お迎えした中判カメラのPlaubel Makina 670でジャンククラシックカーの聖地「OLD CAR CITY」で試し撮りをして、KODAK Tri-Xはその日の晩に自家現像をしました。次の日はそれをスキャンをして、中判フィルムの素晴らしい描写に驚愕。Makina 670を迎えて良かったと心底思いました。そして、今回はプリントです。中判フィルムのスキャンで活躍した「Intrepid Compact Enlarger」は、今回は本来の機能である引き伸ばし機として頑張ってもらいます。しかし、コンパクトボディでスキャンも引き伸ばしもできるこの製品は本当に優れものです。
■□今からはじめるモノクロ現像 10本目□■
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/camera/1390575044/
■□今からはじめるモノクロ現像 9本目□■
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/camera/1313574355/
■□今からはじめるモノクロ現像 8本目□■
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/camera/1289746994/
■□今からはじめるモノクロ現像 7本目□■
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/camera/1264943900/
■□今からはじめるモノクロ現像 6本目□■
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/camera/1247494002/
■□今からはじめるモノクロ現像 5本目□■
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/camera/1229865820/
■□今からはじめるモノクロ現像 3本目□■(実質4)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/camera/1185936786/
■□今からはじめるモノクロ現像 3本目□■
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/camera/1174110081/
■□今からはじめるモノクロ現像 2本目□■
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/camera/1150458513/
■□今からはじめるモノクロ現像□■
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/camera/1138083227/
■□今からはじめるモノクロ現像 11本目□■
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/camera/1563062924/
■□今からはじめるモノクロ現像 12本目□■
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/camera/1623976156/
■□今からはじめるモノクロ現像 13本目□■
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/camera/1631794888/
そういう売れなかった写真集は今では大変な高値になっているらしい。
写真もとにかく撮りまくって&撮りまくって、その中から1枚を選べばいいんです。
アナログ時代のフィルムと違うわけですから。
元ソフトバンクのサラリーマンで、現在アンビエント・ミュージシャンとして活躍する青山ミチルは、毎日数曲入りのアルバムをリリースして、海外から注目を集めています。
この時代ならではのスピード感は僕も理解できるところで、最近公開した「ケト・サピエンスは牧草牛の夢をみるか?」のオープニングのギターサウンドは僕が作りまして、制作時間は1時間程度で、新幹線のなかで制作しています。
「海外の仕事を個人で受注」するため、「どのような方法でアプローチ」もなにもスピードと量が勝負です!
続いて持続力。
以上です。
ヤシカエレクトロ35は暗くてもシャッターが切れるのが良いですね。
昨日、モノクロ24枚撮ってきました。現像は2本以上になってからすることにしているので、だいぶ先になりますが。
最初はどうしても機材が必要なので、現場で壊れたりすることを考えてサブまできっちり揃えるとどうしても300万円くらい必要だと思います。
正確に言うと100万でもなんとかなるけど、100万で揃えて単価5万とかで仕事をするよりも300万で揃えて単価30万くらいで仕事をした方が回収が早い。
僕は昨年フリーになったときに結局1000万円くらい機材投資しました。
僕はずっと限界まで借金してますが、借りれるなら借りれるだけ借りた方が得しかないという感覚です。
何か事業をやるのにリスクを負わないということこそがリスクだと思います。
最近注目している長沢芦雪の名品が並んでおりました。期待以上の
内容であるとともに、最後には現代作家である品川亮さんの作品も
楽しめる趣向となっておりました。
まさしく江戸時代というものは、徳川幕府が戦争のない世の中を作っ
たことで、日本の文化が花開いた時代でもありました。その時に、
政治は江戸に移りましたが、文化の中心は引き続き京都にある時代
でもありました。くだらないという言葉は良いものは江戸にはいか
ないという意味で、使われました。
狩野派や琳派といった絵師が京都で切磋琢磨している時代でもあり、
多くの才能が生まれた良き時代だったのだと思います。さらに鎖国
という事もあり、日本が独自の文化を追及していた時代ですから、
