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生活排水処理は「浄化槽で家庭ごとに」、転換を検討する自治体増加…下水施設の老朽化や人口減少理由

各家庭の生活排水を下水施設などで処理する「集合処理」を見直し、各戸に設置した浄化槽による「個別処理」への転換を検討する自治体が増えている。国の調査では全国120近くの自治体が転換の意向を示した。人口減少や施設の老朽化が理由だが、費用負担など課題は多い。(大重真弓)

## 全国初の事例

伊豆半島の南端に位置し、太平洋を望む静岡県南伊豆町の入間地区。公民館の敷地内に埋め込まれた浄化槽の蓋を開けると、ブクブクと泡立つ水面が見えた。微生物が生活排水の汚れを分解しているという。「公民館の排水はここで浄化され、海に流れていく。各家庭にも同様の浄化槽がある」。地元区長の山本徳範さん(70)が説明する。

地区では2023年、生活排水の集合処理施設が廃止され、各戸に浄化槽を設けて処理する方式に切り替えられた。環境省によると、全国初のケースだ。

処理施設は、地区が海水浴客でにぎわい民宿が立ち並んでいた1986年に建てられ、一度に約1000人分の生活排水を処理できた。だが、老朽化して改修が必要になった2018年頃、地区の人口は当時の6割の161人に減り、民宿も数軒になっていた。

集合処理を続ける場合、必要な改修費は約1億4000万円。住民が支払う年間約5万円の施設使用料は、人口が100人に減った場合、最低でも1・5倍に増えると見込まれた。

施設の維持が難しいと判断した町は、住民と協議して廃止を決めた。国が借金返済額の7割を負担する過疎対策事業債を活用し、約1億5000万円をかけて家庭や公共施設ごとに計68基の浄化槽を設置した。

(以下略)
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>>1
> 施設の維持が難しいと判断した町は、住民と協議して廃止を決めた。

↑ 国に通貨発行権があることすら知らない低知能B層