ですけれどもあの上田総裁が2月にですね
22:51ま議運で行われた初心質疑ま私ま議運に 折りますもんですからあのそのトップを
22:58務めさせていただきましてまその時以来え 非常にあの関心を持って注目をさせて
23:04いただきましたでいくつかあの話題があり ましたもんですからその中で1つお聞きし
23:11たいなと思ってますのはあの6月の末に ですねえ欧州中央銀行主催で行われたえ
23:18主要中央銀行トップによる国際フォーラム 討論会というのがありましてまそこで上田
23:24総裁はえパウエル議長やえラガルド総裁 それからイングランド銀行のベイリー総裁
23:30とあの断定に上がりですねえ日銀の大規模 緩和の政党制覇をまあの真面目に説明をさ
23:38れたとで一方でま発言の要所でえ独特の ジクを連発してま会場の爆笑を誘ったとま
23:47そういう報道がですねありましたまそれを 見てですね私はあの非常にま真面目という
23:53方はあれかもしれませんけどやっぱり総裁 のあの仕事柄極めてあの発言にはですねま
24:01身長安全運転がえ胸とされているのかなと 思ってましたらまそういうあの
24:09コミュニケーション力が非常にお高いのだ なということを感じてですねまある意味 ちょっとえ意外でもありしかし24:18
あのいいなという風に実は思いましたでえ 海外のあの報道もですねまあの今までのえ
24:27えこんな面白い日銀総裁は初めてという そういう見出しがついてですね報道された
24:33ということでありましてまあのえ縁に 対する信頼とか日銀に対するあのまなんて
24:40いうか信用性というのかそれはもちろん 高めなきゃいけませんけど日銀総裁の 果たす役割っていうのも私は非常に大きい24:47なと思ってですねま世界からそういう意味 では信頼を売るあるいは
24:53えま一緒に何か取り組もうという気持ちに させるという意味ではですねま非常に効果
25:00的なあのえ発言だったのではないかなと いう風に思うんですけれどもまその時の
25:06こともあの含めてですねこの9ヶ月間ま どのようにあの取り組んできてどういう今
25:12感想と言いましょうかあの思いを持って おられるのか合わせてですねえま内外の
25:18関係者に対するコミュニケーションは もちろんですけれどもやっぱり国民国会に 対してもましっかりとした
25:24コミュニケーションをえ取っていくという ことは極めて重要だと思っおりますま今日 はお越しをいただきまして時にお話を25:30聞けるんで是非その辺ま コミュニケーションについてですねえ日 心がけておられるようなことがありまし25:37たらご被をいただきたいという風に思い ます
日本銀行上田25:43総裁え2月の初審質疑においてはあの委員25:48からあのご質問いただいきましてでその中 で私は
25:54あの非常に難しい状況の中でえ仕事を 引き受けるということはえそれ自体非常に
26:02チャレンジングなえことであるという風に 申し上げまある意味ちょっと生意なこの年
26:09で生生というのも変ですがことを申し上げ てしまったわけですけれどもその後あの やはりグローバルに例えば3月にえ金融26:18機関経営問題が発生したりいうことに 始まりましてえ色々な不確実性が高い状況
26:25が続いてございますえ思った以上に チャレンジングな状況かなと思いながら
26:33あの日銀の他のボードメンバーあるいは 執行部とえ議論化される中でできる限り
26:40適切な金融政策上に努めてきたところで ございますえコミュニケーションにつき
26:47ましては あの新トラでの会議のお話 え触れていただいてありがとうございまし
26:54たただあれはあの私としてはずっと真面目 にに話をしていたつもりだったんですが
27:00あるところで会場が急にあの笑い出しまし て私のはびっくりしたというところで
27:05ございますえそれを含めまして周年以降 決定会合後の記者会見インタビュー
27:12あるいはえこうした国会での答弁など様々 な機会を通じましてえ政策決定の内容や
27:19背景の考え方について広国民に丁寧で 分かりやすい説明をこけてきたところで
27:26ございますえ今後とも丁寧な情報を発信に 努めていきたいと思っており27:32ます
一部委員はいあのまさにですねあのえ27:39自然発生的に笑いが起こるなんていうのは あの
大変素晴らしいことでなんか笑いを 取ろうとして滑ってしまうよりはですね27:46
よっぽどいいのかなという風に思いますが 今あのおっしゃっておられましたけど国民 の皆さ
んに対してもまコミュニケーション27:54力をしっかり発揮しなきゃいけないという 趣旨ので
すね今ご発言がありましたんです がそこでちょっとお聞きしたいんです
最後の質問になるんですけれどもあの日銀33:07のですね政策決定介護を巡るですね事前 報道まリークについてちょっとお伺いをし33:14たいと思いますまこれに関連する記事が ですねま私2つほど目にしたんですけど1
33:19つは11月2日のですねえブルームバーグ オンライン紙に掲載されたえ日銀決定の
33:26直前行動情報漏れ対策をというまコラムの 記事がありましたそれからもう1つは11
33:32月14日にですねえ東洋経済オンラインに 掲載されたなぜ日銀の政策変更は事前に
33:39報道されるのかとま似たような記事なん ですけれどもまこういう記事がありまし
33:45てえっとあのそのブルームバーグの記事33:50からですね少しあのお聞きをしたいと思っ ているんですけれどもまこの記事にはです33:56ねえフォワードガイダンスの見直しや YCC修正最修正と上田総裁から何らかの
34:04発表があった際え情報が最初に示されたの はいずれも公の場ではなくえ日経新聞の
34:12紙面であったという風に記事になってます ねそれからま海外のですね
34:18え主要中銀のま場合でもですね前ぶれ記事34:24
などは出るんだけれどもえ日経の報道ほど ですね具体的ではなくましかもですねえ
34:31介護の開催中に記事が出るなということは 全くないとだからえ日銀と日経との関係は
34:37ま独特だという表現がされてましたでま もしこれがですね観測気球みたいなもので
34:44はなくて意図的にあのされているんだとし たらこれは日銀の側にですねやっぱり
34:49セキュリティ上に大きな問題があるんじゃ ないかとまで書かれていたわけですえ
34:55思い返せばですね200016年の1月に ですね金融政策決定会合ではま性質発表の
35:02えわずか数分前までま当時のえ当時の話で 申し訳ない当時のクロダ総裁がですね直前
35:09まで否定をしていたマイナス金利の導入が 迫っていあのしていったマイナス金の導流
35:15についてま導入が迫っているという記事が ですねあの日経に出てまこの衝撃はまり
35:22あまりにも大きかったとで日銀もこれは 捜査はえ調査をしたとようなことが記憶に
35:27あるわけですけれどもま非常にあの私は 問題意識を持っておりましてですねえこの
35:34記事の最後にはですねまひょっとしたら この先のですね大きなまえ金利を解除する
35:41ま公表の時にですね公式発表ではなくてま メディアから情報を流れる形で出すことを
35:49ひょっとしたら日銀は望んでるのかみたい なですねそういうま批判的な記事なわけ ですねですからまこういうようなま事実が
35:58ありそしてこういう報道に対してですねえ 日銀の皆さん特にまあのプロパーのトップ
36:06としてですね長らく日銀業務相対に携わっ てこられた内田副総裁にまどのようにお
36:13考えなのかお聞きをしたいと思います
日本 銀行内田副総裁えお答え申し上げます
日経等のリーク報道質疑。中略
勝部 委員はいあのそういうことに是非心がけて38:13いただいてですねやはりあのえ間違った 報道などが出ることが1番あの問題だと38:19いう風に思いますのであのよろしくお願い したいと思いますあの最後にですねえっと
38:25ま本当にあの先ほど総裁もおっしゃって ましたけど非常に厳しい状況の中でま就任
38:31されたということでま家中の繰りをですね 拾う覚悟でまあの総裁になられたという風
38:39に受け止めておりますま厳しい状況です けれども是非あのえ日本の経済金融をです
38:45ねやっぱりあのしっかり支えた上で上向い ていけるようにですねあのご努力を
38:51いただけたらと思いますので最最後にです ねま今後の取り組みについてまご所見が ありましたらことお伺いをしてもう時間が38:58来ておりますのでえ質問を終わりたいと 思いますよろしくお願いし ます
質問はいでは日本銀行上田総裁時間が39:07来ておりますので完結にお願いいたします え
先ほど申し最初に申し上げました通り39:13
あのチャレンジングな状況は続いており ますが年末から来年にかけて1段等 チャレンジングになるという風にも思って
39:20おりますのでえ委員ご指摘の情報管理の 問題もえきちんと徹底しつつえ丁寧な説明
39:26適切な政策に務めていきたいと思っており
今晩は米11月CPIに注目。昨日は年末ラリーへの期待が続く中、買収提案を受けた百貨店のメーシーズやブロードコム、インテル、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などの半導体株が上昇し、相場をけん引した。主要3指数がそろって3日続伸し、年初来高値を更新した。年初来ではダウ平均が9.83%高、S&P500が20.39%高、ナスダック総合が37.89%高となった。引け後の動きでは、、売上高が予想を下回ったオラクルが時間外で7%超下落した。
今晩の取引では翌日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控える中、寄り前に発表される米11月消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。11月CPIは前月比では10月から横ばい、前年比では+3.1%と前回+3.2%から鈍化が見込まれている。変動の大きい食品、エネルギー除くコアCPIは前年比+4.0%と横ばいが予想される一方、前月比では前回+0.2%から+0.3%に上昇が見込まれている。CPIが予想以上の鈍化となれば、来年の早期利下げ転換期待が一段と高まることになるが、予想を上回る強い結果となった場合は、利下げ転換期待の後退が相場の重しとなりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは、11月CPIのほか、12月NFIB中小企業楽観度指数、米30年債入札など。企業決算は寄り前にジョンソンコントロールズが発表予定。
「8勝2敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
★日銀短観(8:50)
□11月投信概況(15:00)
□臨時国会会期末
□SEMICON Japan 2023(東京ビッグサイト、~15日)
【国内企業】
○ロック <4621> [東証S]:上場廃止
【海外】
□英国10月月次GDP(16:00)
□ユーロ圏10月鉱工業生産指数(19:00)
□米国MBA住宅ローン申請指数(21:00)
★米国11月生産者物価指数(22:30)
□米国週間石油在庫統計(14日0:30)
★FOMC(米連邦公開市場委員会)、終了後に政策金利を発表(14日4:00)
★パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長が記者会見(14日4:30)
□ブラジル中銀が政策金利を発表
【海外決算】
[米]アドビ<ADBE>/[欧]インディテックス
株探ニュース
今日は上げの特異日
(12日終値)
ドル・円相場:1ドル=145.45円(前営業日比▲0.71円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.00円(▲0.34円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0794ドル(△0.0029ドル)
ダウ工業株30種平均:36577.94ドル(△173.01ドル)
ナスダック総合株価指数:14533.40(△100.91)
10年物米国債利回り:4.20%(▲0.03%)
WTI原油先物1月限:1バレル=68.61ドル(▲2.71ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=1993.2ドル(▲0.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米消費者物価指数(CPI)
前月比 0.1% 0.0%
前年比 3.1% 3.2%
エネルギーと食品を除くコア指数
前月比 0.3% 0.2%
前年比 4.0% 4.0%
11月米財政収支 3140億ドルの赤字 666億ドルの赤字
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反落。米労働省が発表した11月米消費者物価指数(CPI)がほぼ予想通りの内容となり、インフレの鈍化が確認されると全般ドル売りが先行。前日の安値144.78円を下抜けて一時144.74円と日通し安値を更新した。
ただ、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.14%台から4.24%台まで上昇すると、一転ドル買い戻しが優勢に。23時30分過ぎには145.85円付近まで持ち直した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは103.49の安値から104.10の高値まで持ち直した。
・ユーロドルは続伸。欧州時間発表の12月独ZEW景況感指数が予想を上回ったことを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。米CPI発表直後に全般ドル売りが強まると、一時1.0827ドルと日通し高値を付けた。
ただ、買い一巡後はすぐに上値が重くなった。米長期金利が低下幅を縮めた流れに沿ってユーロ売り・ドル買いが出ると、1.0767ドル付近まで下押しした。
・ユーロ円は3日ぶりに反落。20時30分過ぎに一時156.64円付近まで値を下げたものの、4時30分過ぎには157.22円付近まで下げ渋った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、昨年1月以来の高値となった。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も昨年1月以来の高値を更新した。11月米CPIがほぼ予想通りの内容となり、インフレの鈍化が確認されると米長期金利が低下。株式の相対的な割高感が薄れ、株買いが広がった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日続伸し、昨年3月以来の高値で取引を終えた。
・米国債券相場で長期ゾーンは4日ぶりに反発。11月米CPIがほぼ予想通りの内容となり、インフレの鈍化が確認されると債券買いが広がった。30年債入札が「好調」と受け止められたことも相場の支援材料。
・原油先物相場は3日ぶりに反落。米国の供給過剰に対する懸念や中国に経済停滞により需要が減速するとの警戒感から売りが優勢となった。
・金先物相場はほぼ横ばい。11月米CPIが前年比では2カ月連続で鈍化したことを受けて米長期金利が低下すると、金利を生まない金に買いが入り一時2012.5ドルまで上昇した。ただ、すぐに金利が一転上昇したため次第に上値が重くなった。
12日23:43 イエレン米財務長官
「インフレ率がFRBの目標まで下がらない理由はない」
「労働市場は依然堅調だが、冷え込んでいる」
「インフレは有意に低下している」
13日00:39 バイデン米大統領
「CPIの結果はインフレに対する継続的な前進を示している」
※時間は日本時間
<国内>
○08:50 ☆ 日銀・企業短期経済観測調査(短観、12月調査)
☆ 大企業製造業の業況判断指数(DI、予想:10)
◎ 大企業非製造業の業況判断指数(DI、予想:27)
◎ 大企業製造業DI・3月見込み(予想:9)
◎ 大企業非製造業DI・3月見込み(予想:25)
◎ 大企業全産業設備投資計画(前年度比、予想:12.4%)
<海外>
○06:45 ◇ 7-9月期ニュージーランド(NZ)経常収支(予想:108.40億NZドルの赤字)
○16:00 ☆ 10月英国内総生産(GDP、予想:前月比横ばい)
○16:00 ◎ 10月英鉱工業生産指数(予想:前月比▲0.1%/前年比1.1%)
○16:00 ◎ 10月英製造業生産高(予想:前月比横ばい)
○16:00 ◇ 10月英商品貿易収支/英貿易収支(予想:143.00億ポンドの赤字/21.50億ポンドの赤字)
○17:00 ◎ 11月南アフリカ消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.1%/前年比5.6%)
○18:30 ◎ 11月南アフリカSACCI企業信頼感指数
○19:00 ◎ 10月ユーロ圏鉱工業生産(予想:前月比▲0.3%/前年比▲4.6%)
○20:00 ◇ 10月南アフリカ小売売上高(予想:前年同月比0.9%)
○21:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○22:30 ◎ 11月米卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.1%/前年比1.0%)
◎ 食品とエネルギーを除くコア指数(予想:前月比0.2%/前年比2.2%)
○14日00:30 ◇ EIA週間在庫統計
○14日01:00 ☆ 7-9月期ロシア国内総生産(GDP)改定値(予想:前年比5.5%)
○14日04:00 ☆ 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表(予想:5.25-5.50%で据え置き)
○14日04:00 ◎ FOMC、経済・金利見通し発表
○14日04:30 ☆ パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
○14日06:30 ☆ ブラジル中銀、政策金利発表(予想:11.75%に引き下げ)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
海外市場ではドル円は、11月米消費者物価指数(CPI)がほぼ予想通りの内容となり、インフレの鈍化が確認されると全般ドル売りが先行し、一時144.74円と日通し安値を更新した。ただ、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.14%台から4.24%台まで上昇すると、一転ドル買い戻しが優勢になり、145.85円付近まで持ち直した。ユーロドルは米CPI発表直後に全般ドル売りが強まると、一時1.0827ドルと日通し高値を付けたが、ドル円同様にドルの買い戻しで上値は抑えられた。
本日のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を前に動きにくい展開が予想される。もっとも、引き続き来週18-19日に行われる日銀政策決定会合への観測記事などが市場を動意づける可能性もあることには要警戒となる。
FOMCに関しては、政策金利を5.25-5.50%に据え置く予想が98.4%となるなど、予想を翻すことはないだろう。ただし、12月はドットプロットも公表されることで、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見同様に注目度が高い。
日銀政策決定会合については、昨日も海外勢は日経新聞の「12月に解除を事前予告し、フォワードガイダンスを同時に修正する見方もある」との観測記事に反応し、円を買い戻していた。日本の政治状況は、政治資金パーティをめぐる問題で安倍派4閣僚の交代となりそうだが、同時に本日の日経新聞が記載しているように「アベノミクス転換期」、すなわち日銀による金融緩和路線の終了も現実味を帯び、政治・経済ともに脱安倍路線となりそうだ。昨日の本邦金利市場は5年債の入札が順調だったことで、債券が買われた(利回りは低下した)ように、12月にゼロ金利解除をすることを期待する声は少ない。一方で、2024年上期での解除は非常に可能性が高まっている。
市場が過度に円買いのニュースに反応するのは、昨年12月の日銀政策決定会合で当日の高値から7円弱の円高・ドル安が進行したことも一因。市場流動性が悪い12月相場で、日銀が今後の解除方針を打ち出すようなことがある場合は、再び昨年と同じ動きを繰り返す可能性があり、円買いの逃げ場を探しているようだ。
本日の経済指標では、日銀の企業短期経済観測調査(短観)が発表される。かつては円相場を最も動意づけた指標だが、ここ最近の反応は鈍かった。しかしながら、日銀がゼロ金利解除に向かっているとされる中で、業況判断指数(DI)が好結果だった場合のポジティブサプライズになれば、市場は敏感に反応しそうだ。
本日は他のアジア、オセアニア国からは主だった経済指標の発表は予定されていない。しかしながら、豪政府から中間予算が発表されることには注目しておきたい。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 32860 +150 (+0.45%)
TOPIX先物 2356.5 +8.0 (+0.34%)
シカゴ日経平均先物 32865 +155
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
12日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。11月の米消費者物価指数(CPI)はコア指数が前月比0.3%上昇、総合指数は同0.1%上昇だった。CPIの発表直後に長期金利が上昇する場面も見られたが、概ね市場予想通りの内容だったことで、米利上げ局面が終了するとの見方が相場を支えた。S&P500業種別指数は半導体・同製造装置、商業サービス・用品、保険が上昇した一方で、エネルギー、自動車・同部品、電気通信サービスが下落。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比155円高の3万2865円だった。日経225先物(3月限)は日中比10円安の3万2700円で始まり、直後に付けた3万2690円を安値に切り返しており、3万2710円~3万2810円処で保ち合いを継続。米国市場の取引終盤にかけてレンジを上放れ、3万2860円とナイトセッションの高値で取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで高値引けとなったが、概ね狭いレンジでの保ち合いであり、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られそうだ。
ただし、米国市場では主要な株価指数が4営業日続伸と強い基調が継続しており、ショートは仕掛けづらいだろう。下値の堅さが意識されるなか、ボリンジャーバンドの-1σと25日移動平均線によるレンジ推移のなかで、25日線を捉えてくる可能性がありそうだ。昨日は買い先行で始まったものの、その後は目先的な達成感もあってロングを解消する動きだった。25日線をキープできなかったが、再び同線を捉えてくるようだと、ショートカバーを誘う流れが強まりやすい。
そのため、下値の堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうだ。また、米国市場ではエヌビディア<NVDA>など半導体株の一角が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になるだろう。オプション権利行使価格の3万3500円~3万3000円のレンジを想定し、25日線を捉えてくる局面では、権利行使価格の3万2875円~3万3375円のレンジに向かわせそうだ。
VIX指数は12.07(前日は12.63)に低下した。一時11.81まで下げる場面も見られた。下へのトレンドからショートカバーが強まる可能性は高まったであろう。転換ポイントになることも考えられ、FOMC通過後には一段の低下、もしくは急反発といったトレンドが出やすくなったとみておきたい。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で13.92倍に上昇した。一時13.98倍まで上昇する場面もあったが、値がさハイテク株などが買い一巡後に上げ幅を縮めた影響もあり、積極的にNTロングでスプレッドを取りに行く動きは限られていた。ただし、75日線を上回って推移していたほか、米半導体株の上昇を受けて、ややNTロングが意識されてきそうである。
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日経225先物は11時30分時点、前日比190円高の3万2900円(+0.58%)前後で推移。寄り付きは3万2910円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2865円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後に付けた3万2840円を安値にリバウンド基調が強まり、中盤にかけて一時3万3020円まで買われた。買い一巡後は25日移動平均線水準で強弱感が対立する格好から、終盤にかけては3万2900円~3万3000円辺りでの保ち合いを継続している。
日経225先物は、25日線が位置する3万3000円処での攻防を見せているが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなかでは想定された値動きであろう。後場は保ち合いが続きそうだが、底堅さが意識されるなか、ショートを仕掛けづらくさせている。そのため、終盤にかけては、ややショートカバーを誘い込む動きが入りやすいだろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.99倍に上昇した。一時14.01倍まで上昇する場面も見られ、25日線水準を捉えてきた。昨日は値がさハイテク株が買い一巡後に軟化したことから上げ幅を縮めていたが、本日のハイテク株は寄り付きから一段高を見せるなど日経平均型優位であり、NTロングでのスプレッドを取りに行く動きに向かわせている。
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大阪3月限
日経225先物 32830 +120 (+0.36%)
TOPIX先物 2352.0 +3.5 (+0.14%)
日経225先物(3月限)は前日比120円高の3万2830円で取引を終了。寄り付きは3万2910円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2865円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後に付けた3万2840円を安値にリバウンド基調が強まり、前場中盤に一時3万3020円まで買われた。買い一巡後は25日移動平均線水準で強弱感が対立するなか、前場終盤にかけて上げ幅を縮め、ランチタイムでは3万2870円~3万2920円辺りの狭いレンジで推移。後場中盤にかけてレンジを下放れ、3万2780円まで上げ幅を縮める場面もあったが、売り一巡後は3万2910円まで戻すなど、短期的な需給に振らされた。ただし、ランチタイムでのレンジは超えられず、終盤にかけては持ち高調整に伴う動きとなった。
日経225先物は、25日線が位置する3万3000円処で攻防を見せているが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちでポジションを傾けにくい需給下では、想定された値動きであろう。25日線が位置する3万3030円水準に上値を抑えられる半面、下値はボリンジャーバンドの-1σが支持線として意識される。-1σは3万2650円辺りで推移しており、オプション権利行使価格の3万2625円から3万3000円でのレンジ推移となる。+2σは3万3400円辺りに位置しているため、3万3000円を捉えてくるようだと、権利行使価格の3万3000円から3万3375円のレンジに移行しよう。
また、来週には日銀の金融政策決定会合を控えているため、FOMC通過後も積極的にはポジションを傾けてくる動きは限られそうだ。-1σ水準での押し目狙いのロング対応とし、25日線を明確に突破してくるようなら、+2σを意識したロングに向かわせよう。米国市場で半導体株への物色が見られるなか、本日は東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が年初来高値を更新した。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.95倍に上昇した。一時14.01倍まで上昇し、同水準に位置する25日線を捉えてきた。ハイテク株主導の上昇が意識されるなか、相対的に日経平均型優位の需給状況になることが見込まれる。FOMC通過後に米半導体株の強い物色が続くようだと、NTロングでのスプレッドを取りに行く動きが強まりそうである。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万6305枚、ソシエテジェネラル証券が1万3690枚、サスケハナ・ホンコンが6235枚、日産証券が3510枚、SBI証券が2225枚、バークレイズ証券が1789枚、JPモルガン証券が1423枚、松井証券が1111枚、モルガンMUFG証券が994枚、楽天証券が965枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万5949枚、ソシエテジェネラル証券が1万6647枚、日産証券が4930枚、バークレイズ証券が4332枚、サスケハナ・ホンコンが3730枚、JPモルガン証券が3554枚、ゴールドマン証券が2754枚、UBS証券が2561枚、モルガンMUFG証券が1892枚、ビーオブエー証券が1877枚だった。
本日のNY為替市場のドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明、ドット・プロット(金利予測分布図)、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見などで、来年の利下げ開始時期への言及を見極めることになる。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、明朝発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、FF金利誘導目標5.25-50%の据え置きはほぼ確実視されている。そして、利下げ開始時期は来年5月となっている。
9月のFOMCでのドット・プロット(金利予測分布図)は、2023年末が5.60%(5.50-75%)、2024年末が5.10%(5.00-25%)となっていた。フェドウオッチでの2024年末は4.00-25%となっており、1%乖離している。
11月の米コア消費者物価指数(CPI)が前年比+4.0%だったことで、インフレ抑制の取り組みで難しさが増す「最後の1マイル」が終わっていない可能性が高まっており、パウエルFRB議長が、データ次第という文言で、選択肢をオープンにしておく可能性に留意しておきたい。
パウエルFRB議長は、12月1日、スペルマン大学(ジョージア州アトランタ)での講演で、タカ派とハト派を織り交ぜた発言をした。
タカ派見解として「FOMCはインフレ率を時間とともに2%に引き下げること、またインフレが同目標への軌道上にあると確信するまで景気抑制的な政策を維持することに強くコミットしている」、ハト派的見解として「かなり急ピッチでここまで来たあと、FOMCは慎重に前進している。引き締め不足と引き締め過ぎのリスクは一段とバランス(more balanced)がとれてきている」と述べていた。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、12月11日の高値の146.59円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、12月12日の安値の144.74円。
今晩はFOMCの結果やパウエルFRB議長会見に注目。昨日は米11月消費者物価指数(CPI)がほぼ市場予想通りとなったことや10年債利回りが低下したことが支援となり、主要3指数がそろって4日続伸した。主要3指数はそろって52週高値を更新し、年初来ではダウ平均が10.35%高、S&P500が20.95%高、ナスダック総合が38.86%高となった。
今晩の取引では取引時間午後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見に注目が集まる。FOMCでは3会合連続で政策金利の据え置きが確実視されているが、市場では来年の早期利下げ転換期待が高まっており、金融政策の見通しを巡り公表されるメンバーのFF金利見通し(ドットプロット)やパウエルFRB議長の記者会見が注目される。CMEのフェド・ウォッチが示す来年3月FOMCでの利下げ確率は45%と1カ月前の13%から大きく上昇しており、FOMCの結果やパウエルFRB議長発言が利下げ見通しを支持する結果となれば年末ラリーの継続期待が一段と高まりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果公表、パウエルFRB議長会見のほか、11月生産者物価指数(PPI)、MBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は引け後にノードソン、アドビが発表予定。
【経済】今夜の海外イベント・スケジュール(13日)
□米国MBA住宅ローン申請指数(21:00)
★米国11月生産者物価指数(22:30)
□米国週間石油在庫統計(14日0:30)
★FOMC(米連邦公開市場委員会)、終了後に政策金利を発表(14日4:00)
★パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長が記者会見(14日4:30)
□ブラジル中銀が政策金利を発表
【海外決算】
[米]アドビ<ADBE>/[欧]インディテックス
株探ニュース
「4勝6敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
★10月機械受注(8:50)
□週間対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50)
□10月鉱工業生産[確報値](13:30)
□10月設備稼働率(13:30)
□20年国債入札
【国内企業】
〇ビジョナル <4194> :東証G→東証P
【海外】
□EU首脳会議(ブリュッセル、~15日)
★イングランド銀行(BOE)が政策金利を発表(21:00)
★ECB(欧州中央銀行)が政策金利を発表(21:15)
★米国11月小売売上高(22:30)
□米国新規失業保険申請件数(22:30)
□米国11月輸入物価指数(22:30)
□米国11月輸出物価指数(22:30)
★ラガルドECB総裁が記者会見(22:45)
□米国10月企業在庫(15日0:00)
□スイス中銀が政策金利を発表
□ノルウェー中銀が政策金利を発表
□フィリピン中銀が政策金利を発表
【海外決算】
[米]コストコ<COST>
株探ニュース
インフレは高水準から緩和しており、失業率の大幅な増加は見られません。それはとても良いニュースです。しかし、インフレ率は依然として高すぎる。それを鎮圧するための進行中の進歩は保証されていません。そして今後の道筋も不透明だ。
