【相棒】女心全くわかってなかった芹沢さん★10最終更新 2026/05/23 04:081.名無しさんQ9psR前スレ【相棒】女心全くわかってなかった芹沢さん★9https://talk.jp/boards/morningcoffee/17780691622026/05/23 02:36:0119コメント欄へ移動すべて|最新の50件2.名無しさんQ9psRAI による概要超下品でモラル崩壊のオムニバス映画『ムービー43』を特命係の杉下右京が解説した場合、「犯罪性こそないものの、人間の倫理観と想像力の欠如を嘆くべき愚行」として、紅茶を飲みながら以下のように呆れ顔で論評するでしょう。1. 人質籠城事件(プロローグ)への見解「まったく、開いた口が塞がりません。人質の命が懸かっているというのに、ネットの炎上動画探しに躍起になる犯人グループの幼稚さ。彼らの『最も不快な動画を探す』という情熱を、もう少し建設的な方向へ向けることはできなかったのでしょうか。ただの悪ふざけにも程があります」2. 「お見合い」と「ホームスクーリング」への呆れ「デートで自身の股間を首に巻かれる異常事態に耐える男性も男性ですが、それを平然と見せつける家庭環境は異常と言わざるを得ません。ホームスクーリング(在宅教育)の名を借りた、究極のモラルハラスメントです。私なら、彼を保護しつつ関係各所へ厳重注意を行いますね」3. 「iBabe」と倫理観の崩壊「最新のオーディオプレイヤーに、本物の女性の身体を模倣したものを採用するとは……メーカーの開発者たちの倫理観を疑います。人の尊厳を完全に踏みにじっています。製品の機能云々の前に、文明人として一線を越えてしまっていることにお気づきではないのでしょうか」4. 映画監督の無茶な演出への指摘「爆破や炎上の中でのキスシーン。映画監督としては芸術的ビジョンを追求したつもりなのでしょうが、それは明らかな安全配慮義務違反であり、一歩間違えれば傷害致死罪に問われる愚行です。細かいことが気になるものでして、どうして誰もこの企画を止めなかったのか、そこに一番の闇を感じます」「いかがですか。この映画は、くだらない悪ふざけのモザイク模様です。人間の愚かさを笑うブラックコメディだとしても、私にはただの『想像力の欠如』にしか見えません。……実に、――実に、つまらないですね」2026/05/23 02:37:463.名無しさんQ9psRムービー43 これを杉下右京が解説したらもしもドラマ『相棒』の杉下右京が、ハリウッドの超過激オムニバス下ネタコメディ映画『ムービー43』(2013年)を鑑賞し、特命係の部屋で相棒(亀山薫を想定)に向けて解説・考察したら……というシチュエーションのパロディです。------------------------------## 特命係の部屋にて薫:うわぁ、なんですかこれ……。暇つぶしに海外の映画を観てみたんですけど、頭が痛くなってきましたよ。右京:(紅茶を高い位置からカップに注ぎながら)おや、亀山くん。何をそんなに顔をしかめているんですか?薫:いや、右京さん。『ムービー43』っていうアメリカの映画なんですけどね。ヒュー・ジャックマンの首に“アレ”がついてたり、キャットウーマンが下品な格好で暴れてたり、もうめちゃくちゃなんですよ! アカデミー賞級のスター達が、揃いも揃って最低の下ネタをやってるんです。右京:(カップを置き、眼鏡をクイッと上げる)ふむ……。僕も先日、その作品を拝見しましたよ。薫:えぇっ!? 右京さん、あれを観たんですか!?右京:ええ。世間では「映画史に残る世紀の駄作」「最低映画賞のゴールデンラズベリー賞を総なめにした」などと酷評されていますがねえ。僕に言わせれば、あの作品は実によく計算された、『人間の知的傲慢さに対する、極めて悪質な挑戦状』ですよ。薫:え……? 挑戦状? ただの下ネタ映画じゃないんですか?------------------------------## 右京の3点解説## 1. 「なぜ一流スター達が出演したのか」という謎右京:亀山くん。誰もがまず疑問に思うのは、なぜあれほどの名優たちが、あのような品性を欠いた作品に、一堂に介したのか、という点です。実はこれ、プロデューサーのピーター・ファレリーが、数年をかけて俳優たちの弱みを握るかのように、巧妙な外堀を埋めていった結果だと言われています。いわば「断れない状況」をシステムとして構築したわけですねえ。表現は悪いですが、ハリウッドの「契約社会の盲点」を突いた、ある種の心理的トラウマを利用した劇場型犯罪……ゲフン、劇場型の手口と言えます。## 2. 徹底的な「不条理」と「タブーの解体」薫:でも右京さん、内容があまりにもくだらなすぎますよ!右京:おやおや、本当にそうでしょうか?例えば、ヒュー・ジャックマンとケイト・ブランシェットの「お見合い」の計画。あるいは、10代の少女の生理を周囲の大人たちがパニック映画さながらに大騒ぎするエピソード。これらは、現代社会が表向きには「多様性」や「洗練」を謳いながらも、その実、『人間の原始的な肉体現象やコンプレックスに対して、いかに不寛容で、滑稽なほどに綺麗事を並べているか』という欺瞞を、これでもかと皮肉っているのですよ。## 3. 最後に残る「観客への罠」右京:そして最大の特徴は、この映画を観て「不快だ」「時間を無駄にした」と怒る観客自身が、すでに制作者の術中に嵌っているという事実です。制作者たちは最初から「最高に悪趣味なゴミ」を作ると宣言し、その通りのものを提示した。それをわざわざ観て憤慨するというのは、実に奇妙な話ではありませんか。彼らは、映画という高尚な文化に身を置く我々の「教養のメッキ」を剥ぎ取りたかったのでしょう。------------------------------## 結論右京:つまり、あの作品は……。洗練されたハリウッドという巨大な権威を、内側から爆破してみせた、映画テロリズム。……そう定義づけることができるかもしれません。薫:は、はぁ……。右京さんが解説すると、あの最低な映画が、なんだかものすごい芸術テロに見えてくるから不思議ですね……。右京:(ふっと不敵に微笑んで)ただ、亀山くん。薫:はい?右京:……。僕の貴重な2時間が奪われたことに対する憤りは、また別の話ですがねえ。薫:やっぱり怒ってるんじゃないですか!------------------------------もし本当に右京さんが観たら、映画のプロット構造や、製作陣がキャストを巻き込んだ「騙しの手口」の方に強い興味を示し、理路整然と分析しそうです。次に、この解説を聞いた歴代の他の相棒たちのリアクションや、映画の中の特定のシーン(キャットウーマンやロビンなど)に対する右京さんの細かいツッコミなど、さらに深掘りしたい部分はありますか?2026/05/23 02:38:414.名無しさんQ9psRこれがカイトだったらもしも、解説を聞く相手が甲斐享(カイト)だった場合のシチュエーションです。カイトであれば、薫のようにただ圧倒されるのではなく、若い世代らしいストレートなツッコミを入れつつ、右京の屁理屈(?)に「いやいや!」と等身大で反論する小生意気なやり取りになります。------------------------------## 特命係の部屋にて享:……はぁ。アメリカのセレブって、たまに脳みそのネジが何本か一気に吹き飛ぶんですね。右京:(紅茶を高い位置から注ぎながら)おや、カイトくん。何をそんなに呆れた顔をしているんですか?享:いや、右京さん。これですよ、これ(スマホの画面を見せる)。『ムービー43』って映画、知ってます? ヒュー・ジャックマンとかクロエ・モレッツとか、超大物がバカみたいな下ネタ全力でやってるんですよ。悪趣味っていうか、ぶっちゃけただの「公開いじめ」みたいなシーンもあって、観ててイライラしてきちゃいましたよ。右京:(カップをソーサーに戻し、眼鏡をクイッと上げる)ふむ。カイトくん、君が「不快感」や「イライラ」を覚えたということは、まさに制作者たちの狙い通り、術中に嵌まったということですねえ。享:え? 狙い通りって……右京さん、まさかこれ観たんですか?右京:ええ、観ましたよ。世間では単なる下劣なオムニバス映画と片付けられがちですがねえ。僕に言わせれば、あの作品は現代の映画界、ひいては『観客の偽善的なモラルを試す、非常に意地の悪い心理実験』ですよ。------------------------------## 右京の解説とカイトの反論## 1. 「いじめ」に見えるシーンの裏側右京:君は今、「いじめのようだ」と言いましたね。例えば、クロエ・モレッツ演じる少女が初めて生理を迎え、男の子の家で周囲の大人がパニックになるエピソードのことでしょう。享:そうです、それです! あんなの、多感な時期の女の子に対するただのモラハラじゃないですか。右京:一見、そう見えますねえ。しかしカイトくん。あのシーンで本当に批判されているのは、少女ではありません。「生理」というごく自然な生理現象に対して、正しい知識も持たず、過剰に嫌悪し、あるいは過剰に神聖視して右往左往する『現代社会の大人たちの無知と滑稽さ』を、痛烈にデフォルメして描いているのですよ。享:……う。いや、それは深読みしすぎでしょ! 画面の中の大人たち、ただ叫んで部屋をめちゃくちゃにしてるだけでしたよ!?## 2. ハリウッドの権威失墜というエンターテインメント右京:さらに面白いのは、出演している俳優陣の顔ぶれです。アカデミー賞俳優や、アメコミ映画のヒーローたちが、自らのイメージを完膚なきまでに破壊している。カイトくん、君の父親(甲斐峯秋)のような警察庁の幹部や、いわゆる「特権階級」の人々が、公衆の面前でズボンを脱ぐような失態を演じたら、世間はどう反応すると思いますか?享:……いや、親父がそんなことしたら俺は即、勘当を願い出ますけど。っていうか、想像させないでくださいよ。右京:失礼(ふっと微笑む)。要するに、人々は「崇高なもの、完璧なものが泥にまみれる姿」に、奇妙なカタルシスを覚える生き物なのです。あの映画は、ハリウッドという巨大なブランドの権威を、自らの手で泥まみれにする究極のセルフパロディなんですねえ。## 3. 「怒る観客」という最後のピース享:それはわかりますけど……。でも、お金払って映画館に来た観客を不快にさせて、一体誰が得するんですか?2026/05/23 02:40:135.名無しさんQ9psR>>4続き右京:そこですよ、カイトくん。彼らは最初から「最低の映画」を作ると提示した。それに対して「くだらない」「不快だ」と激怒する観客は、いわば「私は高い教養を持った常識人である」というプライドを、映画によって傷つけられたわけです。制作者たちは、スクリーンの向こう側から、我々のその「お高くとまった態度」を指さして笑っているのですよ。------------------------------## 結論享:……。あの、右京さん。右京:なんです?享:相変わらず、理屈の組み立て方は完璧すぎてぐうの音も出ないですけど……。右京:ほう。享:それ、ぶっちゃけ「めちゃくちゃクオリティの低い、悪口だらけの2ちゃんねるの書き込み」を、右京さんが超高級な言葉で翻訳してるだけですよね?右京:(一瞬、虚を突かれたように目を見張り)……おや。手厳しいですねえ、カイトくん。享:だって、どんなに御託を並べても、ヒュー・ジャックマンの首にアレがついてる絵面は、ただの悪ふざけ以外の何物でもないですからね!右京:……確かに、あの視覚的インパクトを前にしては、僕の言葉のレトリックも、少々無力さを感じざるを得ませんねぇ(苦笑しながら、紅茶を一口すする)。------------------------------カイトの場合は、右京の「高尚な屁理屈」の核心をフランクに突っついて、右京さんを少し苦笑いさせるような、どこか生意気で対等な若者らしさが引き立ちます。もしよろしければ、次は「Season 14〜22の相棒・冠城亘」だったら、この映画を巡って右京さんとどんな心理戦(あるいは悪ノリ)を繰り広げるか、見てみませんか?2026/05/23 02:40:506.名無しさんQ9psR捜査一課伊丹と芹沢の反応(出雲加入前S18以前)捜査一課の伊丹憲一と芹沢慶二(出雲加入前のSeason 18以前)が、特命係の部屋でこの映画の話題に巻き込まれた場合のシチュエーションです。いつものように特命係に嫌味を言いに来た伊丹と、映画のえげつなさにドン引きしている芹沢、そして二人のパワーバランスが絶妙に絡み合います。------------------------------## 特命係の部屋にて(ガラッと勢いよくドアが開く)伊丹:おい、何サボってやがんだ特命係の亀山ァ!(※あるいはカイト)……って、ありゃ? いねえのか。芹沢:先輩、カツ丼の容器の件なら僕が片付けときましたから、もういいじゃないですか。……ん? 右京さん、何観てるんですか? パソコンの画面、海外の映画っぽいですけど。右京:(眼鏡をクイッと上げ)おや、伊丹くんに芹沢くん。今ちょうど、アメリカの『ムービー43』というオムニバス映画の「構成」について、少し考えていたところですよ。伊丹:あぁん? ムービー何だって? 警部殿、暇人なのは相変わらず結構ですがね、俺たちはこれから強盗致傷の地道な聞き込みに行くところなんですよ。映画だか何だか知りませんが、アメリカの能天気な娯楽に現(うつつ)を抜かしてる暇はないんです。芹沢:あ! 先輩、これ知ってます! ネットで「史上最低の変態映画」ってめちゃくちゃ叩かれてたやつですよ。ほら、このヒュー・ジャックマンの首に変な……ゲフンゲフン! がついてるやつ!伊丹:……おい芹沢。首に変な何がついてるんだ?芹沢:いや、それは僕の口からはちょっと……(伊丹の耳元でボソボソと囁く)。伊丹:(みるみる不快そうな顔になり)……はあぁぁ!? なんだそりゃあ!! 卑猥極まりねえな! ったく、アメリカの文化ってのはそこまで落ちぶれたのか!------------------------------## 右京の介入と伊丹のイライラ右京:おやおや。伊丹さん、表面的な下劣さだけに囚われてはいけませんよ。伊丹:何が「おやおや」ですか!右京:この映画の本質は、そこではないのです。例えば、作中には「家庭内学習(ホームスクーリング)」を極端に風刺したエピソードがあります。親が子供を自宅で教育するあまり、学校で起こる「いじめ」や「初恋」まで、実の親が無理やり再現して体験させるという、極めて歪んだエピソードです。芹沢:うわぁ……それ、ただの虐待じゃないですか。右京:一見すると、胸糞の悪い悪趣味なギャグです。しかしこれは、教育という名目で子供を自分の支配下に置き、社会から隔離しようとする『親の過保護と、独善的なエゴイズム』に対する、これ以上ない辛辣な告発劇とも言えるのですよ。伊丹:おいおいおい! 警部殿! なんでそんな「ただの変態悪ふざけ映画」を、そこまで大層な社会派ドラマみたいに解釈できるんですか!? 脳みその構造どうなってんだ!右京:さらに、スーパーヒーローたちが合コンで下品な痴話喧嘩を繰り広げるエピソード。これは、正義を盾にして暴力を正当化する「大国の驕り」を……伊丹:(右京の言葉を遮って)あーーー! もういい! 結構です! 講釈は耳が腐る! 芹沢、行くぞ! こんな部屋にいたらこっちの頭までおかしくなる!