【富士山】神の山に開山期間分の多量の「し尿垂れ流し」岩肌に張り付くトイレットペーパーの川。 縦割り行政、その場しのぎ…”富士山が壊れていく”原因は日本の問題と一緒アーカイブ最終更新 2023/09/09 10:191.ちょる ★???今まで実施されたことがない「登山者数の正確な調査」…危険な状態が常態化「富士山は、無秩序で、危険な山。行政の管理が不徹底な無法地帯です」 開口一番、こう怒りを口にするのは、都留文科大学で「富士山学」を教えていた渡辺豊博氏。「富士山の頂上手前に三島岳という場所がありますが、ここが平坦なことから、8月第1週の土日には、多いときで1万人から1万2000人近い登山者が、その場所に集まってきます。 そのときの状況は、地面に座ることもできない満員電車と同じくらいの密になります」8月9日、山梨県は登山道に人が集まり過ぎて転倒や落石の危険があると判断した場合は、11日より登山規制を行うと発表した。これまでに県は、登山者が4000人以上になった場合は、8合目付近で登山規制をするとしてきたが、そんな数字を遥かに超えて、登山者の命を守れない、危険な状態が常態化している。しかし、今までに登山規制が実施されたことは一度もない。「登山規制するためには明確な根拠・調査が必要とされます。そのためには登山者数の正確な調査、7月から8月の2ヵ月間、毎日、時間別・男女別・年齢別・国別などの項目別に、何人登ったのか、登山者の多様な動向把握が必要です。経年的な登山者数の資料が蓄積されていなければ、登山者を適切にコントロールすることはできません。 しかし、これも今まで実施されたことはありません」実施しないのは、「山小屋」が正確な登山者数の提供を個人情報の問題だとし、拒んでいるためであり、宿泊者の人数がわかれば、山小屋の収入も詳細に把握されてしまうからだろうと、渡辺氏は推測する。毎年、発表される富士山の登山者数は、環境省が各登山道の八合目付近に赤外線カウンターを設置して調査したものであり、平均で25万人程度だが、欠損・故障も多く正確な数字とは評価できない。トイレットペーパーが、山肌にへばりつき、“白い川”のように…富士山が世界文化遺産に登録されたのは’13年6月22日。このとき、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の専門家たちが、事前に富士山を訪れ、調査した。富士山は登録が認められたものの、カンボジアで行われた世界遺産委員会の席上、イコモスから多くの注文がつけられた。「富士山について20分ほどのプレゼンがありました。そのうちの5分間は富士山を褒めました。しかし、残りの15分間は、ゴミの放置やし尿の垂れ流しなどの恥ずかしい現場写真を写し出しながら、非常に厳しい指摘がありました」イコモスからは「国や県が作成した包括的保存計画を抜本的に見直すこと」「入山制限について検討し、実施すること」「富士山信仰の巡礼道として登山道を整備すること」「富士五湖などの開発に対する制御の措置を行うこと」などの宿題が出され、’16年の世界遺産委員会までに、これらに対して「保全状況報告書」を提出するように求められたのだ。それにしても、「富士山にし尿を垂れ流す」とは、どういうことか?続きはこちらhttps://news.livedoor.com/article/detail/24955440/2023/09/09 10:19:361すべて|最新の50件
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「富士山は、無秩序で、危険な山。行政の管理が不徹底な無法地帯です」
開口一番、こう怒りを口にするのは、都留文科大学で「富士山学」を教えていた渡辺豊博氏。
「富士山の頂上手前に三島岳という場所がありますが、ここが平坦なことから、8月第1週の土日には、多いときで1万人から1万2000人近い登山者が、その場所に集まってきます。
そのときの状況は、地面に座ることもできない満員電車と同じくらいの密になります」
8月9日、山梨県は登山道に人が集まり過ぎて転倒や落石の危険があると判断した場合は、11日より登山規制を行うと発表した。これまでに県は、登山者が4000人以上になった場合は、8合目付近で登山規制をするとしてきたが、そんな数字を遥かに超えて、登山者の命を守れない、危険な状態が常態化している。しかし、今までに登山規制が実施されたことは一度もない。
「登山規制するためには明確な根拠・調査が必要とされます。そのためには登山者数の正確な調査、7月から8月の2ヵ月間、毎日、時間別・男女別・年齢別・国別などの項目別に、何人登ったのか、登山者の多様な動向把握が必要です。経年的な登山者数の資料が蓄積されていなければ、登山者を適切にコントロールすることはできません。
しかし、これも今まで実施されたことはありません」
実施しないのは、「山小屋」が正確な登山者数の提供を個人情報の問題だとし、拒んでいるためであり、宿泊者の人数がわかれば、山小屋の収入も詳細に把握されてしまうからだろうと、渡辺氏は推測する。
毎年、発表される富士山の登山者数は、環境省が各登山道の八合目付近に赤外線カウンターを設置して調査したものであり、平均で25万人程度だが、欠損・故障も多く正確な数字とは評価できない。
トイレットペーパーが、山肌にへばりつき、“白い川”のように…
富士山が世界文化遺産に登録されたのは’13年6月22日。このとき、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の専門家たちが、事前に富士山を訪れ、調査した。富士山は登録が認められたものの、カンボジアで行われた世界遺産委員会の席上、イコモスから多くの注文がつけられた。
「富士山について20分ほどのプレゼンがありました。そのうちの5分間は富士山を褒めました。しかし、残りの15分間は、ゴミの放置やし尿の垂れ流しなどの恥ずかしい現場写真を写し出しながら、非常に厳しい指摘がありました」
イコモスからは「国や県が作成した包括的保存計画を抜本的に見直すこと」「入山制限について検討し、実施すること」「富士山信仰の巡礼道として登山道を整備すること」「富士五湖などの開発に対する制御の措置を行うこと」などの宿題が出され、’16年の世界遺産委員会までに、これらに対して「保全状況報告書」を提出するように求められたのだ。
それにしても、「富士山にし尿を垂れ流す」とは、どういうことか?
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