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【予備校】浪人中に新聞奨学生だった受験生【宅浪】アーカイブ

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大学への名無しさん
ZY5gyi3e0
新聞配達 終わった朝は つのるほどに 眠たくなるのが宿命
まだ授業中なのに ヨダレで滲む テキスト
会社多くて 集金が楽で 都心だから 行きたくなるのは必然
無理にお願いして 決めてもらった 専売所
定期券の行き先は池袋 笑顔は出てこないけど
あの大きな玉ねぎに今日も 見送られ予備校へ

九段下の駅を降りて夕刊を 配達する靖国通りで
黄昏時雲は赤く焼け落ちて 屋根の上に光る玉ねぎ

埼玉大入学して三田線と 埼京線乗り継ぐつもりで
一年経ち合格者の発表で 僕の受験番号がない!

九段下の駅へ向かう人の波 僕は一人涙を浮かべて
千鳥ヶ淵月の水面(みなも)振り向けば 澄んだ空に光る玉ねぎ
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