【支持者が拡大中!?】斎藤元彦・前兵庫県知事インタビュー「街頭で、若者からの支持を実感しています」アーカイブ最終更新 2024/10/20 09:241.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlq【支持者が拡大中!?】斎藤元彦・前兵庫県知事インタビュー「街頭で、若者からの支持を実感しています」https://www.iza.ne.jp/article/20241019-IMLCUKL2E5PTHKEOLC33YBQDLM/2024/10/19 16:51:4322すべて|最新の50件2.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlq「パワハラ」「おねだり」など知事をめぐる様々な疑惑の告発文書で大きく揺れた兵庫県政。出直し知事選は10月31日告示、11月17日投開票となるが、現地では意外な風が吹いていた。本誌・週刊ポスト(10月18日発売号)で「斎藤前知事現象」をレポートしたジャーナリストの赤石晋一郎氏による斎藤元彦・前兵庫県知事の独占インタビューを詳報する。【前後編の前編】────テレビで観る限りは「悪者」のイメージですが、今朝(10月11日)も三宮駅前(神戸市)での辻立ちには100人近くの人が集まっていた。9月30日付で失職した後、朝の辻立ちはどのくらいしていますか。「失職した日からですので、9月末からスタートしました」────ああいった形で失職して、今は直に県民の方と接する機会があって、その反応はどうですか。「最初、JR須磨駅に立たせていただいたんですけど、その時はすごく緊張しましたね。というのは、やっぱりそれまではいろんな記者会見とかはありまして、厳しい質問もありましたけど、それはメディアの方とか議員の方との対峙ということでした。県民の多くの皆さんと直接接するということがなかったので、初めてそういった現場に立ったのがJR須磨駅で、朝の街頭がスタートでした。その時は確か、頷いてくれたりとか、そういった方もおられましたけど、そこまですごく強い反応ではなかったんですね。あとは厳しいことを言われる方も確かにおられました。やっぱり報道などを見て、これまでの対応とかも含めてよくないことをしたっていうようなコメントですね。『あかんことをしたらあかん』っていう感じの言葉ですかね」2024/10/19 16:51:543.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlq街頭で受け取った手紙は「数十通」────「人殺し」などと言われたこともあったとか。「そういう感じでもなく……。やはり報道を見て、悪人と思われているところがあった。やはり私自身もよくなく、ハラスメントと疑われても仕方がないことをした。いわゆるハラスメントやおねだりをしたっていうような印象がすごく強かった報道だったと思うので、そういったなかで(県民の反応は)厳しいのかなっていうふうには思っていたんですけど。ただ、そこまでは……皆さん、最初の頃は様子を見ているという感じでしたね」────今日の辻立ちを見ると、罵声のようなものはなかったように見えました。(聴衆の反応が)変わったという印象ですか。「皆さん、なんとなく遠くで眺めておられるという感じでしたが、お手紙を持ってきていただいたりとか、そういう方が出てこられました。『あぁ、お手紙をいただいたりするんだ』と結構驚きましたね。中身も読ませていただいたら、本当に頑張ってほしいというような、すごく応援の言葉があって。今はもう(手紙は)数十通あります。Xとかでも事前にこういうところで(辻立ちを)やりますよと言ってる方がおられたり、私がやっているのを見て投稿する方もおられて、『それを見て電車を降りてきました』という方も出てきて、ちょっと反応が出てきたなと思いましたね」────今日も手紙を持ってきた方がいたが、手紙をもらうことが多い?「今日も5通いただきました。昨日も10通くらいいただいたので……。毎晩、帰ってからすべて目を通しています」2024/10/19 16:52:084.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlq「高校生からの手紙がきっかけで出馬」の真相────出直し選挙に出馬するきっかけが、「高校生からの手紙」という話があった。パワハラなどのイメージがあるのに応援する人が本当にいるのかとも思われそうだが、実際にはどういった経緯でもらった手紙だったのか。