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アニメ監督だけど質問ある? 3カット目アーカイブ
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現役アニメ監督・演出家の>>1が質問に基本的に全レスします
業界談義から演出論、作画語り等々なんでもどうぞ
・長文レス気味なので耐性ある人向け
・過去レス全部嫁とかは言わないので、ご新規も気軽にどうぞ
【過去スレ】
アニメ監督だけど質問ある?
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1656615539/
アニメ監督だけど質問ある? 2カット目
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1671467769/
複数のキャラがある程度の距離を置いて、一画面内に配置されるシーンで
割と遠くに見えてしまう場合に、それぞれのキャラの顔の目鼻口を敢えて描かず
のっぺらぼうの様にする描写は、業界では当然の手法なんですか?
昔と今で、演出家になりたい人が少なくなった。
昔に比べて、食べるのがつらくなったとの事ですが、実際のところどうなのでしょうか。
ツリーで繋がっている、投稿の
「作品の要求度があがっています
過去作の必要以上に贅沢な作品を基準に合わせて作業を増やしていくと貰えるギャラと見合わない仕事
ややこしい直しは演出に丸投げになっています」
この、部分に関しては、確かにそうなのかな?
と個人的に思うのです
仕事量の増加や求められるクオリティーが上がった事はともかく。
金銭面的には、演出家の方も拘束等で圧倒的に、食べやすくなっているのだと思い込んでおりました。
実際の現場ではどの様に、なっているのかよければ伺いたいです。
https://twitter.com/megatenhongo/status/1729068751113646339
その通り、クローズドなコミュニティとしては正直こっちのほうが使いやすい部分はあるんだよなぁ。スパムもいないし。
とはいえ、Talkとしては過疎がひどくて、Talkのびっぷらなんかこのスレ専用板と化してしまってて
悪目立ちしてしまってる感じもあるのに、新規の住人はもう絶望的っていう状況はってさすがにどうなのかなと…。
宣伝して人を呼び込んで盛り上げようというわけではまったくないんだけど
あまりにもTalk地方は過疎地過ぎる気がしてしまっている
それはそうだね
ただ「力を入れるべきでないところ」を手を抜いているというよりは
配慮が隅々まで行き届いていて、特に力を入れるべきところをわきまえてるって感じの結果だと思う
>>953
当然の手法というか
5ミリとかの大きさの顔の中に目鼻口を書き込むのは物理的に無理というだけの話よ
普通に字を書くときのこと考えてみてくれ
1文字5ミリの大きさに抑えて書いてくれっていわれたら、難しい漢字とか書いたら線でぐちゃぐちゃっと中がつぶれて読めなくなるでしょ?
絵でも同じで一定サイズより小さいと書けなくなる。
「拡大作画」という、拡大コピーして書き込んでから縮小して戻すという手法もある
それを使えば確かに小さい絵にも顔を書き込むことは可能ではあるんだが、
本来はこっちのほうが特殊技法。
単純に無理と言う話なんですな
でも一応やろうと思えば出来る技術もあると…
それで次スレはどうしましょう?
あっちもそれなりに動いてるし
こっちのが使い勝手いいけど新規見込めないなら既存住民飽きていなくなると過疎ったオンラインゲームみたいになって終了待ったなしだし、試しに5ch使いつつtalk避難所みたいにしては
ちなみに俺も5ch何もしてないのにPCスマホ共に春頃に数ヶ月書き込み規制くらって5ch見る専だったけど今は問題なく書き込めたから監督のやりたいとこでやっていいと思う
Talk自体も運営の実態知らないからなんともだが、他の板だとそこそこ動いているとは噂で見る程度だがこの板だけ見ると監督も書いているがほぼこのスレしか書き込みないのを見ると、いつ無くなっても不思議じゃないからなぁ
あと一般的に動画仕上げをやってもらう会社ってどうやって選定されているんですか?単にスケジュール空いてるところとか…?