そのころに醸成された日本文化がのちの時代である明治になって世界
に日本が国を開いた時にはジャポニズムという形で世界を席巻する
ようになったのだと思います。
よく日本の近代は西洋のものまねだという日本人までもいらっしゃい
ますが、そんなことは決してなく、日本人のDNAにはこの長く続いた
鎖国のおかげで多くの文化的な遺伝子が私たち日本人の中に染み込んで
いると感じています。
この福田美術館のコンセプトにもある通り、京都の嵐山という場所で
日本絵画を拝見することに意味があり、そこから私たちは新しい文化を
育んでいることを理解して、これからの日本の美術について考えるのが
正統な手法なのだと思っています。
知られており、約58年間にわたり、刻々と変化するアメリカの社会情勢を記録
してきました。いまではニューカラー写真分野で、ウィリアム・エグルストン
らとともに代表する作家だと評価され、何世代ものアーティストに影響を与え
続けてきました。
代表作は、1976年~1977年までに東海岸のリゾート地コッド岬で8X10"の
大型カメラとカラーネガフィルムを使用して撮影され、ボストン美術館で個展が
開催された「ケープ・ライト」です。
その後、「セントルイス&アーチ」(1981)、「夏の日」(1985)、
「Bay/ Sky」(1993)、NY同時多発テロのビル倒壊現場を撮影した「アフターマス」
(2006)などを発表しています。
1960年代後半、マイロウィッツはモノクロームとカラーの2台のカメラを持ち
歩いていました。 アメリカのファインアート写真家たちが、いつ、どのように、
そしてなぜ、ギャラリー・システムの中で珍重されていたモノクローム写真から、
休日にアマチュアがスナップするものとみなされていたカラー写真に表現方法を
切り替えたのかについては、多くの議論があります。
本書で、マイロウィッツは写真家として駆け出しの頃、本格的な写真家は
モノクローム写真を撮るものだと聞かされたときのことを語っています。
「しかし、世界はカラーなのに、なぜだろう」と、彼は問いかけ続けたそうです。
その後、マイロウィッツはカラ用ーカメラと様々なフィルムを買い求め、
マニュアルを読み、 カラー撮影テクニックの試行錯誤を開始します。
そして彼はその情熱を生涯通して追い続けたのです。
本書では同じ場所で撮影した多くのカラーとモノクロ写真を対比して紹介。
ニューカラー写真のパイオニアであるマイロウィッツの、カラーとモノクロ写真
の実験の軌跡をたどる興味深い内容です。
ペーパーバック: 224ページ、サイズ 17.53 x 2.29 x 21.84 cm、
多数のカラー/モノクロ図版を収録。
おっしゃっていたのが「僕の大切な仕事は採用なんだよ。だって、
優秀な人を採用したら、放っておいても自分で仕事を作って、会社に
利益をもたらしてくれるもの。」という言葉を思い出しました。
やはり画廊という難しい仕事のなかで、最も大切な営業という仕事を
任せるためには、人が好き、営業が好き、絵を売るのが楽しいという
人でないと、続かないと改めて思いました。
画廊の仕事というと、絵が好きな方の応募が多く来ます。その多くは、
受付や事務作業をイメージされていて、最も大切な絵を売るという視点
を持たない方の応募が多くいらっしゃいます。実際に、銀座柳画廊でも
営業は社長と男性営業マンが一人いるだけで、今後の事を考えると、
営業職の方を入れていかなければ続かないと切実に感じています。
森信三さんという、明治生まれの「国民教育の師父」と言われた方の
言う通り、時間がかかっても厳選しようと思っています。
SONY NEX3n
引伸し機用レンズで逆光の時に🌈の輪が出るそうですが、この時はダメでした。(笑)
デジタルの良さの一つが自分で色味の調整ができる事です。
なので、気に入りの写真を撮るにはRawがお勧めです!😊
このトイカメラで私が1番すごいなと思うのはカメラの蓋を開けてフイルムのアパチュアを見た時である。パノラマカメラのフイルムは円形にして装填するのであるがそれほどの曲率ではないにせよ結構緩いカーブを描いてアパーチュアプレートが設定されている。
そしてこれが感心するところなので
園形になったアパチュアをフィルムで押す方のプレッシャープレートも同じ曲率で円弧状になっているのだ。こういうのを見てしまうと普通のフィルムカメラは何か安物と言う感じがするのがすごい。
こういう円弧状のプレッシャープレートに表現が宿っていると言うのは私はよく知っている。ウィーンに暮らし始めた1973年にイタリアのダーストと言う会社は引き伸ばし機で有名だけど初心者向けのカメラも作っていた。小さな石鹸箱みたいな真っ黒い鋳物でできたカメラでライカタイプのフィルムが使えるのであるが実際には36枚ではなくてその3分の1位の長さのフィルムを使うのである。このカメラのプレッシャープレートとアパラチアゲートがやはり円弧状に3次元方面に形成されていたのでそんなので映るかなぁと思ったら素晴らしい映りであった。
出雲に在住の写真家小池さんは写真工業と言うカメラ雑誌に連載もしていたが彼がすごいのはこういうチープなボックスカメラを表現の道具にしているところだ。
小池さんがコダックの120フィルムを使うボックスカメラで撮影した作品を四半世紀前に東京カメラクラブの例会で見せられてそれは8 × 10インチのプリントであったがハッセルブラッドで撮ったと言っても信用してしまうようなシャープネスなのである。
それでさらに感心したのはボックスカメラなのでフィルムが完全にまっすぐにはなっていなくて円弧状に撮影の時に設定されているらしくて空間が歪んで見えるのである。
、最近の最近のデジタルカメラに私が批判的なのは飛んでいる小鳥の目にフォーカスが合いますと言うので皆さんそれを高く評価しているのが変だと思う。
それよりも安いトイカメラで撮った空間の歪みを我々は認識する方が表現としては上のレベルなのではないかな。
