A Honda Motor Co. badge on an e electric vehicle in Tokyo, Japan, on Thursday, June 17, 2021. Honda has become the first of Japan’s automakers to state publicly it will phase out sales of gasoline-powered cars completely, setting 2040 as the goal and giving newly minted Chief Executive Officer Toshihiro Mibe a once-in-a-career chance to put his stamp on a firm that can trace its lineage back 84 years. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
※前スレ
【UC/CP】インスパイアpart9【お断り】
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/usedcar/1325584161/
1989年に登場した初代アコードインスパイア。まるでFRサルーンかのようなスタイリッシュなフォルムが印象的だった
ところでインスパイアと聞くと、どうしても担当は初代アコードインスパイアのことが頭をよぎってしまう。何せ、大学生の頃に密かに憧れていたクルマだったからだ。
初代モデルは1989年10月、まさにバブル経済真っただ中に誕生した。車格としてはフラッグシップのレジェンドとミドルセダンのアコードの中間に位置するアッパーミドルサルーンだったが、5ナンバーサイズをキープしていた。
パワートレーンは直5SOHCという独創的な専用設計エンジンで、2LのしかもSOHCなのに最高出力165psを6700rpmで叩き出す高出力高回転型のホンダらしいエンジンを採用。このエンジンを縦置きにしたFFミドシップレイアウトが当時、注目を浴びた。
見逃せないのはアッパーミドルサルーンながら4AT以外に5MTも設定されていたこと。また、SOHCながら同クラスだったマークIIやローレルなど他社の2LDOHC(NA)を軒並みパワーで上回っていたのは驚きだった。
■とにかくスタイリングがカッコいいクルマだった!
当時のクリオ店でアコードインスパイア、ベルノ店でビガーという姉妹車を販売したが、1992年のマイチェンで同じく直5SOHCの2.5L(最高出力190ps)を今までの2Lに加えて3ナンバー専用車となる「インスパイア」を追加した。以後、同じ2Lエンジン搭載でも5ナンバー車はアコードインスパイア、3ナンバー車はインスパイアという併売スタイルとなったのは何とも興味深い。
インスパイアは全長がアコードインスパイアから140mm延長され、全幅も1700mmを超える3ナンバー車となったが、似たようでいて顔つきが少し違うので判別は可能。インスパイアのフロントグリルはアコードインスパイアに比べてかなり小型化され、フロントヘッドライトの占める面積がかなり横長になっているからだ。
1992年に追加された3ナンバーボディ車はアコードが車名から取れて「インスパイア」として登場した
このフロントヘッドライト、キラキラと光る「マルチリフレクターランプ」と称され、日中の街中で存在感を発揮していたのをよく覚えている。個人的には、フロントマスクのバランスのいいアコードインスパイアが好みではあった。
https://i.imgur.com/8IfqXM3.jpg
ホンダ自ら「ラグジュアリー・4ドア・スペシャリティ」と銘打っただけあり、アコードインスパイアはホントにカッコよかったと思う。内装では天童木工製の本木目パネルを上級グレードに奢り、上質な雰囲気。フロントオーバーハングが短くまるでFR車のような均整の取れたプロポーションにリアスポをつけたアコードインスパイアは、さながら4ドアクーペそのもの。
担当は当時、FFのテンロク2ドアクーペに乗っていたのだが、このカッコよさには痺れまくったものだ。残念ながら手に入れることはなかったのだが、初代アコードインスパイアは時に月販5000台以上をマークするヒット作に。1995年に2代目に切り替わってエンジンが直5だけでなくV6も追加され、3代目以降はV6が主流となっていき、日本では5代目で生産を終了したインスパイア。
やはり、一番輝いていたのは初代アコードインスパイアだったのだなあと、今回の新型インスパイア登場を見て思うのだった。
(FORZA STYLE)
ホンダが2024年早々に新型アコードを発売するという。真相は不明ですが、もし発売されれば先代モデルの終売が2023年1月なので、およそ1年間の沈黙を破り再登板することに。北米では既に11世代目となる新型アコードを絶賛発売中。日本仕様がどうなるのか楽しみは尽きません。
初代アコードは1976年に誕生。ザックリいうとシビックよりひとまわり大きなボディの3ドアハッチバックで上位機種というポジションに。その後、紆余曲折会って、最終的には4ドアセダンに1本化。一時期はセダン&ワゴンという2つのボディを揃えスターダムへと駆け上った人気車でしたが、ワゴンブームの終焉とともに下火に。そして、SUVブームの陰で細々と売られてきたのでした。
車種の統廃合もあり、フラッグシップセダンのレジェンドが消え、さらに現行型シビックが大きくなったとはいえ、やはりホンダのアイコンとして歴史あるアコードの存在は必要なのでしょう。無論、ユーザーの買換え需要に応える面もあるでしょうか。同クラスのトヨタ・カムリが日本市場撤退を決めたいま、意外と需要ありと読んでいるのかもしれません。
さてさて。とはいえ、市場全体として見ればセダン需要はあまり見込めそうにありません。日本で生産ラインを維持できるとも思えず、また、先代アコードはタイで生産し日本へ輸入するカタチをとっていました。現状、タイ工場は先代モデルを継続販売中。新型はどうなるのでしょうか?
円安が継続するいま、ひょっとしたら米国で右ハンドル仕様を生産し日本へ輸入することも考えられます。また、アジア圏にはマレーシアやベトナムにもホンダの工場があります。
この秋に再投入されるオデッセイは中国工場の生産車ですが、現地の東風ホンダのHPを見ると、アコードとして右ハンドル車を生産し日本へ導入できそうなモデルを発見しました。それがデビュー直後の新型「インスパイア」(現地名)なのです。
なんとなくZR-Vに似たフロントグリルをもつインスパイアは日本の現行ラインナップに馴染むかもしれません。また、インスパイアという車名はかつて一世風靡したプレミアムセダンのアコード・インスパイアの記憶を呼び覚ますでしょうか、50代にはよい記憶、若者には新鮮と映ればソコソコ数字を見込めるかもしれません。
ボディサイズは、全長4979×全幅1862×全高1449mm、ホイールベースは2830mmです。終売モデルの先代アコードが全長4900×全幅1860×全高1450mm、ホイールベースは2830mmなので大きさ的にはほぼイーブン。
ちなみに現行型シビックは全長4550×全幅1800×全高1415mm、ホイールベースは2735mmなので、フラッグシップセダンとしての風格は備わって見えるでしょう。
パワートレーンは1.5Lターボのガソリン車と2.0Lのハイブリッド車の2機種です。この点は既に実績がありますし、他車にも採用されています。最後はやはり価格の問題です。
先代アコードの最終価格は465万円(e:HEV)でした。装備の充実と資材価格の高騰など加味すれば、円安でも500万円は超えてきそうな気配です。それにしもこのフロントグリル、メルセデスのパナメーラグリルに見えなくもないか?(笑)
もしホンダが真剣に新型アコードを販売するなら、やはり北米アコードを踏襲するのでしょうか? 個人的には中国インスパイアの方がカッコよく見えてしまいます(個人的には複雑な心境)。早ければこの夏にもティザー画像を公開。ステップを踏んで予約受注がスタートするかもしれません。ホンダファンは温かな目で見守りましょう。
https://i.imgur.com/sOIGHy3.jpg
(PRESIDENT)
ホンダのスポーツカー「シビックタイプR」があまりの人気で、新規受注をストップしている。自動車ライターの大音安弘さんは「世界一速いFF車という魅力に加え、日常運転にも便利な機能をしっかり備えている。これで約500万円なのだから、競争力が高いのは当然だろう」という――。...
くるまのニュース編集部
2023年8月15日、ホンダのメキシコ法人は、アキュラ新型「インテグラ タイプS」をまもなく導入すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
史上最強の新型「インテグラ タイプS」登場へ
2023年8月15日、ホンダのメキシコ法人は、同社の高級ブランド「アキュラ」より、新型「インテグラ タイプS」をまもなく導入すると発表、ティザー画像を公開しました。
くるまのニュース
2023年8月8日、ホンダと中国広汽集団の合弁会社「広汽本田」は、ホンダ「アヴァンシア(冠道)」の新型モデルを発売し、同時にエクステリアをより迫力あるデザインとする「1万台記念パッケージ」も用意されました。どのようなモデルなのでしょうか。
ベストカーWeb
令和時代の今、2023年と30年前になる平成5年の1993年、貨幣価値などが変わってきているとはいえ、国産車の車両本体価格は上がっている。そこで2023年の現在と1993年当時で買えたクルマでは何がどう違うのかを探った。
■30年前の1993年は国内販売台数647万台だが、2022年は420万台
ベストカー本誌の1993年7月26日号。当たり前だが、表紙を飾るモデルたちの顔ぶれが今とはあまりにも違う……
現在は令和5年で2023年。平成5年はちょうど30年前の1993年であった。そこで30年前と今で、クルマの価格がどのように変化したかを比べてみたい。
まず1993年と2023年では、クルマの売れ方が大きく異なる。1993年の国内販売総数は647万台であった。1990年の778万台に比べると少ないが、コロナ禍の影響を残す2022年の420万台に比べると、30年前は1.5倍売れていた。30年前を基準にすれば、今の売れゆきは54%と少ない。
売れ筋のカテゴリーも変わった。国内販売全体に占める軽自動車の比率は、1993年は24%であった。それが2023年は36%に達する。2022年は39%まで増えていた。
くるまのニュース編集部
2023年9月7日、ホンダのメキシコ法人は新型「アコード」を発売したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダ新型「アコード」発売
2023年9月7日、ホンダのメキシコ法人は新型「アコード」を発売しました。
クリッカー
■ホンダが放った技術満載の個性豊かなハイソカー
1989(平成元)年9月12日、ホンダから、当時市場を席巻していた“ハイソカーブーム”に対応するため、高級スポーティセダンの「アコードインスパイア」がデビューしました。
注目されたのは、5気筒エンジン搭載のFFミッドシップという世界初のレイアウトでした。
●1980年代後半に起こったハイソカーブームに乗り遅れたホンダ
1980年にデビューした4代目マークII。ハイソカーブームの火付け役に
1980年に登場したトヨタの4ドアハードトップの4代目「マークII」、1981年にデビューした2ドアクーペ「ソアラ」が火付け役となり、その後1980年代半ばにバブル景気の勢いを受けてハイソカー(ハイソサエティカー)ブームが起こりました。ハイソカーとは、アッパーミドルクラスのスポーティな高級セダンを指します。
ハイソカーブームに後れを取ったホンダは、超個性的なハードトップのアコードインスパイアを投入。短いフロントオーバーハングに低く構えたボンネットからリアに流れるような直線基調の英国風フォルムと、シンプルながら高級感漂うインテリアが特徴でした。
ハイソカーを象徴する4ドアハードトップの流れるようなフォルムのアコードインスパイア
新開発の2.0L直列5気筒SOHCエンジンをフロントアクスルより後方に搭載(フロントミッドシップ)して車両の重量配分を改善、これによって俊敏なハンドリング特性を実現。さらに低重心化を図るため、クランクケースとオイルパンに中空部分を設けてドライブシャフトを貫通させるという大胆なエンジン構造も採用しています。
車両価格は、192.7万~264.4万円で、ホンダらしい個性的な技術満載のハイソカーとしてデビューしたアコードインスパイアでしたが、販売は振るいませんでした。
ユニークな5気筒エンジンといっても2.0Lしかないこと、ハイソカーの最大の売りであった豪華さや重厚感に欠けたことが、市場で評価されなかった理由だったようです。
直列5気筒エンジンは、かつてはWRCで活躍した「アウディクアトロ」や「ボルボ850」、トヨタの「ランクル70系」ディーゼルなどで採用例がありましたが、2023年現在、生産しているのはおそらくアウディのみです。
アコードインスパイア搭載の直列5気筒エンジン
直5エンジンのメリットは、簡単に言えば直4エンジンより排気量が大きくでき、直6エンジンより搭載しやすいこと。ガソリンエンジンは、1気筒あたりの排気量が600cc以上になると、燃焼効率面で不利になるので、排気量を2.5L以上に増やそうとすると気筒数を増やすしかありません。
直6エンジンは、振動騒音面で優れたエンジンですが、エンジン全長が長くなり、基本的には横置きができません。一方縦置きだと、衝突時のクラッシャブルゾーンが十分に取れないので衝突安全性で不利となります。そのため、一般的には直6でなく、コストがかかってもV型6気筒エンジンが採用されます。
直列5気筒エンジンは、4気筒と6気筒の良いとこ取りが可能なエンジンなのです。ただし、4気筒と6気筒の狭間でエンジンラインナップを増やすのは非効率的なので、なかなか採用しづらいのが実状です。
●多彩だった4代目アコードの派生モデル
4代目アコードは4気筒エンジン、窓枠がある通常のセダンでした
アコードインスパイアは、本家のアコードの4代目へのモデルチェンジとともに誕生しました。4代目アコードは、ラインナップ戦略によって積極的にシリーズ展開を行いました。
セダン系の「アコード/アスコット」、上級ハードトップ系の「アコードインスパイア/ビガー」が用意され、アコードとアコードインスパイアはクリオ店、アスコットがプリモ店、ビガーがベルノ店で販売されました。さらに1990年には、「アコードUSクーペ」、1991年には「アコードUSワゴン」、1992年にはワイドボディ版「インスパイア」が登場したのです。
スポーティな高級セダンが飛ぶように売れたハイソカーブームのなかでしたが、人気が獲得できなかったアコードインスパイア。玄人好みの凝りに凝った技術が集成された車ではあったものの、ハイソカーとしてどこか大衆受けするようなポイントがなかったのかもしれません。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれません。
MOBY
どれだけいいクルマでも需要がなければ無意味!