20年前は俺はフリーどころか業界人ですらなかったので、
20年前と比較してどうこうってのはもちろん本郷さんみたいなベテランじゃないと言えないことなので、
俺がそれについて正しいとか正しくないとか言える筋ではないんだが
その前置きを踏まえたうえでいうなら
「演出を目指す人がめっきり減った」というのはちょっと俺は賛同しかねる
仮に本郷さんの身の回りの狭い範囲ではそうなのかもしれないが、
業界一般において演出家が食えないとか、目指す人が減ったとかはそんなはずない気がするけどね。
むしろ俺の身の回りの若手の制作進行や若手アニメーターは、どんどん演出になるチャンスで手を挙げて演出になっていってるようにさえ感じる。
ではなぜ本郷さんが「演出を目指す人が減った」と感じたのか予想するんだが
おそらく20年前というと、OVAブームもバブル経済も終わって、アニメ自体の本数が非常に低迷していた時期
つまり純粋に人が余っていた状況のはず
そんな状況なので、業界では「演出家になりたいんですがチャンスが無いです」という演出家志望の若者が溢れていたんじゃないだろうか
時代は変わって現代では、番組が増えた関係で、演出家になるためのスロットがいくらでも開いてる状況なので
演出家になりたい人はどんどんチャンスをつかんで演出になっている状況にある
つまり「演出を目指している若者」というステータスにある人自体は減っているのかもしれなくて、そういう人がどんどん「演出家」になっていってるのではと予想。
そんな状況なので、よほど能力に問題がなければ、働き口には困らないはずなので
『20年前よりもフリーとして暮らすのは大変』というのも俺としては眉唾な話だと思ってしまう。
むしろ20年前は仕事自体が不足していたせいもあって、実力があっても働き口にありつけず廃業を余儀なくされるような業界関係者も多数いたと聞いてるし
ゲーム業界に人材が大量流出しだしたのもその頃のはず
まあ儲かる仕事ではないし、賃金上昇よりも物価上昇のほうが大きいというのはその通りだとは思うが、
実力のある人も路頭に迷う状況と比べて「大変になっている」というのは俺の知ってる話とは違うな。
俺も分裂騒動時点では規制くらってたんだけど
今は規制解除されて向こうに書けるようになってるからな…
まあこちらで新スレは立てずに、おとなしく向こうに戻る方針でいこうか
Talkに避難所用意するかについては、
使うかもわからない状態で新スレポコポコ立てるのも嫌なんで(別にこんな過疎状態で配慮することもないんだけど)
まあ必要になったらってことで、基本的には5chに一本化しようかと思う。
>>960
まあ言っちゃうと韓国系の会社だよね。バスとかオレンジとか。
韓国の現場で作業してくれた場合は国内に匹敵するレベルで上がってくるよ。
ただまあ撒くための難易度は国内撒きに匹敵するので、一般的な『動仕』のイメージとは違うか。
国内の窓口会社に関しては、
そっから先にどこに撒かれるか次第でもあるし
まあもっと言っちゃうと、無錫の動仕会社に「動仕」で出してる限りは、ぶっちゃけどこに頼んでも一緒だと思う。
もちろんいろいろ細かな事情やスタジオごとの差はあるにせよ
基本的には
国内→韓国→それ以外(中国) というクオリティ格差がまずはあるので(当たり前だが)、
撒き先に関してはその順番であたることになる
動画と仕上げで実は事情がけっこう異なっていて
動画のほうが撒くのは面倒
ちゃんとしたところに出そうと思うと、電話帳総当たり作戦が必要になる
一方で仕上げに関しては、wishやスタジオエルといった大手仕上げ会社が国内にあって
逆に小さい仕上げ会社や、元請けの仕上げ部などは、
突発的にキャパが開くタイミングでこういう大きい仕上げ会社から仕事を融通してもらってスタッフを暇にさせない仕組みが出来上がってる。
なので、場合によっては話数制作を介さずに国内で孫請けに巻き取ってもらうみたいなこともあったりして
ちゃんと時間さえ用意すれば国内撒きが十分可能。
で、同じ国内とか中国とかのカテゴリー内でどこに撒くかは
それはもう話数の制作進行くんの気分次第ということになる
新人の進行さんの場合は、上がりの良し悪しなどはわからないので、窓口担当者が感じが良い会社だったり
スケジュールに無理を聞いてくれる会社を優先して依頼しがち
ただ、経験を積む中で、評判の悪い会社だったり、実際に事故とよばれるレベルの上がりがきちゃったりする経験を重ねる中で
撒き先の優先順位を考えられるようになっていく感じじゃないかな。
制作進行って、一回ひどい目に合うとその会社には発注しなくなりがちなので
いろんな進行くんが「〇〇って会社はヤバいんで俺はあそこには撒かないですよ」なんて言ってるよ。
正直どこに撒いたって事故る確率はあると思うけどね。
監督の立場から見て、この絵柄、この漫画家さんの絵は、キャラ似せ失敗しがちだな
といった、パターンや傾向などありますか?
また、キャラ似せが難しい絵柄はどのような理由で、難航するのでしょうか。
良ければ教えていただきたいです。
やるのは「2期が始まるから」とか
「次やりたいけど期間が空くから……」とかなんですかね
某アニメ(最近最終回)の主題歌に納得がいかなくて、ワンチャン総集編映画で主題歌新しくつかないかな~という……
委員会ありだと、担当する人の選択権ないことの方が多いって聞いてたので、余計やりきれないんですよね…(選ぶところ、バックの委員会が同じなら、変わらないかもですが)
1監督は担当する中でアーティストイメージと合わないとか、個人的にイマイチとか思ったことありますか?
1番は映像だろうから、「しゃーないか…」諦めになるとしても。
前仰ってたのを考えると「○○さんで!」って言われて、難色示すことってできなそうだなと思ったんですが
ここ数年、随分と寡作になった気がします。これは、以前監督が仰っていた通り(その時はwitの話をしてた)本数を絞ってブランド価値を高めるフェーズに移行したのでしょうか?