「定例の囲み取材を毎朝していまして、ある日それが終わってエレベーターに乗ろうとしたら高校生が近寄ってこられて、『頑張ってください』と手紙をいただいた。その高校生というのも、もちろん面識もないですし、どこの高校かも知らなかった。手紙には書いていましたけど。大変驚いて、読ませていただいたら、今回の問題が大きくクローズアップされるなかで私のこれまでやってきた仕事とか、そういったことを調べていた。その高校が、私が県立高校を応援したいということで行ったことがありますので、そこで見掛けたということだったと思います。具体的な政策として県立高校のトイレの改修や洋式化、教室や体育館のクーラーの設置、部活動の応援をやらせていただいた。令和2年度の私が就任する前の決算を見たら兵庫県の県立高校一校あたりの予算額が全国で46位だったんです。施設が古かったり、生徒の部活の道具がすごくボロボロで、OBの皆さんの寄付とかでやりくりをしているという状況だったんです。そういったことが高校生のほうにも届いているっていうことはすごく感じました」────その手紙を読んで、出直し選挙に出る決意を固めたと?「若い世代の方が今回の問題を機に、結果的に県政だったり政治に関心を持たれたということはすごく大事なことだと思います。それとやはり次世代を担う若者が応援してくれているっていうことは本当に私にとってすごい励みになりました。確かに出直しっていうのは、私は組織も政党もまったく応援がないので大変厳しい戦いだと思いますけど、それでもやっぱり挑戦したいというふうに思いましたね」────実際に街頭に集まった聴衆の方々に話を聞くと、初めて政治に関心を持ったという人が結構いた。いまネットを中心に、新しい支持層が徐々に増えているようだが、それについてはどう感じているか。「そこはすごく強く感じますね。今日も何人もの高校生とか大学生、社会人の方から、『今回生まれて初めて投票に行くと思います』と。『今回の問題をきっかけに自分自身がいわゆるメディアの報道に加えて色んなものを自分で調べたりして、政治にすごく関心が高まったんです』というふうに言ってくれる若者がすごく多いなと思いました。そういった方々が調べていくうちに、私が県立大学の授業料の無償化であったり、高校の支援や不妊治療の支援、それ以外にも若い世代を応援する政策をしっかりやっているっていうことを知ったり、あとは色んな行政改革をやってきたっていうことも知りましたということもよく言われますね」2024/10/19 16:52:245.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlqネットで支持が広がっている!?────そうした支持する人たちは、主にネット世代やネットユーザーの方々が多い印象だった。「そうですね。応援していただいているアカウントが増えているっていうのはすごく感じますね。駅立ちの様子とかも皆さんアップしていますし、そこも閲覧がすごく多いですし、私自身へのXのコメントも非常に好意的なものが増えていますね」────斎藤氏を支援する人たちには「メディア不信」を抱いている人が多いのも特徴と感じた。「メディアの報道について少し偏っているという指摘をされる方はすごく多いですね。そういう方はメディアリテラシーと言いますか、今のXなどのSNS世代は自分で物事を調べる力がすごく長けておられる方のような感じがしますね。それで調べていくうちに、『誤解がとけました』ということを昨日も言われました。SNSというのが悪い面としてとらえられていることも多いのですが、こういった一人で戦うという局面においては非常にプラスのほうに作用する、良い面もあるとうことは私自身すごく思いました」────何がSNSでの斎藤氏の注目度につながっていると考えられるか。「今回お手紙をたくさんいただいたりするなかで、辞職をせずに自分が信じている道を貫かせていただいていることに対する共感を書かれている方がすごく多いんです。シングルマザーの方であったり、子育てが大変だったり、病気をされていたり、お子さんが不登校気味になっているという方がおられたり。あとは受験されている方ですね。今日もたくさんおりましたけど、結構世の中ってしんどい思いとかつらい思いをされている方がすごく多いと思います。私もすごくしんどかったんですけど、何とか周りに支えられながらここまで一歩ずつ歩むことができて、辞職せず自分の道を貫かせていただいているんですけど、その姿に対する応援であったり、斎藤の姿を見て自分も頑張ろうと思いましたっていうような手紙がすごく多い。