いつものように、バーボンをちびちび飲みながら暗室作業を楽しみました。どうしてもバーボンの琥珀色が現像液に見えてしまい、それはそれで何だか気分が盛り上がります。フィルムが大きいので、いつもの35mmフィルムに対して引き伸ばし機を低く設定します。35mmフィルムではf8にしていますが、今回は印画紙と近いのでf16にしました。
今回はノートリミングでプリントしました。今までトリミングするのが当たり前のようにプリントしていましたが、noteでフォローさせていただいているキハ2222さんのコメントがきっかけで、そういえば何故いつもトリミングしていたのかな?と自分で不思議になって、今回はトリミングなしでやってみました。トリミングしないと、エッジがグランジになり手作り感が高まり格好が良いです。ただ、余白部分が若干斜めになったり、左右上下で等間隔に出来ず、もっと気を使って位置決めをしなければならないと反省。
中判フィルムの銀塩プリントは、シャープで滑らかでありつつ明らかにデジタルとは違うしっとりとした深みのあるクオリティです。何よりも立体感が凄いです。中判カメラを導入したことで、フィルム写真の表現が広がりとても嬉しく思いました。
銀塩プリントした作品はアルバムに収めて、わざわざスタバに持っていって鑑賞し最高の自己満足に浸ります。フィルムカメラ・写真は最高です。
それから数年経過したら今度はドライEX 1本が4000円近くすると言うような時代になってしまった。こうなってしまうともう通常の実用的な画像を扱うときにはデジカメとかiPhoneを使うのが賢い選択肢だと思う。
フイルムの値段が高くなってきたので私も通常使うのはデジカメをモノクロモードにしたやつだ。これで問題は無い。数年前はこのように1度にろっぽん現像できる金属製の現像タンクを使っていた。その頃にガラクタ屋さんにこのステンレスのタンクがずっと置いてあったので家に来てもらったのである。これで6本現像をするとその様子をFacebookにバスルームにフイルムがずらりと並んで乾燥されているのをアップするとすぐ100個ぐらいイイネをいただいたものである。
つまりモノクロフィルムで撮影する事は文化的なアクションであってそれをいちどにたくさん現像する事は素晴らしいと言う認識があったようだ。
バスルームにモノクロフィルムがぶら下がっているとやったらいいねをいただけるのはなぜなのであろうか?
最近ではデジカメとiPhoneをよく使うのでだからといってフィルムカメラの興味がなくなったのかというと実は逆である。その状況を簡単に説明するならば機械式時計のコレクターが感じているところとかなり近い。
機械式時計でもデジタル時計でもそうであるが、それを走らせるための必要なものでせいぜいがそれは重力であってフイルムを装填しないと使えないと言うようなことではない。そのロジックからすると機械式時計を楽しむようにフィルムが入っていないメカニカルなカメラを楽しむと言うやり方も大いに正当性があると考えるのである。
半ばから写真を撮りはじめました。68年から69年かけて多木浩二、高梨豊、
岡田隆彦、森山大道とともに写真同人誌『プロヴォーク』を刊行、70年に
写真集『来たるべき言葉のために』を上梓しました。
1977年に病に倒れ記憶の大半を失いながらも撮影を続け、2003年には横浜美術館
で「中平卓馬展 原点復帰─横浜」を開催。2015年の没後もシカゴ美術館や
台北で作品が展示されています。
本展は、特に、1975 年頃から試みられ1977 年に病で中断を余儀なくされる
こととなった模索の時期の仕事に焦点を当て、再起後の仕事の位置づけに
ついても検討するなど、中平の仕事を再検証する大規模な回顧展です。
初期から晩年まで約400点の作品・資料が以下の構成で展示され、中平の写真
をめぐる思考と実践の軌跡をたどります。
展示構成
第1章 来たるべき言葉のために
第2章 風景・都市・サーキュレーション
第3章 植物図鑑・氾濫
第4章 島々・街路
第5章 写真原点
cinemacafe.net / February 14, 2024 at 10:12AM
モノクロで撮るといい感じ♪
仕事の忙しさとレンズの購入数が比例してる気がします😅
次の作品を楽しみにしていますよ!(笑)
現行レンズの方が描写が優れているのは当たり前
しかしオールドレンズは必ずしも優れた描写のためだけに買うわけではない人も多いのでクセがあればあるほど集めたくなる
僕の大切な写真
東京ステーションギャラリー
安井仲治(1903-1942)は大阪市生まれ、関西で活動した写真家です。
様々な写真の技法に取り組みながら、激動の時代に生きる人々や変わりゆく
都会の風景を撮影しました。生誕120年を機に、昨年から今年にかけて各地で
写真展が開催されその全貌が紹介されています。
本展では、戦災を逃れたヴィンテージプリント約140点、モダンプリント約60点、
さまざまな資料など併せて200点以上を展示し、安井の仕事を振り返ります。
デジカメ Watch / March 01, 2024 at 11:49AM
リコーイメージング株式会社は3月1日(金)、PENTAXブランドで実施している「フィルムカメラプロジェクト」が製品化に向けた開発段階に入ったと発表した。
最新のレンズで50枚撮影したモノを比べたらどっちがオールドレンズなのかはすぐわかるだろう
しかしその写真を全部混ぜてしまったら一枚一枚をこっちは最新こっちはオールドって間違いなく正しく分類するのは多分不可能じゃねえのって話
時間かければ俺はわかるって主張なのかもしれんけど100枚の写真を10分以内で分類しろと言われたら正解するのは難しい
こういう話をしているんだが
作品が生まれるには、背景となる時代性や社会性もあり、この交差点ではじめて評価に値します。
レストランも同じです。
例えば、健康的かつ美味しい食事とは、どのようなものでしょうか?