吉川Pが抜けて、それに伴う主力の退社等の影響は大きいように思いますが、現状がどのようなものかと気になり質問しました。
アクション作監はこの人、総作監はこの人、ローテ作監はこの人、この人にはこのセクションをお願いしよう、等。
各話数の原画や動画は、制作の方かと思いますが、作品のコアスタッフになる人をどういった人が、連れてくるのか伺いたいです。
特に、ひきこまりの方は特番が色々雑だとTLで話題になりました
ドタキャンでもしたんですかね
緊急事態だということが伝わってきました
ひきこまりの南場監督は、2024年冬にも「ぽんのみち」があるんですよね
まあ、前評価に響くことはないと思いますけど
また、コピペとは、一枚前の原画をコピーしている状況を、刺しているのでしょうか。
https://twitter.com/notinotti/status/1731627536122278392
遅くなってごめん
個人的な考えなんだけど、そもそもイマジナリーラインって、
映像における「文法」みたいな種のルールなんだよね。
わかりやすく文章で喩えると
原稿用紙で、文頭1マス空けておきましょう、とか
登場人物のセリフはカギ括弧で括りましょう、とか
それ自体に普遍的な意味があるというよりも、
みんなの共通認識、共通ルールとしてそういう書き方をしておくと読みやすいよね、みたいな話
だから、たとえば文頭1マス空けずに文章が始まってたり、セリフがカギ括弧じゃなくて普通の括弧で括られてる小説があったとしても
それだけでまったく読めなくなるということはないと思う。
ただちょっと普通と違って読みづらいと感じることはあるかもしれない。
さて、翻ってイマジナリーラインも同様にルールの一種であると考えると
これを守ってる状態が『普通』で『見やすい』状態であるといえる
同じことを裏返しで言うと、『普通じゃ無い』『違和感を感じる』状態を表現するためにあえてルール破り、文法破りをするのが
イマジナリーライン超えである、といえる
これは以前にも書いた気がするが、
一般的にイマジナリーラインを守ることは視聴者が登場人物の位置関係を把握しやすくするためである、と解説される
ただ、実際にこれを確かめた実験もあって、
これでは予想に反してイマジナリーラインを守るかどうかはあまり関係無いのではという結果が出た。
その実験結果だけをもって無駄なルールと断じるつもりもないんだけど
これ自体に意味があるというより、一般的にプロによって守られている文法(ルール)であると解釈すべきだと思っている。
どーなんだろうねぇ
俺個人として描きやすい絵柄とかそうでない絵柄とかはあるんだけど
人によって違うだろうからなぁ
なんというか、身も蓋もないことを言っちゃえば
原作の絵と同じバランスやパーツで描けば
よっぽどピカソレベルでぶっ壊れた絵柄でもなければある程度までは寄ると思う
それが上手いかどうかってのは個人スキルの差は多少あるけど、絵柄による違いはあんまり無いと思われる
ただ、その人の手癖みたいなものはどうやっても出るので、
真の意味で原作の絵を完全コピーするってのは
総作監クラスの人でも無理なんだよね
無理というか、絵が死んじゃうから、やる意味がない。
キャラ似せ自体が苦手な人でも、その人の素の絵柄とキャラデザインの絵が近ければ
勝手に似る部分があるので
そういう意味では「よくある絵柄」「流行の絵柄」のほうが似せられる人の分母は大きいと言えるかもしれん
一般に原作モノで絵が違うと言われるケースは
どっちかというと塗りの再現に原因が起因してるケースのほうが多い気がする
アニメーターは線だけを引いてるし、
それをセル塗りというものすごく制約の多い塗り方をしなきゃいけないので
うまくやらないと、ラフの時点では似てたのに、
塗り上がってみると原作イラストとは乖離した仕上がりになってしまって
似てないって原作ファンに言われちゃうケースもある
俺自身は演出家なので実際キャラ似せは作監さんにお任せする立場なので
逆にずっと作監やってるような人に聞いたら別の答えが出てくるのかも。
>>964
主題歌ってのは集金スロット、宣伝スロットなんですよ
スポーツのユニフォームにスポンサーのロゴがついてるのと一緒
たとえ監督であっても、
ユニフォームにバンテリンって書かれてるのなんか嫌だなと思ってても、これ外してくださいとは言えないのはわかるでしょ。
だからまあそういう意味でいうと、
そりゃぶっちゃけ主題歌イマイチだなーって思ったことはあるけど、
そこはもうスポンサー用のスロットだからしょうがない。
総集編映画の場合も多くのケースで主題歌は付け直すと思う
今の時代、歌を売りたかったら何かしらのタイアップを付けるってのは音楽営業のセオリーだと思うので
せっかくの宣伝スロットを死蔵するってことはあんまりなくて、普通は売りに出すんだよね
そこで違うアーティストになるかどうかはそれはもうスポンサー様都合としか言いようが無い
余談になるけど
もっというと主役声優とかが宣伝スロットとして売られちゃって
事務所ごり押しの下手クソがメインキャラに配置されて動かせない場合とかも正直ある
ごり押しでも実力が伴ってるならまあ許せなくは無くて
純粋な声優事務所所属の子とかは教育が行き届いてるんだけど
