【中国一帯一路の末路】習近平が修正を迫られた「アフリカ進出」の誤算…790億円融資の鉄道が開業10年で「1日1往復」しか走らないワケ最終更新 2026/10/24 14:101.番組の途中ですが転載は禁止です8eDbD習近平が修正を迫られた「アフリカ進出」の誤算…790億円融資の鉄道が開業10年で「1日1往復」しか走らないワケhttps://president.jp/articles/-/120440?page=1中国が巨額の融資を行ったアフリカの鉄道が、開業から10年で窮地に陥っている。ナイジェリアの首都アブジャと北部の都市カドゥナを結ぶ鉄道は、2016年に開業したが、運行本数は当初の1日5往復から1往復に減少。機関車はわずか2両で、そのうち1両が故障したという。人々の頼みの綱となっていた主要路線でありながら、なぜここまで衰退したのか。海外メディアの報道から読み解く――。■乗客は「襲撃だ」と身構えた 列車が大きく揺れ、うたた寝をしていた女性の頭に、箱が落ちる。はっと目を開けると、車内の誰もが叫びながら立ち上がっていた。 2025年8月26日。女性を乗せた列車は、ナイジェリアの首都アブジャから北部の都市カドゥナへ向かっていた。郊外のクブワ駅を出てまもなく、アシャム駅の付近で列車は脱線し、先頭の車両が横転した。4両目にいたジョナサン・ポガ氏は、ナイジェリア全国紙のデイリー・トラストに、「出発して15分ほどで、ひどい音がして、次の瞬間、車両が横倒しになった」と語る。 脱線した列車は、周りに人家もない場所で立ち往生した。乗客の多くは襲撃だと思い、身構える。乗客の一人から電話を受けたサミュエル・アルワン氏が、同じく全国紙のディス・デイ紙への寄稿で緊迫の瞬間を振り返った。 幸い、襲撃ではなかった。乗っていた618人に死者は出ず、21人が負傷したと、全国紙のリーダーシップ紙は伝える。デイリー・トラストによると、ナイジェリア鉄道公社のカヨデ・オペイファ社長は会見で、整備不良との臆測を退けた。 だが翌月、ナイジェリア安全調査局(NSIB)の予備報告書は、社長の説明と食い違う事実を指摘する。以前、同じアシャム駅で起きた脱線で傷んだ枕木の一部を、公社は応急の補修で済ませていたというのだ。 幹線道路を行けば、誘拐されるかもしれない。そう怯える人々にとって、中国からの融資で建設され、2016年に開業したこの鉄道は、頼みの綱となった。だが、いまは運行本数が減り、資金は乏しく、部品も機関車も足りない。■中国の融資で開業した看板路線 乗客の多くが襲撃だと思ったのも、無理はない。期待を集めて開業したこの鉄道では、以前にも列車が武装集団に襲われ、死者が出ている。 2016年7月に開業したアブジャ―カドゥナ鉄道は、全長約187キロ。東京から静岡までとほぼ同じ距離だ。建設を請け負ったのは中国の国有企業、中国土木工程集団(CCECC)で、機関車も中国のメーカーが納入した。契約額8億7600万ドル(約1380億円)のうち、5億ドル(約790億円)を中国からの融資が占める。 道路を避けたい市民に支持され、鉄道の利用者は増え続けた。ナイジェリアの日刊紙ガーディアンによると、この鉄道は一時、両都市を結ぶ「最も好まれ、信頼される交通手段」になったという。 だが2022年3月28日の夜、カドゥナ行きの列車で爆発が起きる。終点まで、あと25分ほどだった。車内の明かりが消え、2度目の爆発で列車は脱線。線路を爆破した武装集団が車両を取り囲み、銃撃を始めた。生存者のムサ・バシル・ウスマン氏は米CNNに、「そこらじゅうで銃声がして、窓越しに撃ってきた」と語っている。 鉄道公社は翌日、この路線の運行を止めた。CNNによると、ロティミ・アマエチ運輸相(当時)は、壊れた線路を直したうえで、空軍が上空から警備する態勢で再開すると述べた。ガーディアン紙によると、この襲撃で約9人が死亡し、62人が拉致された。運休は結局8カ月に及び、その間に鉄道公社が失った収入は、約66億ナイラ(当時のレートで約20億円)にのぼる。2026/10/24 11:56:0315コメント欄へ移動すべて|最新の50件2.