【鳥取県・倉吉市】二転三転した学校名…4月に開校した市立小、来年4月に早くも変更

【鳥取県・倉吉市】二転三転した学校名…4月に開校した市立小、来年4月に早くも変更アーカイブ

最終更新 2023/12/22 10:21

ちょる ★

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　鳥取県倉吉市で、校名を巡って地域を巻き込んだ騒動となり、4月に開校したばかりの市立小学校の校名が来年4月から変更されることが決まった。1年半の間に複数の案が浮上する異例の展開をたどった末に、地域のシンボルとして親しまれる山や公園の名前を冠した「打吹（うつぶき）」になる。保護者らからは「振り回された子どもがかわいそう」と憤りの声が上がっている。（鳥取支局　但見易史）

「成徳」と「灘手」が統合し「至誠」を選ぶ
　事の発端は昨年6月、児童数の減少で統合される「成徳（せいとく）」「灘手（なだて）」の両小学校の校区住民らでつくる統合準備委員会が「至誠（しせい）」と「打吹」で投票を実施し、それぞれ8票で同数となり、委員長の判断で「至誠」を新校名に選んだことだった。

　「至誠」は、「この上ない誠実さ」を意味する言葉だが、倉吉市や校区の名称、地域の歴史とは直接の関係はないという。

「成徳」で4月に開校
　その後、先だって市民を対象に実施された自由筆記の公募で「うつぶき」を含めた打吹案が最多の150件だったのに対し、「至誠」は1件だったことが明らかになり、「選考過程が不透明だ」と、住民から反発が起きた。

　「至誠」とする条例改正案は市議会で可決されたが、住民団体の直接請求を受け、同年12月議会で条例が廃止されて白紙に。準備委員会は折衷案として両方をつなげた「打吹至誠」に決め直したものの、今年1月の臨時議会では、使う校舎の学校名だった「成徳」が暫定的に選ばれ、4月に開校した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/e12f86d8c88742fd313f08d6931c1a1fb17cf282

2023/12/21 09:36:33