来年に向けて、インフレ率を2%の目標に戻すことに全力で取り組んでいることを米国民に保証したいと思います。物価の安定を維持することは、すべての人に利益をもたらす好調な労働市場状況を持続させるために不可欠です。
昨年初め以来、FOMCは金融政策のスタンスを大幅に引き締めてきた。当社は政策金利を5.25パーセントポイント引き上げ、保有有価証券を急速なペースで削減し続けています。私たちの行動により、政策金利はかなり制限的な領域に到達しました。これは、引き締め政策が経済活動とインフレに下押し圧力をかけていることを意味しており、引き締めの完全な効果はまだ感じられていない可能性があります。
本日、当社は政策金利を据え置き、保有有価証券の削減を継続することを決定しました。私たちがここまで進んできたことと、私たちが直面している不確実性とリスクを考慮して、委員会は慎重に作業を進めています。私たちは、今後得られるデータの総合性、今後の見通し、リスクのバランスに基づいて、追加の政策決定の範囲と制限的な政策をいつまで続けるかについて決定します。
経済動向を簡単に振り返った後、金融政策についてさらにお話ししたいと思います。最近の指標は、経済活動の成長が第 3 四半期に見られた異常なペースから大幅に減速していることを示唆しています。それでも、GDPは、旺盛な消費需要と供給状況の改善に支えられ、年全体では約2.5%拡大する軌道に乗っている。
住宅セクターの活動は夏の間に若干持ち直した後、横ばいとなり、住宅ローン金利の上昇を主に反映して、依然として前年の水準を大幅に下回っている。金利上昇も企業の設備投資を圧迫しているようだ。経済予測の要約の中で、委員会の参加者は今年のGDP成長率の評価を上方修正したが、来年の予測中央値は1.4%に低下し、成長が鈍化すると予想している。
労働市場は引き続き逼迫しているが、需要と供給のバランスは引き続き改善されている。過去 3 か月間の給与雇用の増加は月平均 204,000 件であり、それでも今年初めに見られたものを下回る強力なペースとなっています。失業率は3.7%と依然として低い。堅調な雇用創出に伴い、労働者の供給も増加しています。労働参加率は昨年以来、特に25歳から54歳の個人で上昇しており、移民はパンデミック前の水準に戻っている。名目賃金の伸びは鈍化しているようで、求人数は減少している。雇用と労働者の格差は縮小しているものの、労働需要は依然として利用可能な労働者の供給を上回っています。
FOMC参加者は労働市場のリバランスが継続し、インフレ上昇圧力が緩和されると予想している。 SEPの失業率予測中央値は今年末の3.8%から来年末には4.1%へと若干上昇する。インフレは過去1年間で緩和したが、依然として長期目標の2%を上回っている。消費者物価指数やその他のデータに基づいて、11月までの12か月間でPCE価格の合計は2.6%上昇し、変動の激しい食品とエネルギーカテゴリーを除いたコアPCE価格は3.1%上昇したと推定されます。
過去数カ月間のインフレ率の低下は歓迎すべきことだが、インフレが目標に向かって持続的に低下しているという確信を得るには、さらなる証拠を確認する必要があるだろう。家計、企業、予測担当者を対象とした幅広い調査や金融市場の指標に反映されているように、長期的なインフレ期待は依然としてしっかりと固定されているようだ。
SEP から明らかなように、インフレ率を 2% に到達させるにはしばらく時間がかかると予想されます。 SEPの予測中央値は今年が2.8%、来年は2.4%に低下し、2026年には2%に達する。FRBの金融政策措置は、米国民の最大雇用と物価の安定を促進するという使命に基づいている。同僚も私も、高インフレは購買力を侵食するため、特に食料、住宅、交通機関などの必需品の高額な費用をまかなうことができない人々に多大な困難をもたらすことを痛感しています。私たちは、高インフレが責務の双方にもたらすリスクに細心の注意を払っており、インフレ率を目標の2%に戻すことに強く取り組んでいます。
先に述べたように、昨年初め以来、私たちは政策金利を5.25パーセントポイント引き上げ、保有証券を1兆ドル以上削減しました。私たちの金融政策の抑制的な姿勢は、経済活動とインフレに下押し圧力をかけています。委員会は本日の会合で、フェデラルファンド金利の目標レンジを5.25%から5.5%に維持し、保有証券を大幅に削減するプロセスを継続することを決定した。私たちは政策金利がおそらく今回の引き締めサイクルのピークかそれに近いものになると考えていますが、パンデミック以降、経済はさまざまな意味で予想家たちを驚かせており、2%のインフレ目標に向けた継続的な進展は保証されていません。
我々は、必要に応じて政策をさらに強化する用意がある。我々は、インフレ率を長期にわたって持続的に2%まで低下させるのに十分な制限的な金融政策スタンスを達成し、インフレ率がその目標に向かって進んでいると確信できるまで制限的な政策を維持することにコミットしている。
SECでは、FOMC参加者が、各参加者が今後最も可能性の高いシナリオと判断したものに基づいて、フェデラル・ファンド金利の適切な道筋についての個別の評価を書き留めました。参加者はさらなる利上げが適切であるとは考えていないが、その可能性を議題から外すことも望んでいない。経済が予想通りに進展した場合、参加者の中央値はフェデラル・ファンド・レートの適切な水準が2024年末には4.6%、2025年末には3.6%、2026年末には2.9%となり、依然として水準を上回ると予想している。長期金利の中央値。これらの予測は委員会の決定や計画ではありません。経済が予想通りに発展しない場合には、最大雇用と物価安定の目標を促進するために政策の道筋が適切に調整されることになる。
不確実性とリスク、そして我々の到達点を考慮して、委員会は慎重に作業を進めている。私たちは今後も、今後も入手するデータの総合性と、それらが経済活動とインフレの見通しに与える影響、およびリスクのバランスに基づいて、会議ごとに決定を下していきます。時間の経過とともにインフレ率を2%に戻すのに適切と考えられる追加の政策強化の程度を決定する際、委員会は、金融政策の累積的な引き締め、金融政策が経済活動とインフレに影響を与える時間差、経済情勢やインフレ率などを考慮する。金融の発展。
我々は、インフレ率を2%の目標にまで引き下げ、長期的なインフレ期待をしっかりと維持することに引き続きコミットする。物価の安定を回復することは、長期的に最大雇用と物価の安定を達成するための基盤を整えるために不可欠である。
結論として、私たちは私たちの行動が全国のコミュニティ、家族、企業に影響を与えることを理解しています。私たちが行うすべてのことは、公共の使命に奉仕するものです。私たちFRBは最大雇用と物価安定の目標を達成するために全力を尽くします。ありがとう。ご質問をお待ちしております。
>> ASSOCIATED PRESS: 私が聞きたかったのは、声明文の「追加の強化」の前に「任意の」という言葉が追加されたことをどのように解釈すべきでしょうか?ということは、利上げはほぼ完了し、委員会は引き締めバイアスからより中立的なスタンスに移行したということですか?ありがとう。
>> ジェローム・パウエル: それで、具体的に「いずれか」についてですが、追加の政策決定の範囲を決定する際には、それが適切である可能性があるため、「追加の政策決定」という文です。このサイクルのピークレートまたはそれに近いレートである可能性が高いという認識として、「任意」を追加しました。参加者は、私たちが可能性が高いと考える追加の値上げを書き留めなかったので、それを私たちが書き留めたものです。しかし、参加者もさらなるハイキングの可能性を検討の対象から外したくなかったので、それが私たちが実際に考えていたことです。
>> スティーブ・リースマン: スティーブ・リースマン、CNBC。良い休日をお過ごしください、議長。 FRBのクリス・ウォーラー総裁は、インフレ率の低下が続けば、FRBは今後数カ月以内に利下げに踏み切る可能性があると述べた。インフレが低下した場合に利下げをしなければFRBはより制限的になるというウォーラーFRB理事の見解に同意するかどうかについてコメントしていただけますか。ありがとうございます。
>> ジェローム・パウエル: もちろん、私は他の当局者、たとえFRBで働いている人たちについてもコメントしません。しかし、私はあなたの質問にもっと幅広く答えようとします。
つまり、私たちがそれを見ているのは実際には次のとおりです。私たちが始めたとき、最初の問題はどれくらい速く動くかだ、と私たちは言いました。そして私たちは非常に速く動きました。 2番目の問題は、政策金利を実際にどの程度まで引き上げるかということです。そして、それこそが私たちがここでまだ取り組んでいる問題なのです。先ほども述べたように、私たちはそれに非常に重点を置いています。人々は一般に、私たちがその水準かそれに近い状況にあり、利上げの可能性は低いと考えていますが、その可能性を検討の対象から外しているわけではありません。
その質問にたどり着くと、それがあなたの答えになります。自然に、それは次の質問になり始めます。それは、実施されている政策抑制の量をいつ縮小し始めるのが適切になるかということです。それでは、それが次の質問です。そしてそれが人々が考え、話し合っていることです。
そして私はこれだけは言いたいと思います。緩やかに見える力強い成長が見られます。労働市場はさまざまな手段によってバランスを取り戻しつつあります。そしてインフレは本格的に進んでいます。これらは私たちが見たいと思っていたものです。私たちにはわかりません。まだ道はあります。誰も勝利を宣言していません。それは時期尚早でしょう。そして、この進歩を保証することはできません。したがって、私たちは、さらに多くのことを行う必要があるかどうかの評価を慎重に行っています。そしてそれがまさに私たちが取り組んでいる問題なのです。
しかし、もちろん、もう一つの問題、政策的抑制の規模をいつ縮小し始めるのが適切になるのかという問題は、明らかになり始めており、世界中で議論の対象となっているのは明らかであり、世界でも議論の対象となっている。今日の会議で私たち。
>> スティーブ・リースマン: 今日の議論の性質について、少し説明してもらえますか?ありがとう。
>> ジェローム・パウエル: もちろんです。ということで、今日はこんな感じで登場です。誰もがSEP予測を書き留めたので、多くの人が自分の金利予測が何であるかを言及しましたが、「これは私が書き留めたものです、これは私が書いたものです」というようなやり取りや、ある種の合意に達する試みはありませんでした。考えてください、「そのようなこと、そしてそのような予備的な議論。全員がそうしていたわけではありませんが、多くの人がそうしていました。そして、今後を見据えて、これが私たちにとってのトピックになるだろうという一般的な期待があると言えます。それが今日の会議で実際に起こったことです。リアルタイムで人数を計算することはできませんが、今日起こったことは大体こんな感じです。
>> レイチェル・シーゲル: こんにちは、パウ??エル議長、「ワシントン・ポスト」紙のレイチェル・シーゲルです。ご質問をお受けいただきありがとうございます。現時点で、経済は景気後退を回避し、現在は景気後退に向かっていないと適切に言えるでしょうか?もし答えが「ノー」なら、あなたは何を探しているのでしょうか?ありがとう。
>> ジェローム・パウエル: 現在経済が不況にあると考える根拠はほとんどないと言えると思います。そう思います。来年景気後退が起こる可能性は常にあると思いますが、それは経済がどうなろうとも意味のある確率であり、常に現実的な可能性です。問題は、それが可能性であるかどうかです。
私は当初から、この異例の状況により、高金利にありがちな大規模な雇用の喪失を伴わずに、インフレ率の低下を可能にする形で経済が冷え込む可能性があると常に感じてきた。引き締めサイクルにおけるインフレ。これまでのところ、それが私たちが見ているものです。委員会内外の多くの予報担当者がそう見ている。この結果は保証されません。勝利を宣言するには時期尚早だ。そして、リスクも確かにあります。確かに経済が予想外の動きをする可能性はあります。パンデミック後の時期にもそれを繰り返してきた。
それにもかかわらず、私たちは今、私が述べたようなことを目の当たりにしています。
>> レイチェル: 気になるのですが、この 1 年を振り返ってみると、曇り空の下で星を頼りに航海することについて話していましたね。今年経済があなたを最も驚かせた状況、つまり経済が一方向に動くだろうと予想し、それに対応するために方向転換しなければならなかった状況についていくつか話していただけますか?ありがとう。
>> ジェローム・パウエル: つまり、予測担当者は一般的に、1 年前に遡ると、今年、2023 年の景気後退を非常に大まかに予測していたと思いますが、それが起こらなかっただけでなく、FRB の予測担当者も含まれます。 、すべての予測者 -- 非常に高い割合の予測者が、非常に弱い成長または景気後退を予想していました。それが起こらなかっただけでなく、実際に私たちは非常に好調な年を過ごすことができました。そしてそれは、強い需要だけでなく、供給側の実質的な利益も組み合わせたものでした。
つまり、今年は労働参加が増加し、移民が増加し、パンデミックによる需要と供給の歪みが解消され、不足とボトルネックが本格的に解消され始めた年でした。つまり、需要が旺盛で供給面でも大幅な利益が得られ、今年の潜在成長率はそれよりも高かったかもしれない時期に、2.5% プラスかそれを少し上回るような成長年を達成することができました。単に供給側の回復のためです。ですから、それはほぼ全員にとって驚きでした。
インフレ予測は、人々が1年前に書き留めたものとほぼ同じだと思いますが、状況は大きく異なります。そして、力強い成長により、労働市場も大幅に改善したと言えるでしょう。 1 年前の SEP を振り返ると、失業率が大幅に増加しました。そんなことは実際には起こらなかった。まだ3.7%です。つまり、私たちは、力強い成長を目の当たりにしてきましたが、依然として労働市場は逼迫していますが、供給側からの支援によってバランスが戻りつつあり、労働力の供給が増加しています。ご存じのとおり、それが私たちが見ていることであり、その組み合わせは広く予想されていなかったと思います。
>> ハワード・シュナイダー: ありがとう。ロイター通信のハワード・シュナイダー氏。質問にご協力いただきありがとうございます。来年の金利低下の動機、例えばPEC、コアインフレ、フェデラルファンド金利のスプレッドが年間を通じて一定であるのは偶然なのかどうか、もっと詳しい内容を教えていただけないでしょうか。経済を支援するのではなく、単に予想される物価水準の低下や予想されるインフレ率を調整しているだけですか?
>> ジェローム・パウエル: それほど機械的なことは何も起こっていません。 SEP は実際にはボトムアップで構築されたものですよね?ですから、人々は経済で何が起こっているかに注目していると思います。そして、9 月の SEP との大きな違いを見ると、今年のインフレ期待がヘッドラインとコアの両方で 3 か月で大幅に低下したと思います。これは大きな部分です。同時に、第 3 四半期の成長は非常に好調であることが判明し、必要に応じて減速していると当社は考えており、広範な指標にわたって均衡がさらに進んでいることを示唆する労働市場レポートがいくつかありました。すべてではなく、非常に多くの指標が正常に戻っていることがわかります。したがって、人々はそれを見て、書き留めると思います。基本的には、各個人が予測と、その予測に伴う金利予測を書き留めます。それらを集計して公表しております。つまり、そうではありません、そうではありません、あなたが実質金利について尋ねているのは、私はそう思います。ご存知のとおり、これは私たちが非常に意識し、認識し、監視していることであり、確かに重要な部分を占めています。これは私たちの物事の考え方の一部ではありますが、実際に重要なのはより広範な財務状況です。そして、よく知られているように、実際の金利がどのくらいであるか、あるいは政策がその時点でどの程度引き締められているかを正確に知ることは非常に困難です。したがって、それをルールのように従って、常に正しい答えが得られると考えることはできませんが、それは確かに私たちが焦点を当てていることです。そして確かに、予測を見ると、私たちが前進するにつれて実質金利は低下していることが予想されると思います。
>> ハワード・シュナイダー: 議論はすでに始まっているようですね -- フォローアップさせていただければと思います。ちょうどスティーブの質問に関連するのですが、インフレの鈍化と、2024 年が深まれば深まるほど大統領選挙に近づくという事実を考慮すると、この戦術がどのように展開するのか疑問に思っています。言い換えれば、これをフロントローディングしたいですか?
>> ジェローム・パウエル: ええ、いいえ、私たちは政治的な出来事について考えたり、政治について考えたりしません。私たちは経済にとって何が正しいかを考えます。そういうことを考え始めた瞬間に、それはできなくなってしまいます。私たちは考えなければなりません、何が正しいのか?私たちは、適切な時期であると考えたときに、経済にとって正しいと思われることを実行します。それが私たちが常に行うことです。
ですから、慎重に動いていると申し上げました。私たちが注意深く進めていることの 1 つは、本当に十分なことをしたかどうかについての決定、評価です。そして、人々が利上げを書き留めていないことがわかります。つまり、私たちは十分な努力をしたと考えているが、そこまで強く自信を持っておらず、利上げの可能性をテーブルから外したくないのです。それにもかかわらず、60~90日前のような基本的なケースではなくなっているのは明らかです。そういうふうに私たちは物事に取り組んでいます。そしてご存知のとおり、私たちはこの SEP を廃止しました。この SEP では、私たちが実施している厳格な政策をいつ縮小し始めるのが適切であるかについて、人々が個別に評価していると述べられています。それについては今後議論するつもりです。しかし、それはまた別の評価であり、時間の経過とともに非常に慎重に行う予定です。
>> ニック・ティミラオス: 「ウォール・ストリート・ジャーナル」より。あなたは、市場があなたの動きを予測してあなたに代わって引き締めたため、そのタイミングが市場が離陸したときに起こったと言いました。市場は現在、来年9月までのファンド金利を予想して、あなたに代わって政策を緩和しています。これは3月頃から削減が始まる現在の水準を1ポイント下回る水準だ。これはあなたにとって概ね満足できるものですか?
>> ジェローム・パウエル: それで、この昨年は、市場が遠ざかったり戻ったりというシーソー現象が一年を通して繰り返され、注目に値する年でした。私が言いたいのは、私たちは何をしなければならないか、目標を達成するためにツールをどのように使用する必要があるかに焦点を当てているということであり、それこそが私たちが本当に焦点を当てていることなのです。そして人々は経済についてさまざまな予測を立てるでしょうし、それが市況に反映されるか、そうでないかが決まります。しかし、いずれにせよ、私たちは自分が正しいと思うことをしなければなりません。そして長期的には、財務状況が一致するか、私たちが達成しようとしているものと一致することが重要です。もちろん、長期的にはそうなるでしょう、なぜなら私たちは目標を達成するために必要なことをするからです。そして最終的には、財政状況が改善されることを意味します。しかし、その間、行きつ戻りつが起こる可能性があり、私は自分たちが行うべき正しいことだけに集中しており、同僚もそれに集中しています。
>> ニック: 市場はインフレが確実に低下していると考えているようです。インフレは確実に低下しつつある段階に来ていると思いますか?
>> ジェローム・パウエル: 聞いてください、私は進歩を歓迎します。私たちが進歩しているのを見るのは本当に良いことだと思います。 12 か月の指標を見ると、6 か月の測定値を見ると、非常に低い数字がわかると思います。 12 か月の測定値を見ると、依然として 2% をはるかに上回っています。実際には、11 月の PCE までコアでは 3% を上回っています。つまり、私は進捗状況に疑問を呈しているわけではありません。それは素晴らしい。もっと見る必要があるだけです。私たちは、2% への回復に向けて、引き続きさらなる進歩を見る必要があります。それが私たちが見なければならないことなのです。
ご存知のとおり、物価の安定を回復するのは私たちの仕事であり、最大雇用と並ぶ私たちの2つの仕事のうちの1つであり、それらは同等です。したがって、私たちはそれを行うことに非常に焦点を当てています。先ほども述べたように、現時点では慎重に進めています。私たちは進歩に満足していますが、さらなる進歩が必要であると考えています。そして、将来については多くの不確実性があると言っても過言ではないと思います。私たちは経済が驚くべき方向に進んでいるのを目の当たりにしてきたので、今後はさらなる発展が必要になるでしょう。
>> ティナ: 「ニューヨーク・タイムズ」より。 2024 年の成長率は潜在成長率を下回っています。もし来年の成長率が予想を上回り、これまでのように私たちを驚かせたとしても、利下げは可能でしょうか?あるいは別の言い方をすれば、トレンドを下回る成長率は利下げに良いのか、それともそれだけで十分なのか。
>> ジェローム・パウエル: データの全体を見ていきます。成長は一つのことです。インフレも同様であり、労働市場データも同様です。したがって、私たちは、今後の政策変更について決定を下す際、特に見通しに影響を与えるすべてのことを検討しています。結局のところ、すべては見通しとリスクのバランスの問題です。それが私たちが探しているものです。
私たちの成長が力強くなれば、それは人々にとっても労働市場にとっても良いことになるでしょう。実際のところ、インフレ率が2%に低下するまでにはもう少し時間がかかることを意味しているのかもしれない。 2%まで下げます。しかし、ご存知のとおり、より強い成長が見られる場合には、実際に見られるものに基づいて政策を設定することになります。ですから、私ならこう答えます。
>> ジーナ: 私の質問はおそらく、簡単なフォローアップをよろしければ -- 私が尋ねているのは、トレンドを上回る成長自体が問題なのかということだと思います。
>> ジェローム・パウエル: それは問題であるだけで、それ自体は問題ではありません。それは私たちの目標を達成することを困難にするという限りにおいてのみ問題です。そしてご存知のように、もし堅調な成長があれば、それが意味するのは、おそらく労働市場を非常に堅調に維持できるということです。おそらくインフレにある程度の上昇圧力がかかるだろう。これは、インフレ率が2%に達するまでにさらに時間がかかることを意味する可能性がある。それは、金利をより長期間にわたって高く維持する必要があることを意味する可能性がある。最終的には再びハイキングが必要になる可能性さえあります。それが私たちのポリシーの仕組みなのです。
>> ニール・アーウィン: こんにちは、パウ??エル議長。ニール・アーウィンとアクシオス。現在の労働市場をどう見ていますか?特に、あなたは今日でもバランスが改善されつつあるという証拠について言及しています。そのバランスに達していると判断するには何を確認する必要がありますか?
>> ジェローム・パウエル: バランスの改善という点では、多くのことが挙げられます。雇用の伸びは依然として力強いものの、人口増加と労働参加率を考慮すると、より持続可能なレベルに戻りつつあることがわかります。しかし、そのリストを続けさせてください。ご存知のとおり、請求額は低いです。企業の調査を見ると、この熱狂的な人手不足の時代は去り、人手不足は大幅に緩和されつつあると見られています。労働者不足に目を向けてみると、彼らは雇用の可能性が過去最高かそれに近いと考えていたのに、参加や雇用など多くの尺度によって、現在はより正常な水準まで下がっている。雇用、求人、退職、それらすべて。
つまり、賃金は長期にわたって2%のインフレと一致する水準を若干上回る水準で推移していることになる。徐々に冷え込んでいますが、賃金が4%程度で推移しているとすれば、まだ若干上回っていると思います。他にもいくつかあると思います。失業率が非常に低いです。これらは、しかし、全体として、労働市場の発展は非常に前向きであるとだけ言っておきたいと思います。労働者にとっては仕事を見つけ、確実な賃金上昇を得るには良い時期となった。
>> フィナンシャル・タイムズ: クレア・ジェームス。経済学者たちの雰囲気は慎重ながらも楽観的なようですが、それはあなたの予測によって裏付けられており、私たちは軟着陸するだろうという感覚によって裏付けられています。しかし、一般の人々の声を聞くと、経済状況については多くの意見の相違があります。この断絶をどう説明しますか?それは政策立案者にとって重要ですか?
>> ジェローム・パウエル: そうかもしれません。共通のテーマは、インフレが低下している一方で、物価水準は下がっていないということです。これは非常に良いニュースです。一部の商品やサービスの価格は下がっていますが、全体として見ると、価格水準は下がっていません。つまり、人々は依然として高い価格で生活しているのですが、そうではありません。それは人々が好まないことです。
それによって何が起こるかというと、賃金は現在、実質賃金はプラスになっているので、インフレ率が低下するにつれて、賃金はインフレ率よりも上昇しているのです。それで、それは人々の気分を改善するのに役立つかもしれませんが、私たちはそのような世論調査を目にします。
私たちにできることは、自分たちの仕事をすることです。それは、私たちのツールを使って価格の安定を促進することです。これは、長期間にわたり非常に大きな利益をもたらし、それが私たちが真に努力し、物価安定を達成することを可能にするものです。これは、ご存知のとおり、全国の家族や企業にとって非常に有益です。
>> ビクトリア・グイド: こんにちは、ポリティコのビクトリア・グイドです。逆に、状況が急速に悪化した場合、景気後退に陥った場合、現在のようなインフレ水準で失業率が上昇した場合、利下げの観点から皆さんはどう考えますか?それはあなたが自分の仕事を要求どおりに遂行したという兆候でしょうか?
>> ジェローム・パウエル: 申し訳ありませんが、どうでしょうか?
>> ビクトリア・グイダ: 経済が不況に陥り始めた場合、失業率が上昇し始めた場合。
>> ジェローム・パウエル: それは明らかに私たちが望んでいることではありません。私たちは、これまで見てきたことの継続であり、失業率が大幅に増加することなく労働市場のバランスが改善されることを期待しています。失業率が大幅に増加することなく、インフレは低下している。そして失業率が大幅に増加することなく、成長は緩やかになる。それは私たちが達成しようとしていることであり、私たちが目指しているものではありません。
>> ビクトリア・グイダ: それは利下げすべきだという合図だと受け止めますか?
>> ジェローム・パウエル: 明らかに、私たちがやることは、何度か述べたように、データの全体を調べることです。そして確かに、その点では労働データが重要になるだろう。そのような状況を説明することもできます。景気後退などが始まった場合、確かにそれがその決定に大きな影響を与えるでしょう。
>> マイク・マッキー: ブルームバーグテレビラジオ。議長、あなたはインフレに対抗するための利上げでは後手に回っており、先ほど、引き締めサイクルの完全な効果はまだ実感されていないとおっしゃいました。利下げ時期をどのように決定し、利下げで後手に回らないようにするにはどうすればよいでしょうか?
>> ジェローム・パウエル: つまり、私たちはあまりにも長く居座ることになるリスクを認識しています。私たちはそれがリスクであることを承知しており、そのような間違いを犯さないように重点を置いています。そして、私たちはこの 2 つを考慮しています。ご存知のとおり、私たちはやりすぎるリスクとやりすぎるリスクの間のより良いバランスに戻ってきました。それだけでなく、私たちは物価安定という使命に重点を置くことができ、その点、つまり 2 つの使命のうちの 1 つから大きく離れている場合に行うべきことであるという点に戻りつつあります。 - 両方の義務が重要であり、よりバランスが取れているという点に戻りつつあります。したがって、今後の政策を策定する際には、そのことを非常に念頭に置いていくことになると思います。
そして、これから検討することについてはすでに説明しました。私たちは需要に何が起こっているかを注意深く観察していることは明らかです。そして、私たちが見ているものは、他の人が見ているものと同じです。それは強い経済であり、2023年にはかなりのパフォーマンスを発揮します。来年の成長率が低下すると信じる十分な証拠と十分な理由があることがわかります。そして、予測がどのようなものであるかがわかります。参加者の中央値は 1.4% の成長だったと思いますが、様子を見なければなりません。予測するのは非常に難しいです。
インフレの進展にも注目したい。そして労働市場は好調を維持しているが、理想的には時折起こるような大幅な失業者の増加は見られない。
>>続報です。利下げサイクルを開始するとき、利上げサイクルは基本的に現在利上げと同じ方法で実行され、基本的には試行錯誤を繰り返し、利下げをして何が起こるかを確認するのか、それとも何らかの特定の進捗状況に結び付けるのでしょうか。
>> ジェローム・パウエル: 1 つの例外を除いて、私たちは通常、本当に具体的な目標レベルを明確にしようとしていませんでした。つまり、2013 年に私たちが使用したしきい値を覚えている人もいるでしょう。答えは、これらのことです。まだ本当に解決できていないということ。私たちはまさにその議論の始まりにいるところです。
>> エドワード・ローレンス: ありがとうございます、議長。エドワード・ローレンス、フォックス・ビジネス。ドットプロットが示すようにFRBが利下げをした場合、それは来年の経済が弱くなるという確信があることを示しているのだろうか?
>> ジェローム・パウエル: それはないだろう -- もしそうだとしても -- まず最初に言っておきますが、それは計画ではなく、人々が書き留めたものを単に蓄積しているだけです。ですから、それは問題ではありません。ご存知のとおりですが、もう一度言わせてください。私たちは、誰の SEP が正しいのかについて議論したり議論したりしません。私たちはそれが何であるかを述べ、集計して公表するだけです。つまり、人々がそれを知ることが重要なのです。
しかし、それが兆候である必要はなく、単に経済が正常化しつつある兆候であり、引き締め政策は必要ないのかもしれない。それは、経済がさまざまな方法で進化する可能性があることによります。しかし、それは私が今説明した以上のものである可能性があります。
>> そしてあなたはコアインフレに焦点を当てていたと他の会議でも聞いています。現在のコアインフレはどの程度粘っているのでしょうか?
>> ジェローム・パウエル: そうですね、それが私たちが調べていることです。そしてご存知のとおり、コアインフレは実際に進展しています。ベタベタしてきました。そして有名なのは、サービス部門の方が堅調であると考えられていますが、実際には、あまり進歩が見られないと予想される非住宅サービスでもそれなりの進歩が見られました。ただし、そこにはある程度の進歩が見られます。実際、コアの 3 つのカテゴリすべてが現在貢献しています。商品、住宅サービス、非住宅サービス、これらはすべて、レポートごとに異なるレベルで貢献しています。それで、そうです。
>> カテリーナ: カテリーナとブルームバーグのニュース。ご質問をお受けいただきありがとうございます。ちょっとお聞きしたいのですが、今朝と昨日、かなりポジティブなデータがありました。これらは今日の予測には組み込まれていないと思いますが、私が聞きたかったのは、それがインフレ見通しに関するあなたの考えにどのように加わるのかということです。
>> ジェローム・パウエル: そうです、初日の朝に CPI を取得し、翌日には PPI を取得しました。これにより PCE への変換が通知されるため、非常に遅いのです。しかし、それにもかかわらず、参加者はおそらく今日の午前中までSEP予測を更新することが許可されており、更新することが奨励されています。その後、スタッフはそれをすべて蓄積して、ご覧のような文書を作成する必要があります。したがって、午前中くらいまで、おそらく深夜までは更新しても大丈夫です。今日見たものに基づいて予測を更新した人もいると思います。
>> カタリナ: それで、来年の利下げについて考え始めたとき、あるいは利下げが行われるたびに、パンデミック後の現在の経済についてどう思いますか?重大な構造変化があったと思いますか?それによって利下げの道筋に対する見方も変わるのでしょうか?
>> ジェローム・パウエル: 根本的な構造変化があったかどうかという問題ですが、答えを知るのは非常に難しく、現時点では非常に興味深い問題です。ただし、影響を与える可能性があるのは、中立金利がどこにあるのかという問題だけです。それで、たとえば、金利が上昇した場合、私は上昇したとは言っていませんが、もし上昇した場合、同じレベルの制限を与えるには金利をもう少し高くする必要があることを意味します。問題は、私たちはそれを実際には知るつもりはないということです。今から10年後、人々はそのことについて論文を書き、今もそれについて争っているだろう。ということで、未定になります。したがって、私たちはこの困難で不確実な、本当に前例のない環境で政策を策定することになります。
自然利子率はその仕組みによって分かる、と誰かがかつて言っていましたが、それはまさにその通りですが、政策には遅れが生じるため、それは非常に困難です。つまり、それが今年私たちがペースを落とした理由の一つです。私たちは昨年のこの会議で減速を開始し、制限を追加するペースを減らしました。そして今年を通じて、これらの遅れを解消する時間を確保するために、大幅に速度を落としました。
需要という点では、需要はサービスから商品へとさらにシフトしているのでしょうか?それについて主張することはできます。サービスへの復帰はまだ完了しておらず、進行中であるようには見えませんが、それが正しいかどうかはわかりません。もしかしたら、人々はあまりにも多くの物を買ってしまったので、一時的にそれ以上の物は欲しくなくなったのかもしれません。彼らにはそれを置く場所がありません。
>> ジェニファー・ショーンバーガー: ありがとうございます、パウエル議長。ヤフーファイナンスで。首相は7月、インフレ率2%に到達する前に利下げを開始する必要があると述べた。 PCE インフレ率はコアで 3.5%、半年ベースで年間ベースで推移しており、コア PCE は 2.5% で推移していますが、スーパー コアやシェルターは当然ながらより粘度が高くなります。では、データのさまざまな要素に注目すると、利下げを検討する前に 2% にどれだけ近づく必要があるでしょうか?
>> ジェローム・パウエル: つまり、利下げのために 2% に到達するまで待てない理由は、その政策がそうなるからです -- それでは手遅れになるでしょう。つまり、オーバーシュートを避けるために、2% のかなり前、または 2% に到達する前に経済に対する制限を緩和する必要があるでしょう。制限政策を経済活動の重しと考えると。
政策が経済に浸透し、経済活動に影響を与え、インフレに影響を与えるまでには時間がかかるので、正確に答えることはできません。しかし、SEP の内容を見れば、それにかかるタイムラグなどの妥当な見積もりがわかると思います。
>> 3% が妥当だと思いますか?