これを飲食業界ではじめて言語化(ルール化)したのが、いまから50年前の1973年出版されたフランスの美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」54号です。
ジョエル・ロブション、ミッシェル・ゲラール、トロワグロ兄弟、アラン・サンドランスなどのあっさりとした健康的な料理を評して「ヌーヴェル・キュイジーヌ・フランセーズ」という言葉を用いたのがはじまりです。
これらの大物シェフは、それまでのオーギュスト・エスコフィエの流れを受け継ぎ、覇権主義的な美食学の考えに異議を唱えました。
彼らは、あっさりとしたソース、少ない分量、高品質の食材、短時間で的確な調理などの繊細な料理法を重んじており、これを「ゴ・エ・ミヨ」は、見事に言語化したのです。
1.調理しすぎないこと
2.新鮮かつ高品質の食材を使うこと
3.軽いメニューにすること
4.流行をむやみに追わないこと
5.しかしながら、新たな技術がもたらす可能性を探ること
6.マリネ、熟成、発酵などは使わないこと
7.味の濃いソースは使わないこと
8.栄養学を無視しないこと
9.料理をごまかして紹介しないこと
10.独創的であること
それは、カメラの前に理想的な状況を再現して、あとはそれを撮れば「映像素材完成」となるやり方です。
背景に「焼け落ちる城」が映っていれば、そこに城のセットを建築して、本番で火を放ち手前で演技をしているところを撮影する。
絶景ポイントで夕焼けが出るのを待って撮影する。
イベントとしては大変に魅力的であることは確かです。
そんな昔の撮影エピソードを読んだり聞いたりするのは私も大好きです。
ただ、創作者としての私は、それと真逆な手法を実践します。
それは、昔の手法で自分の創作物を作ろうとするとあまりに高くついて実現不可能なことが多いから。
同じ手法のまま実現可能なレベルにするにはスケールを縮小することになりますが、そうするとあまりにもこじんまりと(貧乏くさく)なってしまって、「わざわざエネルギーを使って作る価値があるかなあ?」と思ってしまいます。
私たちが作るような自主映画、DIY映画の魅力は自由な大風呂敷を拡げられること。
アパートの一室の話でも、宇宙ステーションの話でも、ほとんど同じ規模のプロジェクトとして作品を作れる。
そこで非常に大きな武器になるのが「映像合成の応用」だと思います。
その中でも、人物を映像に合成するときに重宝するのが「グリーンバック撮影」です。
映画がフィルムで撮影され、写真の現像技術を応用して合成されていた時代から、グリーンバック(またはブルーバック)撮影は存在していますが、撮影した映像を処理能力が高いパソコンで編集できるようになった現在、グリーンバック撮影を使った映像合成はとても精度が高くなっています。
仕組みはともかく、グリーンバック撮影をして何が出来るかというと、編集時にパソコンで「この色を透明にしなさい」という指示を出すと、指定した色が透明になり、あらかじめ用意しておいた背景映像が透けて見えるようになります。
そうすると、被写体である人物があたかも背景が撮られた場所にいるような合成映像が作れるというものです。
実は撮影時の背景をグリーンやブルーにしていますが、その「色」自体に意味はありません。
赤でも黄色でも、編集時にパソコンで「この色を透明にしなさい」という指示を出せば透明にはなります。
ただし、「この色」と赤を指定しても、実際に撮影された赤い背景は、「明るい赤」から「暗い赤」までさまざまな色に映っていて、けっして1色ではないんです。
最近の私がよく評価しているのは、いわゆる個人主義が発達しているから、会社内のカンパニーでお酒を飲みに行くのはなるべく御免被るとか、上役に誘われてもお酒は飲みに行きませんと言う。良い意味でのヨーロッパの個人主義の感覚が成長していることである。若い人もなかなか良いとこ行っているよね。
桜の花の美学と言うことに関して他所でも書いているのであるが、桜の花に美学をオーバーラップさせてしまうと、どうもきな臭い方面に行ってしまうのが問題だ。桜の咲く時期の基準になっていた。靖国神社の桜とか言うのは、今年からは基準として外されたような話を聞いたのだが、さて、どうであったのか?