私も決して強い人間ではなくて、一日一日精一杯やらせていただいている」────出直し選挙に出るにあたって、何を訴えたいか。「これからの兵庫、日本を担う若者の支援というものを私はしっかり改革をして、財源を生み出していきたいと思っていますので、それが私の訴えたい大きなことです。もちろん文書問題に対する反省や課題、県職員や県議会との信頼関係の再構築はやっていかなければならないが、大事なのはやはりこれまでの改革をストップせず、県民の皆さん、特に若い世代に向けた政治、行政、政策をしっかりやっていくということを訴えていきたいです」(後編へ続く)2024/10/19 16:52:416.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlq斎藤元彦・前兵庫県知事の告白「県民局長の墓前でお詫びしないのか」の問いにどう答えたかhttps://www.iza.ne.jp/article/20241019-IT4F3BIE2RM55PDYS65QRAENDI/2024/10/19 16:53:587.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlq知事による「パワハラ」や「おねだり」など様々な疑惑についての告発文書で大きく揺れた兵庫県政。11月17日に出直し知事選の投開票を迎える。10月31日の告示を前に、意外なかたちで支持が広がる「斎藤前知事現象」をレポートしたジャーナリストの赤石晋一郎氏による斎藤元彦・前兵庫県知事の独占インタビューを詳報する。【前後編の後編。前編から読む】────今回の一連のマスコミ報道についてはどう感じているか。「元県民局長が亡くなられたことに対して、私の行為が直接的につながっているかのような報道がすごく出ましたけど、私自身は直接、元県民局長に対してこれまで強く怒ったりすることは直接したことはないです。文書問題に関して、彼自身も処分を受けて、百条委員会を設置した時にしっかり対応していくということをおっしゃっていたので、私はそこを本人の口から言葉を聞きたかったですね。なぜあの文書を書いたりしたんだと聞きたかったので、突然亡くなってしまったということは本当にお悔やみ申し上げたいし、これまでの彼の県政への貢献に感謝を伝えたいなと思っています。なので、私や片山(安孝)元副知事とも元県民局長の死に直接的につながっているかのような報道というのは大変悲しいですし、残念だなと思います」────ただ、人が亡くなってしまったということは、どんな経緯があったにせよ非常に重いことでは?「亡くなられたことは大変悲しいですし、心からお悔やみを申し上げたいし、今でもつらい思いがすごくあります」────墓前にお詫びに行くなど、さらなる弔意を示すことは考えている?「色んな機会で哀悼の気持ちを今は伝えさせていただいています。墓前という話もあるかと思うんですけど、これはお相手のご家族がある話でございますので……。ただ今は心からお悔やみ申し上げるという思いでずっとさせていただいています。(遺族との話し合いは)県の人事担当にしっかりやっていただいています」2024/10/19 16:54:118.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlq側近たちの暴走があったのか?────今回の一連の問題は、片山前副知事を中心とした、いわゆる「牛タン倶楽部」と呼ばれる側近たちの暴走もあったと思われるが、そうした体制を作ってしまったことへの反省はあるか。「昔から知っている間柄でもあって、彼らに3年間一生懸命支えていただいて、この兵庫県政を良くしていこうという思いでやってきていただいたので感謝しています。ただ、最後のところで(片山前副知事に)辞職を強く進言されたりということもあって、私の思いと違うところがあった」────文書問題においても、そうした側近たちの暴走もあったとは思っていないか。「対応としては問題なかったと思っています。片山副知事がかなり強い口調で元県民局長に対して事情聴取をやったりしたということはありますが、確かに表現は強かったところはあると思いますし、片山さんも反省しなきゃいけないところはあります。