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前原代表代行が正式出馬「野党結集、自民党と対峙する」 玉木代表による党運営を暗に批判も 国民民主党代表選
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8/2(水) 12:43配信
FNNプライムオンライン（フジテレビ系）
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来月2日に行われる国民民主党の代表選で、代表代行の前原誠司氏が2日朝、出馬を正式表明した。すでに続投に向け立候補を表明している、玉木雄一郎代表に戦いを挑む。
前原氏は民主党政権時代に、外相や国交相などを歴任した党の重鎮。出馬会見では「基本姿勢は自民党と対峙する。自民党の補完勢力にならない。結果としても自民党を利することはしない」と意欲を示した。また会見では、玉木代表による党運営を暗に批判する場面もあった。
前原氏は、2023年5月の衆院千葉5区補選について言及。野党乱立で自民候補の勝利を許したことは「良くなかった」として、「野党結集を進めて政権交代を目指す人間が代表になった方が、党のためにはいいのではないか」と述べた。玉木代表は「対決より解決」をスローガンに、与党との協調路線を進めてきた。代表選は、路線の違いが明確となった2人の一騎打ちとなる可能性が高い。
また前原氏は「非自民・非共産が大前提」と強調した。連携相手については「今後、立憲や維新との話し合いを、私が代表になればさせていただくことになる。相手のあることで、相手の政党がどうお考えになるかも大事なこと。私どもから『誰々を排除する』とか、『全部だったら困る』とか、そういうことを申し上げるつもりはない」と野党連携を掲げた。
前原氏にとって「排除」という言葉には、苦い思い出がある。旧・民進党代表時代の2017年、希望の党への合流で、代表の小池百合子都知事に「排除いたします」と、一部議員の入党を拒絶された。「排除の論理」を否定しつつ、憲法改正・防衛力強化・国会議員削減・原発の維持についての基本政策の一致を条件に、広く結集を呼び掛け、政権交代を目指す考えを示した。
代表選は、9月2日に投開票が行われる。