写真家としてどんな被写体を取ろうと、それは個人の表現の自由に属するものであるが、たいていの桜の写真と言うのは、前の年の写真よりかは古い写真なのである。この桜の写真も2十数年前のものです。
僕は他の人より何事も少し早いと実感するところですが、そう遠くないうちに大型のシネマカメラは消えゆく運命なのではないかと推察します。
そんなこともあって、つい先日REDはニコンに身売りしたんです。
ハリウッド映画は、もう少しARRIやSONYのVENICEが使われるでしょうが、いまや市販のミラーレスカメラでも遜色ありませんし、どこかでスマホも追いつくでしょうね。
ちなみに、ARRIはSONYには出来ないフィルムカメラをハリウッドに浸透させようと、ロビー活動に余念がありません。
それゆえ、今年のアカデミー撮影賞ノミネートの8割が、フィルムカメラ(懐かしいARRICAM STとLT)で撮影されたのです。
まあ、日本ではフィルム撮影は現実的ではありませんね。
なにしろ、まともな現像所がありませんので。
ワイン業界は常に進化しており、新しいトレンドやエピソードが次々と生まれていますが(特にハイテク発酵)、年々感じるのは味よりサステナビリティと環境への配慮に大きくシフトしてきた点です。
特に持続可能な農業への関心の高まりとともに、オーガニックワインやビオディナミックワインへの需要が増え、カーボンフットプリントの削減、つまりは製造から流通までの過程で排出されるCO2の量を減らす取り組みが強化され、それゆえ訪れた先のローカルワインを飲む人たちが急増しています。
製造サイドもこの潮流を見逃すはずはなく、地ビール同様、ストーリーテリングされたブランド作りに余念がありません。
1989年にベルリンの壁が崩壊して以降、グローバリゼーションが加速度的に進み、21世紀に入るとバルセロナやベルリンなどの小都市(B級都市)が脚光を浴びます。
ワインも同じようにフランス産ではなく、チリ産やオーストラリア産といった、それまでB級と言われていたワインに注目が集まるようになりました。
そして現在、グローバリゼーションとインターネットの登場によって、あらゆるものがA級B級といったクラスの垣根を越えフラットな状況になった今、次なる課題はローカル&サスティナビリティに向かっていると感じています。
つまり、世界的な反グローバリゼーションの一端が、ワインにも見て取れるということです。
ご参考になれば。
巨大なゴリラと恐竜が登場して、縦横無尽に暴れまわり、その後の様々な映画に影響を与えた魅力的な映画です。
この作品では、ほとんどのクリーチャーをミニチュアで作り、それをミニチュアセットの中で1コマ1コマ、少しずつ動かしながら撮影する「ストップモーション」という技術が使われました。
その模型の作り方はシンプルで、金属製の関節がある骨組みに、ウレタンや布など柔らかい素材で肉付けし、表面にゴムを塗って皮膚を表現しています。(コングは体表に毛皮を貼っています)
80年代以降は、粘土で作った原型の石膏型を取り、その中に金属の骨組みをセットして、間に発泡させた液体状のウレタンを流し込んで、ケーキのように焼いて仕上げる、という作り方が主流になります。
クリーチャー模型に限らず、撮影用の模型は「映像化されて完成」という意識を持つ事が大切です。
そう意識することによって、実現させる項目の優先度が変わってくることが分かると思います。
のペインティングやミニマリストとして有名な 米国人アーティストです。特に
互いに厳密に分割された色面によって出来上がっている絵画で知られています。
本書には、ケリーの芸術ではあまり知られていない写真作品を収録。
サンタバーバラ美術館で開催された、写真のみに焦点をあてた初の美術館展
「Shape, Ground, Shadow: The Photographs of Ellsworth Kelly」
(2023年10月15日~2024年1月14日)に際して刊行されました。
ケリーは1940年代後半から、身の回りにある様々な視覚現象を題材に、時代を
象徴する抽象的な芸術作品を制作しています。そして1950年頃から借りものの
ライカで写真撮影を始めます。彼は"私が見たものと、私が描いている対象物を
残すため"と語っています。
ケリーの写真は、しばしば印象的な陽光と影が、自然や建築物と反響して
生まれる緊密な構図を発見して、それをイメージに記録したものです。
一見似ているように見えますが、ケリーは写真をもとに絵画、彫刻、スケッチ、
コラージュを制作したわけではありません。
ケリーにとってカメラは、彼のヴィジョンをシンプルに記録するもので、
自分の生活環境を表現するための芸術的道具でした。それらは抽象的でも、
現実の日常世界における彼の主観的体験と常に感覚的に共鳴していたのです。
本書には、海辺の階段の影から雪の丘の中腹のカーブまで、彼のキャリアを
網羅する魅力的作品約60点が収録されています。
ハードカバー:160ページ、サイズ 25.4 x 1.91 x 31.12 cm、多数の図版