>> ジェローム・パウエル: 正確な点を特定するつもりはありません。なぜなら、当時を振り返ってそれが正しくなかったことが判明する可能性があるからです。しかし、私たちはそれを検討し、幅広い要素の集合を検討するつもりです。 。
>> ジーン・ヤング: こんにちは、パウ??エル議長、ジーン・ヤング。厄介なインフレの質問に。インフレ率を2%に戻すというラストワンマイルについては多くの議論がなされてきた。しかし、今年のインフレ率の低下の速さには驚かされる。興味があるのですが、インフレに対する私たちの理解に何か変化があったと思いますか、それともまだこの概念に同意していますか、それとも米国経済について何か違うのでしょうか?ありがとう。
>> ジェローム・パウエル: 私はそう思います。ご存知のとおり、私たちは最初から、これは 2 つの要素の組み合わせであると感じていました。第一の要因は、パンデミックで起こったこと、つまり需要と供給の歪みの巻き戻しです。第二の要因は、総需要を圧迫し、実際には需要の低下により供給側の回復を容易にする政策です。 。この 2 つが必要になると考えました。申し訳ありませんが、質問の最後の部分をもう一度言ってください。
>> JEAN YUNG: 米国経済に何か違う点があったとしたら。
>> ジェローム・パウエル: そうですね。つまり、米国経済が違うということかもしれないし、そうでないかもしれない。このインフレは、私たちが考えている典型的な需要過多、ポットが沸騰したようなインフレではなかったと思います。それは、疑いの余地なく非常に強い需要と、参加ショックがあったため、良い面だけでなく労働面でも異常な供給側の制限が組み合わさったものでした。したがって、これは非常に珍しいことです。そして、私たちは見解を持っていました - 私の同僚と私は、多くの量を入手できるという見解を広く持っていました - ご存知のように、非常に低いレベルで生産能力の限界に達したため、本質的に垂直の供給曲線がありました。労働者もそれができなかったために、サプライチェーンはすべて寸断されました。したがって、需要が低下/減少する限り、垂直の供給曲線をまっすぐに下ることができるという見解がありました。そして、ご存知のとおり、そのようなことが起こりました、これまでにも起こりました。問題は、その部分が使い果たされたらどうなるかということですが、私たちはそれを実行する方法があると考えています。私たちは、サプライチェーンや不足の問題は別として、いくつかの解決策があると確信しています。
労働参加にはもっと多くの課題があるだろうか?かもしれない。移民が助けてくれるかもしれない。しかし、ある時点で供給側の支援が不足し、その後需要側に問題が生じ、さらに困難になる可能性があります。その可能性は十分にあります。しかし、ラストマイルが違うと確信を持って言えるかというと、それに関して何らかの確信があると言うのは気が進まない。ただ私たちには分かりません。つまり、インフレは下がり続けています。労働市場はバランスを取り戻し続けています。ここまではとても順調ですが、ここからはさらに難しくなるだろうと予想していますが、今のところはそうではありません。
>> さて、最後の質問のためにミーガンに行きます。
>> こんにちは、パウ??エル議長。ご質問をお受けいただきありがとうございます。バロンズと一緒です。利下げを慎重に検討していますが、最新の考え方についてお話しいただけますか?そして、量的引き締めのペースを変えることは検討されたことがあるのだろうか?
>> ジェローム・パウエル: 私たちは今、QT のペースを変更することについて話しているわけではありません。単にそれを邪魔にしないためです。
したがって、バランスシートはほぼ予想どおりに機能しているようです。私たちが目にしているのは、毎月の流出を許可しているということです。それは合計されます。現在1.2兆ドルに近づいていると思います。それが現れているんです。リバースレポ制度は急速に縮小しており、その結果として準備金は増加するか、安定的に推移している。ある時点で、もう出てくるものはなくなるか、リバースレポファシリティが横ばいになるレベルがあり、その時点で準備金は減り始めるだろう。
ご存じのとおり、私たちはまだ保有しています。ご存知のとおり、量的準備金残高が十分な準備金と一致する水準を若干上回る水準に達したと判断するまで、有価証券保有者を削減するつもりであり、また、資産の減少を遅らせ、その後停止するつもりです。準備金残高が十分な準備金と一致すると判断される水準を若干上回る場合のバランスシートの規模。私たちはそのようなレベルには達しておらず、準備金は3.5兆ドル近くありますが、私たちはそのような準備金に達しているとは考えていません。その証拠はあまりありません。私たちはそれを注意深く見守っています。そして、これまでのところ、ほぼ期待どおりに機能していると私たちは考えています。
>> 利下げを検討するか、利下げを進めるまでに、その考えを少しでも修正する予定ですか?考え直す時期が来たのでしょうか、それともまだその考えに従うつもりですか?
>> ジェローム・パウエル: つまり、彼らは独立した路線を進んでいると思います。あなたは別の質問をしています。あなたは、政策がまだ引き締められているこのような時期に QT を継続できるか、引き締め措置である QT を続けることができるかという質問を示唆しているのだと思います。その答えは、理由によって異なります。通常の状態に戻すために利下げをするのであれば、それは別のことです。経済が本当に弱いから削減するのなら。したがって、これら 2 つのことを同時に行うのが適切かどうかを知るには、その理由を知る必要があることは想像できます。どうもありがとう。
(セッションは東部時間午後3時15分に終了)
https://talk.jp/boards/livemarket2/1702353910
(13日終値)
ドル・円相場:1ドル=142.89円(前営業日比▲2.56円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=155.38円(▲1.62円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0874ドル(△0.0080ドル)
ダウ工業株30種平均:37090.24ドル(△512.30ドル)
ナスダック総合株価指数:14733.96(△200.56)
10年物米国債利回り:4.02%(▲0.18%)
WTI原油先物1月限:1バレル=69.47ドル(△0.86ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=1997.3ドル(△4.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数(前週比) 7.4% 2.8%
11月米卸売物価指数(PPI)
前月比 0.0% ▲0.4%・改
前年比 0.9% 1.2%・改
食品とエネルギーを除くコア指数
前月比 0.0% 0.0%
前年比 2.0% 2.3%・改
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
5.25-5.50%で据え置き 5.25-5.50%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は大幅に続落。11月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことが分かると、全般ドル売りが先行。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が「市場で広がっている来年の利下げ観測を後押しする内容だった」との受け止めから、米金利が急低下するとドル売りが加速した。5時過ぎには一時142.65円まで大きく値を下げた。なお、米10年債利回りは一時4.0051%前後と8月10日以来の低水準を更新した。
FRBは12-13日に開いたFOMCで市場予想通りFFレートの誘導目標を5.25-5.50%に据え置くことを決めたと発表。政策金利見通し(ドット・チャート)では2024年末時点の中央値を5.125%(5.00-5.25%)から4.625%(4.50-4.75%)に下方修正し、来年3回の利下げを想定していることが示唆された。また、パウエルFRB議長は会見で「インフレは緩和したものの、依然として高すぎる」「FOMCは適切であれば追加引き締めの用意」としながらも、「きょうの会合で利下げのタイミングを協議した」「FOMCは現状維持が長すぎる場合のリスクを認識」などと語った。
・ユーロドルは3日続伸。11月米PPIが米国のインフレ鈍化を裏付ける内容だったことから、全般ドル売りが先行。FOMCの結果を受けて米利下げ観測が高まると、ドル売りが加速した。前日の高値1.0827ドルを上抜けて一時1.0896ドルまで上値を伸ばした。
なお、市場では「FOMCの内容はかなりハト派的だった」との声が聞かれた。
・ユーロ円は続落。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の急落につれた売りが出ると一時本日安値となる155.38円まで値を下げた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸し、史上最高値を更新した。FOMCの結果やパウエルFRB議長の会見が「市場で広がっている来年の利下げ観測を後押しする内容だった」との見方から、株買いが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸し、昨年1月以来の高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も昨年1月以来の高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは大幅続伸。FOMCの結果やパウエルFRB議長の会見が「かなりハト派的だった」との受け止めから、債券買いが膨らんだ。利回りは一時4.0051%前後と8月10日以来の低水準を更新した。
・原油先物相場は反発。週間在庫統計で原油在庫が大幅な取り崩しとなったため、需給の引き締まりが意識され買いが優勢となった。
・金先物相場は5日ぶりに反発。FOMCの結果公表を前に持ち高調整の買いが散見された。ハト派的なFOMC決定を受けて通常取引終了後には一時2037ドル台まで急伸した。
14日04:04 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「最近の指標は、経済活動が第3四半期の好調なペースから鈍化していることを示している」
「雇用の増加は年初から鈍化したが依然として強く、失業率も低いままだ」
「インフレは過去1年間で緩和したが、依然として高止まりしている」
「米国の金融システムは健全で強固だ」
「家計や企業の金融および信用状況の引き締まりが経済活動、雇用、インフレの重しになる可能性がある」
「これらの影響の程度は引き続き不透明だ。委員会はインフレのリスクを引き続き大いに注視している」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す」
「これらの目標を支援するため、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを5.25-5.50%に維持することを決定した」
「委員会は追加の情報と金融政策への意味を引き続き評価する」
「徐々にインフレ率を2%に戻すために適切とみられる追加的な金融政策の引き締めの程度を決めるに当たり、委員会は金融政策の度重なる引き締め、金融政策が経済活動とインフレ率に及ぼす影響の遅れ、および経済と金融の動向を考慮する」
「さらに、以前発表された計画で説明されている通り、委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける」
「委員会は、インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「今回の金融政策決定は全会一致」
14日04:35 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「インフレは緩和したものの、依然として高すぎる」
「引き締めの効果はまだ十分に感じられていない可能性」
「政策は制限領域にうまく移行した」
「失業の急増なしにインフレが緩和したことは良いニュース」
「FOMCは慎重に進んでいる」
「労働市場のリバランスは継続すると予想」
「ここ数カ月のインフレ率低下を歓迎」
「FOMCは雇用市場の緩和が継続すると予想」
「名目賃金の伸びは鈍化しているようだ」
「金利上昇が設備投資に重し」
「FOMCは適切であれば追加引き締めの用意」
「当局者はさらなる利上げの可能性をテーブルから外すことを望んでいなかった」
「政策金利は今サイクルのピークかそれに近いと考えている」
「きょうの会合で利下げのタイミングを協議した」
「FOMCは現状維持が長すぎる場合のリスクを認識」
※時間は日本時間
<国内>
○08:50 ◎ 10月機械受注(予想:船舶・電力除く民需 前月比▲0.5%/前年比▲5.1%)
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○13:30 ◇ 10月鉱工業生産確報
○13:30 ◇ 10月設備稼働率
<海外>
○06:45 ☆ 7-9月期ニュージーランド(NZ)国内総生産(GDP、予想:前期比0.2%/前年比0.5%)
○09:01 ◇ 11月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格(予想:▲57)
○09:30 ◎ 11月豪雇用統計(予想:失業率3.8%/新規雇用者数1.10万人)
○16:00 ◎ 11月スウェーデン消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.6%/前年比6.0%)
コア指数(予想:前月比0.5%/前年比3.9%)
○16:30 ◇ 11月スイス生産者輸入価格
○17:30 ☆ スイス国立銀行(中央銀行、SNB)、政策金利発表(予想:1.75%で据え置き)
○18:00 ◎ ノルウェー中銀、政策金利発表(予想:4.25%で据え置き)
○18:30 ◇ 11月南アフリカ卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.1%/前年比5.5%)
○21:00 ☆ 英中銀(BOE)、政策金利発表(予想:5.25%で据え置き)
○21:00 ☆ 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
○21:00 ◎ 10月ブラジル小売売上高(予想:前年同月比1.8%)
○22:15 ☆ 欧州中央銀行(ECB)定例理事会、終了後政策金利発表(予想:4.50%で据え置き)
○22:30 ◇ 10月カナダ製造業出荷(予想:前月比▲2.7%)
○22:30 ☆ 11月米小売売上高(予想:前月比▲0.1%/自動車を除く前月比▲0.1%)
○22:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:22.0万件/188.7万人)
○22:30 ◇ 11月米輸入物価指数(予想:前月比▲0.8%)
○22:45 ☆ ラガルドECB総裁、定例記者会見
○24:00 ◇ 10月米企業在庫(予想:前月比横ばい)
○15日04:00 ◎ メキシコ中銀、政策金利発表(予想:11.25%で据え置き)
○欧州連合(EU)首脳会議(15日まで、ブリュッセル)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
海外市場ではドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が「市場で広がっている来年の利下げ観測を後押しする内容だった」との受け止めから、米金利が急低下するとドル売りが加速し142.65円まで大きく値を下げた。ユーロドルは一時1.0896ドルまで上値を伸ばした。
本日のドル円相場は、昨日のFOMCの結果を受けて上値が重い動きとなりそうだ。昨日はパウエルFRB議長が「きょうの会合で利下げのタイミングを協議した」「政策金利は今サイクルのピークかそれに近いと考えている」などと発言。ドットプロットではFF金利見通しを、2024年末時点の中央値を4.6%と、前回の5.1%から下方修正した。この結果を受けてシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、来年3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ予想は、前日まで約41%が利下げ予想だったものが、約78%まで上昇している。米金利の低下がドル全体の重しになるだろう。
FOMC後に米10年債利回りは一時8月10日以来の4.00%台まで低下したが、同日のドル円は143-144円台で取引されていた。米金利の低下幅とドル円の下落幅はほぼ同じだが、日銀がマイナス金利政策解除に舵を切るとの観測が強いことで、円は更に買い上げられる可能性もありそうだ。
来週18-19日に行われる日銀政策決定会合を前に、会合前は日銀の政策を事前に小出しに伝えようとする日経新聞は、本日も「金利のある世界に備え」との見出しで、マイナス金利政策解除だけではなく「継続的利上げ 耐えられるか」とも記載している。もっとも、同紙が指摘するように、市場関係者の中で来週にマイナス金利政策解除を行うとの予想はほぼないが、地ならしを始める可能性はありそうだ。あくまでも観測記事ではあるが、海外勢はこのような記事に対しては反応が敏感なこともあり、ドル円の上値を抑える一因になりそうだ。
また、昨日発表された日銀短観の、全規模・全産業の2023年度の下期想定為替レートは139.97円となっている。現行水準から3円程度しかないことで、円安局面では輸出予約が入ることも考えられる。なお、本日は本邦からそれぞれ10月の機械受注、鉱工業生産確報、設備稼働率などが発表されるが、円高基調ということもありポジティブサプライズには要警戒となりそうだ。
円以外の通貨では、オセアニア通貨の動きに注目したい。11月の食品価格が3カ月連続でマイナスとなり、インフレ鈍化予想となっているニュージーランドだが、本日早朝に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)はプラス予想がマイナスに転じ、NZドルは上値が重く推移している。この後に豪州から11月の雇用統計が発表されることで、オセアニア通貨が軟調地合いとなっている中で、ネガティブサプライズへの反応が敏感になりそうだ。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 32860 +30 (+0.09%)
TOPIX先物 2349.0 -3.0 (-0.12%)
シカゴ日経平均先物 32840 +10
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
13日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。NYダウは5営業日続伸で3万7000ドル台に乗せ、1年11カ月ぶりに史上最高値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は予想通り、3会合連続で金利据え置きを決定した。FOMCの金利予測分布図(ドットプロット)の予測中央値で追加利上げの見通しが示されなかったことで、利上げ終了が明確となった。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は会合後の会見で、追加利上げの選択肢を維持しつつも、利下げ開始について議論したと述べた。来年の利下げ観測が高まったことを受けて長期金利が低下し、買いが膨らんだ。S&P500業種別指数は公益事業、不動産、銀行が上昇した一方で、電気通信サービス、保険の2セクターのみが下落。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比10円高の3万2840円だった。日経225先物(3月限)は日中比30円高の3万2860円で始まり、その後は軟化し中盤にかけて3万2620円まで売られた。しかし、売り一巡後はリバウンドを見せて一時3万2900円まで買われ、3万2860円と小幅な上昇でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開が見込まれる。ただし、米国では来年の利下げ観測が一段と強まるなか米長期金利が急低下し、為替市場では円相場が1ドル=142円台と大きく円高に振れて推移している。来週に日銀の金融政策決定会合を控えて、改めて日米金利差を狙ったポジションを解消する流れが意識されやすいだろう。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)が1.5%ほど上昇、ナスダック指数も1.3%超の上昇で年初来高値を更新しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になるとみられるものの、全体としては膠着感が強まる可能性がありそうだ。
米国株高を受けての底堅さは考えられるが、日経225先物は足もとのボリンジャーバンドの-1σと25日移動平均線によるレンジ内での推移を継続しそうであり、押し目狙いのロング対応となろう。25日線が位置する3万3030円辺りに接近する局面では、いったん戻り待ち狙いのショートも入りやすいとみられる。そのため、オプション権利行使価格の3万2625円~3万3125円処のレンジを想定する。25日線を明確に上放れてくる展開となれば、+1σが位置する3万3400円水準をターゲットとした権利行使価格の3万3000円~3万3375円のレンジが意識されよう。
VIX指数は12.19(前日は12.07)に上昇した。前日に一時11.81まで低下したこともあり、リバランスの動きとみられる。FOMCが通過したことで改めてトレンドが出やすくなったとみられ、ショートを仕掛けづらくさせそうだ。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で13.95倍に上昇した。一時14.01倍まで上昇し、同水準に位置する25日線を捉えてきた。日米金利差を狙ったポジションを解消する流れが意識されるなか、日経平均型の押し目狙いのロングに対するヘッジとしてTOPIX型のショートが想定され、NTロングでのスプレッドを取りに行く動きに向かわせそうである。
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ブルームバーグ円は対ドルで145円台半ば、FOMC見極め姿勢?短観の影響は限定的
https://talk.jp/boards/livemarket2/1702393091
【USD/JPY】新ドル円21256【雑談禁コテ禁IP無】
https://talk.jp/boards/livemarket2/1702353910
日経225先物は11時30分時点、前日比80円安の3万2750円(-0.24%)前後で推移。寄り付きは3万2900円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2840円)を上回る形で、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後には、3万3090円まで買われる場面も見られた。ただし、為替市場で1ドル=141円台と円高に振れたことが重荷となるなか、買い一巡後はロングを解消する動きが強まり、一時3万2620円まで売られた。売り一巡後はやや下げ渋る動きとなったが、3万2700円を挟んだ狭いレンジでのこう着を継続している。
日経225先物は、朝方に3万3090円まで買われ25日移動平均線を上回ったものの、キープできずにロングを解消する動きとなった。ボリンジャーバンドの-1σまで調整してきたことから、積極的にショートを仕掛けてくる動きは限られそうだが、円相場が一段と円高基調を強めてくる局面においては、アルゴリズム発動によって瞬間的に下へのバイアスが強まる可能性には注意しておきたい。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.07倍に上昇した。25日線を上放れ、14.07倍辺りで推移している200日線を捉えてきた。日米金利差縮小による持ち高を解消するバリュー株売りが意識されるなか、相対的には日経平均型優位となり、NTロングでのスプレッドを取りに行く動きに向かわせているようだ。
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指値入れたけど20円手前で折り返されて悲しいので
数字は書きません><
大阪3月限
日経225先物 32520 -310 (-0.94%)
TOPIX先物 2315.0 -37.0 (-1.57%)
日経225先物(3月限)は前日比310円安の3万2520円で取引を終了。寄り付きは3万2900円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2840円)を上回る形で、買いが先行した。現物の寄り付き直後には、3万3090円まで買われる場面も見られた。ただし、為替市場で1ドル=141円台と円高に振れたことが重荷となって、買い一巡後はロングを解消する動きが強まり、下落に転じた。
前場半ば以降は3万2620円~3万2810円辺りで保ち合ったが、午後に入り1ドル=140円台後半へと円高が進むと、これに連動する格好でショートが強まり3万2420円まで下げ幅を広げる場面もあった。売り一巡後は円相場がやや落ち着きを見せたことで下げ渋り、終盤にかけては3万2600円を挟んだ狭いレンジでの推移となった。
日経225先物は朝方に3万3090円まで買われて25日移動平均線を上回ったものの、キープできずにロングを解消する動きとなった。前場の時点でボリンジャーバンドの-1σまで調整してきたことにより、売り一巡後は-1σ水準での底堅さも意識されていた。ただし、後場の取引開始直後に円相場が一段と円高基調を強めたことで、アルゴリズムの発動によって下へのバイアスが強まったとみられる。
引き続き為替睨みの展開になりそうだが、米国市場が長期金利の低下を好感して買われる流れとなる半面、日米金利差を狙ったポジションを解消する流れが意識されており、来週の日銀の金融政策決定会合を通過するまでは、短期的なショートの動きに注意する必要があろう。
日経225先物は3万3010円処で推移する25日線が心理的な抵抗となる一方で、3万2630円辺りで推移している-1σを下回った。-1σ水準での攻防が続くようだと、75日線(3万2290円)および-2σ(3万2240円)辺りが意識されてくる可能性もあり、押し目待ち狙いのロングを慎重にさせそうである。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.04倍に上昇した。14.09倍まで上昇する場面も見られており、14.07倍辺りで推移している200日線を一時上回っている。日米金利差縮小による持ち高を解消するバリュー株売りのなか、相対的には日経平均型優位と考えられ、目先的にはNTロングでのスプレッドを取りに行く流れに向かいやすい。そのため、25日線が14.01倍に位置しているため、同水準ではNTロングを組成する動きが意識されそうだ。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が4万6511枚、ソシエテジェネラル証券が2万6966枚、サスケハナ・ホンコンが1万1480枚、日産証券が7286枚、SBI証券が5019枚、バークレイズ証券が3961枚、JPモルガン証券が1835枚、楽天証券が1702枚、auカブコム証券が1683枚、野村証券が1671枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が5万1301枚、ソシエテジェネラル証券が2万9934枚、日産証券が7981枚、サスケハナ・ホンコンが7677枚、バークレイズ証券が6476枚、ゴールドマン証券が5791枚、JPモルガン証券が5035枚、モルガンMUFG証券が4907枚、ビーオブエー証券が4225枚、BNPパリバ証券が2173枚だった。
本日のNY為替市場のドル円は、米10年債利回りの動向を注視しながら、11月米小売売上高や米新規失業保険申請件数などを見極めていくことになる。
米10年債利回りは、来年の米連邦公開市場委員会(FOMC)での3回の利下げ(x▲0.25%=▲0.75%)が示唆されたことで、4.0%を割り込んでいる。本日は、米10年債利回りの動向を注視しながら、ドルの下値を探っていくことになる。
11月米小売売上高は前月比▲0.1%、自動車を除くは前月比▲0.1%と予想されている。予想を下回った場合、米国の景況感への警戒感が高まることで、フェドウオッチが予想している来年3月のFOMCでの利下げ開始時期が前倒しされる可能性が高まることになる。アトランタ連銀の経済予測モデル『GDPナウ』では、10-12月期GDP予想が+1.2%を示しており、景況感悪化が示唆されている。
前週分の米新規失業保険申請件数の予想は22.0万件、失業保険継続受給者数の予想は188.7万人となっている。12月の雇用統計の調査対象週である12月12日の数字ではないものの、米国の雇用情勢を見極める意味で、ネガティブサプライズに警戒しておきたい。
ドル円のテクニカル分析では、エリオット波動での最終5波動となる「斜行三角形」が完成しており、目標値137.25円が点灯している。
欧州中央銀行(ECB)理事会では、政策金利の据え置きが予想されており、注目ポイントは、来年春辺りでの利下げ開始を見込んでいる市場への対応となる。
米連邦準備理事会(FRB)のようにFEDピボットとなるのか、それともタカ派的なスタンスを維持するのか要注目となる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、12月14日の高値の142.90円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、7月20日の安値の139.11円。
今晩は引き続き堅調か。昨日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が公表したFF金利見通し(ドットプロット)で来年の3回の利下げの可能性が示され、米10年債利回りが一時4.00付近まで低下したことが好感され主要3指数がそろって5日続伸した。ダウ平均は512.3ドル高(+1.40%)の37090.24ドルで終了し、初めて37000ドル台で終了。取引時間中の高値では37094.85ドルを付け、昨年1月5日以来、1年11カ月ぶりに史上最高値を更新した。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.37%高、1.38%高で終了し、ともに52週高値を更新。S&P500は昨年1月3日に付けた終値の最高値まで1.87%に迫り、ナスダック総合は2021年11月19日に付けた終値の最高値まで8.24%となった。年初来ではダウ平均が11.90%高、S&P500が22.60%高、ナスダック総合が40.77%高となった。引け後の動きでは弱い2024年の売上高と利益見通しを発表したアドビが時間外で5%近く下落した。
今晩は来年の利下げ見通しを背景に引き続き堅調か。昨日のFOMCで来年のインフレ見通しがこれまでの2.6%から2.4%に引き下げられ、ドットプロットでは来年3回の利下げの可能性が示された。10月下旬に5%を上回った米10年債利回りは、一時4.00%付近まで低下し、高金利による景気悪化懸念が和らぎ、米国経済のソフトランディング期待が一段と高まった。今晩の取引では寄り前に新規失業保険申請件数や11月小売売上高が発表予定で、経済指標が米国経済の底堅さを示す結果となれば、年末ラリーへの期待感が一段と高まりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、11月小売売上高のほか、11月輸入物価、10月企業在庫など。欧州では欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表とラガルドECB総裁の記者会見も予定されている。企業決算は引け後にコストコ・ホールセール、レナーが発表予定。
【国内】
□10月第3次産業活動指数(13:30)
【国内企業】
★魁力屋 <5891> :東証S上場
★S&J <5599> :東証G上場
【海外】
□中国11月新築住宅販売価格(10:30)
★中国11月鉱工業生産指数(11:00)
★中国11月小売売上高(11:00)
★中国1-11月固定資産投資(11:00)
□中国1-11月不動産開発投資(11:00)
□ユーロ圏10月貿易収支(19:00)
□米国12月ニューヨーク連銀製造業景気指数(22:30)
★米国11月鉱工業生産指数(23:15)
□米国11月設備稼働率(23:15)
□米国12月製造業PMI(23:45)
□米国10月対米証券投資(16日6:00)
□台湾総統選告示(24年1月13日投開票)
【海外決算】
[米]レナー<LEN>
株探ニュース
(14日終値)
ドル・円相場:1ドル=141.89円(前営業日比▲1.00円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=156.00円(△0.62円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0993ドル(△0.0119ドル)
ダウ工業株30種平均:37248.35ドル(△158.11ドル)
ナスダック総合株価指数:14761.56(△27.60)
10年物米国債利回り:3.91%(▲0.11%)
WTI原油先物1月限:1バレル=71.58ドル(△2.11ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2044.9ドル(△47.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米小売売上高
前月比 0.3% ▲0.2%・改
自動車を除く前月比 0.2% 0.0%・改
前週分の米新規失業保険申請件数 20.2万件 22.1万件・改
11月米輸入物価指数(前月比) ▲0.4% ▲0.6%・改
10月米企業在庫(前月比) ▲0.1% 0.2%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは4日続伸。欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で、市場予想通り政策金利を4.50%で据え置くことを決めたと発表。声明では「金利水準は十分に長い期間維持される必要がある」「インフレは短期的には一時上昇する可能性がある」と指摘した。
また、ラガルドECB総裁は理事会後の会見で「経済成長へのリスクは依然下方向に傾いている」としながらも、「絶対に警戒を引き下げるべきではない」「利下げについては全く議論しなかった」などと発言した。
ECBが利下げの可能性を示唆せず、逆に物価上昇圧力は依然として強いと主張したことで全般ユーロ買いが広がると、3時前に一時1.1009ドルと11月29日以来の高値を付けた。なお、前日にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げについて議論をした」と認めていた。
・ドル円は3日続落。アジア時間に一時140.97円と7月31日以来の安値を付けたものの、NY市場では下げ渋る展開に。11月米小売売上高や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると一時142.28円付近まで持ち直した。
ただ、米利下げ観測が高まる中、米10年債利回りが一時3.8835%前後と7月27日以来の低水準を付けると、141.40円付近まで押し戻される場面があった。
・ユーロ円は3日ぶりに反発。ECBが早期に利下げに動くとの期待が後退すると全般ユーロ買いが優勢となり一時156.06円と本日高値を付けた。
なお、事情に詳しい関係者の話として「ECB当局者は利下げは市場の見込みよりも遅くなるとの見解でほぼ一致した」と伝わった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸し、史上最高値を更新した。12-13日のFOMCを受けて利下げ観測が高まる中、この日も買いが続いた。11月米小売売上高が予想を上回ったことも投資家心理の改善につながり、株買いを誘った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸し、昨年1月以来の高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も昨年1月以来の高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日続伸。12-13日のFOMCを受けて来年の利下げ観測が高まる中、この日も買いが続いた。利回りは一時3.8835%前後と7月27日以来の低水準を付けた。
・原油先物相場は続伸。国際エネルギー機関(EIA)が公表した月報で2024年の世界石油需要を引き上げたことで需給ひっ迫懸念が意識され、買いが優勢となった。外国為替市場でのドル安も相場を支えた。
・金先物相場は続伸。FOMCの結果公表を受けて来年の米利下げ観測が一段と高まり、ドルが全面安となったため、ドル建てで取引される金の割安感が意識され買いが活発化した。
14日17:37 スイス国立銀行(中央銀行、SNB)声明
「インフレ圧力はわずかに低下したが、不確実性は依然として高い」
「SNBはインフレの推移を引き続き注意深く監視していく」
「インフレが中期的に物価安定と一致する範囲内にとどまるように、必要に応じて金融政策を調整する」
14日18:17 ジョーダン・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)総裁
「SNBはもはや通貨売りに注力していない」
「インフレは今後数カ月で上昇する可能性がある」
「インフレの上振れと下振れリスクの評価はバランスがとれている」
14日21:06 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「MPCは6対3で5.25%の据え置きを決定」
「最新の予測ではCPIインフレ率は2025年末までに2%の目標に戻り、その後は目標を下回る」
「現在の金融政策スタンスは制限的」
「持続的なインフレ圧力と経済全体の回復力の兆候を引き続き注意深く監視していく」
「中期的にインフレ率を持続的に2%の目標に戻すために、十分な期間にわたって十分に制限的である必要がある」
「委員会は金融政策を長期間にわたって制限的にする必要がある可能性が高いと引き続き判断している」
「より持続的なインフレ圧力の証拠があれば、金融政策のさらなる引き締めが必要となるだろう」
14日21:54 ベイリーBOE総裁
「金利がピークアウトしたとは言えない」
「近く利下げがあるか憶測するのは時期尚早」
14日22:20 欧州中央銀行(ECB)声明
「金利水準は十分に長い期間維持される必要がある」
「インフレは短期的には一時的に上昇する可能性」
「2024年のインフレ予想を+3.2%から+2.7%に下方修正」
「2024年上半期もPEPP再投資を継続」
「PEPP再投資のペースは来年下期に減少、年末には停止」
「2024年のGDP見通しを+1.0%から+0.8%へ下方修正」
「労働市場は引き続き経済を支えている」
「サービス活動は今後数カ月で緩和する見通し」
「外需の抑制が経済の重しに」
「景気低迷が労働者の需要を減退させている」
「12月のインフレはベース効果で加速する可能性が高い」
「EUの財政枠組み改革に速やかに同意しなければならない」
「インフレは2024年にさらに緩やかに鈍化する見通し」
「経済成長へのリスクは依然下方向に傾いている」
「インフレの下振れリスクには経済の減衰も含まれる」
「リスクには地政学、世界経済の脆弱性が含まれる」
「ECBは時間に依存せず、データに依存する」
「インフレ目標への道筋は以前より平坦」
「絶対に警戒を引き下げるべきではない」
「現在得られている賃金データは低下していない」
「タイムリーな賃金データも必要」
「より明確な把握には賃金データが必要」
「利下げについては全く議論しなかった」
「PEPPのスケジュールは金利とは無関係」
「PEPP再投資の停止は全員が了承した」
15日04:02 メキシコ中銀声明