番組の途中ですが転載は禁止です8eDbDヤフコメhttps://news.yahoo.co.jp/articles/22328f41ff88299f4dbfd28c7b474b47441500fa2026/10/24 11:57:183.番組の途中ですが転載は禁止です8eDbD■傷んだ枕木の一部は応急補修のまま 列車が再び走り出すと、今度は銃撃ではなく脱線が相次いだ。鉄道公社は、その原因を外部に求めた。 2024年5月、ジェレ駅の近くで、列車の一部の車両が線路から外れた。そのわずか10日後、今度はアシャム駅で列車が脱線する。のちに2025年8月の脱線事故の現場となる駅だ。ナイジェリア独立系オンライン新聞のザ・ケーブルによると、鉄道公社は声明で脱線を「軽微な不具合」と片づけ、レールを留める金具が盗まれたためだと説明した。 たしかに、ナイジェリア系ニュースサイトのサハラ・レポーターズが引用した国家統計局のデータによると、2020~25年に全国で起きた鉄道関連の事件や事故は188件を超える。その多くは、くず鉄拾いや犯罪組織による破壊行為に関連するものだったという。 だが、NSIBの予備報告書が2025年8月の脱線の原因に挙げたのは、公社自身の整備不良と、転轍機(列車の進路を切り替える装置)の故障だった。 リーダーシップ紙などによると、列車は転轍機を通過した直後に脱線した。この転轍機は以前から自動では動かず、手で切り替えたあとは、留め具で固定する運用だった。その留め具が、折れていたという。純正の交換部品は、すぐには手に入らない状態だった。そのうえ、以前に同じ駅で起きた脱線で傷んだ枕木のうち、一部を公社は交換せず、応急の補修でしのいでいたのである。■開業時の1日5往復が1往復に 脱線が相次げば、運行は慎重にならざるを得ない。列車の所要時間は延び、本数は減った。2026年に入ると、この路線の窮状は、とうとう上院で取り上げられることになる。 1月29日、ナイジェリア上院の議場。アブドゥル・ニンギ上院議員が、この路線がいかに廃れたかを訴え始める。ディス・デイ紙が伝えた同氏の発言によると、開業当初は1日5往復で、毎日約1万人を運んでいた。いまは1日に1往復しかなく、乗客数は800~900人まで落ち込んだという。最近乗ってみると、かつて1時間半で行けた区間に、3時間半かかった。ゴッズウィル・アクパビオ上院議長は、「自転車のほうが早くカドゥナに着く」と皮肉る。 ニンギ氏はさらに、建設工事で据え付けられた設備の一部は中古だった可能性があると述べ、ナイジェリアは損害を被ったと示唆した。建設を請け負ったのはCCECCである。こうした訴えを受け、アクパビオ氏は、前年11月に設置が決まっていた上院の特別調査委員会を発足させた。サハラ・レポーターズによると、委員会には、鉄道で使われている輸入資材の品質や、中国から受けた融資を調べる役目も与えられた。2026/10/24 11:57:534.番組の途中ですが転載は禁止です8eDbD中略■3時間半以上、立ちっぱなしの乗客■連結の外れた機関車が坂を下って追突■最低月給の約14%で闇取引される切符■運賃収入で借金を返すはずだった 機関車を増やすにも、車両を更新するにも、資金が要る。だが、建設費として借りた金を運賃収入で返すというこの鉄道の構想は、早くもつまずいた。 ガーディアン紙によると、アマエチ元運輸相は、鉄道自体の収入をもって建設費の借金を返せると主張していた。ところが、襲撃のあとの運休や減便で、肝心の収入が落ち込んだ。 同紙が2023年に報じた債務管理局(DMO)の資料によると、この路線のために中国から借りた5億ドルのうち、3億4615万ドル(約547億円)の返済が済んでいないという。 中国との債務関係には、一般に明かされていない部分がまだ多いとの見方もある。同紙は、中国の対外関係は秘密主義で成り立っていると指摘する。ナイジェリアだけでなく、ほかのアフリカ諸国との取引の多くも同様であり、市民が借金の全容を知るのは、多くの場合、事態が破綻してからだという。 2023年4月には、この路線を含む鉄道建設で負った対中債務の返済が滞っている、とまで報じられた。DMOは報道を否定した。