大阪で性感染症・梅毒の患者が過去最多 不特定多数との性的接触の増加が要因かアーカイブ最終更新 2023/07/27 17:311.以下、VIPがお送りしますChCN7読売テレビ 7/27(木) 15:48提供:国立感染症研究所性感染症の一つ「梅毒」の患者数が急増しています。大阪府では、7月23日までに1142例が確認され、法律で全数把握が定められた1999年以降、過去最悪のペースで広がっています。27日、大阪府感染症情報センターが発表しました。これまで年間報告数として最多であった2022年の同じ時期の873例を上回っています。全国的にも梅毒の感染者が増えていて、コロナ禍が落ち着き、性的接触の機会が増えていることが要因とみられるということです。特に性風俗やSNSを通じた出会いなどで不特定多数との性的接触の増加が懸念されています。■梅毒とは感染力の強い、梅毒トレポネーマという細菌が、主に性行為等で粘膜や小さな傷口から侵入して感染します。大阪府によると、梅毒に感染すると、経過した期間により、感染がおきた部位(陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりができたり、手のひら・足の裏・体全体に赤い発疹が出たりすることがあります。症状は自然に消えますが、症状が出ない場合もあり、感染していることに気付かず放置していると、髄膜炎、進行性まひ、認知症等、重大な障がいを起こす場合があります。妊娠中の女性が感染すると、胎盤をとおして胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡など、さまざまな症状や障がいを起こす場合があります。また、梅毒に感染していると、HIV感染症などの他の性感染症に感染しやすくなります。■感染を防ぐには予防には、コンドームの使用が有効ですが、コンドームが覆わない部分の皮膚や粘膜に症状があると感染する可能性があります。医療機関では、疑わしい症状がある場合は性的接触を控え、不特定多数との性行為を避けるよう呼びかけています。特に妊娠中の女性のパートナーの男性は、特に注意が必要として、感染を疑う症状がある場合は早めに医療機関を受診するよう求めています。最終更新: 7/27(木) 15:48https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/a1cc33ffff25784097eb10eb9bbb1abf76043fa8&preview=auto2023/07/27 17:31:221すべて|最新の50件
提供:国立感染症研究所
性感染症の一つ「梅毒」の患者数が急増しています。
大阪府では、7月23日までに1142例が確認され、法律で全数把握が定められた1999年以降、過去最悪のペースで広がっています。27日、大阪府感染症情報センターが発表しました。
これまで年間報告数として最多であった2022年の同じ時期の873例を上回っています。
全国的にも梅毒の感染者が増えていて、コロナ禍が落ち着き、性的接触の機会が増えていることが要因とみられるということです。特に性風俗やSNSを通じた出会いなどで不特定多数との性的接触の増加が懸念されています。
■梅毒とは
感染力の強い、梅毒トレポネーマという細菌が、主に性行為等で粘膜や小さな傷口から侵入して感染します。
大阪府によると、梅毒に感染すると、経過した期間により、感染がおきた部位(陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりができたり、手のひら・足の裏・体全体に赤い発疹が出たりすることがあります。
症状は自然に消えますが、症状が出ない場合もあり、感染していることに気付かず放置していると、髄膜炎、進行性まひ、認知症等、重大な障がいを起こす場合があります。
妊娠中の女性が感染すると、胎盤をとおして胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡など、さまざまな症状や障がいを起こす場合があります。
また、梅毒に感染していると、HIV感染症などの他の性感染症に感染しやすくなります。
■感染を防ぐには
予防には、コンドームの使用が有効ですが、コンドームが覆わない部分の皮膚や粘膜に症状があると感染する可能性があります。
医療機関では、疑わしい症状がある場合は性的接触を控え、不特定多数との性行為を避けるよう呼びかけています。特に妊娠中の女性のパートナーの男性は、特に注意が必要として、感染を疑う症状がある場合は早めに医療機関を受診するよう求めています。
最終更新: 7/27(木) 15:48
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/a1cc33ffff25784097eb10eb9bbb1abf76043fa8&preview=auto