もう何をどうしようと2ドアクーペが売れる時代は帰ってこない…とホンダが理解するまでには、結構時間がかかった(画像は5代目プレリュード)
「デートカーなどで多用された2リッター級クーペ」というジャンルはバブル崩壊とRVブームで終了、残った車種はスポーツ路線に転じたり趣味性で生き残りを図り、やがては全て消えていったわけですが。
中には3ナンバー化でボディサイズ拡大、排気量アップを経て車格アップのうえでしぶとく続けようとした車種もありまして、4代目/5代目ホンダ プレリュードはその好例でしょう。
乗ってみれば快適性と走行性能のバランスが取れたよいクルマでしたが、どれだけ良くとも需要がなければ無意味…MOBY編集部がAIに聞いた、「30~50代のクルマ好きが気になる名車」に選ばれたのも、「クルマは悪くないんだけどね」という想いからかもしれません。
なんとなくホンダらしさ全開で、乗れば速いし快適、少なくともトヨタの3代目ソアラよりは日本人ウケしそうなデザインだし、悪いクルマじゃないんだけども…という4代目プレリュード
2代目からの超キープコンセプトで人気継続したのもつかの間、日産のS13シルビアに人気をさらわれてからは、かえって「もう古い」扱いだった3代目プレリュードから一転、4代目は何となく古いような新しいような、アメリカンスタイルの3ナンバークーペへ。
リタラクタブルヘッドライトを捨てて一新したフロントマスクは、中央部が突き出したグリルレスのノーズがF1を思わせて意外にスポーティで、Cピラー根本が太く後側方視界が悪そうなリア周りなどは、かえって1970年代あたりを思わせ郷愁を誘うデザイン。
エンジンは国内仕様だと全て2.2リッター直4DOHCで、標準グレードが160馬力のF22B、高性能グレードのSiではDOHC VTECのH22Aが200馬力を発揮し、3ナンバー化で大きく重くなったボディでも案外いい走りをして、プレリュードらしく4WSも準備しています。
実際、ジムカーナやダートトライアルのローカルイベントで、あえてこの型のプレリュードを愛用しているドライバーがいたもので、低速セクションで意外にヒラヒラ走るかと思えば、高速セクションでは重量過大で慣性がつきすぎスピン…なんてよくあったものです。
いずれにせよ、ラグジュアリークーペとしてはもう需要がなく、スポーツ路線に転じたところでインテグラタイプRほど走るわけでもない4代目プレリュードは、「何が悪いとは言わないし、何なら男臭いカッコ良さもあるが、もう居場所のないクルマ」でした。
1996年にもなって「オトナのためのクーペ」みたいな雰囲気出したって、そこにはもうユーザーはいない…という悲哀漂う中でデビューした、5代目プレリュード…今なら欲しいというユーザー、案外いそうである
4代目で「スポーツ路線なんて無意味」とホンダは悟ったことでしょう、そこでモデル終了、あるいは海外専用車でよかった気もしますが、1996年に最後のモデルチェンジでなぜか2代目/3代目のデートカー路線へ回帰するのですから、もうワケがわかりません。
フロントマスクは大ヒットした2代目/3代目のリトラクタブルヘッドライトを、形はそのままに異型ライトへ変えたような見かけで、テールデザインも過去のイメージが色濃く、ガラスサンルーフも復活して、もう「プレリュードはこうでなきゃ」という執念を感じます。
スポーツグレードのH22Aエンジンはリッター100馬力の220馬力にパワーアップしましたし、後にレジェンドや2代目NSXへ採用したSH-AWDの原型となる、左右駆動力分配システム「ATTS」も話題になりました。
しかし根本的には、「もうこんなクルマを買うユーザーなんてそうそういないのに、今さらどうした?」という印象でしかありませんし、RVブームを否定するにしても、その頃にはオデッセイその他でホンダそのものがRVブームの新たな旗手になっています。
結局、ホンダ社内に「過去の栄光よもう一度…原点に帰ればまたデートカーとして売れるかもしれないじゃないか?」という人がいたのかもしれませんが、もちろんそんな事はなかったので、ただのマイナー車として2001年には消えていきました。
新車販売当時でも珍しく見かけると「まだ買う人がいたのか!」とビックリするようなクルマで、4代目以上にマイナーでしたが、これも「いいクルマではあるんだけどな…欲しがる人がいれば」という感じで、今ならむしろ乗ってみたいという人、案外いそうです。
くるまのニュース編集部
2023年8月10日から11日間にわたって開催された「インドネシア国際オートショー2023」で、ホンダのインドネシア法人は日本では未発売の11代目新型「アコード」を披露していました。どのようなモデルなのでしょうか。
新型「アコード」登場! スポーティな“RS”も用意か?
2023年8月10日から11日間にわたって開催された「ガイキンド(GAIKINDO・インドネシア自動車製造業者協会)インドネシア国際オートショー2023」で、ホンダのインドネシア法人は新型「CR-V」や「WR-V」のカスタム仕様を発表したほか、「BR-V」や「ブリオ」など同市場で展開される様々なクルマを展示しました。
くるまのニュース編集部
ホンダは11代目となる新型「アコード」を2024年春に発売します。新型アコードでは、若い世代を取り込むために先進的な機能が初採用されました。
新型では、従来モデルに足りなかった“先進感”を付与
ホンダは、セダンの「アコード」をフルモデルチェンジし、2024年春に発売することを明らかにしました。
1976年に登場した初代モデルから、アコードは時代に先駆けた技術や価値を取り入れながら進化してきました。
先進感あふれるホンダ新型「アコード」のコクピット
11代目となる新型アコードにおいては、従来モデル(10代目)の強みであったシンプルで上質感のあるデザインやスポーティな走りを継承しながら、近年ニーズが上昇する安全性やHMI(ヒューマンマシンインターフェース)といった部分も向上。
実は、従来モデルは60代のホンダユーザーを中心に購入が進んだ一方で、40代・50代のユーザーを取りこぼしていたこともあり、若いユーザーにも新型アコードを選んでもらうため、新型モデルでは最新の装備をふんだんに盛り込んだ近未来的なコクピットを実現しました。
新型アコードで先進性をもっとも感じられる新機能として、国内ホンダ初の「エクスペリエンスセレクションダイヤル」を新型アコードに搭載。ダイヤルひとつで複数の機能を直観的に操作することができます。
新型アコードのインパネは物理ボタンを最低限とし、すっきりとした見た目としているのですが、これを可能にしたのが12.3インチのホンダCONNECTディスプレーとディスプレー下部の手が届きやすいところに設置されたこのエクスペリエンスセレクションダイヤル(以下、ダイヤル)です。
このダイヤルを回してプッシュすることで、エアコンの温度やオーディオソース、照明の色や明るさなどの車内の設定を一括で操作することが可能。たとえば、エアコンの温度を上げるとダイヤルが赤く光り、逆に温度を下げると青く光るなど、どのような操作をおこなったのかが視覚的にわかるようになりました。
くるまのニュース編集部
2023年9月20日、ホンダのメキシコ法人は、同社の高級ブランド「アキュラ」より、新型「インテグラ タイプS」の先行販売を開始したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
“史上最強”の新型「インテグラ タイプS」先行発売
2023年9月20日、ホンダのメキシコ法人は、同社の高級ブランド「アキュラ」より、新型「インテグラ タイプS」の先行販売を開始したと発表しました。
ベストカーWeb
かつて日本ではセダンが市場の中心だったが、現在ではコンパクトカー、ミニバンに主役の座を譲り衰退の一途を辿っている。そんななか、トヨタのミドルセダン、カムリが2023年12月をもって国内販売終了となる。そのいっぽうで、9月20日(発売は2024年春)にアコードの国内販売が復活、そして11月にはクラウンセダンが発売予定になるなど、セダン市場が盛り上がっていくなかでのカムリの国内販売終了は残念。今回はカムリにスポットを当ててみた。
■セダン復活の兆しありなのにカムリだけ!?
2017年7月登場の10代目(現行型)カムリ。北米では好調な売れ行きを見せており、今後も販売が継続される。写真はGレザーパッケージ(2WD)
9月20日、ホンダはアコードセダンの国内販売復活を発表した。12月から先行予約を開始し、発売は2024年春を予定している。
ホンダはアコードを2023年1月末に国内販売終了し、約10カ月ぶりの国内販売復帰となる。
セダンモデルとしては、すでにホンダはレジェンドやインサイトを2022年末に販売終了しており、オデッセイの再販売を含めホンダファンにとっては嬉しいニュースだろう。
2023年9月21日に発表されたホンダコード。先行予約は12月から始まり、2024年春に発売予定
一方、トヨタは2023年4月、43年にわたって販売されてきた名門カムリの国内販売を、2023年12月をもって終了すると発表した。
余談かもしれないが、車名のカムリは日本語の冠から来ているが、国内市場で、日本語の車名がトヨタミライだけになるというのも寂しい。
国内販売終了の裏には、FFベースのミドルセダンというカムリの役割をクラウンクロスオーバーやクラウンセダン、プリウスで充分補完できるという考えがあるのだろう。
くるまのニュース
1980年代のシティポップが静かなブームとなるなか、同時期に流行した四角く「カクカクした」クルマのデザインが再注目されています。
1980年代の四角い「カクカクしたデザイン」トレンドが復活の兆し
2023年8月に世界初公開されたトヨタの新型SUV「ランドクルーザー250」をはじめ、近年デビューの新型車の中で「四角いクルマ」ほ復活の兆しが見られます。
1980年代前半頃に全盛だった四角く「カクカク」したデザインのクルマが、なぜいま再び登場しているのでしょうか。
トヨタ「ランドクルーザー プラド」の実質的な後継モデルとして華々しくデビューした新型ランドクルーザー250。
その四角くたくましいフォルムには、多くの人が驚かされたのではないでしょうか。
同時に再々販売が発表された一部改良版の「ランドクルーザー70」も、現代のクルマとは一線を画すカクカク・ゴツゴツしたデザインが特徴的です。
新型ランドクルーザー70は、オリジナルモデルの登場が1984年という超長寿モデルで、デビューの年代的にちょうど四角いデザインが流行した時期にあたるため、四角いのは当然かもしれません。
しかし、新型ランドクルーザー250に関しては、まさに最新モードのクルマです。
現在では流麗なフォルム、複雑な面構成、凝ったディティールのクルマが主流ですが、その時代において新型ランドクルーザー250は、統一されたカクカク感を持って登場し、話題を集めています。
国内外を見渡してみれば、他にもスズキ「ジムニー」、ダイハツ「タフト」、三菱「デリカ D:5」、メルセデス・ベンツ「Gクラス」トヨタ「ノア/ヴォクシー」、日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」など、四角いフォルムやディティールで成り立つ現行車種は数多く販売され、その多くが人気を博しています。
Peacock Blue K.K.
