【ワールドメイト】深見東州【宗教界のお笑い芸人】★19アーカイブ最終更新 2025/05/25 05:1497.神も仏も名無しさんoMdm5占いとの絡みでは最近ワールドメイト(コスモメイト、パワフルコスモメイトから改称)という占いとおまじないと「霊能」を売り物にしている団体が、訴訟沙汰のトラブルを起こしていることにも注意を払っておく必要があります。94年には、パワフルコスモメイト(当時。現在ワールドメイトと名乗る)の会員が、主宰者の深見青山さんを相手取った訴訟が短期間に二件続きました。まずは五月には「この家はひどい所に建っている」とされ、「『救霊師』資格を得るための玉ぐし料」「除霊」「御神事」などの名目で約8000万円を支払わされたと、慰謝料など計8500万円余の賠償請求がありました。そして翌月の六月には「子どもがいじめられる原因は水子の霊」とされ「除霊」費用に5000万円をだましとられたと。7000万円の損害賠償請求が起こされました(いずれも東京地裁)。パワフルコスモメイトの訴訟内容に見られるように、最近では、壷や多宝塔や墓といったモノだけでなく、「霊視」や祈祷の手数料といった「リスクマネジメント」的な性格の「ビジネス」を含んでいるという点で、「新たな霊感商法」(「毎日」94年5月24日付)としての性格もあるといえます。これらはマスコミ媒体によっては「霊視商法」といわれることもありますが、いずれにしても占いがけっして侮れない尖兵的役割を果たしているんだ、ということを認識してほしいと思います。ワールドメイトというのは、神道系の宗教団体ということになっていますが、もともと「手相」「おまじないグッズ」などのビジネスの大変熱心な団体です。教祖の深見青州(=ママ)さんは、「世界的霊能力者」(『見てわかる手相術』)だそうですが、その内弟子の西谷泰人さんに私は、コスモメイトと名乗っていた頃(87年3月)に手相を見てもらったことがあります。「年運方」というオリジナリティをひっさげ手相鑑定として売れっ子で、手相の著書もある西谷さんがどういうテを使うのか、興味をもったのです。取材を兼ねてといったところです。2025/04/29 01:34:161000すべて|最新の50件98.神も仏も名無しさんoMdm5結論から書きますと、西谷さんは客観的に当たりはずれを判定できる点をすべてはずしました。あたったのは、掌の金星丘部分(親指の付け根の膨らんでいる部分)に血管がはっきり見えることをして「腸がくたびれている。ストレスたまっていますね」と見たことだけです。体調を崩している時は、爪が弱くなっていたり肌が荒れたりすることはあります。私は、酒席で女性の手を見て同じことをいって「当たってるう」を驚かせます。びろうな話ですが、便秘の多い女性にはこの傾向がよく出ているのです。だいたい、現代社会でストレスのたまっていない人なんかいないといってもいいでしょう。つまり、こんなことは私でもやれる占いの「まねごと」程度のものなのです。それはともかくとして、西谷氏はまず私が独身か既婚であるかを当てられませんでした。そして私の婚約、結婚、配偶者の出産の時期をズバリと判定しましたが、それも結局は全く当たりませんでした。まあ、所見は普通の手相見さんと同じような感じでした。私は今までにも手相占いをしてもらったことがありますが、すべてがおもしろいほどはずれていました。ですからその点で太っ腹になってしまったので、占いのはずれは今でも全く気にしていません。たぶん西谷さんはお疲れだったのでしょう。ただ私が当時も「あれ?」と思ったのは、体調を聞かれたので私が「肩が凝って頭痛がする」と答えた時、まってましたとばかり「それは霊の仕業です」と始めたことです。目の裏側の頭痛は、「霊的なもの」だそうです。私の肩こりは「テクノストレス」の典型的なもので、パソコンからしばらく離れてどこかに旅行にでも行くととれることになっています。「霊」も、旅行に行って気分転換をするとでもいうのでしょうか。さらに「人生変わりますよ」と、15万円の「おまじないグッズ」(確かペンダントでした)をすすめられ、扱っている「商品」のカタログも頂戴しました。無理強いは全くありませんでしたが、だからこそ「ああ、商売うまいなあ」と私は心の中で思わずにはいられませんでした。2025/04/29 01:34:5399.神も仏も名無しさんoMdm5深見さんの『強運』という著書によると、「運・不運を厳密に見ると、すべての原因は、前世と家(祖先)の因縁によるものがほとんどである」とあります。混ぜっ返すようですが、いったん「すべての原因は」としておきながら「ほとんどである」と、例外もあるかのように書くのは文法的におかしい。「すべて」とは100%のこと。「ほとんど」は、限り無く100%に近いけれど100%ではないのです。実はこうした曖昧さと「霊ビジネス」の結びつきこそが、様々なトラブルにつながっていくのです。 『講座・超常現象を科学する5 暦.占い・おまじない』 安斎育郎監修・草野直樹著 1996年 かもがわ出版より2025/04/29 01:35:06
