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既婚女性
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例によってひなビタ一同はひと昔の景気後退と巨大資本デパートの進出の言辞を並べていたが、
３０分ほどでひなちくん（男性？）が静かに、だが力強い声で言い放った。
「バンドはともかく、刺激が少ないこの街が生き残れる道はありません」
彼は海外で焼きごてを執っていた時期が長いが、サド検一級、弐寺皆伝を持つ人。
ひなち氏曰く「与えられる注目や優遇に甘んじ、怠惰にラジオを垂れ流すのはこのグループ特有の醜態」
自ら奇を衒わずして、アイドル扱いを求めるのは常軌を逸していますと。
沈黙がひなビタ一同に訪れる
「は、離すめう！どうしてめうだけいっつもこうめう！？」
彼女一人を除いて、手本にするべくめうの細く白い四肢を
それぞれのひなビタメンバーに抑えさせるひなちくん
今日はさっき銭湯のボイラーで炙ってきたアッツアツの
ハムに付けるような大型をこしらえていたのだ
「いやぁ！やぁめう！こんなことしても何にもなんないめう！
みんなどうかしてるめうぅぅ！！」
「ふふっ、ダメですよ。めうちゃん。
早くしないと冷めちゃいますよ♪」
焼きごてからの真紅の光がさききの瞳を狂気で満たす
「大丈夫だよ！絶対大丈夫だよっ！」
彼女もまた狂っていた
いや元からか
「イブは一番イブは一番イブは一番…ﾍﾍｯあたしよりあんたよ！
貴いあたしがこんな目に会うわけ…ない！！」
イブの瞳には涙が、フッ、とうとうボクに屈したか
もうすぐお前の番なんだがな
「…………ハンコ屋、我慢しなさい」
凛、君はまり花と同じぐらいいつも通りだね
やせ我慢？でもちょっとつまんないなぁ
あとでイブとジャンケンして順番決めてね
冷める前になる早でね
目指すは真ん中、ヘソの上
彼女の服はちょうどよくヘソだしだ
少しセーラー服をめくり、全周が入るようになる
あとはゆっくり、等速で近づけるだけ
「ごめんなさい！！ごめんなさいめう！！
もっと頑張るめう！頑張って店番もバンドもいっぱいするめう！」
黄色いリボンの一部が黒くコゲてきた
香ばしい匂いが鼻腔をくすぐる
全く、最高だァッ！
「やだ！！やだやだ！！イヤァぁ"ぁ"ぉ"あ"あ"あ"！！
あ"つ"い"め"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
自分も店長時代に変な頑張り方して煙たがられたよ