ガーディアン紙の問い合わせに対し、パティエンス・オニハ局長は、「利息と元本は期日に払っている」と答えた。■「中国はもう融資してくれない」 一方、中国からの新規融資は、延滞が報じられるより前から先細っていた。香港英字紙のサウスチャイナ・モーニングポストによると、アマエチ氏は2022年2月、アブジャ―カノ間とポートハーコート―マイドゥグリ間の2路線の建設が遅れている理由をこう説明している。「中国はもう融資してくれない。だから欧州で資金を探している」。 同年10月には、後任のムアズ・サンボ運輸相(当時)も同じ問題に触れた。同氏によれば、中国は2路線の事業費の85%を融資することで合意していた。ナイジェリアは中国の建設会社との契約に従い、自国負担分の15%を支払った。ところが、事業の開始から1年以上たっても、中国の金融機関は融資を実行していないという。 中国側にも事情があった。一帯一路のもとでアフリカのインフラに巨額の融資を重ねてきた中国輸出入銀行などの政策銀行は、新型コロナで深刻化した各国の債務問題を受け、融資に慎重になっていたと、同紙はアナリストらの見方を伝える。米シンクタンク、スティムソン・センターの孫韻氏は、「債務の持続可能性がすでに危うい国には、中国は財布のひもを締めた」と述べている。 習近平国家主席も2021年11月、北京で開かれた一帯一路のシンポジウムで、海外協力では持続可能かつ生活を向上する「小さくて美しい」事業を優先すべきだと述べた。巨大なインフラ事業から距離を置き、小さくても採算の取れる事業へと軌道修正する姿勢がにじむ。■安全なはずの鉄道路線が命を危険に 路線を立て直すには、一体どれほどの資金が要るのか。デイリー・トラストの取材に応じた運輸省の関係者は、約50億ナイラ(約6億円)が必要だとみる。ニンギ氏は上院で、フル稼働時には月に約18億ナイラ(約2億1600万円)の収入があったと述べた。立て直しの費用は、その3カ月分に満たない。 最大都市ラゴスにある鉄道公社の倉庫には、機関車がもう1両、使われないまま眠っている。この路線に回す案も出ていたが、政治的な後押しがなく、承認は得られていないと、先の運輸省の関係者は明かした。 道路での誘拐を恐れる人々の頼みの綱として開業したアブジャ―カドゥナ鉄道は、脱線の傷を応急補修で済ませたまま、同じアシャム駅の付近で事故を重ねてきた。運賃収入で借金を返す構想はつまずき、中国からの新規融資も先細った。 安全な移動手段を確保するはずだった路線は、脱線事故や衝突事故で、かえって人々の命を危険にさらしている。2026/10/24 12:01:005.番組の途中ですが転載は禁止ですg1vjM山賊ゲリラ出るのは中国の端っこと同じだねw2026/10/24 12:03:036.番組の途中ですが転載は禁止です8eDbD東欧編投資回収は「2400年後」なのにいまだに乗客1人すら運べない…習近平が東欧で進める「一帯一路」鉄道事業の大誤算https://news.yahoo.co.jp/articles/cfef81888539e61f1e33ccd589662620ce30915ahttps://president.jp/articles/-/120527?page=1一帯一路は負債の山脈https://president.jp/list/search?fulltext=%E4%B8%80%E5%B8%AF%E4%B8%80%E8%B7%AF2026/10/24 12:08:517.番組の途中ですが転載は禁止ですuCwyYそれ以上に浪費されたオリンピックや万博、アジア競技大会なんかに比べればまだ戦略的に利益はある2026/10/24 12:46:048.番組の途中ですが転載は禁止ですzqGxG途上国開発は教育という下地作ってからインフラ整備に進めるんやで2026/10/24 12:48:029.番組の途中ですが転載は禁止です8eDbD>>7イベントも無いのに作っちゃってるんだなこれが【中国バブル崩壊】22兆円も使ったのに大失敗した巨大ゴーストタウン、オルドス市の現状がヤバすぎた…https://youtu.be/DCIFQQIvAXs2026/10/24 13:22:1810.