を収録。
というより軽井沢の仲間に、川村記念美術館のオーナー夫妻が
いらっしゃいますので、皆さんでお邪魔したというのが正確な
表現だと思います。
こちらの美術館はレンブラントからピカソ、シャガール、マチス
などの作品からアメリカ現代美術まで幅広く収集されており、
特に7点の作品からなるマークロスコの部屋は圧巻です。
たまたま今年のお正月にパリに行ったときに、ルイ・ヴィトン財団
美術館でマークロスコの展覧会が開催しており、それを拝見した
後だったので、その感動もひとしおでした。
日本の美術館で、マークロスコの名品をまとめて持っていらっしゃ
るのは川村記念美術館だけでしょう。軽井沢のセゾン美術館にも
マークロスコの名品が1点ありますが、7点まとめて拝見するの
とは見え方が違ってまいります。
今回は美術館の入り口近くにあるレストランでもお食事を頂き、
川村夫妻の絵画にご興味のあるご友人方20名くらいでの鑑賞会
となりました。
今は6月30日までカール・アンドレ~彫刻と詩、その間 という
アメリカ現代アーティストの企画展も実施されており、そちらも
学芸員の方にご説明いただき拝見させていただきました。
こちらの作家はミニマル・アートを代表するアーティストの一人で
あり、今年の1月24日に88歳でお亡くなりになられています。
なんとも哲学的な作品で、これから益々評価されていく作家なのだ
と思いました。日本の美術館では初めての個展となる今回の川村記
念美術館での個展です。作品の鑑賞にあたっては、作品の上を歩い
てもよい美術品などもあり、どきどきしながら作品の上を歩きました。
デジカメ Watch / April 05, 2024 at 05:54PM
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は4月5日(金)、海外向けカラーネガフィルム「FUJIFILM 400」を国内導入すると発表した。
カメラ始めて1年が経ちそうなので、明日いよいよフィルムデビューしてきます!HektorはかなりフロントベビーなのでまずはElmarで慣らし運転の予定です🫡
この2冊の共通点で、時代が変わったなと痛感するのは、まずモスクワの中心部にあるKGBの本部のビルを前に兵士が立っているところで、撮影しても別に文句を言われなくなったこと。
もう一つは9イレブンが起きる前は、このようにコックピットに立ち入りができたことだ。左側の席に座っているキャプテンは渋谷タワーレコードの黄色い袋を操縦席にいっぱい積み込んでいるので、私はオーバーペイロードになるのではなどとジョークを言って楽しめた。
ロシア上空の飛行であるが、ここら辺は対抗の飛行機は上下分割すなわちバーチカルセパレーションで行違うというのである。今から30秒後に北京行きのルフトハンザが来るぞとキャプテンに言われて、よく見ていたら、一瞬で我々の飛行高度の3000フィート位下を飛行機がすれ違っていった。
キャプテンが手にしているのは、どうも私の日本語の本を彼にプレゼントしたものらしい。ドイツ人に日本語の本を手渡すと言う事は馬鹿のやることである。今だとインターネットで翻訳自由時代だからずいぶん変わったね。
あたしが雑誌日本カメラの連載「銘機礼讃終章」でその連載スタートに私はライカMモノクロームを使いました。ところが出て間もないのにもうその改良型というのが出たそうです。
ライカモノクロームがあっという間に旧型ライカモノクロームになってしまった、その旧機を持っているライカ人類さんはこの間、東京は池袋の催しで新旧ライカモノクロームを撮りくらべイベントに参加しました。
新型は確かにレスポンスがはやくなっていますが、操作性は旧型のほうが良かったそうです。100万円以上もする高級カメラをしょっちゅうモデルチェンジされてはライカに対する愛情も、ライカに対する信頼も薄れると言うものです。
もっともこれは私のような旧ライカ人類の意見であって、新ライカ人類で、つまり趣味が多様でその中の1つがライカを持つことであって、(撮ることではない)それに大金を投じることが楽しみであるという人もいます。
ライカ社は10数年前までは商売の上で双眼鏡の部門で何とかつないでいました。それが少数の高い製品をブランドで売ると言ううまい商売に出たのが 成功のポイントのようです。
数代前ののライカの社長さんが、これはドイツのライカ社のことですが、私の仕事場に表敬訪問に来たときに、「もはや我々にはブランド以外にいるものがない」とおっしゃっていたのが象徴的でした。それに対して私は「それは素晴らしいことだ。日本のメーカーでブランドで売れる会社は1つもない」と答えました。これがビジネスの突破口になったのだと思います。
カメラの選択は本来自由です。どのようにお金をかけるのかも自由です。でも大切なのはカメラに使われしまうよりカメラをちゃんと使ってあげるという方が我々のカメラライフ、写真ライフはずっと楽しくなるということです。