「金利はしばらくの間現在の水準に維持する必要がある」
「今回の決定は全会一致」
「2023年第4四半期のインフレ率は4.4%になると予想」
「2024年第4四半期のインフレ率は3.5%になると予想」
「2025年第4四半期のインフレ率は3.1%になると予想」
※時間は日本時間
<国内>
○13:30 ◇ 10月第三次産業活動指数(予想:前月比0.1%)
<海外>
○09:01 ◇ 12月英消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:▲22)
○11:00 ◎ 11月中国鉱工業生産(予想:前年比5.6%)
○11:00 ◎ 11月中国小売売上高(予想:前年比12.5%)
○16:45 ◇ 11月仏消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比▲0.2%/前年比3.4%)
○17:15 ◎ 12月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値(予想:43.3)
○17:15 ◎ 12月仏サービス部門PMI速報値(予想:46.0)
○17:30 ◎ 12月独製造業PMI速報値(予想:43.2)
○17:30 ◎ 12月独サービス部門PMI速報値(予想:49.8)
○18:00 ◎ 12月ユーロ圏製造業PMI速報値(予想:44.6)
○18:00 ◎ 12月ユーロ圏サービス部門PMI速報値(予想:49.0)
○18:00 ◎ ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
○18:30 ◎ 12月英製造業PMI速報値(予想:47.5)
○18:30 ◎ 12月英サービス部門PMI速報値(予想:51.0)
○19:00 ◇ 10月ユーロ圏貿易収支(予想:季節調整前なし/季節調整済100億ユーロの黒字)
○19:00 ◎ ラムスデン英中銀(BOE)副総裁、講演
○19:30 ◎ ロシア中銀、政策金利発表(予想:16.00%に引き上げ)
○20:00 ◎ センテノ・ポルトガル中銀総裁、記者会見
○20:20 ◎ バスレ・スロベニア中銀総裁、カジミール・スロバキア中銀総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁、シクルーナ・マルタ中銀総裁、シムカス・リトアニア中銀総裁、ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
○22:15 ◇ 11月カナダ住宅着工件数(予想:25.71万件)
○22:30 ◇ 10月カナダ卸売売上高(予想:前月比▲1.1%)
○22:30 ◇ 10月対カナダ証券投資
○22:30 ◎ 12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:2.0)
○23:15 ◎ 11月米鉱工業生産(予想:前月比0.3%)
◇ 設備稼働率(予想:79.1%)
○23:45 ◎ 12月米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値(予想:49.3)
○23:45 ◎ 12月米サービス部門PMI速報値(予想:50.6)
○23:45 ◎ 12月米総?⑰MI速報値(予想:50.5)
○16日02:25 ◎ マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁、講演
○16日06:00 ◎ 10月対米証券投資動向
○南アフリカ(希望の日、祝賀・団結の日)、休場
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 32610 +90 (+0.27%)
TOPIX先物 2324.5 +9.5 (+0.41%)
シカゴ日経平均先物 32605 +85
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
14日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて来年の米利下げ観測が強まるなか、11月の米小売売上高が前月比0.3%増と予想外の増加となり、米景気に対する安心感につながった。NYダウは過熱感から利益確定の売りが出やすく、一時下落に転じる場面も見られたが、景気敏感株などへの買いが強まるなか、連日で過去最高値を更新した。S&P500業種別指数は自動車・同部品、銀行、エネルギーが上昇した一方で、保険、家庭用品・パーソナル用品、ソフトウエア・サービスが下落。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比85円高の3万2605円だった。日経225先物(3月限)は日中比50円高の3万2570円で始まり、その後は軟化し、3万2430円まで売られた。ただし、日中安値(3万2420円)は割り込まず、底堅さが意識されるなか、米国市場の取引開始後は3万2440円~3万2640円辺りでの保ち合いが続いた。狭いレンジでの推移を継続するなか、3万2610円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の相場展開が見込まれる。前日の下落に対する自律反発が意識されるものの、米長期金利の低下から為替市場では円相場が1ドル=141円台後半で推移している。投資家の関心は来週に控えている日銀の金融政策決定会合に向かうなか、日米金利差縮小によるポジションを解消する動きが神経質にさせそうだ。
日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの-1σ(3万2630円)に上値を抑えられる格好となり、節目の3万2500円を挟んだレンジ推移だった。75日移動平均線が位置する3万2290円や、-2σの3万2250円辺りが意識されやすく、オプション権利行使価格の3万2250円から3万2625円でのレンジを想定する。-1σ水準での攻防が続くようだと、短期的なショートが入りやすいだろう。
また、昨日は午後に入り円相場が1ドル=140円台後半に円高が進んだことをきっかけに、アルゴリズム発動とみられるショートにより下へのバイアスが強まる場面もあった。そのため、引き続き為替にらみの相場展開を余儀なくされそうだ。ただし、週末要因から持ち高をニュートラルに戻すことも考えられるため、円相場が落ち着きをみせてくるようなら、ロングに向かわせる可能性がある。
VIX指数は12.48(前日は12.19)に上昇した。ボトム圏での底堅さが見られており、NYダウが連日で過去最高値を更新するなか、高値警戒感なども意識されやすく、ロングをクローズする動きも入っているようである。ただし、下向きで推移する25日線に上値を抑えられる形状を継続するなか、一気に利益確定の動きが強まる状況ではないだろう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.04倍に上昇した。一時14.09倍まで上昇し、14.07倍辺りで推移している200日線を上回る場面もみられた。前日の上昇に対するNTロングのリバランスは入りやすいだろうが、日米金利差縮小による持ち高調整の動きが警戒されるなか、押し目ではNTロングでのスプレッドを取りに行く動きに向かわせそうである。
海外市場ではドル円は、11月米小売売上高や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると一時142.28円付近まで持ち直した。ただ、米利下げ観測が高まる中、米10年債利回りが一時3.8835%前後と7月27日以来の低水準を付けると、141.40円付近まで押し戻される場面があった。ユーロドルは利下げの可能性を示唆せず、逆に物価上昇圧力は依然として強いと主張したことで全般ユーロ買いが広がると、一時1.1009ドルと11月29日以来の高値を付けた。
本日のドル円相場は、上値が重い展開を予想する。13日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「利下げについて議論した」と述べたのに対し、昨日にはラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「利下げについては全く議論しなかった」、英中銀(BOE)金融政策委員会(MPC)議事要旨では「インフレ率を持続的に2%の目標に戻すために、十分な期間にわたって十分に制限的である必要」、7日に植田日銀総裁は「年末から来年にかけて、一段とチャレンジングになると思っている」と、米国以外は利上げもしくは高金利維持を示唆したことが、ドルの上値を圧迫するだろう。
円高が一辺倒に進んだ感があるが、1日を通しクロス円を見ると、オセアニア通貨・対円はほぼ横ばい、欧州通貨・対円は円安の動きになっている。ドル円だけが過度に円高に動いていないこともあり、ドル高の巻き戻しが対円でも入りやすい。また、米長期債利回りが7月27日以来の水準まで低下したが、同日のドル円は141円前半を頭に138.77円まで弱含んでいることを考えると、まだドル円は下値を探る余地がありそうだ。
ドル安だけでなく、週末リスクが円買いを促す可能性もある。特にリスク要因となるのが、週末の報道リスク。昨年も週末土曜日の12月17日に、日経新聞朝刊が「政府、日銀との共同声明見直し論」と報道し、2%の物価上昇目標の達成時期や範囲をより柔軟にし、表現の一部を修正との内容を報じた。18-19日に行われる日銀政策決定会合を前にし、今週末も同様にマイナス金利政策解除に向けたことを報じる可能性もあるのが円高要因になる。仮にそのような報道がない場合でも、円が売られる要素にはならないことで、週末を前にリスクヘッジとしてはドル売り・円買いの方が強くなりそうだ。
なお、本日のアジア時間では本邦から10月第三次産業活動指数、中国から11月鉱工業生産、同月小売売上高が発表される。中国の景気停滞が懸念されていることで、中国の経済指標はネガティブサプライズには要警戒となりそうだ。
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日経225先物は11時30分時点、前日比480円高の3万3000円(+1.47%)前後で推移。寄り付きは3万2670円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2605円)を上回る形で、買いが先行して始まった。寄り付きを安値にリバウンド基調が強まり、中盤にかけて3万3000円を回復すると、一時3万3040円まで上げ幅を広げ、心理的な抵抗線として意識されていた25日移動平均線を捉える場面も見られた。
日経225先物は、円相場が1ドル=142円台と円高が一服するなか、前日の下落に対するカバーの動きが強まった。3万3000円回復後は同水準での保ち合いを見せていたが、ハンセン指数の強い動きがハイテク株への支援材料となるなか、25日線を捉える格好となったようだ。ただし、円相場は再び1ドル=141円台を付ける場面も見られてきており、日経225先物は25日線突破からの一段高は期待しづらいところであり、後場はこう着感が強まりそうである。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.13倍に上昇した。バリュー株のリバランスが強まるなか、寄り付きは14.03倍と若干低下して始まった。ただし、ハイテク株の強い値動きによって次第に日経平均型優位となり、200日線を突破し、8月以来の水準まで上昇している。為替にらみとなるものの、NTロングでのスプレッドを取りに行く動きが強まりそうだ。
(15日終値)
ドル・円相場:1ドル=142.15円(前営業日比△0.26円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=154.85円(▲1.15円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0895ドル(▲0.0098ドル)
ダウ工業株30種平均:37305.16ドル(△56.81ドル)
ナスダック総合株価指数:14813.92(△52.36)
10年物米国債利回り:3.91%(横ばい)
WTI原油先物1月限:1バレル=71.43ドル(▲0.15ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2035.7ドル(▲9.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▲14.5 9.1
11月米鉱工業生産指数(前月比) 0.2% ▲0.9%・改
設備稼働率 78.8% 78.7%・改
12月米製造業PMI速報値 48.2 49.4
12月米サービス部門PMI速報値 51.3 50.8
12月米総?⑰MI速報値 51.0 50.7
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは5日ぶりに反落。欧州時間発表のユーロ圏の12月製造業・サービス部門PMI速報値が軒並み予想を下回ったことを受けて、NY時間に入ってもユーロ売りが続いた。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁がCNBCとのインタビューで「利下げについて協議しているというほどでもない」「来年3月の利下げについて考えるのは時期尚早」と述べたと伝わると、全般ドル買い戻しが加速。4時前に一時1.0889ドルと日通し安値を付けた。
また、ボスティック米アトランタ連銀総裁もロイター通信のインタビューで「来年は第3四半期から2回利下げする可能性が高い」などと発言。これも早期の利下げ観測の後退につながり、ドル買い戻しを誘った。
・ドル円は4日ぶり反発。ウィリアムズ総裁が「利下げは足元の主要な議題ではない」として、早期利下げ期待が拡大する市場をけん制するとドル買い戻しが先行。22時30分過ぎに一時142.45円付近まで値を上げた。
アジア時間に付けた日通し高値142.47円が目先レジスタンスとして意識されると、いったんは上値が重くなり、0時30分前に一時141.43円と日通し安値を更新した。ただ、ボスティック総裁の発言が伝わると再び強含み、142.31円付近まで持ち直した。
・ユーロ円は反落。この日発表のユーロ圏PMIがさえない結果となったことを受けて、NY市場でもユーロ売りが続いた。0時30分前には一時154.41円と本日安値を更新した。
・カナダドル円は堅調だった。マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁が「利下げについて議論するのは時期尚早」「BOCは常に警戒、必要に応じて調整できるようにしておく必要」と発言すると、カナダドル買いが優勢に。4時30分過ぎに一時106.41円と日通し高値を付けた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は7日続伸し、史上最高値を更新した。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が市場の早期利下げ観測をけん制すると下げに転じる場面もあったが、下値は堅く終盤持ち直した。市場では「相場が下げると主力株を中心に押し目買いが入りやすかった」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も7日続伸し、昨年1月以来の高値で取引を終えた。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が市場の早期利下げ観測をけん制すると売りが出たものの、下押しは限定的だった。市場では「中長期的に金利低下が続くとの見方が相場を下支えした」との声が聞かれた。
・原油先物相場は3日ぶりに小反落。12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が大幅に悪化したことで米経済の減速に伴って原油需給が緩むとの懸念が上値を抑えた。
・金先物相場は3日ぶりに反落。ウィリアムズNY連銀総裁が利下げの議論を否定したことで外国為替市場ではドル高が進行。ドル建てで取引される金には割高感を意識した売りが強まった。
15日10:49 鈴木財務相
「為替市場の動向を注視」
「ファンダメンタルズを反映して安定に推移するのが望ましい」
15日16:37 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「欧州中央銀行(ECB)理事会での重要な点は、インフレ見通しの変化」
「2025年までにインフレ率を目標の2%まで引き下げる」
「次の政策行動は、サプライズが無ければ利下げ」
15日18:56 ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「地政学リスクや賃金の動向がインフレへの脅威」
「欧州中央銀行(ECB)の政策金利は、ターミナルレート(利上げの最終到達点)に到達した可能性が高まっている」
15日20:31 センテノ・ポルトガル中銀総裁
「インフレ率は、上昇スピードよりも速く下落してきている」
15日22:35 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「利下げについて今議論しているわけではない」
「金利政策が適切な位置にあるかどうかに注目」
「金利について何が起こるか推測しているわけではない」
「必要なら再利上げの用意が必要」
「3月利下げについて考えるのは尚早」
「マーケットは恐らく予測よりも強く反応」
16日02:29 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「利下げについて議論するのは時期尚早」
「経済は2024年も低迷が続くと予想」
「今後2-3四半期は困難になるだろう。失業率は上昇へ」
「インフレのさらなる低下は緩やかになる可能性が高い」
「2%のインフレ目標は視野に入ってきた」
「明らかに物価安定への道筋にある場合は利下げを検討」
「BOCは常に警戒、必要に応じて調整できるようにしておく必要」
「金利政策決定を東部時間午前10時ではなく東部時間午前9時45分に決定」
「金利政策決定ごとに記者会見を開始する予定」
16日03:17 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「来年は第3四半期から2回利下げする可能性が高い」
16日04:06 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「3月会合での利下げの可能性は排除しない」
「来年の金利は今より下がるが、大幅ではないとの見通し」
18日
○日銀金融政策決定会合(1日目)
19日
○未定 ☆ 日銀金融政策決定会合(終了後、決定内容発表)
○15:30 ☆ 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
20日
○08:50 ◎ 11月貿易統計(通関ベース)
21日
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
22日
○08:30 ☆ 11月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く総合)
○08:30 ☆ 11月全国CPI(生鮮食料品・エネルギー除く)
○08:50 ☆ 10月30-31日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
18日
○18:00 ◎ 12月独Ifo企業景況感指数
○19:30 ◎ ブロードベント英中銀(BOE)副総裁、講演
○19:45 ◎ ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
○21:00 ◎ ウンシュ・ベルギー中銀総裁、講演
○22:30 ◎ シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○24:00 ◎ レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
○24:00 ◎ 12月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
19日
○06:45 ◎ 11月ニュージーランド(NZ)貿易収支
○09:00 ◇ 12月ANZ企業信頼感
○09:30 ◎ 12月豪準備銀行(RBA)理事会議事要旨
○17:00 ◎ シムカス・リトアニア中銀総裁、講演
○19:00 ☆ 11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
○19:00 ☆ 11月ユーロ圏HICPコア改定値
○22:30 ◎ 11月カナダ消費者物価指数(CPI)
○22:30 ◇ 11月カナダ鉱工業製品価格
○22:30 ◇ 11月カナダ原料価格指数
○22:30 ◎ 11月米住宅着工件数
◎ 建設許可件数
○20日02:30 ◎ ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
20日
○16:00 ◇ 11月独生産者物価指数(PPI)
○16:00 ◇ 1月独消費者信頼感指数(Gfk調査)
○16:00 ◎ 11月英CPI/コア指数
◇ 小売物価指数(RPI)
○18:00 ◇ 10月ユーロ圏経常収支(季節調整済)
○19:00 ◇ 10月ユーロ圏建設支出
○21:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○22:30 ◎ 7-9月期米経常収支
○24:00 ◎ 12月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)
○24:00 ◎ 11月米中古住宅販売件数
○24:00 ◎ 12月米消費者信頼感指数
○21日00:30 ◇ EIA週間在庫統計
○21日03:00 ◎ 米財務省、20年債入札
○16:45 ◇ 12月仏企業景況感指数
○17:30 ◎ 11月香港CPI
○20:00 ◎ トルコ中銀、政策金利発表
○22:30 ◎ 10月カナダ小売売上高
○22:30 ☆ 7-9月期米国内総生産(GDP)確定値
◎ 米個人消費/コアPCE確定値
○22:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○22:30 ◎ 12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
○24:00 ◎ 11月米景気先行指標総合指数
22日
○16:00 ◎ 11月英小売売上高
○16:00 ☆ 7-9月期英GDP改定値
○16:00 ◇ 7-9月期英経常収支
○16:45 ◇ 12月仏消費者信頼感指数
○16:45 ◇ 11月仏卸売物価指数(PPI)
○21:00 ◇ 11月メキシコ貿易収支
○22:30 ☆ 10月カナダGDP
○22:30 ◎ 11月米耐久財受注額
○22:30 ◎ 11月米個人消費支出(PCE)
◎ 11月米個人所得
☆ 11月米PCEデフレーター
☆ 11月米PCEコアデフレーター
○24:00 ☆ 11月米新築住宅販売件数
○24:00 ◎ 12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
○ニュージーランド、英国などはクリスマス前で短縮取引
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
【市況】来週の米主要企業決算 フェデックス、マイクロン、ナイキ
()は予想1株利益 単位:ドル
19日(火)
アクセンチュア(3.14)
フェデックス(4.20)
20日(水)
マイクロン(-1.00)
21日(木)
ナイキ(0.85)
※予定は変更になる場合があります
出所:MINKABU PRESS
フェデックスは競合のイエロー・コーポレーションの破綻の影響で需要が回復しており、結果に期待できそうだ。
エンターテインメントのディズニーは20日、中国、上海にアジアで最大テーマパークとなるズートピアランドをオープンする。アイガー最高経営責任者(CEO)も開会式に参加予定。今後の収益増に貢献できるかどうかが焦点になるだろう。
(Horiko Capital Management LLC)
株探ニュース
来週はFRBがインフレ指標として注視している11月PCEコア価格指数でインフレの鈍化傾向をさらに確認していくことになりそうだ。市場平均エコノミスト予想で前年比+3.3%と、10月の+3.5%から伸びが一段と鈍化する見込み。予想通りとなると、21年4月来の低水準となり、インフレ鈍化のさらなる証拠になる。パウエル議長は会見でインフレが目標である2%に達するかなり前に利下げに転じる可能性を示唆しており、予想通りの結果となれば、来年の早期利下げの可能性を強め、相場を支援することになるだろう。
そのほか、12月コンファレンスボード消費者信頼感指数や7-9月期国内総生産(GDP)確定値も注目材料だ。GDPは5.2%成長が予想されており、来年の大幅な景気減速見通しは後退しつつある。年末にかけたクリスマスラリーを期待した買いも相場を一段と引き上げそうだ。
6620
宮越ホールディングスが
急騰している
1,215(123円高)+11.26%(12月14日 前場)
中国での開発の許可がなされた裏情報が出回ってストップ高気配
↓
1,264(172円高)+15.75%(12月14日 後場)
↓
1,390(126円高)+9.97%(12月15日 後場)
深センでの開発の許可がなされた裏情報が本当?ならば
株価10,000円の大台乗せ
10倍株(テンバガー)と言われている
開発の許可の裏情報を信じるか?信じないか?
↓
今週の日経225先物は、日米金利差縮小への思惑が高まるなか、18日~19日に開催される日銀の金融政策決定会合の結果を受けて大きく振れやすくなるだろう。日銀の植田和男総裁は12月7日、参議院財政金融委員会で「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」と発言した。これをきっかけに10年債利回りが上昇し、為替市場では1ドル=141円台まで円高が進み、同日の株式市場は500円を超す急落となった。
一方、米国では12日~13日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、予想通り3会合連続での金利据え置きを全会一致で決定。参加者の政策金利見通しは2024年に現在の水準から0.25%の利下げ3回を見込んでいることを示した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は追加利上げの選択肢は維持しつつも、利下げは視野に入り始めていると述べた。2024年の利下げ観測が強まるなか、米長期金利が急低下し、円相場は一時1ドル=140円台に乗せた。
日経平均株価は11月20日に付けた3万3853円をピークに高値保ち合いを続け、12月8日には3万2205円まで調整した。その後は3万2500円~3万3100円辺りで推移しており、市場では積み上がっていた日米金利差を狙ったポジションを解消する動きが意識されている。日銀会合では緩和政策の維持が見込まれており、マイナス金利解除は来年後半との観測がコンセンサスであり、会合後は先回り的な動きに対するリバランスが入りやすいだろう。
ただし、植田総裁の会見を受けて政策変更時期が早まるとの見方が強まるようだと、円高の加速とともに、日米金利差を狙ったポジション解消への思惑からアルゴリズム発動によるショートが強まる可能性もある。結果判明後は先物主導での荒い値動きになりそうだ。
アク抜けからリバランスが入った場合には、足もとで上値を抑えられている25日移動平均線(3万3030円)突破から、ボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3400円辺りが射程に入る。ただし、25日線処で上値の重さが意識される局面では、日米金利差を狙ったポジション解消への思惑が強まりやすく、75日線や-2σが位置する3万2300円が射程に入るほか、-3σが位置する3万2000円水準が警戒されそうだ。
また、今週は19日に日銀金融政策決定会合後に政策金利、植田日銀総裁記者会見、米国11月住宅着工件数、20日に11月貿易収支、11月訪日外客数、中国12月最優遇貸出金利、米国7-9月期経常収支、21日に米国7-9月期GDP確報値、米国12月フィラデルフィア連銀景況指数、米国12月コンファレンスボード消費者信頼感指数、22日に米国11月個人所得、米国11月個人消費支出(PCE)、米国11月耐久財受注、米国11月新築住宅販売件数の発表などが予定されている。特に11月のPCEではインフレの鈍化傾向を確認する格好になると考えられ、日本から米国への資金シフトが意識されやすいだろう。そのため、日経225先物は足もとで3万2500円から3万3000円辺りで保ち合いを継続するなか、3万2000円~3万3500円辺りへのレンジの広がりが見込まれる。
先週末のVIX指数は12.28に低下した。12日に11.81まで低下した後は、ロングの利益確定などから、若干リバウンドをみせる場面も見られた。ただし、下向きで推移する25日線に上値を抑えられる形状であり、米国市場ではショートカバーを誘い込みやすい状況である。
なお、先週末のNT倍率は、先物中心限月で14.12倍に上昇した。円高基調の強まりを背景に日米金利差を狙ったポジションを解消する流れとなり、バリュー株の持ち高調整に対して、指数インパクトの大きい値がさハイテク株か買われる格好となり、相対的に日経平均型優位の展開となった。引き続き為替の影響を受けやすいだろうが、20日にはマイクロン・テクノロジー<MU>の決算発表が予定されていることもあり、引き続きハイテク株への物色が強まる可能性がある。NT倍率は先週の上昇で200日線を突破し、8月以来の水準まで上昇するなか、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。
12月第1週(12月4日- 8日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週連続で売り越しており、売り越し額は598億円(11月第5週は4016億円の売り越し)だった。なお、現物は5868億円の売り越し(同3687億円の売り越し)と3週連続の売り越しであり、先物は5270億円の買い越し(同328億円の売り越し)と3週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で5370億円の買い越しで、2週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で1995億円の売り越しとなり、3週ぶりの売り越しだった。
「5勝5敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
★日銀金融政策決定会合(1日目)
【国内企業】
★雨風太陽 <5616> :東証G上場
【海外】
□ドイツ12月Ifo景況感指数(18:00)
□米国12月NAHB住宅市場指数(19日0:00)
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15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、ウィリアムズ米NY連銀総裁発言で142.45円付近まで上昇。その後に141.43円まで下落するも、ボスティック米アトランタ連銀総裁発言で142.31円付近まで反発した。ユーロドルは低調なユーロ圏の12月製造業・サービス部門PMI速報値やNY連銀総裁のタカ派発言などで1.0889ドルまで下落した。ユーロ円は154.41円まで下落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、本日から明日にかけて開催される日銀金融政策決定会合への警戒感から上値が重い展開が予想される。
植田日銀総裁が7日の参院財政金融委員会での答弁で、年末から来年にかけて一段と慎重な金融政策運営が求められるとの認識を示したことで、本日からの日銀金融政策決定会合への警戒感が高まっている。植田総裁は4月の就任以降の金融政策運営は、さまざまな不確実性が高い状況の下で「チャレンジングな状況が続いているが、年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる。丁寧な説明、適切な政策に努めていきたい」と語った。そして、「物価目標達成の見通しが立つようになれば、マイナス金利の解除、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)のフレームワークの見直しが視野に入ってくる」と述べた。
12月調査の日銀短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)が+12と3期連続で改善。2022年3月以来の高水準となり、全般に好調な経済活動が展開されていることを示す結果だった。雇用人員判断は、大企業製造業が-16、大企業非製造業が-37と人手不足感の強まりが維持されており、人材確保を優先にした企業が賃上げに積極的な対応を取る可能性が高まっている状況が示されている。すなわち、2%超の消費者物価指数(CPI)上昇を安定的・持続的に維持することが展望できるというマイナス金利解除に向けた条件が整いつつあることが示された。
先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジ5.25-5.50%を、3会合連続で据え置くことを全会一致で決定した。そして、2024年に3回(x0.25%=0.75%)にわたって金利を引き下げるとの見通しを示し、積極的な利上げキャンペーンが終了したとのシグナルをこれまでで最も明確に発した。
さらに、パウエルFRB議長は「利下げは視野に入り始めており、今回のFOMC会合でも議論した」と述べている。
CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、来年3月のFOMCで0.25%の利下げが開始され、6回の利下げで12月にはFF金利誘導目標が3.75-4.00%まで引き下げられることが見込まれている。しかし、先週末は、ウィリアムズ米NY連銀総裁とボスティック米アトランタ連銀総裁が早期の利下げ観測を牽制する発言をしており、今後もFRB高官の発言には警戒しておきたい。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 32630 -260 (-0.79%)
TOPIX先物 2300.5 -27.5 (-1.18%)
シカゴ日経平均先物 32630 -260
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
15日の米国市場は、NYダウ、ナスダックが上昇した一方で、 S&P500は下落。米連邦準備理事会(FRB)が来年の3月にも利下げに転じるとの観測が高まるなか、NYダウは連日で過去最高値を更新した。ただし、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が「3月の利下げは時期尚早」との見解を示し、早期の利下げ観測を牽制したことで上値を抑えられた。S&P500業種別指数は食品・生活必需品、小売、ソフトウエア・サービス、半導体・同製造装置が上昇した半面、公益事業、不動産、ヘルスケア機器・サービスが下落。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比260円安の3万2630円だった。日経225先物(3月限)は日中比30円高の3万2920円で始まり、3万2950円まで買われた。その後、25日移動平均線に上値を抑えられるなかで軟化し、米国市場の取引開始直後には下落に転じた。終盤にかけて3万2620円まで売られ、3万2630円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の展開が見込まれる。前週末に一時3万3040円まで買われる場面も見られたが、25日線を明確に上放れることはできず、ナイトセッションでも同線が上値抵抗線として機能していた。ボリンジャーバンドの-1σ水準まで下げたことでショートを仕掛けづらくさせそうだが、3万2660円辺りで推移する-1σ水準で戻りの鈍さがみられると、75日線や-2σが位置する3万2300円がターゲットとして意識されて、短期的なショートを誘いそうだ。
また、今週は18日~19日に開催される日銀の金融政策決定会合の結果を受けて、大きく振れやすいとみられるため、結果判明までは積極的にポジションを傾けてくる流れにはなりづらい。
現在の緩和政策は据え置かれるとみられており、結果判明後はリバランスの動きもありそうだが、植田日銀総裁の会見内容を見極めたいところであろう。そのため、25日線を突破してくる流れは期待しづらく、オプション権利行使価格の3万2500円から3万3000円のレンジを想定する。為替市場では円相場が1ドル=142円台前半で落ち着きをみせているが、再び141円台へと円高に振れてくる局面では、短期的なショートに注意しておきたい。
先週末のVIX指数は12.28に低下した。12日に11.81まで低下した後は、若干リバウンドもみられているが、NYダウが連日で過去最高値を更新するなかで過熱感が意識されており、ロングの利益確定が入りやすいと考えられる。ただし、下向きで推移する25日線に上値を抑えられる形状のなか、引き続きショートカバーを誘い込みやすい状況である。
なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.12倍に上昇した。円高基調が強まるなかで日米金利差を狙ったポジションを解消する流れとなり、相対的に日経平均型優位の展開となった。米国市場ではエヌビディア<NVDA>など半導体株の一角が堅調だったことから、引き続きハイテク株物色が強まる可能性がある。NT倍率は先週の上昇で200日線を突破し、8月以来の水準まで上昇した。リバランスの動きもありそうだが、日銀イベント待ちで膠着となるなか、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせやすいだろう。
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では明日までバイデン
日経225先物は11時30分時点、前日比370円安の3万2520円(-1.12%)前後で推移。寄り付きは3万2730円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2630円)を上回る形で、下落幅を縮めて始まった。ただし、寄り付き直後に付けた3万2770円を高値に軟化し、中盤にかけて一時3万2460円まで下落幅を広げる場面も見られた。売り一巡後は3万2460円~3万2560円辺りでの狭いレンジ推移を継続している。
日経225先物は、円相場が1ドル=142円台と円高が一服するなか、ナイトセッション(3万2630円)からは下落幅を縮めて始まった。ただし、日銀は18日~19日の金融政策決定会合において、来年前半でのマイナス金利解除を検討するとの見方があり、日米金利差縮小を警戒した持ち高調整の流れとなった。ボリンジャーバンドの-1σをキープできなかったことから、3万2300円辺りで推移する-2σが意識されたことも神経質にさせたようだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.16倍に上昇した。日米金利差縮小が警戒されるなか、バリュー株のリバランスが強まった。ファーストリテイリング <9983.T> [東証P]やアドバンテスト <6857.T> [東証P]が弱い値動きで推移するものの、相対的に日経平均型優位となっている。200日移動平均線を明確に上放れるなか、NTロングでのスプレッドを取りに行く動きが強まりそうだ。
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大阪3月限
日経225先物 32700 -190 (-0.57%)
TOPIX先物 2311.0 -17.0 (-0.73%)
日経225先物(3月限)は前日比190円安の3万2700円で取引を終了。寄り付きは3万2730円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2630円)を上回る形で、下落幅を縮めて始まった。ただし、寄り付き直後に付けた3万2770円を高値に軟化し、前場中盤にかけて一時3万2460円まで下落する場面も見られた。売り一巡後は3万2460円から3万2560円辺りでの狭いレンジ推移を継続し、後場に入りレンジを上放れると、終盤にかけては3万2650円から3万2700円辺りでのこう着だった。
