【トーヨコキッズ達の苦しみ】「親の虐待から逃れるために大量に摂取した」――市販薬ODを繰り返す若者たちの苦しみと叫びアーカイブ最終更新 2023/08/02 11:261.以下、VIPがお送りしますbUl0Vhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c4c4aaa8ffc236894d86406dd51ec8604a076883過去のトラウマや生きずらさ、辛い現実から逃れるため、市販薬を過剰摂取したり、依存状態となる若者たちが増えている。しかし、大量に服用することで命を落とす危険もある非常に危険な行為なのだ。前半記事「兄から性的虐待を受けていた女性の悲しき告白――「『死にたい』を抑えるために市販薬を過剰摂取する」」で紹介したように、それをわかっていながら繰り返すケースは後を絶たない。ジャーナリストの渋井哲也氏がその現状について取材した。【独自】逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カットを公開する親からの虐待から逃れるためのOD 写真はイメージ(Photo by Getty Images) 東京では、新宿・歌舞伎町に「トー横」と呼ばれる一角がある。映画館「TOHOシネマズ」の横にある。家庭や学校で居場所がない若者たちが集まる。 そこでは市販薬を大量摂取(オーバードーズ、以下OD)をしている若者たちと出会ったことがある。 シオリ(仮名・10代)が市販薬ODを覚えたのはトー横だった。親の虐待から逃れるために、トー横にきた。そこで、知り合った男性から市販薬を無料でもらった。 ODをするコミュニティに参加したシオリだったが、そこには止める人は誰もいなかった。そして次のように話す。 「私の場合、身体に合わないので、あまりしていません。ODすると気持ち悪くなるし、この前は、夜中に吐いてしまいました。ただ、パキる(=キマる)ことで、嫌なことを忘れることができるので、たまに(OD)してしいますよ」 大学病院の救命センターで精神保健福祉士として勤務して30年。自殺企図者の支援に携わった経験もある杏林大学の加藤雅江教授(社会福祉士、精神保健福祉士)はこう述べた。 「ODの患者は、医療的なケアではとどまらない支援を必要とする人が多く、受け入れに躊躇する医療機関も多くありました。ですが、うちの病院は受け入れました。他院の患者も含めて、何度もODを繰り返している患者が多くなったことで、『ソーシャルワーカーとしてきちんと聞き取りをしましょう』となったのが15年くらい前。違法ではないとか、依存性がないなどの情報がSNSにあり、入手しやすいことが影響しています」2023/08/02 11:26:121すべて|最新の50件
【悲報】立花孝志さん「憶測で一人の女性をいじめている状況が起こっています(明確な選挙違反)斎藤知事がそんなうかつなことをするわけはない(印象論)」ニュー速(嫌儲)27133.42024/11/25 01:33:18
過去のトラウマや生きずらさ、辛い現実から逃れるため、市販薬を過剰摂取したり、依存状態となる若者たちが増えている。しかし、大量に服用することで命を落とす危険もある非常に危険な行為なのだ。前半記事「兄から性的虐待を受けていた女性の悲しき告白――「『死にたい』を抑えるために市販薬を過剰摂取する」」で紹介したように、それをわかっていながら繰り返すケースは後を絶たない。ジャーナリストの渋井哲也氏がその現状について取材した。
【独自】逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カットを公開する
親からの虐待から逃れるためのOD
写真はイメージ(Photo by Getty Images)
東京では、新宿・歌舞伎町に「トー横」と呼ばれる一角がある。映画館「TOHOシネマズ」の横にある。家庭や学校で居場所がない若者たちが集まる。
そこでは市販薬を大量摂取(オーバードーズ、以下OD)をしている若者たちと出会ったことがある。
シオリ(仮名・10代)が市販薬ODを覚えたのはトー横だった。親の虐待から逃れるために、トー横にきた。そこで、知り合った男性から市販薬を無料でもらった。
ODをするコミュニティに参加したシオリだったが、そこには止める人は誰もいなかった。そして次のように話す。
「私の場合、身体に合わないので、あまりしていません。ODすると気持ち悪くなるし、この前は、夜中に吐いてしまいました。ただ、パキる(=キマる)ことで、嫌なことを忘れることができるので、たまに(OD)してしいますよ」
大学病院の救命センターで精神保健福祉士として勤務して30年。自殺企図者の支援に携わった経験もある杏林大学の加藤雅江教授(社会福祉士、精神保健福祉士)はこう述べた。
「ODの患者は、医療的なケアではとどまらない支援を必要とする人が多く、受け入れに躊躇する医療機関も多くありました。ですが、うちの病院は受け入れました。他院の患者も含めて、何度もODを繰り返している患者が多くなったことで、『ソーシャルワーカーとしてきちんと聞き取りをしましょう』となったのが15年くらい前。違法ではないとか、依存性がないなどの情報がSNSにあり、入手しやすいことが影響しています」