番組の途中ですが転載は禁止ですqQvxV今北産業2026/10/24 13:32:0511.番組の途中ですが転載は禁止ですWsuP1お台場2026/10/24 13:36:5512.番組の途中ですが転載は禁止ですTZ5v7パヨクがこぞって激推ししてたや~つ~乗り遅れるなと急かしてたバスは地獄行きの直行便だったようだ2026/10/24 13:37:1913.番組の途中ですが転載は禁止ですkhOiQ生活が苦しくなったクソウヨはすぐ中国下げで八つ当たりだな2026/10/24 13:39:1814.番組の途中ですが転載は禁止ですankTl一帯一路にノルドストリーム21世紀初頭にあった欧州と中露を結ぶ一大巨大経済圏構想をぶち壊して《新東西冷戦時代》を作ったのはアメリカだよな実際欧州や日本は経済的に苦しみ (輸入コスト増に膨らむ軍事費) アメリカ産業は軍需を中心にウハウハらしい2026/10/24 13:45:4015.番組の途中ですが転載は禁止ですLk5M2土人すぎて笑う2026/10/24 14:10:15
https://president.jp/articles/-/120440?page=1
中国が巨額の融資を行ったアフリカの鉄道が、開業から10年で窮地に陥っている。ナイジェリアの首都アブジャと北部の都市カドゥナを結ぶ鉄道は、2016年に開業したが、運行本数は当初の1日5往復から1往復に減少。機関車はわずか2両で、そのうち1両が故障したという。人々の頼みの綱となっていた主要路線でありながら、なぜここまで衰退したのか。海外メディアの報道から読み解く――。
■乗客は「襲撃だ」と身構えた
列車が大きく揺れ、うたた寝をしていた女性の頭に、箱が落ちる。はっと目を開けると、車内の誰もが叫びながら立ち上がっていた。
2025年8月26日。女性を乗せた列車は、ナイジェリアの首都アブジャから北部の都市カドゥナへ向かっていた。郊外のクブワ駅を出てまもなく、アシャム駅の付近で列車は脱線し、先頭の車両が横転した。4両目にいたジョナサン・ポガ氏は、ナイジェリア全国紙のデイリー・トラストに、「出発して15分ほどで、ひどい音がして、次の瞬間、車両が横倒しになった」と語る。
脱線した列車は、周りに人家もない場所で立ち往生した。乗客の多くは襲撃だと思い、身構える。乗客の一人から電話を受けたサミュエル・アルワン氏が、同じく全国紙のディス・デイ紙への寄稿で緊迫の瞬間を振り返った。
幸い、襲撃ではなかった。乗っていた618人に死者は出ず、21人が負傷したと、全国紙のリーダーシップ紙は伝える。デイリー・トラストによると、ナイジェリア鉄道公社のカヨデ・オペイファ社長は会見で、整備不良との臆測を退けた。
だが翌月、ナイジェリア安全調査局(NSIB)の予備報告書は、社長の説明と食い違う事実を指摘する。以前、同じアシャム駅で起きた脱線で傷んだ枕木の一部を、公社は応急の補修で済ませていたというのだ。
幹線道路を行けば、誘拐されるかもしれない。そう怯える人々にとって、中国からの融資で建設され、2016年に開業したこの鉄道は、頼みの綱となった。だが、いまは運行本数が減り、資金は乏しく、部品も機関車も足りない。
■中国の融資で開業した看板路線
乗客の多くが襲撃だと思ったのも、無理はない。期待を集めて開業したこの鉄道では、以前にも列車が武装集団に襲われ、死者が出ている。
2016年7月に開業したアブジャ―カドゥナ鉄道は、全長約187キロ。東京から静岡までとほぼ同じ距離だ。建設を請け負ったのは中国の国有企業、中国土木工程集団(CCECC)で、機関車も中国のメーカーが納入した。契約額8億7600万ドル(約1380億円)のうち、5億ドル(約790億円)を中国からの融資が占める。
道路を避けたい市民に支持され、鉄道の利用者は増え続けた。ナイジェリアの日刊紙ガーディアンによると、この鉄道は一時、両都市を結ぶ「最も好まれ、信頼される交通手段」になったという。
だが2022年3月28日の夜、カドゥナ行きの列車で爆発が起きる。終点まで、あと25分ほどだった。車内の明かりが消え、2度目の爆発で列車は脱線。線路を爆破した武装集団が車両を取り囲み、銃撃を始めた。生存者のムサ・バシル・ウスマン氏は米CNNに、「そこらじゅうで銃声がして、窓越しに撃ってきた」と語っている。