【国際】トランプ「同盟国の多くは友達じゃない」凍りつく…高市総理は台湾有事発言で米に見捨てられたか? 撤回できず、前にも進めず「八方塞がり」ニュース速報+4722532.32025/12/05 16:13:23
【高市自民】ネット大荒れ「はあ?」「子育てに罰金」「高市支持やめる!」 高校生の扶養控除縮小検討の報道に騒然「意味分からん」「ほーら増税始まった」「涙出る」「子育て支援は嘘」 公明離脱で再燃ニュース速報+4241109.72025/12/05 15:59:11
【舛添要一氏】「かつて、農民も職人も、皆死ぬまで働き、深夜のネトウヨ行為など無縁だった、今の高齢者は、定年退職後、社会参加もせずに、ネットに溺れている、ネットを捨てて働いたほうが健全だ」ニュース速報+257840.12025/12/05 16:16:02
94年には、パワフルコスモメイト(当時。現在ワールドメイトと名乗る)の会員が、主宰者の深見青山さんを相手取った訴訟が短期間に二件続きました。
まずは五月には「この家はひどい所に建っている」とされ、「『救霊師』資格を得るための玉ぐし料」「除霊」「御神事」などの名目で約8000万円を支払わされたと、慰謝料など計8500万円余の賠償請求がありました。
そして翌月の六月には「子どもがいじめられる原因は水子の霊」とされ「除霊」費用に5000万円をだましとられたと。7000万円の損害賠償請求が起こされました(いずれも東京地裁)。
パワフルコスモメイトの訴訟内容に見られるように、最近では、壷や多宝塔や墓といったモノだけでなく、「霊視」や祈祷の手数料といった「リスクマネジメント」的な性格の「ビジネス」を含んでいるという点で、
「新たな霊感商法」(「毎日」94年5月24日付)としての性格もあるといえます。
これらはマスコミ媒体によっては「霊視商法」といわれることもありますが、いずれにしても占いがけっして侮れない尖兵的役割を果たしているんだ、ということを認識してほしいと思います。
ワールドメイトというのは、神道系の宗教団体ということになっていますが、もともと「手相」「おまじないグッズ」などのビジネスの大変熱心な団体です。
教祖の深見青州(=ママ)さんは、「世界的霊能力者」(『見てわかる手相術』)だそうですが、その内弟子の西谷泰人さんに私は、コスモメイトと名乗っていた頃(87年3月)に手相を見てもらったことがあります。
「年運方」というオリジナリティをひっさげ手相鑑定として売れっ子で、手相の著書もある西谷さんがどういうテを使うのか、興味をもったのです。取材を兼ねてといったところです。
あたったのは、掌の金星丘部分(親指の付け根の膨らんでいる部分)に血管がはっきり見えることをして「腸がくたびれている。ストレスたまっていますね」と見たことだけです。
体調を崩している時は、爪が弱くなっていたり肌が荒れたりすることはあります。
私は、酒席で女性の手を見て同じことをいって「当たってるう」を驚かせます。
びろうな話ですが、便秘の多い女性にはこの傾向がよく出ているのです。
だいたい、現代社会でストレスのたまっていない人なんかいないといってもいいでしょう。
つまり、こんなことは私でもやれる占いの「まねごと」程度のものなのです。
それはともかくとして、西谷氏はまず私が独身か既婚であるかを当てられませんでした。
そして私の婚約、結婚、配偶者の出産の時期をズバリと判定しましたが、それも結局は全く当たりませんでした。
まあ、所見は普通の手相見さんと同じような感じでした。私は今までにも手相占いをしてもらったことがありますが、すべてがおもしろいほどはずれていました。
ですからその点で太っ腹になってしまったので、占いのはずれは今でも全く気にしていません。
たぶん西谷さんはお疲れだったのでしょう。
ただ私が当時も「あれ?」と思ったのは、体調を聞かれたので私が「肩が凝って頭痛がする」と答えた時、まってましたとばかり「それは霊の仕業です」と始めたことです。
目の裏側の頭痛は、「霊的なもの」だそうです。私の肩こりは「テクノストレス」の典型的なもので、パソコンからしばらく離れてどこかに旅行にでも行くととれることになっています。
「霊」も、旅行に行って気分転換をするとでもいうのでしょうか。
さらに「人生変わりますよ」と、15万円の「おまじないグッズ」(確かペンダントでした)をすすめられ、扱っている「商品」のカタログも頂戴しました。
無理強いは全くありませんでしたが、だからこそ「ああ、商売うまいなあ」と私は心の中で思わずにはいられませんでした。
混ぜっ返すようですが、いったん「すべての原因は」としておきながら「ほとんどである」と、例外もあるかのように書くのは文法的におかしい。
「すべて」とは100%のこと。
「ほとんど」は、限り無く100%に近いけれど100%ではないのです。
実はこうした曖昧さと「霊ビジネス」の結びつきこそが、様々なトラブルにつながっていくのです。
『講座・超常現象を科学する5 暦.占い・おまじない』 安斎育郎監修・草野直樹著 1996年 かもがわ出版より