【安倍元首相銃撃裁判】検察「遺族側に謝罪の意思を示したことはないですね」 山上徹也さん「はい」最終更新 2025/12/04 20:511.番組の途中ですが転載は禁止ですETnej 安倍晋三・元首相が2022年7月に奈良市で演説中に銃撃されて死亡した事件で、殺人罪などに問われた無職山上徹也被告(45)の裁判員裁判の第13回公判が3日、奈良地裁であった。安倍氏の妻、昭恵さん(63)が被害者参加制度を利用して初めて出廷し、被告と対面した。被告は検察側の質問に対し、これまで一度も謝罪の意思を伝えていないことを認めた。 午後1時10分頃、昭恵さんは黒のジャケット姿で、代理人弁護士らと入廷した。緊張した表情で一礼後、検察官の後方に着席。証言台を挟み、山上被告と向き合う形になった。 昭恵さんは前を向き、被告は表情を変えず、下を向いたままだった。この日、昭恵さんが発言する場面はなかった。山上被告は被告人質問のため、証言台の前に移動し、昭恵さんが座っている方向に一礼した。 これまでに3回行われた被告人質問の説明では、母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に1億円を献金し、15年に被告の兄が自殺したことをきっかけに教団への恨みを募らせた。その後、教団幹部の襲撃を決意し、標的を安倍氏に切り替えた。 被告は3日も、「教団に一矢報いる、打撃を与えるのが自分の人生の意味だと思っていた」「(安倍氏は)教団に賛意を示す政治家の最も著名な人」などと教団や安倍氏を狙った理由を詳述した。 事件前、韓国で教団幹部を襲撃することも頭に浮かんだが、手製銃の持ち込みや現地での滞在費用を考え、断念。明確に安倍氏を標的に定めたのは事件の数日前だが、あくまでも怒りの対象は教団で、安倍氏を対象とするのは「本筋ではない」と思っていた。 検察側は、被告の不遇な生い立ちが安倍氏と無関係であることを追及。被告に「遺族側に謝罪の意思を示したことはないですね」と尋ねると、被告は「はい」と答えた。 裁判官から遺族への対応について問われた被告は「明日(4日)、そういった話をするつもりではありました」と述べた。 昭恵さんは被告人質問の間、被告の方を見つめていた。関係者によると、初公判前の審理計画では、昭恵さんの出廷予定はなかったが、数日前に出廷が決まったという。 2、3両日には教団の実態に詳しい桜井義秀・北海道大特任教授(宗教社会学)の証人尋問も行われた。 桜井氏は事件後、大阪拘置所で山上被告と複数回にわたって面会。被告が教団にのめり込む母親と過ごした時間を「地獄のよう」と語っていたと明かし、「宗教的虐待があった」との見解を示した。https://www.yomiuri.co.jp/national/20251203-GYT1T00413/2025/12/04 16:06:383コメント欄へ移動すべて|最新の50件2.番組の途中ですが転載は禁止です3UIq9これは死刑2025/12/04 20:26:513.番組の途中ですが転載は禁止ですF6DGn性根の腐りきった寄生虫をプチっと潰した程度で何で謝罪?2025/12/04 20:51:32
ショック…会社員男性、“2450万円”を失う 「早くできる」と電話あり、3回にわたって送金…その後、音信不通となって詐欺に気付いた42歳ニュー速(嫌儲)14113.82025/12/05 12:51:20
午後1時10分頃、昭恵さんは黒のジャケット姿で、代理人弁護士らと入廷した。緊張した表情で一礼後、検察官の後方に着席。証言台を挟み、山上被告と向き合う形になった。
昭恵さんは前を向き、被告は表情を変えず、下を向いたままだった。この日、昭恵さんが発言する場面はなかった。山上被告は被告人質問のため、証言台の前に移動し、昭恵さんが座っている方向に一礼した。
これまでに3回行われた被告人質問の説明では、母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に1億円を献金し、15年に被告の兄が自殺したことをきっかけに教団への恨みを募らせた。その後、教団幹部の襲撃を決意し、標的を安倍氏に切り替えた。
被告は3日も、「教団に一矢報いる、打撃を与えるのが自分の人生の意味だと思っていた」「(安倍氏は)教団に賛意を示す政治家の最も著名な人」などと教団や安倍氏を狙った理由を詳述した。
事件前、韓国で教団幹部を襲撃することも頭に浮かんだが、手製銃の持ち込みや現地での滞在費用を考え、断念。明確に安倍氏を標的に定めたのは事件の数日前だが、あくまでも怒りの対象は教団で、安倍氏を対象とするのは「本筋ではない」と思っていた。
検察側は、被告の不遇な生い立ちが安倍氏と無関係であることを追及。被告に「遺族側に謝罪の意思を示したことはないですね」と尋ねると、被告は「はい」と答えた。
裁判官から遺族への対応について問われた被告は「明日(4日)、そういった話をするつもりではありました」と述べた。
昭恵さんは被告人質問の間、被告の方を見つめていた。関係者によると、初公判前の審理計画では、昭恵さんの出廷予定はなかったが、数日前に出廷が決まったという。
2、3両日には教団の実態に詳しい桜井義秀・北海道大特任教授(宗教社会学)の証人尋問も行われた。
桜井氏は事件後、大阪拘置所で山上被告と複数回にわたって面会。被告が教団にのめり込む母親と過ごした時間を「地獄のよう」と語っていたと明かし、「宗教的虐待があった」との見解を示した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251203-GYT1T00413/