------------------------------## 芹沢の失言とオチ芹沢:あ、はい! 先輩!……いやでも、右京さん。実は僕、ハル・ベリーがプライベートの暴露ゲームで、パイに自分の胸を突き刺すシーンだけは、ちょっとエロくて好きなんですよねぇ。伊丹:(芹沢の頭を書類ファイルでパコンと叩く)このバカ芹沢ァ!!! 捜査一課の人間が、特命係の部屋で何を変態映画の感想戦に花咲かせてやがる!芹沢:痛っ!! す、すみません先輩!伊丹:ったく……! 警部殿、せいぜいその「最低映画」とやらを100回くらい観て、脳みそをアメリカンサイズにふやかしててくださいよ! フンッ!(伊丹、芹沢の襟首を掴んで部屋を出ていく。ガラガラ、バタン!)右京:……。(静かになった部屋で、紅茶を一口すすり)……100回観たら、さすがの僕でも胃もたれを起こしますよ、伊丹くん。------------------------------出雲麗音(S19〜)が加入する前の一課コンビなので、伊丹が芹沢を怒鳴りつつも、芹沢がちょっとしたスケベ心やミーハー心を覗かせて伊丹の導火線に火をつける、というテンポの良い掛け合いになります。もしご希望があれば、この映画に登場する他の特定の狂ったエピソード(例えば「ネコ型デジタルペットが飼い主に恋する話」や「嘘発見器の前でのプロポーズ」など)について右京さんがさらに熱弁を振るうパターンもお作りできますよ。2026/05/23 02:47:327.名無しさんQ9psRカイトがいた頃の芹沢なら。芹:この映画絶対デートムービーには向かないっすね杉下警部。甲斐享(カイト)が在籍していた時期(Season 11〜13)の、まだ少し若手らしさとミーハー感が強かった頃の芹沢のセリフから始まるシチュエーションです。カイトがいることで、芹沢もいつもより少しリラックスして「普通の若者トーク」に花を咲かせようとしますが、そこに右京の超論理が割り込んできます。------------------------------## 特命係の部屋にて芹沢:……いやぁ、この映画、絶対デートムービーには向かないっすね、杉下警部。もし付き合いたての彼女と観に行ったら、上映開始20分でフラれる自信ありますもん。享(カイト):当たり前でしょ、芹沢さん(笑)。初デートでヒュー・ジャックマンの顎の下でアレが揺れてるの観せられたら、どんな女の子だってトラウマになりますよ。右京:(紅茶をカップに注ぎながら、眼鏡の奥の目をキラリと光らせる)おやおや、芹沢くん。それは少々、浅はかな見解というものですよ。芹沢:え? 浅はかっすか?右京:むしろ逆です。僕は、この『ムービー43』こそ、「交際相手の本性を見極めるための、究極の踏み絵(リトマス試験紙)」として、デートに活用すべきだとすら考えています。享:はあ!? 右京さん、正気ですか? これをデートで観ろって、どんな拷問ですか。------------------------------## 右京の「デートムービー論」右京:いいですか、カイトくん、芹沢くん。世の一般的なデートムービー……例えば、美男美女が織りなす甘いラブストーリーや、涙を誘う感動大作。あれらは観客に「お決まりの感動」を強要し、誰もが同じような“模範解答”の感想を口にします。「感動したね」「素敵だったね」と。しかし、それは相手の本当の価値観を映し出しているでしょうか?芹沢:う……まぁ、確かにみんなお約束の感想になっちゃいますけど。右京:ですが、この映画はどうでしょう。全編にわたって繰り広げられる、およそ人間の品性を疑うような不条理と下劣の嵐。これに直面した時こそ、人間の「本当の防衛本能」と「ユーモアの許容度」が露わになるのです。## 右京のシミュレーション右京:例えば、ハル・ベリーが嘘発見器にかけられながら、ありとあらゆる下品な秘密を暴露し合うエピソード。これを観て、相手がどう反応するか。ただ顔を真っ赤にして怒り出すのか。あるいは、人間の隠されたサディズムに気づいて苦笑するのか。はたまた、その狂気の中に「現代社会のコミュニケーションの限界」を読み取るのか……。享:いや、最後のやつは右京さんだけですって!!右京:つまりね、芹沢くん。この映画を観た後に、お互いに一歩も引かずに「あのシーンの悪趣味さは、現代の何に対する風刺だったか」を朝まで議論できる相手が見つかったとしたら……。それこそが、君にとっての「生涯の相棒」、すなわち最高のパートナーだと言えるのではないでしょうかねえ。------------------------------## 伊丹の乱入(ガラッとドアが開く)伊丹:おい芹沢ァ! 特命係の部屋で何が「生涯の相棒」だ色ボケ野郎! 聞き込みの途中で何油売ってやがんだ!芹沢:うわっ、先輩! いや、これは杉下警部が、変態映画をデートで観ろって……!伊丹:あぁん!? 警部殿、ついに特命係を結婚相談所にでも模様替えですか?おい芹沢、そんな「首からアレが生えた男」の映画なんか忘れて、さっさと現場に戻るぞ! ほら、カイト坊主もサボってないで書類作れ!享:俺はサボってないですよ! 右京さんの暴論に付き合わされてただけです!右京:(フッと微笑み、伊丹を見つめて)伊丹くん。もしよければ、今度僕とこの映画のディレクターズ・カット版を鑑賞し、人間の尊厳について議論を交わしてみませんか?伊丹:……ッ!!(全力で引き攣った顔になり)お、お断りだチキショー!! 夢に見るわ!! 芹沢、行くぞ!!(伊丹、芹沢の背中をドツきながら退場。バタン!)享:……(呆れ顔で)右京さん、今の完全に伊丹さんへの嫌がらせですよね?右京:おやおや。僕はただ、伊丹くんの「ユーモアの許容度」を測ってみただけですよ、カイトくん(フフフ、と満足げに紅茶をすする)。------------------------------カイト時代の芹沢であれば、少し先輩面をしつつも、カイトと一緒に右京の「変人っぷり」に巻き込まれて右往左往する、微笑ましいトリオ感がより強調されますね。この特命係の空気感、いかがでしたでしょうか? もしさらに「もし映画の犯人を右京さんが特命係に呼び出して落とすとしたら」など、別のif展開のご希望があれば教えてください!2026/05/23 02:53:208.名無しさんQ9psRカイト:その前にこの映画より若干ソフトに見える(?)『パリ、ニューヨーク 恋人たちの2日間』を試しに2本彼女と見たらどうっすか?芹沢先輩。カイト(甲斐享)が、下ネタの毛色が違うフランス流の辛口ラブコメディ映画『パリ、恋人たちの2日間』(2007年)とその続編『ニューヨーク、恋人たちの2日間』(2012年)を代案として出してきた場合のシチュエーションです。一見、お洒落なヨーロッパ風のデートムービーに見えて、実は「元カレたちの暴露」「下品なジョーク」「異常にオープンすぎる家族」が怒涛のように押し寄せる文化の衝突(カルチャーギャップ)映画であるため、これを聞いた右京と芹沢が再び独自の反応を見せます。------------------------------## 特命係の部屋にて享(カイト):その前にこの映画(ムービー43)より若干ソフトに見える(?)『パリ、ニューヨーク 恋人たちの2日間』を試しに2本彼女と見たらどうっすか?芹沢先輩。芹沢:え? なにそれカイトくん。パリとニューヨーク? タイトルからしてめちゃくちゃお洒落じゃん!エッフェル塔の前でハグしたり、セントラルパークを散歩したりするやつでしょ? そういうのでいいんだよ、そういうので!右京:(パソコンからパッと顔を上げ、眼鏡をクイッと上げる)おやおや、カイトくん。君はまた、随分と「劇薬」を芹沢くんに勧めましたねえ。芹沢:えっ、劇薬!?享:あ、やっぱり右京さん、あの2本もチェック済みですか(ニヤリと笑う)。右京:ええ。ジュリー・デルピー監督の素晴らしい手腕による連作ですね。しかし芹沢くん、騙されてはいけません。あれは「お洒落な街を舞台にした、美男美女の甘いロマンス」などでは決してありませんよ。芹沢:ええ〜っ!? 違うんですか?------------------------------## 右京の「2日間」徹底解剖## 1. 『パリ、恋人たちの2日間』の罠右京:前作の『パリ』は、アメリカ人の彼氏がフランス人の彼女の実家に泊まる話ですがねえ。そこで待ち受けているのは、フランス語がわからない彼氏を前に、彼女の父親が平然と下品な下ネタやゲスな悪口をぶつけるという、凄まじい洗礼です。さらに、街を歩けば数歩ごとに彼女の「元カレ」たちが現れ、過去の奔放な性生活が次々と暴露されていく。芹沢:うわあああ! きっつい! 男視点で見たら、嫉妬と猜疑心で胃に穴が空くやつじゃないですか!右京:その通りです。言葉の壁と文化のギャップを利用した、精神的なクローズド・サークル(孤立空間)の恐怖。カイトくん、君がこれを「ソフト」だと言ったのは、血や臓物が飛び散らないという意味においてだけでしょう?男のプライドを内側からじわじわと削り取るという意味では、ある種の心理サスペンス映画ですよ。## 2. 『ニューヨーク、恋人たちの2日間』の追い打ち右京:さらに恐ろしいのは、続編の『ニューヨーク』です。今度は舞台がアメリカに移り、新しい恋人と静かに暮らしているところへ、彼女の父親と、過激でオープンすぎる妹、そしてなぜか「妹の現在の恋人であり、彼女の元カレでもある男」がフランスから居候しにやってくるのです。芹沢:相関図が地獄すぎる!!!右京:ええ。家の中で大麻の匂いは漂うわ、家族全員が下ネタ全開でプライバシーを土足で踏みにじるわ。相手役のクリス・ロック演じる男性が、必死に大人の理性を保とうと笑顔で耐え忍び、そして最後には我慢の限界を迎える……。芹沢くん。君がもし、付き合いたての彼女とこれを観たとしたら、お互いの「過去の異性関係」や「家族のブッ飛んだ価値観」について、上映後にギクシャクした尋問が始まることは火を見るより明らかです。------------------------------## 伊丹の乱入(お約束)(ガラッと勢いよくドアが開く)伊丹:おいお前らァ!! また特命係の変態映画館に引っかかってんのか芹沢ァ!芹沢:あ、先輩! 違うんです、今度はパリとニューヨークの、お洒落だけど人間関係がドロドロの下ネタ映画の話で……!伊丹:どっちにしろ下ネタじゃねえか!!おいカイト坊主! お前、真面目そうなツラして、捜査一課の純情な独身男(芹沢)にどんなトラウマ映画勧めてやがる!享:いや、俺は『ムービー43』よりはマシかなって思っただけで……(笑)。右京:伊丹くん、ちょうどいいところへ。この映画では、異文化間のコミュニケーションの不全と、家族という名の「逃れられない不条理」が描かれているのですがねえ。どうでしょう、今度一課の皆さんで鑑賞し、「容疑者の心理を揺さぶるための、フランス流の皮肉のセリフ回し」について研究してみては?2026/05/23 02:58:159.名無しさんQ9psR>>8続き伊丹:……ッ!!(耳まで真っ赤にして)誰がフランス人の元カレの暴露話なんかで取調室の勉強すんだよバカバカしい!!ほら行くぞ芹沢! パリだのニューヨークだの、お前には100年早いわ! 浅草の芋ようかんでも食ってろ!芹沢:えぇ〜、芋ようかん……。カイトくん、後でサブスクのパスワード教えてね。伊丹:観るなっつってんだろ(芹沢の頭を小突いて引っ張っていく)。(バタン!とドアが閉まる)享:……ふぅ。まぁ、やっぱり芹沢先輩には、普通のディズニー映画か何かが一番安全かもしれないっすね。右京:おやおや。ディズニー映画とて、その裏に隠された原典の残酷さを紐解けば、なかなかに深い闇がありますよ、カイトくん。享:あー、もういいです右京さん! その話はまた今度!(苦笑いしながら自分のデスクに戻る)------------------------------カイトの「ちょっと斜め上の、意地悪だけど的確なチョイス」に対して、右京さんがさらに映画のドロドロした本質 を解説して芹沢を震え上がらせるという、カイト期特有のコミカルなチームワークでした。もしさらに、「この映画のせいで特命係が事件に巻き込まれたら」などのアナザーストーリーや、他のリクエストがあれば何でもおっしゃってくださいね。2026/05/23 02:58:5610.名無しさんQ9psRカイト:これ、吹替版探したけど無かったんっすよね?右京さん。右京:はい? カイト:恋人たちの2日間シリーズっすよ。マリオンが藤原紀香で、前カレのジャックが山野井仁さん、今カレのミンガスが草尾毅さんなら普通に楽しめますよカイト(甲斐享)が急に「架空の(あるいは非常にマイナーな)日本語吹替キャスト」を具体的に妄想し始め、映画マニアの右京さんすら「はい?」と一瞬フリーズさせてしまう、絶妙にマニアックな会話劇です。藤原紀香さん、山野井仁さん、草尾毅さんという、絶妙に「90年代〜2000年代の洋画劇場や海外ドラマ」を彷彿とさせるキャスティングセンスに、右京さんがどう乗っかる(あるいはツッコむ)かが見どころになります。------------------------------## 特命係の部屋にて享(カイト):これ、吹替版探したけど無かったんっすよね?右京さん。右京:はい?享:いや、『恋人たちの2日間』シリーズっすよ。ヒロインのマリオンが藤原紀香さんで、前カレのジャックが山野井仁さん、今カレのミンガスが草尾毅さんなら、どんなにドロドロした内容でも、普通にハリウッドのトレンディドラマみたいに楽しめますよ。右京:(一瞬、カップを持ったまま動きを止め、眼鏡の奥の目をパチクリさせる)……おやおや。カイトくん。君はまた、随分と具体的で……なんとも意表を突くキャスティングを妄想……いえ、想定しましたねえ。享:え、ダメっすか? 結構ハマり役だと思うんですけど。------------------------------## 右京の「脳内吹替版」ガチ考察右京:いえ、ダメどころか……むしろ実に見事な視点です。(紅茶を一口すすり、俄然楽しそうに語り出す)確かに、ジュリー・デルピー演じるマリオンの、あのフランス人特有のプライドが高く、マシンガントークでまくし立てる情熱的なキャラクター。これを藤原紀香さんが、あの華やかさとどこか憎めないエネルギーで演じたら……。ええ、字幕版の「神経質なイライラ感」が薄まり、なんだか非常にポジティブでパワフルな、極上のラブコメディに大化けする可能性がありますねえ。享:でしょ?(ニヤリとする)右京:さらに、前作の彼氏ジャックを演じたアダム・ゴールドバーグ。彼のあの皮肉屋で、常に周囲に毒づいているアメリカ人男性の声に、山野井仁さん。渋みの中に絶妙な「哀愁」と「めんどくささ」を孕んだ声質ですからねえ。彼女の家族に振り回されて、一人でボソボソと文句を言うシーンなど、想像しただけで実に小気味よい。享:そうそう! で、続編の今カレのミンガスですよ。演じてるクリス・ロックはマシンガントークの黒人コメディアンだけど、そこに草尾毅さんをあてる。右京:ふむ、草尾毅さんですか……!(ポンと手を打つ)あえてコテコテの黒人映画風の吹替にせず、草尾さんのあの「真っ直ぐで、どこか少年らしさを残した知的な熱血ボイス」をあてるわけですね。それによって、フランス人の破天荒な家族(義父や妹)に家をめちゃくちゃにされながらも、必死に理性を保とうとする「常識的なニューヨーカー」としての悲哀が、より一層際立つというものです。