日経225先物は、今日からの日銀の金融政策決定会合において、来年前半でのマイナス金利解除を検討するとの見方があり、日米金利差縮小を警戒した持ち高調整の流れとなった。ただし、朝方に1ドル=142円台前半で推移していた円相場が、午後に入り1ドル=142円半ばと円高が一服するなか、カバーに向かわせたようである。
前場の下げでボリンジャーバンドの-1σを下回ったものの、後場は-1σを挟んだ保ち合いを経て、終盤にかけて-1σを上回った。結局は-1σを挟んだ75日、25日移動平均線とのレンジ推移を継続していた。また、グローベックス米株先物が小幅ながらプラス圏で推移していたことも、ショートを仕掛けづらくさせたようである。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.14倍に上昇した。前場には一時14.18倍まで上げ幅を広げる場面も見られたが、後場はNTロングを巻き戻す動きとなったとみられる。日銀金融政策決定会合の結果待ちのなか、短期的なトレードにとどまっていたとみられ、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られた。
日銀会合については、通常ではランチタイム辺りでの発表となる。後場に入るようだと政策修正への思惑が高まりやすく、ショートの動きが入りやすい局面には注意しておきたいところであろう。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万3086枚、ソシエテジェネラル証券が1万0021枚、サスケハナ・ホンコンが5807枚、バークレイズ証券が1927枚、SBI証券が1763枚、JPモルガン証券が1433枚、野村証券が1249枚、松井証券が1172枚、ビーオブエー証券が1070枚、ゴールドマン証券が1052枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万5250枚、ソシエテジェネラル証券が1万9640枚、バークレイズ証券が7052枚、ゴールドマン証券が5075枚、野村証券が4927枚、JPモルガン証券が4482枚、ビーオブエー証券が3838枚、サスケハナ・ホンコンが3759枚、モルガンMUFG証券が2717枚、SBI証券が2126枚だった。
NYタイムは、24時に12月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数の発表となる。市場予想は37で、前月11月の34を上回り、5カ月ぶりに改善するとの見方だ。
大きな動意につながるとは思わないが、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方を左右する消費行動など裾野の広い分野に影響を及ぼすことが考えられる住宅関連指標の1つとなる。足もとで大きな反応はなくとも米金融政策に関する今後の思惑の行方を示唆する数字となることもあるため内容を注視したい。
明日に日銀金融政策の結果発表を控えるなかでの観測報道にも警戒が必要となる。事前に備えることができない材料だけに、年末相場で取引が薄いなかの荒っぽい動きにつながるリスクがある。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、8日ロンドンタイム安値143.72円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、先週末15日安値141.43円。
今週のNY市場は物価指標に注目。先週はダウ平均が2.92%高、S&P500が2.49%高、ナスダック総合が2.85%高とそろって7週続伸した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通りに3会合連続で政策金利が据え置かれ、メンバーのFF金利見通し(ドットプロット)で来年3回の利下げが示唆されたことや、これを受けて米10年債利回りが大きく低下したことが追い風となった。ダウ平均は週後半に3日連続で史上最高値を更新し、S&P500も最高値まで2%未満に迫った。ナスダック総合は最高値まで約8%となったものの、金融を除く時価総額上位銘柄で構成されるナスダック100指数は2021年11月19日以来、2年1カ月ぶりに終値の最高値を更新した。
今週はインフレ沈静化を判断するために米連邦準備制度理事会(FRB)が注目する物価指標に注目する展開か。2023年のFOMCをすべて通過し、年末ラリーが期待される一方、主要3指数がそろって7週続伸し、ダウ平均とナスダック100指数が史上最高値を更新したことで高値警戒感が強まることも予想される。金曜日に発表される11月個人消費支出 (PCE) 価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数が前月比で+0.2%と10月から横ばいが見込まれ、前年比では+3.4%と10月の+3.5%から鈍化が予想されている。コアPCE価格指数でインフレ沈静化見通しが強まれば、来年の利下げ見通しが一段と強まることで株式市場の堅調持続が期待される。このほかの経済指標は11月住宅着工件数、11月中古住宅販売件数、7-6月期GDP確報値新規失業保険申請件数、11月新築住宅販売件数など。企業決算はオアクセンチュア、マイクロン・テクノロジー、ペイチェックス、カーマックスなどが発表予定。
今晩の米経済指標・イベントは12月NAHB住宅市場指数など。主要な企業の決算発表はなし。
「3勝7敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
★日銀金融政策決定会合、終了後に政策金利を発表
★植田和男日銀総裁が記者会見(15:30)
□12月月例経済報告
【国内企業】
★エスネットワークス <5867> :東証G上場
【海外】
□ユーロ圏11月消費者物価指数[確報値](19:00)
★米国11月住宅着工件数(22:30)
□米国11月住宅建築許可件数(22:30)
□ハンガリー中銀が政策金利を発表
【海外決算】
[米]アクセンチュア<ACN>、フェデックス<FDX>
株探ニュース
(18日終値)
ドル・円相場:1ドル=142.78円(前営業日比△0.63円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=155.97円(△1.12円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0924ドル(△0.0029ドル)
ダウ工業株30種平均:37306.02ドル(△0.86ドル)
ナスダック総合株価指数:14904.81(△90.89)
10年物米国債利回り:3.93%(△0.02%)
WTI原油先物1月限:1バレル=72.47ドル(△1.04ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2040.5ドル(△4.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
12月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
37 34
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.96%台まで上昇するとドル買いが進行。明日の日銀金融政策決定会合の結果に注目が集まる中、円売りも優勢となり、前週末の高値142.47円や14日の高値142.90円を上抜けて一時143.16円まで上値を伸ばした。200日移動平均線が位置する142.57円を上抜けたことでテクニカル的にも買いが入りやすかった。
なお、市場の関心は明日の日銀会合の結果に向いており、「会合の結果と植田和男総裁の会見から政策修正などのタイミングを探りたいとの思惑が強い」もよう。
・ユーロドルは反発。ただ、NY市場に限れば1.09ドル台前半での狭いレンジ取引に終始した。ユーロ豪ドルやユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれた買いが相場を下支えした半面、米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出たため相場は方向感が出なかった。
市場の関心が高かった米欧の主要中銀による金融政策の発表を終えたことで、方向感が出にくい面もあった。NY時間の安値は1.0907ドル、高値は1.0931ドルで値幅は0.0024ドル程度と小さかった。
・ユーロ円は反発。ドル円の上昇につれた円売りが出たほか、ユーロクロスの上昇につれたユーロ買いが入ると一時156.31円と本日高値を付けた。なお、ユーロ豪ドルは一時1.6321豪ドル、ユーロポンドは0.8647ポンド、ユーロカナダドルは1.4645カナダドルまで値を上げた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均はほぼ横ばい。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が相場を下支えした半面、連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は8日続伸し、昨年1月以来の高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も昨年1月以来の高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは下落。FRB高官から早期利下げ観測をけん制する発言が相次いだことで、債券売りが出やすかった。
・原油先物相場は反発。中東情勢の緊迫化を背景にエネルギー供給不安観測が再燃し、一時74ドル前半まで上昇した。イエメンの親イラン武装組織による商船への攻撃が続いていることで、英石油大手BPは紅海経由の石油輸送を全面的に停止すると発表した。
・金先物相場は反発。中東の地政学リスクも手がかりに安全資産とされる金は買いが優勢となった。ただ、米長期金利の上昇が重しとなり、上値は限定的にとどまった。
18日06:34 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「米経済のソフトランディングについて勝利宣言は時期尚早」
「2023年は失業率の大幅な上昇を伴わず、インフレ率が大きく低下することになりそう」
「目標に向かって進んでいると確信できるまでインフレ率を低下させなければならない」
18日19:39 ブロードベント・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁
「不確実性がBOEの反応機能を遅らせる」
「賃金上昇率のより明確な低下がMPCが下向きトレンドと確信する前に必要だろう」
「英国は潜在成長率を下回る期間が長引く可能性」
18日21:42 カジミール・スロバキア中銀総裁
「性急な利下げは長すぎる引き締めのリスクよりも重大」
「過去数ヵ月に見られたインフレ率の好転は、勝利を宣言して次の段階に進むには十分ではない」
「インフレ率が2025年に目標に到達し、ソフトランディング・シナリオでこれを達成できるとの確信を深めている」
※時間は日本時間
<国内>
○未定 ☆ 日銀金融政策決定会合(終了後、決定内容発表、予想:当座預金金利▲0.10%で据え置き)
○15:30 ☆ 植田和男日銀総裁、定例記者会見
○未定 ◇ 12月月例経済報告
<海外>
○06:45 ◎ 11月ニュージーランド(NZ)貿易収支
○09:00 ◇ 12月ANZ企業信頼感
○09:30 ◎ 12月豪準備銀行(RBA)理事会議事要旨
○17:00 ◎ シムカス・リトアニア中銀総裁、講演
○18:00 ◎ カジミール・スロバキア中銀総裁、講演
○19:00 ◎ ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
○19:00 ☆ 11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値(予想:前年比2.4%)
○19:00 ☆ 11月ユーロ圏HICPコア改定値(予想:前年比3.6%)
○22:00 ◎ ブリーデン英中銀(BOE)副総裁、講演
○22:30 ◎ 11月カナダ消費者物価指数(CPI、予想:前月比▲0.1%/前年比2.9%)
○22:30 ◇ 11月カナダ鉱工業製品価格(予想:前月比▲0.6%)
○22:30 ◇ 11月カナダ原料価格指数(予想:前月比▲3.5%)
○22:30 ◎ 11月米住宅着工件数(予想:136.0万件、前月比▲0.9%)
◎ 建設許可件数(予想:146.5万件、前月比▲2.2%)
○23:30 ◎ バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
○20日02:30 ◎ ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
○20日06:00 ◎ 10月対米証券投資動向
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米10年債利回りが3.96%台まで上昇したことで143.16円まで上昇した。ユーロドルは、ユーロクロスの上げにつれた買いと米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いで方向感が出なかった。ユーロ円は156.31円まで上値を伸ばした。
本日の東京外国為替市場のドル円は、植田日銀総裁のチャレンジング発言を受けて昨年12月の日銀金融政策決定会合の再現に警戒する展開が予想される。
今月6日の氷見野副総裁による大規模な金融緩和政策からの正常化への言及と、7日の植田総裁による年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる、との発言により、日銀ショックの再現の可能性が高まっている。
昨年12月19-20日の日銀会合では、金融緩和政策の修正が決定され、日銀ショックが市場を襲った。すなわち、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)で0%程度に誘導している長期金利(10年国債金利)の上限と下限を従来の「0.25%程度」から「0.5%程度」に拡大された。
当時のドル円の動きを振り返ると、高値137.48円から安値130.58円まで約7円急落。最終的には、今年1月16日の安値127.23円まで約10円下落していった。
今回も、昨年同様の日銀ショックが再現された場合、142円台から135円程度までの急落を警戒すべきかもしれない。ドル円のテクニカル分析では、エリオット波動での最終第5波動となる「斜行三角形」が完成しており、目標値137.25円が点灯している。
想定される金融政策正常化の道筋としては、「必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」というガイダンスが削除された場合。そして、植田総裁がチャレンジング発言で示唆していたように、マイナス金利の解除が議論された場合となる。
日銀の金融政策予想を反映するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場では、来年1月の会合での利上げ確率が一時約4割まで高まった。
一方で、11日の報道「日銀関係者は、賃金と物価の好循環の実現に向けた十分な確証が得られていないため、マイナス金利やYCCの撤廃などを今月急ぐ必要はほとんどないとの認識」を裏付ける現状維持となった場合、ドル円は6日高値圏の147円半ばまでの上昇が予想される。
個人消費は7-9月期の実質国内総生産(GDP)での2期連続減少を踏まえて、従来の判断「物価上昇の影響を受けつつも、緩やかなペースで着実に増加している」が維持されるのか、変更されるのかに注目しておきたい。
また、自民党の派閥による政治資金パーティー収入の裏金化問題を受けた政局混迷が、本日の日銀の金融政策に与える影響も警戒されている。緩和重視の安倍派の勢力が低下していることで、日銀の自由度が高まる可能性、あるいは、政治の混乱の最中には景気への影響が大きい金融政策正常化の判断は避けられる可能性が指摘されている。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 32730 +30 (+0.09%)
TOPIX先物 2312.0 +1.0 (+0.04%)
シカゴ日経平均先物 32720 +20
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
18日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。シカゴ連銀のグールズビー総裁やクリーブランド連銀のメスター総裁から早期利下げ観測を牽制する発言が相次いだ。利益確定売りが上値を抑えたほか、NYダウは前週に1000ドル超上げており、過熱感を警戒する売りにより下落に転じる場面もあった。ただし、2024年の利下げ観測は根強く、相場を支えるなかで、NYダウは連日で過去最高値を更新した。S&P500業種別指数はメディア、食品・生活必需品小売、小売が上昇した一方で、テクノロジー・ハード・機器、自動車・同部品、銀行が下落。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比20円高の3万2720円だった。日経225先物(3月限)は日中比30円安の3万2670円で始まり、その後はプラス圏を回復し、3万2700円~3万2790円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後に3万2630円まで売られる場面も見られたが、終盤にかけて持ち直しており、3万2670円~3万2740円辺りでの膠着が続くなか、3万2730円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開が見込まれる。米国市場の上昇を受けて、前日の下げに対する自律反発が意識されやすいだろう。ただし、その後は日銀の金融政策決定会合の結果待ちのなか、膠着が強まりやすいと考えられる。植田和男総裁の「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」との発言をきっかけに政策変更への思惑が再燃し、日経225先物は25日移動平均線に上値を抑えられる状況が継続している。
金融政策決定会合の結果判明後は、いったんアク抜け感から25日線を捉えてくる場面はありそうだが、引け後の総裁記者会見の内容を見極めたいとするムードが強まりやすい。引き続き25日線に上値を抑えられる状況となれば、戻り待ち狙いのショートを誘う格好になりそうだ。また、結果が判明するのはランチタイム辺りと考えられるが、これが後場に入り込むようだと、政策変更への思惑が強まり、為替が円高基調に振れて下へのバイアスが強まる可能性も意識しておきたい。
そのため、ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万2690円辺りを中心とした、25日、75日線が位置する3万2320円から3万3050円辺りのレンジを想定する。アク抜けで25日線を明確に上放れてくる局面では、+1σが推移している3万3400円辺りがターゲットとして意識されてくるとみられる。
VIX指数は12.56(前日は12.28)に上昇した。米連邦準備理事会(FRB)高官らによる利下げを牽制する発言が相次いでいるなか、利益確定の動きも入りやすいようである。ただし、引き続き下向きで推移する25日線に上値を抑えられており、ショートは仕掛けづらいだろう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.14倍に上昇した。一時14.18倍まで上げ幅を広げる場面も見られたが、その後はNTロングを巻き戻す動きとなったとみられる。日銀会合の結果待ちのなか、短期的なトレードにとどまっていたとみられ、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られた。本日は結果判明後にアク抜けからNTショートに向かったとしても、200日線が位置する14.07倍辺りで下げ渋るようなら、NTロングでのスプレッド狙いになりそうだ。
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Joe Deaux
2023年12月19日 2:40 JST 更新日時 2023年12月19日 8:39 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-18/S5VED9DWX2PS00
「これではうまくいかないだろう。われわれは日本製鉄を知らない」
USWは外国勢によるUSスチール買収を支持しないと繰り返し主張
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日本製鉄、USスチールを1株55ドルで買収-買収総額約2兆円
題:USW Opposes US Steel-Nippon Deal, Urges Regulatory Scrutiny (2)(抜粋)
日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の3万2710円(+0.03%)前後で推移。寄り付きは3万2760円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2720円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。ただし、寄り付き直後に付けた3万2780円を高値に軟化し、現物の寄り付き後ほどなくして3万2580円まで売られた。売り一巡後は中盤にかけて3万2760円とプラスに転じ、終盤にかけて再び下げに転じるなど、前日の終値を中心とした上下100円程度のレンジ推移だった。
日経225先物は、日銀の金融政策決定会合の結果を受けてランチタイムで急伸し、25日移動平均線を捉えてきた。ランチタイムでの先物主導の上昇により、後場は裁定買いが加わることで、上げ幅を広げてくる可能性がありそうだ。25日線が支持線として機能するようだと、ショートカバーを誘いやすいだろう。ただし、アク抜けの動きは想定されていた面もあり、買い一巡後は、その後の植田和男総裁の会見内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうである。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.18倍に上昇した。日銀会合の結果を受けて、ランチタイムでは一時14.27倍まで上昇した。短期的なトレードが集中した格好であり、後場はリバランスの流れになりそうだ。
日銀としては今の日本経済は堅実で素晴らしいと判断しとるわけで
事実認識からしてえらいことですぜ 旦那
大阪3月限
日経225先物 33130 +430 (+1.31%)
TOPIX先物 2333.0 +22.0 (+0.95%)
日経225先物(3月限)は、前日比430円高の3万3130円で取引を終了。寄り付きは3万2760円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2720円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。ただし、寄り付き直後に付けた3万2780円を高値に軟化し、現物の寄り付き後ほどなくして3万2580円まで売られた。売り一巡後は3万2700円処を中心として保ち合い、一段と狭いレンジでの推移となった。日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなるなか、前場は前日の終値を中心とした上下100円程度のレンジ推移だった。
金融政策決定会合の結果は、これまで同様、ランチタイムの時間帯に判明しており、大規模緩和策の維持を決めた。予想通りの内容ではあったが、植田和男総裁の「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」との発言をきっかけに早期の政策変更が警戒されていたこともあり、マイナス金利政策の解除が見送られたことで、カバーの動きが強まった。
為替市場では1ドル=144円台と円安に振れるなか、日経225先物はランチタイムで一気に3万3200円まで急伸し、足もとで上値を抑えられていた25日移動平均線を突破した。後場は3万2940円と3万3000円を下回る場面も見られたが、終盤にかけてロング優勢となり、25日線を上回って取引を終えた。
日銀の政策変更に対する過度な懸念が和らぎ、日米金利差縮小を警戒したポジションのリバランスに向かわせる格好となった。さらに、日経225先物は植田総裁の会見を受けて、ナイトセッションで一段高を見せており、カバーの動きが強まりそうだ。
日経225先物は25日線を明確に上放れ、ナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σを捉えてきた。+1σの3万3440円を中心に、25日線の3万3090円から+2σの3万3790円辺りが意識されてくる。+2σを捉えてくるようだと、11月20日に付けた3万3770円を突破してくる可能性もあるため、カバー狙いのロングが強まる展開も期待されてきそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.20倍に上昇した。一時14.27倍まで上げ幅を広げる場面も見られ、8月2日以来の水準まで上昇してきた。日銀会合通過でリスク選好に傾きやすく、6月16日に付けた14.69倍辺りを狙ったNTロングでのスプレッド狙いが意識されそうである。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が3万1230枚、ソシエテジェネラル証券が1万4657枚、サスケハナ・ホンコンが8586枚、JPモルガン証券が3415枚、バークレイズ証券が3175枚、SBI証券が3096枚、松井証券が2397枚、野村証券が2032枚、ビーオブエー証券が1593枚、楽天証券が1422枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万1817枚、ソシエテジェネラル証券が2万0858枚、バークレイズ証券が6488枚、モルガンMUFG証券が4670枚、ゴールドマン証券が4522枚、サスケハナ・ホンコンが3559枚、野村証券が3249枚、JPモルガン証券が3048枚、ビーオブエー証券が2473枚、みずほ証券が1428枚だった。
NYタイムは、日銀がマイナス金利解除へさほど前向きではないとの見方で進んだ円売りへのNY勢の反応を見定める局面となろう。まずは円売りを推し進める方向で参入してくることが想定しやすい。
11月米住宅着工・建設許可件数の発表も予定されているものの、本日は円売りの流れを引き継ぐかどうか、地合いの見極めがより重要となりそうだ。住宅関連指標の強弱は米金融政策の行方にも影響を与えやすい消費動向の行方を示唆する数字として注目すべきだが、円売り基調の継続性の判断がより意識されるとみる。
昨日、通常からそれほど注目度の高い住宅関連指標ではないが、12月米NAHB住宅市場指数が37と、市場予想どおり前月11月の34より強い数字となり、5カ月ぶりに改善を示したことへの市場の反応も目立たなかった。本日も住宅指標への反応は限られるか。どのあたりで円売りが一服して、反動の動きが出てくるか否かなどにも注意が必要となる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、13日高値145.99円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、東京タイム午前高値143.78円。
今晩は底堅い展開か。昨日はダウ平均がほぼ横ばいとなったものの、S&P500は0.45%高と反発し、ナスダック総合は0.61%高と8営業日続伸した。ダウ平均は小幅ながら4営業日連続で史上最高値を更新し、S&P500は終値の最高値まで1.17%に迫った。先週まで主要3指数がそろって7週続伸したことで、高値警戒感も意識されたものの、先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で来年3回の利下げの可能性が示されたことや、米国経済のソフトランディング期待が引き続き支援となった。12月月初来では、ダウ平均が3.77%高、S&P500が3.78%高、ナスダック総合が4.77%高と大幅に2カ月続伸ペースとなった。
今晩の取引では来年3回の利下げ見通しや、米国経済のソフトランディング期待、年末ラリーへの期待などを背景に引き続き底堅い展開か。一方、足もとの大幅高で高値警戒感が上値の圧迫要因となることが予想されるほか、バーキン米リッチモンド連銀総裁やボスティック米アトランタ連銀総裁の講演も予定され、市場の過度な利下げ期待を牽制する発言などにも要警戒か。
今晩の米経済指標・イベントは11月建設許可件数、11月住宅着工件数など。企業決算は寄り前にファクトセットト・リサーチ、アクセンチュア、引け後にフェデックスが発表予定。
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「4勝6敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□11月貿易収支(8:50)
□11月白物家電出荷額(10:00)
□11月首都圏マンション市場動向(13:00)
□11月主要コンビニエンスストア売上高(14:00)
□11月訪日外客数(16:15)
【国内企業】
★ロココ <5868> :東証S上場
★ナイル <5618> :東証G上場
○東芝 <6502> [東証P]:上場廃止
【海外】
★中国12月中国最優遇貸出金利(10:15)
□英国11月消費者物価指数(16:00)
□ドイツ11月生産者物価指数(16:00)
□ドイツ1月Gfk消費者信頼感(16:00)
□ユーロ圏10月経常収支(18:00)
□ユーロ圏10月建設支出(19:00)
□米国MBA住宅ローン申請指数(21:00)
★米国7-9月期経常収支(22:30)
□米国11月中古住宅販売件数(21日0:00)
□ユーロ圏12月消費者信頼感(21日0:00)
□米国週間石油在庫統計(21日0:30)
□米国20年国債入札
【海外決算】
[米]マイクロン・テクノロジー<MU>
株探ニュース
(19日終値)
ドル・円相場:1ドル=143.84円(前営業日比△1.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.95円(△1.98円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0981ドル(△0.0057ドル)
ダウ工業株30種平均:37557.92ドル(△251.90ドル)
ナスダック総合株価指数:15003.22(△98.03)
10年物米国債利回り:3.93%(横ばい)
WTI原油先物1月限:1バレル=73.44ドル(△0.97ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2052.1ドル(△11.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米住宅着工件数 156.0万件 135.9万件・改
建設許可件数 146.0万件 149.8万件・改
10月対米証券投資動向
短期債を含む ▲838億ドル ▲648億ドル・改
短期債を除く 33億ドル 9億ドル・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日続伸。日銀の大規模金融緩和策の維持や、会合後の植田和男日銀総裁による会見を受けて市場で先行していた早期の政策修正観測が後退すると円売り・ドル買いが進行。20時前には一時144.96円まで値を上げた。
ただ、NY市場に限れば上値の重さが目立った。米金融政策が2024年の早いうちに利下げに転じるとの観測が根強い中、米金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ると一時143.53円付近まで下押しした。
なお、バーキン米リッチモンド連銀総裁は利下げの可能性について、「予想通りインフレ率が低下すれば米連邦準備理事会(FRB)は適切に対応する」との見解を示した。半面、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「インフレを巡っては驚異的な進展が見られたものの、まだ道半ば」「FRBの利下げ実施に緊急性はない」と話した。
・ユーロドルは続伸。FRBが24年の早期に利下げに転じるとの観測が根強い中、米金利低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると、一時1.0987ドルと日通し高値を付けた。
・ユーロ円も続伸。日銀のマイナス金利政策解除への警戒感が後退する中、20時前に一時158.57円と本日高値を付けたものの、1時30分過ぎには157.60円付近まで上げ幅を縮めた。ドル円につれた動きとなった。
・米ドルカナダドルは軟調だった。11月カナダ消費者物価指数(CPI)が前月比0.1%/前年同月比3.1%と予想の前月比▲0.1%/前年同月比2.9%を上回ったことが伝わると、米ドル売り・カナダドル買いが進行。取引終了間際に一時1.3332カナダドルと日通し安値を付けた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は9日続伸し、史上最高値を更新した。このところFRB高官から早期利下げ観測をけん制する発言が相次いだものの、FRBが2024年の早期に利下げに転じるとの観測は根強く、この日も買いが続いた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は9日続伸し、昨年1月以来の高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も昨年1月以来の高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。FRB高官から早期利下げ観測をけん制する発言が相次いだ一方、FRBが2024年の早期に利下げに転じるとの観測は根強く、相場は方向感が出なかった。
・原油先物相場は続伸。オースティン米国防長官がイエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃に対処する姿勢を明らかにし、石油供給混乱への警戒感が和らぎ、原油相場は売りが先行したが、為替相場でのドル安も支えに上昇に転じた。
・金先物相場は続伸。米長期金利の低下を支えに金先物は買いが優勢となった。為替相場でドル安が進んだこともドル建ての金に割安感が生じ、買いを後押した。
19日05:57 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「24年に利下げが適切になる可能性がある」
「24年に3回の利下げが必要になる可能性」
19日11:54 日本銀行声明
「粘り強く金融緩和を継続」
「賃金上昇に伴う形で2%物価目標を持続的・安定的に実現することを目指していく」
「必要なら躊躇なく追加的な緩和措置を講じる」
「物価目標の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続
「企業等の資金繰りと市場の安定維持に努める」
「内外経済や金融市場巡る不確実性きわめて高い、経済・物価・金融情勢に応じ機動的に対応」
19日15:35 植田日銀総裁
「我が国の景気は緩やかに回復している」
「経済・物価を巡る不確実性は極めて高い」
「粘り強く金融緩和を継続していく」
「基調的な物価上昇率、2%に向け上昇する確度高まっている」
「賃金から物価への波及、サービス価格への動向を見たい」
「チャレンジング発言、仕事の取組み姿勢一般に対するもの」
「物価安定目標を十分な確度をもって見通せる段階にはない」
「確度は上がっているが閾値に達するにはもう少し情報見たい」
「政策修正、毎回の決定会合で議論して決まるもの」
「政策修正、一般論としてサプライズは避けられない」
「出口の対応、確度の高い姿を示すことは困難」
「マイナス金利、金融機関収益や金融仲介にマイナスの影響も」
「実質賃金マイナス、先行き好転見通しなら障害にならない」
「政策変更、3月決算避ける必要との議論は今のところ出ていない」
「1月会合での政策修正の可能性、そこまでに入ってくる情報次第だが、そんなに多くはない」
「マイナス金利解除後の政策金利、現時点で決め打ちできない」
「政策修正について、来月上げますということになる可能性はあまりない」
「早すぎる利下げは、インフレが再発する危険性がある」
「政策金利はしばらく高止まりした後、24年のある時点で引き下げられる」
「利上げ局面は終わった」
「遅くとも25年までにインフレ率を2%に戻す。これは予想ではなく約束」
「インフレは仏国民にとって最大の関心事であり、低下し始めている」
19日17:48 シムカス・リトアニア中銀総裁
「市場の利下げ見通しは過度に楽観的」
19日18:59 新藤経済再生担当相
「日銀決定会合出席、日程の都合がついたため」
「日銀会合、日程に余裕があれば参加する」
19日22:01 カザークス・ラトビア中銀総裁
「ユーロ圏のコアインフレ率は11月も高水準」
「金利はしばらくの間、現在の水準にとどまる必要がある」
「インフレに対する勝利を宣言するのは時期尚早」
20日00:26 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「(利下げの可能性について)予想通りインフレ率が低下すればFRBは適切に対応する」
20日03:24 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「FRBは驚異的な前進を遂げたものの、インフレはまだ続くだろう」
「労働市場の逼迫は今後も続くと予想」
「政策には毅然とした態度が必要」
※時間は日本時間
<国内>
○08:50 ◎ 11月貿易統計(通関ベース、予想:季節調整前9624億円の赤字、季節調整済7689億円の赤字)
<海外>
○08:00 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、インタビュー
○16:00 ◇ 11月独生産者物価指数(PPI、予想:前月比▲0.3%)
○16:00 ◇ 1月独消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:▲27.0)
○16:00 ◎ 11月英消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.1%/前年比4.4%)
○16:00 ◎ 11月英CPIコア指数(予想:前年比5.6%)
○16:00 ◇ 11月英小売物価指数(RPI、予想:前月比0.2%/前年比5.7%)
○18:00 ◇ 10月ユーロ圏経常収支(季節調整済)
○19:00 ◇ 10月ユーロ圏建設支出
○21:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○22:30 ◎ 7-9月期米経常収支(予想:1960億ドルの赤字)
○23:00 ◎ レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
○24:00 ◎ 12月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値、予想:▲16.4)
○24:00 ◎ 11月米中古住宅販売件数(予想:前月比▲0.4%/年率換算378万件)
○24:00 ◎ 12月米消費者信頼感指数(予想:104.0)
○21日00:30 ◇ EIA週間在庫統計
○21日03:00 ◎ 米財務省、20年債入札
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
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19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、ロンドン市場でつけた144.96円を上値に米金利が低下した場面では143.53円付近まで下押しした。ユーロドルは米金利低下に伴うユーロ買い・ドル売りで1.0987ドルまで上昇した。ユーロ円は日銀のマイナス金利政策解除への警戒感が後退したことで158.57円まで上昇した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、植田日銀総裁が来年1月のマイナス金利政策解除を示唆しなかったことから底堅い展開が予想される。ただ上値についても、米10年債利回りの伸び悩みで限定的となりそうだ。