ただ、もともと県民局長と片山副知事は知った仲だったので、片山さんももともとそういう激しいしゃべり方ですから、そういったところで色んなやりとりがあったんだとは思います」────その副知事が辞めることになったという事態からも、トップとして任命責任があるという考えはないか?「私が任命したので任命責任はありますね。片山副知事は道義責任を取って辞めるということだったのですが、そこは私との認識の違いがあって。道義責任とは、政治の世界では辞職ということになりますので、何か問題が起こってから辞職するというのは日本のこれまでの慣習としてすごくある。はたしてそれが、これからの時代も本当にそうなのかと。辞めるのは簡単ですけど、辞めちゃうと問題の本質が消えていってしまうことになる。やはり、真相究明と、そこで出てきた課題を解決、改善しながら前に進めていくということも私はやっていきたい。辞職しちゃえば一回は収まるかもしれないですけど、それは今回の文書問題でも本質が何だったのか、そこをしっかり調査しないといけない。世の中がおさまっても、何も問題は解決しないし、私も反省して、新たにしていくということができないまま終わってしまうので。何か責任を取って、とりあえず辞めるという選択はなかったです」2024/10/19 16:54:299.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlq告発文書問題は終わっていない────辞任を拒否してつっぱっているだけのように見られていましたが、調査の結果が出ることが大事だと考えたと?「第三者委員会の設置、百条委員会の設置が決められて、その調査結果が出そろってから、どうするべきかを考えるべきだと私は思っていたので、途中で不信任となってしまって……。責任の取り方は、真相究明をしてから自分はどうするかというのが責任の取り方だと思っています」────では、斎藤氏にとって告発文書問題は今でも解決していないという認識なのか。「そうですね。まだ調査途中ですから。そこはしっかりやっていって解決すべきところはしっかりやっていくと」────一連の問題から、出直し選挙まで、家族の反応は?「私の家族、両親もいて、心理的な負担はすごくありましたので、申し訳ないところはありました。ただ、今回の判断について応援してくれていますので、そこは感謝しています。今回、出直し選挙ということになって、自分の人生としての判断になりますから、斎藤元彦がどういうふうにしたいのかということを応援してくれています。(妻から)『自分の人生だから、しっかり自分の道を行って、頑張ったらいいんじゃない』といったことを言ってもらっています」2024/10/19 16:54:4610.番組の途中ですが転載は禁止ですeXdlq以上2024/10/19 16:55:0511.番組の途中ですが転載は禁止ですQUfIUということにしたい2024/10/19 16:55:3012.番組の途中ですが転載は禁止ですSmmhKZ世代は石丸に投票するような池沼が多いからな2024/10/19 17:01:0413.👂👁🗨👄👁🗨👂IhhCe若者をクビにしようぜ2024/10/19 17:08:1714.番組の途中ですが転載は禁止ですHmc5R県職員の気持ちが重要2024/10/19 17:08:2415.番組の途中ですが転載は禁止ですnvziQ叩かれてる人を見ると可哀想って思う一定数の可哀想な頭の人2024/10/19 17:27:5716.番組の途中ですが転載は禁止ですNivTHちな現地では前尼崎市長が一番人気だそうで2024/10/19 17:52:5417.番組の途中ですが転載は禁止ですtxvpq一般的な若者の頭の悪さは想像以上だよ2024/10/19 17:53:1018.番組の途中ですが転載は禁止ですbSPEC斎藤ってどんな顔だったっけ? と思い出そうとして浮かんだのは石丸の顔だった。2024/10/19 18:07:4019.番組の途中ですが転載は禁止です5DFgE業者使ってネット工作してたって見たけどお手紙もその有利サービスの一つ?2024/10/19 18:52:1420.番組の途中ですが転載は禁止ですuGHIiポジティブな声しか聞きませんと言ってるのと同じ2024/10/19 21:48:0821.番組の途中ですが転載は禁止ですHDTJ6>>16そりゃ若いし実績あるし悪い噂聞かないしな2024/10/20 09:01:2022.番組の途中ですが転載は禁止ですsX5D6>>20人が死んでも反省なんて全くしないって言ってるのと同じだしな。サイコパスそのもの2024/10/20 09:24:11