享:そうなんっすよ。その声で脳内再生しながら観たら、あの地獄みたいな家族関係も「あ、これバラエティ番組のコントだな」って思えて、全然イライラせずに笑えるんですよね。------------------------------## 伊丹の再乱入と、さらなるカオス(ガラッと勢いよくドアが開く。手には大量の書類)伊丹:おいカイト坊主! 人が外で汗水垂らして防犯カメラの映像チェックして戻ってきたら、何が「藤原紀香」だぁん!?警部殿も一緒になって声優のキャスティング会議なんかしてんじゃねえよ! ここは音響制作会社じゃねえんだ、特命係だ!!享:いや、伊丹さん。これ、もし吹替版があったらの話で……伊丹:知るか! 紀香がなんだ!だいたいなぁ、俺たちの年代で「草尾毅」っつったら、映画じゃなくて『スラムダンク』の桜木花道か、『鎧伝サムライトルーパー』の烈火のリョウだろ!何がお洒落なニューヨークの恋人たちだ、大人しく「天才ですから」って言わせとけ!!享:……(一瞬呆気にとられてから)ぶふっ! 伊丹さん、めちゃくちゃ詳しいじゃないですか! トルーパーって何すかそれ(爆笑)。2026/05/23 03:13:0311.名無しさんQ9psR>>10芹沢(ドアの陰からコソッと覗いて):あ、先輩、僕もスラムダンク世代なんで草尾さん大好物っす。ちなみに義理の父親の声はやっぱり麦人さんあたりですかね……?伊丹:芹沢ァ!! お前は向こうの部屋で『ちびまる子ちゃん』のナレーション(キートン山田)のマネでもしてろ!! 戻るぞ!(伊丹、芹沢の首根っこを掴んで怒濤の勢いで去っていく。バタン!)享:……はぁ、お腹痛い。伊丹さん、やっぱりあの世代のアニメには強いんだな。右京:(フフフ、と静かに笑いながら)しかしカイトくん。彼らの言う通り、もしその吹替版が本当に制作されていたら、映画の評価も「世紀の泥沼劇」から「至高のポップカルチャー」へと変わっていたかもしれません。君のその柔軟な妄想力……いえ、クリエイティブな発想には、僕も一本取られましたよ。享:へへ、まぁね。じゃ、俺もちょっと真面目に報告書書きますわ。------------------------------カイトのサブカル知識に基づいた、絶妙な「脳内吹替システム」の提案でした。右京さんも声優陣の演技プランまで瞬時に理解してノリノリになり、最終的に伊丹さんが一番オタクっぽいツッコミを残して去っていくという、カイト期ならではの賑やかな特命係の日常です。もしよろしければ、次にカイトが「じゃあ『ムービー43』のヒュー・ジャックマンの吹替は誰がいいっすか?」とさらに無茶振りを畳みかける展開や、他のキャラクターを巻き込んだお話など、どう進めたいか次のアイデアを教えてください!2026/05/23 03:13:1912.名無しさんQ9psRカイト:個人的には「ディス・イズ・ジ・エンド・俺たちハリウッドスターの最期」がある意味結構笑えましたよ。エマ・ワトソンの使い方が贅沢極まりないんで・・。映画『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最期』(2013年)ですね!ジェームズ・フランコ、セス・ローゲン、ジョナ・ヒルといった人気コメディアンたちが「全員本人役」で出演し、世界の終末(黙示録)に巻き込まれる爆笑ブラックコメディです。特にエマ・ワトソンが本人役で斧を振り回して彼らを脅し、物資を奪い去るシーンは最高に贅沢で狂っています。カイトのこの発言に、右京さんがどう「相棒」らしく乗っかるかのシチュエーションです。------------------------------## 特命係の部屋にて享(カイト):個人的には『ディス・イズ・ジ・エンド・俺たちハリウッドスターの最期』がある意味結構笑えましたよ。エマ・ワトソンの使い方が贅沢極まりないんで・・。右京:(パソコンの画面からパッと顔を上げ、実におもしろそうに目を細める)おやおや、カイトくん。これまた非常に興味深い作品を挙げてきましたねえ。享:あ、これも知ってます?右京:ええ、もちろんですよ。あの『ハリー・ポッター』シリーズの知的な優等生、ハーマイオニー役で世界的なスターとなったエマ・ワトソンがねえ。世界の終末という極限状態において、男たちの身勝手な会話を「自分をレイプしようとしている」と誤解し、トレードマークの知性を脱ぎ捨てて、斧を荒々しく振り回しながら水や食料を強奪していく……。あのギャップの生かし方は、実に見事と言うほかありません。享:そうなんっすよ! セス・ローゲンたちが「ハーマイオニーが斧持って怒ってるぞ!」ってパニックになるの、何回観ても笑えるんですよね。全員本人役だからこその悪ノリというか。------------------------------## 右京の「本人役(セルフパロディ)」考察右京:カイトくん。この映画の本質的な面白さは、まさにその「全員が本人を演じている」という点にあります。彼らは劇中で、世間が抱いている「ハリウッドスター」という華やかなイメージをこれでもかと皮肉り、実際にはケチで、臆病で、自己中心的で、承認欲求の塊のような醜態を晒し続けます。享:ジェームズ・フランコとか、自分の家がめちゃくちゃにされてマジギレしてましたもんね(笑)。右京:ええ。しかし、自らの社会的評価やイメージをあえて『パロディ』として消費してみせる彼らの姿勢は、裏を返せば、『確固たる地位と、圧倒的な自信の表れ』でもあるのですよ。本当にプライドが傷つくことを恐れる人間には、あのような徹底した自己パロディは不可能ですからねえ。享:なるほどなぁ……。バカやってるように見えて、実はあれ、最上級の余裕の表れなんですね。------------------------------## 伊丹の(三度目の)乱入(ガラッと勢いよくドアが開く。今回は書類の代わりにパトライトを持っている)伊丹:おいカイト坊主!! さっきから聞いてりゃあ、今度は世界の終わりだの、ハーマイオニーが斧振り回しただの、物騒な話ばっかりしてんじゃねえよ!享:うわ、伊丹さん、まだいたんですか。伊丹:まだいたとは何だ! 俺たちはこれから、凶器に「斧」が使われた可能性のある現場の遺留品確認に行くんだよ!おい警部殿、特命係の部屋をハリウッドのゴシップ部屋にするのはそこまでにしてください。右京:(フッと微笑み、伊丹を真っ直ぐ見据える)おやおや、伊丹くん。凶器が斧、ですか。ちょうどいいではありませんか。あの映画では、エマ・ワトソンが斧を構える際、重心を低く保ち、相手の視線を外さない見事な威嚇の構えを見せていましたよ。現場の状況をプロファイリングする上で、ハリウッドスターの演技から学べる「犯人心理」もあるかもしれませんよ?伊丹:……ッ!!(絶句し、パトライトを握りしめる)誰が! イギリスの! 若手女優の構えを! 殺人捜査の参考にすんだよ!!いいかカイト、お前もそんなに「全員本人役」のパロディが好きならなぁ……享:え、何すか?伊丹:今度の警察学校の防犯ビデオ、お前『新米のドジな泥棒役(本人役)』で出演させてやるからな!! 覚悟しとけ!! ほら行くぞ芹沢!芹沢(ドアの向こうから):あ、先輩! ちなみにジェームズ・フランコの家が地盤沈下で沈むシーンの吹替はやっぱり……伊丹:喋るなっつってんだろ!!(芹沢の声を遮るようにバタン!とドアが閉まる)享:……(呆然としながら)俺の本人役が『ドジな泥棒』って、伊丹さん、地味に悪口のクオリティ上げてきてるなぁ……。2026/05/23 03:22:4413.名無しさんQ9psR>>12右京:フフフ。もしカイトくんがそのビデオに出演するなら、僕はぜひ、その泥棒を理詰めで追い詰める『特命係の警部役』として、本人役で特別出演させていただきたいですねえ。享:それ、ただのいつもの日常じゃないですか!(笑)------------------------------『ディス・イズ・ジ・エンド』の「本人役」という設定を上手く使って、伊丹さんがカイトへの嫌がらせ(?)に繋げるという、息の合った(?)やり取りでした。さて、映画ネタでここまで大盛り上がりした特命係ですが、もしよろしければ:* カイトがさらに別の映画(例えば『テッド』や『ハングオーバー』など)を引っ張ってきて、右京さんとさらにマニアックな吹替・演出論を戦わせる* もしくは、ついに「じゃあ相棒メンバー全員が本人役でコメディ映画を作るとしたら?」という悪ノリ妄想に突入するなど、どのように次の展開へ進めたいか、あなたのアイデアをぜひ教えてください!2026/05/23 03:23:0414.名無しさんQ9psRカイト:惜しいというか台無しと思った映画が「マーズ・アタック!」っすね。趣味は悪くないんですが、1個致命的ミスキャストというか悪い意味で仇花というか異物感があったのがナタリー・ポートマンですね。彼女が出てる意味もわからないし正直邪魔というか内容が入っていかなかったっす。ナタリー自身は嫌いじゃないけどこの映画では邪魔でしか無かった。何かの映画の上戸彩以上の違和感で1996年のティム・バートン監督作『マーズ・アタック!』ですね!火星人が襲来する超豪華キャストの悪趣味B級SFオマージュ映画ですが、大統領の娘役で出演していた当時10代半ばのナタリー・ポートマンに対するカイトの辛口な批評です。「何かの映画の上戸彩以上の違和感」という絶妙な例え(おそらく2008年の映画『スピード・レーサー』の日本語吹替版などのことでしょうか)を交えたカイトの違和感に、右京さんが映画史的な視点からどう切り込むかのシチュエーションです。------------------------------## 特命係の部屋にて享(カイト):惜しいというか台無しと思った映画が『マーズ・アタック!』っすね。趣味は悪くないんですが、1個致命的ミスキャストというか悪い意味で仇花というか異物感があったのがナタリー・ポートマンですね。彼女が出てる意味もわからないし正直邪魔というか内容が入っていかなかったっす。ナタリー自身は嫌いじゃないけどこの映画では邪魔でしか無かった。何かの映画の上戸彩以上の違和感で。右京:(資料をめくる手を止め、眼鏡をそっと外してカイトを真っ直ぐ見つめる)……おや。カイトくん、君はまた、実に鋭く、そして映画の本質を突いた『違和感』を口にしましたねえ。享:え、右京さんもそう思います?右京:ええ。君の言う「異物感」や「邪魔」という感覚は、映画批評の観点から見ても、極めて正しい反応と言えます。ただね、カイトくん。僕に言わせれば、あの作品におけるナタリー・ポートマンの違和感は、監督であるティム・バートンが仕掛けた『極めて意図的なトラップ(罠)』だったのですよ。享:え……? 意図的な罠?------------------------------## 右京の『マーズ・アタック!』ナタリー論右京:いいですか。あの映画が制作された1996年当時、ナタリー・ポートマンといえば、そのわずか2年前の映画『レオン』のマチルダ役で世界中に衝撃を与え、「映画界の至宝」「圧倒的な知性とピュアさを持つ奇跡の少女」ともてはやされていました。享:まぁ、確かにあの頃のナタリーは神がかってましたよね。右京:そう。つまり当時の観客は、彼女が画面に映るだけで、無意識に「崇高なドラマ性」や「物語の救い」を期待してしまう状態にあったわけです。ところが、『マーズ・アタック!』という映画はどういう作品でしたか?大統領から一般市民まで、あらゆる人間のエゴを剥き出しにし、火星人に頭部をチワワと合体させられるような、徹底した「おバカで下俗なナンセンス・ホラーコメディ」です。享:あぁ……。思いっきり悪趣味なB級お祭り映画でしたね。右京:そんな「ゴミ溜め」のような世界に、あまりにも洗練されすぎた、お高くとまった『美の象徴』であるナタリー・ポートマンを、大統領の娘というこれまた退屈な役でポツンと配置する。観客が「彼女は何か重要な役割を果たすのでは?」と期待するのを尻目に、彼女は物語の核心に絡むこともなく、ただそこに「いるだけ」の存在として扱われる。カイトくん、君が言った「上戸彩さん以上の違和感」というのは、まさにその『作品のトーン(下俗さ)と、役者の持つオーラ(洗練さ)が、1ミリも噛み合っていない不条理』を、君の脳が正確に検知した証拠なのですよ。享:なるほど……。わざとミスマッチを起こさせて、観客の勝手な期待をハズすための「デコイ(デコイ・おとり)」だったってことですか。右京:ええ。ティム・バートンという男は、そうやって映画界の権威や『美しいもの』を、ひねくれたユーモアで台無しにするのが三度の飯より好きな人間ですからねえ。------------------------------## 伊丹の乱入(本日四度目)(ガラッと勢いよくドアが開く)伊丹:おい特命係ェ!! いい加減にしろ!! さっきから聞き耳立ててりゃあ、ナタリー・ポートマンだの上戸彩だの、女優の品評会やってるんじゃねえよ!2026/05/23 03:30:3415.名無しさんQ9psR>>14芹沢(後ろから):先輩、ナタリー・ポートマン可愛いじゃないですか。『レオン』の時の髪型とか最高っすよ。伊丹:うるせえ芹沢!おいカイト坊主。お前が「内容が入ってこない」とか「邪魔」とか文句垂れてるその間にもなぁ、現場の鑑識課の米沢(米沢守)は、顕微鏡の異物感と1時間も格闘してんだよ!何がマーズ・アタックだ! お前らのその「脳みそマーズ(火星)」な会話の方が、俺たちの捜査の邪魔なんだよチキショー!!享:伊丹さん、さっきから例えが上手いんだか下手なんだかよく分かんないっすよ(苦笑)。右京:(フフフと笑いながら、伊丹を見る)伊丹くん。もし火星人がこの特命係の部屋に襲来したとしたら、最初に彼らの放つ光線で骨にされるのは、そのようにいつも声を荒げている、血気盛んな人間かもしれませんよ? 映画では、そういうタイプから順番に退場していくのがお約束ですからねえ。伊丹:……ッ!!(顔を引き攣らせて、特命係の机を叩く)誰が火星人に真っ先に消されるか!! 俺はな、火星人が来ようが何が来ようが、日本の治安を一課の意地で守り抜いてみせますよ!!行くぞ芹沢! 火星人よりタチの悪い変人(右京)の相手はもう終わりだ!芹沢:あ、はい! 右京さん、僕は『スター・ウォーズ』のアミダラ女王のナタリーも好きっす!伊丹:知るか!!(芹沢の背中を押し出してバタン!とドアを閉める)享:……(ため息をついて)いやぁ、でも右京さんの話を聞いて納得しました。あの映画のナタリーは、監督の嫌がらせみたいな配置だったんですね。そう考えると、あの映画の悪趣味さがさらに際立って、逆に面白く思えてきたな……。右京:物事は、見る角度を変えるだけで、その『仇花』すらも愛おしい狂気に変わるものですよ、カイトくん(満足げに眼鏡をかけ直し、紅茶の最後の一滴をカップに落とす)。------------------------------カイトの細かな映画へのこだわりや「違和感」を、右京さんが見事にティム・バートン監督の作家性として昇華させ、最後は伊丹さんが定番の映画お約束のツッコミを入れて去っていくという、非常に密度の高い特命係の掛け合いでした。ナタリー・ポートマンの異物感を巡るこの考察、カイトの語り口に合っていましたでしょうか?もしよろしければ、次に「じゃあ日本の映画でそういう『意図的な異物感』を感じた作品はあるか?」