○ミューズとかは本当に実力の壊滅的で、態度も悪い子を
事務所都合でねじ込んでくるケースがあってなんだかなぁって思う。
仰るとおり、吉川P抜けたタイミングで仕事を絞ったから
ちょうど今くらいの放送が少ないってのは言えるかも。
今後どうするつもりなのかはちょっとわからない。
>>966
制作進行の上位階級である「制作デスク」や、その上位の「制作プロデューサー」が人を集める。
階級ごとに集めるスタッフはこんなイメージ
・制作プロデューサー
→監督やキャラデ、総作監などのメインスタッフ
・制作デスク
→各話数の演出や作監など、話数責任者になるようなスタッフ
・制作進行
→原画マンなど、その話数のみに関わるスタッフ
>>967
No9はエンドロール汚すぎてほんとヤバい。
業界人からするとあのエンドロール見るだけで「怖すぎ、近づかんとこ」って感じ。
>>968
つっても1週間前にわかってれば特番にできるからねぇ…
逆に再放送になっちゃってるやつは、マジで当日レベルで落としてるってことになる
これ最近の現場ではよく見かける手抜きなんだけど
本来であればちゃんと動いてる絵を描かないといけないところを
同じカット内の他の原画から似てる絵をコピペしてきて、
動きに合わせてちょっと回転させたりして流用する手抜き手法のことだね
1枚前の原画とは限らなくて
パーツごとに流用できそうなものを切り貼りして作られてたりする
こうすると、フラッシュアニメみたいな安っぽい動きになってしまうので普通はNGなんだが
隙あらば手を抜こうとしてくる中国の下請けとか
まともな教育を受けてない新人さんとかがよくやらかす
別に、動きとして上手に成立してれば部分コピペも構わないのだが
こういう手抜きする奴って実力やセンスも欠落してるケースが多いので、だいたいただの手抜きにしか見えないんだよね
>>970
俺自身の作品だと1年3ヶ月くらいが最長
俺自身の作品じゃないけど
コロナに巻き込まれて絵コンテから放送まで3年くらいかかった作品に関わったりはした
だからまあそれが俺が経験した中では最長だな
制作ルート(イメージ)
制作進行(3年)→制作デスク(?年)→監督orプロデューサー
※制作デスクうん十年みたいな人もいる?
※プロデューサーまでいったけど制作デスクに出戻りする人はいる?
動画ルート(イメージ)
動画(1〜2年?)→原画(3年)→作監(?年)→演出(?年)→監督
※作監や演出がゴールでうん十年みたいな人は多い?
ツイートで2026年分の仕事と言ってる演出の方が居たので最長レベルなら3年かそれに近い所まで空く事もあるのかな
と思ったんですが流石にレアケースなんですかね…
レイアウト→総作監による修正、演出指示→原画
このような流れが、よくある作業手順だと認識しているのですが
総作監、演出指示→原画 の間に
演出や総作監にチェックしていただき、GOサインを出してもらうための、リテイク版レイアウトは、原画マンによって再作されるものなのでしょうか。
それとも、再提出は無く
演出と総作監が作った修正を軸に、もうチェックしないけど、自分で合わせてね、あとよろしく。
で、作業が進むものなのでしょうか。
再提出が常の場合、作業過程って永遠に伸びそうな気がするのですが、よければ教えてほしいです。
これ会社によってもぜんっぜん違うんで、普通は何年ってのは言いづらいんだが
たとえば中堅元請けだと
制作進行(2~3年)→制作デスク(5年程度)→制作プロデューサー
って感じだな
制作進行と制作デスクの間に設定制作っていう役職もあるんだが、
これは向き不向きが大きい役職なので全員が経験するわけでは無く、
逆に向いてる人はずっとデスクに昇格せずあえて設定制作を続ける人も居る
ただし小さい会社の場合や、スタッフ大量離反直後などで人手不足に陥っているスタジオなんかだと
制作進行として1~2年しか経験の無いような若手をいきなりデスクに抜擢するケースもあるよ。
逆に老舗のスタジオだと、進行経験10年以上のオジサンがぼーっと窓際で進行してたり、
ベテランのデスクがなかなかプロデューサーに昇格できなかったりするケースもある。
また、プロデューサー経験者でも作品によってデスクに回る人もいる。そこはケースバイケースだな。
一方、アニメータールートのキャリアパスは
動画(1~2年)→動画検査(2~3年)→原画→作監→総作監→キャラデザ
という感じで昇格していく。
ただ原画以降、作監やキャラデザになれるかどうかは実力次第でピンキリで
原画に昇格してから1年で総作監、2年でキャラデザイナーになった人も居る(平山寛菜とか)し
逆に一生作監に上がれない人も居る。
演出→監督のキャリアパスは、
制作進行やアニメーターとは繋がってない、まったく別の業種だと思ってくれ
制作進行キャリアパスから転向する人も、アニメーターキャリアパスから転向する人も両方いるけど
どちらにせよ業界内転職する形で演出家に転向する感じなので
どの役職からのステップアップとかはない。
各キャリアパスの頂点が「制作プロデューサー」「キャラクターデザイン」「監督」って形になるので
業界内的にはだいたいこの3者は同格扱いだと思う。
最長レベルなら確かに3年先のコンテが描かれてることはありそうだね。