かつてはクルマのボディ側面には「サイドモール」と呼ばれる棒状のものが横に取り付けられていましたが、最近では減少傾向にあり、あまり見られなくなりました。なぜ見なくなり、そしていまも採用する理由は何なのでしょうか。
見かけなくなったサイドモールって何?
クルマのボディ側面に装着されているサイドモールは、ゴムや樹脂などで出来ており、セダンタイプに多く採用されていました。
しかし、近年の新型車にはサイドモールが装備されているクルマは減少しており、サイドモールそのものの認知度も低下傾向にあります。
かつたのサイドモール… いまはほぼ見ない? でも採用する車種も?
かつてはクルマのボディ側面には「サイドモール」と呼ばれる棒状のものが横に取り付けられていました。
しかし、近年サイドモールは減少傾向にあり、あまり見られなくなりました。
サイドモールはクルマのボディ側面にゴムや樹脂系パーツで構成されていて、装着することでドア開閉時に障害物との接触でクルマのボディが損傷しないよう保護する役割を担います。
サイドモールはセダンタイプのクルマに採用されているケースが多く、ボディと同色ではない場合には、無愛想な横線に見えてしまうクルマもあります。
数多くのメーカーで採用されていたサイドモールですが、街中で見かける機会が減ってきました。
サイドモールが採用されなくなった理由は、デザイン性能が大きく関係しています。
サイドモールが消えたひとつの要因として、プレス技術の進化が挙げられます。
一方、近年技術が進歩したことにより、プレスによって複雑なボディラインを演出することができるようになりました。
デザイン上のメリットはもちろん、車体軽量化や空気抵抗の減少化などを考慮しても、サイドモールを装着するよりもプレスによって形成するほうが良いといえます。
高級セダンに多く採用されてきたサイドモールですが、シンプルなデザインを好むユーザーにとっては、「とってつけた感」の強いサイドモールよりも、プレスによる自然なボディラインのほうが適しているようです。
トヨタ「クラウンクロスオーバー」にはかつてのサイドモールのような樹脂パーツが採用されている、なぜ?
なお2022年9月に発売されたトヨタ「クラウンクロスオーバー」にはかつてのサイドモールのような黒い樹脂のパーツが付いています。
これはキャラクターラインに頼らず面の抑揚で質感を表現したサイドビューとするために意図的に付けられたものです。
デザイナーによればリアの黒い樹脂部分と同じく全体的に引き締めた印象を与える効果があるとして採用されていいます。
シトロエンC3やベルランゴ、どんなデザインか、見た目の特徴は?
近年販売されているモデルの中でサイドモールが装備されているクルマとしては、フランスのシトロエン「C3」や「ベルランゴ」なども挙げられます。
シトロエンに採用されているサイドモールは、メーカーの発想の転換により、機能性向上や個性溢れるデザインが魅力的なクルマとして販売されています。
くるまのニュース編集部
ホンダ「インテグラ」は、現在ラインナップされないスポーツモデル「タイプR」が今も根強い人気ですが、オートモーティブデザイナーのJordan Rubinstein-Towler氏は、“DC8タイプR”と称した新型モデルを考案、CGを作成し公開し注目を集めています。
まさかの“新型インテグラ タイプR”!?
ホンダ「インテグラ」は1985年に初代がデビューし、北米においても翌1986年のアキュラブランドの立ち上げとともに導入されたモデル。ボディタイプは歴代の各モデルで異なり、セダン・クーペ・ハッチバックなどがあったほか、本格スポーツモデルである「インテグラ タイプR」も用意されました。
現在日本を含め、諸外国でもラインナップされない“タイプR”ですが、オートモーティブデザイナーのJordan Rubinstein-Towler氏は、“DC8タイプR”と称した新型モデルを考案。CGを作成し、世界のホンダファンから注目を集めています。
日本でインテグラの最終モデルとなったのは4代目(DC5型)。同モデルが2007年に販売を終了すると、その後しばらく同名を冠するモデルはラインナップから消滅しています。
しかし、北米をはじめ中国などの海外市場でインテグラは2022年に車名の復活を遂げました。
15年ぶりに帰ってきた現行モデルは5代目に当たり、セダン形状に近い5ドアのハッチバックへと変化しました。
現在展開されるインテグラは、スポーティモデルとなる「タイプS」が存在するも、ハイパフォーマンスモデルでインテグラの象徴といえる「タイプR」は存在しません。また前述の通り5ドアのハッチバックとなっているため、タイプRモデルが存在した当時の“2ドア”モデルは存在しません。
そんな中、オートモーティブデザイナーのJordan Rubinstein-Towler氏は、独自の発想で2ドアモデルのインテグラ タイプRが現代にあったらどうなるのかを想像し、“DC8タイプR”と称した新型モデルを考案、CGを作成しSNSなどに公開しています。
DC8タイプRのCGでは、過去のインテグラ タイプRを強く意識しながらも、シャープな灯火類を使用するなど現代風にアレンジしたデザインを採用。
レスポンス
ホンダは1976年に誕生し、乗る人の「ゆとり」と「調和」を目指し、社会とともに進化してきた『アコード』の新型モデルに関する情報を先行公開した。
11代目となる新型アコードは、操る喜びに加え、「先進性」を兼ね備えた日本のホンダを牽引するフラッグシップセダンだ。シンプルかつ高級感のあるデザインや上質な走り、先進の安全性能やHMI(ヒューマンマシンインターフェース)により、これからの時代に調和する先進移動体験を実現する。
◆「乗り手の個性を際立たせ、新たなフォーマル性を纏う」
そのエクステリアは、コンセプトの「乗り手の個性を際立たせ、新たなフォーマル性を纏う」という考え方に基づき、普遍性をしっかり持った上で、遊び心のある価値観を提供する。クラストップのLow&Wideと言ったホンダらしいこだわりはそのままに、シンプルかつ上質で艶のあるデザインとした。
乗り手を魅力的にみせることをコンセプトとしたエクステリアのスタイリングポイントは、ノイズレスなボディ。低く長いノーズから始まるノイズレスなボディは、流麗なCピラーの流れと相まってスタイリングを長く伸びやかに見せる。
インテリアでは、意のままに繋がる・使える新しい移動体験というコンセプトのもと、Dセグメントに相応しい品質と爽快・安心を両立したコックピットを実現した。また『シビック』や『ヴェゼル』などで取り入れられている、シンプルながら走行中の使いやすさを重視した、すっきりとした見栄えのインターフェースを採用。これらを一貫性のあるデザインに落とし込み、全体として質感の高い空間としている。
パワートレーンは、四輪電動化に向けて新世代e:HEVを採用。国内初の並行軸2モーター内蔵の電気式CVTと2リットル直噴エンジンを組み合わせたハイブリッドシステムにより、従来モデルと比較して加速感・静粛性が向上し、走りの質感を高めている。
島崎七生人
独特のフォルムはインパクトも十分だった
歳を重ねてくると、いろいろなコトやモノや時間に対して「あの頃はよかった」と遠い目になることがある……という筆者の独白はさておき、クルマにも、どこのメーカーでも「あの頃のクルマはよかったねぇ」と思える時代がある。
80年代中期のホンダ車は心がときめかされた
しばしば記事にして書かせていただいてきたのだが、1980年代中期のホンダがそうだ。この時代のホンダ車はとにかくじつに利発でメカニズムもスタイルも理屈抜きでイイなぁと思わせられる車種が多く、新型車が登場するたびに心がときめかされた……そんな記憶しかない。
なかでも「一連のロングルーフ車」がそうだった。分類上は2BOX車のひとつだったが、形状的にリアエンドがスパッ! と裁ち落とされたデザインで、それは同時にロングルーフも実現。独特のフォルムはインパクトも十分だった。ここで取り上げる4車を登場順に並べると、3代目「シビック3ドア」(1983年9月)、「アコード エアロデッキ」(1985年6月)、初代「トゥデイ」(1985年9月)、そして2代目「シティ」(1986年10月)となる。
AUTO MESSE WEB
初代レジェンドの2ドアハードトップクーペが昔からの夢だった
ここ最近、1980年代の国産クーペのことが妙に気になっている。普段から気にかける、というよりも街中やイベント会場で遭遇したときに「やっぱりカッコイイよねぇ~」と改めて思うようになったということだ。2023年9月24日(日)に栃木県立日光霧降アイスアリーナで開催されたイベント「第115回 Free Motor Meeting」でお話を伺った初代ホンダ「レジェンド クーペ」のオーナーも、すっかりジャパニーズ80年代クーペに魅了されたひとりだ。
ソアラやレパードよりレジェンドのことが好き
「ソアラやレパードよりも初代レジェンドの2ドアハードトップクーペのことが好きなんですよ。もっと言うと、私にとってホンダ車の中での一番はコレです」
少し興奮気味に話してくれた中村文彦さんは現在54歳。写真を撮らせてもらった1987年式のレジェンド クーペの他に、2017年式の5代目レジェンドも愛用しているのだという。1991年式のクラシック「ミニ」(キャブ仕様クーパー)、トライアンフ「GT6」(工場に入庫中)、アルファ ロメオ「ステルヴィオ」も所有しているそうだが、家に新旧2台のレジェンドがあるという深遠なるカーライフを謳歌しているのであった。
「初代レジェンドのクーペに乗るのが昔からの夢だったので4年前に買いました。現在の累計走行距離は9万7000kmです。5代目も持っていますが、レジェンドは初代が好きで、クーペしか魅力がありません(笑)。本当はCMカラーのホワイトとシャンパンゴールドっぽいベージュのツートーンカラーが欲しかったのですが、ボディ色を選んでいる場合ではなかったので、コンディションを優先しました」
C27A型V6エンジンの気持ちよさを味わえるのはこのクルマだけ
撮影時にステアリングホイールがちょっとだけ曲がっていたのでエンジンをかけて真っすぐにしてもらったが、その際に聞いたエンジン音が、エクステリアからエレガントな印象を受けるレジェンド クーペには似つかわしくないものだった。もしかしたら、走りもいいのか? と思って中村さんに伺ってみた。
錚々たるラインナップを乗り継いできた生粋のカーマニア
う~ん、マニアックだな……と思ったので参考までに過去の愛車を伺ってみたら、いすゞ「ピアッツァ」、AE86型「スプリンタートレノ」、フィアット「X1/9」、サーブ「900」、マツダ「カペラカーゴ」、ボルボ「V70」、アウディ「S6」、E28型BMW「M5」、C4型シボレー「コルベット」、フェラーリ「512TR」、ローバー「ミニ」、ホンダ「S2000」、NA型ユーノス「ロードスター」、JA12型スズキ「ジムニー」といった錚々たるラインナップ。
「自分にとってクルマとは全てです」とも話してくれた中村さんは生粋のカーマニアなのであった。
中村さんのレジェンド クーペは1987年式だが、この年はホンダのF1活動の黄金期にあたる。日本人初のレギュラードライバーとして中嶋 悟がロータス・ホンダでF1に参戦を開始し、ウィリアムズ・ホンダが16戦で9勝+12ポールポジションという圧倒的な戦績でコンストラクターズタイトルを獲得。そしてピケが同チームのマンセルに競り勝ってドライバーズタイトルを獲得していた。
そのような背景を改めて確認すると、1987年式の初代レジェンド クーペが見ても走っても楽しいクルマであることは必然のように思えるのであった。
くるまのニュース編集部
2023年10月28日、ソニー・ホンダモビリティは、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で新型「AFEELA(アフィーラ)」を一般向けに初披露しました。
ソニー・ホンダモビリティは、「高付加価値のエレクトリック・ビークル(EV)」の販売とサービスを行う新会社として、資本金100億円(出資比率ソニーグループ50%、ホンダ50%)で設立された自動車メーカーです。
代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)はホンダ専務執行役員の水野泰秀氏、代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)はソニーグループ常務でソニーモビリティ代表取締役社長兼CEOでもある川西泉氏が務めています。
そんなソニー・ホンダモビリティの記念すべき第一号車が、新型アフィーラです。プロトタイプモデルは、2023年1月5日に「CES 2023」の会場ですでに世界初公開されていました。
今回JMS2023で披露されたクルマも、そこに展示されていたプロトタイプそのもので、この世にこれ1台しか存在しないという貴重なモデルです。
ボディタイプはセダン。駆動にはモーターを使用するBEV(バッテリーEV)です。
ボディサイズは全長4895mm×全幅1900mm×全高1460mmと、15代目「クラウン」ほどのサイズ。ホイールベースは3000mmのAWD仕様となっています。
くるまのニュース編集部
ホンダがジャパンモビリティショーで世界初公開した新型「プレリュード コンセプト」は随所に歴代モデルを彷彿とさせるデザインを採用しています。
新型「プレリュード」 歴代もオマージュ?
