子育て支援が必要な家庭をAIで抽出…千葉・印西市、声かけや訪問につなげ虐待予防図るアーカイブ最終更新 2024/03/16 18:311.番組の途中ですが転載は禁止です9J9EH読売新聞 2024/03/16 17:59 千葉県印西市が、児童虐待などへの対応にAI(人工知能)を活用する取り組みを始めた。子育ての支援を必要とする家庭をAIで抽出し、保健師らの声かけや訪問などにつなげるという。児童虐待や産後うつなどに悩む家庭を想定しており、担当者は「AIの力を借りて、深刻な事態に陥る前に支援したい」と話している。 …取り組みは、こども家庭庁の「こどもデータ連携実証事業」に採択されている。デジタルデータなどを使い、具体的な要請を受ける前に「プッシュ型」で子育て支援を進める。 市は2023年11月以降、住民基本台帳や生活保護、児童扶養手当の受給状況、乳幼児健診情報などのデータ、妊娠・出産時の助産師、保健師との面談内容など子育てに関わる多くの情報を暗号化。新たに導入した「こどもデータ連携・分析システム」に集約し、AIに学習させてきた。 そのうえで、今年1月4日から妊婦や就学前の乳幼児の母親らを対象にLINEでの相談に応じ始めた。すでに実施している電話相談の内容とLINEによる相談内容をシステムに入力し、個別の子どもや家庭のリスクをAIに判断させる。支援内容を検討し、保健師による声かけや家庭訪問などの支援につなげるという。 市健康増進課の坂本郁子課長は、「AIの力で潜在的なリスクを浮かび上がらせ、深刻な事態に陥る前に対応する『予防力』を高めたい」と話す。AIの判断などを参考にすることで、ベテラン保健師と新人のスキルの差を補う効果もあるという。詳細は以下https://www.yomiuri.co.jp/national/20240314-OYT1T50243/2024/03/16 18:31:401すべて|最新の50件
千葉県印西市が、児童虐待などへの対応にAI(人工知能)を活用する取り組みを始めた。子育ての支援を必要とする家庭をAIで抽出し、保健師らの声かけや訪問などにつなげるという。児童虐待や産後うつなどに悩む家庭を想定しており、担当者は「AIの力を借りて、深刻な事態に陥る前に支援したい」と話している。
…取り組みは、こども家庭庁の「こどもデータ連携実証事業」に採択されている。デジタルデータなどを使い、具体的な要請を受ける前に「プッシュ型」で子育て支援を進める。
市は2023年11月以降、住民基本台帳や生活保護、児童扶養手当の受給状況、乳幼児健診情報などのデータ、妊娠・出産時の助産師、保健師との面談内容など子育てに関わる多くの情報を暗号化。新たに導入した「こどもデータ連携・分析システム」に集約し、AIに学習させてきた。
そのうえで、今年1月4日から妊婦や就学前の乳幼児の母親らを対象にLINEでの相談に応じ始めた。すでに実施している電話相談の内容とLINEによる相談内容をシステムに入力し、個別の子どもや家庭のリスクをAIに判断させる。支援内容を検討し、保健師による声かけや家庭訪問などの支援につなげるという。
市健康増進課の坂本郁子課長は、「AIの力で潜在的なリスクを浮かび上がらせ、深刻な事態に陥る前に対応する『予防力』を高めたい」と話す。AIの判断などを参考にすることで、ベテラン保健師と新人のスキルの差を補う効果もあるという。
詳細は以下
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240314-OYT1T50243/