【光の県】稲村和美さんのSNSが兵庫県知事選挙期間中「2回凍結」“うそ”の通報による「不当な選挙妨害」不特定多数のアカウントを刑事告訴へニュー速(嫌儲)38188.72024/11/21 20:53:10
https://www.iza.ne.jp/article/20241019-IMLCUKL2E5PTHKEOLC33YBQDLM/
────テレビで観る限りは「悪者」のイメージですが、今朝(10月11日)も三宮駅前(神戸市)での辻立ちには100人近くの人が集まっていた。9月30日付で失職した後、朝の辻立ちはどのくらいしていますか。
「失職した日からですので、9月末からスタートしました」
────ああいった形で失職して、今は直に県民の方と接する機会があって、その反応はどうですか。
「最初、JR須磨駅に立たせていただいたんですけど、その時はすごく緊張しましたね。というのは、やっぱりそれまではいろんな記者会見とかはありまして、厳しい質問もありましたけど、それはメディアの方とか議員の方との対峙ということでした。県民の多くの皆さんと直接接するということがなかったので、初めてそういった現場に立ったのがJR須磨駅で、朝の街頭がスタートでした。
その時は確か、頷いてくれたりとか、そういった方もおられましたけど、そこまですごく強い反応ではなかったんですね。あとは厳しいことを言われる方も確かにおられました。やっぱり報道などを見て、これまでの対応とかも含めてよくないことをしたっていうようなコメントですね。『あかんことをしたらあかん』っていう感じの言葉ですかね」
────「人殺し」などと言われたこともあったとか。
「そういう感じでもなく……。やはり報道を見て、悪人と思われているところがあった。やはり私自身もよくなく、ハラスメントと疑われても仕方がないことをした。いわゆるハラスメントやおねだりをしたっていうような印象がすごく強かった報道だったと思うので、そういったなかで(県民の反応は)厳しいのかなっていうふうには思っていたんですけど。ただ、そこまでは……皆さん、最初の頃は様子を見ているという感じでしたね」
────今日の辻立ちを見ると、罵声のようなものはなかったように見えました。(聴衆の反応が)変わったという印象ですか。
「皆さん、なんとなく遠くで眺めておられるという感じでしたが、お手紙を持ってきていただいたりとか、そういう方が出てこられました。『あぁ、お手紙をいただいたりするんだ』と結構驚きましたね。中身も読ませていただいたら、本当に頑張ってほしいというような、すごく応援の言葉があって。今はもう(手紙は)数十通あります。
Xとかでも事前にこういうところで(辻立ちを)やりますよと言ってる方がおられたり、私がやっているのを見て投稿する方もおられて、『それを見て電車を降りてきました』という方も出てきて、ちょっと反応が出てきたなと思いましたね」
────今日も手紙を持ってきた方がいたが、手紙をもらうことが多い?
「今日も5通いただきました。昨日も10通くらいいただいたので……。毎晩、帰ってからすべて目を通しています」
────出直し選挙に出馬するきっかけが、「高校生からの手紙」という話があった。パワハラなどのイメージがあるのに応援する人が本当にいるのかとも思われそうだが、実際にはどういった経緯でもらった手紙だったのか。
「定例の囲み取材を毎朝していまして、ある日それが終わってエレベーターに乗ろうとしたら高校生が近寄ってこられて、『頑張ってください』と手紙をいただいた。その高校生というのも、もちろん面識もないですし、どこの高校かも知らなかった。手紙には書いていましたけど。大変驚いて、読ませていただいたら、今回の問題が大きくクローズアップされるなかで私のこれまでやってきた仕事とか、そういったことを調べていた。その高校が、私が県立高校を応援したいということで行ったことがありますので、そこで見掛けたということだったと思います。
具体的な政策として県立高校のトイレの改修や洋式化、教室や体育館のクーラーの設置、部活動の応援をやらせていただいた。令和2年度の私が就任する前の決算を見たら兵庫県の県立高校一校あたりの予算額が全国で46位だったんです。施設が古かったり、生徒の部活の道具がすごくボロボロで、OBの皆さんの寄付とかでやりくりをしているという状況だったんです。そういったことが高校生のほうにも届いているっていうことはすごく感じました」
────その手紙を読んで、出直し選挙に出る決意を固めたと?