という話に発展させるか、あるいは全く別の日常の話題へ進むか、次の進め方を教えてください!2026/05/23 03:30:5116.名無しさんQ9psR伊丹は刑事部長に呼び出されて以降フェードアウト。 カイト:ナタリーの代わりにスカーレット・ヨハンソンかクリスティーナ・リッチだったらまだよかったんですよカイト(甲斐享)が「ナタリー・ポートマンの代役」として、同世代のスカーレット・ヨハンソンやクリスティーナ・リッチの名前を挙げ、映画全体のトーンに合わせたキャスティングの修正案を出してきた場面です。(※伊丹は刑事部長の内村完爾に呼び出されてお説教を食らっているため、ここからは特命係の2人だけの濃密な映画談義となります)------------------------------## 特命係の部屋にて(伊丹退場後)享(カイト):ナタリーの代わりにスカーレット・ヨハンソンかクリスティーナ・リッチだったらまだよかったんですよ。右京:(眼鏡の位置を少し直し、カイトの言葉を咀嚼するように深く頷く)……なるほど。スカーレット・ヨハンソンに、クリスティーナ・リッチですか。カイトくん、君のその人選は、映画のバランスという観点から見ても、実に……実に興味深い解決策(オルタナティブ)ですねえ。享:あ、やっぱりそう思います?右京:ええ。もしそのどちらかが大統領の娘役を演じていたなら、あの映画の着地点はガラリと変わっていたでしょうねえ。------------------------------## 右京の代役キャスティング考察## 1. クリスティーナ・リッチだった場合右京:まず、クリスティーナ・リッチですが。1996年当時、彼女といえば『アダムス・ファミリー』のウェンズデー役で、すでに「世界で最もダークで、ひねくれた魅力を持つ子役」としての地位を確立していました。ティム・バートン監督の好むゴシックで悪趣味な世界観には、文字通りお誂(あつら)え向きの存在です。享:そうそう! 彼女なら、火星人が大統領府をめちゃくちゃにして父親(ジャック・ニコルソン)がパニックになってても、横でポテトチップスでも食いながら「ふーん、ウケる」みたいな冷めた顔で見てても違和感ないじゃないですか。右京:その通りです。彼女が持つ「毒」と「退屈な冷徹さ」は、あの映画の不条理なコメディ要素と完璧にシンクロしたでしょうねえ。観客も「あのクリスティーナ・リッチなら、この大混乱をどう生き延びるか」と、作品の世界観に没入したまま楽しめたはずです。## 2. スカーレット・ヨハンソンだった場合右京:一方で、スカーレット・ヨハンソン。当時の彼女はまだ『のら猫ダウンタウン』などに出演していたブレイク前夜の時期ですが、少女期からどこか世慣れた、タフで自立した空気感を持っていました。享:あー、わかります。スカヨハなら、火星人の光線銃を自分で奪い取って、大統領の娘のくせに最前線でぶっ放してそうなワイルドさがありますよね。右京:ええ。彼女であれば、中盤からの「火星人に対する反撃劇」において、アクティブなヒロインとして映画の推進力になれたかもしれない。つまり、君が挙げた2人はどちらも、あの映画の持つ「悪趣味なバイオレンス」や「ナンセンスな笑い」という濁流に、自らの足で飛び込める逞しさを持っているのですよ。------------------------------## 結論と、ナタリーの「孤高の罪」享:ですよね。だからこそ、やっぱりあの映画のナタリー・ポートマンは、一人だけ綺麗にまとまりすぎてて浮いてたんっすよ。画面の中で一人だけ「名作文学」の空気を纏(まと)ってたというか。右京:まさにそこです。ナタリー・ポートマンの持つ知性とノーブル(高潔)さは、あの映画の「バカ騒ぎ」を内側から拒絶してしまっていた。しかしねえ、カイトくん。映画が公開されて30年近くが経った今、あの作品を改めて見返してみると……。2026/05/23 03:37:0117.名無しさんQ9psR>>16続き全員がバカになって大騒ぎしている中で、ナタリー・ポートマンただ一人だけが、最後まで冷ややかな美しさを保ったまま生き残る。あの強烈な「不調和」そのものが、今の映画ファンにとっては、一周回って『マーズ・アタック!』という狂ったお祭りの、最大のスパイス(皮肉)として愛されているのも、また紛れもない事実なのです。享:……うわ。そう言われると、あの浮きっぷりすらバートン監督の計算だった気がしてきて、なんだか悔しいな(苦笑)。右京:フフフ。監督の掌(てのひら)の上で転がされるのも、映画という娯楽の醍醐味ですからねえ。(トントン、と書類を揃えて立ち上がる)さて、カイトくん。伊丹くんたちが刑事部長に絞られている間に、僕たちも先ほどの事件の現場検証へ向かいましょうか。享:えっ、行くんですか? 映画の話で終わりかと思ってましたよ。右京:おやおや。現実の事件の「異物感(遺留品)」の謎解きは、映画よりもずっと刺激的ですよ?(不敵に微笑む)享:はいはい、分かりましたよ(上着を掴んで席を立つ)。------------------------------伊丹がフェードアウトしたことで、右京とカイトの「役者の資質と映画のトーン」に関する、よりディープなシネマトークへと収束していきました。カイトの出す「スカーレット・ヨハンソン」「クリスティーナ・リッチ」という90年代後半の絶妙なチョイスが、相棒としてのセンスの良さを感じさせます。カイトとの映画談義、とてもテンポよく盛り上がりましたね!もしよろしければ、このまま「特命係が現場に向かう車中での、さらなる映画に準えた推理トーク」へ進むか、あるいは別の映画・別の相棒(冠城亘や現在の亀山薫など)のシチュエーションを試してみたいなど、次の展開のご希望があればぜひ教えてください!2026/05/23 03:37:3318.名無しさんQ9psRカ:監督が誰になるか、ゲイリー・マーシャル、ロン・ハワード、ノーラ・エフロン、リチャード・リンクレーター、アダム・シャンクマンが有力候補っすよ。享(カイト):監督が誰になるか、ゲイリー・マーシャル、ロン・ハワード、ノーラ・エフロン、リチャード・リンクレーター、アダム・シャンクマンが有力候補っすよ。右京:(車のハンドルを握りながら、バックミラー越しに助手席のカイトをチラリと見て、フッと楽しそうに口元を緩める)……おやおや、カイトくん! 君はまた、ハリウッドの映画界における『光と影』、その両極端な演出家たちを並べてきましたねえ。享:現場に向かう車の中で、まだその話続けます?(笑) でも、この5人の誰がメガホンを取るかで、15歳のエヴァと30歳の医師の物語は、180度違う映画になりますからね。右京:ええ、まさにその通りです。彼らがリメイクを手掛けた場合、作品がどのような変貌を遂げるか……想像するだけで、退屈な渋滞の時間が一変しますよ。------------------------------## 右京の「5人の有力監督」徹底プロファイリング## 1. ゲイリー・マーシャル、ノーラ・エフロンの場合右京:まず、ゲイリー・マーシャルやノーラ・エフロン。90年代ハリウッド・ロマンチックコメディの巨匠たちですね。もし彼らが手掛けたとしたら、フランス原版の持つ「死の影」や「年齢の危うさ」は極限まで薄められたでしょう。15歳の少女は、最高にチャーミングでちょっぴりお転婆なヒロインとして描かれ、舞台となる病院や街並みはどこまでも美しくライトアップされる。ラストは奇跡的に病気が快方に向かうような、誰もが幸せな涙を流せる「王道のハリウッド・ラブストーリー」に着地したはずです。## 2. ロン・ハワードの場合右京:一方で、確かな手腕を持つロン・ハワードであれば、これは見事な「人間ドラマ」になります。少女の病気という医学的なリアリズムと、それに立ち向かう青年医師の苦悩や葛藤にスポットが当たる。劇的なお涙頂戴にはせず、尊い命のやり取りを誠実に描く、非常に手堅い「アカデミー賞ノミネート級の感動作」に仕上げたでしょうねえ。## 3. アダム・シャンクマンの場合享:じゃあ、アダム・シャンクマン(『ウォーク・トゥ・ジ・リメンバー』など)だったらどうです?右京:ふむ。彼であれば、よりティーン向けの叙情的な輝きが加わります。ポップな音楽と瑞々しい映像美の中に、15歳という一瞬の季節の儚さと、死という逃れられない運命を対比させる。若者たちの胸を締め付ける、切なさ100%の「珠玉の涙活トレンディ映画」になったはずです。## 4. リチャード・リンクレーターの場合右京:しかし、カイトくん。僕がこの中で最もゾクゾクするのは……やはりリチャード・リンクレーター(『ビフォア・サンライズ』など)が監督を務めた場合です。享:あ、やっぱりそこに行きますか。右京:ええ。リンクレーター監督といえば、緻密に計算された日常の「会話」によって、人間の心の機微を炙り出す名手です。もし彼が15歳の少女と30歳の医師を描いたなら、派手な事件や劇的なお涙頂戴の演出は一切排除されるでしょう。病院の屋上や、夜の静まり返った街を二人がただ歩きながら、生と死、大人と子供、そして倫理について、延々と、しかしあまりにも美しい会話を交わし続ける……。観客は二人の年齢差という障壁を忘れ、ただ「孤独な二つの魂が触れ合う瞬間」を息を呑んで見守ることになる。これは間違いなく、映画史に残る「不朽のミニシアター系傑作」になったでしょうねえ。------------------------------## 現場到着、そして事件へ享:……はぁ、やっぱりリンクレーター監督版が一番観てみたいなぁ。15歳のナタリー・ポートマンとジャン=ユーグ・アングラードが、夜の街でただ喋り続ける映画。妄想だけで白飯3杯はいけますよ。右京:(車を滑らかに路肩に止め、サイドブレーキを引く)フフフ。僕たちの退屈な車中トークも、ちょうどここで「エンドロール」のようですよ、カイトくん。2026/05/23 04:07:4919.名無しさんQ9psR享:え? (窓の外を見て)あ、現場に着いた。(車を降りると、そこにはすでに規制線が張られ、一足先に到着していた伊丹と芹沢の姿が)伊丹:おい特命係ゥ! 遅いんだよ! 相変わらずイギリスだかフランスだかの女優の話でノロノロ運転してやがったな!芹沢(コソッとカイトに近づき):ねえカイトくん、今の聞いてたよ。俺はやっぱりアダム・シャンクマン監督で、サントラが売れる感じのやつが観たいな。伊丹:芹沢ァ!! お前はアダムだかガンダムだか知らねえが、鑑識の米沢が持ってきた遺留品のDVDのタイトルを早くメモしろ!!享:……ん? 遺留品のDVD? 伊丹さん、それ何の映画ですか?伊丹:あぁん? なんか不気味な火星人が表紙に描いてある、B級の……『マーズ・アタック』とかいうやつだよ!!享・右京:(一瞬、同時に目を見合わせる)右京:(不敵な笑みを浮かべ、眼鏡の奥の目をキラリと光らせる)……おやおや。伊丹くん。どうやら現実の神様というのも、なかなかに悪趣味で、そして見事なキャスティング(配役)をなさるようですねえ。享:マジかよ……。この事件、ティム・バートン監督並みに一筋縄じゃいかなそうっすね、右京さん(ニヤリと笑う)。右京:ええ。さぁ、行きましょうか、カイトくん。この事件の「真の監督(犯人)」が、どんな意図を持ってこのミスキャストな遺留品を残したのか、僕たちの理詰めの演出で、完膚なきまでに暴いてみせましょう。(二人は並んで、事件の起きた不穏な建物へと足を踏み入れていく――)------------------------------カイトが出した5人の映画監督の特性(王道、社会派、青春、ミニシアター系)を、右京さんがそれぞれの演出スタイルに合わせて完璧に脳内リメイクし、最後は現場の遺留品が『マーズ・アタック!』だったという、これまでの会話の伏線が見事に回収される「相棒」らしいエピソードの幕開けとなりました。カイト期の特命係の知的でコミカルなチームワーク、お楽しみいただけましたでしょうか?事件が動き出しましたが、もしよろしければ:* この『マーズ・アタック!』のDVDが残された奇妙な殺人事件の捜査(右京さんとカイトの推理)をさらに進める* あるいは、全く別の新しい話題や映画、別の相棒でのifシチュエーションに挑戦してみるなど、どのように進めたいか次のご希望を教えてください!2026/05/23 04:08:06
弓木奈於「この前も井上和の家に行った。私が行くと毎回田村、時々賀喜が付いてくる。話が盛り上がり過ぎて時間の感覚を忘れて5,6時間喋った。菅原池田五百城一ノ瀬奥田の家にも行きたい」乃木坂462451212.62026/05/23 05:40:27
【相棒】女心全くわかってなかった芹沢さん★9
https://talk.jp/boards/morningcoffee/1778069162
超下品でモラル崩壊のオムニバス映画『ムービー43』を特命係の杉下右京が解説した場合、「犯罪性こそないものの、
人間の倫理観と想像力の欠如を嘆くべき愚行」として、紅茶を飲みながら以下のように呆れ顔で論評するでしょう。
1. 人質籠城事件(プロローグ)への見解
「まったく、開いた口が塞がりません。人質の命が懸かっているというのに、ネットの炎上動画探しに躍起になる犯人グループの幼稚さ。
彼らの『最も不快な動画を探す』という情熱を、もう少し建設的な方向へ向けることはできなかったのでしょうか。ただの悪ふざけにも程があります」
2. 「お見合い」と「ホームスクーリング」への呆れ
「デートで自身の股間を首に巻かれる異常事態に耐える男性も男性ですが、それを平然と見せつける家庭環境は異常と言わざるを得ません。
ホームスクーリング(在宅教育)の名を借りた、究極のモラルハラスメントです。私なら、彼を保護しつつ関係各所へ厳重注意を行いますね」
3. 「iBabe」と倫理観の崩壊
「最新のオーディオプレイヤーに、本物の女性の身体を模倣したものを採用するとは……メーカーの開発者たちの倫理観を疑います。
人の尊厳を完全に踏みにじっています。製品の機能云々の前に、文明人として一線を越えてしまっていることにお気づきではないのでしょうか」
4. 映画監督の無茶な演出への指摘
「爆破や炎上の中でのキスシーン。映画監督としては芸術的ビジョンを追求したつもりなのでしょうが、それは明らかな
安全配慮義務違反であり、一歩間違えれば傷害致死罪に問われる愚行です。細かいことが気になるものでして、どうして
誰もこの企画を止めなかったのか、そこに一番の闇を感じます」
「いかがですか。この映画は、くだらない悪ふざけのモザイク模様です。人間の愚かさを笑うブラックコメディだとしても、
私にはただの『想像力の欠如』にしか見えません。……実に、――実に、つまらないですね」
もしもドラマ『相棒』の杉下右京が、ハリウッドの超過激オムニバス下ネタコメディ映画『ムービー43』(2013年)を鑑賞し、特命係の部屋で相棒(亀山薫を想定)に向けて解説・考察したら……というシチュエーションのパロディです。
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## 特命係の部屋にて
薫:うわぁ、なんですかこれ……。暇つぶしに海外の映画を観てみたんですけど、頭が痛くなってきましたよ。
右京:(紅茶を高い位置からカップに注ぎながら)おや、亀山くん。何をそんなに顔をしかめているんですか?