植田日銀総裁は、昨日の会見で、大規模金融緩和政策の継続を決定した理由として、先行きの経済情勢の不確実性が高いことを挙げていたが、政治情勢の不確実性もあるのかもしれない。
岸田首相は、先日「日銀と政府はアコード(共同声明)を通じて緊密に連携することを確認している。政府はデフレ脱却に向けて取り組んでおり、しっかりと念頭に置いて政府と連携をしていただきたい」と述べていた。昨日の日銀会合には、新藤経済財政担当相が出席しており、岸田首相の意向、すなわち、現時点では金融引き締めへの転換は受け入れられないことを伝えたのかもしれない。
また、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で政局混迷への警戒感が高まりつつあることで、景気回復への悪影響を避ける観点から、日銀は現状の金融政策の維持となったのかもしれない。
ドル円は、12月7日の植田日銀総裁の参院財政金融委員会での答弁で、「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」との発言を受けて、7日の高値147.32円から14日の安値140.97円まで下落。そして、昨日の植田日銀総裁の発言「国会で仕事への取り組み姿勢を問われ、一段と気を引き締めてというつもりだった」を受けて、144.96円まで戻している。
ドル円が147円台までの全値戻しとなる往って来いとはならなかったのは、13日のパウエルFRB議長の発言「利下げは視野に入り始めており、今回のFOMC会合でも議論した」を受けて、来年3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が高まっているからかもしれない。
昨日までの日銀金融政策決定会合では、短期政策金利をマイナス0.1%に据え置くとともに、長期金利の誘導水準を「ゼロ%程度」として上限は1%を「めど」とするイールドカーブコントロール(YCC)の運用も維持した。先行きの政策指針であるフォワードガイダンス「必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」にも変更はなかった。
植田日銀総裁は、2%目標実現の鍵を握る基調的物価が2025年度にかけて目標に向け徐々に高まるとの見通し実現の「確度は引き続き少しずつ高まっている」とした上で、「もう少しデータやさまざまな情報を見たい」との考えを示した。そして、来年1月会合の政策決定はそれまでに入手される情報次第だとしながらも、新しいデータはそんなに多くない、と述べており、1月会合での金融政策正常化の可能性は低下している。
8時50分に発表される11月貿易統計(通関ベース)は、季節調整前で9624億円の赤字、季節調整済で7689億円の赤字と予想されている。ドル円を下支えする本邦実需筋の円売り圧力を確認することになる。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 33320 +190 (+0.57%)
TOPIX先物 2332.0 -1.0 (-0.04%)
シカゴ日経平均先物 33330 +200
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
19日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。NYダウは連日で過去最高値を更新し、ナスダック指数は2022年1月以来となる1万5000ポイントを回復した。足もとで米連邦準備理事会(FRB)高官らによる早期利上げ観測を牽制する発言が相次いでおり、この日もアトランタ連銀のボスティック総裁が早期利下げの緊急性は想定していないとの見解を示した。ただし、FRBは来年の早い時期に利下げに転じるとの見方は根強く、相場を押し上げる格好となった。S&P500業種別指数は商業サービス・用品のみが下落した一方で、自動車・同部品、エネルギー、耐久消費財・アパレル、銀行、メディアの上昇が目立った。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比200円高の3万3330円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比140円高の3万3270円で始まり、直後に付けた3万3240円を安値に上げ幅を広げ、一時3万3620円まで急伸する場面も見られた。その後は徐々に上げ幅を縮めており、米国市場の取引開始後は3万3300円を挟んだ保ち合いを継続し、3万3320円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで窓を空けて上昇し、足もとで上値抵抗線として機能していた25日移動平均線を明確に上回った。その後の強い上昇で一気に3万3620円まで買われ、買い一巡後は上げ幅を縮めたものの、ボリンジャーバンドの+2σを突破し+3σに接近したため、いったんは跳ね返されるところであろう。
上げ幅を縮めたとはいえ、25日線を上回っての推移を継続しており、同線が位置する3万3090円が支持線として意識されやすい。+2σが位置する3万3430円辺りでは利食いも入りやすいと考えられ、オプション権利行使価格の3万3125円から3万3375円のレンジ推移になりそうだ。ただし、米国市場の上昇を受けてロング優勢の流れになりやすく、+2σと3万4120円辺りで推移している+3σによるレンジに移行する可能性がある。過熱が警戒されてくるものの、11月20日に付けた3万3770円が射程に入るなか、高値更新からのショートカバーが強まる展開が意識されるため、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
日銀の植田和男総裁の会見で来年の政策変更の可能性が無くなったわけではないが、当面は緩和政策が継続することになりそうだ。日米金利差縮小によるポジション圧縮への過度な警戒感が和らぐなか、改めて年末高へのセンチメントに向かいそうである。
VIX指数は12.53(前日は12.56)に低下した。小幅な値動きで推移しており、引き続き25日線に上値を抑えられている。ボトム圏での膠着が続いており、週末に控えている11月の米個人消費支出(PCE)の結果次第では一段と低下傾向が強まる可能性があろう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.20倍に上昇した。一時14.27倍まで上げ幅を広げる場面も見られ、8月2日以来の水準まで上昇してきた。200日線が支持線として意識されてきており、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。
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日経225先物は、寄り付き後ほどなくしてボリンジャーバンドの+1σを上回り、終盤にかけての一段高によって11月20日に付けた3万3770円に迫っている。+2σが3万3830円辺りで推移しており、高値更新が射程に入るものの、いったんは達成感も意識されやすいところだろう。そのため、+2σに接近する局面においては、短期的なショートが入りやすいと考えられる。ただし、オプション権利行使価格の3万3750円処での底堅さが意識されるなか、ショートカバーから上へのバイアスが強まりやすい需給状況でもある。3万3750円から3万4000円のレンジ推移も考えられるため、短期的なショートにとどめておきたい。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.31倍に上昇した。8月以来の水準まで上昇してきており、リバランスを交えながらも、方向性としては6月半ばに付けた14.69倍をターゲットとしたNTロングに向かわせやすいだろう。
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Josh Wingrove、Joe Deaux
2023年12月20日 9:22 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-20/S5XJMLT0G1KX00
大統領は取引を遅らせたり修正に動いたり阻止することさえあり得る
全米鉄鋼労組や激戦州選出議員が相次いで買収反対を表明
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原題:US Steel Deal Irks Biden Allies in Areas With Factory Losses (1)
Jeff Green
2023年12月15日 2:49 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-14/S5NR8AT0AFB400
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原題:Trump Pulls Ahead in Michigan as Union, Women Voters Sour on Biden(抜粋)
大阪3月限
日経225先物 33600 +470 (+1.41%)
TOPIX先物 2345.5 +12.5 (+0.53%)
日経225先物(3月限)は、前日比470円高の3万3600円で取引を終了。寄り付きは3万3400円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3330円)を上回り、買い優勢で始まった。開始直後に付けた3万3350円を安値に上げ幅を広げると、3万3520円~3万3620円辺りで保ち合いを継続。前場終盤にかけてレンジを上放れ、一時3万3750円まで買われた。ランチタイムは3万3710円~3万3750円辺りで推移し、11月20日に付けた3万3770円に迫る格好だった。
ただし、高値接近によって、目先の達成感が意識されたほか、ボリンジャーバンドの+2σが位置する3万3800円辺りに接近してきたことで過熱感も警戒されて、後場はやや利食い優勢のなかで上げ幅を縮めていた。もっとも、ショートを仕掛けてくる流れとはならず、3万3600円~3万3700円処の高値圏での保ち合いが継続した。
日経225先物は、寄り付き後ほどなくしてボリンジャーバンドの+1σを上回り、前場終盤の一段高によって11月高値に迫った。上昇ピッチが速かったこともあり、高値更新が誘発するショートカバーを狙ったロングが入ったとみられる。ランチタイムで高値更新となれば、後場は裁定買いを交えての上昇となった可能性もあろう。ただし、わずかに捉えることができなかったことで、後場はロングを外す動きもあったと考えられる。
達成感が意識されやすいところだが、本日の上昇で上値を抑えられていた25日移動平均線を明確に上放れたほか、+1σを一気に突破したことにより、目先的には+1σの3万3470円から+2σの3万3830円辺りのレンジが意識されてくる。また、+1σを下回ったとしても、25日線が位置する3万3110円処までは押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
なお、米国では週末に11月の個人消費支出(PCE)の発表が予定されているが、来週に入るとクリスマスの祝日、それ以降はクリスマス休暇入りから海外勢のフローが限られてくる可能性がある。年末高への期待は高まるものの、商いが細るようだと、スキャルピング中心のトレードに向かいやすい状況であることは意識しておく必要がありそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.32倍に上昇した。一時14.34倍と8月以来の水準まで上昇しており、方向性としては6月半ばに付けた14.69倍をターゲットとしたNTロングが強まりやすい。日米金利差縮小を警戒したポジションのリバランスは一巡したとみられるなか、バブル後の高値圏で底堅い値動きが続くようだと、NTロングでのスプレッド狙いに向かいやすいだろう。
手口面(立会内)では、ABNクリアリン証券が3万6616枚、ソシエテジェネラル証券が1万6224枚、サスケハナ・ホンコンが7222枚、JPモルガン証券が5091枚、ゴールドマン証券が2912枚、バークレイズ証券が2868枚、SBI証券が2682枚、野村証券が2549枚、ビーオブエー証券が2440枚、モルガンMUFG証券が1663枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万0490枚、ソシエテジェネラル証券が1万8949枚、バークレイズ証券が5758枚、ゴールドマン証券が3758枚、JPモルガン証券が3541枚、サスケハナ・ホンコンが2510枚、モルガンMUFG証券が2338枚、ビーオブエー証券が2266枚、野村証券が1688枚、BNPパリバ証券が1058枚だった。
NYタイム、ドル円は低下傾向の米10年債利回りなど米金利動向や、株価の推移をにらみつつ上下することになるだろう。低位の米金利動向を反映してやや重い動き出しとなるか。
主な経済指標としては、24時に11月米中古住宅販売件数(予想:前月比▲0.4%/年率換算378万件)や12月米消費者信頼感指数(予想:104.0)が発表予定。中古住宅販売件数は米住宅関連では最注目の指標だが、ここのところ住宅関連指標への市場の反応は鈍い。
一方、米消費者信頼感指数の強弱は米株の強弱へそのままつながることも多いため、株価の上下を受けたセンチメントの変化にドル円など円絡み通貨ペアがリスク選好の円売りやリスク回避の円買いで反応することが想定できるため結果を注視したい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、昨日19日NYタイム高値144.46円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、昨日19日の日銀金融政策決定会合後の下振れ水準142.55円。
今晩は神経質な展開か。昨日は来年3回の利下げ見通しや、インフレ沈静化の兆候、米10年債利回りの低下などを追い風に主要3指数がそろって続伸。ダウ平均は251.9ドル高(+0.68%)と9営業日続伸し、5営業日連続で史上最高値を更新した。S&P500は0.59%高と2日続伸し、終値の最高値まで0.59%、取引時間中の史上最高値まで1.04%に迫った。ハイテク株主体のナスダック総合も0.66%高で終了し、9営業日続伸。終値で2022年1月以来、1年11カ月ぶりに15000ポイント台を回復した。引け後の動きでは通期の売上高見通しを引き下げた物流大手のフェデックスが時間外取引で10%近い急落となった。
今晩の取引では来年3回の利下げ見通しや、インフレ沈静化見通し、年末ラリーへの期待などを背景に堅調持続が期待され、S&P500の史上最高更新トライが注目される。一方、足もとの大幅高で過熱感が意識されることや、フェデックスの大幅安も見込まれる。センチメントは良好で先高観は強いものの、短期的には強弱感の対立で神経質な展開となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは12月消費者信頼感指数、11月中古住宅販売件数、米20年債入札など。企業決算は寄り前にゼネラル・ミルズ、引け後にマイクロン・テクノロジーなどが発表予定。
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先勝・月齢8.1
「3勝7敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□週間対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50)
【国内企業】
★マーソ <5619> :東証G上場
○大建工 <7905> [東証P]:上場廃止
【海外】
★米国7-9月期GDP[確報値](22:30)
□米国新規失業保険申請件数(22:30)
□米国12月フィラデルフィア連銀景況指数(22:30)
★米国11月コンファレンス・ボード景気先行指数(22日0:00)
□トルコ中銀が政策金利を発表
□インドネシア中銀が政策金利を発表
□チェコ中銀が政策金利を発表
【海外決算】
[米]ナイキ<NKE>
株探ニュース
(20日終値)
ドル・円相場:1ドル=143.57円(前営業日比▲0.27円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.10円(▲0.85円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0942ドル(▲0.0039ドル)
ダウ工業株30種平均:37082.00ドル(▲475.92ドル)
ナスダック総合株価指数:14777.94(▲225.28)
10年物米国債利回り:3.84%(▲0.09%)
WTI原油先物2月限:1バレル=74.22ドル(△0.28ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2047.7ドル(▲4.4ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
7-9月期米経常収支 2003億ドルの赤字 2168億ドルの赤字・改
12月米消費者信頼感指数 110.7 101.0・改
11月米中古住宅販売件数
前月比 0.8% ▲4.1%
年率換算件数 382万件 379万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は4日ぶりに反落。20時過ぎに一時143.27円と日通し安値を付けたものの、12月米消費者信頼感指数が110.7と予想の104.0を上回ったことなどが相場を下支えすると143.94円付近まで下げ渋った。
ただ、引けにかけては再び上値が重くなった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時3.8455%前後と7月27日以来の低水準を付けたことが相場の重しとなったほか、米国株の下落に伴う円買い・ドル売りが入り143.54円付近まで下押しした。
・ユーロドルは3日ぶりに反落。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると1.0976ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、NY午後に入ると失速した。米国株安を背景にリスク・オフのドル買いが入ると、6時過ぎに一時1.0930ドルと日通し安値を更新した。
なお、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は「追加利上げは不要、現行水準を維持すべき」「利下げはすべきだが、直ちにではない」などと述べたと伝わった。
・ユーロ円も3日ぶりに反落。21時前に一時156.79円と本日安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げ、1時過ぎには157.73円付近まで下げ渋った。もっとも、引けにかけては米国株相場の下落に伴う円買い・ユーロ売りが入り、157.03円付近まで押し戻された。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は10日ぶりに反落。12月米消費者信頼感指数が予想を上回ったことで、株買いが優勢になる場面もあったが、上値は重かった。前日までに9日続伸し、史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も10日ぶりに反落した。足もとで相場上昇が続いたあとだけに利食い売りなどが優勢となった。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。欧州債相場の上昇を受けて米国債にも買いが先行。米国株相場の下落で、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った面もあった。利回りは一時3.8455%前後と7月27日以来の低水準を付けた。
・原油先物相場は3日続伸。イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海周辺での商船攻撃が相次ぎ、石油供給の混乱懸念を背景とした買いが継続。2月限は一時75ドル台に上昇したが、米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫が予想外の大幅な積み増しとなったことを受けて上げ幅を縮小した。
・金先物相場は3日ぶりに小反落。米早期利下げ観測を背景とした買いが一服し、利益確定売りが優勢となった。ただ、米長期金利の低下を支えとした買いも入り、下押しは限られた。
20日08:32 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「市場は利下げについて少し先走り気味」
「FRBは市場の要望によって威圧されるべきではない」
21日02:30 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「追加利上げは不要、現行水準を維持すべき」
「経済はデータが示唆するより急速に軟化」
「利下げはすべきだが、直ちにではない」
※時間は日本時間
<国内>
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
<海外>
○16:45 ◇ 12月仏企業景況感指数(予想:97)
○17:30 ◎ 11月香港消費者物価指数(CPI、予想:前年同月比2.7%)
○20:00 ◎ トルコ中銀、政策金利発表(予想:42.50%に引き上げ)
○22:30 ◎ 10月カナダ小売売上高(予想:前月比0.8%/自動車を除く前月比0.5%)
○22:30 ☆ 7-9月期米国内総生産(GDP)確定値(予想:前期比年率5.2%)
○22:30 ◎ 7-9月期米個人消費(確定値、予想:前期比年率3.6%)
○22:30 ◎ 7-9月期米コアPCE(確定値、予想:前期比年率2.3%)
○22:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:21.5万件/188.8万人)
○22:30 ◎ 12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:▲3.0)
○24:00 ◎ 11月米景気先行指標総合指数(予想:前月比▲0.4%)
○22日01:00 ◎ レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
映像を見てるだけだけど、なんでアラビア語?は
話が長いの いつまでしゃべってんだって感じ
20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は143円台で伸び悩み。12月米消費者信頼感指数の上振れを受けて144円手前まで反発後、米長期金利の低下が重しとなり143.54円付近まで反落した。ユーロドルは米国株安を背景にしたリスク・オフのドル買いで1.0930ドルまで下落した。
日米の金融政策イベントが終わり、市場はクリスマス休暇に向けた閑散取引となるか。そういったなか本日の東京外国為替市場のドル円は、明日22日に期日を迎えるオプション(143.50円・144.00円)が値動きを抑制する展開が予想される。
今年最後となる主要国中央銀行の金融政策決定会合が終わり、クリスマスに向けて動きづらい展開の中、日銀による大規模な金融緩和政策の維持により、目先の円買い圧力が後退している。18-19日の日銀会合や植田日銀総裁の会見で、金融政策正常化としてのマイナス金利の解除は、1月会合ではなく3月会合以降になることが示唆された。
一方で欧米英の中銀による金融政策は、来春以降に利下げ開始観測が高まっており、ドル円、ユーロ円、ポンド円の上値が抑えられる要因となりつつある。
米連邦公開市場委員会(FOMC)のドット・プロット(金利予測分布図)では、来年3回の利下げが示唆され、来年末のFF金利誘導目標は4.625%(4.50-75%)となっている。しかしながら、CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」は、来年3月のFOMCで0.25%の利下げが開始され、6回の利下げで12月にはFF金利誘導目標が3.75-4.00%まで引き下げられることが見込まれている。
米連邦準備理事会(FRB)の利上げ最終日から利下げ初日までの日数は、過去30年間の平均で231日。2023年7月26日のFF金利誘導目標5.25-50%への最後の利上げから231日目頃となる24年3月19-20日のFOMCでの利下げ開始観測を高めている。
なお、昨日発表された英国11月の消費者物価指数(CPI)が前年比+3.9%となり、10月+4.6%から伸び率が鈍化していたことで、市場では、英中銀金融政策委員会(MPC)の利下げ開始時期が来年5月に前倒しされ、24年中に5回の利下げが織り込まれている。
また、欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ圏の経済データの悪化、すなわちリセッション(景気後退)リスクの高まりとインフレ鈍化を受けて、来年の利下げの必要性を強調している。市場では、春頃に利下げが開始され、年内6回、160bpの利下げが織り込まれている。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 33050 -550 (-1.63%)
TOPIX先物 2317.0 -28.5 (-1.21%)
シカゴ日経平均先物 33050 -550
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
20日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。短期的な過熱感から利益確定の動きが強まった。12月の米消費者信頼感指数(コンファレンスボード)は110.7に上昇し、改定値(101.0)から改善したほか、11月の中古住宅販売件数が予想外に増加したことを受けて、NYダウは一時プラスに転じる場面も見られた。ただし、前日まで9営業日続伸で1500ドルあまり上昇していたこともあり、クリスマス休暇入りを前に利益確定に向かわせたようだ。
また、紅海周辺で商船攻撃を繰り返すフーシ派が、米国がイエメンを攻撃すれば米軍艦を標的にすると報じられ、地政学リスクの高まりも利食いのきっかけになったとみられる。S&P500業種別指数はメディアのみが上昇し、自動車・同部品、半導体・同製造装置、運輸、食品・飲料・タバコ、公益事業の弱さが目立った。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比550円安の3万3050円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比20円安の3万3580円で始まり、直後に付けた3万3600円を高値に軟化し、3万3430円~3万3590円辺りで保ち合いが続いた。終盤にかけてレンジを下放れると、下へのバイアスが強まり3万3050円まで下げ幅を広げ、ナイトセッションの安値で取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の展開が見込まれる。日経225先物は直近2日間で1000円上昇し、これに対する半値押しといったところであり、25日移動平均線や節目の3万3000円辺りでの底堅さがみられれば、過熱を冷ます形での調整といった見方に向わせよう。朝方はインデックスに絡んだ裁定解消から下へのバイアスが強まるだろうが、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたい。
また、マイクロン・テクノロジー<MU>は、取引終了後に発表した決算で一株利益が予想を上回ったことが好感され、時間外取引で5%弱の上昇を見せている。指数インパクトの大きい値がさハイテク株などを下支えする可能性がありそうだ。
日経225先物は前日の上昇でボリンジャーバンドの+1σを突破し、一時3万3750円まで買われた。11月20日の高値3万3770円に迫り、3万3800円辺りで推移している+2σ水準に接近したことで、いったんは利食いが入りやすいところであろう。ナイトセッションの急落でセンチメントを冷ます格好ではあるが、25日線水準から-1σの3万2740円辺りでは、押し目狙いのロング対応としておきたい。
そのため、オプション権利行使価格の3万3000円を中心とした上下の権利行使価格である3万2750円~3万3250円での推移を想定。3万3000円辺りで底堅さがみられる局面では、3万3000円~3万3500円のレンジとなろう。
VIX指数は13.67(前日は12.53)に上昇した。ボトム圏からの上昇により、足もとで上値抵抗線として機能していた25日線を突破した。依然としてボトム圏での推移ではあるが200日線が位置する16.06辺りを捉えてくるようだと、利益確定の動きが強まってくる可能性がありそうだ。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.32倍に上昇した。一時14.34倍と8月以来の水準まで上昇してきた。方向性としては6月半ばに付けた14.69倍をターゲットとしたトレンドとなるが、本日についてはNY原油先物相場の上昇から資源株などが買われやすく、相対的にTOPIX型優位と考えられ、いったんNTロングのリバランスが入りやすい。ただし、200日線を上回っての推移が継続するようなら、押し目ではNTロングの組成に向かわせよう。
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はよ 南京虫を!
日経225先物は11時30分時点、前日比490円安の3万3110円(-1.45%)前後で推移。寄り付きは3万3170円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3050円)にサヤ寄せする格好から、売り優勢で始まった。現物の寄り付き直後に3万3240円まで下げ渋る動きも見られたが戻りは鈍く、じりじりと下落幅を広げるなか、終盤にかけて一時3万3010円と、節目の3万3000円に迫る場面があった。
日経225先物は、終盤にかけての下げで3万3000円割れを試す格好となったが、積極的なショートは限られているようである。売り一巡後は25日移動平均線が位置する3万3090円辺りでの攻防を見せており、後場は同水準での底堅さを見極める動きになりそうだ。戻りの鈍さから3万3000円割れを狙ったショートが意識されそうだが、その後のショートカバー狙いのスタンスになろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.23倍に低下した。前日までの急ピッチの上昇に対するNTロングのリバランスが中心とみられる。日経平均株価は25日移動平均線を挟んでの底堅さが見られてきており、リバランスを交えながらも、方向性としてはNTロングに向かわせやすいだろう。
ついに使ってしまった
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大阪3月限
日経225先物 33120 -480 (-1.42%)
TOPIX先物 2324.5 -21.0 (-0.89%)
日経225先物(3月限)は前日比480円安の3万3120円で取引を終了。寄り付きは3万3170円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3050円)にサヤ寄せする格好から、売り優勢で始まった。現物の寄り付き直後に3万3240円まで下げ渋る動きも見られたが戻りは鈍く、じりじりと下落幅を広げ、ランチタイムで節目の3万3000円まで売られた。その後は3万3000円~3万3070円処で底固めの動きを見せており、終盤にかけて下げ渋る格好だった。
日経225先物は、前場終盤にかけての下げで3万3000円割れを試す格好となったが、積極的にショートを仕掛けてくる流れとはならず、後場は同水準での底固めの動きだった。直近2日間の上昇に対する半値押しとなり、支持線として意識されている25日移動平均線を終値では上回ったことで、過熱感は後退し、調整一巡感にもつながりそうである。
引き続き25日線水準での攻防となる可能性は残るが、同線での底堅さがみられるようだと、ボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3430円辺りから、+2σの3万3770円水準をターゲットとしたトレンドが期待されてきそうだ。バンドが横ばいで推移しているため、大きなトレンドは期待しづらいものの、再び11月20日に付けた3万3770円を試しに行く可能性はあるだろう。
20日の米国市場は利益確定の売りが優勢となったが、グローベックスの米株先物はプラス圏で推移している。マイクロン・テクノロジー<MU>が、取引終了後に発表した決算が好感されて時間外取引で5%弱の上昇を見せたことで、米ハイテク株への支援材料となれば、日経225先物は25日線からのリバウンドを強めそうだ。
一方で、トヨタ自動車<7203.T> [東証P]の下落がセンチメントを冷ましたほか、海運株の強い値動きが目立ったものの、地政学リスクの高まりによる要因であるため、強気になりづらい面はあるだろう。そのため、積極的な上値追いの動きは限られるとみられるほか、ポジションを傾けたままで年を越すのはリスクがあるため、ヘッジを考慮したスプレッド狙いのトレードに向かわせそうである。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.24倍に低下した。もっとも、前日までの急ピッチの上昇に対するNTロングのリバランスが中心とみられる。バリュー株シフトといった方向転換ではなく、円相場も1ドル=143円台前半と若干円高に振れて推移しているため、リバランスを交えながらも、方向性としてはNTロングに向かわせやすいだろう。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が3万0349枚、ソシエテジェネラル証券が1万3650枚、サスケハナ・ホンコンが3896枚、バークレイズ証券が3034枚、JPモルガン証券が2407枚、ゴールドマン証券が2190枚、SBI証券が2065枚、野村証券が1977枚、モルガンMUFG証券が1572枚、松井証券が1405枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万0790枚、ソシエテジェネラル証券が2万1866枚、ゴールドマン証券が7684枚、バークレイズ証券が6638枚、JPモルガン証券が3690枚、サスケハナ・ホンコンが2733枚、モルガンMUFG証券が2249枚、ビーオブエー証券が1948枚、BNPパリバ証券が1472枚、ドイツ証券が1456枚だった。
連日米金利の動向に一喜一憂している為替市場だが、本日も同様に米債に連れて上下することになるだろう。
本日は今のところ米連邦準備理事会(FRB)関係者の講演などの予定はされていないが、経済指標では7-9月期の米国内総生産(GDP)や同期個人消費(PCE)などのそれぞれ確定値が公表される。また。前週分の米新規失業保険申請件数と失業保険継続受給者数の週間の雇用指標、12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や11月米景気先行指標総合指数などの景気指数も発表される。
7-9月期のGDPは改定値が上方修正となったことで、米金利が低下幅を縮小してドルが一時的に強含む場面もあった。改定値から確定値が大幅に変更されるとは思えないが、市場がFRBの早期金融引き下げ期待が高まる中で、下方修正された場合は敏感に反応しそうだ。また、同時刻に発表される週間の雇用指標は、前週は予想より強い結果となったことで米金利上昇・ドル買いとなった。もし、GDPやPCE確定値に変化がない場合は、雇用指標が市場を動意づけることになるだろう。
なお、景気指数はここ最近の市場の反応は鈍いが、クリスマスや年末を控え流動性が悪くなっていることもあり、想定以上に市場が反応する可能性もあることには注意をしておきたい。
もっとも、明日には米連邦準備理事会(FRB)が最も注目している経済指標の一つ、米国の11月個人消費支出(PCE)デフレーターが発表されることで、大きくトレンドを作る値動きを期待するのは難しいかもしれない。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目途は、日足一目均衡表・転換線143.78円。昨日20日高値144.10円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目途は、19日の植田日銀総裁の会見時に一瞬下がった時の水準142.55円。その下は18日安値142.06円。
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今晩は反発か。昨日は足もとの大幅高で過熱感が意識され主要3指数がそろって大幅に反落した。ダウ平均一時83ドル高まで上昇し、6営業日連続で史上最高値を更新したが、475.92ドル安(-1.27%)と10営業日ぶりに大幅反落し、S&P500も1.47%安と3日ぶりに大幅反落。ハイテク株主体のナスダック総合も1.50%安と10営業日ぶりに大幅反落した。引け後の動きでは半導体大手のマイクロン・テクノロジーが時間外で4.8%高。2024年度第1四半期(9-11月)決算や、第2四半期の見通しが市場予想を上回ったことが好感された。
今晩は反発か。10月下旬の安値からダウ平均とS&P500が15%超上昇し、ナスダック総合は約19%上昇するなど、足もとで主要3指数が急ピッチで上昇したことで昨日は利益確定売りが強まった。しかし、来年3回の利下げ見通しや、インフレ沈静化見通し、米国経済のソフトランディング期待など足もとの株価上昇を支えた環境には大きな変化がなく、売り一巡後は再び年末ラリーへの期待を背景に堅調な展開が期待できそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは7-9期GDP確報値、新規失業保険申請件数など。企業決算は寄り前にペイチェックス、カーニバル、カーマックス、引け後にナイキなどが発表予定。
「5勝5敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
★11月全国消費者物価指数(8:30)
□日銀金融政策決定会合議事要旨(10月30・31日開催分、8:50)
□国際決済銀行(BIS)国際資金取引統計および国際与信統計の日本分集計結果[9月末現在](8:50)
□11月食品スーパー売上高(13:00)
□11月全国スーパー売上高(14:00)
【国内企業】
★早稲田学習研究会 <5869> :東証S上場
★ヒューマンテクノロジーズ <5621> :東証G上場
【海外】
□英国7-9月期GDP[確報値](16:00)
★米国11月個人所得(22:30)
★米国11月個人支出(22:30)
□米国11月耐久財受注(22:30)
□米国11月新築住宅販売件数(23日0:00)
□米国12月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報値](23日0:00)
株探ニュース
Former Trump lawyer Rudy Giuliani files for bankruptcy protection, lists more than $100 million in debts
PUBLISHED THU, DEC 21 202312:30 PM ESTUPDATED MOMENTS AGO CNBC
【市況】ジュリアーニ元NY市長、破産申請
ジュリアーニ元NY市長が破産法に基づく資産保全を申請した。トランプ前大統領の弁護士として2020年の大統領選挙結果を覆す企てを主導し、巨額の訴訟費用を抱え破産に至った。ジュリアーニ氏がNYで申請した債権者からの保護を求める文書には、負債が5億ドル、資産が最大1000万ドルと記載されている。
出所:MINKABU PRESS
(21日終値)