「若い世代の方が今回の問題を機に、結果的に県政だったり政治に関心を持たれたということはすごく大事なことだと思います。それとやはり次世代を担う若者が応援してくれているっていうことは本当に私にとってすごい励みになりました。
確かに出直しっていうのは、私は組織も政党もまったく応援がないので大変厳しい戦いだと思いますけど、それでもやっぱり挑戦したいというふうに思いましたね」
────実際に街頭に集まった聴衆の方々に話を聞くと、初めて政治に関心を持ったという人が結構いた。いまネットを中心に、新しい支持層が徐々に増えているようだが、それについてはどう感じているか。
「そこはすごく強く感じますね。今日も何人もの高校生とか大学生、社会人の方から、『今回生まれて初めて投票に行くと思います』と。『今回の問題をきっかけに自分自身がいわゆるメディアの報道に加えて色んなものを自分で調べたりして、政治にすごく関心が高まったんです』というふうに言ってくれる若者がすごく多いなと思いました。そういった方々が調べていくうちに、私が県立大学の授業料の無償化であったり、高校の支援や不妊治療の支援、それ以外にも若い世代を応援する政策をしっかりやっているっていうことを知ったり、あとは色んな行政改革をやってきたっていうことも知りましたということもよく言われますね」
────そうした支持する人たちは、主にネット世代やネットユーザーの方々が多い印象だった。
「そうですね。応援していただいているアカウントが増えているっていうのはすごく感じますね。駅立ちの様子とかも皆さんアップしていますし、そこも閲覧がすごく多いですし、私自身へのXのコメントも非常に好意的なものが増えていますね」
────斎藤氏を支援する人たちには「メディア不信」を抱いている人が多いのも特徴と感じた。
「メディアの報道について少し偏っているという指摘をされる方はすごく多いですね。そういう方はメディアリテラシーと言いますか、今のXなどのSNS世代は自分で物事を調べる力がすごく長けておられる方のような感じがしますね。それで調べていくうちに、『誤解がとけました』ということを昨日も言われました。SNSというのが悪い面としてとらえられていることも多いのですが、こういった一人で戦うという局面においては非常にプラスのほうに作用する、良い面もあるとうことは私自身すごく思いました」
────何がSNSでの斎藤氏の注目度につながっていると考えられるか。
「今回お手紙をたくさんいただいたりするなかで、辞職をせずに自分が信じている道を貫かせていただいていることに対する共感を書かれている方がすごく多いんです。シングルマザーの方であったり、子育てが大変だったり、病気をされていたり、お子さんが不登校気味になっているという方がおられたり。あとは受験されている方ですね。今日もたくさんおりましたけど、結構世の中ってしんどい思いとかつらい思いをされている方がすごく多いと思います。
私もすごくしんどかったんですけど、何とか周りに支えられながらここまで一歩ずつ歩むことができて、辞職せず自分の道を貫かせていただいているんですけど、その姿に対する応援であったり、斎藤の姿を見て自分も頑張ろうと思いましたっていうような手紙がすごく多い。私も決して強い人間ではなくて、一日一日精一杯やらせていただいている」
────出直し選挙に出るにあたって、何を訴えたいか。
「これからの兵庫、日本を担う若者の支援というものを私はしっかり改革をして、財源を生み出していきたいと思っていますので、それが私の訴えたい大きなことです。
もちろん文書問題に対する反省や課題、県職員や県議会との信頼関係の再構築はやっていかなければならないが、大事なのはやはりこれまでの改革をストップせず、県民の皆さん、特に若い世代に向けた政治、行政、政策をしっかりやっていくということを訴えていきたいです」
(後編へ続く)
https://www.iza.ne.jp/article/20241019-IT4F3BIE2RM55PDYS65QRAENDI/
────今回の一連のマスコミ報道についてはどう感じているか。
「元県民局長が亡くなられたことに対して、私の行為が直接的につながっているかのような報道がすごく出ましたけど、私自身は直接、元県民局長に対してこれまで強く怒ったりすることは直接したことはないです。文書問題に関して、彼自身も処分を受けて、百条委員会を設置した時にしっかり対応していくということをおっしゃっていたので、私はそこを本人の口から言葉を聞きたかったですね。
なぜあの文書を書いたりしたんだと聞きたかったので、突然亡くなってしまったということは本当にお悔やみ申し上げたいし、これまでの彼の県政への貢献に感謝を伝えたいなと思っています。なので、私や片山(安孝)元副知事とも元県民局長の死に直接的につながっているかのような報道というのは大変悲しいですし、残念だなと思います」
────ただ、人が亡くなってしまったということは、どんな経緯があったにせよ非常に重いことでは?
