肉食性のダニ、草食性の芋虫を避けて産卵 京都大学が報告アーカイブ最終更新 2026/04/12 19:531.名無しさん必死だなrjeDd京都大学の研究グループは、小さな虫を捕食する肉食性のダニが、草食性の大型の芋虫などによる偶発的な捕食から避ける戦略を持つことを発見した。芋虫はダニの卵ごと葉を食べる行動をとるほか、ダニも芋虫の痕跡を避けていた。農業の害虫制御に応用できる可能性がある。京大大学院の金藤栞さんらの研究グループは、捕食性のカブリダニとその卵がある植物の葉をスズメガの幼虫(芋虫)に与えた。すると草食性であるはずの芋虫がカブリダニの卵ごと葉を食べていることを見つけた。次に、カブリダニは卵が捕食されないように芋虫を避けるかどうか調べた。通常の葉と、スズメガやナミアゲハ、カイコなどの幼虫の足跡を付けた葉を用意し、どちらの葉に産卵するか確かめた。するとカブリダニは足跡が付いた葉を避けて産卵していた。カブリダニは自然界で出会うことのないカイコの足跡も避けたことから、芋虫の足跡に共通して含まれる成分を避けている可能性がある。金藤さんは「限られた情報処理能力で自然界を生き延びるには、大ざっぱなリスク回避方法が最適なのかもしれない」と話す。葉を枯れさせる害虫のハダニを使った別の研究でも、ハダニが芋虫の足跡がある葉を避ける傾向があることも報告されている。芋虫の足跡に含まれる成分を特定できれば、農業害虫の対策として活用できる可能性がある。成果は米国生態学会が発行する学術誌「エコスフィア」に掲載された。2026/04/12 19:53:021すべて|最新の50件
京大大学院の金藤栞さんらの研究グループは、捕食性のカブリダニとその卵がある植物の葉をスズメガの幼虫(芋虫)に与えた。すると草食性であるはずの芋虫がカブリダニの卵ごと葉を食べていることを見つけた。
次に、カブリダニは卵が捕食されないように芋虫を避けるかどうか調べた。通常の葉と、スズメガやナミアゲハ、カイコなどの幼虫の足跡を付けた葉を用意し、どちらの葉に産卵するか確かめた。するとカブリダニは足跡が付いた葉を避けて産卵していた。
カブリダニは自然界で出会うことのないカイコの足跡も避けたことから、芋虫の足跡に共通して含まれる成分を避けている可能性がある。金藤さんは「限られた情報処理能力で自然界を生き延びるには、大ざっぱなリスク回避方法が最適なのかもしれない」と話す。
葉を枯れさせる害虫のハダニを使った別の研究でも、ハダニが芋虫の足跡がある葉を避ける傾向があることも報告されている。芋虫の足跡に含まれる成分を特定できれば、農業害虫の対策として活用できる可能性がある。
成果は米国生態学会が発行する学術誌「エコスフィア」に掲載された。