【研究】新型コロナウイルス感染症は高血圧のリスク増加と関連している

【研究】新型コロナウイルス感染症は高血圧のリスク増加と関連しているアーカイブ

最終更新 2023/08/22 21:30

影のたけし軍団 ★

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米国心臓協会の学術誌「Hypertension」に本日発表された新しい研究によると、4万5000人以上の電子医療記録の分析で、新型コロナウイルス感染症が高血圧の発症と有意に関連していることが判明した。

この後ろ向き観察研究は、同様の呼吸器ウイルスであるインフルエンザと比較して、新型コロナウイルス感染症患者における持続性高血圧の発症と危険因子を調査した初めての研究である。

成人における高血圧の予防、検出、評価、および管理のための 2017 ACC/AHA ガイドラインによると、高血圧は、上位および下位の数値が 130/80 mm Hg 以上であると分類されます。

健康データは、人種的、民族的に多様な大規模な人口を対象とするニューヨーク州ブロンクスのモンテフィオーレ医療システムの電子医療記録から分析されました。

分析の結果、次のことがわかりました。

新型コロナウイルス感染症で入院した人の21％、新型コロナウイルス感染症で入院しなかった人の11％が高血圧を発症したのに対し、インフルエンザで入院した人の16％、インフルエンザで入院しなかった人の4％が高血圧を発症した。

インフルエンザで入院した人および入院していない人に比べて、新型コロナウイルス感染症で入院した人は持続性高血圧を発症する可能性がそれぞれ2倍以上、入院していない人は1.5倍高かった。

SARS-CoV-2に感染した40歳以上の人、黒人成人、または慢性閉塞性肺疾患、冠状動脈疾患、慢性腎臓病などの既存疾患のある人は、高血圧を発症するリスクが高かった。

持続的な高血圧は、パンデミック中に昇圧剤とコルチコステロイド薬による治療を受けたSARS-CoV-2感染者の間でより一般的でした。

「インフルエンザに比べて新型コロナウイルス感染症に罹患する人の数が膨大であることを考えると、これらの統計は憂慮すべきことであり、将来さらに多くの患者が高血圧を発症する可能性が高く、公衆衛生上大きな負担となる可能性があることを示唆している」とドゥオン氏は述べた。

https://www.news-medical.net/news/20230821/COVID-19-infection-linked-to-increased-risk-of-high-blood-pressure.aspx

2023/08/22 07:43:14