「亡くなられたことは大変悲しいですし、心からお悔やみを申し上げたいし、今でもつらい思いがすごくあります」
────墓前にお詫びに行くなど、さらなる弔意を示すことは考えている?
「色んな機会で哀悼の気持ちを今は伝えさせていただいています。墓前という話もあるかと思うんですけど、これはお相手のご家族がある話でございますので……。ただ今は心からお悔やみ申し上げるという思いでずっとさせていただいています。(遺族との話し合いは)県の人事担当にしっかりやっていただいています」
────今回の一連の問題は、片山前副知事を中心とした、いわゆる「牛タン倶楽部」と呼ばれる側近たちの暴走もあったと思われるが、そうした体制を作ってしまったことへの反省はあるか。
「昔から知っている間柄でもあって、彼らに3年間一生懸命支えていただいて、この兵庫県政を良くしていこうという思いでやってきていただいたので感謝しています。ただ、最後のところで(片山前副知事に)辞職を強く進言されたりということもあって、私の思いと違うところがあった」
────文書問題においても、そうした側近たちの暴走もあったとは思っていないか。
「対応としては問題なかったと思っています。片山副知事がかなり強い口調で元県民局長に対して事情聴取をやったりしたということはありますが、確かに表現は強かったところはあると思いますし、片山さんも反省しなきゃいけないところはあります。ただ、もともと県民局長と片山副知事は知った仲だったので、片山さんももともとそういう激しいしゃべり方ですから、そういったところで色んなやりとりがあったんだとは思います」
────その副知事が辞めることになったという事態からも、トップとして任命責任があるという考えはないか?
「私が任命したので任命責任はありますね。片山副知事は道義責任を取って辞めるということだったのですが、そこは私との認識の違いがあって。
道義責任とは、政治の世界では辞職ということになりますので、何か問題が起こってから辞職するというのは日本のこれまでの慣習としてすごくある。はたしてそれが、これからの時代も本当にそうなのかと。辞めるのは簡単ですけど、辞めちゃうと問題の本質が消えていってしまうことになる。やはり、真相究明と、そこで出てきた課題を解決、改善しながら前に進めていくということも私はやっていきたい。
辞職しちゃえば一回は収まるかもしれないですけど、それは今回の文書問題でも本質が何だったのか、そこをしっかり調査しないといけない。世の中がおさまっても、何も問題は解決しないし、私も反省して、新たにしていくということができないまま終わってしまうので。何か責任を取って、とりあえず辞めるという選択はなかったです」
────辞任を拒否してつっぱっているだけのように見られていましたが、調査の結果が出ることが大事だと考えたと?
「第三者委員会の設置、百条委員会の設置が決められて、その調査結果が出そろってから、どうするべきかを考えるべきだと私は思っていたので、途中で不信任となってしまって……。責任の取り方は、真相究明をしてから自分はどうするかというのが責任の取り方だと思っています」
────では、斎藤氏にとって告発文書問題は今でも解決していないという認識なのか。
「そうですね。まだ調査途中ですから。そこはしっかりやっていって解決すべきところはしっかりやっていくと」
────一連の問題から、出直し選挙まで、家族の反応は?
「私の家族、両親もいて、心理的な負担はすごくありましたので、申し訳ないところはありました。ただ、今回の判断について応援してくれていますので、そこは感謝しています。今回、出直し選挙ということになって、自分の人生としての判断になりますから、斎藤元彦がどういうふうにしたいのかということを応援してくれています。(妻から)『自分の人生だから、しっかり自分の道を行って、頑張ったらいいんじゃない』といったことを言ってもらっています」
お手紙もその有利サービスの一つ?
そりゃ若いし実績あるし悪い噂聞かないしな
人が死んでも反省なんて全くしないって言ってるのと同じだしな。
サイコパスそのもの