^_^ JALのマイレージで普通の旅行の半分の値段で飛行機が使えるのだが、それは参加賞くじ引きになっていてどこに行けるかは申し込まないとわからないのである。私の場合は沖縄と広島と札幌だった。それで広島に行こうと思っていたのだが、そのパワースポットが当たったようで、広島にくじが当たったわけだ。
^_^ 1泊2日の広島往復であったが、街が綺麗で驚いた。何かドイツの街並みのような感じがしたのは走っている路面電車がドイツのシーメンス製であることだ。だからシーメンスに乗っていると何かドイツのどこかの街の東洋人が集まっている区間を走っているように感じられるのが痛快。
お好み村はビルディングになっていると言う話を聞いたのであるが、とにかく土地が不案内であるから簡単にいけない。それでお好み村はやめにして、その代わり原爆ドームに行った。この簡単に変更してしまうというところが私の優柔不断と言うわけだ。
ところが広島気象台がワーニングを出していて、10年に1度と言うような大雨の日になるのである。そして私のスーパーカメラにはグリーンのフィルターが付いている。グリーンのフィルターと言うのは、モノクロームの時代の頃に青葉若葉をきれいに移すためにつけるときれいな写真が撮れると言うものであった。
^_^それであるから、最初からグリーンのフィルターは大雨のストリートシーンには向かないのである。でもご覧のようにグリーンのフィルターが非常に存在感があって、この世界がそのまま平和になるようなイメージを持っている。
土砂降りの広島の街をグリーンフィルターをつけた。スーパーイコンタで撮影した。体験と言うのは忘れられない。
現在は収入を得るために受注も致し方ないかもしれませんが、いずれにしても、ご自身のリールを作ってYouTubeやVimeoに掲載する必要があります。
また、自分のウェブサイトを開設してポートフォリオを公開することで、サイト構築まで含めた潜在的なクライアントに自分の実力を伝えることができます。
10年以上お伝えしてきましたが、これからの時代、ひとつの仕事だけでは生き残るのは難しいでしょう。
「編集と撮影の仕事」だけでなく、音楽制作や文章、そしてウェブ構築まで一貫して手がけることが求められています。
アップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブズは、「クリエイティビティは異なる分野を結びつけることから生まれる」と語っています。
その過程で、ブランディング力やマーケティング力が高まり、どこに住んでいても仕事に困ることはなくなります。
なぜなら、クライアントは単に動画を作ってほしいのではなく、その動画を適切に訴求し、ビジネス的に成果を上げたいと考えているからです(←ここ、ポイントです!)。
そうして、マーケティングツールを使えなければ、単に撮影の日雇い労働者になってしまいかねません。
これだと40代になってから厳しくなるので、ぜひ、この視点で使用するツールの幅を広げてください。
その幅こそが、お求めの「地方ならではの営業方法」なのです。
最後に、良い表現力は一朝一夕で身につくものではなく、日々考えていることの延長線上にあるということを申し上げておきます。
日々、自分自身と向き合い、何を考えているのか。
どうかそれをいつもお忘れなく。
だったフランス人になってこの世を去った生き方は、壮絶なものがあり、
日本人であるよりも、芸術家としての生き方を優先された方なのだと、
藤田嗣治の生きざまというものが、いかに凄いものであったかを感じて
います。
今の日本の芸術家の方々にも、通じるものがあるかもしれませんが、
日本社会では、自分というものを確立するのが非常に難しい国なのかも
しれません。そうした中で、藤田嗣治の人生を拝見すると芸術家として
生きていくことが難しい時代に、芸術家として最後まで全うされた生き
様に尊敬の念を抱くのは自然なことなのだと思います。
^_^カメラジャーナルの作例と言うことで、102中のモノクロフィルムであるから、8枚しか取れないので、ごくごく普通観光地である
ケルンの大聖堂を撮影した。
^_^ところで、私の周りに8 × 10インチのピンホールカメラで真面目に作品作りをした写真家がいた。中川政明である。彼は写真家と言うよりも、モダンアートの分野で活躍した人間であった。それで中川が目指したのは、座禅の世界である。1度の座禅をする時間と言うのは、お線香に火をつけて、燃え尽きるまでの約40分間らしいのであるが、座禅をするお坊さんに40分、ピンホールカメラを向けて長時間露出をするのだ
^_^それで感心したのは、40分間の座禅の時間に、お坊さんはほとんど動いてないということが判明したのである。中川が苦労したのは、ピンホールを作る技術であった。当時は、レーザー技術がないから、その点で
苦労をしたそうである。
花の中の人々、想像上の植物、花模様、あるいは最小限の線で描くなど
様々な視点で植物を表現しています。
ほとんどの場合、はじめに何を描くかは決めていません。そのため当然下描きはありません。
まず思いついた形を描き始め、そこから筆に任せて仕上げていきます。