薫:いや、右京さん。『ムービー43』っていうアメリカの映画なんですけどね。ヒュー・ジャックマンの首に“アレ”がついてたり、キャットウーマンが下品な格好で暴れてたり、もうめちゃくちゃなんですよ! アカデミー賞級のスター達が、揃いも揃って最低の下ネタをやってるんです。
右京:(カップを置き、眼鏡をクイッと上げる)ふむ……。僕も先日、その作品を拝見しましたよ。
薫:えぇっ!? 右京さん、あれを観たんですか!?
右京:ええ。世間では「映画史に残る世紀の駄作」「最低映画賞のゴールデンラズベリー賞を総なめにした」などと酷評されていますがねえ。僕に言わせれば、あの作品は実によく計算された、『人間の知的傲慢さに対する、極めて悪質な挑戦状』ですよ。
薫:え……? 挑戦状? ただの下ネタ映画じゃないんですか?
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## 右京の3点解説## 1. 「なぜ一流スター達が出演したのか」という謎
右京:亀山くん。誰もがまず疑問に思うのは、なぜあれほどの名優たちが、あのような品性を欠いた作品に、一堂に介したのか、という点です。
実はこれ、プロデューサーのピーター・ファレリーが、数年をかけて俳優たちの弱みを握るかのように、巧妙な外堀を埋めていった結果だと言われています。いわば「断れない状況」をシステムとして構築したわけですねえ。
表現は悪いですが、ハリウッドの「契約社会の盲点」を突いた、ある種の心理的トラウマを利用した劇場型犯罪……ゲフン、劇場型の手口と言えます。
## 2. 徹底的な「不条理」と「タブーの解体」
薫:でも右京さん、内容があまりにもくだらなすぎますよ!
右京:おやおや、本当にそうでしょうか?
例えば、ヒュー・ジャックマンとケイト・ブランシェットの「お見合い」の計画。あるいは、10代の少女の生理を周囲の大人たちがパニック映画さながらに大騒ぎするエピソード。
これらは、現代社会が表向きには「多様性」や「洗練」を謳いながらも、その実、『人間の原始的な肉体現象やコンプレックスに対して、いかに不寛容で、滑稽なほどに綺麗事を並べているか』という欺瞞を、これでもかと皮肉っているのですよ。
## 3. 最後に残る「観客への罠」
右京:そして最大の特徴は、この映画を観て「不快だ」「時間を無駄にした」と怒る観客自身が、すでに制作者の術中に嵌っているという事実です。
制作者たちは最初から「最高に悪趣味なゴミ」を作ると宣言し、その通りのものを提示した。それをわざわざ観て憤慨するというのは、実に奇妙な話ではありませんか。
彼らは、映画という高尚な文化に身を置く我々の「教養のメッキ」を剥ぎ取りたかったのでしょう。
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## 結論
右京:つまり、あの作品は……。
洗練されたハリウッドという巨大な権威を、内側から爆破してみせた、映画テロリズム。
……そう定義づけることができるかもしれません。
薫:は、はぁ……。右京さんが解説すると、あの最低な映画が、なんだかものすごい芸術テロに見えてくるから不思議ですね……。
右京:(ふっと不敵に微笑んで)
ただ、亀山くん。
薫:はい?
右京:……。
僕の貴重な2時間が奪われたことに対する憤りは、また別の話ですがねえ。
薫:やっぱり怒ってるんじゃないですか!
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もし本当に右京さんが観たら、映画のプロット構造や、製作陣がキャストを巻き込んだ「騙しの手口」の方に強い興味を示し、理路整然と分析しそうです。
次に、この解説を聞いた歴代の他の相棒たちのリアクションや、映画の中の特定のシーン(キャットウーマンやロビンなど)に対する右京さんの細かいツッコミなど、さらに深掘りしたい部分はありますか?
もしも、解説を聞く相手が甲斐享(カイト)だった場合のシチュエーションです。
カイトであれば、薫のようにただ圧倒されるのではなく、若い世代らしいストレートなツッコミを入れつつ、右京の屁理屈(?)に「いやいや!」と等身大で反論する小生意気なやり取りになります。
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## 特命係の部屋にて
享:……はぁ。アメリカのセレブって、たまに脳みそのネジが何本か一気に吹き飛ぶんですね。
右京:(紅茶を高い位置から注ぎながら)おや、カイトくん。何をそんなに呆れた顔をしているんですか?
享:いや、右京さん。これですよ、これ(スマホの画面を見せる)。『ムービー43』って映画、知ってます? ヒュー・ジャックマンとかクロエ・モレッツとか、超大物がバカみたいな下ネタ全力でやってるんですよ。悪趣味っていうか、ぶっちゃけただの「公開いじめ」みたいなシーンもあって、観ててイライラしてきちゃいましたよ。
右京:(カップをソーサーに戻し、眼鏡をクイッと上げる)ふむ。カイトくん、君が「不快感」や「イライラ」を覚えたということは、まさに制作者たちの狙い通り、術中に嵌まったということですねえ。
享:え? 狙い通りって……右京さん、まさかこれ観たんですか?
右京:ええ、観ましたよ。世間では単なる下劣なオムニバス映画と片付けられがちですがねえ。僕に言わせれば、あの作品は現代の映画界、ひいては『観客の偽善的なモラルを試す、非常に意地の悪い心理実験』ですよ。
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## 右京の解説とカイトの反論## 1. 「いじめ」に見えるシーンの裏側
右京:君は今、「いじめのようだ」と言いましたね。例えば、クロエ・モレッツ演じる少女が初めて生理を迎え、男の子の家で周囲の大人がパニックになるエピソードのことでしょう。
享:そうです、それです! あんなの、多感な時期の女の子に対するただのモラハラじゃないですか。
右京:一見、そう見えますねえ。しかしカイトくん。あのシーンで本当に批判されているのは、少女ではありません。
「生理」というごく自然な生理現象に対して、正しい知識も持たず、過剰に嫌悪し、あるいは過剰に神聖視して右往左往する『現代社会の大人たちの無知と滑稽さ』を、痛烈にデフォルメして描いているのですよ。
享:……う。いや、それは深読みしすぎでしょ! 画面の中の大人たち、ただ叫んで部屋をめちゃくちゃにしてるだけでしたよ!?
## 2. ハリウッドの権威失墜というエンターテインメント
右京:さらに面白いのは、出演している俳優陣の顔ぶれです。アカデミー賞俳優や、アメコミ映画のヒーローたちが、自らのイメージを完膚なきまでに破壊している。
カイトくん、君の父親(甲斐峯秋)のような警察庁の幹部や、いわゆる「特権階級」の人々が、公衆の面前でズボンを脱ぐような失態を演じたら、世間はどう反応すると思いますか?
享:……いや、親父がそんなことしたら俺は即、勘当を願い出ますけど。っていうか、想像させないでくださいよ。
右京:失礼(ふっと微笑む)。要するに、人々は「崇高なもの、完璧なものが泥にまみれる姿」に、奇妙なカタルシスを覚える生き物なのです。
あの映画は、ハリウッドという巨大なブランドの権威を、自らの手で泥まみれにする究極のセルフパロディなんですねえ。
## 3. 「怒る観客」という最後のピース
享:それはわかりますけど……。でも、お金払って映画館に来た観客を不快にさせて、一体誰が得するんですか?
右京:そこですよ、カイトくん。
彼らは最初から「最低の映画」を作ると提示した。それに対して「くだらない」「不快だ」と激怒する観客は、いわば「私は高い教養を持った常識人である」というプライドを、映画によって傷つけられたわけです。
制作者たちは、スクリーンの向こう側から、我々のその「お高くとまった態度」を指さして笑っているのですよ。
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## 結論
享:……。あの、右京さん。
右京:なんです?
享:相変わらず、理屈の組み立て方は完璧すぎてぐうの音も出ないですけど……。
右京:ほう。
享:それ、ぶっちゃけ「めちゃくちゃクオリティの低い、悪口だらけの2ちゃんねるの書き込み」を、右京さんが超高級な言葉で翻訳してるだけですよね?
右京:(一瞬、虚を突かれたように目を見張り)
……おや。手厳しいですねえ、カイトくん。
享:だって、どんなに御託を並べても、ヒュー・ジャックマンの首にアレがついてる絵面は、ただの悪ふざけ以外の何物でもないですからね!
右京:……確かに、あの視覚的インパクトを前にしては、僕の言葉のレトリックも、少々無力さを感じざるを得ませんねぇ(苦笑しながら、紅茶を一口すする)。
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カイトの場合は、右京の「高尚な屁理屈」の核心をフランクに突っついて、右京さんを少し苦笑いさせるような、どこか生意気で対等な若者らしさが引き立ちます。
もしよろしければ、次は「Season 14〜22の相棒・冠城亘」だったら、この映画を巡って右京さんとどんな心理戦(あるいは悪ノリ)を繰り広げるか、見てみませんか?
捜査一課の伊丹憲一と芹沢慶二(出雲加入前のSeason 18以前)が、特命係の部屋でこの映画の話題に巻き込まれた場合のシチュエーションです。
いつものように特命係に嫌味を言いに来た伊丹と、映画のえげつなさにドン引きしている芹沢、そして二人のパワーバランスが絶妙に絡み合います。
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## 特命係の部屋にて
(ガラッと勢いよくドアが開く)
伊丹:おい、何サボってやがんだ特命係の亀山ァ!(※あるいはカイト)……って、ありゃ? いねえのか。
芹沢:先輩、カツ丼の容器の件なら僕が片付けときましたから、もういいじゃないですか。……ん? 右京さん、何観てるんですか? パソコンの画面、海外の映画っぽいですけど。
右京:(眼鏡をクイッと上げ)おや、伊丹くんに芹沢くん。今ちょうど、アメリカの『ムービー43』というオムニバス映画の「構成」について、少し考えていたところですよ。
伊丹:あぁん? ムービー何だって? 警部殿、暇人なのは相変わらず結構ですがね、俺たちはこれから強盗致傷の地道な聞き込みに行くところなんですよ。映画だか何だか知りませんが、アメリカの能天気な娯楽に現(うつつ)を抜かしてる暇はないんです。
芹沢:あ! 先輩、これ知ってます! ネットで「史上最低の変態映画」ってめちゃくちゃ叩かれてたやつですよ。ほら、このヒュー・ジャックマンの首に変な……ゲフンゲフン! がついてるやつ!
伊丹:……おい芹沢。首に変な何がついてるんだ?