でも頻繁にあるってことはない。
会社側としては、基本的には制作期間って短くしたいんだよね
製作委員会も前金を先払いしちゃってるわけだし、
制作会社としては逆に制作費のうち半金は納品しないと回収できないので
さっさと作ってお互い回収するもん回収しないと経営が成り立たないわけ
なんだけど、人気のクリエイターを取り合ってるとかの事情でやむなく先の予定しか押さえられなかったりとか
制作上何らかのトラブルで制作が遅延したりってことはどうしてもあるので
作品によってはもちろん最初に絵コンテが出てから5年以上かかったなんて話も無いわけじゃ無い
ただ多くの作品では、絵コンテが出たらそっから1年くらいでは作らないと赤字になっちゃうよねって感覚で作ってると思う。
>>977
レイアウトのチェックフローは
レイアウト→演出チェック→作監チェック→総作監チェック→原画(戻し)
という流れになっている
基本的にはリテイク版のレイアウトは作成されないんだけど、別に「あとよろしく」とぶん投げてるわけじゃなくて
むしろ原画作業というのが修正対応の場でもあるわけ
演出、作監、総作監の各者による修正指示がレイアウトに加える形で最初にレイアウトを出したアニメーターの手元に来るので
それらの修正指示を取りまとめて反映させて、素材として完成させる工程が「原画」という感じ。
で、あらためて「原画」として完成したものを、演出家と作画監督が確認して(ちなみに総作監は原画はチェックしないのが一般的)、
きちんとレイアウト時に出された修正指示に従って素材が完成しているかなどをそのときに確認する。
大きい修正はレイアウト時に指示が入っているわけなので、
原画の時点では修正があったとしても軽微なものが多いので、
そこから原画さん本人に戻すことはせず、何か修正があったらその場で演出や作監が直接ちょちょっと書き加えて完成とすることがほとんどだね。
レイアウトの時点で本人に差し戻して、リテイク版の作成を要求するケースも無いわけじゃないんだけど
これって言外に「チェックや修正指示入れにすら値しないレベル」を宣告するのと同義のかなりヘビーなカードなので
日常的に頻繁に行われることはない。
例えば演出が動きで作監は顔で~みたいな
総作監がキャラを統一みたいな分担だと思うけど実際の現場では違うという話になりそう
放送前や発売前に、なんとなく売り上げ、視聴者数の予想ってつくものなのでしょうか。
予想がつく場合、どのような要素から、推測するのか教えていただきたいです。
(例として、スチームでは、レビュー数の何倍程度の本数を売り上げていると予想ができるそうです)
業界の慣習として、各セクションごとに修正の入れ方のセオリーみたいなのはふわっとあるんだけど
それを言語化するのは難しいな。
明確な線引きはない。
演出は、素材構成、タイムシート、背景原図、光源設定および動きも含めた芝居関係全般について修正指示を入れる
作監は動きや芝居、キャラ似せも含めた絵に関する事項一切について修正する
総作監はキャラ似せが最優先だけど、結局は絵を直すという意味でセル関係全般を直すことがある
たとえ作監でも、絵や動きそのものの良し悪しだけ修正してれば良いわけじゃなくて
素材構成や、他カットとの合わせ、他工程との連携のための指示などのテクニカルな要素との兼ね合いで
どういう修正を入れる必要があるかが変わってくる場合があるので
必要であればなんでも修正しないといけないって感じ。
ちなみに内容によって、アクション作監、メカ作監、プロップ作監といった特殊作監が入ることがあって
そういう特別なワークフローの場合は、メカはメカ作監、小物はプロップ作監の所掌範囲として切り分けられることがある。
>>982
実はそのへんの数字って、販社側、製作側(委員会側)の扱ってる数字で
俺ら現場のクリエイターに報告されることは無いんだよね
なので監督という俺の立場からは正直まったくわからんというのが正直なところ。
その上で思うけど、発売前、放送前に売り上げの予想なんか、実質的に全く立たないもんだと思う。
おそらく予算獲得のために、売り上げ予想みたいな数字は最初にそろばんはじいてはいるみたいなんだけど
かなり妄想に近い数字で、その通りに売れることなんかまずあり得ない。良くも悪くもね。
コンテンツ産業、娯楽産業自体が、そもそも必需に基づいた産業じゃなくて
極端な話、明日産業ごと消滅しても生活に影響の無いような業種なので
業界全体で分け合うパイ自体の規模が一定じゃないんだよね
世の中のブーム次第で大流行したジャンルが、数年で売り上げほぼゼロになる…みたいなこともぜんぜんあり得る産業なので
なにがどれだけ売れるかなんて、正確に予想できてる関係者は一人もいないと思う
みんな数字を知りたがるから
必死こいて視聴率だの予約数だのを調べるんだけど、正直誤差みたいなデータしか取れてないと思う。
プロデューサー陣が数字を持ち出してくるケースって、単に営業のために都合の良い数字だけ言ってるイメージだな…。
スチームのレビュー数の場合も、
結果的に売れた本数のうち、何%がレビューを書くかという数字がわかってるだけで
そもそもどんくらい売れるかは結局のところ全くわからないという感じじゃないの?
