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COVID-19の原因となる病原体である重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2（SARS-CoV-2）に感染した人のほとんどは、感染中は軽度の症状を経験するか、無症状のままです。
しかし、高齢者、特定の併存疾患を持つ人、妊婦などの特定の患者集団は、SARS-CoV-2に感染すると、死亡率と罹患率の全体的なリスクが高まります。
妊婦の場合、COVID-19は帝王切開、妊娠高血圧症候群（HDP）、早産（PTB）のリスクを高めます。
COVID-19ワクチンの初期臨床試験からは除外されていたにもかかわらず、妊婦にはCOVID-19ワクチン接種が勧められていた。
承認され一般に配布されて間もなく、メッセンジャーリボ核酸（mRNA）COVID-19ワクチンは、生後6か月間の妊婦と乳児の両方においてCOVID-19関連の合併症のリスクを大幅に減らすことが判明した。
しかしながら、出生前COVID-19ワクチン接種が妊娠の悪影響のリスクにどのように影響するかについてはデータが不足している。
このため、本研究では、出生前ワクチン接種と、在胎不当過小（SGA）乳児、産後結核、妊娠糖尿病（GDM）、妊娠高血圧症候群、子癇前症、溶血・肝酵素上昇・血小板減少（HELLP）症候群を含むHDPのリスクとの関連性を明らかにすることを目的とした。
この研究には55,691人の女性が参加し、そのうち42.3%が妊娠中にmRNA COVID-19ワクチンの初回接種を1回または2回受けていた。
研究参加者の平均年齢は31.7歳で、ワクチン未接種の研究参加者の平均年齢29.6歳と比較して、年齢が高いほどワクチン接種を受ける可能性が高かった。
さらに、ワクチン接種を受けた女性は非ヒスパニック系アジア人である可能性が高く、ヒスパニック系または非ヒスパニック系黒人である可能性は低かった。
ワクチン接種を受けた研究参加者では、近隣の貧困率も低かった。
妊娠中にワクチンを接種した女性は、妊娠37週までにPTBを発症するリスクが6.4％と、ワクチンを接種していない女性の7.7％に比べて低かった。
これまでの研究では、中度から重度のCOVID-19による母親と乳児の両方への悪影響のリスクは、mRNAワクチンの出生前投与を1回または2回受けた後に大幅に減少することが示されています。
同様に、今回の研究では、重度のCOVID-19のリスクは、1回と2回のワクチン投与後にそれぞれ74％と90％減少したことが報告されています。
結論
妊娠中のmRNA COVID-19ワクチン接種は、妊娠の悪影響のリスク増加とは関連がなかった。」
総合すると、この研究結果は、妊娠中のmRNA COVID-19ワクチン接種の安全性を確認するこれまでの報告を裏付けるものとなります。
https://www.news-medical.net/news/20240612/Antenatal-COVID-19-vaccination-shown-to-be-safe-for-pregnant-women-and-their-babies.aspx
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の出生前ワクチン接種後の産科合併症と出産結果 2024年6月
https://journals.lww.com/greenjournal/fulltext/2024/06000/obstetric_complications_and_birth_outcomes_after.10.aspx
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以下、ロンパーたけしの独壇場スレとなります