【無慈悲なダブルタップ攻撃】HIMARSの恐怖、ロシア兵数十人死亡か ウクライナ南部アーカイブ最終更新 2024/11/19 10:351.影のたけし軍団 ★???ウクライナ軍が16日かその少し前、南部ザポリージャ州で行ったロケット弾による無慈悲なダブルタップ攻撃によって、ロシア兵数十人が死傷した可能性がある。さらに悪いことが待っている。米国のジョー・バイデン政権はウクライナに対して、供与している最も高性能な米国製弾薬をロシア領内の目標に対する攻撃に使用することをついに許可した。ザポリージャ州の前線から25kmほど南のタウリヤ周辺の上空を飛行していたウクライナ軍のドローン(無人機)は、樹林帯の脇に停められた車両付近にロシア兵が多数集まっているのを発見した。一連の流血の事態の始まりだった。ウクライナ陸軍の米国製高機動ロケット砲システム(HIMARS)から、ロケット弾少なくとも3発が撃ち込まれた。この砲撃によって、集まっていたロシア兵のうち多数が死傷したとみられる。ウクライナ軍の砲兵たちは冷酷にも、砲撃をいったん止め、ロシア側が負傷兵をトラックに運び入れるのを待った。そのあとに、生存者らに4発目のロケット弾を撃ち込んだ。この1発は、擲弾(てきだん)ほどの大きさの子弾400個あまりが詰め込まれたクラスター弾頭型のM30だったのかもしれない。「完璧な命中だ!」。ウクライナの戦場記者ユーリー・ブトゥソウはソーシャルメディアでそうたたえている。凄惨な殺戮だが、これには目的もある。ロシア軍はウクライナ東部ドネツク州とロシア西部クルスク州に兵力を集中させるかたわら、ザポリージャ州でも前線への圧力を高められるほどの兵力を割いている。ウクライナのシンクタンクである防衛戦略センター(CDS)によると、ロシア軍は2025年3月までに、ザポリージャ、ドニプロペトロウシク、ドネツクの3州が接するザポリージャ州テミリウカ村一帯の占領に向けた条件を整えようとしている。テミリウカは現在の接触線から数km北に位置する。ウクライナ軍もドネツク州とクルスク州に兵力を集中させているが、目標を絞ったロケット弾攻撃で南部でのロシア軍の兵力増強を妨害することはできる。ウクライナ軍のHIMARSの射程圏内で多数のロシア兵が野外に集まり、そこにHIMARSから発射されたGPS(全地球測位システム)誘導ロケット弾が撃ち込まれ、大量の死傷者が出るというのは、ロシアがウクライナに対して起こして2年9カ月近くたつ全面戦争で繰り返されている。ロシア軍はこの1年だけで、こうした攻撃で人員を数百人失っている。攻撃はさらにエスカレートするに違いない。ニューヨーク・タイムズ紙によると、バイデン政権はウクライナが米国製ATACMS弾道ミサイルをクルスク州やその周辺のロシア領内の目標に対して使用することを承認した。ATACMSは射程が最長のもので300kmあり、クラスター弾頭型は子弾を最大950個内蔵する。ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は「結果はミサイルがみずから示すことになる」と述べている。ウクライナは何カ月も前から、ロシア領内に対するATACMSの使用許可を懇願してきた。バイデンは北朝鮮が数千人以上の兵士をクルスク州での戦闘に送り込んだあとに、ようやく容認した。北朝鮮の派兵によってこの戦争は著しくエスカレートし、世界戦争の様相を強めている。ATACMSがどのくらいの損害を与えられるかは、クルスク州でのロシア軍と北朝鮮部隊の配置、ウクライナ軍に残っているATACMSの数量、そして、来年1月に米国でドナルド・トランプ次期大統領が就任するまでに、バイデン政権がウクライナに新たに供与するATACMSの数量しだいだ。トランプはウクライナへの米国の援助を縮小、さらには打ち切る可能性がある。トランプのもとで米国がウクライナから離れ、ロシアに近づくことになれば、ロシア軍がこれまで懲りずに繰り返してきたこと、つまり、野外に多数の兵士を集結させてはロケット弾攻撃で大損害を出すことも終わるかもしれない。https://news.yahoo.co.jp/articles/dccbbde1ef1fcb2ea9abf7eae1a112a14a341bfehttps://images.forbesjapan.com/media/article/75203/images/main_image_35239fa70abcc3d0fc37bdf1dd4ec44a7e33ca16.jpg2024/11/19 10:35:241すべて|最新の50件