発売前に売り上げがわかるなんてミラクルが起きたら、業界に激震が走ると思う
逆にある程度年数重ねて動画から原画に上がる為の社内試験を一生パスできない動画マンの場合は実力不足認定されて業界的に邪険にされているイメージがあるけど実際どうなんだろう
例えば内製スタッフで1~2年動画やって原画に上がる為の試験を何回も落ちて3年以上動画やってる人とかは後ろから肩叩かれて戦力外通告とかもあるんだろか、もしくは層の薄いCGとか色関係の違う部署はどうだとか紹介されたりもあるのかな
動画は国内だと割高だから基本海外に外注、原画以上が国内で求められてる人材とよく聞くけど原画になる為に下積みで動画を経験する必要がある以上、動画で入ってきたら1~2年?の制限時間内にスキルアップしないと国内じゃ生き抜けない業界になるんだろか、2年も動画描きまくって原画あがれないならこの先も厳しいという足切り基準みたいなもの?
昨今ネットで若手アニメーター(動画マン?)が考え無しに給与明細暴露して炎上してるの見ることがあるけど、あの給与明細見る限りどちらかといえば動画だけでは何年も食っていけないから自発的に離職せざるを得ない形になってるようにも思える、そういう意味ではアニメ業界で長生きしたいなら否が応でもスキルアップしないと食っていけないのは競争原理に基づいた良いシステムにも感じる
また、原画から作監に上がる場合も動画から原画と同じパターンで社内試験パスしないとなれない感じなのかな?もしくは何らかの会議等で推薦されて作監になる?
一生作監に上がれない原画マンは動画より単価が高いから枚数描いて稼げる体力ある内は自発的に離職することは少なく、人手不足で国内需要も高いから重宝されてるポジションにはなってるのだろうか、それで年くって描ける体力なくなるまでに作監以上のポジションに上がってないと体力的には離職せざるを得なくなったりはある?
ネガティブな意味合いじゃなく畑違いの業界から見てると単純に長年やっていくにはタフな業界だなと感じたので実際どんなもんなんだろう?という質問です
やっぱり大前提として、アニメ業界はスポーツ選手とかと同じで本人の才能がモノを言う仕事だという部分があると思う
もちろん、プロスポーツ選手ほど狭き門ではないんだけど
才能次第で自己責任の世界って意味では共通してる感じ。
どういうキャリアパスが用意されてるかは会社によってピンキリで
能力が無いなら1円もやらんという昔ながらのハードな会社もあって、炎上するのはこの手のスタジオだね
ただまあ最近はそういうところは減って、新人のうちは何もしなくても最低限食わしてくれるスタジオが増えた
ただどれくらいの期間猶予してくれるかはスタジオ次第。
このあたりの具体的な値段はマジでスタジオ次第で天と地ほど違うんでちょっとここでは掘り下げない。
動画マンとして新人で入社した後、どうやって動画検査や原画といったところに昇格できるかだが
これも会社次第だが、基本的にはどのスタジオも
指導教官となるベテラン動画検査の人や、各会社の新人原画マンを指導する立場にあるベテランが居るのよ
その人達が判断して、動画検査や原画に引き上げる新人を決めるんだが、
そのベテランのスタンス次第で、きっちり社内試験を実施して合格した人だけを昇格させるとか、ノルマ枚数を超えたら昇格とか、いろいろな人がいるね。
当然、厳しさもそのベテラン次第で全然変わってくるので
会社によっては、新人をなかなか昇格させずに潰していくベテラン鬼教官が牛耳ってるスタジオなんかもあったりする。
とはいえ、いずれにしても
動画検査ですらない動画マンというのは業界ヒエラルキーとしては最底辺に近いし、これだけで食っていくのは事実上不可能
スポーツ選手でいうと育成枠という感じでそもそも選手登録されてないレベルなので
稼ぎの面でも、精神的にもそれをずっと続ける人は居ない
まずは最低限、2軍でもいいから選手登録を目指す(=原画マン)って感じだね。
で、晴れて原画マンになってからもそれなりに大変
平の原画マンというだけだと、ギリギリ選手枠のはじっこに引っかかって2軍に控え選手として帯同している程度の立場に近いと思う。
少なくとも「重宝されているポジション」という感じではなくて、
人数合わせとして呼ばれるポジションという感じ。
とはいえ、人数合わせだとしても試合に出るチャンス自体は与えて貰えるようになるので、なんとかそこで才能を示すことが次の目標になる。
作監に上がれない原画マンってのはつまり、万年2軍の控え選手って感じなので、
収入面でもギリギリの人が多いと思うんだが、とはいえ一人暮らしならなんとかぎりぎりやっていけるくらいにはなる。
なので、才能的に出世が不可能でも、他に転職する踏ん切りのつかない人なんかが
ダラダラとこの立場で続けるしかなくなってる光景を見る。
こっから先はスポーツ選手と一緒だよ
実績を残した人はあっという間に抜擢されて駆け上っていく。
アニメーターの場合、画力が無ければ人権がないなんて言われるくらい、若手もベテランもごちゃ混ぜで、実力でヒエラルキーが決まっていく。
だからタフな業界というのは実際その通りだと思う。
No.9 は業界人的にも激ヤバなんすね、一般人がクレジット見るだけで察せられるレベルなので相当だろうとは思ってましたが… 下谷さんが血反吐吐いて無理やり起きながら修正してる旨のツイートをされてて寿命縮まないか心配
ひきこまりは序盤は No.9 アニメ史上最高品質のアニメだったけど流石にスケジュールが厳しすぎて後の話数ほど日本で原画マン集められなくなってしまったのだろうか、一方豚とかは最初からもう日本で作業する気がないクレジットなので相当にスケジュールがなさそう
制作Pが全部糀谷氏掛け持ちなのも不思議ですが (部外者から見ても明らかに回ってない)、どうしてこんなに身の丈に合わない掛け持ちと短スケジュールになってるのか、監督が知っていることはありますか?