鉄道公社は翌日、この路線の運行を止めた。CNNによると、ロティミ・アマエチ運輸相(当時)は、壊れた線路を直したうえで、空軍が上空から警備する態勢で再開すると述べた。ガーディアン紙によると、この襲撃で約9人が死亡し、62人が拉致された。運休は結局8カ月に及び、その間に鉄道公社が失った収入は、約66億ナイラ(当時のレートで約20億円)にのぼる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/22328f41ff88299f4dbfd28c7b474b47441500fa
列車が再び走り出すと、今度は銃撃ではなく脱線が相次いだ。鉄道公社は、その原因を外部に求めた。
2024年5月、ジェレ駅の近くで、列車の一部の車両が線路から外れた。そのわずか10日後、今度はアシャム駅で列車が脱線する。のちに2025年8月の脱線事故の現場となる駅だ。ナイジェリア独立系オンライン新聞のザ・ケーブルによると、鉄道公社は声明で脱線を「軽微な不具合」と片づけ、レールを留める金具が盗まれたためだと説明した。
たしかに、ナイジェリア系ニュースサイトのサハラ・レポーターズが引用した国家統計局のデータによると、2020~25年に全国で起きた鉄道関連の事件や事故は188件を超える。その多くは、くず鉄拾いや犯罪組織による破壊行為に関連するものだったという。
だが、NSIBの予備報告書が2025年8月の脱線の原因に挙げたのは、公社自身の整備不良と、転轍機(列車の進路を切り替える装置)の故障だった。
リーダーシップ紙などによると、列車は転轍機を通過した直後に脱線した。この転轍機は以前から自動では動かず、手で切り替えたあとは、留め具で固定する運用だった。その留め具が、折れていたという。純正の交換部品は、すぐには手に入らない状態だった。そのうえ、以前に同じ駅で起きた脱線で傷んだ枕木のうち、一部を公社は交換せず、応急の補修でしのいでいたのである。
■開業時の1日5往復が1往復に
脱線が相次げば、運行は慎重にならざるを得ない。列車の所要時間は延び、本数は減った。2026年に入ると、この路線の窮状は、とうとう上院で取り上げられることになる。
1月29日、ナイジェリア上院の議場。アブドゥル・ニンギ上院議員が、この路線がいかに廃れたかを訴え始める。ディス・デイ紙が伝えた同氏の発言によると、開業当初は1日5往復で、毎日約1万人を運んでいた。いまは1日に1往復しかなく、乗客数は800~900人まで落ち込んだという。最近乗ってみると、かつて1時間半で行けた区間に、3時間半かかった。ゴッズウィル・アクパビオ上院議長は、「自転車のほうが早くカドゥナに着く」と皮肉る。
ニンギ氏はさらに、建設工事で据え付けられた設備の一部は中古だった可能性があると述べ、ナイジェリアは損害を被ったと示唆した。建設を請け負ったのはCCECCである。こうした訴えを受け、アクパビオ氏は、前年11月に設置が決まっていた上院の特別調査委員会を発足させた。サハラ・レポーターズによると、委員会には、鉄道で使われている輸入資材の品質や、中国から受けた融資を調べる役目も与えられた。
■3時間半以上、立ちっぱなしの乗客
■連結の外れた機関車が坂を下って追突
■最低月給の約14%で闇取引される切符
■運賃収入で借金を返すはずだった
機関車を増やすにも、車両を更新するにも、資金が要る。だが、建設費として借りた金を運賃収入で返すというこの鉄道の構想は、早くもつまずいた。
ガーディアン紙によると、アマエチ元運輸相は、鉄道自体の収入をもって建設費の借金を返せると主張していた。ところが、襲撃のあとの運休や減便で、肝心の収入が落ち込んだ。
同紙が2023年に報じた債務管理局(DMO)の資料によると、この路線のために中国から借りた5億ドルのうち、3億4615万ドル(約547億円)の返済が済んでいないという。
中国との債務関係には、一般に明かされていない部分がまだ多いとの見方もある。同紙は、中国の対外関係は秘密主義で成り立っていると指摘する。ナイジェリアだけでなく、ほかのアフリカ諸国との取引の多くも同様であり、市民が借金の全容を知るのは、多くの場合、事態が破綻してからだという。
