【オックスフォード大学研究】一般人口における新型コロナウイルス感染者の高い割合が1か月以上続く持続感染につながっていることが判明

【オックスフォード大学研究】一般人口における新型コロナウイルス感染者の高い割合が1か月以上続く持続感染につながっていることが判明アーカイブ

最終更新 2024/02/22 13:06

影のたけし軍団 ★

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オックスフォード大学が主導した新しい研究では、一般人口におけるSARS-CoV-2感染者の高い割合が1か月以上続く持続感染につながっていることが判明した。

この研究結果は、本日Nature誌に掲載されました。

免疫不全の人における新型コロナウイルス感染症の長期感染が、コロナウイルスのパンデミック中に発生し、アルファ変異体やオミクロン変異体を含む
一連の感染の波を引き起こした複数の新たな変異株の発生源である可能性があると長い間考えられてきた。

しかしこれまで、一般人口における持続的な新型コロナウイルス感染症の蔓延や、こうした状況でウイルスがどのように進化するかは不明のままだった。

これを調査するために研究者らは、ほぼ毎月参加者を検査した国家統計局新型コロナウイルス感染症調査（ONS-CIS）のデータを使用した。

9万人以上の参加者のうち、3,603人が2020年11月から2022年8月までの間に2つ以上の陽性サンプルを提供し、そこでウイルスの配列が決定された。

このうち 381 人は、1 か月以上にわたって同じウイルス感染症の検査で陽性反応を示しました。

このグループ内では、54 人が少なくとも 2 か月間持続する持続感染症を患っていました。

研究者らは、全感染のうち1000人に1人から200人に1人（0.1～0.5％）が持続性となり、少なくとも60日間続く可能性があると推定している。

場合によっては、一般集団では絶滅したウイルス変異種に感染したままの人もいた。

対照的に、研究者らは、同じ変異株による再感染は非常にまれであることを発見した。

これはおそらく、宿主がその変異株に対する免疫を獲得し、数カ月後には変異株の頻度が非常に低いレベルに減少したためと考えられる。

持続感染者381人のうち、65人は感染期間中に3回以上のPCR検査を受けていた。

これらの個人のほとんど (82%) は、ウイルス量の回復を示し、ウイルス量の増加、次に減少、その後の増加を経験しました。

研究者らによると、これはウイルスが感染期間が長くても活発に複製する能力を維持できることを示しているという。

この研究では、持続感染症に罹患している人は、より典型的な感染症に罹患している人に比べ、感染開始から12週間以上経過しても長期にわたる新型コロナウイルス感染症の症状があると報告する可能性が55%高かった。

共同主著者のカトリーナ・リスゴー博士（オックスフォード大学生物学・パンデミック科学研究所）は、「ウイルスの持続性とロングコロナウイルスとの関連性は因果関係ではないかもしれないが、これらの結果は持続感染がロングウイルスの病態生理学に寄与している可能性を示唆している」と述べた。

実際、炎症、臓器損傷、微小血栓症など、他の多くの考えられるメカニズムが Long Covid に寄与する可能性があることが示唆されています。

https://www.news-medical.net/news/20240221/Study-reveals-high-prevalence-of-persistent-COVID-19-infections-in-general-population.aspx

大規模な地域社会監視研究における持続性 SARS-CoV-2 の蔓延
https://www.nature.com/articles/s41586-024-07029-4

2024/02/22 08:48:24