芹沢:いや、それは僕の口からはちょっと……(伊丹の耳元でボソボソと囁く)。
伊丹:(みるみる不快そうな顔になり)
……はあぁぁ!? なんだそりゃあ!! 卑猥極まりねえな! ったく、アメリカの文化ってのはそこまで落ちぶれたのか!
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## 右京の介入と伊丹のイライラ
右京:おやおや。伊丹さん、表面的な下劣さだけに囚われてはいけませんよ。
伊丹:何が「おやおや」ですか!
右京:この映画の本質は、そこではないのです。
例えば、作中には「家庭内学習(ホームスクーリング)」を極端に風刺したエピソードがあります。親が子供を自宅で教育するあまり、学校で起こる「いじめ」や「初恋」まで、実の親が無理やり再現して体験させるという、極めて歪んだエピソードです。
芹沢:うわぁ……それ、ただの虐待じゃないですか。
右京:一見すると、胸糞の悪い悪趣味なギャグです。しかしこれは、教育という名目で子供を自分の支配下に置き、社会から隔離しようとする『親の過保護と、独善的なエゴイズム』に対する、これ以上ない辛辣な告発劇とも言えるのですよ。
伊丹:おいおいおい! 警部殿! なんでそんな「ただの変態悪ふざけ映画」を、そこまで大層な社会派ドラマみたいに解釈できるんですか!? 脳みその構造どうなってんだ!
右京:さらに、スーパーヒーローたちが合コンで下品な痴話喧嘩を繰り広げるエピソード。これは、正義を盾にして暴力を正当化する「大国の驕り」を……
伊丹:(右京の言葉を遮って)
あーーー! もういい! 結構です! 講釈は耳が腐る! 芹沢、行くぞ! こんな部屋にいたらこっちの頭までおかしくなる!
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## 芹沢の失言とオチ
芹沢:あ、はい! 先輩!
……いやでも、右京さん。実は僕、ハル・ベリーがプライベートの暴露ゲームで、パイに自分の胸を突き刺すシーンだけは、ちょっとエロくて好きなんですよねぇ。
伊丹:(芹沢の頭を書類ファイルでパコンと叩く)
このバカ芹沢ァ!!! 捜査一課の人間が、特命係の部屋で何を変態映画の感想戦に花咲かせてやがる!
芹沢:痛っ!! す、すみません先輩!
伊丹:ったく……! 警部殿、せいぜいその「最低映画」とやらを100回くらい観て、脳みそをアメリカンサイズにふやかしててくださいよ! フンッ!
(伊丹、芹沢の襟首を掴んで部屋を出ていく。ガラガラ、バタン!)
右京:……。
(静かになった部屋で、紅茶を一口すすり)
……100回観たら、さすがの僕でも胃もたれを起こしますよ、伊丹くん。
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出雲麗音(S19〜)が加入する前の一課コンビなので、伊丹が芹沢を怒鳴りつつも、芹沢がちょっとしたスケベ心やミーハー心を覗かせて伊丹の導火線に火をつける、というテンポの良い掛け合いになります。
もしご希望があれば、この映画に登場する他の特定の狂ったエピソード(例えば「ネコ型デジタルペットが飼い主に恋する話」や「嘘発見器の前でのプロポーズ」など)について右京さんがさらに熱弁を振るうパターンもお作りできますよ。
甲斐享(カイト)が在籍していた時期(Season 11〜13)の、まだ少し若手らしさとミーハー感が強かった頃の芹沢のセリフから始まるシチュエーションです。
カイトがいることで、芹沢もいつもより少しリラックスして「普通の若者トーク」に花を咲かせようとしますが、そこに右京の超論理が割り込んできます。
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## 特命係の部屋にて
芹沢:……いやぁ、この映画、絶対デートムービーには向かないっすね、杉下警部。もし付き合いたての彼女と観に行ったら、上映開始20分でフラれる自信ありますもん。
享(カイト):当たり前でしょ、芹沢さん(笑)。初デートでヒュー・ジャックマンの顎の下でアレが揺れてるの観せられたら、どんな女の子だってトラウマになりますよ。
右京:(紅茶をカップに注ぎながら、眼鏡の奥の目をキラリと光らせる)
おやおや、芹沢くん。それは少々、浅はかな見解というものですよ。
芹沢:え? 浅はかっすか?
右京:むしろ逆です。僕は、この『ムービー43』こそ、「交際相手の本性を見極めるための、究極の踏み絵(リトマス試験紙)」として、デートに活用すべきだとすら考えています。
享:はあ!? 右京さん、正気ですか? これをデートで観ろって、どんな拷問ですか。
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## 右京の「デートムービー論」
右京:いいですか、カイトくん、芹沢くん。
世の一般的なデートムービー……例えば、美男美女が織りなす甘いラブストーリーや、涙を誘う感動大作。あれらは観客に「お決まりの感動」を強要し、誰もが同じような“模範解答”の感想を口にします。「感動したね」「素敵だったね」と。
しかし、それは相手の本当の価値観を映し出しているでしょうか?
芹沢:う……まぁ、確かにみんなお約束の感想になっちゃいますけど。
右京:ですが、この映画はどうでしょう。
全編にわたって繰り広げられる、およそ人間の品性を疑うような不条理と下劣の嵐。これに直面した時こそ、人間の「本当の防衛本能」と「ユーモアの許容度」が露わになるのです。
## 右京のシミュレーション
右京:例えば、ハル・ベリーが嘘発見器にかけられながら、ありとあらゆる下品な秘密を暴露し合うエピソード。
これを観て、相手がどう反応するか。
ただ顔を真っ赤にして怒り出すのか。あるいは、人間の隠されたサディズムに気づいて苦笑するのか。はたまた、その狂気の中に「現代社会のコミュニケーションの限界」を読み取るのか……。
享:いや、最後のやつは右京さんだけですって!!
右京:つまりね、芹沢くん。この映画を観た後に、お互いに一歩も引かずに「あのシーンの悪趣味さは、現代の何に対する風刺だったか」を朝まで議論できる相手が見つかったとしたら……。
それこそが、君にとっての「生涯の相棒」、すなわち最高のパートナーだと言えるのではないでしょうかねえ。
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## 伊丹の乱入
(ガラッとドアが開く)
伊丹:おい芹沢ァ! 特命係の部屋で何が「生涯の相棒」だ色ボケ野郎! 聞き込みの途中で何油売ってやがんだ!
芹沢:うわっ、先輩! いや、これは杉下警部が、変態映画をデートで観ろって……!
伊丹:あぁん!? 警部殿、ついに特命係を結婚相談所にでも模様替えですか?
おい芹沢、そんな「首からアレが生えた男」の映画なんか忘れて、さっさと現場に戻るぞ! ほら、カイト坊主もサボってないで書類作れ!
享:俺はサボってないですよ! 右京さんの暴論に付き合わされてただけです!
右京:(フッと微笑み、伊丹を見つめて)
伊丹くん。もしよければ、今度僕とこの映画のディレクターズ・カット版を鑑賞し、人間の尊厳について議論を交わしてみませんか?
伊丹:……ッ!!
(全力で引き攣った顔になり)
お、お断りだチキショー!! 夢に見るわ!! 芹沢、行くぞ!!
(伊丹、芹沢の背中をドツきながら退場。バタン!)
享:……(呆れ顔で)右京さん、今の完全に伊丹さんへの嫌がらせですよね?
右京:おやおや。僕はただ、伊丹くんの「ユーモアの許容度」を測ってみただけですよ、カイトくん(フフフ、と満足げに紅茶をすする)。
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カイト時代の芹沢であれば、少し先輩面をしつつも、カイトと一緒に右京の「変人っぷり」に巻き込まれて右往左往する、微笑ましいトリオ感がより強調されますね。
この特命係の空気感、いかがでしたでしょうか? もしさらに「もし映画の犯人を右京さんが特命係に呼び出して落とすとしたら」など、別のif展開のご希望があれば教えてください!
カイト(甲斐享)が、下ネタの毛色が違うフランス流の辛口ラブコメディ映画『パリ、恋人たちの2日間』(2007年)とその続編『ニューヨーク、恋人たちの2日間』(2012年)を代案として出してきた場合のシチュエーションです。
一見、お洒落なヨーロッパ風のデートムービーに見えて、実は「元カレたちの暴露」「下品なジョーク」「異常にオープンすぎる家族」が怒涛のように押し寄せる文化の衝突(カルチャーギャップ)映画であるため、これを聞いた右京と芹沢が再び独自の反応を見せます。
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## 特命係の部屋にて
享(カイト):その前にこの映画(ムービー43)より若干ソフトに見える(?)『パリ、ニューヨーク 恋人たちの2日間』を試しに2本彼女と見たらどうっすか?芹沢先輩。
芹沢:え? なにそれカイトくん。パリとニューヨーク? タイトルからしてめちゃくちゃお洒落じゃん!
エッフェル塔の前でハグしたり、セントラルパークを散歩したりするやつでしょ? そういうのでいいんだよ、そういうので!
右京:(パソコンからパッと顔を上げ、眼鏡をクイッと上げる)
おやおや、カイトくん。君はまた、随分と「劇薬」を芹沢くんに勧めましたねえ。
芹沢:えっ、劇薬!?
享:あ、やっぱり右京さん、あの2本もチェック済みですか(ニヤリと笑う)。
右京:ええ。ジュリー・デルピー監督の素晴らしい手腕による連作ですね。
しかし芹沢くん、騙されてはいけません。あれは「お洒落な街を舞台にした、美男美女の甘いロマンス」などでは決してありませんよ。
芹沢:ええ〜っ!? 違うんですか?
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## 右京の「2日間」徹底解剖## 1. 『パリ、恋人たちの2日間』の罠
右京:前作の『パリ』は、アメリカ人の彼氏がフランス人の彼女の実家に泊まる話ですがねえ。
そこで待ち受けているのは、フランス語がわからない彼氏を前に、彼女の父親が平然と下品な下ネタやゲスな悪口をぶつけるという、凄まじい洗礼です。さらに、街を歩けば数歩ごとに彼女の「元カレ」たちが現れ、過去の奔放な性生活が次々と暴露されていく。
芹沢:うわあああ! きっつい! 男視点で見たら、嫉妬と猜疑心で胃に穴が空くやつじゃないですか!
右京:その通りです。言葉の壁と文化のギャップを利用した、精神的なクローズド・サークル(孤立空間)の恐怖。
カイトくん、君がこれを「ソフト」だと言ったのは、血や臓物が飛び散らないという意味においてだけでしょう?
男のプライドを内側からじわじわと削り取るという意味では、ある種の心理サスペンス映画ですよ。
## 2. 『ニューヨーク、恋人たちの2日間』の追い打ち
右京:さらに恐ろしいのは、続編の『ニューヨーク』です。
今度は舞台がアメリカに移り、新しい恋人と静かに暮らしているところへ、彼女の父親と、過激でオープンすぎる妹、そしてなぜか「妹の現在の恋人であり、彼女の元カレでもある男」がフランスから居候しにやってくるのです。
芹沢:相関図が地獄すぎる!!!
右京:ええ。家の中で大麻の匂いは漂うわ、家族全員が下ネタ全開でプライバシーを土足で踏みにじるわ。
相手役のクリス・ロック演じる男性が、必死に大人の理性を保とうと笑顔で耐え忍び、そして最後には我慢の限界を迎える……。
芹沢くん。君がもし、付き合いたての彼女とこれを観たとしたら、お互いの「過去の異性関係」や「家族のブッ飛んだ価値観」について、上映後にギクシャクした尋問が始まることは火を見るより明らかです。
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## 伊丹の乱入(お約束)
(ガラッと勢いよくドアが開く)
伊丹:おいお前らァ!! また特命係の変態映画館に引っかかってんのか芹沢ァ!
芹沢:あ、先輩! 違うんです、今度はパリとニューヨークの、お洒落だけど人間関係がドロドロの下ネタ映画の話で……!
伊丹:どっちにしろ下ネタじゃねえか!!
おいカイト坊主! お前、真面目そうなツラして、捜査一課の純情な独身男(芹沢)にどんなトラウマ映画勧めてやがる!
享:いや、俺は『ムービー43』よりはマシかなって思っただけで……(笑)。
右京:伊丹くん、ちょうどいいところへ。
この映画では、異文化間のコミュニケーションの不全と、家族という名の「逃れられない不条理」が描かれているのですがねえ。
どうでしょう、今度一課の皆さんで鑑賞し、「容疑者の心理を揺さぶるための、フランス流の皮肉のセリフ回し」について研究してみては?
伊丹:……ッ!!
(耳まで真っ赤にして)
誰がフランス人の元カレの暴露話なんかで取調室の勉強すんだよバカバカしい!!
ほら行くぞ芹沢! パリだのニューヨークだの、お前には100年早いわ! 浅草の芋ようかんでも食ってろ!
芹沢:えぇ〜、芋ようかん……。カイトくん、後でサブスクのパスワード教えてね。
伊丹:観るなっつってんだろ(芹沢の頭を小突いて引っ張っていく)。
(バタン!とドアが閉まる)
享:……ふぅ。まぁ、やっぱり芹沢先輩には、普通のディズニー映画か何かが一番安全かもしれないっすね。
右京:おやおや。ディズニー映画とて、その裏に隠された原典の残酷さを紐解けば、なかなかに深い闇がありますよ、カイトくん。
享:あー、もういいです右京さん! その話はまた今度!(苦笑いしながら自分のデスクに戻る)
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カイトの「ちょっと斜め上の、意地悪だけど的確なチョイス」に対して、右京さんがさらに映画のドロドロした本質 を解説して芹沢を震え上がらせるという、カイト期特有のコミカルなチームワークでした。
もしさらに、「この映画のせいで特命係が事件に巻き込まれたら」などのアナザーストーリーや、他のリクエストがあれば何でもおっしゃってくださいね。
カイト(甲斐享)が急に「架空の(あるいは非常にマイナーな)日本語吹替キャスト」を具体的に妄想し始め、映画マニアの右京さんすら「はい?」と一瞬フリーズさせてしまう、絶妙にマニアックな会話劇です。
藤原紀香さん、山野井仁さん、草尾毅さんという、絶妙に「90年代〜2000年代の洋画劇場や海外ドラマ」を彷彿とさせるキャスティングセンスに、右京さんがどう乗っかる(あるいはツッコむ)かが見どころになります。
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## 特命係の部屋にて
享(カイト):これ、吹替版探したけど無かったんっすよね?右京さん。
右京:はい?