2023年4月には、この路線を含む鉄道建設で負った対中債務の返済が滞っている、とまで報じられた。DMOは報道を否定した。ガーディアン紙の問い合わせに対し、パティエンス・オニハ局長は、「利息と元本は期日に払っている」と答えた。
■「中国はもう融資してくれない」
一方、中国からの新規融資は、延滞が報じられるより前から先細っていた。香港英字紙のサウスチャイナ・モーニングポストによると、アマエチ氏は2022年2月、アブジャ―カノ間とポートハーコート―マイドゥグリ間の2路線の建設が遅れている理由をこう説明している。「中国はもう融資してくれない。だから欧州で資金を探している」。
同年10月には、後任のムアズ・サンボ運輸相(当時)も同じ問題に触れた。同氏によれば、中国は2路線の事業費の85%を融資することで合意していた。ナイジェリアは中国の建設会社との契約に従い、自国負担分の15%を支払った。ところが、事業の開始から1年以上たっても、中国の金融機関は融資を実行していないという。
中国側にも事情があった。一帯一路のもとでアフリカのインフラに巨額の融資を重ねてきた中国輸出入銀行などの政策銀行は、新型コロナで深刻化した各国の債務問題を受け、融資に慎重になっていたと、同紙はアナリストらの見方を伝える。米シンクタンク、スティムソン・センターの孫韻氏は、「債務の持続可能性がすでに危うい国には、中国は財布のひもを締めた」と述べている。
習近平国家主席も2021年11月、北京で開かれた一帯一路のシンポジウムで、海外協力では持続可能かつ生活を向上する「小さくて美しい」事業を優先すべきだと述べた。巨大なインフラ事業から距離を置き、小さくても採算の取れる事業へと軌道修正する姿勢がにじむ。
■安全なはずの鉄道路線が命を危険に
路線を立て直すには、一体どれほどの資金が要るのか。デイリー・トラストの取材に応じた運輸省の関係者は、約50億ナイラ(約6億円)が必要だとみる。ニンギ氏は上院で、フル稼働時には月に約18億ナイラ(約2億1600万円)の収入があったと述べた。立て直しの費用は、その3カ月分に満たない。
最大都市ラゴスにある鉄道公社の倉庫には、機関車がもう1両、使われないまま眠っている。この路線に回す案も出ていたが、政治的な後押しがなく、承認は得られていないと、先の運輸省の関係者は明かした。
道路での誘拐を恐れる人々の頼みの綱として開業したアブジャ―カドゥナ鉄道は、脱線の傷を応急補修で済ませたまま、同じアシャム駅の付近で事故を重ねてきた。運賃収入で借金を返す構想はつまずき、中国からの新規融資も先細った。
安全な移動手段を確保するはずだった路線は、脱線事故や衝突事故で、かえって人々の命を危険にさらしている。
投資回収は「2400年後」なのにいまだに乗客1人すら運べない…習近平が東欧で進める「一帯一路」鉄道事業の大誤算
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfef81888539e61f1e33ccd589662620ce30915a
https://president.jp/articles/-/120527?page=1
一帯一路は負債の山脈
https://president.jp/list/search?fulltext=%E4%B8%80%E5%B8%AF%E4%B8%80%E8%B7%AF
教育という下地作ってからインフラ整備に進めるんやで
イベントも無いのに作っちゃってるんだなこれが
【中国バブル崩壊】22兆円も使ったのに大失敗した巨大ゴーストタウン、オルドス市の現状がヤバすぎた…
https://youtu.be/DCIFQQIvAXs
乗り遅れるなと急かしてたバスは地獄行きの直行便だったようだ
21世紀初頭にあった欧州と中露を結ぶ一大巨大経済圏構想をぶち壊して《新東西冷戦時代》を作ったのはアメリカだよな
実際欧州や日本は経済的に苦しみ (輸入コスト増に膨らむ軍事費) アメリカ産業は軍需を中心にウハウハらしい