ホンダは2023年10月25日、開催中(一般公開は28日から)の第1回「ジャパンモビリティショー2023」(以下JMS2023)において、新型「プレリュード コンセプト」を世界初公開しました。
新たなスポーツモデルとして期待されている同モデルですが、歴代の「プレリュード」と共通性を感じさせるデザインが随所に取り入れられています。
「プレリュードコンセプト」は歴代モデルの雰囲気もある?
プレリュードは、1978年から5世代にわたって販売された2ドアスペシャリティクーペです。
スタイリッシュなデザインに、ホンダの最新技術を採用したパワートレインやシャシによる高い走行性能を持っており、歴代モデルそれぞれで根強い人気を持ちます。
なかでも、1982年に発売された2代目プレリュードは、当時のバブル景気も手伝っていわゆる「デートカー」として若い男女に人気を集めました。
最終モデルは1996年11月に登場した5代目ですが、2001年に販売を終了。以後、ホンダのラインナップ上からプレリュードの車名は消滅していましたが、22年ぶりにその名が復活したことで、当時を知るファンを中心に注目を集めています。
今回世界初公開されたプレリュードコンセプトは、電動モデルとして登場。ボディタイプはこれまでのプレリュードと同様に2ドアクーペスタイルを採用しました。
2022年4月に「四輪電動ビジネスの取り組みについて」という発表のなかで登場が明かされた2タイプの電動スポーツモデルのうち「スペシャリティ」に当たるモデルです。
2020年代半ばの発売を目指して開発中であることも明らかになっています。
ホンダがジャパンモビリティショー2023でサプライズ発表した「プレリュード コンセプト」。スペシャリティなモデルということですが、歴代モデルとはどういった共通点があり、発売されればどのようなモデルになるのでしょうか。
走りも捨てない「流麗クーペ」に期待大
2023年10月25日、第1回「ジャパンモビリティショー2023」のプレスデーにてサプライズ発表された、ホンダの2ドアクーペの「プレリュードコンセプト」。
数年以内の販売がアナウンスされたことで話題を集めています。
「プレリュードコンセプト」は走りも捨てないモデルか
2ドアクーペボディということで、高い走行性能を備えたスポーツカーというイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、復活した車名となる「プレリュード」の過去モデルはスペシャリティクーペとしてのキャラクターを持っており、今ではなかなか受け入れられないコンセプトかもしれませんが、流麗なボディを持つクーペを優雅に走らせるというものだったのです。
そのため、今回発表されたプレリュードコンセプトも、“アンリミテッドグライド”をテーマとし、グライダーのように優雅に滑空するイメージを重ね合わせていて、フロントのデザインなどはグライダーの羽根をイメージしたものとなっています。
またスペシャリティクーペということで、助手席に座る人とのふたりの時間もテーマのひとつとなっていますが、これはカップルに限らず、父と娘や母と子というように、「ちょっとした移動を素敵な時間にするという新たな価値観も創造したい」ということです。
もちろん歴代プレリュードと同じように、2シーターではなく2+2の4座仕様となっているということで、必要であれば後部座席にも乗ることができるという点も重要な要素となっています。
そんな優雅なスペシャリティクーペとして考えられているプレリュードコンセプトではありますが、決して走りが退屈なモデルというワケではありません。
ジャパンモビリティショー2023でホンダは、新型「プレリュードコンセプト」を初公開しました。市販確実との話ですが、どのようなモデルとなるのでしょうか。ホンダの担当者に話を聞きました。
新型「プレリュード」は“現代のデートカー”
ホンダから懐かしい名前“プレリュード”が復活します。ジャパンモビリティショー2023でそのコンセプトモデルとなる新型「プレリュードコンセプト」が発表されましたので、開発責任者のインタビューを交えながら紹介します。このクルマのキーワードは「デートカー」です。
ホンダが「プレリュードコンセプト」世界初公開! 市販化は確実ってホント?
1978年11月、「個性化時代の要請」に応えて、スポーティタイプの小型乗用車として初代プレリュードはデビューしました。
そのボディタイプはスポーティタイプの2ドアフィックストクーペ…つまりはクーペタイプとして歩みを始めたのです。また、新たにスペシャリティ―カーやRV車(のちのSUVなど)をメインとするベルノ店という新系列のディーラーができ、その専売としてラインナップしたのです。
そして2代目は1982年11月にFFスペシャルティカーとして登場。リトラクタブルヘッドライトやフロントにダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用するなど、当時のホンダとしては最先端の仕様でした。
世はまさにバブルに向けて盛り上がりを見せ、さらに、1983年からホンダがF1に復帰するなどでホンダは一気に階段を駆け上がる勢いだった時代です。
1987年4月、まさにバブル真っただ中に3代目プレリュードはデビューします。世界初の舵角応動タイプのホンダ4輪操舵システム(4WS)や、4輪ダブルウイッシュボーンサスペンション、新4輪アンチロックブレーキなど、ホンダ独自の数々の新技術を導入。
F1においてはコンストラクターズタイトルやドライバーズタイトルも獲得するなど破竹の勢いを見せていた時代ですから、当然乗用車市場も活況を見せ、プレリュードも2ドアクーペというボディタイプから若い男女のデートカーとして大ヒット。そのイメージも着実に手に入れていきました。
そして1996年11月、5代目にして最後のプレリュードが誕生しました。大人っぽくなったデザインをまとい、Type Sには吸気抵抗の低減をはじめとする高出力化技術により、2次バランサー搭載エンジンとして初のリッター当たり100馬力、最高出力220PSを誇る専用エンジンを新開発するなど、高性能もアピールしていました。
しかし、バブルがはじけるなど時代は変わり、ミニバンの市場が拡大していくとともに徐々に2ドアクーペ市場は衰退していきます。その結果として各社とも2ドアクーペの生産を終了。プレリュードも2000年9月をもって23年という歴史に幕を下ろしたのです。
プレリュードが初代から一貫して変わらなかったことは、2ドアクーペであること、そして最新技術をまとい、走りを徹底的に磨き込んだスペシャリティカーだったことでした。
プレリュードの市販化は確実!? そのコンセプトの意義とは
そんなプレリュードの歴史が再び動き出したのです。ジャパンモビリティショーのプレスカンファレンスで三部社長自ら新型プレリュードコンセプトに対し「現在、鋭意開発を進めています。ぜひ、ご期待ください」とコメントするように、市販化は確実で、かつそれほど遠くはなさそうな印象でした。
プレリュードコンセプトにはどのような意味合いが込められたのだろうか
今回はハイブリッドとしか発表されず、ダイナミクス性能に関してはお楽しみにということでしたので、そのコンセプトやデザインについて開発責任者の山上智行さんに聞いてみました。
そのテーマは「二人の特別な時間」。まさにスペシャリティカーそのものです。
この二人というのは夫婦でグランドツーリングに行くというシーンだけでないと山上さんはいいます。
「お嬢さんがゴルフに行くときにお父さんが送っていく、お母さんと娘さんがお茶に行くなどのシーンを想像していくと、それはいまの時代のデートなんじゃないかと思ったわけです。
昔、プレリュードはデートカーともいわれましたので、現代のデートを楽しんでもらうような新たな価値観もあるのではないかと考えました」
くるまのニュース編集部
「スーパー耐久シリーズ2023 最終戦」にてホンダは新型「CR-V FCEV」を世界初公開しました。どのような特徴があるクルマなのでしょうか。
スーパー耐久シリーズ最終戦の富士で「CR-V FCEV」を世界初公開
2023年11月11日・12日に富士スピードウェイで開催された「スーパー耐久シリーズ2023 最終戦」にてホンダは新型「CR-V FCEV」を世界初公開しました。
くるまのニュース編集部
ホンダは先進安全運転支援システム「Honda SENSING」をより進化させた、「Honda SENSING 360+」を発表しました。大型セダン新型「アコード」から順次搭載される予定だと言います。
ホンダ車がもっと安全になる! 新型「アコード」から
ホンダは2023年11月17日、同社の誇る先進安全運転支援システム「Honda SENSING」をより進化させた、「Honda SENSING 360+(ホンダ センシング サンロクマル プラス)」を発表しました。
このシステムは、国内でも展開される予定のある全長4962mmの大型セダン 新型「アコード」から順次搭載される予定だと言いますが、一体どのような機能なのでしょうか。
Honda SENSING 360+が搭載される、ホンダ新型「アコード」
ホンダはHonda SENSING 360+について、車両周辺の死角をカバーし交通事故の回避やドライバーの運転負荷の軽減をサポートする、全方位安全運転支援システムだと説明。
まず従来のモデルに採用されていた安全機能「Honda SENSING 360」は、フロントと各コーナーに計5台のミリ波レーダーを装備することで従来の運転では目視での確認が難しかった車両周辺の死角をカバーし、他の車両や歩行者との衝突回避、運転に伴うドライバーの運転負荷を軽減させる安全運転支援システムでした。
今回新たに発表されたHonda SENSING 360+は、上記の機能にくわえて「ドライバーモニタリングカメラ」や「高精度地図」を採用することで、ドライバーの状態確認や車両の制御機能が向上。
これにより、ますますドライバーの運転負荷を軽減させ健康常態やヒューマンエラーを起因とよる事故を抑制し、全ての人が心から安心して自由に移動できるクルマを実現しました。
くるまのニュース / November 21, 2023 at 06:40AM
2023年9月21日に公式ホームページでホンダは新型「アコード」を先行公開しました。実際に販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
ベストカーWeb
セダン版NSXと一部で呼ばれていたほど、走行性能バツグンだった最後のレジェンド。デビューした2015年当時は680万円で、かなり強気の値段であったが内容を見れば納得であった。とはいえ、国内では決して成功とはいえず……それもあってか今中古価格は超が付くほどバーゲンプライスなのだ。もしや狙い目では!?
■今や新車のセダンは超高額車だらけ……ならば中古レジェンドは!?