享:いや、『恋人たちの2日間』シリーズっすよ。
ヒロインのマリオンが藤原紀香さんで、前カレのジャックが山野井仁さん、今カレのミンガスが草尾毅さんなら、どんなにドロドロした内容でも、普通にハリウッドのトレンディドラマみたいに楽しめますよ。
右京:(一瞬、カップを持ったまま動きを止め、眼鏡の奥の目をパチクリさせる)
……おやおや。カイトくん。君はまた、随分と具体的で……なんとも意表を突くキャスティングを妄想……いえ、想定しましたねえ。
享:え、ダメっすか? 結構ハマり役だと思うんですけど。
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## 右京の「脳内吹替版」ガチ考察
右京:いえ、ダメどころか……むしろ実に見事な視点です。
(紅茶を一口すすり、俄然楽しそうに語り出す)
確かに、ジュリー・デルピー演じるマリオンの、あのフランス人特有のプライドが高く、マシンガントークでまくし立てる情熱的なキャラクター。これを藤原紀香さんが、あの華やかさとどこか憎めないエネルギーで演じたら……。
ええ、字幕版の「神経質なイライラ感」が薄まり、なんだか非常にポジティブでパワフルな、極上のラブコメディに大化けする可能性がありますねえ。
享:でしょ?(ニヤリとする)
右京:さらに、前作の彼氏ジャックを演じたアダム・ゴールドバーグ。彼のあの皮肉屋で、常に周囲に毒づいているアメリカ人男性の声に、山野井仁さん。
渋みの中に絶妙な「哀愁」と「めんどくささ」を孕んだ声質ですからねえ。彼女の家族に振り回されて、一人でボソボソと文句を言うシーンなど、想像しただけで実に小気味よい。
享:そうそう! で、続編の今カレのミンガスですよ。演じてるクリス・ロックはマシンガントークの黒人コメディアンだけど、そこに草尾毅さんをあてる。
右京:ふむ、草尾毅さんですか……!(ポンと手を打つ)
あえてコテコテの黒人映画風の吹替にせず、草尾さんのあの「真っ直ぐで、どこか少年らしさを残した知的な熱血ボイス」をあてるわけですね。
それによって、フランス人の破天荒な家族(義父や妹)に家をめちゃくちゃにされながらも、必死に理性を保とうとする「常識的なニューヨーカー」としての悲哀が、より一層際立つというものです。
享:そうなんっすよ。その声で脳内再生しながら観たら、あの地獄みたいな家族関係も「あ、これバラエティ番組のコントだな」って思えて、全然イライラせずに笑えるんですよね。
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## 伊丹の再乱入と、さらなるカオス
(ガラッと勢いよくドアが開く。手には大量の書類)
伊丹:おいカイト坊主! 人が外で汗水垂らして防犯カメラの映像チェックして戻ってきたら、何が「藤原紀香」だぁん!?
警部殿も一緒になって声優のキャスティング会議なんかしてんじゃねえよ! ここは音響制作会社じゃねえんだ、特命係だ!!
享:いや、伊丹さん。これ、もし吹替版があったらの話で……
伊丹:知るか! 紀香がなんだ!
だいたいなぁ、俺たちの年代で「草尾毅」っつったら、映画じゃなくて『スラムダンク』の桜木花道か、『鎧伝サムライトルーパー』の烈火のリョウだろ!
何がお洒落なニューヨークの恋人たちだ、大人しく「天才ですから」って言わせとけ!!
享:……(一瞬呆気にとられてから)
ぶふっ! 伊丹さん、めちゃくちゃ詳しいじゃないですか! トルーパーって何すかそれ(爆笑)。
芹沢(ドアの陰からコソッと覗いて):
あ、先輩、僕もスラムダンク世代なんで草尾さん大好物っす。ちなみに義理の父親の声はやっぱり麦人さんあたりですかね……?
伊丹:芹沢ァ!! お前は向こうの部屋で『ちびまる子ちゃん』のナレーション(キートン山田)のマネでもしてろ!! 戻るぞ!
(伊丹、芹沢の首根っこを掴んで怒濤の勢いで去っていく。バタン!)
享:……はぁ、お腹痛い。伊丹さん、やっぱりあの世代のアニメには強いんだな。
右京:(フフフ、と静かに笑いながら)
しかしカイトくん。彼らの言う通り、もしその吹替版が本当に制作されていたら、映画の評価も「世紀の泥沼劇」から「至高のポップカルチャー」へと変わっていたかもしれません。
君のその柔軟な妄想力……いえ、クリエイティブな発想には、僕も一本取られましたよ。
享:へへ、まぁね。じゃ、俺もちょっと真面目に報告書書きますわ。
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カイトのサブカル知識に基づいた、絶妙な「脳内吹替システム」の提案でした。右京さんも声優陣の演技プランまで瞬時に理解してノリノリになり、最終的に伊丹さんが一番オタクっぽいツッコミを残して去っていくという、カイト期ならではの賑やかな特命係の日常です。
もしよろしければ、次にカイトが「じゃあ『ムービー43』のヒュー・ジャックマンの吹替は誰がいいっすか?」とさらに無茶振りを畳みかける展開や、他のキャラクターを巻き込んだお話など、どう進めたいか次のアイデアを教えてください!
映画『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最期』(2013年)ですね!
ジェームズ・フランコ、セス・ローゲン、ジョナ・ヒルといった人気コメディアンたちが「全員本人役」で出演し、世界の終末(黙示録)に巻き込まれる爆笑ブラックコメディです。特にエマ・ワトソンが本人役で斧を振り回して彼らを脅し、物資を奪い去るシーンは最高に贅沢で狂っています。
カイトのこの発言に、右京さんがどう「相棒」らしく乗っかるかのシチュエーションです。
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## 特命係の部屋にて
享(カイト):個人的には『ディス・イズ・ジ・エンド・俺たちハリウッドスターの最期』がある意味結構笑えましたよ。エマ・ワトソンの使い方が贅沢極まりないんで・・。
右京:(パソコンの画面からパッと顔を上げ、実におもしろそうに目を細める)
おやおや、カイトくん。これまた非常に興味深い作品を挙げてきましたねえ。
享:あ、これも知ってます?
右京:ええ、もちろんですよ。
あの『ハリー・ポッター』シリーズの知的な優等生、ハーマイオニー役で世界的なスターとなったエマ・ワトソンがねえ。世界の終末という極限状態において、男たちの身勝手な会話を「自分をレイプしようとしている」と誤解し、トレードマークの知性を脱ぎ捨てて、斧を荒々しく振り回しながら水や食料を強奪していく……。
あのギャップの生かし方は、実に見事と言うほかありません。
享:そうなんっすよ! セス・ローゲンたちが「ハーマイオニーが斧持って怒ってるぞ!」ってパニックになるの、何回観ても笑えるんですよね。全員本人役だからこその悪ノリというか。
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## 右京の「本人役(セルフパロディ)」考察
右京:カイトくん。この映画の本質的な面白さは、まさにその「全員が本人を演じている」という点にあります。
彼らは劇中で、世間が抱いている「ハリウッドスター」という華やかなイメージをこれでもかと皮肉り、実際にはケチで、臆病で、自己中心的で、承認欲求の塊のような醜態を晒し続けます。
享:ジェームズ・フランコとか、自分の家がめちゃくちゃにされてマジギレしてましたもんね(笑)。
右京:ええ。しかし、自らの社会的評価やイメージをあえて『パロディ』として消費してみせる彼らの姿勢は、裏を返せば、『確固たる地位と、圧倒的な自信の表れ』でもあるのですよ。
本当にプライドが傷つくことを恐れる人間には、あのような徹底した自己パロディは不可能ですからねえ。
享:なるほどなぁ……。バカやってるように見えて、実はあれ、最上級の余裕の表れなんですね。
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## 伊丹の(三度目の)乱入
(ガラッと勢いよくドアが開く。今回は書類の代わりにパトライトを持っている)
伊丹:おいカイト坊主!! さっきから聞いてりゃあ、今度は世界の終わりだの、ハーマイオニーが斧振り回しただの、物騒な話ばっかりしてんじゃねえよ!
享:うわ、伊丹さん、まだいたんですか。
伊丹:まだいたとは何だ! 俺たちはこれから、凶器に「斧」が使われた可能性のある現場の遺留品確認に行くんだよ!
おい警部殿、特命係の部屋をハリウッドのゴシップ部屋にするのはそこまでにしてください。
右京:(フッと微笑み、伊丹を真っ直ぐ見据える)
おやおや、伊丹くん。凶器が斧、ですか。
ちょうどいいではありませんか。あの映画では、エマ・ワトソンが斧を構える際、重心を低く保ち、相手の視線を外さない見事な威嚇の構えを見せていましたよ。現場の状況をプロファイリングする上で、ハリウッドスターの演技から学べる「犯人心理」もあるかもしれませんよ?
伊丹:……ッ!!
(絶句し、パトライトを握りしめる)
誰が! イギリスの! 若手女優の構えを! 殺人捜査の参考にすんだよ!!
いいかカイト、お前もそんなに「全員本人役」のパロディが好きならなぁ……
享:え、何すか?
伊丹:今度の警察学校の防犯ビデオ、お前『新米のドジな泥棒役(本人役)』で出演させてやるからな!! 覚悟しとけ!! ほら行くぞ芹沢!
芹沢(ドアの向こうから):
あ、先輩! ちなみにジェームズ・フランコの家が地盤沈下で沈むシーンの吹替はやっぱり……
伊丹:喋るなっつってんだろ!!(芹沢の声を遮るようにバタン!とドアが閉まる)
享:……(呆然としながら)
俺の本人役が『ドジな泥棒』って、伊丹さん、地味に悪口のクオリティ上げてきてるなぁ……。
右京:フフフ。もしカイトくんがそのビデオに出演するなら、僕はぜひ、その泥棒を理詰めで追い詰める『特命係の警部役』として、本人役で特別出演させていただきたいですねえ。
享:それ、ただのいつもの日常じゃないですか!(笑)
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『ディス・イズ・ジ・エンド』の「本人役」という設定を上手く使って、伊丹さんがカイトへの嫌がらせ(?)に繋げるという、息の合った(?)やり取りでした。
さて、映画ネタでここまで大盛り上がりした特命係ですが、もしよろしければ:
* カイトがさらに別の映画(例えば『テッド』や『ハングオーバー』など)を引っ張ってきて、右京さんとさらにマニアックな吹替・演出論を戦わせる
* もしくは、ついに「じゃあ相棒メンバー全員が本人役でコメディ映画を作るとしたら?」という悪ノリ妄想に突入する
など、どのように次の展開へ進めたいか、あなたのアイデアをぜひ教えてください!
1996年のティム・バートン監督作『マーズ・アタック!』ですね!火星人が襲来する超豪華キャストの悪趣味B級SFオマージュ映画ですが、大統領の娘役で出演していた当時10代半ばのナタリー・ポートマンに対するカイトの辛口な批評です。
「何かの映画の上戸彩以上の違和感」という絶妙な例え(おそらく2008年の映画『スピード・レーサー』の日本語吹替版などのことでしょうか)を交えたカイトの違和感に、右京さんが映画史的な視点からどう切り込むかのシチュエーションです。
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## 特命係の部屋にて
享(カイト):惜しいというか台無しと思った映画が『マーズ・アタック!』っすね。趣味は悪くないんですが、1個致命的ミスキャストというか悪い意味で仇花というか異物感があったのがナタリー・ポートマンですね。彼女が出てる意味もわからないし正直邪魔というか内容が入っていかなかったっす。ナタリー自身は嫌いじゃないけどこの映画では邪魔でしか無かった。何かの映画の上戸彩以上の違和感で。
右京:(資料をめくる手を止め、眼鏡をそっと外してカイトを真っ直ぐ見つめる)
……おや。カイトくん、君はまた、実に鋭く、そして映画の本質を突いた『違和感』を口にしましたねえ。
享:え、右京さんもそう思います?
右京:ええ。君の言う「異物感」や「邪魔」という感覚は、映画批評の観点から見ても、極めて正しい反応と言えます。
ただね、カイトくん。僕に言わせれば、あの作品におけるナタリー・ポートマンの違和感は、監督であるティム・バートンが仕掛けた『極めて意図的なトラップ(罠)』だったのですよ。
享:え……? 意図的な罠?
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## 右京の『マーズ・アタック!』ナタリー論
右京:いいですか。あの映画が制作された1996年当時、ナタリー・ポートマンといえば、そのわずか2年前の映画『レオン』のマチルダ役で世界中に衝撃を与え、「映画界の至宝」「圧倒的な知性とピュアさを持つ奇跡の少女」ともてはやされていました。
享:まぁ、確かにあの頃のナタリーは神がかってましたよね。
右京:そう。つまり当時の観客は、彼女が画面に映るだけで、無意識に「崇高なドラマ性」や「物語の救い」を期待してしまう状態にあったわけです。
ところが、『マーズ・アタック!』という映画はどういう作品でしたか?
大統領から一般市民まで、あらゆる人間のエゴを剥き出しにし、火星人に頭部をチワワと合体させられるような、徹底した「おバカで下俗なナンセンス・ホラーコメディ」です。
享:あぁ……。思いっきり悪趣味なB級お祭り映画でしたね。
右京:そんな「ゴミ溜め」のような世界に、あまりにも洗練されすぎた、お高くとまった『美の象徴』であるナタリー・ポートマンを、大統領の娘というこれまた退屈な役でポツンと配置する。
観客が「彼女は何か重要な役割を果たすのでは?」と期待するのを尻目に、彼女は物語の核心に絡むこともなく、ただそこに「いるだけ」の存在として扱われる。
カイトくん、君が言った「上戸彩さん以上の違和感」というのは、まさにその『作品のトーン(下俗さ)と、役者の持つオーラ(洗練さ)が、1ミリも噛み合っていない不条理』を、君の脳が正確に検知した証拠なのですよ。
享:なるほど……。わざとミスマッチを起こさせて、観客の勝手な期待をハズすための「デコイ(デコイ・おとり)」だったってことですか。
右京:ええ。ティム・バートンという男は、そうやって映画界の権威や『美しいもの』を、ひねくれたユーモアで台無しにするのが三度の飯より好きな人間ですからねえ。
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## 伊丹の乱入(本日四度目)
(ガラッと勢いよくドアが開く)
伊丹:おい特命係ェ!! いい加減にしろ!! さっきから聞き耳立ててりゃあ、ナタリー・ポートマンだの上戸彩だの、女優の品評会やってるんじゃねえよ!