クレジットのやばさでいうと今期のせまつかも酷くて、あちらは謎の監督補佐というクレジット、演出補佐5〜7人が常態化なあたり水星みたく最初からスケジュールがなさそうに見えます ただ基本海外総丸投げになりそうなところ、作監原画あたりが固定(拘束?)で日本作監/原画だからまだ見れる品質にできてるのかもしれない…(パッショーネ制作と言いつつ実際は協力会社?のハヤブサフィルムグロスなのも闇)
やっぱり第二原画まではともかく、原画や作監以降が会社名だけの動仕に丸投げされてるケースって基本地雷なんですか?
例でいうと防振り2期は後半日本原画だししっかり動くのに作監や第二原画が海外動仕に丸投げになっていて、原画にスケジュール使い潰しちゃったんかなぁ…と思って見てました
以前、作画監督や総作画監督の方が呟いていたのですが
「ぶっちゃけ半端に作画監督するくらいなら、原画のほうが儲かる。
作画監督の単価と原画の単価で、原画のほうが儲かるのはおかしい」
といった趣旨のことを呟いていました。
実際の所、作画監督ってどの程度儲けられるものなのでしょうか。
また、つぶやきを見て思ったのが、儲けられる作画監督と、儲けられない作画監督がいるのかな?
という疑問なのですが、実際の所どうなのでしょうか。
良ければ教えていただけると嬉しいです。
分かりやすい回答ありがとうございました
よくある中小企業(自分含む)だと下積み数年してそこそこの成果や実績残せれば勤続年数や年齢に比例して自動的に昇格していくので(下積み過ぎて成果出せなければ窓際社員というか居づらくなって勝手に転職していくのはアニメ業界と変わらず)、実力次第で明確に線引きされるアニメ業界は需要も相まって年々右肩上がりになっていくのも頷ける
そういう意味で今まで何気なく流し見してたEDクレジットはこの人達は苦境を乗り越えたツワモノか!と今後見る目変わりそうで勉強になりました、こういうのググっても噂しか出てこないしやっぱいいスレだなあ
これすっげぇ難しい問題で
何らかの不運で実力を発揮できない人や、遅咲きの人、身の振り方などが器用で無い人は大損ぶっこくし
そういう人に対する救済措置がぜんぜん無い業界なんだよね
普通の会社員とかであれば、もちろん社内での評価がキャリアに関わってくるとは思うんだけど
仮に能力的に使えない若手社員でも、先輩や上司が育てようとしてくれるだろうし
その間は最低限月給が保証されてる中で働くことが出来る
ただ、アニメ業界においては、その「先輩や上司」にあたる役職者たちはみな
能力主義の厳しい生存競争で勝ち残ってきた武闘派ばかりなんだよね…
ぱっと見優しそうな人ほど、心の底では描けない奴のことを見下してたり憎んでたりする。
(同格のライバルだと思ってないから、表面的な態度は優しく出来るんだと思う)
なので、弱者救済の無い、脱落したら自己責任という風土が業界全体にあると思うし、今後もその考えは変わらないと思う。
言うならば、スポーツで1軍レギュラーの選手が、
『2軍3軍の選手でも稼げるよう、1軍の試合に出してあげましょう! それで試合に負けてもいいです!』と言うことはないわけだよね
試合に出たければ実力を伸ばして貰うしかない
仮に一生1軍に上がれず脱落した選手がいても、それはもうしょうがないことだよねと思われるし
その代わり実力さえ有れば、高卒1年目からバリバリ1軍で活躍する人もいるんだから、チャンスは公平だという感覚。
こういう業界感覚があるからこそ、俺自身
「クオリティアップには社員化ですよね!」「若手が食えるように月給化を!みたいな安易な社員化論には違和感があるんだよね…
このスレ埋まったら続きは5ch側元スレにてやります
URLは>>1にあります
Talk側に次スレは不要です。
ありがとうございます。
例えでぐうの音も出ないですね……
アニメのクオリティ高いし、贅沢な悩みなんですけど…
こればっかりは個人の好みでもあるし……
本編に関わる声優じゃないだけましなのかもしれない
主題歌と声優以外で、ガチガチではないにしろ自由度が低い部分があったら知りたいです。放送尺と脚本関係が特に気になります。
最近は特別編成(放送)もそこそこ見受けられるけど、掛け合うのはプロデューサーレベルですよね多分。
『あと数分長かったらいいのにな…(なくてもいいけど挟みたい描写がある)
でも決まってるから渋々削ろう』
ってのはアニメではほとんど起きない感じですか。映画とかだとディレクターズカット版とかみかけますけど……
でも脚本の時点じゃあ、シーンの絶妙な間とかまで含めた過不足ってわかりくいような気がして、そういう調整の苦労ってあるのか気になりました。
1監督が原画に上がったばかりの頃の収入もかなり厳しかったのでしょうか?