マイチェンしてド派手フェイスとなったが、デビュー当時の大人しめ顔が逆に新鮮な気も
セダン不人気の時代に入って久しいが、プレミアムなフラッグシップセダンにおいては一定の需要があり、そのフォーマルな佇まいや厳かな雰囲気は他のボディタイプでなかなか出すことができないものだ。
そのためトヨタが誇るレクサスブランドには、未だにLSを筆頭にESやISなど、セダンモデルが多くラインナップされている。
とはいえ新車価格で1000万円を超えるLSはそう簡単に買うことができない。
そのうえISではやや小ぶりということで堂々としたフラッグシップセダンが欲しくてもなかなか手が出せないという人も多いことだろう。
そんなセダン派の人にオススメしたいのが、ホンダが誇るフラッグシップセダン、レジェンドの中古車である!
■NSXと同じ駆動システム!! よだれモノの走りが良すぎる
特徴的なテールランプもイイ!! 2015年デビューながら今も流行中のシャークフィンだって装備
「ジャパンモビリティショー2023」では、ホンダが伝統的な2ドアクーペ「プレリュード」の車名を蘇らせたコンセプトカーを発表し話題となりました。
ホンダを代表する「スペシャリティカー」
2023年10月25日から11月5日まで開催された「ジャパンモビリティショー2023」では、ホンダが新型クーペのコンセプトカー「プレリュード コンセプト」を発表し大きな話題となりました。
このプレリュードとは、2001年まで販売されていたホンダの伝統的な2ドアクーペの車名となりますが、一体どのようなクルマだったのでしょうか。詳しく振り返ってみます。
ホンダが世界初公開した新型「プレリュードコンセプト」
プレリュードは歴代で一貫し、FFの駆動方式を基本としてきたホンダの2ドアクーペです。
初代がデビューしたのは1978年で、ABSや電動サンルーフなど、当時の最新技術が盛り込まれた画期的な一台として登場しました。
この初代モデルは発売以降何度かのマイナーチェンジを行い、1981年までに約31万台もの販売台数を実現。ホンダを代表するスペシャリティカーとして確固たる地位を築きます。
1982年には2代目が登場。
日本車では初となる4輪ABSを搭載したほか、クルーズコンピューター(後期モデルでは廃止)を装備するなど、初代同様に時代を先取った目新しい機能が豊富で、プレリュードという車種が先進的なモデルであることを強く印象づけました。
また、海外製スポーツカーのようなソリッドなデザインも好評で、とくに女性人気が高かったのも本モデルの大きな特徴。
当時、こうした女性人気の高い車は「デートカー」と称され、それによって男性からの人気も獲得していました。
WEB CARTOP
この記事をまとめると ■名車の名前を復活させた「プレリュード・コンセプト」が話題 ■名車の車名を付けることで歴史があって信頼できるブランドであることを表現できる ■OEM車には懐かしい名前が復活しているなんてケースも多い プレリュードの復活に色めき立つ昭和世代 ジャパンモビリティショー2023にて...
くるまのニュース編集部
ホンダは2023年10月25日、新型「プレリュードコンセプト」を世界初公開。そんな新型プレリュードコンセプトをタイプR仕様に変えた「プレリュード タイプR」のレンダリングを、カーデザイナーであるTheo throttle氏が投稿しました。これについて日本のユーザーからも様々な声が上がっています。
ホンダ新型「プレリュード タイプR」!? 投稿に反響集まる
カーデザイナーであるTheo throttle氏は、ジャパンモビリティショー2023(以下、JMS2023)にて世界初公開されたホンダ新型「プレリュード コンセプト」をベースに、ハイパフォーマンスモデルであるタイプR仕様に変えた「プレリュード タイプR」のレンダリングをSNSに投稿。
1990年代に一時代を築いた
「やりたいことをやる」カスタムが信条で、兵庫県神戸市在住の上野さん。愛車は一時代を築いた1996年式のホンダ「アコード ワゴン」だ。当時のカスタムを再現した上野さんの愛車をみていこう。
旧車ならではの愉しみやカスタム
90年代初頭のクルマは誕生から現代までに、すでに30年以上が経過しているということになる。そのため程度の良い個体に出会うには苦労もあるし、車種によっては部品探しが難航することもあるかもしれない。けれどもそんな苦労や苦悩も、旧車に乗るという楽しみのひとつ。より深く愛車に関われるようになることも、旧車を愛するゆえの醍醐味だと思いたい。
カスタムのスタイルは、1990年代をリスペクトするのも手だし、あえてオリジナルを再現して最新ホイールのみで魅せる、といった新旧融合な路線を狙ってみても構わない。どう映えさせるかは、アイディア次第。時代は巡るし、トレンドも巡る。懐かしいけれどどこか新鮮でカッコいい、これからはそんな旧車が激バズるに違いない。
遊び心あふれるUS仕立てのアプローチ
そもそもアメ車好きで、コンパクトなローライダーを目指している上野さん。マフラーカッターは他にない独特な意匠のシボレー用を装着している。さらに足元を飾るのはUS生まれの大ヒットブランド、レクサーニ。きらびやかなデザインがこのスタイルによく似合う。18インチはアコードにしては大径だ。
フロントグリルはUS純正へ変更。Hマークには金箔を貼り付けたゴールドリーフ塗装で色付けて変化を演出しつつ、ローライダー感も出している。ピラーに手描きのカスタム塗装を投入したり、ボディサイドにもピンストを走らせたりと徹底してローライダー感を強調。ボディ色はシャーウッドグリーンパールだ。
ヘッドライトもUS純正へ交換済み。下辺に突起があるのがUS仕様の特徴だとか。オレンジマーカーがUS仕様独特のテイストを底上げする。基本的にUS仕様へのフルコンバージョンだが、ワイパーカウル部分にのみ和柄の塗装を取り入れている。アコードだからこその絶妙なハズしが効いている。フロントガラスのコーナー部にはUSの点検チェックリストステッカーと、海外風に仕立て上げた日本の車検ステッカーを貼り、遊び心もたっぷり。
くるまのニュース編集部
タイで開催されたモーターショー「タイ・モーター・エクスポ2023」で、ホンダのタイ法人は、日本には存在しない「アコード」の“RSグレード”を展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダ新型「アコード“RS”」実車公開
タイで開催されたモーターショー「タイ・モーター・エクスポ2023」で、ホンダのタイ法人は様々な車両を展示しました。その中に、日本には存在しない「アコード」の“RSグレード”が含まれていたようです。
めちゃカッコイイ! ホンダ新型「アコード RS」
アコードはホンダのミッドサイズセダン。初代モデルは1976年に登場と、同社のなかでも歴史の長いモデルです。
今回「タイ・モーター・エクスポ2023」に展示された新型アコードは、2022年11月に米国で世界初公開され、2023年1月に米国で、10月に現地のタイで発売された11代目モデルです。
エクステリアは、流麗で洗練されたスポーティなスタイリングが特徴。長くすっきりとしたボディラインがシンプルながらも先進的な印象を与えます。
インテリアは、日本国内で販売されている車両で言えば「シビック」にも通ずる、統一感のある上質な仕上がり。車室内は、クラストップレベルの広さを実現した心地良くくつろげる空間となっているといいます。
ボディサイズは、全長4962mm×全幅1862mm×全高1449mm。
パワートレインは、システム最大出力204馬力を発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンに2モーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。これに組み合わされるトランスミッションにはE-CVTです。
今回展示された新型アコードは、真っ黒なボディーカラーを身にまとった“RSグレード”。新型アコードについては、日本でも2023年9月21日に先行公開され、2024年春に発売予定となっていますが、公開された画像などには同グレードは含まれていません。
このRSグレードには、フロントグリルとリアにRSの専用エンブレムがあしらわれるほか、LEDのシーケンシャルウインカーやパノラマ電動サンルーフ、ブラック塗装のドアミラー、シャークフィンアンテナ、リアスポイラー、大径18インチアルミホイールなどが採用され、最上級グレードにふさわしい上質かつスポーティな雰囲気をまといます。
Peacock Blue K.K.
ホンダ「プレリュード」は1980年代に王道のデートカーとして高い人気を集めたスポーツクーペです。そんなプレリュードの極上の個体がアメリカのオークションにて登場しました。
極上プレリュードの気になる落札価格とは
ホンダ「プレリュード」は、1980年代に王道のデートカーとして、とくに若者から高い人気を集めたスポーツクーペです。
そんなプレリュードの極上の個体が、アメリカのオークションにて出品されました。
米国で開催されたオークションに出品された 走行距離約6759kmの1987年製ホンダ2代目「プレリュード」
初代プレリュードは1978年にデビュー。国内でも人気が高かった一台でしたが、初速から国外での人気の方が高く、販売された個体の8割以上が海外向けに販売されたと言われています。
今回発見された個体でもある2代目のプレリュードは、1982年に登場。当時の国産車にとっては斬新とも言える、横幅が広く車高が低いスタンスでフルモデルチェンジを果たしました。
この人車離れしたスタイリングが、海外ではもちろん、日本国内でもさらなるプレリュードの人気に拍車をかけ、女性にも好評だったことから「デートカー」という言葉の生みの親となります。
そんな2代目のプレリュードには1.8リッター直列4気筒、または2リッター直列4気筒の2つのエンジンラインナップが用意され、搭載するギアボックスは5速MTか、4速ATの2種類となりました。
走行性能を重視しているクルマというよりは、デートカーというだけあって乗り心地や車内の過ごしやすさを極めたモデルでもあったことから、ロングドライブにも適したクルマでした。
今回オークションで発見されたプレリュードは、1987年式の2代目のラストイヤーにあたる年に生産された個体です。
エクステリアカラーは「フェニックス・レッド」の輝かしい赤色が目を惹きます。光沢あるペイントはピカピカな状態に磨き上げられており、傷ひとつないのが特徴的です。
13インチのホイールを装着し、現代のクルマにはない味わい深くスタイリッシュなルックスが印象的といえます。
インテリアはブラックのコーデュロイシートが、落ち着いた車内空間を演出しています。
やはり長距離のドライブなどを想定して作られたことから、装備面はかなり充実しており、電動サンルーフや、電動サイドミラーなどが搭載されています。
ほかにも、エアコンやクルーズコントロールなど、当時からすれば高級ともいえる装備が揃っており、プレリュードの上質さが伝わってきます。
搭載エンジンは2リッター直列4気筒で、トランスミッションは5速MTが組み合わさり、エンジンルームも綺麗な状態で維持されています。
またメンテナンス履歴なども残されており、極上の状態の一台です。
しかし、この個体の驚くべき点はその走行距離にあり、なんとわずか4200マイル(約6759km)と、35年以上前のクルマとは思えないコンディションで維持されています。
この状態の良さと低走行距離の維持によって、今回のオークションでは7万9000ドル(約1123万円)という、当時の販売価格を5倍ほど上回るプライスタグがつけられました。
ホンダ「プレリュード」は、現在はラインナップから姿を消しているものの、2023年11月に行われた「ジャパン・モビリティー・ショー」では、新型プレリュード・コンセプトがサプライズ発表され、20年以上ぶりの車名復活が決まりました。
発売時期は未定ですが、SNSなどでは2024年から2025年には発売されると噂されており、フルEVモデルとして復活するプレリュードは、令和のデートカーとして再び多くのユーザーから愛される存在になることに期待が寄せられています。
くるまのニュース編集部
2023年12月14日、ホンダの米国法人は、「アメリカン ホンダ コレクション ホール」で新型「プレリュードコンセプト」を展示したと、公式SNSアカウントを通じて公表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
プレリュードは、1978年から5世代にわたって販売された2ドアクーペの「スペシャリティカー」に用いられていた車名です。最終モデルの5代目は、2000年9月をもって23年という歴史に幕を下ろしており、現在は世界のどの市場にも存在しません。