芹沢(後ろから):
先輩、ナタリー・ポートマン可愛いじゃないですか。『レオン』の時の髪型とか最高っすよ。
伊丹:うるせえ芹沢!
おいカイト坊主。お前が「内容が入ってこない」とか「邪魔」とか文句垂れてるその間にもなぁ、現場の鑑識課の米沢(米沢守)は、顕微鏡の異物感と1時間も格闘してんだよ!
何がマーズ・アタックだ! お前らのその「脳みそマーズ(火星)」な会話の方が、俺たちの捜査の邪魔なんだよチキショー!!
享:伊丹さん、さっきから例えが上手いんだか下手なんだかよく分かんないっすよ(苦笑)。
右京:(フフフと笑いながら、伊丹を見る)
伊丹くん。もし火星人がこの特命係の部屋に襲来したとしたら、最初に彼らの放つ光線で骨にされるのは、そのようにいつも声を荒げている、血気盛んな人間かもしれませんよ? 映画では、そういうタイプから順番に退場していくのがお約束ですからねえ。
伊丹:……ッ!!
(顔を引き攣らせて、特命係の机を叩く)
誰が火星人に真っ先に消されるか!! 俺はな、火星人が来ようが何が来ようが、日本の治安を一課の意地で守り抜いてみせますよ!!
行くぞ芹沢! 火星人よりタチの悪い変人(右京)の相手はもう終わりだ!
芹沢:あ、はい! 右京さん、僕は『スター・ウォーズ』のアミダラ女王のナタリーも好きっす!
伊丹:知るか!!(芹沢の背中を押し出してバタン!とドアを閉める)
享:……(ため息をついて)
いやぁ、でも右京さんの話を聞いて納得しました。あの映画のナタリーは、監督の嫌がらせみたいな配置だったんですね。そう考えると、あの映画の悪趣味さがさらに際立って、逆に面白く思えてきたな……。
右京:物事は、見る角度を変えるだけで、その『仇花』すらも愛おしい狂気に変わるものですよ、カイトくん(満足げに眼鏡をかけ直し、紅茶の最後の一滴をカップに落とす)。
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カイトの細かな映画へのこだわりや「違和感」を、右京さんが見事にティム・バートン監督の作家性として昇華させ、最後は伊丹さんが定番の映画お約束のツッコミを入れて去っていくという、非常に密度の高い特命係の掛け合いでした。
ナタリー・ポートマンの異物感を巡るこの考察、カイトの語り口に合っていましたでしょうか?
もしよろしければ、次に「じゃあ日本の映画でそういう『意図的な異物感』を感じた作品はあるか?」という話に発展させるか、あるいは全く別の日常の話題へ進むか、次の進め方を教えてください!
カイト(甲斐享)が「ナタリー・ポートマンの代役」として、同世代のスカーレット・ヨハンソンやクリスティーナ・リッチの名前を挙げ、映画全体のトーンに合わせたキャスティングの修正案を出してきた場面です。
(※伊丹は刑事部長の内村完爾に呼び出されてお説教を食らっているため、ここからは特命係の2人だけの濃密な映画談義となります)
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## 特命係の部屋にて(伊丹退場後)
享(カイト):ナタリーの代わりにスカーレット・ヨハンソンかクリスティーナ・リッチだったらまだよかったんですよ。
右京:(眼鏡の位置を少し直し、カイトの言葉を咀嚼するように深く頷く)
……なるほど。スカーレット・ヨハンソンに、クリスティーナ・リッチですか。カイトくん、君のその人選は、映画のバランスという観点から見ても、実に……実に興味深い解決策(オルタナティブ)ですねえ。
享:あ、やっぱりそう思います?
右京:ええ。もしそのどちらかが大統領の娘役を演じていたなら、あの映画の着地点はガラリと変わっていたでしょうねえ。
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## 右京の代役キャスティング考察## 1. クリスティーナ・リッチだった場合
右京:まず、クリスティーナ・リッチですが。
1996年当時、彼女といえば『アダムス・ファミリー』のウェンズデー役で、すでに「世界で最もダークで、ひねくれた魅力を持つ子役」としての地位を確立していました。ティム・バートン監督の好むゴシックで悪趣味な世界観には、文字通りお誂(あつら)え向きの存在です。
享:そうそう! 彼女なら、火星人が大統領府をめちゃくちゃにして父親(ジャック・ニコルソン)がパニックになってても、横でポテトチップスでも食いながら「ふーん、ウケる」みたいな冷めた顔で見てても違和感ないじゃないですか。
右京:その通りです。彼女が持つ「毒」と「退屈な冷徹さ」は、あの映画の不条理なコメディ要素と完璧にシンクロしたでしょうねえ。観客も「あのクリスティーナ・リッチなら、この大混乱をどう生き延びるか」と、作品の世界観に没入したまま楽しめたはずです。
## 2. スカーレット・ヨハンソンだった場合
右京:一方で、スカーレット・ヨハンソン。当時の彼女はまだ『のら猫ダウンタウン』などに出演していたブレイク前夜の時期ですが、少女期からどこか世慣れた、タフで自立した空気感を持っていました。
享:あー、わかります。スカヨハなら、火星人の光線銃を自分で奪い取って、大統領の娘のくせに最前線でぶっ放してそうなワイルドさがありますよね。
右京:ええ。彼女であれば、中盤からの「火星人に対する反撃劇」において、アクティブなヒロインとして映画の推進力になれたかもしれない。
つまり、君が挙げた2人はどちらも、あの映画の持つ「悪趣味なバイオレンス」や「ナンセンスな笑い」という濁流に、自らの足で飛び込める逞しさを持っているのですよ。
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## 結論と、ナタリーの「孤高の罪」
享:ですよね。だからこそ、やっぱりあの映画のナタリー・ポートマンは、一人だけ綺麗にまとまりすぎてて浮いてたんっすよ。画面の中で一人だけ「名作文学」の空気を纏(まと)ってたというか。
右京:まさにそこです。ナタリー・ポートマンの持つ知性とノーブル(高潔)さは、あの映画の「バカ騒ぎ」を内側から拒絶してしまっていた。
しかしねえ、カイトくん。映画が公開されて30年近くが経った今、あの作品を改めて見返してみると……。
全員がバカになって大騒ぎしている中で、ナタリー・ポートマンただ一人だけが、最後まで冷ややかな美しさを保ったまま生き残る。
あの強烈な「不調和」そのものが、今の映画ファンにとっては、一周回って『マーズ・アタック!』という狂ったお祭りの、最大のスパイス(皮肉)として愛されているのも、また紛れもない事実なのです。
享:……うわ。そう言われると、あの浮きっぷりすらバートン監督の計算だった気がしてきて、なんだか悔しいな(苦笑)。
右京:フフフ。監督の掌(てのひら)の上で転がされるのも、映画という娯楽の醍醐味ですからねえ。
(トントン、と書類を揃えて立ち上がる)
さて、カイトくん。伊丹くんたちが刑事部長に絞られている間に、僕たちも先ほどの事件の現場検証へ向かいましょうか。
享:えっ、行くんですか? 映画の話で終わりかと思ってましたよ。
右京:おやおや。現実の事件の「異物感(遺留品)」の謎解きは、映画よりもずっと刺激的ですよ?(不敵に微笑む)
享:はいはい、分かりましたよ(上着を掴んで席を立つ)。
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伊丹がフェードアウトしたことで、右京とカイトの「役者の資質と映画のトーン」に関する、よりディープなシネマトークへと収束していきました。カイトの出す「スカーレット・ヨハンソン」「クリスティーナ・リッチ」という90年代後半の絶妙なチョイスが、相棒としてのセンスの良さを感じさせます。
カイトとの映画談義、とてもテンポよく盛り上がりましたね!
もしよろしければ、このまま「特命係が現場に向かう車中での、さらなる映画に準えた推理トーク」へ進むか、あるいは別の映画・別の相棒(冠城亘や現在の亀山薫など)のシチュエーションを試してみたいなど、次の展開のご希望があればぜひ教えてください!
享(カイト):監督が誰になるか、ゲイリー・マーシャル、ロン・ハワード、ノーラ・エフロン、リチャード・リンクレーター、アダム・シャンクマンが有力候補っすよ。
右京:(車のハンドルを握りながら、バックミラー越しに助手席のカイトをチラリと見て、フッと楽しそうに口元を緩める)
……おやおや、カイトくん! 君はまた、ハリウッドの映画界における『光と影』、その両極端な演出家たちを並べてきましたねえ。
享:現場に向かう車の中で、まだその話続けます?(笑) でも、この5人の誰がメガホンを取るかで、15歳のエヴァと30歳の医師の物語は、180度違う映画になりますからね。
右京:ええ、まさにその通りです。彼らがリメイクを手掛けた場合、作品がどのような変貌を遂げるか……想像するだけで、退屈な渋滞の時間が一変しますよ。
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## 右京の「5人の有力監督」徹底プロファイリング## 1. ゲイリー・マーシャル、ノーラ・エフロンの場合
右京:まず、ゲイリー・マーシャルやノーラ・エフロン。
90年代ハリウッド・ロマンチックコメディの巨匠たちですね。もし彼らが手掛けたとしたら、フランス原版の持つ「死の影」や「年齢の危うさ」は極限まで薄められたでしょう。
15歳の少女は、最高にチャーミングでちょっぴりお転婆なヒロインとして描かれ、舞台となる病院や街並みはどこまでも美しくライトアップされる。ラストは奇跡的に病気が快方に向かうような、誰もが幸せな涙を流せる「王道のハリウッド・ラブストーリー」に着地したはずです。
## 2. ロン・ハワードの場合
右京:一方で、確かな手腕を持つロン・ハワードであれば、これは見事な「人間ドラマ」になります。
少女の病気という医学的なリアリズムと、それに立ち向かう青年医師の苦悩や葛藤にスポットが当たる。劇的なお涙頂戴にはせず、尊い命のやり取りを誠実に描く、非常に手堅い「アカデミー賞ノミネート級の感動作」に仕上げたでしょうねえ。
## 3. アダム・シャンクマンの場合
享:じゃあ、アダム・シャンクマン(『ウォーク・トゥ・ジ・リメンバー』など)だったらどうです?
右京:ふむ。彼であれば、よりティーン向けの叙情的な輝きが加わります。
ポップな音楽と瑞々しい映像美の中に、15歳という一瞬の季節の儚さと、死という逃れられない運命を対比させる。若者たちの胸を締め付ける、切なさ100%の「珠玉の涙活トレンディ映画」になったはずです。
## 4. リチャード・リンクレーターの場合
右京:しかし、カイトくん。僕がこの中で最もゾクゾクするのは……やはりリチャード・リンクレーター(『ビフォア・サンライズ』など)が監督を務めた場合です。
享:あ、やっぱりそこに行きますか。
右京:ええ。リンクレーター監督といえば、緻密に計算された日常の「会話」によって、人間の心の機微を炙り出す名手です。
もし彼が15歳の少女と30歳の医師を描いたなら、派手な事件や劇的なお涙頂戴の演出は一切排除されるでしょう。病院の屋上や、夜の静まり返った街を二人がただ歩きながら、生と死、大人と子供、そして倫理について、延々と、しかしあまりにも美しい会話を交わし続ける……。
観客は二人の年齢差という障壁を忘れ、ただ「孤独な二つの魂が触れ合う瞬間」を息を呑んで見守ることになる。これは間違いなく、映画史に残る「不朽のミニシアター系傑作」になったでしょうねえ。
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## 現場到着、そして事件へ
享:……はぁ、やっぱりリンクレーター監督版が一番観てみたいなぁ。15歳のナタリー・ポートマンとジャン=ユーグ・アングラードが、夜の街でただ喋り続ける映画。妄想だけで白飯3杯はいけますよ。
右京:(車を滑らかに路肩に止め、サイドブレーキを引く)
フフフ。僕たちの退屈な車中トークも、ちょうどここで「エンドロール」のようですよ、カイトくん。
(車を降りると、そこにはすでに規制線が張られ、一足先に到着していた伊丹と芹沢の姿が)
伊丹:おい特命係ゥ! 遅いんだよ! 相変わらずイギリスだかフランスだかの女優の話でノロノロ運転してやがったな!
芹沢(コソッとカイトに近づき):
ねえカイトくん、今の聞いてたよ。俺はやっぱりアダム・シャンクマン監督で、サントラが売れる感じのやつが観たいな。
伊丹:芹沢ァ!! お前はアダムだかガンダムだか知らねえが、鑑識の米沢が持ってきた遺留品のDVDのタイトルを早くメモしろ!!
享:……ん? 遺留品のDVD? 伊丹さん、それ何の映画ですか?
伊丹:あぁん? なんか不気味な火星人が表紙に描いてある、B級の……『マーズ・アタック』とかいうやつだよ!!
享・右京:(一瞬、同時に目を見合わせる)
右京:(不敵な笑みを浮かべ、眼鏡の奥の目をキラリと光らせる)
……おやおや。伊丹くん。どうやら現実の神様というのも、なかなかに悪趣味で、そして見事なキャスティング(配役)をなさるようですねえ。
享:マジかよ……。この事件、ティム・バートン監督並みに一筋縄じゃいかなそうっすね、右京さん(ニヤリと笑う)。
右京:ええ。さぁ、行きましょうか、カイトくん。この事件の「真の監督(犯人)」が、どんな意図を持ってこのミスキャストな遺留品を残したのか、僕たちの理詰めの演出で、完膚なきまでに暴いてみせましょう。
(二人は並んで、事件の起きた不穏な建物へと足を踏み入れていく――)
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カイトが出した5人の映画監督の特性(王道、社会派、青春、ミニシアター系)を、右京さんがそれぞれの演出スタイルに合わせて完璧に脳内リメイクし、最後は現場の遺留品が『マーズ・アタック!』だったという、これまでの会話の伏線が見事に回収される「相棒」らしいエピソードの幕開けとなりました。
カイト期の特命係の知的でコミカルなチームワーク、お楽しみいただけましたでしょうか?
事件が動き出しましたが、もしよろしければ:
* この『マーズ・アタック!』のDVDが残された奇妙な殺人事件の捜査(右京さんとカイトの推理)をさらに進める
* あるいは、全く別の新しい話題や映画、別の相棒でのifシチュエーションに挑戦してみる
など、どのように進めたいか次のご希望を教えてください!