ドル・円相場:1ドル=142.12円(前営業日比▲1.45円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=156.46円(▲0.64円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1011ドル(△0.0069ドル)
ダウ工業株30種平均:37404.35ドル(△322.35ドル)
ナスダック総合株価指数:14963.87(△185.93)
10年物米国債利回り:3.89%(△0.05%)
WTI原油先物2月限:1バレル=73.89ドル(▲0.33ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2051.3ドル(△3.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
7-9月期米国内総生産(GDP)確定値
前期比年率 4.9% 5.2%
個人消費確定値(前期比年率) 3.1% 3.6%
コアPCE確定値(前期比年率) 2.0% 2.3%
前週分の米新規失業保険申請件数 20.5万件 20.3万件・改
12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
▲10.5 ▲5.9
11月米景気先行指標総合指数(前月比) ▲0.5% ▲1.0%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。米商務省が発表した7-9月期米国内総生産(GDP)確定値が年率換算で前期比4.9%増と改定値の5.2%増から下方修正され、予想の5.2%増を下回ったことが伝わると全般ドル売りが先行。米経済活動の3分の2超を占める個人消費や、米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注目する食料とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)指数が予想を下回ったこともドル売りを誘った。12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が▲10.5と予想の▲3.0より弱い結果となったことも相場の重しとなり、1時30分前には一時142.05円と日通し安値を更新した。
市場では「FRBが重視する物価指標がインフレの鈍化を示し、2024年の利下げ期待を高めた」との指摘があった。
・ユーロドルは反発。低調な米経済指標が相次いだことで、米利下げ観測が高まるとユーロ買い・ドル売りが優勢となり、取引終了間際に一時1.1013ドルと日通し高値を更新した。
ただ、一時は3.8268%前後と7月24日以来約5カ月ぶりの低水準を付けた米10年債利回りが上昇に転じると伸び悩む場面もあった。
・ユーロ円は続落。ユーロドルの上昇につれたユーロ買いが入ったものの、ドル円の下落につれた円買いの影響の方が大きく、1時過ぎに一時156.13円と日通し安値を付けた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。前日は高値警戒感から利食い売りが優勢となったものの、本日は寄り付きから底堅く推移した。低調な米経済指標を受けて早期の利下げ観測が強まると株買いが優勢となった。市場では「買い遅れていた投資家の押し目買いが入った」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。予想を上回る四半期決算を発表したマイクロン・テクノロジーが急伸し、投資家心理の好転につながった。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。7-9月期米GDP確定値など、この日発表の米経済指標がさえない結果となったことを受けて買いが先行。利回りは一時3.8268%前後と7月24日以来約5カ月ぶりの低水準を付けた。ただ、買い一巡後は一転売りが優勢に。米国株相場の上昇で、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。
・原油先物相場は4日ぶりに反落。前日に発表された米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫が予想外に大幅な積み増しとなったことが重しとなるなか、アフリカの産油国アンゴラが減産を続ける石油輸出国機構(OPEC)の姿勢に不満を示し、OPECからの離脱を表明したことが売りを後押した。
・金先物相場は反発。米早期利下げ観測が支えとなるなか、7-9月期米GDP確定値などの弱い結果を受けてドル安が進み、ドル建ての金に割安感が生じたことも買いを後押した。
21日14:47 神田財務官
「為替市場、米利下げ期待の高まりなどで、今はドル安基調」
「円安の要因は日米金利差を材料にしたキャリートレードを含めた投機」
「一般論として日本に魅力がなければ(円は)下がるに決まっている」
21日16:16 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「金利は本来の役割を果たしていて、インフレ率が低下している」
「インフレ率が目標の2%に収束すると、金融政策は緩和し始める可能性がある」
「しかし、今それ(目標の2%に収束するの)が起こるにはまだ時期尚早」
「ECBは依然としてデータに依存している」
「最近のデータは良好だが、政策を変更するには十分ではない」
「利下げについて話すのは時期尚早だ」
21日20:04 トルコ中銀声明
「ディスインフレ過程を確立するために必要な金融引き締めの程度に相当程度近づいたと評価」
「できる限り早期に金融引き締めサイクルを完了することを予想」
「国内需要の堅調さ、サービスインフレの粘着性、地政学的リスクがインフレ圧力を後押し」
「金融政策の引き締めが金融状況を通じて国内需要の減速を示唆」
「物価の安定という主目標に沿って、あらゆる手段を断固として使い続ける」
※時間は日本時間
<国内>
○08:30 ☆ 11月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く総合、予想:前年比2.5%)
○08:30 ☆ 11月全国CPI(生鮮食料品・エネルギー除く、予想:前年比3.8%)
○08:50 ☆ 10月30-31日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
<海外>
○16:00 ◇ 11月独輸入物価指数(予想:前月比▲0.5%/前年比▲9.3%)
○16:00 ◎ 11月英小売売上高(自動車燃料含む、予想:前月比0.4%/前年比▲1.3%)
○16:00 ◎ 11月英小売売上高(自動車燃料除く、予想:前月比0.4%/前年比▲1.5%)
○16:00 ☆ 7-9月期英国内総生産(GDP)改定値(予想:前期比横ばい/前年比0.6%)
○16:00 ◇ 7-9月期英経常収支(予想:150億ポンドの赤字)
○16:45 ◇ 12月仏消費者信頼感指数(予想:88)
○16:45 ◇ 11月仏卸売物価指数(PPI)
○21:00 ◇ 11月メキシコ貿易収支(予想:4.04億ドルの黒字)
○22:30 ☆ 10月カナダGDP(予想:前月比0.2%/前年比1.0%)
○22:30 ◎ 11月米耐久財受注額(予想:前月比2.2%/輸送用機器を除く前月比0.1%)
○22:30 ◎ 11月米個人消費支出(PCE、予想:前月比0.3%)
◎ 11月米個人所得(予想:前月比0.4%)
☆ 11月米PCEデフレーター(予想:前年比2.8%)
☆ 11月米PCEコアデフレーター(予想:前月比0.2%/前年比3.3%)
○24:00 ☆ 11月米新築住宅販売件数(予想:前月比1.6%/69.0万件)
○24:00 ◎ 12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値、予想:69.4)
○ニュージーランド、英国などはクリスマス前で短縮取引
○米債券市場は短縮取引(クリスマスの前営業日)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 33250 +130 (+0.39%)
TOPIX先物 2334.0 +9.5 (+0.40%)
シカゴ日経平均先物 33250 +130
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
21日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。7-9月の米実質国内総生産(GDP)確定値は、前期比年率4.9%増となり、改定値(5.2%増)から下方修正された。22日に発表される11月の米個人消費支出(PCE)価格指数においてもインフレ鈍化が示されるとの見方から、米連邦準備理事会(FRB)が2024年に利下げに転じるとの期待が強まった。また、前日の取引終了後に予想を上回る決算を発表したマイクロンテクノロジー<MU>が買われ、エヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>などに買いが広がった。S&P500業種別指数はすべてのセクターが上昇し、自動車・同部品、半導体・同製造装置、ヘルスケア、消費者サービス、運輸の上昇が目立った。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比130円高の3万3250円だった。日経225先物(3月限)は日中比40円高の3万3160円で始まり、その後は軟化し、米国市場の取引開始後には一時3万3030円まで売られる場面が見られた。ただし、3万3000円は割り込まず、売り一巡後は3万3000円~3万3150円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけてショートカバーが優勢となり、3万3250円と、ナイトセッションの高値で取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の相場展開が見込まれる。日経225先物は前日の下落で3万3000円まで下げたが、同水準での底堅さが見られるなか、終値では3万3090円辺りで推移している25日移動平均線を上回って終えた。ナイトセッションにおいても終値で同線を上回っており、支持線として意識されやすいだろう。昨日の下落で過熱感は後退し、調整一巡感から押し目狙いのロングが入りやすいと考えられる。
まずは25日線とボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3430円辺りでのレンジが想定される。米ハイテク株が買われたことから指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりやすく、日経平均型を押し上げてくる展開が期待される。週末要因からこう着感が強まりそうだが、+1σを捉えてくる局面においては、+2σが位置する3万3780円が射程に入ってくるため、再び11月20日に付けた3万3770円を狙った展開が期待されよう。
VIX指数は13.65(前日は13.67)と小幅に低下した。ただし、一時14.49まで上昇する場面も見られており、やや神経質にさせる可能性がある。海外勢はクリスマス休暇から次第に参加者が限られてくる可能性もあり、薄商いのなかで短期筋の売買の影響を受けやすい需給状況になりやすい点には注意が必要である。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.24倍に低下した。前日までの急ピッチの上昇に対するNTロングのリバランスが中心とみられる。円相場は1ドル=142円台前半と若干円高に振れて推移しているため、リバランスを交えながらも、方向性としては6月高値の14.69倍を意識したNTロングに向かわせやすいだろう。
21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は142.05円まで売られた。7-9月期米国内総生産(GDP)確定値の下方修正や米長期金利の低下を受けた動き。ユーロドルは1.1013ドルまで上昇した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、まずは日本の11月インフレ率を見極めたい。その後は、米10年債利回りが3.8%台まで低下していることで、200日移動平均線(142.77円)が上値を抑える展開が予想される。
8時30分に発表される日本の11月コア消費者物価指数(CPI)は前年比+2.5%と予想されており、10月+2.9%から減速が見込まれている。日銀が注視しているコアコアCPI(生鮮食品およびエネルギーを除く)は前年比+3.8%と10月+4.0%を下回るとの予想だ。
予想通りに伸び率が鈍化傾向を続けていた場合、日銀のマイナス金利解除の時期が来年3月以降となる可能性が高まることになる。
しかし、内閣府が21日公表した政府経済見通しによると、2024年度の消費者物価指数(総?④PI)は、日本銀行が掲げる物価目標の+2%を上回る+2.5%へと上方修正された。政府による前向きな試算は、賃金と物価の好循環実現を目指す日銀による大規模緩和政策の正常化を後押しする材料になることが期待されている。
ドル円は、19日の日銀金融政策決定会合での大規模金融緩和の継続を受けて、142円台から200日線(※142.62円)や日足一目均衡表・転換線を上抜けて144.96円まで上昇。しかしながらその後、米長期金利の低下を背景に上値が重くなり、転換線や200日線(※142.71円)を下抜けて142円台前半まで反落した。
ドル円のテクニカル分析では売りシグナルが点灯しており、下値目標値は「斜行三角形」の目標値である137.25円となる。
今夜発表される米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視している11月米PCEデフレーターは、前年比+2.8%と予想されており、10月+3.0%からの伸び率鈍化が見込まれている。また、昨日発表された米7-9月期のPCEコア価格指数は前期比年率+2.0%となり、2020年10-12月期以来の低い伸びにとどまった。
米国のインフレ率がFRBのインフレ目標である+2.0%に収束しつつあることで、「フェドウオッチ」が示唆している来年3月のFOMCでの0.25%の利下げ開始が現実味を帯び始めてきた。米10年債利回りは3.8%台へ低下し、ドル売り要因となっている。
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日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の3万3130円(+0.03%)前後で推移。寄り付きは3万3200円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3250円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。その後3万3280円まで買われた後に軟化し、中盤には3万3070円と下落に転じる場面も見られた。ただし、3万3000円接近では底堅さが意識されるなか、3万3100円~3万3200円辺りと、25日移動平均線を上回っての推移を継続している。
日経225先物は、戻りの鈍さから下落に転じる場面も見られたが、ショートを仕掛ける動きも限られ、25日線水準での底堅い値動きを見せている。週末要因もあって積極的な売買が手控えられているほか、クリスマス休暇を控えて海外勢のフローも徐々に減ってきているようだ。もっとも、25日線水準での底堅さがみられるなか、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.19倍に低下した。ボリンジャーバンドの+2σを下回り、14.16倍に位置する+1σに接近してきたため、ここからはNTロングを意識したスタンスがとられそうだ。
大阪3月限
日経225先物 33060 -60 (-0.18%)
TOPIX先物 2332.5 +8.0 (+0.34%)
日経225先物(3月限)は前日比60円安の3万3060円で取引を終了。寄り付きは3万3200円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3250円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。その後3万3280円まで買われた後に軟化し、前場中盤には3万3070円と下落に転じた。ただし、3万3000円接近では底堅さが意識され、3万3100円~3万3200円辺りで保ち合いを継続。後場中盤には3万3060円まで軟化し、小幅なレンジでの推移ではあるが、本日の安値で取引を終えた。
日経225先物は、買い優勢で始まったものの、その後は概ね25日移動平均線を挟んだ小動きだった。クリスマス休暇を控えて海外勢のフローも徐々に減ってきているようであり、ショートを仕掛ける動きも限られていた。東証プライムの値上がり数が全体の7割超を占めており、信越化学工業 <4063.T> [東証P]、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が日経平均株価を下支えする格好だったが、一方でファーストリテイリング <9983.T> [東証P]が重荷となるなど、日経平均型の商いもまちまちだった。
海外勢はクリスマス休暇に入ることもあり、市場参加者が限られるなかでは、トレンドは出にくい状況であり、引き続き25日線を挟んだ膠着が見込まれる。また、グローベックスの米株先物がマイナス圏で推移していることもあり、週末の米国市場が小動きとなるようだと、週明け後も方向感はつかみづらくなろう。
ボリンジャーバンドも横ばいで推移しているため、-1σの3万2730円と+1σの3万3400円辺りのレンジが意識されやすく、まずは25日線の3万3060円処での底堅さを見極めたいところである。同水準での底堅い値動きが続くようだと、+1σから11月20日に付けた3万3770円を捉えてくる可能性がありそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.17倍に低下した。本日は金融株が買われたことから、相対的にTOPIX型優位の展開だった。メガバンクなどは足もとで弱い値動きが続いていたこともあり、週末要因からの買い戻しと考えられる。一方で、NT倍率はボリンジャーバンドの+2σを下回り、+1σ水準まで低下してきたため、過熱感は和らいでいる。日経225先物が25日線水準で底堅い値動きを見せてくる局面では、NTロングを意識したスタンスがとられそうだ。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万3318枚、ソシエテジェネラル証券が1万0730枚、SBI証券が1864枚、バークレイズ証券が1670枚、JPモルガン証券が1227枚、ビーオブエー証券が1120枚、auカブコム証券が1041枚、松井証券が911枚、野村証券が720枚、楽天証券が647枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万6196枚、ソシエテジェネラル証券が2万0600枚、バークレイズ証券が5437枚、JPモルガン証券が4452枚、ゴールドマン証券が2960枚、モルガンMUFG証券が1979枚、野村証券が1917枚、ビーオブエー証券が1713枚、UBS証券が654枚、広田証券が525枚だった。
クリスマス休場を前に本日は米債市場が短縮取引となるが、本日も米国勢参入後は神経質な動きとなりそうだ。12月の日米中央銀行の政策決定会合で、日銀は市場予想よりもタカ派に傾かなかったこと、一方で米連邦準備理事会(FRB)は予想よりハト派となったことで、債券市場の値動きが不安定になっていることが、為替市場(特にドル円)のボラティリティを高めている。更に、クリスマス・年末を前に、市場参加者が減少し、リスクをとる地合いではなく、流動性の悪化も振幅を激しくしている一因だ。
このような不安定な状況下で、本日は重要な経済指標が複数発表される。特に11月米個人消費支出(PCE)と、ミシガン大が発表する12月米消費者態度指数・確報値が注目される。
PCEはデフレーターから、更に、食品とエネルギーを除いた「PCEコアデフレーター」をFRBが最重要視している指標ということもあり、注目度が高い。市場ではデフレーターは前年比+2.8%、コアデフレーターは前年比+3.3%、前月比+0.2%予想となっている。どちらに結果が振れても、米金利は敏感に反応することが予想され、ドルも連れて動くことになるだろう。
12月米消費者態度指数は、速報値は69.4となり市場予想を上回ったが、市場の注目度が高い消費者の期待インフレ率は1年先が+3.1%、5年先は+2.8%となり予想を下回った。PCEが発表された後なこともあり、PCEと同サイドに確報値が振れた場合の方が市場の動きは過敏となりそうだ。
いずれにしろ、債券市場が米東部時間14時(日本時間23日3時)までということもあり、短い取引時間で乱高下になる可能性もあることで、NY時間のポジションマネージメントは注意が必要になるだろう。
・想定レンジ上限
ドル円は、連日レジスタンスにもサポートにもなっていない200日移動平均線142.77円は意識されるが、上値めどは昨日22時半に複数の米経済指標が発表されたときにつけた高値142.98円や節目の143.00円となるか。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目途は、これまでの日通し安値141.87円を下抜けると、14日安値140.97円を一気に目指すか。
今晩は神経質な展開か。昨日は前日の大幅安の反動で主要3指数がそろって反発した。ダウ平均は322.35ドル高(+0.87%)と反発し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.03%高、1.26%高で終了した。週初来ではダウ平均が0.27%高、S&P500が0.58%高、ナスダック総合が1.01%高と主要3指数がそろって8週続伸ペースとなった。引け後の動きでは売上高の低迷見通しを理由にコスト削減計画を発表したナイキが時間外で約12%安と急落した。
今晩は神経質な展開か。来週月曜日がクリスマスの祝日のため、3連休前の取引となる。8週続伸ペースとなったことで、3連休を控えた持ち高調整の売りが出ることや、急落が予想されるナイキがセンチメントを悪化させることが予想され、上値の重い展開が予想される。経済指標では米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目する11月個人消費支出(PCE)価格指数が焦点となりそうだ。変動の大きい食品、エネルギーを除くコア(PCE)価格指数は前月比+0.2%と10月から横ばいが見込まれているが、前年比では10月の+3.5%から+3.3%に鈍化が見込まれており、予想通りの鈍化となれば来年の早期利下げ転換期待が一段と高まりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは11月個人所得・個人消費支出・個人消費支出(PCE)価格指数のほか、11月耐久財受注、12月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先・5年先期待インフレ率確報値、11月新築住宅販売件数など。主要な企業の決算発表はなし。
(22日終値)
ドル・円相場:1ドル=142.41円(前営業日比△0.29円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=156.84円(△0.38円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1014ドル(△0.0003ドル)
ダウ工業株30種平均:37385.97ドル(▲18.38ドル)
ナスダック総合株価指数:14992.97(△29.10)
10年物米国債利回り:3.89%(横ばい)
WTI原油先物2月限:1バレル=73.56ドル(▲0.33ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2069.1ドル(△17.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米個人所得(前月比) 0.4% 0.3%・改
11月米個人消費支出(PCE、前月比) 0.2% 0.1%・改
PCEデフレーター(前年比) 2.6% 2.9%・改
PCEコアデフレーター(前月比) 0.1% 0.1%・改
PCEコアデフレーター(前年比) 3.2% 3.4%・改
11月米耐久財受注額
前月比 5.4% ▲5.1%・改
輸送用機器を除く前月比 0.5% ▲0.3%・改
11月米新築住宅販売件数
前月比 ▲12.2% ▲4.0%・改
件数 59.0万件 67.2万件・改
12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
69.7 69.4
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。11月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)が前年同月比2.6%と予想の2.8%を下回り、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが前年比3.2%上昇と予想の3.3%を下回ると、米連邦準備理事会(FRB)が2024年に利下げに踏み切るとの期待が高まり円買い・ドル売りが先行。23時過ぎには一時141.89円付近まで下押しした。
ただ、アジア時間に付けた日通し安値141.87円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇に転じ、3.9193%前後まで上昇すると円売り・ドル買いがさらに強まり、一時142.66円と日通し高値を付けた。
もっとも、200日移動平均が位置する142.77円を上抜けることは出来なかった。昨日NY時間の高値142.98円や節目の143.00円もレジスタンスとして意識された。
・ユーロドルは小幅続伸。米耐久財受注額が予想を上回ったことを受けて一時1.1002ドル付近まで売られたものの、米物価指標の下振れで米インフレの鈍化が再確認されると一時1.1040ドルと8月10日以来の高値を更新した。ただ、米長期金利が上昇に転じると上値が重くなり、2時過ぎには1.1000ドル付近まで押し戻された。
もっとも、NY市場に限れば値幅0.0040ドル程度のレンジ取引に終始した。来週のクリスマスに伴い長期休暇を取る参加者も多く、商いは低調。大きな方向感が出にくい面もあった。
・ユーロ円は3日ぶりに反発。しばらくは156円台半ばでのもみ合いが続いていたものの、米国株相場が底堅く推移すると円売り・ユーロ買いがじわりと強まった。2時前に一時156.99円と本日高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。米物価指標の下振れを受けて早期利下げ観測が強まると株買いが入ったものの、決算内容が嫌気されたナイキが急落し1銘柄でダウ平均を84ドルほど押し下げると下げに転じた。クリスマス休暇を控えたポジション調整目的の売りも出た。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米物価指標の下振れを受けて早期利下げ観測が高まると買いが先行したものの、クリスマス休暇を控えたポジション調整目的の売りが出ると失速した。
なお、本日はクリスマスの前営業日で短縮取引だった。
・原油先物相場は続落。引き続き紅海周辺での商船攻撃に伴うエネルギー供給混乱への警戒感が支えに買いが先行したが、連日米経済指標のさえない結果が目立ち、景気減速への懸念も重しに失速した。
・金先物相場は続伸。米11月PCEデフレーターが予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)が来年の早い段階で利下げに踏み切るとの思惑が強まり、金利を生まない金は買いが優勢となった。
22日08:50 10月30-31日分の金融政策決定会合議事要旨
「委員は、足もとの物価上昇率は、7月時点における想定よりも上振れているとの認識を共有した」
「消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、政府の経済対策によるエネルギー価格の押し下げ効果などによって、ひと頃に比べればプラス幅を縮小しているものの、既往の輸入物価の上昇を起点とする価格転嫁の影響から、足もとは2%台後半となっているとの認識で一致」
「先行きの不確実性は高く、現時点では、「物価安定の目標」の持続的・安定的な実現を十分な確度をもって見通せる状況には、なお至っていないとの認識で一致」
「別のある委員は、予想物価上昇率や基調的な物価上昇率の動きも踏まえると、『物価安定の目標』の実現が視野に入ってきたと考えており、今年度下期はその見極めの重要な局面になると述べた」
※時間は日本時間
25日
○未定 ◎ 植田和男日銀総裁、講演
○14:00 ◇ 10月景気動向指数改定値
26日
○08:30 ◎ 11月完全失業率
○08:30 ◎ 11月有効求人倍率
○08:50 ◇ 11月企業向けサービス価格指数
27日
○08:50 ◇ 日銀金融政策決定会合における主な意見(12月18-19日分)
○14:00 ◇ 11月新設住宅着工戸数
28日
○08:50 ◇ 11月商業販売統計速報(小売業販売額)
○08:50 ◎ 11月鉱工業生産速報
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
29日
○全国の証券取引所、大納会
○19:00 ◇ 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
25日
○ニュージーランド、オーストラリア、香港、シンガポール、韓国、インド、スイス、ドイツ、フランス、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド、英国、南アフリカ、カナダ、米国、ブラジル、メキシコ(以上、クリスマス)、休場
26日
○14:00 ◎ 11月シンガポール消費者物価指数(CPI)
○23:00 ◇ 10月米住宅価格指数
○23:00 ◎ 10月米ケース・シラー住宅価格指数
○ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、フランス、英国、カナダ、(以上、ボクシングデー)、香港、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド(以上、セカンドクリスマスデー)、スイス(聖ステファンデー)、南アフリカ(親善の日)、休場
27日
○24:00 ◎ 12月米リッチモンド連銀製造業景気指数
○28日01:00 ◎ 11月ロシア失業率
28日
○21:00 ◇ 11月メキシコ失業率(季節調整前)
○22:30 ◇ 11月米卸売在庫
○22:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○24:00 ◎ 11月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
○29日01:00 ◇ EIA週間在庫統計
29日
○16:00 ◇ 11月トルコ貿易収支
○17:00 ◇ 12月スイスKOF景気先行指数
○21:00 ◎ 11月南アフリカ貿易収支
○23:45 ◎ 12月米シカゴ購買部協会景気指数
○30日01:00 ☆ 7-9月期ロシア国内総生産(GDP)確報値
○米債券市場は短縮取引
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
今週の日経225先物は、市場参加者は限られるものの、大納会に向けて11月20日以来の高値に迫る展開が意識されやすい。22日の米国市場ではNYダウが小幅に反落した一方で、 S&P500指数とナスダック指数は小幅続伸となった。
11月の米個人消費支出(PCE)は食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数が前月比0.1%上昇と、市場予想(0.2%上昇)を下回り、2024年の米利下げ見通しを強める内容と受け止められた。12月の米ミシガン大消費者信頼感指数(確定値)で、5-10年先のインフレ期待が2.9%と速報値から上方修正されたことで、米長期金利の上昇が重荷となる場面も見られたが、クリスマス休暇入りで市場参加者が限られるなか、ハイテク株を中心に底堅い値動きだった。
日経225先物のナイトセッションは、日中比220円高の3万3280円だった。寄り付きで付けた3万3050円を安値にリバウンド基調を強め、中盤にかけて3万3350円まで買われた。買い一巡後に3万3190円まで上げ幅を縮めたが、終盤にかけて3万3250円を挟んで底堅い値動きを継続した。3万3070円処で推移する25日移動平均線を上回っており、引き続き25日線が支持線として意識されやすい。同水準で底堅さがみられるようだと、ボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3405円から+2σの3万3740円、11月20日に付けた3万3770円を捉えてくるかが注目されよう。
週足では13週、26週線を支持線としたトレンドを形成しており、足もとで両線からの上放れを見せてきている。また、ボリンジャーバンドの+1σ(3万3330円)辺りでの攻防から、+2σが位置する3万4250円が意識されやすい形状となる。米国市場では25日のクリスマスの休場を経て商いが減少をみせてくるなか、仕掛け的な商いで大きく振れる需給状況になりやすく、3万3000円に接近する局面ではロングでの対応に向かわせよう。
そのため、日経平均株価がバブル後の高値に迫る展開を想定し、オプション権利行使価格の3万3000円から3万3875円のレンジを想定する。ボリンジャーバンドが横ばいで推移しトレンドが出にくい半面、煮詰まり感が意識されやすい形状である。米国ではNYダウが最高値圏で推移しているほか、S&P500指数は昨年1月高値に接近している。ナスダック指数の相対的な出遅れ感を背景に、ハイテク主導の買い戻しが意識され、日経平均型への支援材料となる展開が期待されそうだ。
VIX指数は13.03に低下した。ボトム圏で推移するなか、先週は上値を抑えられていた25日線を突破し、21日には一時14.49まで上昇した。22日は低下したが、25日線が支持線として機能していた。足もとで強い展開が続くなか、利益確定が入りやすい需給だったと考えられ、ロング解消の動きによる上昇だったとみられる。クリスマスの祝日明け後は年末高への思惑から米国市場も底堅い展開となる可能性があり、その場合リスク選好に向かいそうだ。
なお、先週末のNT倍率は、先物中心限月で14.17倍に低下した。20日には14.34倍と7月末以来の水準まで上昇していた。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が牽引する可能性がある一方で、新NISAのスタートを睨んで配当志向の物色が強まる可能性もあり、TOPIX型優位から直近の上昇に対するNTロングのリバランスが入りやすい面もある。目先的には200日線が位置する14.07倍辺りまでの低下を意識しつつ、同水準に接近する局面では、NTロングでの対応を想定しておきたい。
12月第2週(12月11日-15日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では4週ぶりに買い越しており、買い越し額は1223億円(12月第1週は598億円の売り越し)だった。なお、現物は2378億円の買い越し(同5868億円の売り越し)と4週ぶりの買い越しであり、先物は1155億円の売り越し(同5270億円の買い越し)と2週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で4671億円の売り越しで、3週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で295億円の売り越しとなり、2週連続の売り越しだった。
経済スケジュールでは、25日に10月景気動向指数確定値、26日に11月失業率、米国10月ケース・シラー住宅価格指数、27日に日銀金融政策決定会合の主な意見、11月新設住宅着工戸数、1-11月中国工業企業利益、米国12月リッチモンド連銀製造業指数、28日に11月百貨店・スーパー販売額、11月鉱工業生産、米国11月仮契約住宅販売指数、29日に米国12月シカゴ購買部協会景気指数が予定されている。なお、29日大納会のゲストにはWBC日本代表・栗山英樹前監督さんが招かれている。
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「4勝6敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□10月景気動向指数[確報値](14:00)
□11月外食売上高(14:00)
□11月全国百貨店売上高(14:30)
□大阪デジタルエクスチェンジがセキュリティトークン取引に係るPTS(私設取引)である「START」を開始
□植田日銀総裁が経団連で講演
【国内企業】
★ナルネットコミュニケーションズ <5870> :東証G上場
○ASNOVA <9223> :東証G新規上場(名証N既上場)
【海外】
□米国、中国、英国、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、韓国、香港、シンガポール、インド、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ニュージーランド、メキシコ、ノルウェー、南アフリカ市場休場(クリスマス)
株探ニュース
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海外市場ではドル円は、11月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)やコアデフレーターが予想を下回ると、米連邦準備理事会(FRB)が2024年に利下げに踏み切るとの期待が高まり円買い・ドル売りが先行し141.89円付近まで下押しした。ただ、米長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇に転じ、3.9193%前後まで上昇すると円売り・ドル買いが強まり、一時142.66円と日通し高値を付けた。ユーロドルは米物価指標の下振れで米インフレの鈍化が再確認されると、一時1.1040ドルと8月10日以来の高値を更新した。
本日はクリスマスのため、日本と中国以外のオセアニア・アジア・欧州・北米の主要国が休場となり、市場はリスクを取りにくい状況だ。また、東京の為替市場も、東京市場の締めとされている日本時間15時半以後は、更に流動性が悪化すると見込まれている。
通常ならばクリスマス・年末ということもあり市場が動意づくことは難しいのだが、本日のドル円相場は神経質な動きになる要素がある。一つ目のポイントは、22日に発表された2024年度予算案で、国債費の想定金利を23年度まで7年間続いた1.1%から1.9%に設定して、17年ぶりに引き上げたこと。すでに多くの報道で引き上げとなる可能性は報じられていたが、政府が今後の金利上昇を正式に織り込み始めたともいえ、アベノミクスの終焉により政府サイドも日銀によるゼロ金利政策解除を了承したともいえる。市場が今後どのようなスピードで、どこまで金利引き上げを容認するかを読み解く展開が予想される。
二つ目のポイントは、本日は経団連の審議委員会で植田日銀総裁が講演を行う予定となっていること。植田総裁は、6月にポルトガルのシントラで開かれた欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムでの総裁の発言が笑いを取ったことを、日本のマスメディアでは冗談と捉えられたようだ。しかしながら、海外メディアはデジタルトランスフォーメーションについての質問に対して、来年の新札発行について回答したことで、質問への回答にならず失笑を受けたとされている。
そして、今月7日の「チャレンジング」発言も、質問が今後の金融政策についてではないにもかかわらず、市場に誤解を与える結果を招いた回答をしている。本日の講演でも、市場流動性も悪い中で、空気が読めず(KY)、誤解を招く発言をするリスクがあるのではないかと市場参加者は恐れている。