しかし2023年10月25日、ホンダがジャパンモビリティショー2023で新型プレリュードコンセプトを世界初公開。22年ぶりに同車の名称が用いられたクルマが登場しただけあって、大きな話題となりました。
新型プレリュードコンセプトは2ドアクーペです。コンセプトは、“アンリミテッドグライド”で、エクステリアでは、グライダーのように優雅に滑空するイメージを重ね合わせた流麗なデザインが特徴的です。フロントのデザインなどは、グライダーの羽根をイメージしています。
新型プレリュードコンセプトについて、ホンダ代表執行役社長の三部敏宏氏は、発表の場で以下のように発言しています。
「ホンダは、いつの時代もスポーティなクルマづくりに拘ってきました。プレリュードという言葉は、『前奏曲・先駆け』を意味します。このモデルは、本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなります。
新型プレリュードコンセプトは、どこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれる、スペシャリティスポーツモデルです。ホンダだからこそできる“操る喜び”を皆さまにお届けすべく、現在、鋭意開発を進めています。ぜひ、ご期待ください」
つまり、新型プレリュードコンセプトは、ただのコンセプトモデルではなく、市販化に向け“鋭意開発中”のモデルだということ。しかも「2020年代半ばの市販化に向けて開発中」ともしており、2024年もしくは25年に、登場することが予想されます。
くるまのニュース編集部
2023年12月23日、ホンダと中国東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」は、中国の2023捜湖ファッションフェスティバルに、新型「インスパイア」の実車を展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。
2023年12月23日、ホンダと中国東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」は、中国の2023捜湖ファッションフェスティバルに新型「インスパイア」の実車を展示したと、SNSで公表しました。
縦グリルがカッコイイ! ホンダ新型「インスパイア」
インスパイアは、1989年に登場した「アコードインスパイア4ドアハードトップ」を起源に持つ4ドアセダンです。日本では5代目まで販売されていましたが、現行モデルの2018年に中国で誕生した6代目は販売されておらず、海外専売車種となっています。
2023年6月26日には、5年ぶりのフルモデルチェンジを迎えた7代目となる新型インスパイアが初公開されました。今回登場したのも、新型インスパイヤです。
同車について、東風ホンダは「スタイルと知性を兼ね備えた、スマートかつエレガントな“スマートエリートカー”」と説明します。
ボディサイズは、全長4979mm×全幅1862mm×全高1449mmで、トヨタ15代目「クラウン」ほど。ホイールベースは2830mmです。
インテリアは、水平基調のシンプルなインパネや、レザーとスエードのシートが高級感を高めています。また。10.2インチのマルチファンクションディスプレイ、12.3インチのスマートスクリーン、12個のスピーカーから構成されるBOSEオーディオシステムなどが搭載され、快適なドライブに貢献します。
パワートレインは、1.5リッター直列4気筒VTECターボエンジンを搭載するガソリンエンジンモデル(260 TURBO)に加え、最高出力148馬力・最大トルク182Nmを発揮するガソリンエンジンに最高出力183馬力・最大トルク335Nmを発揮するモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル(e:PHEV)も用意。
先進装備は、Honda CONNECT 4.0とHonda SENSING 360を搭載しています。
価格は、260 TURBOが18.28万元(約364万円)から、e:PHEVが22.98万元(約458万円)からです。
ホンダは中国で、今回の新型インスパイアを展開する東風汽車との合弁会社である「東風ホンダ」と、広州汽車との合弁会社である「広汽ホンダ」の2社を設立しています。
広汽ホンダの新型「インテグラ」は、インタグラレーベルという独自のファッションブランドを展開するなど、アパレル業界へのアプローチに積極的なようです。
ホンダは2024年1月上旬にアメリカのラスベガスで開催される世界最大規模の電子機器の展示会「CES2024」において、新たなグローバルEVシリーズを発表すると予告しています。ホンダの発表ではリリースに、スクエアで低く構えたグリルを持つEVらしきモデルの写真が添えられていました。どのようなEVシリーズが登場するのか、非常に楽しみです。
そろそろ次期型NSXが公開される?
ホンダは2024年1月上旬にアメリカのラスベガスで開催される世界最大規模の電子機器の展示会「CES2024」において、新たなグローバルEVシリーズを発表すると予告しています。
ホンダの発表ではリリースに、スクエアで低く構えたグリルを持つEVらしきモデルの写真が添えられていました。どのようなEVシリーズが登場するのか、非常に楽しみです。
えっこれが次期型NSX?期待高まる新型「Acura Electric Vision Design Study」
そこで、クルマ好きとして気になるのは、次の「NSX」のこと。
「NSX」といえば、1990年登場の初代モデル、2016年の2代目モデルと、ホンダのスポーツモデルのトップに君臨してきた、ハイパフォーマンス・スポーツカーです。
アメリカ市場では、Acura(アキュラ)ブランドのフラッグシップとなります。ただし、2代目モデルも2022年に生産が終了され、今は、その存在は空欄となっています。
しかし、「NSX」が消え失せてしまったわけではないようです。
2020年4月に、現在のホンダ社長となる三部敏宏氏が社長就任会見にて、将来に向けて2つのスポーツカーを開発していることを明かしました。
「スペシャリティ」と「フラッグシップ」の2つのモデルです。「スペシャリティ」は、2023年秋の日本での「JMS203」において、「プレリュード・コンセプト」であることがわかりました。
そして、もう1台の「フラッグシップ」は、名前こそ明言されませんでしたが、記者会見で公開されたシルエットを見る限り、次期「NSX」であることは疑いようもありません。
そうとなれば、気になるのは次期「NSX」は、“いつ出てくるのか?”ということです。
その発表の場として、年明けの「CES 2024」は非常に可能性が高いのではないでしょうか
くるまのニュース編集部
ホンダが第1回「ジャパンモビリティショー2023」で発表した「プレリュード コンセプト」(新型プレリュード)について、SNSでアンケート調査を実施しました。ユーザーは歴代プレリュードに何を期待しているのでしょうか。
人気クーペの名が22年ぶりに復活! ファンの反応は!?
ホンダが、2023年10月28日から11月5日まで開催された第1回「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開した「プレリュードコンセプト(新型プレリュード)」は、人気クーペモデルの名を22年ぶりに復活させたことも相まって、大いに話題を呼んでいます。
そんな新型プレリュードについて、編集部はSNSでアンケート調査を実施。歴代プレリュードで最もお気に入りのモデルとその理由をユーザーに聞きました。
プレリュードは、1978年から2001年まで5世代にわたって発売されたホンダの2ドアクーペです。
なかでも1982年に登場した2代目や、1987年にモデルチェンジした3代目は、リトラクタブルヘッドライトを備えたスマートなスタイリングが支持され、バブルの好景気と相まって若い世代を中心に「デートカー」として高い人気を集めました。
続く1991年登場の4代目は、当時ホンダがF1世界選手権(フォーミュラ1)でコンストラクターズチャンピオンを連続で獲得していた黄金期とも重なり、動力性能を向上させたスポーツクーペへとキャラクターを進化させています。
ただ一方でその頃にはユーザーの趣味嗜好も多様化し、ミニバンやSUVなど新たなボディタイプが発展したこともあって、クーペモデルの人気は低迷。
1996年に登場した5代目が2001年に販売を終了してから22年が経過しましたが、直接の後継車は登場しませんでした。
しかし今回のジャパンモビリティショー2023で、ホンダはこうした長い歴史を持つ車名を復活させました。
今回SNS経由で調査したアンケートでは、次の質問をしました。
「プレリュードは、1978年から2001年まで5世代にわたって発売されたスペシャリティクーペです。以下の歴代プレリュードの中で、どのモデルに対し最も好感を持ちますか」
回答は、初代から5代目までと今回の新型、そして「どれも好きではない」の7つから1つを選ぶ形式です。
ホンダ「プレリュードコンセプト」
結果、最も多く選ばれたのは「3代目プレリュード[1987-1991]」で46.2%でした。
理由(自由回答)としては、「フェラーリより低いボンネットがかっこよかった」「高級すぎない、かっこいい、デートカーだった」「フロントノーズが低く車全体が薄くてキレイだから。また、リトラクタブルヘッドライトが好きだから」など、そのデザインを評価する声が並びました。
2番目に人気だったのは、今回公開された「新型プレリュード[発売未定]」(25.0%)です。「時代に合っているから」「エクステリアがかっこいい」「歴代の中で一番スポーツに特化したフォルムだから」といった理由が寄せられました。
3位は「4代目[1991-1996]」(11.5%)です。「歴代のプレリュードの中で1番スポーティーで、当時のF1のように低く身構えたボディが30年ほど前とは思えない完成度で隠れた名車だと思う」「他社のクーペとは一線を画す独特なデザインだったから」といった理由のほか、「20年以上乗っている」「昔父が乗っていた」という人もいました。
以降、4位は「5代目[1996-2001]」(7.7%)、5位は「2代目[1982-1987]」(5.8%)、6位は「初代[1978-1982]」(3.8%)でした。
2代目については「全体のデザインの良さ」「プレリュードのイメージの原点」を理由に挙げる人がいたほか、初代は「やっぱり初代のサンルーフがね」と、国産車で初めて標準装備されたサンルーフに触れる人もいました。
三部社長はジャパンモビリティショー2023の会見で、次のように話しています。
「(新型プレリュードは)どこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれるスペシャリティスポーツモデルです。ホンダだからこそできる“操る喜び”を皆さまにお届けすべく、現在、鋭意開発を進めています」
正式な発売時期や仕様については不明ですが、歴代モデルを抑えて2位に選ばれるほど好評の新型プレリュードの今後に、期待したいところです。
WEB CARTOP
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The post 3兄弟で月販4万台とかもはや怪物! バブルってやっぱスゲーを実感する「マークII・チェイサー・クレスタ」の中身...
この流麗なシルエット。2ドアクーペでないと成立しない美しさだ。
2023年、アメリカでもっとも売れたクルマは、フォードのFシリーズ。言わずとしれたピックアップトラックのベストセリングモデルだ。2023年、約75万台が売れた。2位がシボレー・シルバラード。こちらも約55.5万台が売れている。日本勢のトップは、トヨタRAV4で43.5万台。
これを見てからスポーツカー/2ドア・クーペの販売台数を知ると……その希少価値というか、有り難みが増す。
ホンダ・プレリュードはどうなる?
ホンダ・プレリュード・コンセプト 2020年代半ばの登場が予告されている。
さて、2020年代半ば(2025年?)に、このマーケットに挑むのがホンダだ。ホンダ・プレリュードのメインマーケットは、北米だ。小さくなったとは言え、ブランドイメージを牽引してくれるスポーツカー、2ドアクーペの世界にホンダが戻ってくるのは、自動車ファンには朗報だ。期待したい。
くるまのニュース編集部
ジャパンモビリティショー 2023で世界初公開されたホンダ新型「プレリュード コンセプト」が南カリフォルニアにて展示されました。22年ぶり復活となる新型モデルの登場に、絶えず反響が集まっています。
新型「プレリュード コンセプト」に絶えぬ反響!