放送尺ってのはこれはもうTV番組である以上ある程度決められた枠内でやるしかない。
ただ枠として決まってるのは、1話あたり合計何秒間かというもので、普通は1200秒~1300秒の間になっている
その中をどう配分するかは監督やプロデューサーが話し合って決める
たとえば予告を短くしてその分本編を伸ばすとか、サブタイトルカットを作ってその分本編を削るとか。
まあ、どうしてもという場合はいろいろ相談して、プロデューサーが頑張って無理を通してくれれば
OPEDを削ったり、1話余計に作ったり等々の無理が利く場合もあるけど
まあそこはプロデューサーの侠気次第という感じだな
実写映画とかではしばしばディレクターズカット版というのが出たり
DVD版では完全版と銘打って追加シーンが入ったり等見たことあると思うんだが
実写の場合は、もともと素材自体は余分に撮影しておいて、
最終的に編集で余分な分を削ぎ落とす形で作っていくので、
完成しているけどカットしたシーンというのが存在しているケースも多い
ただ、アニメの場合は、あらかじめ仮の素材で編集を終わらせてしまって
本編に必要なピッタリの分しか素材を作らないことが一般的なので、
余分なシーンはそもそも完成しておらず、追加するのが難しい
そんな事情でアニメではディレクターズカット版とかの追加シーンとかがほとんど無いわけだな
「この世界の片隅に」みたいに完全版を改めて制作するケースもたまに存在するけど、
追加シーンをこのために新規発注することになるので手間もお金もかかっている
仰るとおり、「あと数分長かったら良いのにな…」というケースは確かにある
それでも、放送枠で決められた定尺は絶対なので
そこに収まるように少しずつ情景描写や優先度の低いカットなどを詰めていって
なるべく話に影響の出ないよう決められた時間に納めていく。
意外と『無くても大丈夫なカット』って存在してるので
そういうところをちょっとずつ詰めれば放送時間ピッタリになるんだよね。
一言で原画マンといっても、
ただ単価で単発の仕事を請けているだけだとまったく稼げないし、生活もギリギリの値段しか貰えないと思う
腕前が認められて、指名で仕事が振られるようになってくれば、拘束費など単価とは別にお金が出るようになって状況も変わってくるんだが
第二原画メインということは、おそらくまだ若手の方で実力が認めて貰えてない段階で、
レイアウトの仕事をそもそも振って貰えてない状況なのかも。
そういう状況だと、賃金的にもギリギリだろうね
むしろ、ド新人として業界入りしたての動画マンは
稼げないのが前提なので、救済措置としてスタジオから補助金が出たりするんだけど
原画に昇格したら一人前扱いなので、あとは自己責任というスタジオもあるし、
ましてやフリーランスとして働いてる原画マンを救ってくれるスタジオは無い。
第二原画メインの原画マンなんて、まだまだ過酷な生存競争のスタート地点でしかないという感じだ。
ちなみに第二原画専門でも、それのスピードとクオリティに特化して稼いでる人も居るっちゃ居る。
二原専門で月40万の拘束貰ってる人知ってるし。
ただ、猛烈なスピードで仕事する人なんで、あれを真似するのは普通に作監とかになるよりも難しい気がするねw
俺自身の話は身バレとかにつながるんであんまり詳しくは語りたくないんだけど
まあ仰るとおり厳しかった時期はあったよ
当時の彼女にお金借りて生活してた時期あったしw
長引くようでしたら5chで結構です。
総作監の、仕事についてお聞きしたいです。
総作監の方って、レイアウト段階でデッサンやキャラ似せ等の、絵を直すのでしょうか。
それとも動きと絵、どちらも直すのでしょうか。
これもいろんな原因があるから、内容次第だなぁ
手描きアニメも同様だけど、目的動作そのものだけしか描かれてないと重量感が少ない
反動とか揺れのこりみたいな、慣性の影響で動きが”残る”ように描かれてないといけない
作画アニメでも重量感の無い動きはしょっちゅうだよ。CGより酷いと思う
>>996
基本的に、動きや空間などは作監までで修正を終えて、
総作監はキャラ似せに集中するというのが役割分担ではある
ただし、絵と動きって完全に分離できるものじゃなくて、密接に関わっているので
絵を直すと動きや空間も変わってきてしまう。
なので結果的に動きまで直している(直さざるを得ない)場合もあるよ
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