また、主催する経団連の十倉会長も「消費税などの増税から逃げてはいけない」「消費税引き上げも有力な選択肢」などと述べるなど、国民のおかれた状況を認識できず、空気が読めないとの批判の声が多い。その十倉会長は先週18日に日銀のマイナス金利などの大規模緩和策について「できるだけ早く正常化すべきだ」と述べ、経団連が「前年以上の熱量で賃上げをめざす」と述べている。この発言に植田日銀総裁が気をよくして、再びチャレンジング発言のようなことを言いかねない可能性もあり注意したい。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 33280 +220 (+0.66%)
TOPIX先物 2350.0 +17.5 (+0.75%)
シカゴ日経平均先物 33270 +210
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
22日の米国市場は、NYダウが下落した一方で、 S&P500、ナスダックは上昇。11月の米個人消費支出(PCE)は食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数が前月比0.1%上昇、前年同月比では3.2%上昇と市場予想を下回り、2024年の米利下げ見通しを強める内容と受け止められた。また、インフレ懸念が和らぐなか、12月の米ミシガン大消費者信頼感指数は5-10年先のインフレ期待が2.9%と速報値(2.8%)から上方修正されたことで、ソフトランディング期待が高まった。ただし、クリスマス休暇入りで市場参加者が限られるなか、全般に小動きの展開だった。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比210円高の3万3270円だった。日経225先物(3月限)は日中比10円安の3万3050円で始まり、寄り付きを安値にリバウンドを強め、中盤にかけて一時3万3350円まで買われた。その後は、いったん3万3190円まで軟化したものの、終盤にかけては3万3250円を挟んだ底堅さがみられるなか、3万3280円でナイトセッションを終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開が見込まれる。日経225先物は3万3070円辺りに位置する25日移動平均線を上回って推移し、ボリンジャーバンドの+1σに接近する場面が見られた。25日線が支持線として意識されて、米国市場の底堅い値動きが支えになりそうだ。25日は米国など海外の主要な市場はクリスマスの祝日で休場となるため、海外勢のフローは限られるだろう。薄商いのなかで短期的なトレードに振られやすいとみられるが、25日線接近では押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
海外勢の休暇入りにより、週を通じて薄商いが見込まれる。ただし、米国市場では年末の最終週および年明けの2営業日に商いが活発化しやすい傾向にあるようだ。米連邦準備理事会(FRB)による来年の早い段階での利下げ観測が高まるなか、年末高を意識したセンチメントになりそうだ。
そのため、日経225先物も、25日線と+1σが位置する3万3400円辺りでの保ち合いから、+1σ突破を狙った値動きが強まりやすいだろう。+1σをクリアしてくると、3万4080円処で推移している+2σとのレンジが意識されやすく、11月20日に付けた3万3770円突破を狙ったロングが強まる可能性がある。そのため、オプション権利行使価格の3万3000円から3万3375円での膠着を想定しつつ、+1σを捉えてくる局面では高値更新を狙ったロングでの対応となろう。
VIX指数は13.03に低下した。先週は上値を抑えられていた25日線を突破し、21日には一時14.49まで上昇した。足もとで強い展開が続くなか、利益確定が入りやすい需給だったと考えられ、ロングの解消による上昇だったとみられる。25日線が支持線として意識されやすいが、年末高への思惑から米国市場も底堅い展開が期待され、リスク選好に向かわせよう。
なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.17倍に低下した。20日には14.34倍と7月末以来の水準まで上昇した。市場では新NISAを巡る思惑から配当志向の物色が強まることも考えられ、ややTOPIX型優位の展開となる可能性がある。200日線が位置する14.07倍辺りまでの低下を意識しつつ、同水準に接近する局面ではNTロングでの対応を想定しておきたい。
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ほんとに申し訳ないけどケンタッキーってなんで食べるんだろう
私がチキンを食べるのを一口でやめさせたのは日本のケンタッキーが唯一
(韓国のは食べれる)
日本のモスバーガーのチキンは悪くないと思う
コンビニのチキンもおいしい
でも本当にケンタッキーだけはマジで無理
日本では大人気だから叩かれるかもしれないけど、韓国人は言ってる意味絶対わかると思う
日経225先物は11時30分時点、前日比160円高の3万3220円(+0.48%)前後で推移。寄り付きは3万3320円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3270円)にサヤ寄せする格好から買い優勢で始まり、寄り付き直後に3万3400円まで買われた。買い一巡後は利益確定の流れが優勢となり、中盤以降は3万3160円~3万3240円辺りでの狭いレンジ推移を継続している。
日経225先物は、寄り付き直後に3万3400円まで買われたが、同水準で推移しているボリンジャーバンドの+1σに上値を抑えられる格好となった。市場参加者が限られるなか、+1σ突破にはエネルギー不足だったようだ。ただし、終盤にかけて3万3160円まで軟化したものの、25日移動平均線を上回っての推移であり、底堅さが意識される。週足の+1σは3万3320円辺りに位置しており、これを捉えてくるようだと、再び日足の+1σ突破を試す展開が期待されよう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.20倍に上昇した。ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]、ファーストリテイリング <9983.T> [東証P]、NTTデータグループ <9613.T> [東証P]、レーザーテック <6920.T> [東証P]、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]が日経平均型をけん引している。一方で、前週に強い値動きが目立った海運株が大きく下げており、TOPIX型の重荷となった。こう着感が強まるなか、NTロングを意識したスタンスに向かわせそうだ。
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大阪3月限
日経225先物 33200 +140 (+0.42%)
TOPIX先物 2334.0 +1.5 (+0.06%)
日経225先物(3月限)は、前日比140円高の3万3200円で取引を終了。寄り付きは3万3320円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3270円)にサヤ寄せする形で買い優勢で始まり、寄り付き直後に3万3400円まで買われた。買い一巡後は利益確定が優勢となり、前場中盤以降は3万3160円~3万3240円辺りの狭いレンジで推移。後場中盤に3万3140円まで下げる場面も見られたが、終盤にかけては3万3200円を挟んだ底堅さが意識された。
日経225先物は、寄り付き直後に3万3400円まで買われたが、同水準で推移しているボリンジャーバンドの+1σに上値を抑えられる格好となった。市場参加者が限られ、+1σ突破にはエネルギー不足だったようだ。東証プライムの売買高は8カ月ぶりに10億株を下回っている。週明け25日は主要な海外市場がクリスマスの祝日で休場となるため、ナイトセッションや明日の日中取引も、膠着感の強い相場展開を余儀なくされそうだ。
また、本日は日銀の植田和男総裁の講演が予定されていたことも手掛けづらくさせた面もある。なお、講演では「2%の物価目標の実現の確度が高まれば、政策変更を検討する」との見解を示したようだ。前週の金融政策決定会合後の会見で述べた内容と変化はなかった。後場の弱含む場面ではショートを仕掛ける動きが若干入ったとみられるが、参加者が限られるなかでは影響は限定的だった。
そのほか、本日は大手海運株の下げが目立っていたことも、センチメントを冷ます格好につながったようだ。デンマークの海運大手APモラー・マースクが、紅海経由の航行に向けて準備を進めていると報じられた。コンテナ船の運賃上昇の思惑が後退し、持ち高調整の売りが強まったようである。
指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が堅調だった一方で、海運株の大幅な下げがTOPIX型の重荷となり、NT倍率は先物中心限月で14.22倍に上昇した。前週末までの低下でボリンジャーバンドの+1σまで調整していたこともあり、過熱感が和らぐなかでNTロングによるスプレッド狙いのトレードが入りやすいタイミングでもあった。+2σが14.27倍辺りに位置しており、同水準を狙ったNTロングに向かいやすいだろう。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が7380枚、ソシエテジェネラル証券が3798枚、サスケハナ・ホンコンが2068枚、SBI証券が1076枚、バークレイズ証券が969枚、野村証券が794枚、ゴールドマン証券が641枚、auカブコム証券が597枚、松井証券が523枚、日産証券が487枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が9359枚、ソシエテジェネラル証券が7705枚、バークレイズ証券が1805枚、サスケハナ・ホンコンが1604枚、ゴールドマン証券が1488枚、JPモルガン証券が1284枚、ビーオブエー証券が938枚、モルガンMUFG証券が880枚、野村証券が620枚、三菱UFJ証券が614枚だった。
今週のNY市場は経済指標に注目。先週はダウ平均が0.22%高、S&P500が0.75%高、ナスダック総合が1.21%高となり、主要3指数がそろって8週続伸した。S&P500は2017年以来、ダウ平均も2019年以来の長期連騰を記録した。ダウ平均は12月13日から20日まで6営業日連続で史上最高値を更新し、終値では13日から19日まで5営業日連続で最高値を更新した。S&P500は史上最高値まで0.95%に迫り、終値の最高値までは0.87%で終了した。前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で来年3回の利下げの可能性が示されたことや、インフレ沈静化見通し、米国経済のソフトランディング期待が引き続き支援となった。金曜日に発表された11月個人消費支出(PCE)価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数が前月比+0.1%と市場予想の+0.2%を下回る伸びとなり、前年比でも10月改定値の+3.4%から+3.2%に鈍化し、予想の+3.3%も下回った。米連邦準備理事会(FRB)が注目するインフレ指標の鈍化を受けて、CMEのフェド・ウォッチが示す来年3月FOMCでの利下げ確率は前週末の69%から93%に上昇した。
年内最終週の取引となる今週は来年の早期の利下げ観測などを背景に底堅い展開か。主要な企業の決算発表は来年1月中旬までないが、火曜日発表の10月S&Pケースシラー20住宅価格指数、12月ダラス連銀製造業景況指数、水曜日の12月リッチモンド連銀製造業総合指数、木曜日の新規失業保険申請件数、金曜日の12月シカゴ地区購買部協会景気指数などの経済指標が焦点となりそうだ。例年、年末の5営業日と新年の2営業はサンタクロース・ラリーと呼ばれ、株高となる年が多く、史上最高値に迫ったS&P500の高値更新が期待される。一方、今年はダウ平均が年初来で12.79%高となったほか、S&P500が23.83%高、ナスダック総合は43.25%高と大幅に上昇した。相場の過熱感も強まっており、利益確定売りが強まることにも要警戒か。
「8勝2敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
★11月完全失業率(8:30)
★11月有効求人倍率(8:30)
□11月企業向けサービス価格指数(8:50)
□2年国債入札
【海外】
□英国、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピン、インドネシア、ノルウェー、南アフリカ(ボクシング・デー)、中国、香港(クリスマスの翌日)市場休場
□米国10月S&Pケースシラー住宅価格(23:00)
□米国10月FHFA住宅価格指数(23:00)
□米国2年国債入札
株探ニュース
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 33190 -10 (-0.03%)
TOPIX先物 2333.5 -0.5 (-0.02%)
25日の米国市場は、クリスマスの祝日で休場だった。
日経225先物(3月限)は日中比変わらずの3万3200円で始まり、その後は薄商いのなか3万3170円~3万3210円での狭いレンジで推移し、3万3190円でナイトセッションの取引を終えた。
主要な海外市場が休場となるなか、ナイトセッションでは動意薄の展開だった。海外勢が本格的なクリスマス休暇に入っていることもあり、積極的な売買は手控えられやすく、まずは祝日明けの米国市場の動向待ちとなりそうだ。
米国市場では年末の最終週および年明けの2営業日に商いが活発化しやすい傾向にあり、サンタクロース・ラリーと呼ばれている。2024年の早い段階での米利下げ観測が高まるなか、年末高を意識したセンチメントに向かうかが注目される。NYダウは過去最高値を更新し、 S&P500指数は2022年1月3日に付けた過去最高値に迫っていることもあり、S&P500指数の高値更新が年末高へのカギになろう。
日経225先物は、3万3060円辺りで推移している25日移動平均線が引き続き支持線として機能しやすく、ショートは仕掛けづらい。一方で、上値については3万3400円に位置するボリンジャーバンドの+1σが抵抗線として意識されている。そのため、オプション権利行使価格の3万3250円を中心とした上下の権利行使価格である3万3125円から3万3375円辺りの狭いレンジでの推移が想定される。レンジ下限では押し目狙いのロング対応としたい。
前日の東証プライムの売買高は8カ月ぶりの低水準だったが、本日も商いは膨らみづらいだろう。そのなかで指数インパクトの大きい値がさ株の一角が堅調だったこともあり、本日もソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]、ファーストリテイリング <9983.T> [東証P]、レーザーテック <6920.T> [東証P]、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]などの動向が注目されよう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.22倍に上昇した。前週末までの低下でボリンジャーバンドの+1σまで調整したことで、NTロングによるスプレッド狙いのトレードが入りやすいタイミングであった。また、海運株が大きく調整した影響もあって、相対的に日経平均型が優位だった。海運株は過剰な反応だったとみられ、リバランスを意識しつつも、方向性としては+1σからのリバウンド狙いとなるNTロングの組成に向かわせそうだ。
昨日のドル円は、日本と中国以外の主だった市場がクリスマスで休場だったこともあり、方向感なく動いた。日経平均株価が上昇して始まったことを背景にやや買いが先行し一時142.56円まで値を上げたが、日経平均株価が上げ幅を縮小したことが嫌気されると、午後には一時142.14円まで下押しする場面があった。一方、売りが一巡すると142.40円付近まで切り返した。ユーロドルは1.10ドル台前半を中心とした推移となった。
本日のアジア市場も、シンガポールが休場明けとなるが、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)と香港市場が休場、また欧州の主だった市場も引き続き休場ということもあり、値動きは限られたものになりそうだ。
なお、本邦からは11月の雇用統計や企業向けサービス価格指数が発表されるが、他国と異なり失業率は低位安定していることもあり、市場を動意づけるのは難しいだろう。
昨年のクリスマス休暇明けの値動きを振り返ると、米国が休場明けとなったことでドル決済が可能となると、当日付の取引がまとまって入り、ドル円は仲値にかけて本邦実需勢の買いで約50銭程度上昇した。しかし、その後は時間外の米10年債利回りが低下したことをきっかけに、上げ幅をほぼすべて削っている。本日もサプライズとなるニュースなどが流れない限りは、レンジの中で上下することが予想される。
なお、昨日の植田日銀総裁の講演内容は、先週の日銀政策決定会合の後の会見を踏襲したものだったことで市場を動意づけることはできなかった。ただし、明日は18-19日の日銀金融政策決定会合の「主な意見」が公表されることには留意しておきたい。
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日経225先物は11時30分時点、前日比40円安の3万3160円(-0.12%)前後で推移。寄り付きは3万3230円と、ナイトセッションの終値(3万3190円)を上回り、小幅に続伸して始まった。現物の寄り付き直前には3万3260円まで上昇したが、買い一巡後は軟化し、3万3130円まで売られた。ただし、下へのバイアスも強まらず、その後は3万3140円~3万3180円での保ち合いを継続している。
日経225先物は、やや買い優勢で始まったものの積極的な売買は手控えられ、オプション権利行使価格の3万3125円と3万3250円との狭いレンジでの値動きとなり、スキャルピング狙いのトレードも難しくさせている。25日移動平均線が支持線として意識されているなか、ショートは仕掛けづらい一方で、グローベックスの米株先物はプラス圏ながら小幅な値動きであり、先回り的なロングも入りづらいだろう。ただし、祝日明けの米国市場の上昇が期待されるなか、25日線近辺では押し目狙いのロング対応になろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.22倍と横ばいで推移している。レーザーテック <6920.T> [東証P]、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]などハイテク株が堅調な値動きを見せている。こう着感が強まるなか、NTロングを意識したスタンスに向かわせそうだ。
大阪3月限
日経225先物 33220 +20 (+0.06%)
TOPIX先物 2334.0 ±0.00 (±0.00%)
日経225先物(3月限)は、前日比20円高の3万3220円で取引を終了。寄り付きは3万3230円と、ナイトセッションの終値(3万3190円)を上回り、小幅に続伸して始まった。現物の寄り付き直前には3万3260円まで上昇したが、買い一巡後は軟化し、3万3130円まで売られた。ただし、下へのバイアスも強まらず、その後は3万3140円~3万3180円の狭いレンジで推移。後場中盤にレンジを下放れ、一時3万3100円と前場に付けた安値を下回る場面も見られたが、25日移動平均線が支持線として機能していた。終盤にかけてはショートカバーが優勢となり、寄り付き近辺まで戻して終えた。
日経225先物はやや買い優勢で始まったものの、積極的な売買は手控えられ、概ねオプション権利行使価格の3万3125円と3万3250円による狭いレンジでの値動きだった。後場に入り若干ショートを仕掛けてくる動きがみられたものの、25日線を割り込むほどのエネルギーは乏しかったようだ。反対に小幅ではあったが、グローベックスの米株先物がプラス圏での推移を続けるなか、祝日明け後の米国市場の上昇が意識され、カバーに向かわせた。
また、本日も東京エレクトロン <8035.T> [東証P]、アドバンテスト <6857.T> [東証P]、レーザーテック <6920.T> [東証P]などハイテク株が堅調な値動きを見せていたことも、センチメントを明るくさせていた。米国次第の面はあるものの、日経225先物は25日線近辺での底固めを経て、3万3400円辺りに位置するボリンジャーバンドの+1σ水準を捉えにいく展開が期待されてきそうだ。
明日は年内受け渡し最終日となるため、現物主導で持ち高調整により弱含む場面もありそうだが、25日線に接近する場面では2024年相場への期待感から押し目狙いのロングに向かわせよう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.23倍に上昇した。昨日大きく売られた海運株は落ち着いた動きとはなったものの戻りは鈍かった。一方で、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の堅調な値動きによって、NTロングを意識したスタンスに向かわせた。ボリンジャーバンドのバンドは拡大しており、+1σからのリバウンドにより、14.29倍辺りで推移している+2σ水準を捉えてくる可能性がありそうだ。
手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万1733枚、ソシエテジェネラル証券が6708枚、バークレイズ証券が885枚、SBI証券が792枚、auカブコム証券が768枚、JPモルガン証券が627枚、野村証券が617枚、ゴールドマン証券が564枚、日産証券が525枚、松井証券が492枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が1万5832枚、ソシエテジェネラル証券が1万2666枚、JPモルガン証券が4105枚、バークレイズ証券が2186枚、野村証券が2107枚、大和証券が1518枚、ビーオブエー証券が1408枚、ゴールドマン証券が1143枚、三菱UFJ証券が1080枚、モルガンMUFG証券が815枚だった。
本日のNY為替市場のドル円は、米10年債利回りの動向を注視しながら、米国の10月の住宅関連指標を見極めていくことになる。
クリスマスは過ぎたものの、欧州勢は依然としてボクシングデーなどクリスマス絡みの休暇ムードが続いており、ニューヨーク勢も本格的な参入は明日以降となるため、閑散取引の中での動意に乏しい展開が予想される。
ドル円の攻防の分岐点としては、上昇傾向にある200日移動平均線142.87円を念頭に置いておきたい。
米10年債利回りは、来年の米連邦公開市場委員会(FOMC)での3回の利下げ(x0.25%=0.75%)が示唆されたことで、200日移動平均線4.038%や節目の4.0%を割り込んでおり、ドルの上値を限定的にしている。
本日も、米10年債利回りの動向を注視しながらの相場展開が予想される。
10月米住宅価格指数の予想は前月比+0.5%、10月米ケース・シラー住宅価格指数の予想は前年比+5.0%となっている。
10月の数字であるため、市場への影響は限定的だと思われるが、米国の第4四半期の景況感悪化が警戒されているため、予想を下回るネガティブサプライズに警戒しておきたい。
すなわち、住宅市場の悪化が確認された場合、来年のFOMCでの利下げ開始時期が、フェドウオッチが予想している3月から前倒しされる可能性が高まることになる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、日足一目均衡表・転換線の142.97円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、12月14日の安値の140.97円。
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いちいちさわぐなよ間抜け
今週のNY市場は経済指標に注目。先週はダウ平均が0.22%高、S&P500が0.75%高、ナスダック総合が1.21%高となり、主要3指数がそろって8週続伸した。S&P500は2017年以来、ダウ平均も2019年以来の長期連騰を記録した。ダウ平均は12月13日から20日まで6営業日連続で史上最高値を更新し、終値では13日から19日まで5営業日連続で最高値を更新した。S&P500は史上最高値まで0.95%に迫り、終値の最高値までは0.87%で終了した。前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で来年3回の利下げの可能性が示されたことや、インフレ沈静化見通し、米国経済のソフトランディング期待が引き続き支援となった。金曜日に発表された11月個人消費支出(PCE)価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数が前月比+0.1%と市場予想の+0.2%を下回る伸びとなり、前年比でも10月改定値の+3.4%から+3.2%に鈍化し、予想の+3.3%も下回った。米連邦準備理事会(FRB)が注目するインフレ指標の鈍化を受けて、CMEのフェド・ウォッチが示す来年3月FOMCでの利下げ確率は前週末の69%から93%に上昇した。
年内最終週の取引となる今週は、月曜日がクリスマスの祝日のため休場で、4日間の取引となるが、来年早期の利下げ観測などを背景に底堅い展開か。主要な企業の決算発表は来年1月中旬までないが、火曜日発表の10月S&Pケースシラー20住宅価格指数、12月ダラス連銀製造業景況指数、水曜日の12月リッチモンド連銀製造業総合指数、木曜日の新規失業保険申請件数、金曜日の12月シカゴ地区購買部協会景気指数などの経済指標が焦点となりそうだ。例年、年末の5営業日と新年の2営業日はサンタクロース・ラリーと呼ばれ、株高となる年が多く、史上最高値に迫ったS&P500の高値更新が期待される。一方、今年はダウ平均が年初来で12.79%高となったほか、S&P500が23.83%高、ナスダック総合は43.25%高と大幅に上昇した。相場の過熱感も強まっており、利益確定売りが強まることにも要警戒か。
今晩の米経済指標・イベントは10月S&Pケースシラー20住宅価格指数、12月ダラス連銀製造業景況指数な。企業決算は寄り前にペイチェックス、カーニバル、カーマックス、引け後にナイキなどが発表予定。
「7勝3敗」(過去10年の日経平均の陰陽星取)
【国内】
□日銀金融政策決定会合の主な意見(12月18~19日分、8:50)
□11月建機出荷額(13:00)
□11月新設住宅着工件数(14:00)
【国内企業】
★yutori <5892> :東証G上場
【海外】
★1-11月中国工業企業利益(10:30)
□米国MBA住宅ローン申請指数(21:00)
□米国12月リッチモンド連銀製造業指数(28日0:00)
□米国5年国債入札
株探ニュース
(26日終値)
ドル・円相場:1ドル=142.40円(前営業日比△0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.24円(△0.51円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1042ドル(△0.0034ドル)
ダウ工業株30種平均:37545.33ドル(△159.36ドル)
ナスダック総合株価指数:15074.57(△81.60)
10年物米国債利回り:3.89%(横ばい)
WTI原油先物2月限:1バレル=75.57ドル(△2.01ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2069.8ドル(△0.7ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月米住宅価格指数(前月比) 0.3% 0.7%・改
10月米ケース・シラー住宅価格指数
前年比 4.9% 3.9%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロ円は続伸。連休明けの米国株相場が上昇すると、投資家のリスク選好意欲が高まり円売り・ユーロ買いが優勢となった。5時前に一時157.37円と日通し高値を更新した。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時181.30円、豪ドル円は97.24円、NZドル円は90.21円、カナダドル円は108.01円、スイスフラン円は167.00円まで値を上げた。
・ユーロドルは3日続伸。10月米住宅価格指数や同月米ケース・シラー住宅価格指数が予想を下回ったことでユーロ買い・ドル売りが先行。ユーロ円の上昇につれた買いも入り、一時1.1045ドルと日通し高値を更新した。
ただ、クリスマスは過ぎたものの、欧州市場はボクシングデーで本日も休場。ニューヨーク勢も本格的な参入は明日以降となるため、閑散取引の中での動意に乏しい展開となった。今日一日の値幅は0.0036ドル程度と小さかった。
・ドル円は小幅ながら続伸。ユーロ円などクロス円の上昇につれた買いが入り一時142.63円と日通し高値を付けたものの、22日の高値142.66円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米国のインフレ鈍化が鮮明になる中、米連邦準備理事会(FRB)が来年前半にも利下げに転じるとの観測が引き続き買いを促した。市場では「年末に伴う機関投資家のお化粧買いが入った」との声も聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、昨年1月以来の高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も昨年1月以来の高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米国のインフレ鈍化が鮮明になる中、FRBが来年前半にも利下げに転じるとの観測が引き続き買いを促した。半面、米国株の上昇が相場の重しとなり、上値は重かった。
・原油先物相場は3日ぶりに大幅反発。紅海周辺では武装組織フーシ派による商船攻撃が繰り返されており、それに伴うエネルギー供給混乱への警戒感が相場の支えになっていた。また、イスラエル軍のシリア空爆でイラン革命防衛隊の上級軍事顧問が死亡し、イランは報復を示唆。中東の地政学リスクが更に高まったことも原油価格の上昇に繋がったもよう。
・金先物相場は小幅に3日続伸。序盤は利益確定売りで伸び悩むも、米金利先安観を背景とした下値の堅さは継続された。為替でドルが対ユーロで下落したことも、ドル建て金に割安感を生じさせて買いに繋がった。
26日17:47 岸田首相
「30年来のデフレ心理の蔓延が経済に深刻な劣化を生んだ」
「ようやく30年の出口に移りつつある」
「コロナ以降、経済の潮目は確実に変わっている」
「大事なのは物価上昇を上回る賃上げ」
「今年を上回る賃上げを強力に後押しする」
※時間は日本時間
<国内>
○08:50 ◇ 日銀金融政策決定会合における主な意見(12月18-19日分)
○14:00 ◇ 11月新設住宅着工戸数(予想:前年比▲4.3%)
<海外>
○24:00 ◎ 12月米リッチモンド連銀製造業景気指数(予想:▲3)
○28日01:00 ◎ 11月ロシア失業率(予想:2.9%)
○28日03:00 ◎ 米財務省、5年債入札
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 33430 +210 (+0.63%)
TOPIX先物 2345.0 +11.0 (+0.47%)
シカゴ日経平均先物 33430 +210
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
26日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。前週発表された11月の米個人消費支出(PCE)物価指数でインフレ鈍化が示され、引き続き来年の利下げ観測の高まりを背景に、買い優勢の展開となった。短期的な過熱感から上値の重さが意識される場面も見られたが、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>、マイクロン・テクノロジー<MU>などの半導体株が買われ、ナスダック指数は2022年1月以来の高値水準で終えた。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比210円高の3万3430円だった。日経225先物(3月限)は日中比30円高の3万3250円で始まり、その後は3万3200円~3万3250円辺りの狭いレンジで推移。米国市場の取引開始後にレンジを上放れ、終盤にリバウンド基調を強めると、一時3万3490円まで買われる場面も見られた。終了間際には利食いが入ったものの、3万3430円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の展開が見込まれる。クリスマスの祝日明けの米国市場が上昇した流れを受けて、日経225先物は3万3410円辺りに位置するボリンジャーバンドの+1σを捉えてきた。日中取引ではオプション権利行使価格の3万3125円から3万3250円の推移だったが、ナイトセッションでは3万3250円から3万3500円のレンジに移行した格好である。
引き続き狭いレンジであり、+1σ水準では強弱感が対立しやすいものの、+1σを明確に上放れてくるようだと、3万3750円辺りで推移している+2σとのレンジに移行する可能性があり、年末に向けて11月20日に付けた3万3770円の突破を意識したセンチメントに向かわせよう。現物市場では年内の受け渡し最終日となるため、持ち高調整の売りが入りやすい面はあるが、上値の重さが意識される局面では押し目狙いのロングとなろう。
そのため、まずはオプション権利行使価格の3万3250円から3万3500円のレンジとなり、+1σ突破からは3万3500円から3万3750円のレンジを想定しておきたい。12月は概ねボリンジャーバンドの-1σと+1σによるレンジで推移しており、足もとでバンドが収斂するなか、煮詰まり感も出てきている。
VIX指数は12.99(前日は13.03)に低下した。12.79に位置する25日移動平均線が支持線として意識されやすいが、年末高の思惑から米国市場も底堅い展開に向かうことが期待され、リスク選好が強まろう。25日線を割り込んでくると、ショートカバーを誘い込みやすいだろう。
なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.23倍に上昇した。+1σまでの調整で過熱を冷ましたうえでのリバウンドを見せている。バンドは拡大傾向であり、NTロングでの対応を想定しておきたい。
海外市場ではドル円は、連休明けの米国株相場が上昇すると、投資家のリスク選好意欲が高まり、ユーロ円などのクロス円が買われドル円も142.63円まで連れ高となった。ユーロドルは10月米住宅価格指数や同月米ケース・シラー住宅価格指数が予想を下回ったことでユーロ買い・ドル売りが先行。ユーロ円の上昇につれた買いも入り、1.1045ドルまで強含んだ。
本日からオセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)市場や、香港市場が休場明けとなるほか、主だった欧州市場やカナダ市場も再開される。市場流動性は若干回復するとは思われるが、年末に向けてリスクを積極的に取る地合いにはなりにくく、わずかなフローでも市場が大きく動く相場展開は変わらないだろう。
本日のドル円は、まずは東京仲値にかけての値動きが警戒される。本日はスポット応当日が月末・期末・年末とあって、実需勢の動きが活発化する可能性がある。昨年も仲値にかけては、邦銀を中心にドル円を買い上げ、仲値は右寄りのレートに設定された。しかし、今週に入り仲値直前になるとドル売り・円買いが優勢になり、25・26日はともに東京時間の安値を仲値直前に更新する動きを見せている。流動性が引き続き悪いことで、仲値にかけては強引に値幅を伴う動きには要警戒となる。
ドル円の下値を支えるのは、昨日日銀が11月の全国消費者物価指数(CPI)から算出した「刈込平均値」「加重中央値」「最頻値」のインフレ基調3指標が、それぞれ低下したこと。(「刈込平均値」は、品目別価格変動分布の両端の一定割合(上下各10%)を機械的に控除した値。「加重中央値」は、中央値の近傍にある価格変化率を加重平均した値。「最頻値」は、価格変動分布において最も頻度(密度)の高い価格変化率を指す。)この3指標の伸び率が同時にすべて縮小したのは、生鮮食料品を除くコアCPIが2%を超えてからは22年4月以来となる。刈込平均値は日銀がインフレを判断する際に重要視しているともいわれているが、同平均値は9月には3.4%となり、統計が遡れる2001年以降最高となった。しかし、10月には3.0%、11月は今年2月以来となる2.7%まで低下した。11月のコア全国CPIが昨年7月以来となる2.5%まで低下したことで刈込平均値も低下予想とはなっていたが、インフレ傾向が抑えられている状況となれば、日銀の早期の金融緩和解除が遠のき円売り要因となる。
一方で、ドル円の上値を抑えるのは、昨日の米住宅指標が弱い結果となったこと。グールズビー米シカゴ連銀総裁が11月に「インフレ改善の鍵は住宅」と発言したように、第4四半期の住宅価格が落ち着いたことが確認されれば、来年の米連邦公開市場委員会(FOMC)での早期利下げ開始期待が高まることが挙げられる。
地震とかの情報もここがいちばん早かったのに残念
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森 茂生
2023年12月27日 6:01 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-26/S6ABM8DWLU6800
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米国ではオフィス市場の低迷が続いています。ロサンゼルス市のセンチュリーシティーとビバリーヒルズの近くに
立つオフィスビルが、5年前の価格を約52%下回る水準で売却されました。同市ではこれより先、市内で
3番目の高さを誇るオフィスタワーのAon(エーオン)センターも直近取引となる2014年を約45%下回る価格
で売却。リモートワークの普及や厳しい資金調達環境により大きな打撃を被った米オフィス市場。利下げが
見込まれる2024年に回復に向かうのか、それともサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機を
予見したカイル・バス氏が指摘したように厳しい環境が続くのか注目されます。
日経225先物は11時30分時点、前日比360円高の3万3580円(+1.08%)前後で推移。寄り付きは3万3460円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3430円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。寄り付き直後に3万3410円まで上げ幅を縮めたものの、同水準で推移しているボリンジャーバンドの+1σが支持線として意識されるなか、リバウンド基調が強まった。中盤にかけて一時3万3690円まで買われ、買い一巡後は3万3600円から3万3650円辺りでの保ち合いを継続している。
日経225先物は、ボリンジャーバンドの+1σを明確に上放れたことで、オプション権利行使価格の3万3500円から3万3750円のレンジに移行した。12月20日に付けた3万3750円および11月20日の高値3万3770円が射程に入ってきたが、+2σに接近してきたこともあり、強弱感が対立しやすいところだろう。ソフトバンクグループ <9984.T> [東証P]が5%を超える上昇のほか、東京エレクトロン <8035.T> [東証P]、ファーストリテイリング <9983.T> [東証P]など、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均型をけん引しているが、買い一巡後はやや上げ幅を縮めており、利食いも入りやすいだろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.24倍に上昇した。一時14.29倍まで上昇する場面も見られたが、海運株が買い戻されてTOPIX型をけん引しているほか、ボリンジャーバンドの+2σが位置する14.30倍に接近したことで、ややNTロングのリバランスに向かわせているようだ。
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