ホンダの米国法人は新型「プレリュードコンセプト」を南カリフォルニアの「アメリカン ホンダ コレクション ホール」で展示したことを明らかにしました。
22年ぶりに同車の名称が用いられたクルマが登場したこともあり、ユーザーから高い注目を集めています。
激アツ! 歴代モデルとともに展示された ホンダ新型「プレリュードコンセプト」
プレリュードは、1978年から5世代にわたって販売された2ドアクーペの「スペシャリティカー」に用いられていた車名です。
最終モデルの5代目は、2000年9月をもって23年という歴史に幕を下ろしています。
そんななか2023年10月25日には、ホンダがジャパンモビリティショー2023で新型プレリュードコンセプトを世界初公開しました。
新型プレリュードコンセプトは2ドアクーペで、コンセプトは、“アンリミテッドグライド”。
エクステリアでは、グライダーのように優雅に滑空するイメージを重ね合わせた流麗なデザインが特徴的で、フロントのデザインなどは、グライダーの羽根をイメージしています。
新型プレリュードコンセプトについて、「2020年代半ばの市販化に向けて開発中」と説明されており、2024年もしくは25年に登場することが予想されます。
ユーザーからは「できることならまた乗りたい」「かっこいい!」と称賛する声が見られるなど、22年ぶりのプレリュード復活に期待を寄せる声が多く集まっています。
Response
ホンダ(本田技研工業)と無限(M-TEC)は東京オートサロン2024で、『シビックタイプR』ベースのコンセプトカーを共同で出展した。2台はそれぞれグループA(車体色:赤)、グループB(車体色:銀)と名付けられている。
シビックタイプRグループAは、東京オートサロンでは2度目の登場となる。初登場だった東京オートサロン2023では「シビックタイプR 無限コンセプト」という名称で、これをベースに市販化を目指して改良されたものがグループAだ。そのため、樹脂素材やステンレス素材を基本とした量産仕様の無限パーツ群を装備している。シビックユーザーからすれば、今すぐにでも欲しい一品だろう。
一方のシビックタイプRグループBは、「究極のタイプR」をコンセプトとしたパーツが装備されており、そのコンセプト通り性能向上を前提として開発されたもの。パーツの形状から、カーボンやチタンといった軽量な素材に至るまで、極限まで拘りぬいた無限パーツ群を装備しており、名実ともにハイスペック仕様な車両だ。ボディカラーも、東京オートサロン用の特別色が施されている。
明日は
淡路ノスタルジックカーミーティングがあるみたいですね🙋
10時からか…
どうしようかな…
考えながら
ひとまずおやすみなさい💤
くるまのニュース
「ジャパンモビリティショー2023」でホンダは、「プレリュード コンセプト」を世界初公開しました。プレリュードは、かつて「スペシャルティカー」として人気となったモデルですが、新型モデルとして復活します。
2020年半ばに新型「プレリュード」市販化へ!
2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」でホンダは、「プレリュード コンセプト」を世界初公開して話題になりました。
かつてのプレリュードは、1980年代中頃のバブル景気から2000年代前半にかけてもてはやされた「スペシャルティカー」というジャンルのモデルです。
スペシャルティカーは、コンバーチブル(オープンカー)やクーペといったスポーツカーのようなスタイリングで、快適性や居住性も重視しているクルマのことを指しています。
ホンダが世界初公開した「プレリュードコンセプト」
別名「デートカー」とも呼ばれて当時は非常に人気となったのですが、実用性の高いミニバンやSUVの台頭などにより衰退してしまいました。
そんなプレリュードが、ジャパンモビリティショーにサプライズで登場したことにも驚かされましたが、さらに2020年代半ばに新型「プレリュード」が発売されるということも明らかとなり、期待に胸を膨らませるファンも多いのではないでしょうか。
ベストカーWeb
皆さんは黄金期の三菱を象徴するクルマのひとつ、ディアマンテを覚えているか? ファーストミディアムクラスと評されたこいつには当時の三菱の頭脳を結集した先進装備が数多くあった。今回はそんなディアマンテの一生を皆さんにご覧いただこう。
■デビュー当初は圧倒的な人気を誇ったディアマンテ
三菱のアッパーミドルクラスセダンとして1990年5月に登場したディアマンテは、ライバルに先駆けて3ナンバーのゆったりとした専用ボディを採用し、先進的な装備を多数備えたことで一躍人気車種の筆頭に躍り出た。
その人気ぶりはすさまじく、当初の月販目標台数を大きく上回る受注を受けただけでなく、1990年のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、クルマとしての評価も高い1台だったのだ。
また初代ディアマンテが人気を博したのは、いち早く3ナンバーボディを導入したことの影響も大きかった。
というのも1989年4月に消費税が導入されたタイミングで自動車に関わる諸税が軽減され、排気量に準じた自動車税も3ナンバー車に当たる排気量の額が大幅に引き下げられたのだ。
そのため、それまで憧れの対象だった3ナンバー車も買いやすくなり、排気量も自動車税に合わせた2L、2.5L、3Lと3種類を用意したことで、購入ユーザーのハートをガッチリつかんだのである。
また当時のBMW5シリーズを思わせる逆スラントノーズやマルチビジョンや三菱インテリジェントコックピットシステム、そして上級グレードにも4WDの設定があったことも人気の理由のひとつだった。
エンジンが2L、2.5L、3Lと3種類あったり、4WDの設定があったりと当時の三菱のこのクルマに対する情熱が感じられる
2代目ディアマンテは初代に引き続き先進的な装備を搭載し、トランスミッションは交通状況やドライバーの好みに応じた制御を行うニューロファジイ制御のINVECS-IIを搭載。
さらには現在のレーダークルーズコントロールと同じくカメラとレーザーレーダーを組み合わせて先行車との車間距離をコントロールするシステムを搭載した。
その名も「プレビューディスタンスコントロール」で、通常走行時も先行車との車間距離が近くなり過ぎた場合に警報を発して注意を促すというシステムまで搭載されていたのだ。
ただこの頃になるとライバル車種もキッチリ進化を果たしており、2000年には三菱のリコール隠し問題も発覚して販売台数が激減。
結局2005年まで販売が続けられたものの後継車種が登場することなく終売となってしまった。
A Honda Motor Co. badge on an e electric vehicle in Tokyo, Japan, on Thursday, June 17, 2021. Honda has become the first of Japan’s automakers to state publicly it will phase out sales of gasoline-powered cars completely, setting 2040 as the goal and giving newly minted Chief Executive Officer Toshihiro Mibe a once-in-a-career chance to put his stamp on a firm that can trace its lineage back 84 years. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
(ブルームバーグ): ホンダは8日、今期(2024年3月期)営業利益予想を500億円引き上げて1兆2500億円とした。市場予想の1兆3026億円は下回った。また、追加の自社株買いを行う方針も示した。
発表資料によると、従来見通し比で為替影響が530億円、値上げや原材料価格の低下などによる影響が営業利益を400億円押し上げる一方、品質関連費用などの経費で320億円の減益要因となった。
ホンダは同日、発行済み株式総数の0.7%、500億円を上限とした自己株取得を実施すると発表した。同社は昨年5月、2000億円を上限とした自社株買いを発表していたが、12月7日までに完了していた。
今でこそ世界で確固たる地位を築いている日本車だが、暗黒のオイルショックで牙を抜かれた1970年代、それを克服し高性能化が顕著になりイケイケ状態だった1980年代、バルブ崩壊により1989年を頂点に凋落の兆しを見せた1990年代など波乱万丈の変遷をたどった。高性能や豪華さで魅了したクルマ、デザインで賛否分かれたクルマ、時代を先取りして成功したクルマ、逆にそれが仇となったクルマなどなどいろいろ。本連載は昭和40年代に生まれたオジサンによる日本車回顧録。連載第2回目に取り上げるのは元祖デートカーと呼ばれた2代目ホンダプレリュードだ。
見惚れるほどのエクステリアデザイン
ホンダのスペシャルティクーペのプレリュードは、1978年に初代モデルがデビュー。王道的なクーペスタイルで玄人受けはしたが、没個性の顔で特別感がなかったこともあり、存在が地味だった。2代目で初めてプレリュードと言う名前を知ったという人も珍しくなかった。
1978年に登場した初代プレリュードはワイド&ローフォルムの王道的なクーペルックだったが、顔が没個性で地味だった
それに対し1982年11月にデビューした2代目プレリュードは、初代のワイド&ローフォルムを踏襲しつつ、さらにボンネット高を下げてスタイリッシュに変貌。
1978年にトヨタ2000GT以来となるリトラクタブルヘッドライトを備えて登場したマツダサバンナRX-7(SA22C)以降、リトラクタブルヘッドライト車は増殖しつつあったが、プレリュードのブラックアウトされたリトラクタブルヘッドライトは高級感があり、ノーズ(ボンネット部分)の低さがより強調さてカッコよかった。1983年にドアミラーが解禁されてからは、さらにカッコよさが増した。
2代目プレリュードはブラックアウトされたリトラクタブルヘッドランプにより顔がシャープ。エンジンが入っているとは思えないほど低いボンネットが特徴的
それから内装もよかった。開放感満点のサンルーフ、スポーティなインパネ(トップグレードのXXには液晶デジタルメーターがオプション設定)、小径で太いグリップのステアリング、フルバケットシートもスポーティと好評。シートと言えば運転席に座ったまま助手席のシートバックを倒せる機能が付けられていて重宝した人もいるだろう。2人のプライベート空間、シートを倒す……、高校生の私はいろいろ想像を膨らませたものだ。
2代目プレリュードの価格は136万~171万8000円で、同じホンダの大衆車のシビックに20万円程度足せば手に入れられる価格設定も若者にとって絶妙だった。大学生だってプレリュードを買うためにバイトに励んだ。2代目プレリュードは一点豪華主義と笑われようが、メシを抜いてひもじい思いをしようが、女の子にモテたかった男たちの象徴だ!! 1987年に登場した2代目はさらに洗練され大人気となったが、2代目があってこその人気だ。
2023年10月に開催されたジャパンモビリティショーで、ホンダは新型プレリュードコンセプトを世界初公開。久々に復活するプレリュードの名前に、若かりし頃の想いを馳せた中高年は少なくなかったはずだ。
くるまのニュース
ホンダが「ジャパンモビリティショー2023」でプロトタイプを公開した次期「プレリュード」ですが、これをさらに進化させた「タイプR」の予想CGが密かに話題を呼んでいます。実現性はあるのでしょうか。
次期「プレリュード」に期待大! 進化系の存在もあるのか?
2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」でホンダが初公開した「プレリュードコンセプト」は、今すぐにでも市販できそうな仕上がりに映りますが、2024年2月時点で詳細は未発表のままです。
2023年10月に発表された「プレリュード コンセプト」には「デートカー」としての素質はあるのでしょうか。
新型プレリュードは「デートカー」なのか?
