「自然分娩」は素晴らしい? 無痛分娩が主流の先進国も多いなか…日本での普及が進みづらい背景アーカイブ最終更新 2024/11/30 10:501.鮎川 ★???ドイツを含め世界の先進国では出産の際「無痛分娩」が主流となっています。よく理由を聞かれるのですが、ズバリ「女性が痛い思いをしたくないから」です。ところが、ニッポンではどうしたことか、「痛いから無痛分娩にして」と言えないような雰囲気があるのです。知人女性のA子さんは妊娠する前から、「もし将来子どもを持つことがあったら無痛分娩」と決めていたそうです。ところが、このことを口にすると、家族はもとより知人、医療関係者等ほぼ全員から「やっぱり、自然な形で産んだほうが良い」「なんでもかんでも欧米と同じようにやるのは違う」「お腹を痛めて産んだわが子だからこそ、後に子どもをかわいいと思える」と、普段はリベラルだと思っていた人たちからも、まるで昭和の姑が口にするようなことを言われたのだそう。ちなみに最後の「お腹を痛めて~」は実の母親から言われたのだとか。近年、日本国内で無痛分娩をした女性が死亡した事件が相次いだこともあり、世間では「やっぱり無痛分娩は危険なんだ」というイメージが固定化されてしまいました。しかし、無痛分娩がそれほど危険なものなのであれば、欧米諸国の中で無痛分娩がとっくの昔に禁止されているはずです。しかし、そういった話はいっこうに聞こえてきません。2024/11/30 10:50:381すべて|最新の50件
ところが、ニッポンではどうしたことか、「痛いから無痛分娩にして」と言えないような雰囲気があるのです。
知人女性のA子さんは妊娠する前から、「もし将来子どもを持つことがあったら無痛分娩」と決めていたそうです。ところが、このことを口にすると、家族はもとより知人、医療関係者等ほぼ全員から「やっぱり、自然な形で産んだほうが良い」「なんでもかんでも欧米と同じようにやるのは違う」「お腹を痛めて産んだわが子だからこそ、後に子どもをかわいいと思える」と、普段はリベラルだと思っていた人たちからも、まるで昭和の姑が口にするようなことを言われたのだそう。
ちなみに最後の「お腹を痛めて~」は実の母親から言われたのだとか。
近年、日本国内で無痛分娩をした女性が死亡した事件が相次いだこともあり、世間では「やっぱり無痛分娩は危険なんだ」というイメージが固定化されてしまいました。
しかし、無痛分娩がそれほど危険なものなのであれば、欧米諸国の中で無痛分娩がとっくの昔に禁止されているはずです。しかし、そういった話はいっこうに聞こえてきません。