今展覧会では、そうして偶然「植物になった」作品を集めて展示いたします。
【技法】
和紙に墨と筆で描きます。なお、一枚の絵は一本の筆だけで仕上げます。
特徴のひとつとして、自ら「節目描き(ふしめがき)」と名付けた線描があります。
これは墨のにじみを生かして線に「節」をつける描法で、
筆を動かす速さと、止める間隔を変えることで立体的な線が生まれます。
また、墨の濃淡の使い分け、にじみ、かすれはもとより、
筋目描き(すじめがき)、点描、また筆を寝かせて側面で描くなど
多様な表現方法を用いています。(作家から)
地震の第一報を聞いて、マンハッタンから佃島に電話したら電話が通じなかった。しかしSkypeはつうじたので、家人から大地震の凄さを直接聞くことができた。普通の携帯電話の回線ではダメで、これからはSkypeと言うので、ずいぶんあの時はSkypeが持ち上げられたな。
その時にマンハッタンに持参した。フィルムはモノクロームが11本なのである。福島50と言うがんばったスタッフの人数をそのまま真似をして、私はマンハッタンイレブンと言うタイトルにしたのである。その直後に沢木さんがロバートキャパの取材でスペインに行くと言う時に、彼が出発の前日に、六本木ヒルズの当時の私のオフィスに挨拶に来た。それで聞いてみると沢木さんのフイルムは5本なのである。それは少ないですね。と言ったら、沢木さんは私をまっすぐ見て、田中さんでもロバートキャパがスペインに取材に行ったときのフィルムの本数を調べたら、全部で7本でしたよというのである。なるほどね。
^_^私はライカM3を持って、チャイナタウンの辺りをウロウロしてこのショットを撮影した。電球屋さんというか、こういうサンプルがずらりと並んでいるのは、大昔から極めて重要なノスタルジックオブジェなのである。
^_^か神からのリクエストによると、震災の影響でトイレットペーパーが不足しているから買ってきて欲しいと言うので。私はチャイナタウンで例のプラスチックの巨大な袋を用意してそこに詰め込めるだけ詰め込んだトイレットペーパーを日本に輸出したのである。ところが到着してみると、トイレットペーパー不足はすでに解消していたので、ヘンテコリンなことになってしまった。ビジネスクラスのパッセンジャーで、これだけ大量のトイレットペーパーをファーイーストに輸出したのは、おそらく私が記録に残るものだと思う。
カメラ歴は6年目なのですが、4年前から「オールドレンズ」で撮った写真の美しさに魅せられ、ハマっています。気がついたら4年間で200本以上のオールドレンズを買ってしまい、総額で500万円以上の大金をつぎこんでしまいました。
そもそも「オールドレンズ」とは、フィルムカメラで使われていた昔のレンズのことです。今のデジタルカメラにも、マウントアダプターを用いることで装着して撮影することができます。そうして撮影した写真は、現在のレンズでは見られないような、独特の美しさを写し出してくれるのです。
いわゆる「オールドレンズ沼住人」として、今回はオールドレンズの魅力を語りつつ、どうしてここまで収集するに至ったかをお話したいと思います。
現代のレンズでは撮影できない「美」に衝撃を受けた、オールドレンズ写真との出会い
初めて本格的なレンズ交換式の一眼カメラ(ソニーのα6000)を購入したのは、2015年の春です。当時の職場で記録撮影をする必要が生じて、半ば仕事のために購入しました。
ただ、仕事のためだけに使うのではもったいない。せっかくの本格的なカメラでしたので、趣味としても楽しめたらと思ったのです。
美を見出し礼さんするという運動です。欧米中心の美術の文脈は、
権力者の歴史であり、戦後に見られる美術史もお金を中心に権力が
動いていることから、お金を持っている方々のコミュニティから生ま
れるコミュニティによって芸術家が育っています。
そういう意味において、黒人という出自を持たれているゲイツ氏は
日本の民芸運動というものに大きな関心をいだき、芸術家として
進む方向性に、黒人としての自分と、民芸運動という考え方を合体
させた芸術活動をアフロ民芸という言葉のもとに活動されています。
ゲイツ氏の活動は多岐にわたり、都市デザイン、陶芸、宗教学、視覚
芸術などに興味を持たれています。今回の展覧会は森美術館で開催
するものですから、ゲイツ氏の活動の中で都市デザインにフォーカス
されているものが多く、見ごたえのあるものになっています。
改めて、現代アートというものは何かということを考えると、芸術と
いうものの考え方自体が、時代とともに変化してきているということ
を実感しており、先日の横浜トリエンナーレでも感じましたが、今生きて
いる芸術家が命をかけて表現したものに多くの人は心を動かされる
のだと思っています。
プロビアは標準的で、少し軟調で色味にも癖が少ない
ベルビアは赤が強すぎるしコントラストも極端に出るが
古い軟調のレンズで撮ると魅力的な描写になることがある
昔よく使ったのがアグファRSXで、軟調なのでMCレンズと
相性が良く、解像度とシャープネスの高い繊細な描写だった