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さらに悪いことが待っている。米国のジョー・バイデン政権はウクライナに対して、供与している最も高性能な米国製弾薬をロシア領内の目標に対する攻撃に使用することをついに許可した。
ザポリージャ州の前線から25kmほど南のタウリヤ周辺の上空を飛行していたウクライナ軍のドローン(無人機)は、樹林帯の脇に停められた車両付近にロシア兵が多数集まっているのを発見した。一連の流血の事態の始まりだった。
ウクライナ陸軍の米国製高機動ロケット砲システム(HIMARS)から、ロケット弾少なくとも3発が撃ち込まれた。この砲撃によって、集まっていたロシア兵のうち多数が死傷したとみられる。
ウクライナ軍の砲兵たちは冷酷にも、砲撃をいったん止め、ロシア側が負傷兵をトラックに運び入れるのを待った。そのあとに、生存者らに4発目のロケット弾を撃ち込んだ。
この1発は、擲弾(てきだん)ほどの大きさの子弾400個あまりが詰め込まれたクラスター弾頭型のM30だったのかもしれない。
「完璧な命中だ!」。ウクライナの戦場記者ユーリー・ブトゥソウはソーシャルメディアでそうたたえている。
凄惨な殺戮だが、これには目的もある。ロシア軍はウクライナ東部ドネツク州とロシア西部クルスク州に兵力を集中させるかたわら、ザポリージャ州でも前線への圧力を高められるほどの兵力を割いている。
ウクライナのシンクタンクである防衛戦略センター(CDS)によると、ロシア軍は2025年3月までに、ザポリージャ、ドニプロペトロウシク、ドネツクの3州が接するザポリージャ州テミリウカ村一帯の占領に向けた条件を整えようとしている。テミリウカは現在の接触線から数km北に位置する。
ウクライナ軍もドネツク州とクルスク州に兵力を集中させているが、目標を絞ったロケット弾攻撃で南部でのロシア軍の兵力増強を妨害することはできる。
ウクライナ軍のHIMARSの射程圏内で多数のロシア兵が野外に集まり、そこにHIMARSから発射されたGPS(全地球測位システム)誘導ロケット弾が撃ち込まれ、
大量の死傷者が出るというのは、ロシアがウクライナに対して起こして2年9カ月近くたつ全面戦争で繰り返されている。ロシア軍はこの1年だけで、こうした攻撃で人員を数百人失っている。
攻撃はさらにエスカレートするに違いない。ニューヨーク・タイムズ紙によると、バイデン政権はウクライナが米国製ATACMS弾道ミサイルをクルスク州やその周辺のロシア領内の目標に対して使用することを承認した。
ATACMSは射程が最長のもので300kmあり、クラスター弾頭型は子弾を最大950個内蔵する。
ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は「結果はミサイルがみずから示すことになる」と述べている。
ウクライナは何カ月も前から、ロシア領内に対するATACMSの使用許可を懇願してきた。バイデンは北朝鮮が数千人以上の兵士をクルスク州での戦闘に送り込んだあとに、ようやく容認した。
北朝鮮の派兵によってこの戦争は著しくエスカレートし、世界戦争の様相を強めている。
ATACMSがどのくらいの損害を与えられるかは、クルスク州でのロシア軍と北朝鮮部隊の配置、ウクライナ軍に残っているATACMSの数量、そして、来年1月に米国でドナルド・トランプ次期大統領が就任するまでに、バイデン政権がウクライナに新たに供与するATACMSの数量しだいだ。
トランプはウクライナへの米国の援助を縮小、さらには打ち切る可能性がある。
トランプのもとで米国がウクライナから離れ、ロシアに近づくことになれば、ロシア軍がこれまで懲りずに繰り返してきたこと、つまり、野外に多数の兵士を集結させてはロケット弾攻撃で大損害を出すことも終わるかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dccbbde1ef1fcb2ea9abf7eae1a112a14a341bfe
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