世田谷一家殺害事件2022最終章 一橋文哉 VS 李仁恩アーカイブ最終更新 2022/12/13 15:171.名無しさん???街灯もなく真っ暗な闇の中で、男は一人で道端にしゃがみ込み、小さな声で何かブツブツと話していた。二〇〇一年十一月下旬のことである。韓国の首都・ソウル特別市北東の郊外で、私はその男・李仁恩を待ち続け、三日目の夜を迎えていた。李が世田谷事件にかかわっているとの情報を聞き、本人から直接、話を聴こうと考えて、李の自宅と目される場所を割り出し、ずっと張り込みを続けていたのだ。一橋文哉「李仁恩さんですか」李仁恩「ナニカ用カ」目の前に立ちはだかった李は、一八〇センチ近い身長に、色白でやや太り気味の病的な感じがする男だった。右手の指のつけ根に、包丁で付いた傷痕があるかどうかは、残念ながら、確認できなかった。一橋文哉「東京の世田谷という所で、宮澤さん一家が殺害された事件を調べています」李仁恩「そんな事件は知らんよ……」犯人を追って著者が向かった先とは?2022年12月最終章の幕が開ける出典 https://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/archives/16709122592022/12/13 15:17:391すべて|最新の50件
韓国の首都・ソウル特別市北東の郊外で、私はその男・李仁恩を待ち続け、三日目の夜を迎えていた。
李が世田谷事件にかかわっているとの情報を聞き、本人から直接、話を聴こうと考えて、李の自宅と目される場所を割り出し、ずっと張り込みを続けていたのだ。
一橋文哉「李仁恩さんですか」
李仁恩「ナニカ用カ」
目の前に立ちはだかった李は、一八〇センチ近い身長に、色白でやや太り気味の病的な感じがする男だった。
右手の指のつけ根に、包丁で付いた傷痕があるかどうかは、残念ながら、確認できなかった。
一橋文哉「東京の世田谷という所で、宮澤さん一家が殺害された事件を調べています」
李仁恩「そんな事件は知らんよ……」
犯人を追って著者が向かった先とは?
2022年12月最終章の幕が開ける