かつてホンダから発売されていた「プレリュード」は、「デートカー」として当時の日本で一世を風靡しました。
2023年10月に発表された「プレリュード コンセプト」にも、「デートカー」としての素質はあるのでしょうか。
ホンダが世界初公開した「プレリュードコンセプト」
「ジャパン・モビリティ・ショー2023」で最も注目を集めたもののひとつがホンダ「プレリュード コンセプト」で、2020年代半ばの発売が予定されています。
1978年から2001年にかけて販売されていたプレリュードは、その流麗なデザインとスポーティな走りを持つ「スペシャリティカー」として国内外で高い人気を誇りました。
特に、2代目プレリュードは「デートカー」と呼ばれ、バブルに沸く当時の日本で一世を風靡したことで知られています。
そうした経緯もあり、多くのユーザーはプレリュード コンセプトに対してかつての「デートカー」の面影を重ねているようです。
実際のところ、このプレリュード コンセプトは現代における「デートカー」と呼べるものになるのでしょうか。
「デートカー」というもの自体に厳密な定義はありませんが、一般的には「クーペボディの国産車」「手頃な価格」「デートに適した装備」という条件を満たしているものであると考えられます。
Motor-Fan[モーターファン]
歴代初のターボエンジンを搭載してFF最速記録を更新
ホンダは、2015(平成27)年3月3日~15日に開催されたジュネーブモーターショーで新型(4代目)「シビック・タイプR」を世界初公開。4代目タイプRは、歴代初のターボエンジン“VTECターボ”を搭載して、ニュルブルリンクの記録を更新してFF世界最速モデルとなった。
ホンダのレーシングスピリットを凝縮したタイプR誕生
初代シビック・タイプRは、シビックの究極のスポーツモデルとして1997年にデビューした。
タイプRは、それまでのスポーツグレード「ハッチバックSiR」をベースにさらにハイチューンし、一般路だけでなくサーキットでも他を圧倒するパワフルな走りを目標として誕生。心臓部となるエンジンは、1.6L直4 DOHCのVTECエンジンを搭載、高圧縮比や各部の軽量化、フリクション低減、吸排気抵抗の低減などを行い、NA(無過給)ながら最高出力185PS/8200rpm、最大トルク16.3kgm/7500rpmを生み出した。
初代プレリュードは、1978年に発売。1982年にデビューした2代目で人気が爆発、当時若者の「デートカー」として一世を風靡した。1996年から2001年に販売された5代目を最後に生産終了となったが、数年前から復活の噂があったが、いよいよ現実となりそうだ。
同社は2022年4月、「四輪電動ビジネスの取り組みについて」という発表内で、今後「スペシャリティ」と「フラッグシップ」という2台の電動スポーツカーをグローバルに販売することを明らかにしており、プレリュード コンセプトが「スペシャリティ」モデルとなる。
Motor-Fan
先進技術を満載の3代目プレリュードで人気は最高潮に
1987(昭和62)年4月10日、ホンダの3代目「プレリュード」がデビュー。プレリュードは、ホンダ初のFFスペシャリティクーペ。大ヒットした2代目に続いた3代目は、さらにその魅力に磨きをかけ、デート時に好まれる“デートカー”の象徴的存在となったのだ。
3代目プレリュード
1987年にデビューした3代目「プレリュード」。2代目のキープコンセプトながら世界初の4WSを採用するなどブラッシュアップ
ホンダ初のスペシャリティカーとして誕生したプレリュード
1970年代後半、CVCCエンジンを中心とした低公害技術で他社に先行したホンダは、「シビック」と「アコード」が日米で好調な販売を記録した。ホンダが次に目指したのは、若者をターゲットにしたスペシャリティカーであり、その期待を背負って1978年に登場したのが、初代「プレリュード」だ。
初代「プレリュード」
1978年に誕生した初代「プレリュード」。スペシャリティカーにしてはやや地味なスタイリング
初代プレリュードは、直線基調のワイド&ローのオーソドックスなクーペスタイルだが、雰囲気的には落ち着いた大人向きだった。パワートレインは、アコード1800と共通のCVCCを組み込んだ1.8L直4 SOHCエンジンと、5速MTおよびホンダマチックATの組み合わせ。駆動方式はFFながら、ホンダらしく優れた走行安定性と操縦安定性が実現されていた。
スペシャリティカーとして登場したプレリュードだったが、スタイリングが地味だったため、FRのトヨタ「セリカ」や日産「シルビア」のようなスタイリッシュさやダイナミックさに欠け、日本での販売は期待されたほど伸びず、むしろ米国で評価された。
ワイド&ローのスポーティなフォルムで大ヒットした2代目
プレリュードは、1982年に初のモデルチェンジで2代目に移行。2代目は、初代のコンセプトを継承しつつも、若者向けにスポーティに仕上げられた。
リトラクタブルヘッドライトによってノーズを下げ、全高が1300mmを下回る超ワイド&ローのスポーティなスタイリングを採用。パワートレインは、1.8L直4 SOHCのCVCCエンジンと、5速MTおよび4速ATの組み合わせ、駆動方式は、FRが主流の時代に初代同様、先進的なFFで勝負した。
WEB CARTOP
この記事をまとめると ■長きに渡ってホンダのフラッグシップサルーンとして発売されていたレジェンドにはクーペが存在していた ■レジェンドクーペは発売当初は「2ドアハードトップ」を名乗り、2代目となって初めて「クーペ」を名乗った ■レジェンドに2ドアモデルが設定されたのは2代目までで3代目登場とともに姿...
ホンダの不正対象は22車種、325万台 「フィット」など
(毎日新聞)
国土交通省が自動車メーカー5社に対して、型式指定申請で不正のあった車種の出荷停止などを指示したことを受け、ホンダの三部敏宏社長は3日の記者会見で「認証試験は安心・安全に使っていただくための前提であり、今回の結果を重く受け止めている」と述べた。
東京都港区のホンダ本社へ立ち入り検査に入る国交省の担当者
自動車などの大手5社で大量生産に必要な「型式指定」の認証不正があった問題で、国土交通省は10日、道路運送車両法に基づき、東京都港区のホンダ本社を立ち入り検査した。トヨタ自動車、ヤマハ発動機、スズキに続き4社目。再発防止を求める是正命令などの行政処分を検討する。残るマツダにも近く立ち入る。
国交省によると、ホンダは過去に生産していた「フィット」など22車種で2009~17年、騒音試験で成績書を虚偽記載するなどしていた。現行生産の車種で不正はなく、国交省は出荷停止を指示していない。
5社はいずれも安全性は問題ないとしているが、国交省は検査と並行して、不正のあった車種が安全や環境に関する性能の基準(保安基準)を満たすかどうか試験する。基準に適合していれば出荷停止指示を解除し、不適合ならリコールの検討をメーカーに指導する。
型式指定を巡っては、トヨタグループのダイハツ工業や豊田自動織機で不正が相次ぎ、国交省は自動車メーカーなど85社に不正の有無の調査を求めていた。
Motor-Fan[モーターファン]
■燃費や安全性能を追求した高級セダンのインスパイア
2003(平成15)年6月18日、ホンダが4代目「インスパイア」を発表(発売は翌日)した。4代目は、スポーティな走りと洗練されたスタイリングの高級セダンで、可変シリンダー機構や自動ブレーキシステムなど、燃費と安全性を追求した、画期的な技術を満載した先進モデルである。
●ハイソカーブームの中で誕生した初代インスパイア
ホンダ初代「インスパイア」
1989年にデビューしたホンダ初代「インスパイア」。縦置き5気筒エンジンの世界初のFFミッドシップレイアウトを採用
バブル好景気によって引き起こされたハイソカーブーム真っ只中の1989年、その流れに乗るためホンダが投入したのが、高級セダンの初代インスパイア「アコード・インスパイア」である。
注目は、アウディやボルボが採用している希少な直列5気筒エンジンを縦置きにし、世界初のFFミッドシップレイアウトを採用したこと。さらに、国産車初のエアバッグを搭載(オプション設定)したことだった。
直列6気筒だと縦置きが難しいので5気筒とし、4気筒と6気筒の良いとこ取りができるのが狙い。先進的なレイアウトで話題となったものの、エンジンが2.0Lでボディも5ナンバーサイズであったため、他のハイソカーと比べると見劣りしてヒットとはならなかった。
その後、3ナンバー化やエンジンの2.5L化など商品力強化を図り、車名をインスパイアと単独ネームとして、1995年に2代目、1998年に3代目へとバトンを渡した。
●4代目は、画期的な燃費低減技術や安全支援技術を採用
2003年に登場した4代目インスパイアは、アグレッシブでシャープなスタリングとなり、車両価格270万円/295万円/350万円の3つのグレードが設定された。4代目も先進技術を積極的に採用し、なかでも3.0L V6 i-VTECエンジンを利用した可変シリンダー機構と、国産車初の自動ブレーキの2つのシステムが画期的だった。
・6気筒⇔3気筒を切替える可変シリンダー機構
可変シリンダー制御は、搭載エンジンの3.0L V6 i-VTECエンジンの可変バルブ機構を利用し、運転状態に応じて6気筒のうちの特定気筒のバルブリフトを極小にし、燃焼させずに休止(休筒)させて燃費を向上させる手法。“休筒システム”とも呼ばれ、発進や加速時のような負荷が大きいときには6気筒で、クルージングや減速時などではバンク片側の3気筒で走行し、3.0Lでありながら2.4L直4クラスの燃費を達成した。
ホンダ4代目「インスパイア」で採用されたCMS(追突軽減ブレーキ)+E-プリテンショナーシステム構成
・世界初の自動(追突軽減)ブレーキシステム
今でこそ標準的な運転支援技術だが、ミリ波レーダーを使った世界初となる「追突軽減ブレーキ(CMS)」と、「E-プリテンションナー」は、当時としては画期的だった。CMSは、追突の危険性を察知すると警告を与えるとともに、追突速度を落として衝突時の被害を軽減する。また、E-プリテンションナーは、CMSと連動して追突の危険性が高い場合に運転席シートベルトを弱く2~3回引き込むことで、ドライバーに警告。回避が困難と判断した場合にはシートベルトを強く引き込み、追突時の被害軽減を図るのだ。
2003年にデビューしたホンダ4代目「インスパイア」
・・・・・・
初代は希少な5気筒のFFフロントミッドシップ、2代目はエアバッグやABSを標準装備、3代目からV6エンジン換装、4代目は可変シリンダー、自動ブレーキと、常に最先端技術を採用してきたインスパイア。セダン冬の時代に登場したこともあり、実力の割に市場で評価されなかったクルマだった。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。
くるまのニュース
ホンダのアメリカ法人は2024年6月12日、「シビック(セダン)」の改良新型を2025年モデルとして発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
Yahoo, 1,140,000~
くるまのニュース編集部
ホンダのアメリカ法人が2024年6月12日、改良モデルのセダン型「シビック」を発表し、「かっこいい」など反響の声が集まっています。
3年ぶり顔面刷新
ホンダのアメリカ法人が2024年6月12日、改良モデルのセダン型「シビック」を発表。反響の声が集まっています。...
MOBY
車の印象を大きく変える『ホイール』
車の足元を飾るホイールは、それひとつで車の印象を大きく変えることができるドレスアップパーツのひとつです。
新車を購入時にも車種ごとに異なるデザインがあるほか、同じ車種でもグレード別、さらにはオプションパーツとしてさまざまなデザインが用意されているため、ホイールは新車購入時に悩む人が多い選択のひとつとなっています。
自動車メーカー以外のブランド、いわゆる社外品のホイールも多数発売されていて、スポーティなものやラグジュアリーなものなど、さまざまなデザインの中から選び抜いたホイールを装着した愛車はより愛着が増すもの。
一昔前は車のカスタマイズにおいて「日本国内メーカーの純正ホイールはデザインが良くない」と言われていましたが、現在は日本国内メーカーの純正ホイールもデザイン性が向上。
どの車種でも、その車によく似合うホイールを純正で採用するメーカーが増えています。...
WEB CARTOP
この記事をまとめると ■シビックの派生モデルとしては姉妹車のバラードとさらにその姉妹車のバラードスポーツCR-Xがあった ■CR-Xはシビックのシャシーをショートホイールベース化して軽量ボディを組み合わせたFFスポーツ ■CR-XはライトウエイトFFスポーツという新たなジャンルを開拓した バラードの...
ベストカーWeb
クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばないというクルマも多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
難易度/★★★☆☆
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●正解:ホンダ・ビガー(3代目/1989-1995)
ホンダ・ビガー(3代目/1989-1995)
1989年にフルモデルチェンジを実施した3代目ビガーは、アコードインスパイア/インスパイアの姉妹車に相当する上級セダン。アコードインスパイアはクリオ店、ビガーはベルノ店系列で販売されました。
「FFミッドシップ」と呼ばれる、2Lの直列5気筒エンジンを縦置きで配置する世界初のエンジンレイアウトを採用。個性的なエンジン配置により、ロングホイールベース・ショートオーバーハングを実現し、FR車のような美しいフォルムを備えていました。
1992年にマイナーチェンジを実施し、ボディを3ナンバーサイズに拡大するとともに、2.5Lの直列5気筒エンジン車を追加。3代目ビガーの販売終了後は、車種統合によりビガーの車名は消滅しましたが、基本コンセプトは1995年に販売を開始したセイバー(インスパイアの兄弟車)に受け継がれました。